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「テーマ別経県値」の誕生

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記事数=62件/更新日:2019年1月19日

当サイトの一大コンテンツである「経県値」。2018年6月にはアプリもリリースされ、人気を博しています。

そして同年10月、アプリのコンテンツ充実を目指し「テーマ別経県値構想」が立ち上がりました。
最初のテーマは「観光」。全ての都道府県を5つの観光エリアに分け、点数を計算するものです。

まだ正式に決まったりアプリに反映されたわけではありませんが、今後の発展が楽しみです。

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★推奨します★(元祖いいね) グリグリ

記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[96959]2018年10月29日
グリグリ
[96960]2018年10月30日
白桃
[96963]2018年10月31日
グリグリ
[96964]2018年10月31日
スナフキん
[96965]2018年10月31日
グリグリ
[96971]2018年11月3日
ekinenpyou
[96975]2018年11月3日
伊豆之国
[96978]2018年11月4日
駿河の民
[96983]2018年11月6日
ただけん
[96989]2018年11月8日
ぺとぺと
[96990]2018年11月9日
グリグリ
[97061]2018年12月4日
グリグリ
[97067]2018年12月5日
グリグリ
[97073]2018年12月6日
グリグリ
[97077]2018年12月7日
ぺとぺと
[97080]2018年12月7日
グリグリ
[97084]2018年12月7日
今川焼
[97088]2018年12月8日
グリグリ
[97091]2018年12月8日
伊豆之国
[97092]2018年12月9日
今川焼
[97094]2018年12月9日
グリグリ
[97100]2018年12月10日
グリグリ
[97102]2018年12月11日
グリグリ
[97103]2018年12月11日
デスクトップ鉄
[97108]2018年12月13日
グリグリ
[97110]2018年12月13日
デスクトップ鉄
[97111]2018年12月13日
グリグリ
[97113]2018年12月14日
じゃごたろ
[97114]2018年12月14日
とりぴー
[97117]2018年12月15日
ぺとぺと
[97118]2018年12月15日
鳴子こけし
[97124]2018年12月15日
千本桜
[97125]2018年12月15日
グリグリ
[97126]2018年12月15日
伊豆之国
[97127]2018年12月16日
鳴子こけし
[97128]2018年12月16日
k_ito
[97129]2018年12月16日
グリグリ
[97131]2018年12月16日
グリグリ
[97135]2018年12月17日
グリグリ
[97136]2018年12月17日
グリグリ
[97139]2018年12月17日
デスクトップ鉄
[97140]2018年12月18日
グリグリ
[97141]2018年12月18日
伊豆之国
[97142]2018年12月19日
グリグリ
[97143]2018年12月19日
グリグリ
[97147]2018年12月20日
じゃごたろ
[97148]2018年12月21日
白桃
[97149]2018年12月21日
[97150]2018年12月21日
グリグリ
[97159]2018年12月24日
とりぴー
[97160]2018年12月24日
グリグリ
[97162]2018年12月25日
とりぴー
[97164]2018年12月26日
グリグリ
[97172]2018年12月30日
伊豆之国
[97176]2018年12月31日
EMM
[97177]2018年12月31日
グリグリ
[97178]2018年12月31日
駿河の民
[97179]2018年12月31日
EMM
[97181]2018年12月31日
EMM
[97371]2019年1月7日
グリグリ
[97493]2019年1月18日
駿河の民
[97495]2019年1月19日
デスクトップ鉄

[96959] 2018年 10月 29日(月)18:46:58【3】オーナー グリグリ
観光地経県値
アプリ開発集団「Qdan(くだん)」の協力で6月にリリースした経県値アプリのユーザーが増えています。リリース直後には、iOSおよびAndroidのいずれもDL数が跳ね上がりましたが、経県値を算出した後にシェアする方が多く、その後もDL数が安定しています。iOSよりもAndroidのユーザーが多く、若年層よりも大人ユーザーのDLが多いのが特徴のようです。

当サイトから生まれた経県値がアプリとして広く認知されて行くことはとても嬉しいことですね。Qdanさんともいろいろ話をしていますが、お互いに経県値をさらに面白く発展させたいと考えています。例えば、市区町村への拡張として、東京都経県値、千葉県経県値というように、47都道府県ごとの市区町村版経県値のアイディアがあります。認市度の市区町村版ですね。これは、地図表現の開発が手間が掛かりそうなのと、やはりマニアック方向であることから、ちょっと二の足を踏んでいます。

表題にあるように、経県値を都道府県の観光や名産、あるいは、レジャーなどの領域に広げるという案もあります。例えば、47都道府県ごとに、5か所の観光地を選定しておき、行ったことがある観光地1か所につき1点として経県値を算出するというアイディアです。経県値の変形として楽しめるのではないかなと思っています。観光地経県値、地酒経県値、遊園地経県値、寺社経県値、鉄道駅経県値、温泉経県値など、いろいろ変化を楽しめるかなと思います。

都道府県ごとに5か所に固定するのが良いか、それとももっと数を増やすか、あるいは都道府県ごとに数が違っても良いかなど、検討の余地はいろいろありそうです。ぜひみなさんのご意見も頂ければと思います。

観光地経県値、千葉県だと、東京ディズニーランド、成田山新勝寺、犬吠埼、海ほたる、館山市、あたりがバランスからも良いかなと考えますが、他にもいろいろ出てくるので選定はかなり難しいというかクレームがつくかもしれませんね。このあたりのまとめ方についてもご意見があればと思います。

落書き帳的には、マニアック経県値として、難読地名経県値なんて展開もありですね。

観光地経県値を想定して、47都道府県ごとに5か所の候補地をどなたか挙げてみませんか。
[96960] 2018年 10月 30日(火)14:13:07白桃 さん
白桃の観光地250選
[96959]オーナー グリグリさん
観光地経県値を想定して、47都道府県ごとに5か所の候補地をどなたか挙げてみませんか。
市町村人口ほどには関心がありませんが、 人生の半分以上関わって来たことなので、一応、候補地を挙げてみました。
ひと口に観光地と言っても、ピンポイント的なものもあるし、広域にわたるところ、漠然としたところ、イロイロですから、ちょっと躊躇しましたが、エイ・やー!で自由に選んでいます。北海道と京都府は10か所、特別番外(観光地と言うか想い出の場所です。)として5か所、合計250か所です。

都道府県12345
北海道函館札幌小樽知床登別温泉
旭山動物園阿寒湖摩周湖大沼 トマム
青森県弘前城十和田湖恐山奥入瀬仏ケ浦
岩手県平泉猊鼻渓浄土ヶ浜遠野小岩井農場
宮城県松島蔵王青葉城一目千本桜鳴子温泉
秋田県角館白神山地田沢湖寒風山大曲(花火)
山形県山寺羽黒山致道博物館山居倉庫銀山温泉
福島県鶴ヶ城猪苗代湖大内宿三春滝桜スパリゾートハワイアンズ
茨城県袋田の滝偕楽園潮来筑波山ひたち海浜公園
栃木県日光華厳滝鬼怒川温泉 足利栃木市
群馬県草津温泉尾瀬伊香保温泉谷川岳赤城山
埼玉県長瀞川越鉄道博物館権現堂桜堤秩父
千葉県TDR成田山新勝寺銚子鋸山養老渓谷
東京都スカイツリー浅草皇居高尾山小笠原
神奈川県鎌倉横浜中華街江ノ島箱根小田原城
新潟県佐渡越後湯沢寺泊弥彦神社瓢湖
富山県黒部峡谷五箇山瑞泉寺越中八尾雨晴海岸
石川県兼六園那谷寺和倉温泉 輪島千里浜ドライブウェイ
福井県永平寺東尋坊三方五湖九頭竜峡芦原温泉
山梨県昇仙峡富士五湖清里高原忍野八海 笛吹川フルーツ公園
長野県軽井沢上高地善光寺松本城安曇野
岐阜県高山白川郷 日本ライン 下呂温泉馬籠宿
静岡県三保松原白糸の滝大井川鉄道熱海 伊豆半島
愛知県名古屋城豊川稲荷明治村香嵐渓伊良湖岬
三重県伊勢神宮賢島伊賀上野長島温泉鈴鹿サーキット
滋賀県比叡山彦根城琵琶湖長浜三井アウトレットパーク
京都府嵐山天橋立伏見稲荷清水寺金閣寺
平等院大原西芳寺伊根舟屋二条城
大阪府USJ大阪城万博記念公園箕面滝四天王寺
兵庫県姫路城城崎温泉北野異人館街竹田城址甲子園球場
奈良県奈良法隆寺吉野山長谷寺室生寺
和歌山県高野山熊野古道白浜温泉那智滝 アドベンチャーワールド
鳥取県鳥取砂丘三徳山大山境港三朝温泉
島根県出雲大社石見銀山津和野足立美術館松江城
岡山県後楽園倉敷美観地区蒜山高原牛窓備中松山城
広島県宮島原爆ドーム尾道竹原耕三寺
山口県秋吉台錦帯橋瑠璃光寺青海島
徳島県鳴門脇町大歩危小歩危 かづら橋霊山寺
香川県金刀比羅宮栗林公園屋島小豆島直島
愛媛県道後温泉松山城しまなみ海道石手寺内子
高知県桂浜龍河洞足摺岬四万十川西島園芸団地
福岡県太宰府柳川九州国立博物館キャナルシティ博多門司港レトロ
佐賀県吉野ヶ里遺跡祐徳稲荷虹の松原有田呼子
長崎県長崎ハウステンボス平戸雲仙九十九島
熊本県阿蘇天草熊本城通潤橋球磨川
大分県別府温泉由布院日田耶馬渓国東半島
宮崎県青島高千穂都井岬鵜戸神宮飫肥
鹿児島県屋久島仙厳園指宿温泉霧島神宮 知覧武家屋敷
沖縄県首里城沖縄美ら海水族館古宇利島竹富島 川平湾
特別番外富士山岩出山半田山※大窪寺三本松

※半田山は岡山市にある丘陵です。駅伝練習の休憩時に市街の方を見て、♪登れば見える君の家~と「青春の城下町」を口ずさんでおりました。因みに、キミの下宿先は、どこにあるのか詳しいことは分からず、妄想のハナシ。
[96963] 2018年 10月 31日(水)10:27:54【1】オーナー グリグリ
テーマ型経県値について
【追加・訂正】5項を訂正、6項を追加しました。

[96959]で提示した観光地経県値について、[96960]白桃さん、さっそく選定案をありがとうございました。観光地の選定については記事を改めたいと思いますが、その前に、テーマ型経県値の仕様を固めたいと考えています。検討ポイントごとにまとめてみました。

1.企画名称
「テーマ型経県値」とする。個別名称は、「テーマ名+経県値」とする。

2.企画概要
「経県値」の「居住・宿泊・訪問・接地・通過・未踏」に代えて、あるテーマについてのチェックポイントを都道府県ごとに5か所(5件)選定する。そのチェックポイントをクリアした場合に、チェックポイント1か所あたり1点を獲得する。都道府県ごとの獲得点数を計算し、47都道府県の総合計をそのテーマの経県値とする。

3.テーマについて
観光地、温泉、公園、遊園地、寺社、鉄道駅、建造物、テーマパーク、美術館・博物館、絶景、夜景、地酒、銘菓、名物等、都道府県ごとに抽出選定できるテーマを選ぶ。

4.チェックポイントについて
都道府県ごとに5か所(5件)選定する(現在の経県値との親和性を考慮)。あるテーマについて一旦選定したチェックポイントは、すでに利用中の方を考慮して変更しない。チェックポイント選定の妥当性などに問題が発生した場合は、新たにテーマを設定することで対応する。「観光地」に対して「観光地2」というように。

5.チェックポイントの選定について
テーマによっては、対象をピンポイントで絞れるものに限らず、広域地名のように漠然とするものを選ぶ場合もある。また、都道府県の特定の地域に固まり過ぎないように5か所(5件)をバランス良く選定する。

6.チェックポイントのクリア条件について
特定の場所(広域地名も含め)については、その場所に到達することを条件とする。地酒や銘菓など物産の場合は、取り寄せて飲食するなどの実体験を条件とする。

以上の仕様を前提に、具体的なテーマの選定とチェックポイントの選定を進めてみたいと考えています。選定が終わったテーマから、当サイトの経県値ページにテーマ型経県値を追加するとともに、Qdanさんによる開発を行い、既存経県値アプリのアップデートを行う予定です。アプリのアップデートを先行する場合や、アプリのアップデートだけの場合もあるかと思います。新規アプリではなく既存アプリのアップデートで対応するのは、既存利用者の利便性や普及のし易さを考慮したものです。

上記の考え方について、こうした方がもっと良くなるなど、アイディアやご意見を頂ければ嬉しいです。

具体的なテーマですが、最初に挙げた観光地というのは漠然としていてチェックポイントの選定が難しい面があります。絞り込みやすい温泉、夜景、銘菓などから始めるという案もあります。とはいえ、観光地という総合的なテーマは外したくないという思いもありますので、幾つかのテーマを同時進行してもいいかなと思っています。
[96964] 2018年 10月 31日(水)12:45:25スナフキん さん
テーマ型経県値の件
すっかりごぶさたしておりました。

タイトルの件、面白いと思います。ただ…いくらお遊びとは言え、「主観で決めましたぁ!」というチェックポイントは広く流布するのであればある程度クレームを受ける覚悟が要りそうです。客観的な指標が当てやすいもの、あるいは総意が得られやすいもの、あたりのテーマから始めると企画自体の難易度が低くユーザも飛びつきやすいのかなと。

また、例示されたテーマの中には偏在著しいものもありますよね。駅や温泉は間違いなく沖縄には不利ですし選定難必至です。沖縄ほどではないにしても、鉄道密度がそもそも低い宮崎や大分は駅の選定に苦労しそうですし、温泉にしても昨今は「掘り当て」が進んで過去ほどではなくとも、やはり四国4県の選定難は動かないでしょう。逆に温泉豊富な道県との偏差やユーザから見た難易度差も、少し気になるところです。

県ごとに雑学を紹介する書籍は過去に手がけたことがあり、若干内容は古いものの参考資料として提供することは可能です。取り上げられたものとしては例えば、祭りや行事、ゆかりの人物、特産品などがあります。一見これらでよさそうに思えるのですけど、この「ゆかりの人物」というのがまたなかなか曲者でして、中にはこじつけっぽいのも含まれているため、右から左にせずある程度の精査は必要ですが…。
[96965] 2018年 10月 31日(水)17:55:19オーナー グリグリ
Re:テーマ型経県値の件
[96964] スナフキんさん
すっかりごぶさたしておりました。
こちらこそお久しぶりです。
タイトルの件、面白いと思います。
ありがとうございます。
ただ…いくらお遊びとは言え、「主観で決めましたぁ!」というチェックポイントは広く流布するのであればある程度クレームを受ける覚悟が要りそうです。客観的な指標が当てやすいもの、あるいは総意が得られやすいもの、あたりのテーマから始めると企画自体の難易度が低くユーザも飛びつきやすいのかなと。
はい、その通りですね。覚悟すれば良いだけでもないと思っていますので、ある程度権威のある選定ができないかと考えています。夜景については、夜景サイトyakei.jpの運営者とは知り合いなので、さっそく企画を持ち掛けて、47都道府県ごとに5か所のチェックポイントの選定を依頼しました。夜景は第一候補です。
また、例示されたテーマの中には偏在著しいものもありますよね。駅や温泉は間違いなく沖縄には不利ですし選定難必至です。沖縄ほどではないにしても、鉄道密度がそもそも低い宮崎や大分は駅の選定に苦労しそうですし、温泉にしても昨今は「掘り当て」が進んで過去ほどではなくとも、やはり四国4県の選定難は動かないでしょう。逆に温泉豊富な道県との偏差やユーザから見た難易度差も、少し気になるところです。
この問題については、一律5か所に統一する制約を考えた時に悩みましたが、現在の経県値との親和性を優先したいことと、47都道府県に差をつけることはしたくないと考えています。多少強引でも5か所ずつというバランスと単純化は、長い目で見ればメリットになると考えています。テーマの選定の幅が狭まるというデメリットは工夫できる面もあると思っています。例えば、海岸経県値は海のない県があるため実現不可能ですが、海岸と河岸と対象を広げれば展開できるかもしれません。
県ごとに雑学を紹介する書籍は過去に手がけたことがあり、若干内容は古いものの参考資料として提供することは可能です。取り上げられたものとしては例えば、祭りや行事、ゆかりの人物、特産品などがあります。一見これらでよさそうに思えるのですけど、この「ゆかりの人物」というのがまたなかなか曲者でして、中にはこじつけっぽいのも含まれているため、右から左にせずある程度の精査は必要ですが…。
できるだけ文句の出ない選定を目指すための拠り所として、著名サイトや書籍を許諾を得て引用する方法がありますが、一方で、当サイトとして独自に選定する方法もあると考えています。観光地235選(47×5)については、落書き帳選定を目指しませんか。
[96971] 2018年 11月 3日(土)10:21:12ekinenpyou さん
Re:テーマ型経県値についてなど
本題の投稿は後日としてひとまず別途コメントしておきます。
[96963][96965]グリグリさん

3.テーマについて
観光地、温泉、公園、遊園地、寺社、鉄道駅、建造物、テーマパーク、美術館・博物館、絶景、夜景、地酒、銘菓、名物等、都道府県ごとに抽出選定できるテーマを選ぶ。


できるだけ文句の出ない選定を目指すための拠り所として、著名サイトや書籍を許諾を得て引用する方法がありますが


観光地(テーマ)の定義があいまいですが、上記に該当する資料の一例としては観光資源台帳というものがあり、
国土数値情報の観光資源データにも一部が含まれています。(以下、内容の引用)

(財)日本交通公社が設置した「観光資源評価委員会」が検討・選定し作成した「観光資源台帳」に掲載されている観光資源のうち評価ランクがA級以上のもの、及び観光庁が保有する各都道府県の観光地点等に関する情報を整備した「観光地点等名簿」に記載されるものを統合したものである。


しかしながら、格付け云々の評価手法に関する疑問など、その他色々あると思いますので、
(繰り返しますが)あくまでも参考資料(観光地リスト)の一例ということでお考えください。
(本件において万人から異議の出ない選定というものはあり得ないと考えます)

【参考】観光資源の評価に関する研究
交通公社の新日本ガイド/観光資源評価台帳

[96966]グリグリさん
都祁村については奈良市に編入されて消滅したため、書体変更に関する公式HPなどでの確認ができません。


書体変更に言及したページがあったかどうかまでは不明ですがネットアーカイブでは
テキストの箇所は(示偏)で、画像の箇所は(ネ偏)でした。
(市区町村名の画数では過去の自治体構成も選択表示できるので、例示しました)
【参考】奈良市・月ヶ瀬村・都祁村合併協議会

梼原町の条例や宝塚市の条例では正式名の表記が使われていますが、葛城市の条例では「葛」のフォントが使われています。これは、Web上の表記の問題で、原本では正しく異字体の正式名が使われているのだと思いますが、このような認識で正しいのでしょうか。


どういったものが「原本」に該当するかは当方存じませんが(電子データ以外の手書き紙面媒体なども別途ある?)
下記のように當麻町を当麻町としているものなど、少々告示本文の字体を改変している?と思われるものも
それなりにあるというのが恐らく実態なのかもしれません。

奈良県北葛城郡新庄町及び同郡当麻町を廃し、その区域をもって葛城市を設置する
[96975] 2018年 11月 3日(土)22:46:18伊豆之国 さん
観光資源の評価など(観光地のテーマ別経県値関連)
[96959] でオーナー グリグリさんが提唱された「観光地の経県値」、いくつか反応が出ているようですが、私もここで少しレスを。

