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[68472] 2009年 1月 27日(火)00:33:44役チャン さん
コミュニティバスを利用するときは気を付けましょう(愛媛県内子町営バス)
愛媛県の旧広田村(現在は砥部町の一部)へは松山から伊予鉄バスで80分ほどですが、このバスは1日に1本しかありません。朝広田から松山へ1便、夕方逆の便が1本あるだけです。日帰りではここの役場へは行けないと思っていました。

ところがいろいろと調べているうちに、このバス路線のさらに奥にある旧小田町(現在は内子町の一部)のコミュニティバスを使えば行けることがわかりました。内子町営バス時刻表
JR内子駅前から小田支所行きに乗り途中の突合というところで小田支所から来るバス(臼杵線)に乗換え落合というところで降り、そこから2キロ弱、およそ20分歩けば旧広田役場へ行けます。それだと日帰りできることがわかり実行しました。

旧広田村は松山のベットタウンとでもいうべき砥部町と合併したこともあり、なんとなく松山の文化・経済圏のように感じていましたが、肱川の支流小田川のさらに支流田渡川流域に広がる村でした。砥部へは峠を越えて行かねばならず、だから肱川水系を辿って行くというのは正解だったと思い、ふたたび歩いて落合に戻り小田支所行に乗れば効率良く2ヶ所をまわれると我ながら良いコースを探せたと満足していたのでした。

しかしそう簡単には行きませんでした。帰りに落合で待っていても所定のバスが来ません。小田支所に電話をしてもそのバスは運行しているとのことでした。何度か電話で「こない」、「そんなわけはない」とやり合っているうち、今日はそのバスは手前で折り返した、ということがわかりました。仕方なくタクシーを呼んでもらい小田支所まで行きましたが、バスならば200円で済むところが3,270円と思わぬ出費になってしまいました。

支所の話では、このバスはもともと通学生用のものでその日の状況で終点まで行かず途中で折り返すこともあるとのことでした。確かにコミュニティバスというのは住民利用を主目的とし、また運賃も安く設定しており、逆に通常の路線バスにはない制約や臨機応変の対応が許されるものでしょう。それをわかり易く説明していなかったという町側の落度はあるものの、コミュニティバスというものの趣旨を理解していると自負している私としては油断していたことであり、タクシー代を請求するような気は起きませんでした。

支所側は今後はHPなどで一般旅行者への周知を考え直すと言っていましたが、実際に私のような変な経路を辿る旅行者が今後もいるかどうかわからないのだから無理しなくても良いと思います。

そんな風にタクシーで行った旧小田町でしたが、本来はバスで行ったはずだからということにして、公共交通による正式訪問としてカウントしました。(2594件目)

コミュニティ交通を利用するときは注意しましょうという実例の紹介です。
[68265] 2009年 1月 11日(日)11:56:35役チャン さん
SUNQパスと宮崎交通
私のライフワークである「公共交通機関による全国市町村役場めぐり」で空白地域だった宮崎県の中北部へ、昨年12月に3泊4日で行ってきました。五ヶ瀬町、椎葉村、西米良村など路線バスが日に2~5本しかなく、しかも途中内陸部に広がる町村へも寄らなければならず、行程作成にはかなり苦労しました。結果は21市町村に行け累計2577(平成の合併前基準)とし、自分でもかなり満足しています。

うち3日間はSUNQ切符(全九州1万円)を買い、残りの1日は宮崎に来てはじめて知ったのですが、2500円で乗り放題という宮崎交通の1日乗車券を使いました。今回は都度現金乗車をしていたら4日間で総額2万円は超えていたはずなのでいずれにせよかなり節約にはなりましたが、県内の路線バスはほぼ宮交が独占しているので、この1日乗車券を4日分買った方がさらに得をしたということになります。

また宮崎交通にとっても、私が1日乗車券を4日分買った方が売上増になったのかも知れません。SUNQ切符がどのようなルールなのかはわかりませんが、いずれにしても売上は九州内複数バス会社間で配分されるはずだからです。私と宮崎交通との間でWIN-WINの関係を逃したと言えるかも知れません。宮崎県へ旅行をさける方には参考になるかと思います。

高千穂駅跡では同鉄道のお別れイベントに遭遇したこと、日之影町ではバイパス上のバス停から近いと思われた町役場との間に140メートルの高低差があり、地図を見るときには高さにも注意が必要なことを改めて知ったこと、旧北郷村の旅館は8畳間の2方が全面障子の先は廊下、1方が襖を境に隣室という恐ろしく暖房効率の低い部屋で分厚い2枚の布団にくるまり一晩中震えていたことなど、思い出に残る旅でした。
[67432] 2008年 11月 27日(木)22:47:59役チャン さん
小坂町役場と康楽館
[67381]オーナー グリグリさん
小坂を訪ねました。康楽館、小坂鉱山事務所、郷土館の三ヵ所を見学しました。
小坂町町役場は行かれなかったのですね。古くて小さくて、全国ボロ役場のベスト3に入りそうなものです。私も昨年康楽館を見学しそこで聞いた話ですが、この小屋は鉱山の衰退とともに1965年に休館となり朽ち果てたままになっていたのを20年後の85年、町に無償で譲渡されると町は2億円をかけて全面改装したそうです。このときに基本は木造ですが一部構造上の必要性から鉄骨による補強なども行ったそうです。
85年頃というと全国どこの自治体も役場庁舎の新築に競った時期です。小坂町では庁舎に金をかけるよりも余程すばらしいことをしたと思います。だから私はここの役場をボロのワースト3とは言わず、ベスト3として讃えたいと思いました。

実際に観劇すればもっと感動は大きかったと思います。時間があればゆっくり観劇することをお奨めします。
小屋見学をしているうちに、次の役場訪問をやめてもここは芝居を見ることにしました。600人収容という客席には青森から来たという20人くらいの団体が車座になって弁当を食べていた以外客は私1人でした。2階の雨戸が閉められ緞帳が上がる。照明は1人のオペレーターが複数の投光器をリモートで操るというハイテクを駆使しており、人力による雨戸閉めや舞台操作とのアンバランスが面白かったです。
出し物は人情噺のほか踊りなどで男性4人、女性3人の役者が一人で何役もこなしながら入れ替わり立ち替わり出入りしていました。他愛のない人情話でしたが皆一生懸命演じていたし、それを見ながらこの小屋の成り立ちや役場のボロ具合を思い出すと思わずジーンと来るものがありました。
[66852] 2008年 9月 22日(月)21:33:55役チャン さん
小坂製錬小坂線
[66825] 右左府 さん
貨物専用路線の小坂線、どうやら今年度いっぱいで廃止となるようです。

そうですか、とうとう廃止ですか。

地元の小坂町は小坂線を鉱山事務所や、明治時代に建てられた木造の芝居小屋・康楽館と並ぶ、近代化遺産と位置づけ、旅客営業を含めた鉄道の保存を検討しています。

私も昨年小坂に行き、なんとかこの鉄道を旅客輸送に使えないものかと思ったものでした。
小坂駅は製錬所の資材や製品を輸送するための貨物専用の駅ですが、94年までは旅客輸送も行っていました。広い貨物ヤードに1面の旅客ホームがあり、小さな駅舎も残っていて、また駅前広場は立木や花壇などがきちんと刈り込まれ清潔な感じがして、今でも旅客営業を行っているかのようでした。

駅近くには康楽館という名前の芝居小屋があり、さらにその先には元鉱山事務所だった立派な西洋館も建っています。芝居小屋へは観光バスで来る団体客も多く、十和田湖などの観光コースにも組み込まれているようでした。
それならばいっそのこと、小坂鉄道に観光客のための旅客列車を走らせたらどうか。芝居小屋の前面を線路が走っているからここに駅を作って大館から客を乗せればいい。もちろん秋田からとか、盛岡からとか、あるいは角館から秋田内陸縦貫鉄道を走り鷹巣まで来る急行「もりよし」をここまで延長しても良い。線路というインフラがあり、それも重量貨物を運ぶ強固なものですから、旅客列車を走らせることくらい簡単だと思いました。
車両の調達が難しかったら、スイスの山岳鉄道あたりから中古の客車を買ってきて、貨物列車の後ろに繋いでもいいでしょう。

というようなことを考えていたら、今年になってこの鉄道の運行が休止になったことを知りました。小坂精錬での濃硫酸の生産が終了し、1日2往復のタンク貨車で製品の濃硫酸を輸送する貨物列車の運転を中止したとのことでした。(鉄道ジャーナル 2008年6月号) 
DOWAホールディングス子会社の小坂精錬は4月から、リサイクル原料の処理に適した新型炉を本格稼動させましたが、これは携帯電話や廃家電のプリント基板などの他、亜鉛の精錬行程や化学工業で出た残渣を原料にして、金や銀などの貴金属だけでなく、鉛の代替材料である「ビスマス」やコピー機の感光ドラムに使われる「セレン」などのレアメタル、合計18種類の金属が回収できるという、最先端のものだそうです。(日経ビジネス 2008年4月21日号) 
だから濃硫酸よりはずっと重量当たり単価の高い製品に転換したので、最早鉄道は不要ということになったのかも知れません。

事業休止期間を2009年3月末までの1年間としており、輸送する新たな貨物が見つからない場合には路線の廃止をする方針だそうですが(鉄道ジャーナル)、この精錬所が処理能力を拡大し、都市鉱山と言われる電子機器廃材を全国から集めるようになれば、やはり鉄道輸送は有効だと思います。

小坂町の鉱山事務所や芝居小屋の一帯はヨーロッパの街並みに似ており、わが国の鉱工業近代化の足取りを語ってくれる産業遺跡そのものです。十和田湖などと上手く組み合わせ、観光都市としても生きて行けそうだし、リサイクル事業最先端の町として今後は世界的にも知れ渡るかも知れません。