[96971] ekinenpyouさん
交通公社の新日本ガイド/観光資源評価台帳
この「新日本ガイド」について、この記事にリンクされていたサイトを見ると
『交通公社の新日本ガイド』がそれ。とうの昔に絶版になっているが、網羅的かつ記述も骨太な良書で、一般向けの旅行ガイドブックとしては珍しく、古書価もそれなりに付いている
全国を21のエリアに分け、観光資源を5段階評価で格付けした画期的なガイド
「新日本ガイド」私もそのうちの何冊かを持っており、いずれも昭和50年代に出版されていたものです。[96971]のリンク先の記事にも書かれている「観光資源のランク付け」、私が持っているこれらの本にも凡例が出ているのですが、「特A」「A」「B」「C」の評価の「目安」は、リンク先のサイトに出ているものとは若干の違いがあり、当時の基準として
特A:国際的に優れた観光物件
A:全国的なレベルで優れた観光物件
B:(関東・近畿など)地方レベルの観光物件
C: 都道府県内の観光物件として貴重
となっており、また
温泉・各種レジャー施設・文化施設など、評価の基準に個人差が激しく因子分析に無理がある物件は評価していない
と言う一文も書かれていました。
私が持っている「新日本ガイド」、共通する特徴として、「その当時存在していた全ての市町村を網羅している」というのがあり、特筆するような観光地がない市町村でも、その面積・人口、市役所・町村役場の電話番号・交通アクセス(「○○線△△駅下車後バス」など)も載せられており、統計データという面でも貴重な資料であることが見えてくることが興味深いところです。
私が持っている中から「山陽・四国」(昭和58年刊)を見ると、掲載範囲は兵庫県播磨国(明石市及び神戸市に含まれる部分を除く)と淡路島、岡山県のうち美作国を除くほぼ全域、広島県のうち北部山間部(三次市・庄原市など)を除いた大部分、山口県のうち長門国の山陰側(萩市など)を除いた地域、それに四国4県の全域となっており、評価のランク付けを見ると、「特A」ランクには姫路城、厳島神社、秋吉台・秋芳洞、金刀比羅宮などがあり、後楽園、吉備津神社、倉敷河畔(美観地区)、錦帯橋、栗林公園、善通寺などは「A」にランクされており、一方、原爆ドームや倉敷の大原美術館などは、前記の「文化施設など」に該当するものとして、「評価の対象外」として扱われていました(でも「温泉は対象外」のはずなのに、道後温泉本館は「B」ランクの記号が付けられているのは「建物」としての扱いと言うことなのでしょうか?)。

「テーマ別経県値」ですが、[96963] に例示されていなかったもので、「城郭」と言うのもいかがでしょうか。「100名城」などの選定や、国宝・重要文化財・国指定史跡などの登録と言った、選定の指標となるような公的な根拠がそろっており、また「戦国市盗り合戦」にも関連があるものとしても面白いと思うのですが。
[96978] 2018年 11月 4日(日)12:48:37駿河の民 さん
テーマ別経験値
[96959]でグリグリさんが提唱された「テーマ別経県値」。僕からも少し意見を書かせていただきます。

まず、「銘菓経験値」「地酒経験値」等でていますが、「銘菓」「地酒」を各県5つ出すのは難しいのではないでしょうか。(地酒経験値は未成年は0点で固定されてしまうというと話が前へ進まないので置いておきます。)なので、「食べ物経験値」として五つ名産の食べ物を出すというのはどうでしょうか。静岡県では静岡茶、うなぎパイ(銘菓との関連性を考えて)、みかん、桜エビ、黒はんぺんなどが挙げられます。いかがでしょうか。

[96975]伊豆之国さんの「城郭経県値」は僕も考えていました。
[96983] 2018年 11月 6日(火)22:11:49ただけん さん
天気予報一次細分区域の経県値は?
いろいろな経県値の案がでていますが、天気予報の一次細分区域の経県値はいかがでしょうか?
なによりも客観的ですし、適度に差が出るかと思われますし。
よくわからない人でも、気象庁のサイトに行くと勉強になりますしね。
[96989] 2018年 11月 8日(木)23:46:48ぺとぺと さん
テーマ型経県値
[96965] オーナー グリグリさん
できるだけ文句の出ない選定を目指すための拠り所として、著名サイトや書籍を許諾を得て引用する方法がありますが、一方で、当サイトとして独自に選定する方法もあると考えています。観光地235選(47×5)については、落書き帳選定を目指しませんか。
なかなか面白そうな企画ですね。
対象地の選定は、最終的には主観に頼らざるを得ないと思いますが、都道府県によっては補助的に使えそうな観光統計もあります。
千葉県の例(PDF/P17から個別の観光地の入込客数のデータあり)
北海道の例(観光地点動向調査)

観光庁HPのこのページに各都道府県へのリンクが張られていますので検索は比較的容易です。

[96960]白桃さんのチョイスは、さすがというか素人目に見てもなかなかバランスのよい仕上がりだと思います。試しに自身で試してみたところ、5ポイント(北海道のみ10ポイント)達成は、栃木県、神奈川県、山梨県、静岡県、大阪府、奈良県、福岡県、沖縄県の1府7県のみでした。国内旅行の経験はそれなりに豊富なつもりでいましたが、居住経験のある北海道、出身地の兵庫県ですら1か所(それぞれ旭山動物園、竹田城址)落としていました。
あえて重箱の隅をつついてイチャモンをつけるとすると、滋賀県の三井アウトレットパークはあまりにもかわいそうな気が(汗)

観光地以外のテーマだと「ご当地グルメ」などはとっつきやすいでしょうね。旅の目的は人それぞれですが、食べるという行為は万人に共通しますので。[96978] 駿河の民さんも同趣旨のご提案かと思います。
あと、思いつきレベルですが、知人・友人の出身地であるとか、各都道府県で多い名字5選に出会ったことがあるか等、自己の体験だけでなく他者との関係性に着目したテーマにも展開できるように思います。
[96990] 2018年 11月 9日(金)11:42:19【5】オーナー グリグリ
テーマ型経県値について
[96959]で観光地経県値のアイディアを紹介し、[96963]でテーマ型経県値の仕様を提案したところ、たくさんのコメントをいただきました(テーマ型経県値に関する記事集)。コメントを寄せていただいた皆さん、ありがとうございました。

ekinenpyouさんに[96971]で紹介していただいた「観光資源台帳」や、ぺとぺとさんが[96989]で紹介された各都道府県の観光統計資料は、観光地経県値や観光地のサブセットとなる経県値(寺社経県値、自然公園経県値など)の参考資料として十分活用できると思いました。また、皆さんからのご意見は、テーマの選定やチェックポイントの選定に関するものが中心で、[96963]に書いたテーマ型経県値の仕様へのコメントはとくになかったこともあり、仕様については[96963]の定義を基本線で進めたいと思います(5つのチェックポイント、地域バランスを考慮など)。地域バランスの考慮については、それを強調することにより、選定したチェックポイントへの不満や異論に対して、多少の緩衝要素になると考えています。

具体的なテーマについては、観光地と夜景を先行したいと考えています(Webとアプリを並行して)。観光地については、包括的かつ大きなテーマでもあるので、最初は「暫定版観光地経県値」として数ヶ月の試行期間を考えています。試行後、試行結果を評価してチェックポイントを見直した上で「観光地経県値」として正式にスタートするという段取りです。夜景については夜景サイトの運営者と相談して進めます。

暫定版観光地については、落書き帳で各都道府県のチェックポイントを5か所ずつ選定したいと思います。手始めに、千葉県と石川県について、ぺとぺとさんご紹介の観光統計資料をもとに選定してみました。

1.千葉県
平成29年 千葉県観光入込調査報告書によれば、観光立県ちば推進基本計画における地域区分は次の6つの地域に分けられています。
(1) 東葛飾
(2) 北総
(3) ベイエリア
(4) 九十九里
(5) かずさ・臨海
(6) 南房総
「観光入込客数(延べ人数)の多かった観光地点等」で、上記地域の最上位を並べてみます(カッコ内は総合順位)。
(1) 県立柏の葉公園(8位)
(2) 成田山新勝寺(2位)
(3) 東京ディズニーリゾート(1位)
(4) 道の駅オライはすぬま(物産館・レストラン)(11位)
(5) 海ほたるパーキングエリア(3位)
(6) 鴨川シーワールド(15位)
となります。5か所に絞るとすると総合15位の鴨川シーワルドが考えられるのですが、このランキングは観光入込客数だけのためか道の駅が多数ランクインしています。ちょっと観光地のイメージとは違うかなということで、道の駅オライはすぬまを外して、次の5か所を選定とするのはどうでしょうか。まずまずのバランスかなと思います(柏の葉公園がやや異質ですが)。
(1) 県立柏の葉公園(8位)
(2) 成田山新勝寺(2位)
(3) 東京ディズニーリゾート(1位)
(4) 海ほたるパーキングエリア(3位)
(5) 鴨川シーワールド(15位)
総合ランキングから他の候補を挙げてみると、
・香取神宮(6位)
・宗吾霊堂(10位)
・東京ドイツ村(13位)
・マザー牧場(17位)
などですが、[96960]で白桃さんが挙げられた、
・銚子(犬吠埼灯台)
・鋸山
・養老渓谷
なども気になります。観光入込客数の報告書には市町村別のデータもありますが、銚子は、銚子電気鉄道株式会社、犬吠埼温泉、銚子セレクト市場としてデータがあり、鋸山は鋸山ロープウェーとして、養老渓谷はデータがありません。また、地域バランスとしては、館山市などもスポットとして挙げておきたい場所です。

以上の考察から独断で5か所を次のように選定してみました。
(1) 成田山新勝寺
(2) 東京ディズニーリゾート
(3) 海ほたる
(4) 銚子(犬吠埼灯台)
(5) 館山
銚子や館山は地域名ですが、このような指定もあると考えます。

2.石川県
統計から見た石川県の観光(平成28年)に基づき、最初に千葉県と同様の考察を行いました。
(1) 金沢地域
(2) 加賀地域
(3) 白山地域
(4) 能登地域
調査に当たって4つの地域に分類されています。参考資料の「主要観光施設別利用者数」のランキング上位を上記地域ごとに列挙します(カッコ内は利用者数で単位は千人)。
(1) 兼六園(2,962)、金沢21世紀美術館(2,580)
(2) 木場潟公園(641)、いしかわ動物園(324)
((3) 白山比咩神社(760)、獅子吼高原(195)
(4) 気多大社(823)、能登食祭市場(805)
となっています。上記以外の総合順位上位を挙げると、
・金沢城公園(1,241)
・千里浜(709)
・輪島朝市(619)
などになりますが、これらを踏まえ私の独断で5か所を選んでみました。
(1) 兼六園(金沢)
(2) 加賀温泉郷
(3) 白山比咩神社
(4) 千里浜
(5) 輪島朝市
どうでしょうか。異論が出そうですね。難しいです。個人的には、禄剛崎、見附島、白米千枚田、那谷寺、安宅の関、なども捨て難いのですが。

以上、私の居住地と出身地である千葉県と石川県で選定トライしてみましたが、やはり悩みますね。銚子とするか犬吠埼灯台とするか、兼六園とするか金沢とするか、なども課題です。

観光地全般を対象とするとどうしても異論や選定の難しさが出てくるのですが、千葉県の報告書の末尾に観光地点等分類という表がありました。分類の概要は以下の通りです。

観光地点
┣ 自然(山岳、高原、湖沼、河川、海岸、島、など)
┣ 歴史・文化(城、神社・仏閣、庭園、博物館、美術館、動・植物園、水族館、など)
┣ 温泉・健康(温泉地、など)
┣ スポーツ・レクリエーション(スポーツ施設、海水浴場、公園、テーマパーク、遊園地、など)
┣ 都市型観光-買物・食等-(商業施設、など)
┗ その他(道の駅、パーキングエリア、など)
行祭事・イベント
┗ 行祭事・イベント(行・祭事、花見、初詣、花火大会、など)

観光地を上記の分類で分けることで選定が楽になる部分もあると思います(自然経県値、歴史文化経県値、寺社仏閣経県値、お祭り経県値など)が、やはり、観光地全般の経県値はまとめてみたいですね。そういう意味では、館山、銚子、金沢、など地域名を意識して選定する方がまとめやすくなるのかもしれません。

私自身まだまとめ方の方針が揺れ動いているので、みなさんからもご意見をいただければと思います。
[97061] 2018年 12月 4日(火)20:14:43オーナー グリグリ
テーマ型経県値
テーマ型経県値の[96990]以降の状況です。最初の取り組みとして「夜景経県値」を試行的に進めており、Webでの試作は完了しています。夜景サイト管理人の監修(夜景スポットの選定)も行われ、いつでもWebサイトはオープンできる状況ですが、最初のテーマとしてはあまりにマニアック過ぎる点が引っ掛かっており、一旦保留しています。

そこで、観光地経県値の検討を進めているのですが、[96990]にも書いたチェックポイントの選定が難しく、行き詰まりそうな状況です。そこで頭をひねって考え出したのが、観光テーマを「観光エリア」と「観光スポット」の2つに分ける案です。観光エリアは、都道府県を5つの観光エリアに分けて、各エリアでの観光経県を点数化するものです。例えば、神奈川県なら、「横浜・川崎」「三浦半島」「湘南」「県央」「県西」と5つに分ける感じです(分け方、名称はサンプルで仮です)。観光スポットは、観光地、観光施設など特定の観光スポットを5ヶ所選定し点数化するものです。観光エリアは都道府県の地域網羅性を重視し、観光スポットは網羅性ではなくスタンプラリーならぬスポットラリー的要素として考えたものです。

両者のテーマ名としては、観光エリアの方は「観光経県値」とし、観光スポットはそのまま「観光スポット経県値」で考えています。観光エリアに関しては、一度決めたらエリア定義を変更する必要は原則ないと思いますが(最初のエリア定義をあまり異論が出ないように決める必要はあります)、観光スポットについては、選定についての異論やクレーム、選定した施設の閉鎖など、スポットを変更する必要が出てくる可能性が高いと考えています。そのため、スポット変更による経県値の調整(減点)やスポット変更による減点通知の仕様を検討しています。

観光エリアについては、エリア原案を提示しご意見を伺う予定です。観光スポットについても同様ですが、47都道府県すべてでなくても構いませんので、皆さんの案を募集します。都道府県5スポット案です。北海道のスポット名なら、函館山、小樽運河、札幌時計台、摩周湖、宗谷岬、知床半島、富良野ラベンダー畑、旭山動物園、洞爺湖、利尻島という感じです。各県5つに絞ってください。
[97067] 2018年 12月 5日(水)14:28:29オーナー グリグリ
Re:神奈川県の観光エリア区分
[97063] ぺとぺとさん
個人的には神奈川県公式観光サイトによる6区分がしっくりきます。観光という側面からは「丹沢・大山」という連称は頻繁に使用されていると思います。
神奈川県による6区分は、鎌倉市が横須賀三浦地域に組み込まれている点と、伊勢原市と秦野市が湘南地域に組み込まれている点に違和感ありです。
早速のフォローに感謝します。観光エリアの検討を一部の都道府県で始めているのですが、観光協会や旅行会社などが設定しているエリアに5ヶ所の区分がある場合は、比較的すんなり決定できそうなのですが、神奈川県のように6ヶ所であったりそれ以上であることが多く、苦戦しそうです。神奈川県については、神奈川県の観光調査関連の資料でサンプルにあげた5ヶ所の区分がありそれを提示しました。ぺとぺとさんが提示された神奈川県による6区分のうち、横浜と川崎を一つにした区分です。
5区分に統一する視点が漏れていました。県央と丹沢・大山をあわせた県央・丹沢大山エリアとするのもありかと思います。この辺りの主だった観光スポットへのアクセスは小田急がメインになりますので観光エリアとしての一体感はあるかと。
なるほど、県央・丹沢大山エリアは面積としては広いですが、一体感からはしっくりくるのですね。観光エリアをこれから決めていく際には、観光エリアとしての一体感や観光地のボリュームバランスを上手く考慮したいと思っています。ネーミングについては、「湘南」のような名称を付与できればよいのですが、すべてのエリアに適切なネーミングは至難の技だと思っており、いっそのこと、エリア内の主要自治体名で代表させるのはどうかなと考えています。「横浜・川崎」「横須賀・三浦」「鎌倉・茅ヶ崎」「小田原・箱根」「相模原・秦野」という具合です。なお、エリアは自治体境界で分けます。検討にあたっては、是非とも皆さんの英知をお借りできればと思っています。

「横須賀・三浦」は「三浦半島」、「鎌倉・茅ヶ崎」は「湘南」としたいですけれど、県央・丹沢大山エリアの「相模原・秦野」はどうするか、といった感じで、5ヶ所という制約がネーミングを難しくする予感があります。なお、観光経県値ページに、観光エリア地図とそのエリアの主要観光地がわかるような説明ページを別途用意する予定です。
[97073] 2018年 12月 6日(木)01:18:17【1】オーナー グリグリ
初級・中級・上級
[97061]で書いた観光スポット経県値。ふと思いついたのですが、初級、中級、上級の3つに分けると楽しいかもしれません。観光地経県値(初級)、観光地経県値(中級)、観光地経県値(上級)という具合に。例えば北海道。

初級:函館山、のぼりべつクマ牧場、小樽運河、札幌時計台、旭山動物園
中級:宗谷岬、富良野ラベンダー畑、摩周湖、釧路湿原、知床半島
上級:神威岬、襟裳岬、タウシュベツ川橋梁、利尻島、野付半島

北海道は候補地が多すぎてかえって選びにくいですね。候補地の少なそうな都道府県でも、15ヶ所の選択肢は大丈夫だろうと思います。
[97077] 2018年 12月 7日(金)00:01:18【1】ぺとぺと さん
観光スポット&高輪ゲートウェイ
[97073]オーナー グリグリさん
[97061]で書いた観光スポット経県値。ふと思いついたのですが、初級、中級、上級の3つに分けると楽しいかもしれません。観光地経県値(初級)、観光地経県値(中級)、観光地経県値(上級)という具合に。
面白いアイデアですね。個人的には、初級は必ずしも5地域への分散にこだわらなくてもよいかなと思います。特に北海道などは短期間で道東、道北、道南、道央を網羅的に観光するのは困難であり、旅行経験の少ない初級者には酷な設定になってしまうのではないでしょうか。初級は修学旅行の行先調査結果データなどがあれば参考になるかと考えましたが、今のところ使えそうな資料が見つかっておりません。(公益財団法人日本修学旅行協会が刊行する「教育旅行年報「データブック」に掲載されていそうな気もしますが、定かではありません。)

話変わって、話題の「高輪ゲートウェイ駅」について。
[97069]デスクトップ鉄さん
何のための公募という議論はさておき、JR東日本の近年の新駅命名法からはある程度予想できたと思います。高輪という地名とグローバルゲートウェイ品川という再開発エリアのコンセプト名をつなげたもので、越谷レイクタウンの先例があります。
まさにおっしゃるとおりですね。今回の新駅と越谷レイクタウン駅との違いを挙げると、再開発の事業主体がJR東日本自身ということでしょうか。
新駅の設置が一連の開発プロジェクトの一パーツと考えれば、戦略的に新駅に開発エリアの名称を付したのも頷けます。六本木ヒルズのようにブランド化できれば、周辺の同ランクのビルに比較して高い賃料が取れそうですし、仮にオリンピック後に景気が冷え込み空室率がアップしたとしても相対的優位を保てそうです。そして駅名はおそらく「ゲートウェイ」という名称の知名度アップに貢献することでしょう。駅名においては「ゲートウェイ」が主で、冒頭の地名については、公募1位でイメージのよさそうな「高輪」を後付けで持ってきたという気がしないでもありません。そのように考えると、公募自体が知名度アップのためのブランド戦略の一環だったという見方もできるかも。さすがに穿ちすぎ、あるいは邪推が過ぎるでしょうか。(←これは書籍やネット上の書き込みや、関係者からの情報提供などに基づくものではなく、すべてぺとぺとの妄想に近い憶測です。すみません。)
蛇足ですがJR東日本は、巨大な鉄道事業者であると共に、巨大な不動産事業者でもあるのですね。平成30年3月期の有価証券報告書のセグメント情報によると、連結ベースの不動産・ホテル事業の外部売上高は3,263億円と大手デベロッパーの東京建物を大きく上回ります。ホテル事業込みとはいえ不動産業者の中で売上高上位10傑に入るほどの規模となっています。

そういえば、東京メトロ日比谷線の新駅の名称もカタカナつきの「虎ノ門ヒルズ」になったみたいですね(東京メトロプレスリリース)。社会人になりたて(上京したて)の頃神谷町界隈で働いておりましたが、あの辺りも随分と様変わりした気がします。