鉄道でこの町に行くことのできる日が、いつか来ることを願っているのですが。
[65965] 2008年 8月 7日(木)20:15:44役チャン さん
村上水軍博物館と潮流体験船
[65873] オーナー グリグリさん
この潮流体験船が今回の大ヒット(中略) 瀬戸内海の景色が満喫できてこれは超お奨めだと思いました。

私も体験してきました。城山三郎の「秀吉と武吉」、白石一郎の「海狼伝」などに出て来る能島城に興味を惹かれていたので、役場めぐりの途中に芸予諸島大島の旧宮久保町役場、今は今治市宮窪支所から1キロくらいのところにある村上水軍博物館には行くことにしていました。

当初は博物館に行って、今は無人島となっている周囲800メートルほどの能島を遠望すればそれで良いと思っていたのですが、グリグリさんの情報から潮流体験船があることを知ったのです。丁度潮加減の良い時間帯(と船頭さんが言っていましたが)だったようで、狭い海峡の1メートルくらいの落差の潮の流れを見ることができ感激しました。そして上陸こそできませんでしたが、接岸するほどの近さで能島を見ることができ、400年前の城を想像しました。

桟橋にあるレストラン「能島水軍」で食べた能島定食がこれまた最高に美味でした。
私はここで鯛の唐揚定食を食しましたが、これもまた美味でした。

そのために役場めぐりの方は予定通り行けませんでしたが、はるかに良い体験をしたと思っています。その後離島郵便貯金をしている友人他と集合場所にしていた魚島へは間に合いました。

グリグリさん、本当に貴重な情報をありがとうございました。
[65766] 2008年 7月 15日(火)20:15:14役チャン さん
天北線代替バス
以下は先週の北海道旅での雑感です。ご興味があればお読みください。

 旧国鉄天北線の廃線跡を路線バスで辿りました。1967年夏以来41年ぶりの訪問です。同線は平成元年(1989年)に廃止され、代替運行している宗谷バス天北線に稚内から音威子府まで走っていますが、猿払村、浜頓別町、中頓別町の役場に寄るために途中下車しながら旧線148.9キロに沿っての乗り歩きでした。

 かなりの区間は一目でそれとわかる廃線跡のすぐ横を走ります。道路はどこも大変よく整備されており、数キロ続く直線区間もあり、対向車もめったになく、そんなところをバスは時速50~60キロくらいでトロトロと走る、運転手もガムを噛んだり水を飲んだりと眠気を抑えているようでした。

 鬼志別、浜頓別、中頓別の駅跡はいずれもバスターミナルになり瀟洒な建物が建っており、どこも内部には旧線の写真や模型、時刻表や運賃表などが展示してありました。廃止時の稚内・鬼志別間の運賃は1090円、現在のバスは1490円です。

 これだけの長距離になると、全線通しのバスは1日3往復だけで、他は区間運転ですが、例えば途中猿払村役場のある鬼志別では稚内方面に7本、廃止直前と同数です。稚内・音威子府間通しのバスは4時間10分前後、列車時代の急行「天北」は2時間40分、各停は3時間30分前後でした。

 他のローカルバス同様乗客は少なく、最多(網走の郊外まで)でも10人も乗っていたでしょうか。私1人ということも何度かありました。大半は地元の短区間利用で、札幌や旭川などに行くと思われる客はほとんどいなかったようです。長距離客は1日1往復の札幌への長距離バスを利用しているのかも知れません。

 なお鉄道時代、途中の小石・曲淵間の駅間距離17.7キロは当時の国鉄では最長といわれていましたが、バス転換後もこの区間途中バス停はなく、23分間無停車で570円、高速バスを除く通常の路線バスでは今でも全国一だと思います。もっとも自由乗降区間なので途中どこでも乗り降りできますが、少なくとも途中に人が住んでいるような気配はありませんでした。自由乗降区間というのは途中、例えば1キロしか乗らなくても570円取られるのかなと思ったりしましたが、意地悪になるので運転手にはそんな質問はしませんでした。

 いつも持参する道路地図の他に、今回は「日本鉄道旅行地図帳(今尾恵介氏監修)」を見ながら乗車しました。廃線の地図やデータが完備しており大変役に立ちました。
[65414] 2008年 6月 5日(木)19:11:56役チャン さん
吉野川と多摩川の橋
[65405] oki さん
[65401] にまん さん
ここまで調べていただけるとは想像していませんでした。ありがとうございました。
いかに人間の感覚というものがいい加減なものかもわかりました。

私は、吉野川沿いの町村役場に行くのに下流側からJR徳島線(よしの川ブルーライン)を数駅乗っては対岸へ橋で渡るということを繰り返していたのですが、ふと我が南武線と比べて、こっち(徳島線沿線)の方が橋が多いように思っただけのことです。両線の駅間距離なども考慮せずに、直感的に思っただけでした。

但し、にまんさんのご調査[65401]で、河口から50キロ程度以内であれば、鉄道橋と高速道路を除いた一般道路の橋だけとなると、多摩川(あきる野市平井川合流点まで)19、 吉野川(美馬市野村谷川合流点まで)17 と大差ないですね。だから私の感覚もそれほどズレていなかったかも知れない、と変な安心をしたりしています。

もうひとつ感覚的なことを言わせていただくと、多摩川の下流域は橋が少な過ぎるということです。私は車で渡ることが多く、橋そのものが渋滞しているということは最近では滅多にありませんが、回り道を余儀なくされ、もっとたくさん橋があってもいいのに、と思うことが多々あります。これは架橋は簡単だが前後の取付道路を作るのにその用地を確保しなければならないとか、そのために膨大な費用がかかるとか、さらに反対する人もいるからでしょう。「地方に手厚いかどうか」という以前に、都会ではコンセンサスがなかなか得られない、ということもあると思います。

さらに感覚が続きますが、吉野川の橋は多摩川のそれに比べいずれも長い(これも歩いた感覚ですが)ように思います。ひとつひとつの橋の長さを掛け、総延長を求め、キロ当たりの人口などを見てみるとさらに違った評価ができるかもしれません。
こんな計算結果も知りたいと思いますが、どなたもこれ以上、こんなつまらないことにつきあっていただく必要はありません。私が暇を見つけて計算してみます。

貴重な情報をありがとうございました。
[65375] 2008年 6月 3日(火)18:47:31役チャン さん
吉野川と多摩川に架かる橋について
[65372] 稲生 さん
大変興味深いことをまとめていただきありがとうございます。参考にさせていただきます。

ところで一昨年、四国の吉野川の両岸の市町村に行ったのですが、そのときに感じたのは随分橋が多いな、ということでした。私の家の近くの多摩川よりも多いのではないのか、しかも川幅も広いので橋長も長いものが。
ということから、例えば河口から100キロまでの間の橋について、吉野川と多摩川をどなたか調べた方はおいででしょうか? 100キロというと、吉野川では阿波池田のあたりか、多摩川だと小河地ダムあたりでしょうか。ついでに両側の自治体の人口などもわかると面白いのですが。
要するに、いかに地方の道路に手厚いか、ということのデータによる説明にもなるかも知れないと思ったからです。
[65158] 2008年 5月 17日(土)19:45:22役チャン さん
東経123度45分6.789秒
沖縄本島から宮古八重山地方への「公共交通による市町村役所・役場めぐり」を行い竹富町役場の写真を撮りました。石垣港のすぐ目の前、石垣市内です。私のゲームのルールではこれで1件カウント可ですが、やはり竹富町内に足を踏み入れようと思い、西表島に渡りました。そして地理に強い皆さんならご存じの東経123度45分6.789秒の子午線の通る場所に行って来ました。

そこにはそれを示すモニュメントのほか子午線ふれあい館という小さな建物がありましたが無人で、何枚かの写真や地図が壁に貼ってあるだけでした。記名帳があったので住所氏名を書き込んでおきましたが、2~3日おきに誰かが記入しており、北海道や青森からも来ているようでした。

ところでこの子午線、2002年4月の測量法改正で日本測地系から世界測地系に変わったことにより4~500メートル経線もずれているはずなのですが、それについての説明などが書かれたものは一切ありませんでした。今はこの場所も正確には違っているのですが、まあそんな細かいことには目をつぶって、地理を楽しんで来ました。

島内には西表島交通による路線バスがあり、全線が自由乗降区間なので運転手に言えばその前で降ろしてくれます。また船会社も無料の島内送迎バスを運転しているのでそれでも行けます。なお西表島交通には都バスと神奈中バスの中古車が、塗装も変えずに走っていました。
[64913] 2008年 4月 29日(火)09:30:57【1】役チャン さん
北条は加西市
[64911] k-ace さん
拙稿に有益な補足をいただきありがとうございました。

そうそう、北条は「加西市」であって、けっして「西脇市」ではありません。
おはずかしい限りです。そのあと西脇にも行っているのでウッカリ間違えてしまいました。笑いごとでは済まないと自責の念にかられています。
なおこの時はさらに旧社町、滝野町にも行きました。このあたりは2006.3に合併し加東になっています。旧加東郡によるものかも知れませんが、加古川をはさんで東西に加東市と加西市、わかり易いですね。
[64910] 2008年 4月 28日(月)20:16:53【1】役チャン さん
「北条」営業所と北条鉄道
[64501]k-aceさん
[64907]千本桜さん  
北条営業所が移転しました。
移転する直前の3月末、ここから北隣りの旧八千代町に行くバスに乗りました。1時間近く待合室の中にいましたが、雨風がしのげて、冬は暖房があるようなバス停は助かります。営業所移転のポスターが貼られていましたが、この待合室もなくなってしまうのかどうかは書いてありませんでした。

姫路へ行くバスが1時間に2本あり、ここ加西市は姫路の文化・経済圏なのかも知れません。また市街地近くに中国自動車道のバス停があり、大阪への高速バスが1時間に2本、この他にこの営業所発の大阪行き高速バスも1日に数本ありました。