【1】読み返して一部誤解を招きかねない表現があったので、削除しました。
[97080] 2018年 12月 7日(金)17:01:01オーナー グリグリ
観光経県値(観光エリア定義)
[97067]に書いた観光経県値について、各都道府県の5つの観光エリアの定義を進めています。まだ途中段階ですが、観光経県値のページを落書き帳で暫定公開しますので、エリア定義など、忌憚のないご意見をいただければと思います。エリア名については、[97067]で書いた通り、エリア内の主要自治体名で構成していますが、選択した自治体名の明確な選択基準はありません。感覚的に選択しています。
・観光経県値の暫定公開ページ
都道府県名をクリックして観光エリアの定義をご確認ください。現在は画像ファイルだけが開きますが、最終的には観光エリア図と各エリアの主な観光地の説明を記載したページにする予定です。
[97084] 2018年 12月 7日(金)20:18:17【1】今川焼 さん
観光エリア定義
[97080] グリグリさん
観光経県値(観光エリア定義)
各県に「公式観光サイト」的なものがあるのでそれに準拠するのが手っ取り早そうですが、5分割になっているとは限らないので工夫が必要です。近畿2府4県をざっと考えてみました。京都府はあれで良いと思います。残りの5府県はこんなものでしょうか。

滋賀県大津高島長浜・米原彦根・近江八幡草津・甲賀
大阪府大阪吹田・箕面東大阪・枚方富田林・河内長野堺・岸和田
兵庫県神戸・明石宝塚・篠山姫路・赤穂洲本・淡路豊岡・養父
奈良県奈良生駒・斑鳩天理・桜井橿原・明日香吉野・十津川
和歌山県和歌山・海南橋本・高野有田・御坊田辺・新宮白浜・串本

滋賀県は、大津市と湖西、湖北、湖東、湖南で分けました。
大阪府は、大阪市と北摂、北河内、南河内、泉州。
兵庫県は、明石と篠山をくっつけるのは違和感ありで、福知山線や舞鶴若狭道の流れで、阪神と丹波をまとめる方が良いと思います。神戸市・東播磨、阪神・丹波、西播磨、淡路、但馬ですね。ほんとうは6つか7つに分けたいところですが。
奈良県は、有名観光地を中心に分けやすかったです。
和歌山県は「田辺・白浜」「新宮・那智勝浦」かなぁと考えましたが、公式の和歌山観光情報では、上記のような区分(和歌山について)になっていました。世界遺産の熊野古道関係をまとめた方が良いのかもしれません。
[97088] 2018年 12月 8日(土)18:23:52【1】オーナー グリグリ
観光経県値(観光エリア定義)その2
[97080]で書いた観光経県値の各都道府県の観光エリア定義について、47都道府県すべての案を作成しました。皆様の地元や馴染みの深い都道府県など、引き続き忌憚のないご意見をいただければありがたいです。

・観光経県値の暫定公開ページ

[97083] 2スカンデルベクの鷲さん
観光エリア定義、面白そうですね。ですが茨城県の地図を見てかなり違和感を感じましたので異議を唱えさせて頂きます。
まず、茨城県の5区分、といえば[96983]でただけんさんが提示されている天気予報の区分を行政も用いており、単純にその区分がしっくりきます。
さっそくのフォローをありがとうございました。ご指摘の通り行政区分に合わせましたので、ご確認いただければと思います。確かにこちらの方がしっくりきますね。当初の案は「るるぶのページ」を参考にしたものでした。

[97084] 今川焼さん
各県に「公式観光サイト」的なものがあるのでそれに準拠するのが手っ取り早そうですが、5分割になっているとは限らないので工夫が必要です。近畿2府4県をざっと考えてみました。京都府はあれで良いと思います。残りの5府県はこんなものでしょうか。
私は「都道府県名 観光エリア」で画像検索し、参考になるエリア区分を探しました。行政区分などもあわせて参考にするとよいのでしょうが、47都道府県すべての案を作成する方を急ぎました。近畿2府4県についてアドバイスをありがとうございました。アドバイス通り作成しましたが、兵庫県の「神戸・明石」と「宝塚・篠山」の区分に不安があります。ご確認いただければと思います。

完成したエリア区分で、自分の観光経県値 を計算してみました。141点は落書き帳メンバーとしてはあまり高くないのかなと思います。観光した場所などの記憶も怪しくなっていて、確実なところだけチェックしましたが、5点満点が東日本の9県で、明らかに西日本が弱いですね。福井県、埼玉県が2点というのも悲しいです。0点はありませんでしたが、佐賀県は0点にすべきかもしれません。修学旅行で嬉野温泉に宿泊しただけなので。東京都4点は奥多摩未経県です。島嶼エリアは式根島に行ってます。

皆さんもとりあえず計算してみてください。

【追記】
観光経県値の各ページに「非公開のページを暫定公開中です。リンクの引用はご遠慮ください。」の表示がありますが、落書き帳での引用は構いません。
[97091] 2018年 12月 8日(土)21:21:13伊豆之国 さん
Re:伊豆地方のDID、etc.
私の[97049]の記事からちょっとした話題になっている「伊豆(・駿河東部)のDID名称」、暇があったら後ほど反応しようかと
([97072])ですが、[97049]で、自分で考えていた名称の「根拠と理由」について話しておきます。

まず、伊豆の国市北部、旧伊豆長岡町と旧韮山町にまたがるDIDについて。
伊豆長岡と韮山がつながるDIDの名称については、韮山も反射炉や高校野球優勝校所在地等で有名なのですが、DIDの歴史が古い「伊豆長岡」を採っています
([97053] 白桃さん)
伊豆の国市IのDID名は「長岡・韮山」とします
DIDに占める韮山の比重を考えると、捨てたり伊豆長岡に包含するより、韮山を連称した方が適切だと考えます
伊豆長岡駅を含む狩野川右岸は旧韮山町の領域ですから、DID名に韮山の名は入れたいものです。しかし、旧伊豆長岡町の領域も「韮山」の名で表すのは如何なものかと思うのですが…
その辺の感覚的な捉え方は、伊豆地方に馴染みの薄い私より、地元の駿河の民さんの感覚を尊重したいと思います。なので、「イメージ的には長岡も『韮山』なんですよね…」のところを、もう少し詳しく教えて頂けないでしょうか
([97056].[97074] 千本桜さん)
韮山から伊豆長岡へのDIDについては「韮山」がいいと思います。
イメージ的には長岡も「韮山」なんですよね
自分の中では「伊豆の国市≒韮山+大仁」なんですよね
長岡の名前を残すにしても、地元でのイメージが強いのは「韮山」だから、「韮山」を先に出すべきじゃないかなあ
([97062],[97075] 駿河の民さん)

「伊豆の国市」の経県値「○」が旧韮山町にあった「伊豆富士見ランド」([90017])だった、と言うわけではありませんが…
歴史的に見て古くから登場し、かつ重要なのは韮山で、源頼朝が流された「蛭ヶ小島」や、北條氏の館跡、ゆかりの寺院などがあり、また室町時代の「堀越御所」([90008] hmtさん)、鎌倉時代からこの地を治めた代官・江川氏の屋敷、幕末に建造された反射炉が残っており、明治の廃藩置県では「韮山県」が置かれていました。
一方、伊豆長岡のほうも温泉地としての歴史は古く、狩野川寄りの古奈地区の温泉は遅くとも鎌倉時代には知られていたと言われ、鎌倉末期に成立した「吾妻鏡」に「伊豆國小名温泉」や「伊豆國北條小那温泉」の名が記され、当時から将軍家や公卿に用いられた湯治場であった(こちら)ようですが、「伊豆長岡」の名が知られるようになったのは明治になってからで、開業当時は付近の地名をとって「南條」と呼ばれていた駿豆線の駅も、大正8年(1919)に現在の「伊豆長岡」駅に改称されています。伊豆長岡の温泉街がある川西村も、昭和9年(1934)年11月3日の町制施行時に「伊豆長岡町」と改称しています。この町名改称から1ヶ月近く後の12月1日に、現在の熱海廻りの東海道線、熱海~沼津間が開業し、駿豆線との接続駅も、それまでの三島駅(現・御殿場線「下土狩」駅)から新・三島駅へルート変更されており、「川西村」から「伊豆長岡町」への町制・改称のタイミングも、既に駿豆線に「伊豆長岡」という駅ができていたこともあって、この熱海廻り新線の開通による一層の観光客の入込を見込んだものと考えてよさそうな気がします。しかし、伊豆長岡駅は当時の川西村→伊豆長岡町にはなくて韮山村(→町)にあり、「伊豆長岡」への駅名改称も、やはり明治31年(1898)の開業により増加してきた温泉地を訪れる観光客の呼び込みを見込んだものと言えるでしょう。
東京駅から乗り入れている特急「踊り子」も、伊豆長岡駅に停車(伊豆の国市内では他に大仁駅にも停車)しますが、韮山駅には停まらず(これは前身の急行「伊豆」などの時代から同様)、現在「伊豆長岡」と「韮山」駅の利用客数を見ると、伊豆長岡駅のほうが韮山駅より5割ほど多く、駅周辺の繁栄度でも伊豆長岡駅のほうが大きく勝っています。市街としての繁栄度では旧伊豆長岡町のほうが優位ですが、韮山の古い歴史と、伊豆長岡駅が旧韮山町にあることを考えて、やはり「(伊豆)長岡」と「韮山」は連名とすべきでしょう。その場合、やはり繁栄度で勝る伊豆長岡のほうを前にしたほうがよいでしょうか。

次に、三島市南部と函南町南部にまたがる地域ですが、
[97056] 千本桜さん
函南町のDIDは「函南仁田」とせずに「函南」としたいと思います。このDIDは概ね6つの近世村(塚本、間宮、大土肥、仁田、平井、柏谷)に跨がっています。これらの村は明治の合併で函南村を名乗り、すでに129年が経っています。なので「函南」はこれら旧村の総称として定着していますが
これは大いに違和感ありです。「函南」と言うと、やはり東海道線の「函南」駅の周辺、と言うイメージです。「伊豆仁田」駅が函南町にある、函南町がここまで伸びている、と言うのがいまいちぴんとこないのです。ここで「伊豆仁田」駅の歴史を調べてみたら、この伊豆仁田駅は明治31年5月に三島町(現・三島田町)~南條(現・伊豆長岡)間で開業(「先代」三島駅=現・下土狩駅までつながったのは翌月)した当初にはまだなく、駅ができたのは開業から24年経った大正11年になってからと言うこと(つまり駿豆線は当時の函南村には駅がなくて素通りだった)、この駅の開業に当たっては、地元の有力者・仁田大八郎氏の尽力によったと言うことがこちらに出ていました。大八郎は、この仁田の地に構えた鎌倉武将・仁田四郎の末裔とされ、四郎は戦前の教科書にも出ていたと言うほどの有名人だったらしく、また函南村は誕生から既に30年余りを過ぎていたとはいえ、「函嶺(かんれい…『箱根』を中国風にしゃれた呼び方。箱根駅伝のコースにもなっていた箱根湯本近くの『函嶺洞門』(現在は崩壊の危険が出たため閉鎖され、新道に切り替え)や、強羅にある女子校『函嶺白百合学園』の名に残されている)の南」ということから名づけられた人為的な名称であり、その頃はまだ地名として成熟してはおらず、この駅名が「函南」駅にはならず、仁田四郎の高い知名度と、その末裔の尽力によってできた駅ということで、「仁田」のつく駅名が採用されたのはある意味では必然の流れだったのでしょうか。旧国名の「伊豆」が頭についたのは、既に東北線に同音の「新田」駅(宮城県)があったからでしょう。
「伊豆仁田」駅の開業から12年後、丹那トンネルの完成により、熱海~沼津間の東海道線新ルートが開業し、この新線上に新・三島駅と共に「函南」駅が開業します。この函南駅は、元々トンネル工事のための作業基地として、開通後は信号所として設けられる予定そうですが、「駅を作ってほしい」という地元住民の請願により、旅客駅として開業の運びとなったそうです(原口隆行氏著「鉄道唱歌の旅・東海道線今昔」([71790])より)。駿豆線の駅名が「函南」にならなかったこともあって、東海道線にできた新駅が、所在する村名をとって「函南」駅になり、本線上にできたこの函南駅が函南村(→町)の玄関として機能することになったのでしょうが、函南駅の周辺はDIDになっておらず、駅の周辺も閑散とした状況であること、また同じ函南町内にある函南駅と伊豆仁田の両駅を結ぶバス路線も今はなく(大場駅との間にはある…こちら)、伊豆仁田駅周辺を中心とする函南町内のDID名称を「函南」とするのは実態にそぐわず、無理があるのではないかと思います。
蛇足ですが、函南町の町域は更に北に広がっており、十国峠や、もっと北の箱根峠の南側まで伸びています。でも、この辺りまで来るともはや「伊豆」ではなく、「箱根」の領域に入るのではないでしょうか。
三島市の大場駅付近に展開するDID名は「大場」とせずに「中郷」とします(中略)「大場」には総称能力はないと考えます
この三島市南部のDIDを「大場(だいば)」としたのは、「大場駅がある」からという単純な理由に過ぎなかったからなのですが、この大場駅は特急「踊り子」も停車する駅として、また駿豆線の車庫の所在駅として運用上の重要駅にもなっています。「中郷」なる呼び名は私には初耳、とっくに消えた昔の村名を持ち出すのはどうか、と思うのですが。
伊東市IIのDID名はグラグラ迷った末に「川奈・玖須美元和田」にするつもりですが、それでも迷う(以下略)
こちらも「川奈」で十分、そのほうが簡潔でわかりやすいでしょう。「川奈」は伊豆急の駅名にもありますが、それ以上にゴルフ場の知名度は絶大で、ゴルフをたしなむ人たちにとってはある種の「憧れ」の土地でしょう。わざわざそれ自体が連名地名であり、よその人には全くなじみがない「玖須美元和田」をくっつけて、一時期の銀行名のような、言いにくい長い名前にすることもないと思うのですが。

…遅くなりましたが、
[97052] inakanomozartさん
焼津市と藤枝市がつながっているDIDの名称、悩ましいですね
この両市を表す地域名としては、古くから使われている「志太」があります
地元では、両市の一部事務組合である「志太広域事務組合」のように
両市を包括する名称としてよく使われています
ご当地の住民ならではのご名答、ありがとうございました。
この辺りが「志太郡」だったと言うことはもちろん知っていましたが…
[97092] 2018年 12月 9日(日)13:13:56今川焼 さん
兵庫県の観光エリア定義
[97088] オーナーグリグリさん
アドバイス通り作成しましたが、兵庫県の「神戸・明石」と「宝塚・篠山」の区分に不安があります。ご確認いただければと思います。
[97084]今川焼で
神戸市・東播磨、阪神・丹波、西播磨、淡路、但馬ですね。
としたのが説明不足でした。申し訳ありません。
播磨を東西に2分割して「西播磨」「東播磨」のつもりで書いたのですが、兵庫県の広域行政区分と紛らわしかったですね。
リンク先の区分でいえば、「神戸・明石」は、東播磨県民局と北播磨県民局の範囲ということになります。播磨と丹波は(とくに観光の)人の流れでは分けた方が良いと思います。気象区分では「北播丹波」なんていう分け方もありますが。

観光経県値マップをやってみました。135点。
今川焼の観光経県値マップ
東北地方が弱いですね。かつて東北の旧国鉄・私鉄には全部乗って駅周辺をウロウロしているのですが、敢えて観光はしていなかったのでこんな結果になりました。
また「観光」になるのかどうかの線引きが微妙ですね。例えば宿泊の場合、観光地のホテルに泊まって温泉に入って名物料理を食べた場合は○で、ビジネスホテル泊で外食チェーン店で済ませた場合は×みたいな感じで計算しましたが⋯。
[97094] 2018年 12月 9日(日)14:42:42【3】オーナー グリグリ
Re:兵庫県の観光エリア定義
[97092] 今川焼さん
リンク先の区分でいえば、「神戸・明石」は、東播磨県民局と北播磨県民局の範囲ということになります。
確認をありがとうございました。修正しましたのでご確認いただければ幸いです。

観光経県値マップをやってみました。135点。
さっそくお試しをありがとうございました。私もそうですが、居住経県地近くの点数が高くなる傾向があるようですね。私の場合、学生時代に居住した大阪府近辺があまり高くないのは、観光行動範囲が狭かったからかもしれません。

また「観光」になるのかどうかの線引きが微妙ですね。例えば宿泊の場合、観光地のホテルに泊まって温泉に入って名物料理を食べた場合は○で、ビジネスホテル泊で外食チェーン店で済ませた場合は×みたいな感じで計算しましたが⋯。
私も同じように判断しています。修学旅行で嬉野温泉に宿泊したのは◯で、出張で米沢市や御坊市に宿泊したのは×としました。あと、北海道は4点で網走・稚内エリアを残しているのですが、屈斜路湖を観光した際に、早朝、雲海の屈斜路湖を眺望できるかもしれないという津別峠展望施設に行きました。ここは網走郡津別町ということで網走・稚内エリアも◯にできるのですが、エリアの東端でなおかつ早朝数時間の滞在、また、観光対象は屈斜路湖(釧路・帯広エリア)で、しかも、雲海は発生せずということから見送っています。

観光したと自分が認識すれば観光と位置付けてよいと思います。経県値同様、自己判断の自己申告ルールです。

観光経県値マップは点数でグラデーションによる濃淡表示としていますが、表示色は選択可能です。経県値と同じ配色(グラデーションではない)も選択できます。また、マップ表示だけでは各都道府県の観光エリアの◯×詳細がわかりませんが、「修正する」リンクから確認することができます。なお、実際に修正してもご本人の観光経県値が修正されるわけではありません。観光経県値は、参照リンクにすべての情報(すべての観光エリアの◯×、ニックネーム、最新更新日時など)が入っています。とはいえ、他の方の観光エリアの詳細を参照するのに「修正する」リンクは気持ちが悪いので、別途参照するためのリンクを追加したいと思います。
[97100] 2018年 12月 10日(月)22:34:14オーナー グリグリ
テーマ型経県値
[97094]
他の方の観光エリアの詳細を参照するのに「修正する」リンクは気持ちが悪いので、別途参照するためのリンクを追加したいと思います。
「詳細を見る」のリンクから設定詳細を参照できるようにしました。

観光経県値の暫定ページについて、観光エリア図と主な観光地の説明ページを少しずつ整備しています。愛知県については観光地名も記入してみました。ひととおり観光地名の記入が完了した時点で、テーマ型経県値を正式リリースする予定です。なお、超マニアックな夜景経県値は準備完了しています。テーマ型経県値のトップページを一足早く皆さんに暫定公開します。

テーマ型経県値

暫定公開しているのは、観光経県値と夜景経県値です。観光地経県値 初級・中級・上級はこれから準備を進めます。庭園経県値、道の駅経県値、公園経県値、美術館/博物館経県値は仮の設定で正式ではありません。観光経県値と夜景経県値について、落書き帳でのリンク参照は構いませんので、どうぞみなさまお試しください。また、テーマ設定、観光エリア定義など、みなさまからのご意見やご提案を引き続きお待ちしています。よろしくお願いいたします。
[97102] 2018年 12月 11日(火)09:38:01【1】オーナー グリグリ
Re:「観光エリア定義」とは何ぞや
[97101] 白桃さん、ご意見をありがとうございました。ご指摘の通り、観光エリア、あるいは、観光エリア定義、という表現は不適切でおこがましかったと思います。観光という切り口でエリアを定義するかのような表現は間違っていました。暫定公開中のページの表現を改めました。

観光経県値は、「都道府県を5つのエリアに分けて、観光目的で訪れたエリアの数を都道府県ごとに5点満点で点数化し、その合計を観光経県値とする」ということです。観光という切り口でエリアを定義することは困難ですし、言葉遣いとして雑な表現でした。ただ、エリア定義の際には、観光地の分布やまとまりをできるだけ考慮はしたいと考えていますので、白桃さんのこれまでの経験からエリア定義案への具体的なご意見をいただければありがたいです。

観光テーマを、観光経県値(エリア経験)と観光地経県値(観光スポット経験)に分けたのは、[96990][97061]に書いた通りですが、スポット経験の方が利用者にはわかりやすく楽しみやすいのかもしれません。ただ、エリア経験の結果(まだ3名ですが)から居住地周辺の点数が高いという当然とはいえ検証できたという点もあり、結果が増えてくるとそれ以外の発見も出てくるような気がします。点数の高い県と低い県の特徴とか、居住地周辺でも点数の低い県の傾向とか、逆に離れていても高い県の傾向とか。
[97103] 2018年 12月 11日(火)20:57:26デスクトップ鉄 さん
観光経県値エリア名称
五番勝負が終わったので、前から気になっていた観光経県値のエリア名称についてコメントします。

エリア名称は、伊豆諸島などの例外を除き、エリア内の主要2市町村名を連称したものになっています。しかし、この表記でその範囲が明確になるでしょうか。神奈川県のエリアは、[97061]で「横浜・川崎」「三浦半島」「湘南」「県央」「県西」としていたのが、観光経験値のページでは、「横浜・川崎」「相模原・秦野」「横須賀・三浦」「鎌倉・茅ヶ崎」「小田原・箱根」と変わっています。もとのほうが、エリアのイメージがつかめるのではないでしょうか。湘南エリアの盟主藤沢を外した「鎌倉・茅ヶ崎」は問題です。湘南の伝統的観光エリアは江ノ電の沿線で、茅ヶ崎海岸はサザンオールスターズ以降の新興観光地です。

とくに北海道の各エリアを2自治体名で表示するのは、無理があると思います。奥尻島は函館・八雲エリア(八雲はマイナーすぎます)、襟裳岬と納沙布岬は釧路・帯広エリアに入るのだと思いますが、それなら、市町村名より、渡島・江差エリアとか、日高・十勝・釧路・根室エリアなどと、旧支庁名で表示したほうがよくないですか。もちろん道東やオホーツクなどでもよいですが。岩手県の宮古・大船渡エリアは、久慈から陸前高田までの海岸を含むのでしょうが、かつての国立公園名である陸中海岸のほうがぴったりすると思います。南アルプス・北杜も、南アルプス(市名ではない)・八ヶ岳でしょうか。

まずエリアの範囲を確定したうえで(東京、京都の東西の境界も)、広域地名、国立公園名、旧周遊指定地名(現在も時刻表の索引地図で使用されています)などから適切な名前を選んだほうがよいと思います。
[97108] 2018年 12月 13日(木)09:33:43オーナー グリグリ
Re:観光経県値エリア名称
[97103] デスクトップ鉄さん
五番勝負が終わったので、前から気になっていた観光経県値のエリア名称についてコメントします。
返信遅れましたが、エリア名称についてのコメントありがとうございます。
#五番勝負、参戦できなくてすみません。

エリア名称をよりわかりやすくというデスクトップ鉄さんのご意見はもっともだと思う点もあるのですが、以下の理由により、私は自治体名称に統一する方がわかりやすく定義しやすいと考えています。

(1) エリア名称でエリア範囲を明確にするのはもともと難しく、エリア地図で確認することを前提としている。
(2) 広域地名などで、47都道府県すべてのエリア名称を統一するのはかなりハードルが高いと思われる。
(3) とくに、地元で馴染んでいる呼称を全国区で採用するのは適当ではない(神奈川県の県央、県西など地元民以外にはわかり難いと思う)。
(4) 表示レイアウトの美しさを保つため、エリア名称は8文字以内で統一したい。

全て自治体名称で統一することにこだわらず、陸中海岸、湘南など部分的に相応しい名称を採用する柔軟な案もあると思います。ただ、47都道府県全体でバランスが取れるようにできるかどうか私には自信がありません。実はそのような方針で少し検討を進めたのですが、中途半端で今ひとつでした。

現在、伊豆諸島だけが自治体名ではありませんが(厳密には、東京と京都も該当します)、ここを、大島・小笠原、八丈・小笠原とすることも考えたのですが、ここだけはどうしてもしっくりこなかっため、伊豆諸島・小笠原としました。そうなると、西之表・屋久島ではなく、種子島・屋久島としたくなるのですが、芋づる式に修正したくなるエリアがさらに出てきそうです。線引きが難しいです。

なお、[97080]に書きましたが、現在のエリア名は暫定であり、今後、主な観光地名を追加していく中で、エリア名に採用する自治体名を修正していくつもりです。今のところ、愛知県と神奈川県について主な観光地名を記入していますが、エリア名についても合わせて見直しています。

まずエリアの範囲を確定したうえで(東京、京都の東西の境界も)、広域地名、国立公園名、旧周遊指定地名(現在も時刻表の索引地図で使用されています)などから適切な名前を選んだほうがよいと思います。
繰り返しになりますが、エリア名はエリア範囲の確定と主な観光地を記載していく過程でより適切な名前に修正していくつもりです。それが、広域地名など自治体名以外でも構わないと思っていますが、全体のバランスを取るのがかなり難しいと思っているだけなので、バランスのとれた全体名称案があればそれを採用します。

神奈川県を、
a.「横浜・川崎」「相模原・秦野」「横須賀・三浦」「鎌倉・茅ヶ崎」「小田原・箱根」
b.「横浜・川崎」「相模原・秦野」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
c.「横浜・川崎」「県央」「三浦半島」「湘南」「県西」
のどれがよいでしょうか。神奈川県だけで判断するのであれば、b.も十分ありと思いますが(c.は多分ないと思う)、他の都道府県も合わせて考えた場合、最適でしょうか。なお、湘南を鎌倉・茅ヶ崎としたのは、全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎が相応しいのではと私は思ったからです。また、相模原・秦野も別案あるかと思いますが、正確な範囲ではなく、おおよそあの辺りと見当がつけばよいのではと考えています。
[97110] 2018年 12月 13日(木)21:44:40【1】デスクトップ鉄 さん
Re:観光経県値エリア名称
[97108] オーナー グリグリさん
(1) エリア名称でエリア範囲を明確にするのはもともと難しく、エリア地図で確認することを前提としている。
であれば、広域地名にはそれほどこだわりません。しかし自治体名連称としても、函館・八雲は函館・江差でしょう(前記事の渡島・江差は渡島・檜山の間違いでした)。
神奈川県を、
a.「横浜・川崎」「相模原・秦野」「横須賀・三浦」「鎌倉・茅ヶ崎」「小田原・箱根」
b.「横浜・川崎」「相模原・秦野」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
c.「横浜・川崎」「県央」「三浦半島」「湘南」「県西」
のどれがよいでしょうか。
私なら、
「横浜・川崎」「丹沢大山」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
です。丹沢大山は国定公園名です。
湘南を鎌倉・茅ヶ崎としたのは、全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎が相応しいのではと私は思ったからです。
神奈川県出身者にとって「全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎」には異論があります。皆さんのご意見もうかがいたいところです。観光エリア名称とは関係ないかもしれませんが、「湘南」を冠した学校・キャンパスは、湘南高校をはじめ大半が藤沢市内にあります。私が藤沢市は湘南の盟主と書いたゆえんです。
藤沢市湘南工科大学、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス、多摩大学湘南キャンパス、日本大学短期大学部湘南キャンパス、神奈川県立湘南高等学校、湘南学園中学校・高等学校、湘南白百合学園中学・高等学校
茅ヶ崎市文教大学湘南キャンパス
平塚市神奈川大学湘南ひらつかキャンパス、松蔭大学湘南キャンパス
伊勢原市産業能率大学湘南キャンパス
横須賀市湘南学院高等学校
慶応、多摩大学、日大のキャンパスは藤沢市北部にあり、伝統的な湘南地区ではありませんが(湘南台という駅はありますが)、それは茅ヶ崎市の文教大学も同じです。
ますます外れますが、1887年鉄道が横浜から国府津まで延長されたとき中間に設置された駅は、程ヶ谷(現保土ケ谷)・戸塚・藤沢・平塚・大磯で、翌年大船が開業、茅ケ崎駅の開業は1898年です。
[97111] 2018年 12月 13日(木)22:44:24オーナー グリグリ
Re:観光経県値エリア名称
[97110] デスクトップ鉄さん
それほどこだわりません。
ご理解ありがとうございます。
「横浜・川崎」「丹沢大山」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
これは私も悪くない案だと思います。他の都道府県もこのレベルですべて揃えられるのであればそうしたいのですが、ざっと考えた感じでは、あまりうまくいかないようにも思います。自治体名の連称に落ち着くエリアが多いように感じました。観光経県値の正式リリースにはまだ時間がかかると思いますので、諦めずに適切なエリア名を引き続き考えてもよいと思っています。

神奈川県出身者にとって「全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎」には異論があります。皆さんのご意見もうかがいたいところです。
地元の方の捉え方はともかく、湘南のイメージで真っ先に浮かんでくるのがサザンの茅ヶ崎というのはかなりの方が持つ印象ではないでしょうか。このネタ、最近どこかで見た記憶があり調べたところ、ありました。ご覧になった方も多いと思いますが、10月13日放送のブラタモリでした。ブラタモリ「#115 湘南」 のページにも書いてあるように、湘南の代名詞といえば茅ヶ崎という切り口から、当初は注目されていなかった茅ヶ崎が、湘南の代名詞と呼ばれるようになるまでの経緯が語られていました。

まぁ、それはそれとして、湘南の名称を使わないのであれば、「鎌倉・藤沢」、「鎌倉・茅ヶ崎」、「鎌倉・平塚」などの中では、「鎌倉・茅ヶ崎」が一番適しているかなと思います。
[97113] 2018年 12月 14日(金)14:41:58【1】じゃごたろ さん
re:観光経県値エリア名称
こんにちは、じゃごたろです。

最近話題のエリア名称ですが、これって必ず地名である必要があるのでしょうか? という疑問をいだきました。

私のサイトでは各都道府県を幾つかの地域に分けています。それらを列挙すると

北海道・・・道央、道南、道東、道北
青森県・・・津軽、南部
岩手県・・・内陸、沿岸、北部
宮城県・・・県央、県南、県北、県東
秋田県・・・県央、県南、県北
山形県・・・村山、最上、置賜、庄内
福島県・・・中通り、浜通り、会津
茨城県・・・県央、県北、鹿行、県南、県西
栃木県・・・県央、県南、県北
群馬県・・・中毛、西毛、北毛、東毛
埼玉県・・・中部、東部、西部、北部、秩父
千葉県・・・中部、北部、東部、南部
東京都・・・特別区、多摩、島嶼
神奈川県・・・東部、県央、西部
新潟県・・・下越、中越、上越、佐渡
富山県・・・呉東、呉西
石川県・・・加賀、能登
福井県・・・嶺北、嶺南
山梨県・・・中西、東部富士五湖
長野県・・・東信、南信、中信、北信
岐阜県・・・岐阜、西濃、中濃、東濃、飛騨
静岡県・・・東部、中部、西部
愛知県・・・尾張、西三河、東三河
三重県・・・中勢、北勢、南勢志摩、伊賀、東紀州
滋賀県・・・県南、県北
京都府・・・山城、南丹、中丹、丹後
大阪府・・・北部、南部
兵庫県・・・阪神、播磨、北部、淡路
奈良県・・・県北、県南
和歌山県・・・紀北、紀中、紀南
鳥取県・・・東部、中部、西部
島根県・・・東部、西部、隠岐
岡山県・・・備前、備中、美作
広島県・・・安芸、備後
山口県・・・東部、西部
徳島県・・・東部、南部、西部
香川県・・・東部、西部
愛媛県・・・中予、東予、南予
高知県・・・中部、東部、西部
福岡県・・・福岡、北九州、筑後、筑豊
佐賀県・・・東部、西部
長崎県・・・本土、島嶼
熊本県・・・県央、県北、県南、天草
大分県・・・南部、北部
宮崎県・・・南部、北部
鹿児島県・・・西部、東部、薩南諸島
沖縄県・・・なし

こんな感じです。

福島県とか長野県などは日常でも使われている地域ですが、それ以外はネットを調べながら選んだ地域分けです。県北・県南となっている県もあれば、北部・南部となっている県もありますが、これはネットで調べて適当と思われた方を採用したものです。

ということで繰り返しになりますが、こちらでは県北とか北部と言う一般的な表現はせずに、あえて地名を入れて差別化を図りたいと言う意図を感じたのですが、さてその地域を代表するにふさわしい地名が必ずしもあるのかどうか、という気もいたします。
[97114] 2018年 12月 14日(金)18:31:12とりぴー さん
鳥取県の観光エリア
前回の十番勝負以来、お久しぶりとなりました。改めて自己紹介をしたいと思います。

名前そのままなのですが、生まれも育ちも鳥取です。出身は中部の東伯郡で、タイトルバーの配色はその周辺の自然と、特産の二十世紀梨をイメージしてみました。
本来の得意分野は理系(特に宇宙・天文系など)ですが、地理も大好きです。(ただ、皆さんのようには地理に詳しくないところもあるかと思います)
現在は昨年に書き込みがあった「ヅ」で始まる地名について調べていて、近いうちに投稿したいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また、こちらでクイズを作成しています。よろしければぜひお楽しみください。

さて「テーマ型経県値」の試みについて、暫定公開ページを拝見しました。「観光経県値」、とても面白そうですね。
ただ鳥取県のエリア設定に強い違和感を持ちましたので、僭越ながらご提案させていただきたいと思います。
(周辺の島根や岡山については現状がいいように感じます。地元民ではないので実情を把握しきれていないところもあるでしょうが)

まずはじめにエリア区分の基準についての話なのですが、大きく分けて以下の2通りが考えられると思います。
(1) 行政区分や観光における一体的なエリアに基づいて設定する
(2) 各都道府県の主要な観光地をリストアップし、ある程度観光スポットのバランスがとれるようにエリアを設定する
[97067][97102]のグリグリさんの書き込み等を見たところ、(1)を基にしつつ、各エリアに所在する観光地のバランスがよくなるように設定する、「(1)(2)の折衷案」ということではないかと考えております。(大きく間違っていたらご指摘ください。)
以下、この前提に基づいて話を進めたいと思います。

鳥取県民が県内を地域区分するとき、多くの場合は
・「東部」(旧因幡国の範囲。鳥取市、岩美郡、八頭郡)
・「中部」(倉吉市、東伯郡)
・「西部」(米子市、境港市、西伯郡、日野郡)
の3つに分けます。中部と西部をまとめて「中西部」とし、東部と中西部の2区分とすることも多いです(これは因幡と伯耆の2国に相当します)。

また、市町村別に主要な観光スポットを挙げてみます。☆は特に有名で人気があるのではないかと思う観光地です。(私個人の考える主要な観光スポットのみを挙げていますので異論はたくさん出るかもしれません)

鳥取市☆鳥取砂丘、白兎海岸、鳥取城跡、仁風閣、賀露漁港、湖山池、国府、「いなば温泉郷」
岩美町☆浦富海岸、岩井温泉
八頭町若桜鉄道
智頭町智頭宿(石谷家住宅など)、恋山形駅
若桜町若桜宿、氷ノ山
倉吉市白壁土蔵群、関金温泉、二十世紀梨記念館
湯梨浜町☆東郷湖(はわい温泉・東郷温泉)、燕趙園、羽衣石城。梨はここ産が別格だと思います
三朝町☆三朝温泉、☆三徳山(三仏寺投入堂)
北栄町青山剛昌ふるさと館(道の駅大栄周辺)、コナン大橋
琴浦町船上山、大山滝、道の駅「ポート赤碕」
大山町☆大山(大山寺、大山スキー場なども含む)、妻木晩田遺跡(米子市にまたがります)
日吉津村チューリップ畑
米子市☆皆生温泉、妻木晩田遺跡
境港市☆境港(蟹はここと鳥取市の賀露漁港が有名)、☆水木しげるロード、江島大橋
伯耆町桝水高原、植田正治写真美術館
南部町とっとり花回廊(一部伯耆町にまたがりますが大部分は南部町内)
江府町奥大山(スキー場、鏡ヶ成)
日野町金持神社
日南町石霞渓

5つのエリアに区分することを考えるとして、まず(1)のみを基準とする場合は、大山町が日野郡と同じ地域という区分にはどうしても違和感を持ってしまいます。
確かに大山という一大観光地は共有しているとも言えなくもないのですが、大山町は米子または琴浦町との一体感のほうが強く、江府はともかく日南・日野あたりと同一のエリアとするのは難しいかなと。
エリア区分はたいへん難しいのですが、西伯郡全体を米子エリアに組み込むほうが自然なように思います。
ただこの場合観光地のバランスが非常に悪くなる印象は否めません。

また(2)の基準を考える場合、八頭郡は観光スポットが非常に少なく、たいへんバランスが悪いように感じます(八頭郡の方には怒られるかもしれませんが…)。
主要な観光スポットが「鳥取市周辺」「中部(特に東郷湖や三朝あたり)」「米子・境港」に集中していることもあり、どうしてもバランスが悪くなるのは避けられませんね。
できれば鳥取市を二分割したいのですが、県外の方からすると非常に分かりづらいですね…。

以上のことを考慮したうえで、私個人の独断ではありますがいくつかの案を提案させていただきたいと思います。
(以下の「」内は区分を明示したのみで、エリア名称とすることを想定しているわけではありません)

○A案 (行政区分に忠実に準拠する) 
「鳥取市・岩美町」「八頭郡」「倉吉市・東伯郡」「米子市・境港市・西伯郡」「日野郡」
○B案 (観光スポットのバランスを考慮。中部を二分割する案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「湯梨浜町・北栄町」「倉吉市・三朝町」
「米子市・境港市・南部町・日野郡」「大山周辺(琴浦町・大山町・伯耆町)」
○C案 (観光スポットのバランスを考慮。西部を三分割する案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「米子市・境港市」
「大山周辺(琴浦町・大山町・伯耆町)」「南部町・日野郡」

琴浦町・大山町・伯耆町については大山に関連する観光地が多いことから、B案とC案では一つにまとめてみました。
このうち観光地のバランスが最もよさそうなのはB案で、先ほど☆をつけた観光地も各エリアに1つ以上存在しています。(次点でC案です。)
ただ中部は一体として捉えられることが多く、二分割することは滅多にありません。この点は考えどころで、C案であればよく使用される地域区分ともある程度一致しているのではないかと思います。
エリア区分に際しまして、以上を参考にしていただければと思います。

あわせて、[97110]などで議論されている神奈川県の「鎌倉・茅ヶ崎」エリアについて書きたいと思います。
私は神奈川県にはあまり馴染みがありませんが、それでも湘南といえば茅ヶ崎という印象はほとんどなく、江ノ島の印象のほうがだいぶ強いです。(年齢が低く、サザンにほとんど馴染みがないこともあるでしょうか。)
よって自治体名を使用するなら「鎌倉・藤沢」がよいように感じますが、こだわりはないので、グリグリさんのご判断にお任せしたいと思います。
[97117] 2018年 12月 15日(土)00:37:00ぺとぺと さん
神奈川県の観光経県値エリア名称について
[97110] デスクトップ鉄 さん
神奈川県出身者にとって「全国区で見た場合は藤沢より茅ヶ崎」には異論があります。皆さんのご意見もうかがいたいところです。
[97111]
オーナー グリグリさん
地元の方の捉え方はともかく、湘南のイメージで真っ先に浮かんでくるのがサザンの茅ヶ崎というのはかなりの方が持つ印象ではないでしょうか。
[97114]とりぴー さん
私は神奈川県にはあまり馴染みがありませんが、それでも湘南といえば茅ヶ崎という印象はほとんどなく、江ノ島の印象のほうがだいぶ強いです。(年齢が低く、サザンにほとんど馴染みがないこともあるでしょうか。)