そのためかどうか粟生から乗って来た北条鉄道はガラガラで、この鉄道の先行きにも厳しいものがありそうです。なお北条町駅は「北条」営業所から800mくらい離れたところにありますが、最近建てかえたばかりと思われる新しい駅舎があり、駅前には「アスティアかさい」というシッピング・センターや多目的ホール、図書館などの入ったこれも新しいスマートなビルが建っていました。

加古川線の途中駅、厄神ではこの3月末で廃止となる三木鉄道のホームがカメラを持った人で一杯で、ガードマンも出て警備にあたっていました。こんな鉄廃ビジネス、鉄廃特需が北条鉄道にも来なければ良いと思いますが。

西脇市→加西市 訂正しました。
[63985] 2008年 3月 11日(火)10:32:45役チャン さん
合併で町役場が区役所に(南相馬市)
福島県の原町市、小高町、鹿島町は2006年1月に合併し南相馬市となりました。旧市町域はそれぞれ区という呼称になり、そのために支所となった小高、鹿島の旧町役場は区役所となっていました。合併で支所となった旧役所・役場を随分見てきましたが、区役所というのは初めてでした。
また小高区役所の庁舎は木造モルタル2階建、「三丁目の夕日」の時代を思わせるようなもので、入口に掲げられていた「南相馬市小高区役所」と書かれた大きな木製の看板が大変良くマッチしていました。
この南相馬市、いわき市と仙台市のほぼ中間(両市まで75km)に位置し、人口は74千人。早朝の鹿島駅の下りホームには通勤通学客の姿も多く、中には仙台まで通っている人もいたのかも知れません。
[63602] 2008年 1月 28日(月)19:11:16役チャン さん
讃岐平野の秘境駅
[63598] 伊豆之国 さん

時刻表をよく見ると通過するのは加速の遅い「SLなどの機関車が長い編成の客車を引っ張る列車」が多かった

私の推測ですが、地元の要望から無人駅を新たに設置した。そのときに既存の列車の所要時間を落としたくないとか、集札業務は車掌が行うから短編成の列車のみ停める、というようなことで新設のディーゼル列車(数本)だけを停めるようにしたのでしょう。その後、鉄道会社というのはどこでもそうですが、いったん通過と決めた駅にはなるべく停車させたくないという意識が強く、強い要望や圧力のない限りなかなか停めようとしなかった、というあたりが真相ではないでしょうか。逆に快速列車の新設など、既存駅を新たに通過駅にするときの地元説得など鉄道会社の苦労は大変なものです。

その後無人駅の一般化、高加減速の電車や気道車の出現によって今ではこれらの駅にもかなり停まるようになりました。地方都市の郊外の発展もあったのでしょう。
先日朝の通勤時間帯に端岡と国分駅を利用しましたが、かなりの利用客がありました。付近は新興住宅が立ち並び、並行する国道11号線は量販店や外食店などのロードサイド店の並ぶ、日本中の郊外のどことも違わない「ファスト風土」な光景でした。(洋泉社MOOK 「地方を殺すな! ファスト風土化から“まち”を守れ!」)

なお手許にある1961年の時刻表には同じような駅が随分ありました。関西本線の加美や久宝寺、磐越西線の会津若松・喜多方間などに停まる列車も当時は日に2~3本でした。
[63560] 2008年 1月 24日(木)22:50:23役チャン さん
「香川の乗り物ナビ」と自治体バス
香川県交通政策課が出している「香川の乗り物ナビ」という冊子は実に良くできています。
A4版128ページもあり県内のすべての公共交通機関の時刻と料金がわかり易い路線図とともに載っています。自治体のコミュニティバスも含め、これ一冊ですべてがわかりますし、53か所にも及ぶパーク&ライド用駐車場の案内図や料金、連絡先やレンタサイクルに関する情報も載っていて、公共交通利用を促進させようという行政の意気込みのようなものが感じられました。

これを作る手間は大変なことだったと思いますが、一冊で全県を網羅したということは香川県の規模だからできたのかも知れません。他の県とは言わず、地域単位でも良いからこれを参考にしてもらいたいものです。尤も冊子となると更新タイミングが問題となり、2007年2月現在のものでしたので、一部私がインターネットで調べた最新のものと違っていたのは仕方ないでしょう。
HPでも検索できます。香川の乗り物ナビ

このナビのお陰で、私は旧飯山町役場(現丸亀市飯山市民総合センター)から旧綾歌町役場(現丸亀市綾歌市民総合センター)庁舎までの約5キロを歩くつもりでいたのが、その間を結ぶバスがあることを知り、それに乗ることができました。
それは琴参バス・丸亀コミュニティバス岡田宇多津線というもので、小型のバスでしたがわずか12分で行くことができました。料金は1乗車200円、通常の路線バスとは違い自治体バスに近いようですが、これとは別に丸亀市コミュニティバスというものもあり、同じようなコースを走っていました。こちらも1乗車200円で、どちらも緑ナンバーでした。違いがわかりませんが、市とバス会社との契約形態の違いなど行政と事業者にとっては大きな違いがあるのかも知れません。

また「乗り物ナビ」の冊子上にも前者は路線バスの、後者はコミュニティバスの章に記載されていました。利用者からすれば、どちらであろうと利用したい区間と時間と料金がわかればいいので、例えば地域別に章建てするなど、わかり易い記載方法に今後改めてくれればさらに良くなると思います。
 
なお「乗り物ナビ」そのものの話ではありませんが、琴電陶駅から乗った綾川町営バスにも感心しました。小さな10人乗り程度のワゴンタイプのものが1時間毎に、等時刻に運行しており料金も1乗車100円、往復とも数人の乗客があり若い女性もいました。
私は以前から、自家用車に対して競争力のある公共交通というのは、最低でも1時間に1本程度の頻度が必要であり、そうでないところではタクシー利用に自治体が補助金を出すような方法で対応した方が中途半端なバスを走らせるよりもずっと経済的であると考えていましたが、このバスは正にその考えを証明してくれたようで嬉しく思いました。
[63550] 2008年 1月 23日(水)19:33:05役チャン さん
「小豆島」が「土渕海峡」の両側にある謎
[63537] hmt さん
誠に懇切丁寧なご解説ありがとうございました。大変良く理解できました。
要するに小豆島というのは両方を合わせて言うものだと解釈し、私の島歴も1とすることにします。
土庄の役場の前から「土渕海峡」を眺めて、「あれ、それじゃあ今自分が立っているのは何ていう島なのか?」と素朴な疑問が生じたのが発端でした。
あまり難しく考えずに、素直に「世界一狭い海峡横断証明書」を自慢してよいのではないでしょうか。
仰る通りです。自慢する以前に、なにしろ行った先の役場でもらった初の公文書であり、そこへ行ったことのこれ以上の証憑はないと有頂天になっているところです。
行った先で感じたこと、ほんのちょつとした疑問が、この落書帳ですぐに解決できる。全くありがたく思っています。
[63515] 2008年 1月 20日(日)22:34:09役チャン さん
小豆島には海峡があるのでしょうか?
公共交通による市町村役所・役場めぐりで小豆島の3町(合併前)に行って来ました。

土庄町役場のすぐ目の前にはギネスブックでも世界一狭いと認定されているという土渕海峡(最狭幅9.93m)があります。そこの橋を渡ると、「世界一狭い海峡横断証明書」というものを町役場でもらえます。役場の観光課で名前を書き100円払って町長印のある証明書をもらって来ました。役場めぐり2406番目にしてはじめて受けた行政サービスでした。

ところで海峡という以上小豆島はふたつの島からなっていると思うのですが、いろいろな地図やガイドの類を見てもそのあたりがはっきりしません。小さい方の島は前島というそうですが、小さいと言っても役場や中心商店街、さらに土庄港はこちらにあります。ところがその前島だけについての情報が見つかりません。

ひょっとして両方の島を一緒にして小豆島と言っているのではないのか、国土地理院による面積153.30平方Kmも両方を合わせたものではないのか疑問になってきました。また皆さんの島歴などを見ても区別はしていないようで、土庄港から上陸したのであれば、間違いなく二つの島に行っているはずです。

もしも両島を一緒にして小豆島としているのだとしたら、ここは海峡と言えるのだろうかとも思ってしまいます。貰った証明書にケチをつけるつもりはないのですが、正確なところを知りたいものです。
[62949] 2007年 12月 27日(木)10:58:02役チャン さん
SUNQパス北部九州版の購入価格について
[62826]かぱぷう さん
[62827]かすみ さん
[62839]みかちゅう さん
SUNQパス運営委員会より私からの質問に対し以下のような回答が来ました。
明快な説明で正しく理解できたと思います。要するに九州内では、どんなに証憑類をもっていても6000円では購入できないということがわかりました。特にリンクの内容がわかりやすくなっています。ご参考まで。

----------------------------------------------------
From: SUNQパス運営委員会 [mailto:info@sunqpass.jp]
Subject: 返信:北部九州版の購入価格について
お問い合わせありがとうございます。こちらはSUNQパス運営委員会です。
SUNQパス北部九州版は購入場所により発売価格が異なります。九州では8000円でのみの発売となっています。
http://www.sunqpass.jp/use/index2.html
旅行代理店では、各旅行代理店で独自にセット発売とされている場合があるため、SUNQパスのみをお買い求めの場合、関東では、京王新宿バスターミナルでの発売となります。
また、手数料がかかりますが、インターネット販売も行っていますのでどうぞご利用ください。
今回の件につきまして不快感をお与えしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
[62830] 2007年 12月 13日(木)18:59:46役チャン さん
(続)SUNQパスの疑問
[62826] かぱぷう さん
いずれにせよ、「定価」での購入ができなかったことにご同情申し上げます。
ありがとうございます。

[62827] かすみ さん
今回の件は「お問い合わせ」で一報を入れられてはどうでしょうか。
仰る通りそうすることにしました。どんな回答が来るか楽しみですが、また報告します。