皆様の議論を興味深く拝見しております。私はエリア名称の役割を
(1)「おおよそこの地域を指すということが推測できさえすればよい」とするのであれば「鎌倉・茅ケ崎」でも「鎌倉・藤沢」のどちらでもかまわない
(2)「少しでも観光をイメージできる」ようにするのであれば、「鎌倉・藤沢」のほうがよりふさわしい
のではないかと思います。
(1)の理由は、茅ヶ崎と藤沢のどちらがより「湘南」をイメージできるかということが、ユーザーにとってのエリアの特定しやすさにはあまり影響がないように思えるからです。すなわち「湘南」が神奈川県のどのあたりに位置するかをきちんと理解している人の大半は藤沢、茅ヶ崎のいずれもご存知だろうし、位置を想像できない人にとっては茅ヶ崎であろうが藤沢であろうが、さほど変わりがないのではないかと。
(2)の理由は、観光入込客数という観点で見ると、あらゆる点で江の島を擁する藤沢が茅ヶ崎に勝っているからです。以下は「平成29年神奈川県入込観光客調査結果」からの引用です。

(市町村)(延観光客数)(観光客消費額)
鎌倉市20,424108,117,917
藤沢市16,48073,882,178
茅ヶ崎市3,0284,845,160
平塚市7,6552,283,354
大磯町9171,852,175
二宮町566-

(エリア内の主な観光地)(観光客数)
鶴岡八幡宮10,774
湘南海岸・江の島8,485
江の島サムエル・コッキング苑835
江の島岩屋349
茅ヶ崎海岸1,667
サザンビーチちがさき海水浴場138
湘南ひらつか七夕まつり1,670
平塚市総合公園1,427

話は逸れてしまいますが、茅ヶ崎海岸は浸食による浜痩せが本当にひどいです。散歩などで海岸沿いのサイクリングロードを通るたびに、いずれ砂浜が消失してしまうのではないかと悲しい気持ちになってしまいます。
第1回茅ヶ崎中海岸侵食対策協議会資料(PDF)
[97118] 2018年 12月 15日(土)02:06:32【1】鳴子こけし さん
観光経県値あれこれ
観光経県値、検証にサンプル数は多いほうが良いでしょうから僕もやってみました。38点。かなり低い上に、5点の県はありませんでした。グリグリさんも仰っているように記憶が怪しくなっている所もあり、確実な場所以外は容赦なくチェックを外したので本当はもうちょっと高いとは思いますが……。
参考までに、どこへ行ったのか各エリアごとに代表的な1地点を列挙してみます。

エリア名観光地エリア名観光地
盛岡・雫石小岩井農場宮古・大船渡奇跡の一本松
花巻・遠野宮沢賢治記念館一関・平泉中尊寺
仙台光のページェント石巻・気仙沼石ノ森萬画館
塩竈・松島松島栗原・大崎石ノ森章太郎ふるさと記念館
会津若松・只見大内宿いわき・相馬スパリゾートハワイアンズ
喜多方・猪苗代野口英世記念館日光東武ワールドスクウェア
真岡・那須烏山真岡駅沼田・みなかみ土合駅
さいたま・川口鉄道博物館熊谷・行田鷲宮神社
船橋・柏東京ディズニーリゾート館山・勝浦御宿海岸
木更津・市原東京ドイツ村東京(西)東京タワー
東京(東)上野動物園八王子・立川南町田グランベリーモール
伊豆諸島・小笠原父島横浜・川崎八景島シーパラダイス
相模原・秦野宮ヶ瀬湖鎌倉・茅ヶ崎新江ノ島水族館
小田原・箱根大涌谷十日町・魚沼苗場スキー場
富士吉田・山中湖山中湖上田・諏訪蓼科
静岡・焼津焼津漁港熱海・下田道の駅伊東マリンタウン
富士・御殿場御殿場プレミアム・アウトレット一宮・犬山愛・地球博
大阪道頓堀倉敷・笠岡倉敷美観地区
広島・廿日市厳島神社松山・伊予道後温泉

観光の線引きは個人の領分と前置きした上で迷った所を。例示されている主な観光地名に「鎌倉高校前駅」があったので、駅を目的に行った真岡駅や土合駅も入れてみました。南町田と御殿場のショッピングモールも観光地かと言われると微妙かも。仙台の光のページェント、長久手の愛・地球博は期間イベントですが、これは含めても良いでしょう(仙台、結構行っている気がしていたのですが、意外と観光目的の訪問は少なくこうなりました)。

湘南地域のエリア名称については、どちらでも問題ないとは思いますが、「鎌倉・茅ヶ崎」よりは「鎌倉・藤沢」のほうがどちらかと言えばしっくり来ます。[97117]ぺとぺとさんも仰っている通り、観光という面で見た場合藤沢に大きなアドバンテージがあるのではないかと。あるいは、湘南を想起させるという意味では(南足柄を差し置いた「小田原・箱根」がアリならば)「鎌倉・大磯」というのもアリなのでは。

他のテーマ型経県値は「点」の記録を各県計算とするようですが、この観光経県値に関しては「面」の記録であるため、マップも都道府県単位ではなくエリア単位で分けて塗るのも面白いかもしれません。0か1かの塗り分けになるため見栄えが単調になる上に、エリア境界を描き入れた新たな地図を用意しなければならない(「米子・境港」エリアなどはかなり小さく、佐渡や隠岐の島などの離島に至っては現状地図上では省かれている)のが難点ですが、経県地域の塊としては見やすく分かりやすくなるのではないかと、無責任に思ったのでした。

【追記】
「観光経県値マップ」をSNSやHPから参照させる場合は、下記のリンクをご利用ください。
の下のリンクですが、名前(ニックネーム)が2バイト文字の場合URLにそのまま含まれてしまうため、そのまま貼ると名前部分が文字化けするようです(環境にも依るのかもしれません)。
[97124] 2018年 12月 15日(土)20:13:34【1】千本桜 さん
観光経県値【秋田県】
グリグリさん

なぜ、全都道府県を同一に5区分しなければならないのか、よく理解できないのですが、ここはグリグリさんの「都道府県市区町村」。均一に5区分することがグリグリさんの美意識であり、悦びなのでしょう。そんなことを思いながら、観光経県値「秋田県」をいじくって遊んでみました。

1・「能代・男鹿ブロック」の上小阿仁村を「大館・鹿角ブロック」へ編入する。
上小阿仁村の観光スポットは、五城目町から北秋田市へ抜ける国道285号に面した「道の駅かみこあに」だけと言っても過言でない状況ですが、地理的にも行政的に五城目町より北秋田市との結びつきが深いので、北秋田市と同じブロックに含めたい。

2・「秋田・大仙ブロック」の秋田市を「能代・男鹿ブロック」へ編入し、「能代・男鹿」のブロック名を「秋田・男鹿」に変更する。
男鹿市へ行くのには秋田市を経由することが多く、秋田市と男鹿市を抱き合わせた旅行コース設定が多々考えられます。一方、大仙市・仙北市へは、盛岡や横手を経由することが可能なので、秋田市と抱き合わせない旅行コースも設定できます。秋田市を必要としているのは大仙市・仙北市より男鹿市ではないでしょうか。なので、秋田市と男鹿市を一緒のブロックにしてやりたい。ブロック名から削除された能代がかわいそうですが、ここは観光がテーマと言うことで、涙を飲んで切り捨てごめん。

3・「横手・湯沢ブロック」の美郷町を「秋田・大仙ブロック」へ編入し、「秋田・大仙」のブロック名を「大仙・仙北」に変更する。
美郷町は仙北地方に属しているので、大仙市、仙北市と同じブロックに所属させたい。秋田市を男鹿ブロックへ放出するため、観光ボリュームは減少しますが、角館の桜まつりや大曲の花火大会の集客力は県内指折で、他のブロックと比較しても観光客数は見劣りしない。

それから、あれ?と思ったことを1つ…。連記する場合は「吉永小百合・松原智恵子」のように、主役が先になると思うのですが、「栗原・大崎」、「糸魚川・上越」、「名張・伊賀」、「大牟田・久留米」、「直方・飯塚」などは順序が逆ではないかと思いました。
[97125] 2018年 12月 15日(土)21:49:18オーナー グリグリ
観光経県値(御礼)
観光経県値のエリア定義、エリア名称へのたくさんのご意見をありがとうございます。整理してフォローしたいと思いますが、取り急ぎいくつか先に回答します。

[97124] 千本桜さん
なぜ、全都道府県を同一に5区分しなければならないのか、よく理解できないのですが、
説明不足だったかもしれませんが、現在の経県値と同じく各都道府県が5点満点になるようにするためです。経県値プログラムのかなりの部分を流用できることも大きな理由ですが、経県値と同じく47都道府県を同等に評価することで、マップ表示の意味が出てきます。

[97118] 鳴子こけしさん
【追記】
「観光経県値マップ」をSNSやHPから参照させる場合は、下記のリンクをご利用ください。
の下のリンクですが、名前(ニックネーム)が2バイト文字の場合URLにそのまま含まれてしまうため、そのまま貼ると名前部分が文字化けするようです(環境にも依るのかもしれません)。
最近のブラウザは、アドレスバーやリンクにマウスを当てた時の最下部のURL表示において、URLエンコードされた2バイト文字をデコードして文字表示してくれます。その場合でも、ペースト時にはエンコードされた情報でブラウザに伝えられますので(エディタなどにペーストしてみると分かります)、2バイト文字が含まれていても正しく表示されるはずです。ちなみに、鳴子こけしさんの「名前部分が文字化けする」に貼られたリンクは元のリンクの一部のように見えるのですが、いかがでしょうか(2バイト文字のエンコード部分がおかしくなっています)。

ブラウザの環境などにより文字化けの可能性がないとは言えませんので、念のため観光経県値のリンク参照説明のあるページを改良し、2バイト文字がエンコードされたURLを見える化し、URLをコピーできる機能を追加しました。ご確認下さい。

[97118] 鳴子こけしさん
他のテーマ型経県値は「点」の記録を各県計算とするようですが、この観光経県値に関しては「面」の記録であるため、マップも都道府県単位ではなくエリア単位で分けて塗るのも面白いかもしれません。0か1かの塗り分けになるため見栄えが単調になる上に、エリア境界を描き入れた新たな地図を用意しなければならない(「米子・境港」エリアなどはかなり小さく、佐渡や隠岐の島などの離島に至っては現状地図上では省かれている)のが難点ですが、経県地域の塊としては見やすく分かりやすくなるのではないかと、無責任に思ったのでした。
「点」と「面」の例えはわかりやすいですね。まさしくその通りで、観光テーマを分けている狙いもそこにあります。エリア単位で塗り分けることも考えたいのですが、新たな地図を用意することが現状では困難です。都道府県の市区町村境界図を用意して、都道府県別経県値の構想もあるのですが(東京都経県値など)、やはり地図のハードルが高いのが現状です。また、ご指摘のように小さいエリアの見易さのクリアも課題です。
[97126] 2018年 12月 15日(土)22:23:27【2】伊豆之国 さん
Re:伊豆地方のDID名称、観光経県値、etc.
[97112]他 千本桜さん
「伊豆地方のDID名称論争」で話がかみ合わない理由、ここまで来て思ったのは、どうも「名づけの視点」が違うのではないか、ということになるのでは、と感じてしまうのですが。
私がDID名称を考えるのにあたっては、もちろんまず自治体名や古くから使われている地名などを採用するのが優先ですが、それと共に「なるべく(その地域になじみがない人にも)わかりやすい名称にする」と言うことを考え、また「複数の自治体にまたがる場合などは、あまり長い名称を避けるため、連名は2つまでに、地域を統合する名称があればこれを使う」と言ったことも考慮に入れた上で、(もちろん全国を調べまくると言うような暇はないので)まずいくつか当たったところから「あくまで自分で考えた名称をつける」というものでした。
「函南」の件で迷ったのは、まさに[97109]で千本桜さんがおっしゃる通りで、以前から「函南駅」のイメージがどうしても先行し、駅から遠く別の線の駅が最寄になっている、町域の外れにある地域が実際の中心地になっていることがなかなか飲み込めなかったのがその原因でした。
その函南町ですが、[97115] で ekinenpyouさんから情報が出てきましたので、じっくり拝見させていただきました。
函南町立函南小学校の学校沿革より(所在地は仁田148)
明治6年6月20日
「第二大学区第一番中学区第八小学校函南学校」として大土肥妙高寺に開校
明治の大合併よりも前に中郷・函南という名称が使われていた
具体例を紹介しておきます
「函南」と言う名称が、この学校名が初出だと言うことになると、明治22年の合併・町村制施行による「函南村(→町)」の名称は、その学校名に由来する地名、と考えることができそうです。
>ぺとぺとさん
「学校由来地名」、ご検討をお願いいたします。

そこでやはり気になったのが、なぜ函南村にできた駿豆線の駅が「伊豆仁田」になったのか、と言うこと。[97091] で書いていた
函南村は誕生から既に30年余りを過ぎていたとはいえ、「函嶺【=箱根】(中略)の南」ということから名づけられた人為的な名称であり、その頃はまだ地名として成熟してはおらず
と言うくだりは誤りだったとわかったので訂正しますが、だとすると、すでに定着している「函南」を採らず、あえて「仁田」を名乗ったのかというのが「謎」めいてきます。[97091] に書いたように
【郷土の英雄である】仁田四郎の高い知名度と、その末裔の尽力によってできた駅ということで、「仁田」のつく駅名が採用された
と言うことで、駅付近の地名であると同時に、「郷土の英雄と、開業に尽力したその末裔とを顕彰した、一種の『人名由来駅名』でもある」と言う一面も持つのではないか、とあれこれ考えたのですが、本当はどうだったのでしょうか。
「伊豆仁田」駅の開業から12年後、東海道線の熱海廻りの新ルートが全通することになり、当初は函南村内に駅が作られる予定がなかったのが、当時の村民の新駅誘致運動が奏功し、新線開通と同時に「函南」駅の開業にこぎつけた、と言う話は[97091]で書き込んでいたのですが、函南村民の誘致運動によってできた、村内とはいえ中心集落からは遠い場所にある新駅が、村名を取って「函南」駅になった結果、「村の中心から離れた場所にある駅が村の名を名乗る」「村の(実質)中心駅は別の名の駅」と言うことになって、よその人から見ればわかりにくいと言う結果になってしまった、と言うことでしょうか。
ここで函南町内にある2つの鉄道駅、函南駅と伊豆仁田駅の利用客数について調べてみると、「伊豆箱根」の最新データがないようなので、少し古い数値になりますが、wikiによると、両者を比較できる最新年である2004年についてみると、函南駅が2,115人(1日当り平均乗客数)、伊豆仁田駅は1,699人(同)と、函南駅のほうが優勢です。これは、大幹線上にある駅とローカル私鉄の駅(いずれも「鈍行」しか停車しない)との差、また東京方面に出るのには函南駅のほうがより有利、と言ったことも考えられますが、函南駅付近には月ぎめの駐車場が多数存在する(wikiによる)と言うので、伊豆仁田駅のほうがより近い人でも、マイカーで函南駅に出て東海道線を使う人がかなりいるのではないかと言うこと(大場駅と函南駅を結ぶバスもありますが、1時間に1本あるかないか(伊豆箱根バス時刻表より)で、函南駅(日中1時間に3本程度)・伊豆仁田駅(1時間に4本程度)に発着する電車の本数に比べてかなり少ない)、それと北隣にある大場駅は住所は三島市ですが函南町との境界近くにあり、境界線に近い間宮・仁田地区のそれぞれ北部など、大場駅を利用する人もかなりの数に上るとみられること(大場駅の2004年の乗客数は2,978人)、さらに伊豆仁田駅の近くに県立田方農業高校があり、その通学生の利用が駅の利用者数の中でかなりのウェートを占めると思われることなどを総合して考えると、市街地から遠く立地条件としてはやや不便とは言うものの、利用者数で勝る函南駅のほうが、「函南町の代表駅」としては伊豆仁田駅よりふさわしいのかもしれませんが、いかがなものでしょうか。

余談ですが、現存の市について、「(DIDのある)中心地域にある駅が市名と異なる駅名で、後から市街地から離れた場所に作られた市名と同名の駅がある」、という例としては、まず千曲市(DIDがあるのは、旧更埴市の屋代駅周辺と、千曲川の西側にある稲荷山地区、それと千曲川を挟んで旧戸倉・上山田両町にまたがる戸倉上山田温泉の3箇所。千曲駅の周辺にはDIDがなく、市役所の最寄り駅でもない)あたりが思い浮かんだのですが、他にもこういう例はあるのでしょうか。
なお、「中郷」のほうは、これも村の誕生前に学校名に使われたと言うことですが、[97115] で添付されている「大日本地名辞書」の記事を見る限りでは、おそらく江戸時代から既にこの地域一帯を示す広域名称として使われていたと思われるので、「学校由来地名」には当たらないでしょう。

川奈駅付近のDIDは、[97091]に書いた通り、やはり「川奈」でよいと思います。隣接地区の「玖須美元和田」との間には、過去の複雑な経緯があってややこしいようですが、わざわざ3地名連続で長く言いにくい名称にするよりも、ゴルフ場などの知名度で圧倒し人口分布でも優位である「川奈」で代表させたほうが「簡潔でわかりやすい」と思ったからです。
静岡県内では、富士市から富士宮市にかけての地域とか、その西の富士川と薩[土垂]峠の間、旧東海道沿いに旧富士川・蒲原・由比の各町にかけて連続する地域とか、他にも名称で揉めそうな地域がいくつかありそうですが、他のメンバーの方々の守備範囲に入るようですので、これ以上タッチしないことにします。

さて、ここからは「観光経県値」について。まだまだ「試行錯誤」の段階が続いているようですが、現段階で公開されている表に基づいて計算したてところ、191点と言うことになりました。この数字は果たして「かなり高い」と言うことになるのでしょうか?
「観光経県値」作成に当たって、「観光した」との定義は、次のように決めることにしています。

・その市区町村の経県値(認市区町村度)が「●」(3・歩いた)以上である
・市区町村経県値が「●」の場合でも、ビジネスやショッピングのみが目的の場合、乗換えなどのために短い区間を歩いただけの場合は「観光した」ことに該当しない(ビジネスでの出張でも、帰りにできた余裕時間を使って観光地に立ち寄ったりした場合は『観光した』とした)
・市区町村経県値が「○」(4・泊まった)であっても、ただ宿泊のみが目的であった場合(ビジネスホテルなど)は「観光した」としない(宿泊が主目的でも、温泉旅館やリゾートホテルの場合は『観光した』ことに該当するとした)

「観光したことがない」地域は、全国47×5=235地域のうち、44地域となりました。そのうち、「該当する範囲の全市町村に一度も足を踏み入れていない(通過もしていない)」地域は、離島地域など、ざっと数えて12箇所ほど。その他は「ビジネスのみ」、「通過のみ」か「乗換えや、SA・PAでの休憩のみ」と言ったところ。その大半はやはり西日本ですが、関東近辺では、茨城県「古河・下妻」(五霞町の「中の島公園」への社用([65870])と、あと30数年前の常総線~水戸線~旧筑波鉄道の乗り換えのみ)と山梨県「都留・大月」(大月駅での中央線~富士急の乗換えと、上野原市の「談合坂SA」での休憩のみ)の2箇所が「観光未経県」で残っていました。
「観光した」エリアが全くない県はなく、1つのみなのは、徳島県と鹿児島県。鹿児島県は、観光した鹿児島市(桜島を含む)と指宿市([81852])が同一エリアになっていたためであり、結局「観光経県値」が最も低いのは徳島県(阿波踊り見物のみ)と言うことになりました。
県内全エリアが「観光した」ことになった県は、26都道県がありましたが、「広大なエリア内の1市町村だけとか、端っこだけ」と言うところも結構あり、たとえば北海道の場合、地域が広大で短期間ではとても広い範囲を回るのが困難なこともあり、「旭川・富良野」ブロックでは、上川町の層雲峡のみ(旭川市にも宿泊していますが、観光目的の旅行とはいえ、駅前のビジネスホテルに泊まっただけで町歩きはせず)、「釧路・帯広」も、「濃霧で湖面が全く見えなかった」摩周湖([65698])・屈斜路湖など(弟子屈町)と、現在は釧路市の一部となっている阿寒湖を見ただけで、その帰りに釧路空港から羽田へ直行。「網走・稚内」も、観光したのは宗谷岬(稚内市)とサロベツ原野(豊富町)、それと知床半島(斜里町)という、それぞれ「端っこ」に当たる部分でした。
 

♯各県別の観光ブロックの分け方と、名称についての話題には、また暇があったら反応するかと思っています…。

【1】誤字訂正他
【2】函南駅などの利用客数比較について追記
[97127] 2018年 12月 16日(日)01:51:45鳴子こけし さん
Re:観光経県値(御礼)
[97125]グリグリさん
迅速な念のため対応ありがとうございます。こちらの環境はOS X Yosemite + Safari 10.1.2ですが、変更前のリンク(現在「マップ表示へ」と表示されている部分と同じものでしょうか)は〔右クリック→「リンクをコピー」〕及び〔ページを遷移してアドレスバーをコピー〕のいずれとも『https:/uub……&N=鳴子こけし』と2バイト文字のままの状態でした。記事下方のリンクはこれをこのまま貼り、上方のリンクは別ツールでエンコードした上で貼ったものです。
[97128] 2018年 12月 16日(日)08:32:31k_ito さん
名づけは難しい
こんにちは。盛り上がっている話題に二三加わらせてください。


まずは、観光エリアの区切り・命名について。

神奈川県の「鎌倉・茅ヶ崎」エリアについては、私も皆さんご指摘の通り「鎌倉・藤沢」「鎌倉・大磯」のいずれかかな、と思います。茅ヶ崎や平塚はメジャーな地名ではありますが、観光という観点で藤沢や大磯にはかなわないと思います。グリグリさんは
地元の方の捉え方はともかく、湘南のイメージで真っ先に浮かんでくるのがサザンの茅ヶ崎というのはかなりの方が持つ印象ではないでしょうか。
とおっしゃいますが、たぶんそれは彼らのパーソナリティにまで関心を持つ(or持った)、彼らと同世代の方の感覚かな、という気がします。私はだいぶ下の世代で、曲は聴きながらもパーソナリティにはあまり興味がないため、「江ノ島が見えてきた俺の家も近い」「稲村ケ崎は今日も雨」といった藤沢市域・鎌倉市域を含む歌詞に引きずられて、知識として桑田が茅ヶ崎の人だと知っていながらも、あまり茅ヶ崎の人だという意識はしていないです。

愛知県については、「一宮・犬山」エリアが「名古屋市と知多半島以外の尾張部」という非常に雑なエリアで、名古屋を挟んで東西に分かれてしまっていて、エリアとしてのまとまりが感じられません。愛・地球博に行ったからもうこのエリアはクリアで犬山には行かなくていい、では不自然で残念です。豊明・日進・長久手・東郷の旧愛知郡4市町に加えて、東春日井郡は分断されますが尾張旭市・瀬戸市までを合わせた計6市町を名古屋市とくっつけて、「名古屋・瀬戸」エリアにするぐらいがバランスがいいのかな、と思います。
三河部は西三河・東三河という区分けで言えばこれで完璧なのですが、観光資源を共有する奥三河山間部エリアが分断されているのが少し気にはなります。稲武町は西三河で茶臼山高原は東三河、間違ってはいないのですが観光という観点では同一エリアではないかと思うのです。とはいえこれは自治体境界を絶対とする以上はどうしようもありません。


続いて、DIDへの命名について。

千本桜さんと伊豆之国さんの議論を拝見しながら、伊豆之国さんは都会の方だな、と思いました。駅名が周囲の地域を総称する地域名としての力も持つことは、都会ではありふれた現象ですが、田舎へ行けばそんなことはないわけで、それぞれの実情に合わせた命名をすればいいのではないかな。そんな感想を持ちました。

都会の駅名は強いです。タカシマヤタイムズスクエアのことを「渋谷にある」とか「千駄ヶ谷にある」と言ったら多くの人には笑われるでしょう。住所地名は渋谷区千駄ヶ谷でありながら、あそこは紛れもなく「新宿」です。明治大学の学生が、キャンパスから帰るには甲州街道と京王線と井の頭線を越えなければならないエリアに下宿していたとしても「明大前に住んでいる」と言って笑われることはないでしょう。田舎の人から見れば「どこが明大の前だよ」と思いますが、都会では明大前駅を最寄り駅とするエリアこそが明大前だからです。
話がそれますが、「高輪ゲートウェイ駅」について私が感じた違和感は、珍妙なカタカナ駅名であることよりも、第一京浜の西側の傾斜地から高台にかけてこそが字義通りの「高輪」なのに、この駅ができることで線路東側の埋立地までも「高輪」と呼ばれるようになるだろうことです。

このようなことは都会ではありふれた現象ですが、鉄道を日常利用することが少なくなる田舎では、駅名は必ずしも地域を総称しえません。伊豆のことは詳しくないので、愛知県の例を挙げます。
たとえば豊田市南部の若林駅を中心とするDIDは駅名をとるなら「若林」ですが、若林駅が代表するにはおこがましいエリアまで連坦しており、私なら「高岡」と名付けます。現在の住所地名としての高岡町・高岡本町にはかすりもしないDIDですが、三河八橋駅周辺から竹村駅周辺までの広大なエリアを総称しうる地名は、旧碧海郡高岡町をおいてほかにないからです。
このように、地域を総称しうる地名は、駅名とも限らなければ、現存する住所地名とも限りません。碧南市東部の本体からわずかに離れてしまって独立してしまったDID、現存住所地名から名づけるにはかなり苦しいのですが、ここは以前「自治体越えの地名」関連で触れたように西端と呼ばれる地区ですので、そのまま「西端」と名付けたいところです。このようなことを全国規模でやろうとすると大変なことですが、どうせやるならそれが誠実な名づけ方だろうと思います。

私も戯れに愛知県のDIDだけ眺めてみましたが、難しいですね。ニュータウンが独立したDIDになっている事例は特に。中でも、本体は大名古屋DIDに吸収されているのにニュータウンだけ独立している小牧市、そもそもニュータウンにだけDIDがあって本体がない阿久比町、一か所のニュータウンなのにDIDは分離しているみよし市などは、非常にモヤモヤする事例です。既存市街地も簡単ではなくて、ほぼ同格の二都市が連坦する「刈谷・知立」と「国府・御油」は連称しかないのかな、と思いました。碧南市・高浜市も「碧南・高浜」にしようかと迷いましたが、こちらは「衣浦」でいいかな(対岸の半田市まで連坦扱いなら迷わず「衣浦」なのですが)。


長文失礼しました。
[97129] 2018年 12月 16日(日)11:51:12【1】オーナー グリグリ
湘南について
観光経県値の湘南エリアを表す自治体名の議論、藤沢が優勢ですね。元々こだわりはありませんので「鎌倉・藤沢」に変更しました。そもそも「鎌倉・茅ヶ崎」を推した理由として、藤沢(という名称)よりも茅ヶ崎(という名称)に湘南の印象をより強く感じていたということと(ブラタモリの視聴も後押し?)、何人かの方が指摘されていますが、鎌倉・藤沢ではエリアの東に片寄っていることから、エリアの広がりを示すのには今ひとつかなとの思いもありました。

デスクトップ鉄さんが八雲はマイナー過ぎると指摘された「函館・八雲」もエリアの広がりを示したかったためですが、それを他のエリアでも徹底しているかというとそうでもないので、あまり説得力はありません。函館・八雲は現在「函館・松前」に変更しましたが、エリアの広がりを示すことにこだわらないのであれば、すんなり「函館・北斗」でよいかもしれません。あるいは「函館・奥尻」もありかもしれませんね。考えているときりがないので、具体的な観光地をリストアップしていく過程で見直しを行い、ある程度のところで妥協したいと考えています。
[97131] 2018年 12月 16日(日)19:37:12オーナー グリグリ
Re:鳥取県の観光エリア
[97114] とりぴーさん
さて「テーマ型経県値」の試みについて、暫定公開ページを拝見しました。「観光経県値」、とても面白そうですね。
ただ鳥取県のエリア設定に強い違和感を持ちましたので、僭越ながらご提案させていただきたいと思います。
ありがとうございます。鳥取県の観光考察は大変参考になります。また、観光スポットの提示もありがたいです。有効に活用させてください。

「(1)(2)の折衷案」ということではないかと考えております。(大きく間違っていたらご指摘ください。)
明確な基準は設定していませんが、実際のエリアを設定する際には、お示しの手順のように考えていました。

○A案 (行政区分に忠実に準拠する) 
「鳥取市・岩美町」「八頭郡」「倉吉市・東伯郡」「米子市・境港市・西伯郡」「日野郡」
○B案 (観光スポットのバランスを考慮。中部を二分割する案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「湯梨浜町・北栄町」「倉吉市・三朝町」
「米子市・境港市・南部町・日野郡」「大山周辺(琴浦町・大山町・伯耆町)」
○C案 (観光スポットのバランスを考慮。西部を三分割する案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「米子市・境港市」
「大山周辺(琴浦町・大山町・伯耆町)」「南部町・日野郡」
上記の案を参考にいろいろ考えてみました。私も八頭郡を1つのエリアにするのはちょっとどうかなと思っていたので、とりぴーさんのご説明から少し大胆な案も考えてみました。いかがでしょうか。

◯D案(境港市を独立エリアとする案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「境港市」
「米子市・琴浦町・日吉津村・大山町」「南部町・伯耆町・日野郡」
◯E案(D案の大胆さを和らげる案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「米子市・境港市・日吉津村」
「琴浦町・大山町」「南部町・伯耆町・日野郡」

なお、観光スポット情報については、現状のエリア区分でとりあえず情報追加しました。ありがとうございました。
[97135] 2018年 12月 17日(月)08:55:15【2】オーナー グリグリ
Re:観光経県値【秋田県】
[97124] 千本桜さん
1・「能代・男鹿ブロック」の上小阿仁村を「大館・鹿角ブロック」へ編入する。
(以下略)
秋田県のエリア改善提案をありがとうございました。ご提案通り変更しました。観光ルート説明もわかりやすく大変参考になりました。とりぴーさんの鳥取県もそうですが、地元の方からの具体的な改善提案はとてもありがたいです。

それから、あれ?と思ったことを1つ…。連記する場合は「吉永小百合・松原智恵子」のように、主役が先になると思うのですが、「栗原・大崎」、「糸魚川・上越」、「名張・伊賀」、「大牟田・久留米」、「直方・飯塚」などは順序が逆ではないかと思いました。
自治体コード順に並べました。「大原麗子・松坂慶子」か「松坂慶子・大原麗子」か迷わなくて済むということです。
#わたしは迷いなく「大原麗子・松坂慶子」ですが。^^;
[97136] 2018年 12月 17日(月)11:39:25オーナー グリグリ
差別化?
[97113] じゃごたろさん
こちらでは県北とか北部と言う一般的な表現はせずに、あえて地名を入れて差別化を図りたいと言う意図を感じたのですが、さてその地域を代表するにふさわしい地名が必ずしもあるのかどうか、という気もいたします。
エリア名を1つか2つの市区町村名にした理由は[97108]に書いた通りで、その市区町村を差別化する意図はまったくありません。また、県央や県西などよりは、エリア名に市区町村名がある方が、必ずしもエリアマップを参照しなくても観光経験をすぐに判断できる場合もあることを考慮しています。今後、観光経県値トップページのエリア名のポップアップ表示(および各都道府県のエリアの説明ページ)に具体的な観光地を記載していきながら、メジャーな観光地がたくさんある自治体名をエリア名に変更することも考えますので、その考慮のことを差別化と言われるのであれば結果的にはその通りです。ただし、意図としては利便性とわかりやすさです。
[97139] 2018年 12月 17日(月)22:20:50【1】デスクトップ鉄 さん
続・観光エリアの名称
[97110] で、神奈川県のエリア名称について
「横浜・川崎」「丹沢大山」「三浦半島」「湘南」「小田原・箱根」
と書いたところ、[97111] オーナー グリグリさんは、
これは私も悪くない案だと思います。他の都道府県もこのレベルですべて揃えられるのであればそうしたいのですが、ざっと考えた感じでは、あまりうまくいかないようにも思います。
と書かれました。東京都も考えてみました。
「東京下町」「東京山の手」「武蔵野」「高尾山・奥多摩」「伊豆諸島・小笠原」
です。下町は、本来の下町だけでなく、柴又や葛西臨海公園を含みます。武蔵野は武蔵野市ではなく、国木田独歩の武蔵野です。エリアは「八王子・立川」から立川を分離して、三多摩の平野部分とします。主な観光地は、井の頭公園、深大寺、多摩湖、昭和記念公園などでしょうか。高尾山は、ミシュランガイドでも三つ星ですから、名前を挙げてもよいでしょう。

(1) エリア名称でエリア範囲を明確にするのはもともと難しく、エリア地図で確認することを前提としている。
ということで、2自治体の連称には同意しました。そのエリアはどこかで明示されたのでしょうか。室蘭、登別、白老は「札幌・小樽」にはいるのでしょうか。

もう一つ、[97126] 伊豆之国さんも書かれている観光の定義です。私は、香川県の落書き帳の聖地といわれる某駅で途中下車、次の列車までの1時間の間に、高校野球の強豪校が駅近くにあることを知り訪れたことがありますが、これは観光でしょうか。

追記:エリアマップの所在はわかりました。

独歩の「武蔵野」ですが、青空文庫で全文を読むことができます。七、八に当時独歩たちが考えていた武蔵野の範囲が示されています。15区時代の東京市の外れから西は立川まで、東も柴又や葛西の旧市外を含み、埼玉県の川越以南も含まれています。埼玉県部分を除き、1932年に東京市に編入された東西の地域を、拡大下町と拡大山の手とみなせば、「三多摩の平野部分」が武蔵野になります。
八王子はけっして武蔵野には入れられない。
とも書かれています。

香川県の「さぬき・東かがわ」エリアですが、琴電の乗りつぶしをしていて、運賃節約のために、長尾から志度まで歩いたことがあります。これも観光といえますかね。
[97140] 2018年 12月 18日(火)08:29:48オーナー グリグリ
観光経県値の各都道府県のエリア説明ページ
[97139] デスクトップ鉄さん
ということで、2自治体の連称には同意しました。そのエリアはどこかで明示されたのでしょうか。
取り急ぎこちらに回答します。観光経県値トップページにある都道府県のエリア一覧表の都道府県名をクリックすると各都道府県のエリア説明ページが開き、エリアマップと各エリアの主な観光地の一覧表を参照することができます。観光地名は今の所、神奈川県、愛知県および鳥取県についてのみ記入してあります。他の都道府県についても、少しずつ追加していく予定です。
[97141] 2018年 12月 18日(火)22:07:55伊豆之国 さん
「伊豆」と「駿河」の境界線はどこにあるか
「観光経県値」のエリア名称を巡る論議、[97126] の最後で
各県別の観光ブロックの分け方と、名称についての話題には、また暇があったら反応するかと思っています
と書き込んでいたのですが、今回はまず、オヤジの田舎「伊豆」に関して、「伊豆」と呼ばれる(観光)エリアはどこなのか、と言うことから見てみようと思います。「伊豆」の範囲が問題になる原因は、いわゆる「伊豆」と呼ばれる地域の範囲が、「旧伊豆国から(東京都に属する)伊豆諸島を除いた部分」とは全く同じではないからです。
「伊豆」に含まれる現在の自治体名では、熱海・伊東・下田・伊豆・伊豆の国各市と、賀茂郡の全5町(東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆)が入ることについてはまず異論はないでしょう。問題になるのは、伊豆国には属しているものの、北の端っこに位置し「駿河」とのつながりのほうが強く、「伊豆」の色彩が薄そうな感じに見える三島市・函南町と、中心部は「駿河」に属するものの、市域の南部(旧内浦村・西浦村・戸田村)が伊豆国だった沼津市の扱いです。
私の手元にある、古いガイドブックを開いてみました。まず、以前に[75016]でチラッと触れた、昭和30年代の観光ガイドフック(というより写真集)「国立公園 伊豆めぐり」という本。その本には発行年月が書かれていなかったので、記事や地図の内容などから、このときには漠然と「昭和30年代」と書いたのですが、改めてこの本を見ていると

・新幹線がまだできていない
・伊豆急が開業して間もない、という表現がある(昭和36年12月10日開業)
・三島広小路と沼津駅前を結んでいた「伊豆箱根鉄道軌道線」([94655])が地図に出ていない(昭和38年2月4日廃止)

と言ったことなどから、おそらく昭和38年後半から39年前半頃の発行ではないかと思われます。
多くの「伊豆地方」のガイドブックでもそうであるように、この「…伊豆めぐり」でも、まず最初に書かれているのは「熱海」。今では全く面影もなくなった海岸沿いのホテル群を初め、お宮の松、梅園、そして「いかにも見世物」といった「熱海城」などと共に、函南町に属する十国峠のケーブルカーも写真に出ています。一方、巻末のほうには、今ではほとんど使われなくなった「口伊豆」の温泉地を羅列した記事の中に、函南町の南部、伊豆の国市との境界近くにある「畑毛温泉」(一部は伊豆の国市(旧韮山町)にまたがっており、韮山側は「奈古谷温泉」と呼ばれることが多い)の名が載っており、具体的な紹介・説明などはないのですが、「十国峠」と合わせて、函南町は「伊豆」の範囲に入る、と言うことになり、また、沼津市に属している地域にある三津(みと)水族館(現・伊豆三津シーパラダイス)や大瀬崎なども紹介されている一方、三島市は巻頭にある地図には出ているものの、本文にも写真にも紹介がなく、これを見る限りでは「三島市は伊豆でない」と読み取れるようになっていました。

次に紹介するのは、昭和59年発行の、交通公社の「エースガイド 伊豆・箱根・富士」。この本の中では、「伊豆」の範囲として、三島市・函南町を含め、現在の伊豆国6市6町に当たる地域と、駿河と伊豆にまたがっている現・沼津市域の全域について記載されており、沼津市の「駿河」の区域に入っている「千本松原」や「沼津御用邸記念公園」なども紹介されていました。蛇足ですが、この沼津市(旧戸田村を含む)は、現・伊豆市の旧土肥町、現・西伊豆町、松崎町と共に「西伊豆」のエリアとして書かれており、「沼津が西伊豆?」と言うのには、「西伊豆町」にルーツを持つ者としては、やはり大いに違和感を抱かざるを得ないのですが…。
三島市ももちろん「伊豆」として書かれ、三嶋大社などが紹介されていますが、その三島市は、現・伊豆の国市や現・伊豆市のうち旧土肥町を除いた範囲などと共に「中伊豆」のエリアに入れられています。この「中伊豆」エリアでは、前記した函南町の「畑毛温泉」も「ミニガイド」として紹介されていますが、その函南町の北東側にある十国峠は「東伊豆」エリアにある「熱海」の中で紹介されており、ここでも函南町は「伊豆」の中では2つのエリアに「股裂き」されていました。

[97095] で駿河の民さんがリンクされている「静岡県の観光エリア」では、地図と紹介記事・写真を見る限り、沼津・三島両市と函南町は、いずれも「伊豆」のエリアに入っているように見えます。「観光経県値」のエリア分けでは三島市が「富士・御殿場」エリアに入っており、「静岡県の観光エリア」のHPとは異なっていますので、修正が必要でしょう。
「伊豆」と「駿河」のエリア分けをするのには、沼津市をこの辺りで南北に分割するのが最も適切なのでしょうが、「市町村を分割しない」ということに縛られる、となると、やはり一筋縄ではいかないのでしょうか。

>駿河の民さんへ
「テーマ別経県値」と「経県値アプリ」の「特急マガジン」への新規登録、おめでとうございます。
「ご当地」の方として、「駿河と伊豆」にまつわる話題についても特集を組まれてはいかがでしょうか?