また今回一番心配だったのは杷木~小石原のバス路線でもスムーズに使えるかでしたが運転手さんは心得ておられました。でもあの小さいマイクロバスにはステッカーが付いていなかったような。どこにあったのかな?
私も今回そのバスの大行司・小石原庁舎前間を乗りました。但し私の場合は4日目だったのでSUNQパスは使えず料金を支払いましたが、ステッカーは側面にあったような気がします。

ステッカーがなかったのは、大分空港・湯布院間の亀の井バスで、この路線は途中ノンストップで料金箱もなく、限りなく貸切バスに近い路線バスでした。一応運転手にSUNQパスで乗れるかと聞くと、下車時にそのパスを回収したいなどと変なことを言ってましたが、運転手が地上係員と何やら話をしてOKとなりました。このあたりも現場での混乱があるようです。
[62812] 2007年 12月 12日(水)09:13:50役チャン さん
SUNQパスの疑問
[62601] かすみ さん
SUNQパスを有効活用できたのか検証をしたので報告します。(中略)SUNQパス適用区間…計:\14,400。よって\4,400のお得でした。でもあまり人には勧められません。わたしのようにバスに乗るのが好きな方ならば別ですが。

私も大分県内の市町村役所・役場めぐりにSUNQバスの「北部九州」版を利用しました。3日間に国東半島、院内、安心院、湯布院、玖珠など19の市町村役所・役場(いずれも平成の合併以前のもの)を回り、14千円分くらい乗りましたので大いにメリットがありました。

しかし以下の点で疑問が残ったままです。
まず「北部九州」は出発地によって価格が違い、兵庫以東の本州からの出発であれば6千円で買える、とあったのに、関東に住む私が実際には8千円でしか買えなかったことです。
WEBの案内に従い、事前に近くの旅行社で買おうとしたら、航空券か宿泊の手配と共でないと売らないと言われました。それならば現地で買おうと、大分空港に着いてからバス案内所で搭乗券の半券を見せると、本州で買った引換券がなければダメとキッパリと言われました。

相手のあまりにも自信に満ちた対応と、まあいずれにしてもそれ以上は乗るのだから、とここでは争わないことにしましたが、「北部九州(6,000円)を購入の際、九州までの交通機関のチケット(夜行高速バス・JR・航空・フェリー等)の提示が必要です」とWEBには明記されていたので釈然としません。またいつか使うこともあり、どこかに問い合わせようかとも思っていますが、正解をご存じの方があればお教え下さい。

また全部で15回くらい乗車しましたが、うち少なくとも3回は運転手がこの切符のことを知らず,こちらが解説してあげ納得させるという状態でした。SUNQパスのステッカーが車体に貼ってある、にもかかわらずです。

鹿児島中央駅のバス乗り場にはSUNQパス利用者5万枚突破の横断幕が出ていました。
このパスの利用は高速バスが多く、私が乗るようなローカル路線でこれを使うような客はいままでいなかった、ということでしょうか。

杵築市については拙稿[62804] 「自治体バスの実情 杵築市循環バス」をご参照ください。
[62804] 2007年 12月 11日(火)20:46:56役チャン さん
自治体バスの実情 杵築市循環バス
[61972] suikotei さん
平日のみ運行の杵築市循環バスで宜しければ、杵築市のホームページ→部署名から検索→企画財政課に10月1日改正の時刻表が掲載されております。

おかげさまで、このバスを利用し2005年に合併してひとつの杵築市になった旧杵築市、旧山香町、旧大田村の庁舎に行って来ました。と言いたいところでしたが思わぬハプニングがあり、はからずも自治体バスの実情のようなものを垣間見てしまいました。
ご興味のある方はお読みください。

大分空港から旧安岐町役場(国東市)に行った後杵築市役所に行き、そこからは以下のような予定にしていました。
杵築市役所前12:27→12:37JR杵築駅国東観光バス(大分交通グループ)
JR杵築駅13:21→13:28中山香日豊本線634M
山香庁舎14:38→14:53大田庁舎杵築市循環バス
大田支所前16:34→17:00大分空港大交北部バス(快速空港リムジンバス)

山香庁舎までは順調に行ったのですが、そこで循環バスを待てどもなかなか来ません。20分くらい経ってから市の職員に尋ねると、いろいろなところに電話をしてくれて、どうやら運転手が客がいないと勘違いして、庁舎まで入らず通過して行ったらしいとのことでした。支所の門から庁舎のバス乗場までは離れていて見通しは悪いです。職員氏は大変恐縮し、私を丁重にワゴン車で大田庁舎まで送り届けてくれました。せめてバス代の100円を払おうと思いましたが、とてもそんなことは言いだせない雰囲気でした。
 
10年前に貫通した2つの長いトンネルを抜け、10分少々で大田庁舎に着いてしまいましたが、職員氏の話によれば、この2つの町と村は合併前からほとんど交流がなく、循環バスもこの区間は利用客はほとんどない、もともと山香は杵築の、大田は豊後高田の文化・経済圏だったとのことです。
 
大田に着いてからは、外は寒く、周囲にも身を寄せるようなところがなかったので、庁舎の立派なロビーのソファーで次のバスを待つことにしました。すると循環バスの運転手が他の運転手と「山香で客が待っていたのに通過したと言って役場から怒られた」という話をしています。こちらも退屈だったので「その客が私です」と言って話に割って入りました。

運転手に言わせると、途中の病院で遅れが出たうえに、山香のバス乗場に人影が見えなかったので、庁舎まで入らずに通過したとのこと。路線バスに乗ることにかけてはエキスパートを自認している(乗鉄ならぬ乗バスの)私が、その時間にいない訳がないと言いたかったがここはグッと我慢。それよりもおかげで自治体バスの実情などをさりげなく聞くことができました。
 
地元のタクシー会社に運行を委託しており、平日のみ2台のバスを2人の運転手で運行しているが、タクシー会社の運転手8人でまわしているとのことでした。そのほかいろいろな話をしましたが、人口がどんどん減って景気が悪い、暗い話ばかりでした。役場はいったん予算を確保すれば利用客がいようといまいと運行は業者にまかせきり、業者もいるかいないかの客を相手ではモチベーションも上がるわけがない。だからバス停通過など日常的にあるのかも知れない。全国に自治体バスは多いものの、実情は似たようなものかも知れません。タクシー会社に外注するくらいならば、いっそのことタクシー利用者に補助を出した方が安上がりなのでは、とまで考えてしまいました。
 
そんななかで、自分の仕事もあっただろうに、一介のどうでもいい旅行者のために最後まで奔走してくれた若い役場職員氏の親切が大変印象に残りました。
[62714] 2007年 11月 29日(木)15:32:50役チャン さん
経県値更新しました。
[62710] スピカ さん
メンバー紹介の「→ メンバー紹介編集画面」をクリックして、暗証コードを入れれば編集画面に進めますよ。
ありがとうございました。愛知県を宿泊から居住に修正し192点になりました。居住4、宿泊43で他県に引っ越しでもしない限りこれ以上の得点は無理です。多分これがわが生涯の最高得点だと思います。
[62708] 2007年 11月 29日(木)09:20:18役チャン さん
経県値の修正
個人的なことで恐縮ですが、幼稚園時代に名古屋に住んでいたことを思い出し、経県値の修正を行いたいと思っています。修正(更新)方法についてどこかに記載されているでしょうか。それが見つけられず新規登録をすべきかどうか迷っています。

BIGLOBEの方には別名で登録してみましたが(別名では)まずいですか?

もうこれから引っ越しするようなことはないと思いますので、私の経県値更新はこれが最後だと思いますが。
[62492] 2007年 11月 12日(月)12:03:37役チャン さん
歩いて渡れる長い橋(周防大島)
[62043]みかちゅう さん
歩いて渡れる長い橋ならば、しまなみ海道の来島海峡第三大橋(愛媛県今治市・1570m)でいいのかな。自転車で渡ったことがありますが、橋なのでなかなかの眺めですよ。
また自慢になってしまい恐縮ですが、先週山口県の周防大島と大畠との間に架かる大島大橋(1020m)を歩いて渡りました。
大島大橋  歩道が狭く、自転車に乗った高校生が多く歩きにくかったのですが、天気が良く絶景でした。

なお今は1島が周防大島町となりましたが平成の合併以前の4町の旧町役場へは路線バスを乗り継いで行きました。橋のたもとの東瀬戸を起点に5時間29分で一周しました。
11/08 (木)            
東瀬戸  9:26 → 9:36大島町庁舎前防長バス2350大島町(周防大島町)
大島町庁舎前10:10 → 10:20東瀬戸防長バス
東瀬戸10:28 → 10:48大島総合庁舎前 防長バス2351久賀町(周防大島町)
久賀11:45 → 12:07森野小学校前防長バス2352東和町(周防大島町)
周防長崎13:40 → 13:47土居口防長バス
土居口13:52 → 13:59橘庁舎前防長バス2353橘町(周防大島町)
橘庁舎前14:06 → 14:55東瀬戸防長バス

もっと早く回れる方法があるかも知れません。どなたか挑戦してみてはいかがですか。周防大島内路線バス時刻表
[62178] 2007年 10月 22日(月)14:57:55役チャン さん
歩いて行ける空港
続いて空港編です。
[62056] N-H さん
歩いて空港に行って飛行機に乗る、あるいは逆に飛行機から降りて歩いて空港をでてどこかに行く、そんな経験がおありでしょうか?

空港から歩いて行った市町村役場です。
2005.01.17 高知空港・吉川村役場・赤岡町役場・香我美町役場・野市町役場[56968]
2007.05.17 喜界島空港・喜界町役場 [58876]
なおこの拙稿のなかで、奄美大島・喜界島間がわが国航空路線の最短区間だと述べたのは私の間違いで、N-H さんより南北大東島間である旨訂正いただき[58887]ありがとうございました。

この他離島には空港から歩いて行ける空港がいくつかありますが、私は離島は原則として船で行くことにしていますので経験したのは上記のみです。
[62177] 2007年 10月 22日(月)12:33:29役チャン さん
歩いて渡れる長い橋
[62043] みかちゅう さん
[62176] 拙稿

続いて記憶に残る長大橋の体験です。
92.12.27 静岡県県道大平橋(大井川) 約1100m (大井川町・吉田町間徒歩)
94.06.17愛知県・岐阜県県道東海大橋(木曽川・長良川) 約1250m (八開村役場・海津町役場間徒歩)
06.01.31 徳島県阿波麻植大橋(吉野川)約1100m (市場町・川島町間徒歩]
このときは3日間で吉野川の6つの橋を歩いて渡っています。

殆どの橋は歩車道の区別があり、こちらは健康にも良いので記録を競うことは良いかも知れません。
なお上記の東海大橋は歩道がなく、トラックの通行がひっきりなしで、車が私を避けるように徐行したりしたので、時ならぬ交通渋滞を作ってしまいました。これも反省しています。
[62176] 2007年 10月 22日(月)11:54:14役チャン さん
歩いて通れる長いトンネル
[62043] みかちゅう さん
日本にたくさんあるトンネルでいちばん長い「歩行者の通行が可能なトンネル」はいったいどこなのか。
歩行者が通行して良いのかどうかは別にして、長いトンネル内を歩いたことは何度かあります。
私の「公共交通による市町村役所・役場めぐり」のルールでは、路線バス等の公共交通は利用可能だがダイヤの関係で歩いた方が早いときは歩いても良いとしていますので、実際は役場間などかなり歩いているからです。国道のトンネルなどでは、旧道が歩行者専用となっていて楽しく歩けるところなどかなりありました。

長いトンネルで辛かった記憶としては以下のようなものがあります。
95.05.03岐阜県国道303号線椿井野トンネル約580m(藤橋村役場・久瀬村役場間徒歩)
95.05.03岐阜県国道303号線樫原トンネル約565m同上
05.04.05岐阜県国道256号線新塞の神トンネル約680m(付知町役場・加子母村役場間徒歩)
05.12.20大分県県道501号線浦代トンネル約680m(桟敷バス停・米水津村役場間徒歩)

このうち上記3つの国道トンネルは歩車道の区別があり身の危険は感じませんでしたが、浦代トンネルは狭くトラックなども走り、随分無謀なことをしたものだと反省しています。自分はともかく、ドライバーに余計な心配や迷惑をかけたはずです。下手をすると警察に通報されていたかも知れません。

なおトンネルの中は空気が悪く、雷の落ちる音を聞いているような大騒音です。ちなみに窓を開けて車で走ってみてください。だから私はいつもマスクをして駆け足で通り抜けました。

これは決してお勧めすることではありません。間違ってもこんなことを競うようなことは絶対にしないようにしましょう。私も今後は行わないつもりです。
[61990] 2007年 10月 16日(火)08:51:20役チャン さん
杵築市循環バス
[61972] suikotei さん
 
見つけられました。これで行くことができます。ありがとうございました。
12月頃行く予定で、「公共交通機関による全国市町村役場・役所めぐり」の2400番目(平成の合併前基準)くらいになると思います。

それにしても最近は自治体バスのダイヤなどは自治体HPで簡単に見つかるのですが、これではなかなかむずかしいですね。
[61970] 2007年 10月 15日(月)21:07:12役チャン さん
大分県(旧)大田村への路線バス
大分県の国東半島中部にある旧大田村(合併後は杵築市の一部)への路線バスの時刻表をインターネットで探しているのですが、なかなか見つけられません。どなたか情報をお持ちですか? 
どうしても見つけられないときは市役所に電話しようと思いますが。
[60985] 2007年 9月 2日(日)11:05:25役チャン さん
能登空港 搭乗率保証制度と乗合タクシー 
 1ヶ月ほど前のことですが、はじめて能登空港を利用しました。東京からのANA747便でエアバス320、座席数166のうち90%くらいは埋まっていました。この路線は地元と全日空で「搭乗率保証制度」というものを導入しています。予め年間平均搭乗率を決め、それを下回った場合は石川県及び地元自治体が全日空に対し損失を補填し、逆に上回った場合は全日空からインセンティブが支払われます。目標搭乗率は機体の変更などに伴いその都度変動し、今は62%だそうですがその日の搭乗具合だと確実に上回っていました。双方の金額に上限を定めるなどいくつか条件はあるようですが、当事者双方のリスクを最小化しながらWIN/WINを目指そうとするデリバティブのようなもので考え方としては合理的だと思います。航空に限らず地方の路線バスなど公共交通で取り入れて良い方式だと思いました。

 生憎雲が多く羽田離陸後どこを飛んでいるのかわからなくなりましたが、途中僅かに雲間から見えた都市は新幹線と大きな川があったので長野市だったようです。私は日本中の地図がある程度頭のなかにあるので、飛行機から時々見える下界がどの辺りなのかわかる事が多いのですが、そのときの最大のヒントになるのは新幹線です。今回は長野新幹線がなければわからなかったかも知れません。高度が下がると海面が見え間もなく海岸となり、軍艦島とも呼ばれ能登の名所になっている見附島がはっきりと見えたので、恋路海岸上空から半島上空に入ったことがわかりました。ほとんど自然林が続く中を降下し能登空港に着陸、人里離れた林の中の空港で、周囲には空港関連の建物しか見当たりませんでした。
 
 ターミナルビルはローカル空港にしては珍しい4階建ての大きなもので、道の駅にもなっていて一般ドライバーへの観光案内や休憩のための施設もあり、更には奥能登行政センターというものも入っていました。パスポート申請交付などを行う行政サービス窓口がある他、建設や農業関連、教育関連の事務所、研修室や会議室などがあり、建物の3階から上がすべてそれに使われていました。
 
 この空港は東京と結ぶ便が1日2往復あるだけなのでそれに接続した路線バスはなく、その代わりに「ふるさとタクシー」という乗合タクシーがあります。5つの方面に向かう9人乗りのワゴン車が1列に並んで待っていましたが、和倉方面だけは利用者が多く小型バスでした。原則として予約制で、前日に電話で珠洲市方面に行きたいと言うと珠洲市のどこへ聞かれたので市役所にしてもらいました。結局客は私1人、普通のタクシーだと1万円はするそうで、所定料金の1000円だけ払えば良いので私は助かったのですが運行している地元タクシー会社は大赤字のはずです。

 運転手の話だと赤字は石川県が補填しているそうです。予約客がいなくても飛行機の到着時間に合わせ空港で待機しており満員でさえなければ利用でき、乗降地は各地域の代表的な施設の前などいくつか決まっているので限りなく路線バスに近いと思いました。また予約客が多いときは中型バスに切り替えるなど弾力的な運用をしているそうです。私はこの「タクシー」という名称から公共交通機関として見なしていいかどうか迷いましたが、以上の事実を知ったことと、代替の手段がないことから良しとしました。利用者にとっては大変便利な交通機関なので、他のローカル空港や離島の港などでも参考にしてほしいと思いました。

 なお金沢からの特急バスや穴水・輪島間の路線バスのうち何本か空港を経由するものがありますが、いずれも飛行機の発着時間とは無関係で、主として行政センターへの客が利用しているようです。普通のタクシーも1~2台停まっていましたが、飛行機が到着しても利用者が1人いるかいないかという程度だそうです。いろいろな事情からタクシーでなければまずい、という人ぐらいしか利用しないのでは、というのが運転手の話でした。搭乗率デリバティブやこの乗合タクシー、公共交通のこれからを示唆させてくれる能登空港の取り組だと思いました。

 以上、「公共交通による全国市町村役所・役場めぐり」からの報告です。今回は能登から富山県の南砺市方面に行き、合併前基準で累計2328としました。
[59558] 2007年 7月 1日(日)11:23:26【1】役チャン さん
役場のその後
[59533]矢作川太郎 さん
興味深いご報告ありがとうございます。
[59544]右左府 さん
峰浜庁舎の火災についてフォローいただいきありがとうございます。

合併後本庁ではなくなった旧役所・役場については、私も多分2~300くらいは行っていると思いますが、峰浜以外はいずれも庁舎が残っていました。もちろん呼称はまちまちだし、多分残った機能もいろいろなレベルがあるのでしょう。
私が「合併しても、本庁とならなかった庁舎は必ず残るものと思っていましたが」と述べたのはそんな経験からで深い意味はありません。
合併後に老朽化した旧庁舎から新設した支所庁舎へ移転した例も見られますので、旧役所・役場巡りなのか、支所巡りなのか判然としない事もありますので詳しい調査が必要になりますね。
仰る通りですが、私の場合は私がチャレンジしようと決意した平成4年時点での市町村の庁舎すべてに行くということなので、その意味では今はそこが何であっても構いません。どちらかと言えばそこに行くための公共交通の実態がどうなっているのか知りたい方がメインです。
とは言え建物の影も形もなくなって、全く別のものが建っていたり区画整理されていたりすると現地で当惑することが今後はあるかも知れません。

残が958となり、まあ5年くらいはかかるだろうと思っています。しかし鉄道や郵便局などのように廃止されると対象そのものがなくなってしまうのとは違うはずだとゆったり構えていたのですが、そうも言っていられないかも知れないなどと思っている次第です。
[59531] 2007年 6月 30日(土)18:53:10役チャン さん
消えた役場
役場があるはずの場所に行って見たら何もなかった。

秋田県の八峰町へ行ったときのことです。八峰町とは八森町と峰浜村とが2006年3月に合併してできた町ですが(語呂合わせのような町名ですね)、旧峰浜村役場に行こうと能代バスセンターから秋北バスに乗り峰浜庁舎前というバス停で下車しました。しかしそんな建物はありません。すぐ近くにきれいに整地したかなり広い土地があり、門柱だけが残っていたのですが表札は上から白ペンキでも塗ったか、わざわざ消してあります。そしてその横に秋田銀行のATMが設置してある小屋と郵便ポストだけがありました。

近くにいた人に聞くと、ここに役場があったが昨年火事で焼失し、その機能はあちこちに分散させているので代替事務所のようなものはない、また2年後に新町が新庁舎を建てるのでそのときには完全統合するとのことでした。

合併しても、本庁とならなかった庁舎は必ず残るものと思っていましたが、公共交通による市町村役所・役場めぐり2296件目にしてはじめて完全に消えてなくなった庁舎というものに出会いました。仕方がないのでバス停と土地の写真だけを撮って正式カウントとしました。

合併の趣旨から言って庁舎だって積極的に統廃合して良いと思っていますが、火事でもない限り統廃合は進まないものなのでしょうか。
[59285] 2007年 6月 20日(水)08:53:14役チャン さん
現代に生きてる国名 (葛飾)
[59271] hmt さん
ところで、江戸川よりも東の地域では、“(ここもまた別の)本家葛飾”であるという感覚は、現在も生きているのでしょうか?