[97126]でリンクした「観光経県値マップ」、エリア名称の変更対応と、あと誤りの箇所(秋田県でエリア選択ミス)が見つかったで、修正したものを添付しておきます。
観光経県値の数値は、191点で変わりはありません。
[97142] 2018年 12月 19日(水)18:10:23オーナー グリグリ
観光経県値のエリア範囲と名称
[97110] デスクトップ鉄さん
しかし自治体名連称としても、函館・八雲は函館・江差でしょう
「函館・松前」としたのですが、どうでしょうか。「函館・北斗」、「函館・奥尻」のどちらかの方が迷いがなくなりそうな気もします。

[97128] k_itoさん
豊明・日進・長久手・東郷の旧愛知郡4市町に加えて、東春日井郡は分断されますが尾張旭市・瀬戸市までを合わせた計6市町を名古屋市とくっつけて、「名古屋・瀬戸」エリアにするぐらいがバランスがいいのかな、と思います。
どこかのサイトの観光エリア区分を参考にしたのですが、やはり雑ですかね。名古屋は観光スポットが非常に多いので、名古屋単独を意識しすぎたようです。「名古屋・瀬戸」エリアいただきます。ありがとうございました。

[97141] 2018 年 12 月 18 日 (火) 22:07:55 伊豆之国 さん
[97095] で駿河の民さんがリンクされている「静岡県の観光エリア」では、地図と紹介記事・写真を見る限り、沼津・三島両市と函南町は、いずれも「伊豆」のエリアに入っているように見えます。「観光経県値」のエリア分けでは三島市が「富士・御殿場」エリアに入っており、「静岡県の観光エリア」のHPとは異なっていますので、修正が必要でしょう。
ご指摘通り、三島市の区分を見誤っていました。修正しました。
[97143] 2018年 12月 19日(水)18:33:14オーナー グリグリ
観光とは
観光経県値で「観光した」という基準は、[97094]にも書いたようにご自分の判断でよいと思いますが、一般的には、[97126]で伊豆之国さんが具体的に挙げられた判断基準が妥当な線引きだと思います。
・その市区町村の経県値(認市区町村度)が「●」(3・歩いた)以上である
・市区町村経県値が「●」の場合でも、ビジネスやショッピングのみが目的の場合、乗換えなどのために短い区間を歩いただけの場合は「観光した」ことに該当しない(ビジネスでの出張でも、帰りにできた余裕時間を使って観光地に立ち寄ったりした場合は『観光した』とした)
・市区町村経県値が「○」(4・泊まった)であっても、ただ宿泊のみが目的であった場合(ビジネスホテルなど)は「観光した」としない(宿泊が主目的でも、温泉旅館やリゾートホテルの場合は『観光した』ことに該当するとした)

添乗員や観光バス乗務員など観光業を職業としている方や修学旅行の引率教師などは微妙ですが、仕事とはいえ実際に観光もしているのでOKでよいと思います(出張ついでの観光と同じ扱い)。その他思い付くケースとして、乗り物移動で景勝地を「観た」場合ですが、新幹線で富士山を見たとか、飛行機の窓から鳥海山を見たなどは観光とは言い難いですが、黒部峡谷鉄道のように観光目的の鉄道や、通常の鉄道や路線バスでも徐行運転を行い乗客に景勝地の見学便宜を図るような場合は観光とみなしてよいと思います。観光バスの車窓見学と同じように「観光地を巡った」としてよいでしょう。
[97147] 2018年 12月 20日(木)22:20:42じゃごたろ さん
re: 差別化?
あらためて、じゃごたろです。

[97136] グリグリさん

私の表現が悪かったようで、「差別化」とは市町村を差別するという意味ではなく、汎用的な「県北」「北部」という表現よりも、地名・自治体名を用いた方がエリアの表現を明確化出来るという意味で用いているのだろうなという意味合いで書き込んだものです。

ところで。

[97143] グリグリさん
観光とは

についてですが、これは困りごとです。

私はカントリーサインの収集の活動をしていますが、市で言えば全国792市のうち780市のカントリーサインを撮影しています。割合で言うと98.5%で、訪れていない市は福岡県の一部以外は離島だけです。しかし「観光」と言われるとまったく観光せずに境界の標識を撮影しただけです。

おかげさまで経県値ランキングではベスト10に入っていますが、いざ「観光」という視点ではかなり低いレベルになってしまうのでこちらには触れないことにしています。
[97148] 2018年 12月 21日(金)04:25:29【1】白桃 さん
「観光エリア」と「DID」プラス(オマケのクイズ)
タイトルに併記はしましたが、別に関連性はありません。
ただ、共通点は「名付けに苦労してます」というところでしょうか。
苦労する理由は、「観光エリア」の命名はもともと無理があるのに対し、一方のDIDの場合は、「お酒を控えている、オット、いや、禁酒している(汗)」せいでしょうか。

「観光エリア」につきましては、[97101]で批判的なことを書き込みましたが、その名称につきましては所詮、便宜的なものでしょうから、グリグリさんにおかれましては、割り切って進めて頂ければと考えております。
また、[97143]にて、
添乗員や観光バス乗務員など観光業を職業としている方や修学旅行の引率教師などは微妙ですが、仕事とはいえ実際に観光もしているのでOKでよいと思います(出張ついでの観光と同じ扱い)。その他思い付くケースとして、乗り物移動で景勝地を「観た」場合ですが、新幹線で富士山を見たとか、飛行機の窓から鳥海山を見たなどは観光とは言い難いですが、黒部峡谷鉄道のように観光目的の鉄道や、通常の鉄道や路線バスでも徐行運転を行い乗客に景勝地の見学便宜を図るような場合は観光とみなしてよいと思います。観光バスの車窓見学と同じように「観光地を巡った」としてよいでしょう。
と書かれておりますが、概ねその線に賛同いたします。でも、私の「観光」に対する考えはもっと極端で、例えば、地方都市への出張で、商談中にボンヤリと窓の外の景色を眺めていた、なども含めて良いのではと…。ですから、「香川の野球強豪校?を訪れた」とか、「長尾から志度まで歩いた」とか、「780市のカントリーサインの撮影」など、世間一般の方はしないと思いますが、立派な「観光」と言えるのではないでしょうか。
つまり、純粋な「仕事」以外は、ずべて「観光」の範疇だというのが私の考えです。それから、あまり参考にはならないとは思いますが、添乗員として海外に出張する場合、当時、査証(ビザ)が必要であった国、地域(米国※、韓国、台湾など)においても、殆ど、商用(業務)ビザではなく観光ビザで入国し、入国の際、「斎藤寝具店→サイトウシングテン→for sightseeing,10days→観光目的で10日間滞在」と入国審査官に答えていました。(笑)
(※遠い記憶ですが、米国は、正規の添乗にかかる査証申請に対して、B1(商用)、B2(観光)の両方が発行されていました。)
ただ、「観光」に対する私のような極端な考えからは、今回の「観光エリア」区分は、従来の「経県値」を、各都道府県を五つに細分化しただけのこと、になってしまうかもしれませんね。

さて、「DID」の命名はやっと高知県が終了し、あとは九州、沖縄を残すのみとなりました。でも、難敵?、福岡県が控えており、年明けの十番勝負までには間に合いそうもありません。今までで一番苦労したのが、広島市、次いで、豊田市かな?。そこで、苦労した理由の一つに関係するクイズを一発。

以下のB欄にある、地味だけどちょっと渋い?5つのDID(名称は白桃が勝手につけた)には、ある共通点があります。その共通点とは何でしょうか?
DIDに関心がある方は是非、挑戦していただきたいですね。

A.所在自治体B.DID名C.DID誕生年D.2015年現在名
札幌市手稲1970年札幌市連合(の一部)
小山市間々田1975年間々田
豊田市三河上郷1995年三河上郷
大津市堅田1975年堅田
広島市瀬野川中野1975年瀬野川中野

この共通点を正解するのは、かなり難しいと思います。共通点を厳密にするため、該当しないDIDを挙げますと、飯坂DID(福島市)、妹尾DID(岡山市)、賀茂西条DID・八本松DID(東広島市)があります。
[97149] 2018年 12月 21日(金)10:23:12N さん
観光の定義
個人個人の思う定義で良いに異論はないです、とあらかじめ断っておきます。

個人的には観光名所に行くだけが観光ではないと思うので、「友人の家に遊びに行った」とか「カントリーサインの写真を撮りに行った」とか「鉄道に乗りに行った」とか「経県値を上げに行った」のような目的をもってその地を訪れる行為はすべて立派な観光だと思います。

ちなみに、観光庁:観光入込客統計に関する共通基準(PDF)では
2.総則
2-1 用語の定義
(1)観光
本基準では余暇、ビジネス、その他の目的のため、日常生活圏を離れ、継続して1年を超えない期間の旅行をし、また滞在する人々の諸活動とします。
だそうです。(ビジネス目的も観光に含んでますね)
[97150] 2018年 12月 21日(金)11:48:09【3】オーナー グリグリ
芝山町
[97147] じゃごたろさん
私の表現が悪かったようで、「差別化」とは市町村を差別するという意味ではなく、汎用的な「県北」「北部」という表現よりも、地名・自治体名を用いた方がエリアの表現を明確化出来るという意味で用いているのだろうなという意味合いで書き込んだものです。
ああそういう意味でしたか、勘違いしていました。地名の採用は[97136]に書いた通りです。観光経県値については、名称はともかく、エリア範囲について異論や別案をいただけるとありがたいです。ちなみに、昨夜、千葉県の観光地をリストアップしている段階で、芝山町を「銚子・九十九里」から「千葉・成田」エリアに変更しました。芝山町は山武郡ですが、芝山鉄道や航空科学博物館の存在からすれば、成田市と同じエリアが妥当との判断です。ただ、このような判断に拘り過ぎるとかえって難しくなるような気もします。千葉県の場合だと、千葉・成田エリアと船橋・柏エリアの境界が悩ましいんですね。白井市はやっぱり千葉・成田エリアかなとか。

【追記】
観光スポットを少しずつ追記しているのですが、あまりマイナーなスポットを掲載する必要はないのかなと思っています。そのエリアでメジャーなスポットを差し置いてマイナーなスポットだけを観光するというケースはあまりないだろうということや、仮にマイナーなスポットだけピンポイントで観光したケースがあるとしても、そういう方はそのエリアには精通しているだろうという想定です。観光地経県値(初級・中級・上級)のスポット予備調査の面もあるので、都道府県あたり少なくとも30箇所以上は挙げたいとは思いますが。
[97159] 2018年 12月 24日(月)20:55:45【1】とりぴー さん
鳥取県の観光エリア #2
[97131] グリグリさん
遅くなりましたが、ご提案ありがとうございます。

◯D案(境港市を独立エリアとする案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「境港市」
「米子市・琴浦町・日吉津村・大山町」「南部町・伯耆町・日野郡」
◯E案(D案の大胆さを和らげる案)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」「倉吉市・東伯郡(琴浦町を除く)」「米子市・境港市・日吉津村」
「琴浦町・大山町」「南部町・伯耆町・日野郡」

両案とも有力ではないかと思います。(D案の場合は琴浦町を中部側に組み込むのがいいかもしれません。)

[97114]のC案と、E案との差異は伯耆町の扱いのみですね。
伯耆町は南部町や日野郡、米子市との結びつきが強いように思いますし、町内の大山西麓エリアは江府町の「奥大山」エリアからも近いですので、E案のほうがより実感に即しているかなと思います。

参考として、県の観光戦略課による2013年度の観光動態調査の結果を見つけました。(こちら)
この資料では鳥取県全体を9つに分けていますが、現在の市町村境界と一致していないところもあります。
また西部を除いては、どうやら明治初期の郡界を踏襲している部分が多く、観光エリアとしての実態とは必ずしも一致しない場合もあるのではないかと思います。

この中で上記の案に特に関係しそうなところとしては、
・境港市を単独のエリアとして扱っている
・北栄町のうち旧大栄町域を、「東伯耆」エリアとして琴浦町および大山町の一部と同じエリアに区分している。
 ことでしょうか。
東部は鳥取市の大合併の影響で市町村界との齟齬が大きく、やはり一体ととらえるのが無難ではないかと思います。
また中部を2つに分ける場合、この資料のように「旧河村郡+久米郡(倉吉市・湯梨浜町・三朝町・北栄町のうち旧北条町域)」と「旧八橋郡(琴浦町・北栄町のうち旧大栄町域)」に分けるのが、最もよく見る分け方かと思います。
この場合北栄町の扱いが難しくなりますが、
・旧北条町は、旧大栄町との結びつきも比較的強いこと
・北栄町の主要な観光スポットである『名探偵コナン』関連の観光地は旧大栄町域にあり、北栄町に観光目的でくる場合は旧大栄町域がメインになることが多いと思われること
を考えると、琴浦町側に組み込むのが自然かな、と思います。

以上をふまえ、これまでの案をマイナーチェンジしたものを挙げ、『』内にエリア名の案も付記してみたいと思います。
○F案 (D案のマイナーチェンジ版。境港を独立エリアとし、中部を一体とする)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」 『鳥取・岩美・智頭』
「倉吉市・東伯郡(琴浦町も含む)」 『倉吉・三朝』(観光「のみ」を重視すると『三朝・湯梨浜』かもしれません)
「境港市」 『境港』
「米子市・日吉津村・大山町」 『米子・大山』
「南部町・伯耆町・日野郡」 『南部・日野』(南部町の「とっとり花回廊」がこのエリアの主要観光地となります)

○G案 (中部二分割案のマイナーチェンジ版。北栄町~大山町のエリアの一体感がやや薄いか)
「鳥取市・岩美町・八頭郡」 『鳥取・岩美・智頭』
「倉吉市・湯梨浜町・三朝町」 『倉吉・三朝』(または『三朝・湯梨浜』)
「北栄町・琴浦町・大山町」 『大山・北栄』
「境港市・米子市・日吉津村」 『境港・米子』
「南部町・伯耆町・日野郡」 『南部・日野』

このうちG案については先ほどの資料を参考に、大山町を伯耆町、南部町、日野郡と同一のエリアに組み込むことも考えられるかと思います。ただしこの場合は「北栄町・琴浦町」のエリアが他と比べて観光スポットが少なくなります。

特に県西部についてはそれほど馴染みがなく、より土地勘のある人からすると違和感を持たれる可能性もありますが、一応ひとつの参考になれば幸いです。
[97160] 2018年 12月 24日(月)21:28:58オーナー グリグリ
Re:鳥取県の観光エリア #2
[97159] とりぴーさん、鳥取県のエリア案の最低案をありがとうございます。F案とG案のどちらが良いでしょうか。私の判断よりもとりぴーさんに判断していただけるとありがたいです。
[97162] 2018年 12月 25日(火)21:04:08とりぴー さん
Re:[97160]
[97160]グリグリさん
これはまた重大な判断を任されてしまいました…

というのはさておき、私個人としてはG案のほうがバランスがいいように感じております。
また別の方から改善に色々なご意見が寄せられるかもしれませんので、その際に判断していただければと思います。

いずれにしても、バランスよく5つのエリアに分けるというのも本当に難しいですね…。
[97164] 2018年 12月 26日(水)18:11:41オーナー グリグリ
Re:鳥取県の観光エリア #2
[97162] とりぴーさん
というのはさておき、私個人としてはG案のほうがバランスがいいように感じております。
さっそくありがとうございました。G案でエリア図を更新しました。なお、エリア名については、「鳥取・岩美」「米子・境港」「倉吉・三朝」「北栄・大山」「南部・日野」としました。8文字以内で2文字都市名なら3つ列挙できるのですが、全体バランスを考えて2都市までに統一したいと考えています。また、都市名の順序は自治体コード順としています。ご了承ください。「鳥取・岩美」は「鳥取・智頭」の方がよいでしょうか。
[97172] 2018年 12月 30日(日)22:22:03【2】伊豆之国 さん
各種経県値 & 猪苗代町
このところすっかり恒例になっている?、来年の干支にまつわる話題から。
平成最後の年になることが決まっている、2019年=平成31年は、亥年。そこで、今回は来年の干支にちなんで「猪」のつく地名から。
「猪」がつく現存自治体は、福島県猪苗代町と兵庫県猪名川町の2つ。明治の町村制施行以降に存在し、昭和の間までに消滅した自治体には、岩手県猪川村(1952大船渡市)、福井県猪野瀬村(1931勝山町(→勝山市))、愛知県猪子石村→猪高村(1955名古屋市)、三重県猪田村(1950上野市(→伊賀市))、福岡県猪位金村(1955田川市と山田市(→嘉麻市))に分割)がありました。
そのほかで「猪」のつく地名ですが、たとえば静岡県を見ると、浜名湖の奥の北部、三ヶ日方面へ入江状になっている部分の「猪鼻湖」、富士山の西側、富士宮市北部の「朝霧高原」を含む地域一帯にある「猪之頭」、伊東市の伊東駅の南側にある「猪戸」と言ったところがまず思い浮かびますが。富士宮市の「猪之頭」には、「井之頭」の表記もあり、学校名にはこの「井」のほうが使われているので、おそらく語源は東京・三鷹市の「井の頭」と同じで、「猪」は「当て字」ではないでしょうか。伊東市の「猪戸」は「ししど」と難読です。おそらく「宍戸」と語源は同じでしょうが、伊豆地方は猪肉料理が名物でもあることもあり、「猪狩りをした場所」から来ているのでしょうか。
干支と同じ「亥」のつく地名は「猪」よりずっと少ないようで、東京近辺では、千葉市の亥鼻辺りでしょうか。

「猪」のつく現役の駅には、次の4駅があります。
駅名路線所在地
猪苗代磐越西線福島県猪苗代町
猪谷高山本線富山県富山市
猪名寺福知山線兵庫県尼崎市
猪田道伊賀鉄道三重県伊賀市

こちらから検索すると、このほかに「猪苗代湖畔」(磐越西線)と言う駅も出てくるのですが、11年前からこの駅には列車が全く停まらず休眠状態になっており、おそらくこのまま廃駅になる可能性が高いと思われます。この「~湖畔」駅は、湖岸の「湖水浴場」の利用客のために夏休み期間中のみ営業する臨時駅として設けられた駅でしたが、結局利用する人が少なかったため、使われなくなったのではないでしょうか(wikiより)。

さて、ここからは今年の経県値について。新規リリースの「観光経県値」の話題で盛り上がりましたね…。
その前に、まずは「従来型?」経県値から。今年の経県値は、36点となりました。
「本題」の今年の観光経県値を計算すると、13点でした。この「観光した」と言う定義ですが、曖昧な箇所もあるので[97126]で示した判断より若干緩やかにしてあり、例えば7月末の函館~津軽方面の道中([96376]) では、最後に「歩いた」秋田市では、「観光地」には立ち寄らなかったのですが、一応駅から市街地には出ており、土産物としてその土地の名物を買う目的で歩いたので、広い意味での「観光」と言うことにしました。一方、3月までの間に石巻市や大和町に社用で日帰り出張したときにも、仙台駅の駅ビル内で帰りの新幹線に乗るまでの間に土産物探しをしているのですが、いずれも駅前の駐車場から駅ビルに直行しているので、こちらのほうは「観光」目的ではない、としました。

市の経県値(認市度)の変化は次のようになりました。

×→○つがる
●→○湖西
▲→●北斗、蕨、戸田、藤枝
▲→△能代
×→▲富谷

10月1日に新規市制の那珂川市は、九州新幹線で通過していたので▲となりました。
この結果、今年末時点での認市度(全国792市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年からの増減は下記のようになりました。青森県から未踏市がなくなっています。
 ◎:2(±0)、○:123(+2)、●:266(+3)、△:55(+1)、▲:260(-3)、×:87(-2)
[97176] 2018年 12月 31日(月)20:13:26EMM さん
テーマ型経県値について思うこと
ここ2ヶ月、実はバタバタでした。
11月に母が逝去し、喪主として見送ることになりました。
これから四十九日の法要など、まだいろいろ残っています。
母の葬儀のしばらく後にちょっと断りにくい出張があり、東京に行ってきたのですが、そこで風邪をもらってきたらしく、未だに咳だけが止まりません。
また、11月に入ってから立て続けに虫歯が2本欠けて、歯医者通いもしています。
(歯医者に問い合わせしたのが11月の上旬、最初の予約が取れたのが11月下旬…)
仕事の方も夏~秋の仕事のまとめだったり、来年度に向けての準備だったり、徐々に忙しくなってくる時期でもあるのですが…
とどめにこの年末に主に使っているデスクトップパソコンが壊れてしまいました。
SSDドライブの寿命だったらしい…新しいデスクトップは注文済みですが、正月直前だったので新しいのが来るのは1月第2週。
(この書き込みは予備のノートパソコンで行ってます)
なんだか、この2ヶ月は書き込みをしようとすると何か起きる感じでした。
地名コレクション関係の書き込みだけは何とか対応しましたが、その他の書き込みには手が届かず。
そんな中でも、日が経てば経つほど書きたいことが増えてく感じの事柄がありまして…タイトルに挙げた「観光経験値」を含むテーマ型経県値について、です。
テーマ型経県値の全体的な話と、観光経県値の各県に対する意見とがありまして、思ったところを挙げて行くと恐ろしく長くなりかねないのですが、そうすると書いている間に年を越しかねないので短くまとめてみます。