船橋市にある京成電鉄の西船駅は1987年までは葛飾駅と称していました。1916年(大正5年)開業時の地名は東葛飾郡葛飾村だったそうですが、今の住所表記は「西船」です。京成電車で柴又へ行こうとする客が良く間違えるからというのも改名の理由のひとつだったと聞いたことがあります。
寅さんが、葛飾=柴又とし、逆に葛飾という地域を狭くしたと言えるのかも知れませんね。
[58964] 2007年 6月 10日(日)11:56:51役チャン さん
徳之島の路線バス
トカラ列島[58582]、喜界島[58876]、奄美大島[58906]と続けたので徳之島で締めくらせて下さい。
ご興味がありましたらお読み下さい。

徳之島へ行く方法は以下があります。
(1)飛行機:鹿児島から毎日2便 (M81:163人乗) 
(2)飛行機:奄美大島から毎日2便(サーブ340B:36人乗)
(3)フェリー亀徳港: 鹿児島→名瀬→亀徳→和泊(沖永良部)→与論→本部→那覇 毎日1便
(4)フェリー平土野港:鹿児島→喜界→名瀬→古仁屋→平土野→知名(沖永良部)2~3日に1便、うち三分の一は平土野止まり

私は奄美大島の古仁屋から(4)で徳之島入りをし(1)で鹿児島に戻りました。
(4)は2800トンの「フェリーきかい」で360人の総定員に対し乗客はたったの5人と軽トラック1台だけでした。帰りの(1)はほぼ満席でした。なおたまたま鹿児島からの(3)到着時に亀徳港で見ていたら100人くらいの下船と30人くらいの乗船がありました。

平土野の港では1台だけ待っていたタクシーが誰も乗らないので役場の方に向かって歩いていた私を追いかけてきて、島の中心亀津までバス料金で行くから乗ってくれと言ってきました。こちらは公共交通を乗りにわざわざ遠くまで来たのに料金が安いからと言ってタクシーに乗るわけには行かず、と言って説明してもわかってもらえそうにないので、すぐ近くに用があるので歩いているのだと言って断わりました。

徳之島の路線バスは徳之島総合陸運(株)が運行しています。この会社は他にも観光バスやタクシー、航空代理店、燃料スタンドなどを経営しており、私が泊まったホテル、グランド・オーシャン・リゾートもこの会社のものでした。路線バスは8系統あるのですが、今年(2007年)4月1日より亀津~空港線 亀津~犬田布線以外の6系統が地方公共交通特別対策事業(県単独補助事業)による廃止路線代替バスへと移行しています。南海日日新聞2007.4.2記事 またこの時にダイヤ変更をしており、私はそのことを知らず変更前のもので計画していたので少々戸惑いました。

徳之島には天城、伊仙、徳之島の3町があり、当初予定はこの順番に、すなわち反時計まわりにバスを乗り継ぐものでしたが、天城・伊仙間が減便になり、徳之島町の亀津に出てから伊仙まで往復するという、バス料金が余計にかかるものとなってしまいました。
廃止路線代替バスは一瞬見ただけですが、同じような車体で代替バスという表記がなされていたくらいだったと思います。経営体は変わったものの車両や運転手を含めて徳之島総合陸運(株)に一括アウトソーシングしているのではないでしょうか。
バスの時刻表はここから見ることができます。

乗車経路は以下の通りです。
5/18 (金)    
古仁屋 10:50 → 13:07平土野フェリーきかい2256天城町
平土野 14:07 → 14:54亀津徳之島総合陸運バス
亀津15:00 → 15:31伊仙町役場徳之島総合陸運バス2257伊仙町
永野商店前17:10 → 17:35亀津徳之島総合陸運バス2258徳之島町
5/19 (土)    
亀津(ホテル前)10:45 → 11:35徳之島空港徳之島総合陸運バス
徳之島空港12:28 → 13:25鹿児島空港JAL3794
鹿児島空港16:19 → 17:58羽田空港ANA628

以下徳之島の印象です。
平土野から亀津へのバスは空港発の小型バスで乗客は私1人でした。島の中央部を横断し東海岸の花徳というところに出てそこからサンゴ礁の続く海岸沿いに走り亀津に着きました。
想像していた以上に大きな島という印象で、中央部など広い高原状になっています。バスの運転手の話では、この島は奄美大島よりも耕地面積が広く、以前は米の二期作を行っていたが、政府の転換奨励で今は砂糖キビを作っている。雨も多く島の南部を除いては干ばつの恐れは少ないが、それでも現在奄美群島内では最大規模のダムを建設中で、今この島内にあるすべてのダムの貯水量を足したものよりもはるかに大きく、2011年度の完工予定に対し進捗率は50%だが、ここに来てこんな大きなダムがはたして必要かという議論が起きているそうです。亀津のバスターミナルは一方通行の狭い道に商店一軒分だけの今にも崩れ落ちそうな古い木造の待合室があるだけの建物でした。

なお平土野港入港直前に船上から正面の小高い丘の上にイスラム寺院のような金ピカに輝く大きな丸屋根と尖塔をもった新興宗教の総本山のような建物が見えました。山上の宮殿に向かうような石段も見え、これが天城町の町役場でした。
いろいろな珍しい形の庁舎を多く見てきましたが、今までで最も驚かされたものでした。上陸し近づけば近づくほどますます寺院のような、或いは宮殿のような感じのするものでした。70段くらいの石段を登るとアラビア風の鉄格子の門があり、そこを入ると噴水のある池を囲むようにドームを正面にコの字型にブルーの建物が囲んでいます。柱はすべて円柱でとにかく異国情緒が漂います。経費節減のためか池に水はなく、建物も空調を止めているので全ての窓や入口がオープンになっていました。これで合併して支所にでもなったら、それこそ空洞の多い柱だらけの建物が噴水を囲む、アルハンブラ宮殿のようになってしまうのではないかと思いました。
新聞を賑わす選挙のやり方など政治に熱心な島という印象だったので他の2町もこれと競うような奇抜なものかと半ば楽しみにしていたら、意外にもどちらも古いのままの、特徴のないものでした。バスの運転手は、合併はもうこれ以上国?県?に抵抗できず時間の問題だろうと言っていました。
[58906] 2007年 6月 8日(金)11:28:38役チャン さん
奄美大島の路線バス
奄美大島内の市町村役場めぐりを路線バスで行いました。何かのご参考になるかも知れませんので報告します。

奄美大島には平成の合併以前は7市町村がありましたが、そのうち名瀬市と笠利町、住用村が2006年3月に合併し奄美市になりました。間に龍郷町を挟んだ笠利町とは飛び地合併で話題になったところです。島の人口は82千人、面積712万㎡は佐渡より狭く対馬より広い、どちらも単独の市になったのだからここだって当然そのような話はあったのでしょうが、いずれにせよ私はこの7庁舎に行きました。

島には奄美交通と道の島交通という2つのバス会社があります。ほぼ全島に路線を張り巡らせている奄美交通は鹿児島交通の子会社で岩崎グループに属します。これに対し道の島交通は2005年1月までは岩崎バスと称していたのですが、鹿児島の岩崎グループとは全く関係がなく、改名した理由のなかには紛らわしいということもあったようです。南海日日新聞2005.1.15記事 奄美交通に比べるとかなり小規模で空港へも乗入れておらず、大半は奄美交通と同じ路線を補完するように走っていますが、宇検村だけはこの社のものでしか行けません。

それにしても両社とも経営が苦しいのか、とにかく走っているバスがかなり古いものばかりでした。いずれも本州や九州からの中古車でしょうが車体が所々錆たり腐食しているところに何度も塗装を施していて失礼ながら何とかの厚化粧といった感じです。ただしどのバスも乗って感じるのは足回り、すなわちエンジンの調子はそんなに悪くなさそうなことです。これはわが国の自動車工業の技術水準の高さなのかも知れず、日本の車はかなりの長期間、走行性能は落ちないものなのかも知れません。或いは道路が良いからかも知れませんが。逆に言えば、外見の劣化とかスタイルの陳腐化だけで車を買い変えているユーザーがまだまだ多いのかも知れません。

地図で見るとの奄美大島の形はなんとなくグレートブリテン島の北部、スコットランドに似ています。深く切り込まれたいくつかの湾がだんだん狭くなり、そして川となったところに集落が発達している。名瀬や龍郷がそうであり、宇検の集落も同様で、グラスゴーやインバネスなどに似ています。しかし地形は全く異なり、奄美は険しい山地の連続で、特に島を横断する山並がいくつもあり洗濯板のようです。鹿児島から沖縄まで続く国道58号線が北部の笠利からから南部の古仁屋まで73.3Km、本島内を縦貫していますがその間に長さが1キロ以上のトンネルが6つ、その内2つは2キロ以上です。また名瀬からはどこに行くにもまずトンネルです。

名瀬から他の6つの庁舎へ行くバスは、2社を合わせればほぼ1時間に1本は走っています。しかし宇検村だけは往復2.5本しかなくここが行程上のクリティカル・パスとなり、途中に喜界島への往復を含め足掛け3日をかけることになってしまいました。
宇検へは島の道交通本社前から乗車しましたが、ここで事前に切符を買うと5%引きでした。20人乗りくらいのマイクロバスは、高校生などでほぼ満席の客を乗せ国道58号線を南下、いくつかの長いトンネルを抜け島の東側に出て、旧住用村の役場、現在は奄美市の住用総合支所のある西仲間に到着しここでバスを乗換えました。 
同じ大きさのマイクロバスでしたがこちらはかなり旧式で、ここだけは他と違ってエンジンまでも劣化しているのか苦しそうな音を出しての走りでした。国道から島を横断する道路に入ると密林の中のカーブが続く道には集落など全くありません。30分近く走りようやく人家が見え出した頃からひとりふたりと客が降りて行きます。リクエストされてではなく、運転手がバス停でもないところで勝手に停めているので完全にルーチンワーク化されているようです。やがて焼内湾のリアス式海岸のような地形の最奥とでも言ったら良いのか、役場のある湯湾という所に着きました。宇検村の集落はこの焼内湾の沿岸に沿って点在しており、乗って来たバスはこのまま湾北岸方面に走り去りました。一方南岸の集落へはまた別のマイクロバスがここから出ており1人の高校生だけが乗り換えて行きました。

以下に島内での行程を記しましたので参考にしてください。

5/16 (水)    
宝島10:30 → 13:35名瀬港フェリーとしま2248名瀬市(奄美市)
入舟町15:09 → 15:51大和浜奄美交通バス2249大和村
大和浜16:24 → 17:05入舟町奄美交通バス
5/17 (木)     
入舟町7:43 → 8:19龍郷役場前奄美交通バス2250龍郷町
龍郷役場前8:40 → 9:05赤木名奄美交通バス2251笠利町(奄美市)
赤木名9:58 → 10:06万屋奄美交通バス
万屋10:07 → 10:25奄美空港徒歩1.6Km
奄美空港12:08 → 12:17喜界島空港JAC38332252喜界町
(12:11離陸)(着陸12:16)
喜界島空港12:20 → 12:35喜界町役場徒歩1.5Km
喜界島空港14:29 → 14:44奄美空港JAC3832
(14:33離陸)(着陸14:41)
奄美空港14:55 → 15:40朝日通奄美交通バス
道の島交通本社16:30 → 17:02西仲間道の島交通バス
西仲間17:04 → 17:46湯湾道の島交通バス2253宇検村
5/18 (金)    
湯湾6:53 → 7:21 新村 道の島交通バス
新村 7:22 → 7:34 西仲間 道の島交通バス 2254住用村(奄美市)
住用中学前 8:40 → 9:14 古仁屋小学校前 奄美交通バス 2255瀬戸内町
古仁屋 10:50 → 13:07 平土野(徳之島) フェリーきかい
[58891] 2007年 6月 7日(木)17:53:34役チャン さん
最短航空路は南北大東島
[58887] N-H さん
奄美空港~喜界島空港間はだいたい20kmちょっとくらいかと思いますが、残念ながら上には上があるのでした。それは、南大東空港~北大東空港間の路線です。正味10kmちょっとくらいではないでしょうか。
おっしゃる通りでした。昨年行ってきたのに船だったのですっかり忘れていました。この二つの島の滑走路はほぼ一直線上にあるので風向きによっては正味飛行時間は1~2分ということもあるかも知れませんね。

ご参考までに、私が船で行ったときの航路です。
那覇(泊港)17:00 →翌日7:40 北大東島 8:40 → 9:30 南大東島(西港) 14:00 →15:00北大東島(西港) 泊
北大東島(江崎港) 翌日14:20 →15:10 南大東島(亀池港)16:20 →翌日7:20那覇(泊港)
南大東島で下船し約4時間島内散策をした後北大東島に渡り民宿に泊まり翌日の便で戻りました。

飛行機は(曜日によって順序が変わりますが)南北両方の島にそれぞれ25分間だけ駐機し那覇に戻りますから、両方の島を見物をするには両島に泊まらなければならず最低でも2泊3日は必要です。
船の場合は合計4日必要ですが初日と最終日は沖縄本島で有効に使え、片道料金4620円は飛行機の通常料金の四分の一以下、これには2泊分の宿泊料も含まれているので日程面でも費用面でも船の方が断然有利です。

島での乗下船はコンタナ大のケージ(鳥かご)に入り、クレーンで吊り上げられて移動するものですが、ゆっくりと丁寧に行うのでスリルは感じられず、エレベーターに乗っているようなもので、船に乗降する方式の中では客にとって最も安全で楽な方法と言えるかも知れません。
   
ところが北大東島(江崎港)からの乗船だけは「はしけ」でした。埠頭の上に置かれたボートに乗せられライフ・ジャケットを着けさせられます。ボートはクレーンで吊るされ海面に下ろされ、それから本船に向います。船横の一箇所扉の開かれた部分に横付けされると、波で激しく上下するなか、ボートが最も上昇したタイミングでひとりづつ本船に飛び移ります。他人のを見ているとむずかしそうですが、中から船員が手を差し伸べてくれるので思ったよりは怖くはなかったです。しかし船だとこういう目に逢うこともあります。

それに船は699tの貨客船なのでかなり揺れます。
飛行機か船か、さあ、どちらを選びますか?
[58876] 2007年 6月 6日(水)19:23:27役チャン さん
最短航空路線? 奄美・喜界島
先日トカラ列島をめぐる船で奄美大島に行き、さらに喜界島に渡りました。ここへも船で行きたかったのですが鹿児島と奄美を結ぶフェリーが早朝夜間に寄航するほかは昼間の渡船というようなものがなく、効率よく動くために飛行機を利用しました。おそらく日本一飛行距離の短い路線ではないでしょうか。

喜界島は奄美大島の北東にある隆起珊瑚礁の上にある平坦な島で、周囲およそ50Km、面積60K㎡、東京23区で最も広い大田区と同じくらいです。奄美空港付近からが最も近いようで、海を隔てた約25キロ先には喜界島空港があり相互に肉眼で見ることができました。ふたつの空港の滑走路もほぼ並行しています。36人乗りのサーブ340Bというプロペラ機は7人の乗客を乗せ奄美の滑走路をほんの助走程度という感じで走るとすぐに浮上、2分後に「ただ今から着陸態勢に入ります」とアナウンスがあり3分後に着地、並行する滑走路間をU字型に飛んだだけで正味5分の飛行でした。

喜界島の空港ターミナルは木造平屋で、鉄道駅舎というよりは駅横にある日通の事務所のようでした。駅前広場のようなところから海岸に並行する線路ならぬ滑走路に並行するメイン・ストリートには椰の並木が続き、意外なことに喫茶店やレストランが何軒も並んでおりいずれも営業中でした。その道を1キロくらい進むと鹿児島銀行の支店や信金、生協などのある町の中心部に出て、そこから右折し坂を登った先の高台に町役場がありました。

昨年(2006年)2月に移転し業務を開始したという真新しい建物で、2階建てながらかなり大きなもので、300席のホールなどをもつコミュニティーセンターも併設されています。また建物横は広い公園になっていて、太平洋や奄美大島が一望できました。大きな建物ですが、変に意匠に凝るようなところがなく、デザインもシンプルで機能本位という印象を受けたのは、バブルがはじけた後のものだったからでしょうか。

抜けるような青空のせいもありましたが、この島が明るく活気のあるような印象を受けました。人口8600人というのは決して多いとは言えませんが、簡単に隣町などに行けないことから経済活動や文化活動はすべてを島内で完結させなければならず、そうだとすればこのくらいの人口規模でもある程度の賑わいというものが持続できるのでしょうか。ヨーロッパなどで人口が1万人にも満たない町でも中心市街地が意外に賑わっているのを見て不思議に思ったことがありますが、そういうことなのかも知れません。丁度一年前に行った八丈島と同じくらいの人口で、そういえば中心部の町並みも同じような規模だったことを思い出しました。大島運輸(株)と書かれたマイクロバスが自由乗降バスと書かれた看板を掲げて走っていました。

途中の店で昼食を食べ空港に戻りました。先ほど乗って来たプロペラ機は鹿児島に向かい、2時間後に別の機が鹿児島から飛んで来て奄美に向かうのでそれに乗りました。帰りはU字ではなく、風の影響かZ字状に飛んだので飛行時間は8分でした。

喜界島滞在はわずか2時間でしたが、空港から歩いて行ける役場というのも高知空港近くの吉川村以来で、そこよりも近かったと思います。しかし離島の役場だともっと近いところが他にもあるかも知れません。
[58586] 2007年 5月 20日(日)22:38:36役チャン さん
十島村(トカラ列島)の有人島は7島です
[58584] k-ace さん
十島村(トカラ列島)の有人島は6島ではなく、7島じゃないですか?