全体的な話としては、次の二つを考えて頂きたいと言うことです。
一つは「そこから収入を得ている施設・事象をテーマにするときは慎重さが必要ではないか」と言うこと。
例えば、既にテーマとして挙がっているもので行くと、観光はモロに経済活動であり、利害関係者がたくさんいます。
美術館、博物館も多くは入場料を取っています。
道の駅も、最近作られるものは直売所や飲食施設が設置されてます。
要は直接の利害関係者の方がいる訳で、そういった方が問い合わせをしてきた場合に十分対応できるのか?と言う不安があるのです。
例えば5つ選ぶとすると、どうしても選から漏れるところが出てくる訳ですが、もしその選から漏れたところの関係者から「なぜうちが漏れたのか?」あるいは「うちが入っていないのはおかしい。うちを入れて欲しい」と問い合わせがあったら?
100人が100人納得するものは難しいにしても、なるべく多くの人に納得してもらえる、または「これなら仕方ないかな」と思ってもらえる理由を用意しておかないとのちのち大変なのでは無いか?と思うのです。
ここまでのものでは無かったにせよ、外部から思わぬ問い合わせがある可能性はある、と言うことは考えておかないといけないと思うのです。
もう一つは、「記録アプリ・位置ゲー・SNSなど種類に関わらず、スマホアプリで『その場所に行った事を記録できる』ものが先行してある事柄を扱うときは慎重さが必要ではないか」と言うことです。
これこそは考えすぎ、と言われそうなのですが、「パクり騒動で経県値が広く世間の耳目を集めてしまった」という今年の経緯を考えると、変な形で揚げ足をとろうとする人が出てくることを考えておかないといけないと思うのです。
まぁこれも考えすぎと言えば考えすぎですが…
そうで無くとも、テーマごとに先行事例のアプリやサイトを十分確認し、いかに差別化を図っていくかは考えておかないといけないでしょう。
今挙がってるテーマでは、道の駅は他のアプリやサイトがいくつもあります。参考
こういったアプリ等は基本的に「すべての道の駅」が対象なので、「代表的なところだけチェックする」のであれば差別化できる…のかもしれませんけれど、そうするともう一つの懸念点をどうクリアするかが課題となってくるわけです。
落書き帳上で候補としてあげられていたものでは城が当てはまると思います。
「ニッポン城めぐり」というお城を対象とした老舗の位置ゲーがあり、そこに寄せられたデータを元にしたお城の情報サイトもあったりします。
そのほかにもいろいろありまして(参考)、こういったアプリ等との差別化をどう図るかを考えておかないといけないと思うのです。
大物の先行アプリやサイトがあるテーマは「経県値でやる価値があるのか」と言うことにもつながりかねないので、こういったことの確認も必要だと思うものです。
EMM、考えすぎなのかもしれませんが…

あと、テーマの選び方ですけど、地名コレクションから選んでみる、というのはどうでしょうか?
その地名全部を網羅する…と言うのには向かないかもしれませんが(作成途上だったり、増減が頻繁だったりもありますので)、主要なものを選んで…と言うのなら使えそうなものはあると思うのですが。
マニアックに走りすぎてる内容になるかもしれませんが、サイト内のコンテンツを利用しない手は無いと思うのですけれども。
[97177] 2018年 12月 31日(月)21:04:35オーナー グリグリ
Re:テーマ型経県値について思うこと
[97176] EMMさん
テーマ型経県値の全体的な話と、観光経県値の各県に対する意見とがありまして、思ったところを挙げて行くと恐ろしく長くなりかねないのですが、そうすると書いている間に年を越しかねないので短くまとめてみます。
テーマ型経県値への貴重なご意見をありがとうございます。年明けイベントの準備中なので手短に返信します。

その前に念のため誤解があるといけないので補足説明になりますが、現在暫定で進めているテーマ型経県値のページに挙げているテーマはあくまでも当サイトでの試行企画であり、これらのテーマをすべてそのままアプリ化する訳ではありません。Qdanさんとしてアプリ化に適切なテーマを選別することになりますし、チェックポイントの選択などもそのまま採用するかどうかは決まっていません。

例えば5つ選ぶとすると、どうしても選から漏れるところが出てくる訳ですが、もしその選から漏れたところの関係者から「なぜうちが漏れたのか?」あるいは「うちが入っていないのはおかしい。うちを入れて欲しい」と問い合わせがあったら?
これは必ず出てくると思います。基本的な回答は「当サイト独自の判断で選んだものです」となります。それ以上でもそれ以下でもないわけで、問い合わせには基本この線で対応します。なお、選択がふさわしくない場合の対応として、[97061]にも書いたように、「(観光スポット)については、選定についての異論やクレーム、選定した施設の閉鎖など、スポットを変更する必要が出てくる可能性が高いと考えています。そのため、スポット変更による経県値の調整(減点)やスポット変更による減点通知の仕様を検討しています。」という対策を考えています。ただし、一度決めたチェックポイントを単なるクレームなどで安易に変更するつもりはありません。

もう一つは、「記録アプリ・位置ゲー・SNSなど種類に関わらず、スマホアプリで『その場所に行った事を記録できる』ものが先行してある事柄を扱うときは慎重さが必要ではないか」と言うことです。
これは気にしてもしょうがないと考えています。もちろん、経県値のパクリアプリと同様に、権利侵害となるようなケースは避ける必要がありますので、そのような慎重さは必要ですが、スタンプラリー的な企画との競合はあまり意識していません。経県値のコンセプトがベースです。

なお、Qdanさんにしても私自身もアプリ事業に関しては素人ではありませんので、権利関係など注意すべき点はある程度わかっていますし、Web企画と違い、アプリリリースについてはより慎重な確認を行うつもりです。
[97178] 2018年 12月 31日(月)21:35:25駿河の民 さん
「経県値」の及ぼす影響
[97176]EMMさん、[97177]グリグリさん

このコンテンツ「経県値」はとても有名で、世間に与える影響も大きいと思います。
なので、観光スポットの選出にはなんらかの基準を持ったほうがいいと思います。
EMMさんが紹介されている「ニッポン城めぐり」(僕はプレイヤーであったりするのですが、本題からそれるのでおいておきます)は、対象を「城」として、チェックポイントとなっている城は3000もあるので、大体の城が網羅できます。(もし漏れたものがあっても、あまり知られていないようなものが大半です。)ですが、観光施設となると大変な量になり、網羅することができず、経済効果も大きくなる。現在少なくとも落書き帳メンバーが「経県値を貯めるため」に旅行を行なって、そのようなことをする人が増えると観光客の行き先に多少、ばらつきが出るかもしれないしページに乗っていない施設より乗っている施設の方が利用者の伸びが大きいかもしれません。
なので、誰もが納得できる基準を持ったらいいと思います。
[97179] 2018年 12月 31日(月)22:20:44EMM さん
観光経県値の地域分けで思うところ(の一部分)
晩飯を食べていたのでちょっと間が開きました。

テーマ型経県値の中の観光経県の方も、見ていくと地域の区分であるとか、いろんなところが気になってきます。
あそこもここもと挙げて行くと収拾が付かなくなるので、自分の身近な県について気になるところを挙げてみます。

石川県…「ただ1市がすごく変」
現在の区分では能美市が白山市・野々市市と一緒になっていますが、これが凄く違和感があります。
行政的な面でも能美市は白山市とつながることはかなり少ないのですが(例えば消防も別、警察も別、水道も別、県の出先機関の管轄も別)、観光でも同様のことが言えます。
能美市HP内の観光のページを見ると、観光の核となっているのは九谷焼である事が分かります。
で、今度は石川県九谷焼商工業協同組合連合会HPを見てみると…関係組合の組合員となっている企業等があるところとして能美市、小松市、加賀市、そして金沢市は書かれていますが、白山市は出てこない。
どうも、白山市内には九谷焼関連企業が少ないようなんですね。
そういう点で能美市は小松市、加賀市とは連携はありますが、白山市とは連携しにくい…と言うことが言えるかと思います。
(能美市の観光施設で白山市との繋がりが深いところと言うとここぐらいですかねぇ…地図上は間違いなく能美市なんですが、現地に行くとそこが能美市だと意識しにくい)
あと、石川県観光連盟HPを見ても、能美市は白山市では無くて小松市・加賀市と一帯の地域区分になってますし、能美市は小松市・加賀市とグループ化する方が地元民的には違和感が少ないです。

富山県…「自治体名よりも観光地名の方がエリアを意識しやすいのでは?」
地域区分の名前で「黒部・入善」とありますが、こと観光という事で考えるとこのエリアで一番知名度の高いところは宇奈月温泉でしょう。
そうで無ければ、新幹線の駅が「黒部宇奈月温泉」にはなっていないと思うのです。
(位置的には「新黒部」でも不思議はない)
そうすると、「黒部・入善」より「黒部・宇奈月」の方が地域をイメージしやすいのでは無いか、と思うのですが。
同様に「砺波・南砺」は「砺波・五箇山」の方がわかりやすいのかも。


岐阜県…「市名を出すことで角が立たないか?」
エリア分けの一番東が「多治見・中津川」な訳ですが、ここは5市中の2市の名前を挙げたとすると、今回のように「端の市を挙げました」と言う明確な基準があってなお残りの3市から「なぜうちじゃないんだ」というのが出てきかねないと思うんです。
杞憂だ、と言われれば杞憂なんですが、並び立つような市町村が3つ以上そういう地域ってけっこうあると思うんですよね。
そういう場合に、自治体名を挙げるのが果たして妥当なのか?地域間の軋轢に巻き込まれないか?と心配になってしまいます。

福島県…ある区域だけが「独特すぎる」
福島県に長期出張している間、仕事上で「福島県の地域割り」を意識する場面が多くありました。
その時の感覚で行くと、福島県の区域割りの中の「喜多方・猪苗代」にかなり違和感を感じました。
この区域は会津磐梯山を囲むように区域分けしたのかなと思ったのですが、実際のところ、福島県内ではこういう区割りをしているのを見たことがない、と言うのが違和感の理由。
会津地方は時と場合によって2~4に分割されることがありますが、どのパターンでも猪苗代町と磐梯町は会津若松市と、喜多方市と北塩原村は西会津町とくっついています。
2つに割る場合は南会津が独立している場合がほとんどなので、会津を二つに割るなら会津と南会津(自治体名にするなら会津若松・喜多方と南会津・只見?)の方が自然な気がします。
あるいは、会津は1区分にして、中通りを3区分(福島県内で言われるところの県北・県中・県南に準ずるような形で)にした方が違和感は少ないかもしれません。

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他にもいくつかの県を見ていったのですが、思ったのは「その県の観光協会・観光連盟の区割りを参考にした方が良いのでは無いか?」と言うこと。
岩手県は4区分で5つに再編しにくい…と言うのもありましたし、東京都のように地域割りの線が引けないような表現の所もありましたが、多くは観光協会の行っている区割りを再編して5つにするのでは駄目なのか?と思ったのですけど、どうなんでしょう。
埼玉県のように、県HPの観光のページなどは5区分ですが、そことグリグリさんの区分がかなり異なるのも不思議に思ったものです。
[97181] 2018年 12月 31日(月)23:05:21EMM さん
Re:[97177]
[97177]  オーナー グリグリ様

レスありがとうございます。
拙稿[97176]は宛名が書いてないのがミソで、グリグリさんはどこまで織り込んでいるのか確かめたかったのと、関連の書き込みをされた方に「そういうことは考えた?」と投げかけてみたかったのです。
グリグリさんの方針はだいたい分かりましたが、クレーム対応方針に上手く説明できない不安を若干感じました。
うーん、何がどうというのが説明できないのですが…
[97371] 2019年 1月 7日(月)21:32:34オーナー グリグリ
観光経県値について
[97264]
[97179] 観光経県値のエリアの件、ご指摘ありがとうございます。一部修正していますが、改めて返信します。
この件ですがフォローします。
[97179] EMMさん
石川県…「ただ1市がすごく変」
能美市についてはご指摘通り「小松・加賀」エリアに変更しました。
富山県…「自治体名よりも観光地名の方がエリアを意識しやすいのでは?」
確かにそうですが、そうなると47都道府県すべてについて見直さないとバランスが取れなくなり、それはそれで判断が難しいところが出てくると思います。2つまたは1つの市名で代表するという基準は、迷いを少なくするためとご理解ください。2つの市名をコード順に並べているのも同じ理由です。47都道府県すべてのエリアについて妥当な見直し案が具体化できるのであれば、市名やコード順に拘るつもりはありません。
岐阜県…「市名を出すことで角が立たないか?」
クレームが出てくるほど著名な企画になるのであればある意味大成功であり、その時点で、クレームの度合いや状況にもよりますが、しっかり対応することになるでしょう。
福島県…ある区域だけが「独特すぎる」
ご指摘の内容に基づき、会津地方を2つに分ける案で修正しました。
埼玉県のように、県HPの観光のページなどは5区分ですが、そことグリグリさんの区分がかなり異なるのも不思議に思ったものです。
県の観光ページの5区分通り修正しました。
多くは観光協会の行っている区割りを再編して5つにするのでは駄目なのか?と思ったのですけど、どうなんでしょう。
確かに、観光協会の区割りを再編するのが有望だと思います。最初の案は急いで作りましたので、観光協会系のHPを参考にできていない都道府県もあります。具体的なご指摘があれば修正を検討しますのでよろしくお願いいたします。

[97181] EMMさん
グリグリさんの方針はだいたい分かりましたが、クレーム対応方針に上手く説明できない不安を若干感じました。
うーん、何がどうというのが説明できないのですが…
コンプライアンスが重要であり、著作権や肖像権などへの配慮と、施設名などの商標利用への注意が必要と考えています。その点については、旅行サイトなどの使用例を参考にしながら、これまでの経験を踏まえて対応していきます。ディズニーや金閣寺などの寺社は商標や著作権に厳しいことがよく知られていますが、「東京ディズニーランド」「金閣寺」などの施設名だけの利用に関しては、通常の使い方であれば問題にはならないでしょう。また繰り返しになりますが、スポット選択についてのクレームは、[97177]に書いた通りコンプライアンスがどうこうという問題ではありません。とはいえ想定外の問題が発生することはありえますので、その場合はその都度、誠意ある対応を行うというのが基本だと考えています。見えない不安に怯え過ぎては新しい挑戦はできないと思います。

[97178] 駿河の民さん
このコンテンツ「経県値」はとても有名で、世間に与える影響も大きいと思います。
ありがとうございます。このように言っていただけるのはありがたいのですが、経県値アプリが観光地の集客に影響を与えるほどインパクトがあるかというと、とてもそこまでの影響力はないでしょう。そのような企画やアプリに成長できれば良いのですが、それは現状では非現実的です。例えば、年末の今年のキーワードに「経県値」がランクインでもすれば多少の影響力はあるかもしれませんが。まして、テーマ型経県値にそこまでの実力を発揮させることは極めて困難だと思います。
現在少なくとも落書き帳メンバーが「経県値を貯めるため」に旅行を行なって、そのようなことをする人が増えると観光客の行き先に多少、ばらつきが出るかもしれないしページに乗っていない施設より乗っている施設の方が利用者の伸びが大きいかもしれません。
落書き帳メンバーの行動が観光施設に大きな影響を与えるでしょうか。ちょっと買い被りすぎでは。
なので、誰もが納得できる基準を持ったらいいと思います。
そういう基準があれば是非提案してください。「誰もが納得」は不可能に近いと思います。

私の知人である夜景サイトの作者は、1997年9月に夜景愛好家が集う夜景倶楽部(約1,500名)を設立し、夜景倶楽部有志にて新日本三大夜景・夜景100選の立ち上げ、広報していく非営利団体として2002年4月に事務局を発足し、夜景の普及に努めています。詳しくはこちらのページをご覧ください。20年という長い時間の努力で初めて、それなりに世間に認められた基準となっています。

夜景経県値はこの代表による監修であり、このような根拠を設定することで「誰もが納得」に近いか納得しなくても説明はできるテーマにできていると考えます。観光という大きなテーマでこのような環境を構築することは現状では極めて困難だと思っています。検索で「◯◯県の人気観光地ランキング」といったサイトが数多く見つかりますが、ある程度は参考になっても決め手にはできそうもありません。
[97493] 2019年 1月 18日(金)16:11:42駿河の民 さん
Re:観光経験値について etc
[97371]グリグリさん
経県値アプリが観光地の集客に影響を与えるほどインパクトがあるかというと、とてもそこまでの影響力はないでしょう。
落書き帳メンバーの行動が観光施設に大きな影響を与えるでしょうか。ちょっと買い被りすぎでは。
よく考えればそうですね。考えが足りず申し訳ありません。
>なので、誰もが納得できる基準を持ったらいいと思います。
そういう基準があれば是非提案してください。
僕はそっち方面に詳しくないので実現可能かわからないのですが、アプリまたはこのサイトにアンケート機能を持たせることはできないのでしょうか。
こちら側で複数観光地をピックアップし、その中で上位のいくつかを採用する、という決め方ならほぼ全員が納得できると思いますが、どうでしょうか。
#手間によってはメリットより負担の方が多いかもしれませんが、そうであればいまのように決めてもいいかと思います。

あと自分で提案したのになんですが、静岡県の観光エリア区分に多少の違和感を感じます。
沼津市・三島市は熱海下田から富士御殿場に、(本当は沼津市の狩野川放水路以南で分けたいのですが、流石に無理ですよね)
牧之原市は静岡・焼津から磐田・掛川に
がいいと思います。

そして新たにできていた「博物館」について。
決まっていない静岡県の博物館の候補を出したいと思います。
ジオリア(伊豆市)東海大学海洋学部博物館(静岡市清水区)登呂博物館(静岡市駿河区)ふじのくに茶の都ミュージアム(島田市)またはふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区)浜松市博物館あたりかな、と思います。(博物館大好きなので選定に迷いました。)
「茶の都」「地球環境史」は名前でわかるとおり最近できたハコモノなので一つに絞った方がいいかな、と思いましたが、どちらも行ったことがなく判断ができないです。
これまでに調べるのが結構大変でした。
今回はここまでですがまた暇があれば他県のものも出していきたいと思います。
[97495] 2019年 1月 19日(土)10:07:31【1】デスクトップ鉄 さん
観光経県値
[97139]で書いた東京のエリア名称について、コメントがありませんでした。あらためて書きます。
「八王子・立川」から八王子を分離して青梅・奥多摩に加えるという提案でした。国木田独歩の「武蔵野」から
八王子はけっして武蔵野には入れられない。
を引用しましたが、三多摩の台地部分と山岳部分とは観光面でも性格が異なります(代表的観光地は、前者が井の頭公園、深大寺、多摩湖、昭和記念公園など、後者は高尾山、御岳山、秋川渓谷、奥多摩湖など)。前記事では、「武蔵野」、「高尾山・奥多摩」としましたが、二自治体名の連称方式にすると「立川・武蔵野」、「八王子・奥多摩」となるでしょう。
東京(東)と東京(西)を「東京下町」「東京山の手」にしたらどうかとも書きました。二自治体名連称の例外が東京と京都の東西と「伊豆諸島・小笠原」です(一自治体名単独を除く)。「伊豆諸島」は、これを代表する町であり、位置的にも最北にある「大島」としたらどうでしょうか。二地名を中黒(・)でつなぐというスタイルに統一し、「東京・下町」「東京・山の手」「大島・小笠原」「京都・洛東」「京都・洛西」を提案します。

[97142] グリグリさんの
「函館・松前」としたのですが、どうでしょうか。「函館・北斗」、「函館・奥尻」のどちらかの方が迷いがなくなりそうな気もします。
には、こちらが答えていませんでした。「函館・松前」に同意します。

駿河の国さん、「テーマ別経県値」の誕生[97131] 以降の関連記事が収録されていません。追加をお願いします。

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