7島です。実際に7島に上陸しているのになぜこのような間違いをしたのか自分でもわかりません。ご指摘ありがとうございました。
本文を修正しました。
[58582] 2007年 5月 20日(日)19:44:29【2】役チャン さん
十島村のレントゲン船
鹿児島県十島村の有人7島にすべて上陸して来ました。

十島村については[56242] [56250]でhmt さんが紹介されていますので改めて説明する必要はないと思いますが、村営船であるフェリー十島が、普段は夜鹿児島港を出て翌朝から順に7つの島に寄航し夜名瀬に着き、折り返し南から各島に寄り鹿児島に戻る形で週2往復しています。ところが年に1度、各島に約2時間づつ停泊し島民のレントゲン検診をし、このときは途中の島に停泊し3日がかりで名瀬に行く、レントゲン船というのが運行されます。
鹿児島港近くにある十島村役場には私は3年前に行っており、公共交通機関による全国市町村役場めぐりのルール上は公式訪問として問題なく、1件としてしっかりカウントしているのですが、せめて島影だけでも見ておきたいと予てから思っており、奄美に行くならこの船で行こうと思っていたのでした。

別の地理的チャレンジをしている友人3人と一緒に乗船したのですが、医療関係のスタッフの他この機会を逃すまいと、電力会社の人や島に設置した防災機器を点検する技術者、学校の視察なのか教育委員会風、保健所風の人達、それに一般の旅行者などで定員200人の船には150人ほどの乗船客がありました。郵便貯金が目的の人も20人くらいいました。

まず5時15分に最初の口之島に着くと、埠頭にはレントゲン検査を待つ島民が集まっていました。2台のレントゲン・バスを船から降ろし島民の検査が始まります。上陸したい客は名前を書いて下船します。島中の車が全部来たのではないかと思われるほど軽自動車が集まっていて、用事のある人はそれに乗って夫々の目的地に仕事をしに行きます。我々のような遊びに来た者は急坂を歩いて島内見物をするだけです。この時間はまだ郵便局は開いていないので郵チャンもすることがありません。停泊予定時間は概ね2時間となっていますが、検査の進行状況によって変動するので出航の30分前に長声2笛が鳴ります。船に戻ったら自分の名前にチェックを入れます。前年には置いてきぼりを食った客がいたそうで管理を強化しているそうです。

このようにして順に7つの島を巡るのですが、最初からどんどん時間が繰り上がり次の中之島では郵便局がオープンした9時に汽笛がなり,港から歩いて15分ほどの郵便局では時ならぬ大勢の貯金客の対応で大変なようでした。しかし局側もこの日のために訓練でもしていたのか、大変手際が良かったとのことです。

その後平島、諏訪瀬島と寄航した後、当初は翌日の予定だった小宝島へ明日は天候悪化が予想され接岸できなくなるかも知れないとのことで繰り上げ寄航、その後悪石島に逆行するような形で行き本日はここに停泊しました。小さな温泉が大混雑となりました。船で寝れば宿賃も浮く旅でした。
再度小宝島に寄航したった一人の客を降ろした後宝島へ行き、名瀬には13時半頃着きました。
私は主に役場の支所や出張所、学校、発電所を見たいと思っていたのですが、悪石島以北はいずれも火山島でどこへ行くにも急坂を登らなくてはならず、平島などは最初から行く気をなくすような光景でした。小宝島以南は隆起島だったので、比較的楽にそれらを見ることができました。なお郵便局があるのは口之島、中之島、宝島の3島だけです。

人口が50人から100人台の島ばかりで、どこも過疎なんていう生易しいものではない、いつまで有人を続けられるのだろうかと正直思ったものでした。いろいろデータも入手できたので、いつかまとめたいと思っています。

私はこの後未訪問だった奄美大島から更に徳之島まで行き島歴、港歴を大幅に更新するとともに、役場の累計も平成の合併前基準で2258まで伸ばしました。

離島に興味があり、長期の休みが取れる方にはお勧めの十島村レントゲン船です。
[58323] 2007年 5月 5日(土)09:21:02役チャン さん
格安夜行バス問題
[58322] 山中鹿次 さん
たとえばJRの夜行バスの東京から大阪5000円より下は、安全に関わるから値段下げないとかそういうこと必要でしょう。
[58313] スナフキん さん
安いものにすぐ飛びつく、いいとされるものにもすぐ飛びつくような安易な行動を取る消費者が増えたことにも問題の一端はあると考えます。

低価格がおかしいというと言うような意見に対しては、すぐに弱者に冷たいとか格差社会の勝ち組のロジックだとか言う論調になりがちなのが今の社会です。経済原則を無視したサービスは絶対にありえない、どこかで破たんを来たす、当事者の自己責任だけで済むことでなく善意の第三者にも危害を及ぼすということをマスコミがしっかり伝えてほしいです。
同じことの繰り返しですが、それほど重要なことだと思っています。
[58264] 2007年 5月 3日(木)09:05:53役チャン さん
高速バスのダンピング
[58244] みかちゅう さん
ツアーバスは安かろう悪かろうということで「安全よりもカネをとる」という人が乗ればいいではないかという意見が出そうですが、過労運転や整備不良の末に起こった事故で乗客以外の人々が巻き込まれる恐れがあります。
その通りです。だから問題なのです。自分自身にとってのサービス・レベルとか安全ならばこれは利用者の自己責任と言えますが、バスの場合には(多分他の公共交通機関との違いはここだと思いますが)他の善良な運転者や周辺住民を巻き込む可能性が大だからです。

社会全体として問題視する必要があると考えます。
メディアがそういう観点で取り上げてほしいと思います。このサイトで、こういう意見に同意してくださる方が多いことを期待しています。
[58236] 2007年 5月 1日(火)17:50:20役チャン さん
規制緩和と夜行バス
[58233] 小松原ラガー さん
利用者、旅行会社、バス会社の力関係で、やはりしわ寄せがバス会社に行っているとしか思えませんでした。

確かに多くの客を集めようとする旅行会社、バスの稼働率を高めようとするバス会社、所定賃金だけでは生活が苦しいので無理してでも時間外労働を厭わない運転手、競争社会でこのようなことが続くといつ大惨事が起きないとも限りません。

これは規制緩和が悪いのだとメディアなどが囃し立てることが多いのですが、私は規制緩和が一方的に悪いという意見に組みしたくはありません。むしろ規制緩和の時代に、安ければ何でも飛びつくという、消費者の行動そのものにもう少し配慮を求めるような論調があっても良いと思うのです。

そもそも長距離バスなど、どう考えてもそんなに安くできるわけがない。どこかで無理をしているのに違いない。またもともと東京・大阪間や仙台間の移動を、それほど安くしなければならない理由があるのだろうか、生活にとって必須のものなのだろうか、それが弱者を救済するものだろかと言いたくなります。

規制緩和による新規参入や競争により料金が下がったものは通信費や航空料金など数多くあり、それらは下がったというよりも適正になったのであり、これが規制緩和の成果だと思います。それが変に行き過ぎになりいびつな構造にさせないために必要なのは消費者のしっかりした判断でしょう。

人間がうっかりミスをしても殆どの場合はシステムが何らかのバックアップをしてくれて大事には至らないケースの多い飛行機や鉄道に比べて、バスの運転は一瞬のミスも許されない、おそらく現在の交通機関の中では最も過酷な職場なのではないでしょうか。そこが最も競争の脅威に晒されている事が問題です。

こう書くと、では金のない人は旅をするなということか、という話にすぐなります。青春18切符は提供者側が極端な無理をしなくても提供できるサービスです。それ以外にも家庭の事情などで旅をせざるを得ないが金がないという人に対しては、全く別な観点から補助が受けられる、というような仕組みを作るべきでしょう。とにかく安全を無視してまで低料金で提供するようなサービスは消費者が求めないから成り立たない、という社会になってほしいものです。

コスト構造を調べて、こういう料金では危ないから、このようなものは購入しない方がいい、というようなことを国民に知らせるのもメディアの役割ではないでしょうか。鬼の首をとったように規制緩和を批判するばかりではなく、このようなことを明らかにするのが公共交通の健全な維持、健全な社会の維持になるのだと思います。

ところで先日、東名夜行のプレミアム・ドリーム号を利用してみました。片道9310円というのは、通常8610円に比べてもたいした高さではなく、それにもかかわらず座席はゆったりしており、特に前後の間隔が広いので足を伸ばすこともできました。早割やネット割を使えば急行銀河B寝台の半額くらいで行けることになります。JRバスは途中の三ケ日で運転手が交代するので安心して眠ることもできました。
[58215] 2007年 4月 30日(月)09:27:14役チャン さん
夜行バス
[58191] 千本桜 さん
途中停車するバスは仙台東京間6,210円で、直行便は3,900円です。 

この夜行バスの運転手は途中で交代するのでしょうか。先日の長野県の貸切夜行バスの事故以来、格安夜行バスの安全性と原価構造が気になっています。
[58066] 2007年 4月 17日(火)08:59:39役チャン さん
島原鉄道遊湯券
[58041] 星野彼方 さん
 星野放浪記 九州北部編
諫早駅の券売機で購入したので、磁気券だったのですが、島原駅等で購入すると別の種類の切符になるのか確認できず。知ってる人います?
私は諌早駅の窓口(島鉄バス諌早営業所)で購入したのはお札の大きさくらいの紙のもので裏には利用できるホテル名と電話番号が書かれていました。切離し部分があり、これは温泉に入ったときに渡したと思うので、この部分が入浴券だったのだと思います。
[57904] 2007年 4月 10日(火)18:38:05役チャン さん
飛び地の村
[57891] hmt さん
望楼らしい塔屋があるという記述に接して、ピンと来たのは、地震が起きた際の津波への警戒体制です。
大変興味深いご説明をいただきありがとうございました。それにつけても私の市町村めぐりは極めて表面的なことしかしていないと恥じ入るばかりです。

今回青春18切符を使い4日間で和歌山県と三重県の28市町村役所・役場(平成の合併以前のものを含む)に行ってきたのですが、恥かきついでに飛び地村である和歌山県の北山村に行った報告をさせていただきます。

ここに行くには三重県の熊野市から三重交通のバスが3往復、北山村営のものが2往復ありますが、時間の都合で前者を利用しました。しかしこのバスは正確には北山村に行くというよりも北山川対岸の熊野市郁生地区に行くもので、北山村内の一部を通りますが村役場のある大沼地区には行きません。だから対岸の大沼口というところで降り橋を渡って行かなければならず、役場までの700メートルを帰りのバスが来るまで16分の間に往復しなければならなかったので半ば走るようにしました。尤もすれちがう人など皆無でしたから年寄りの醜態を晒すこともなかったと思いますが。

飛地となった理由は、村役場のHPによると97%が山林のこの村は昔から林業で栄え、伐採された木材は筏によって木材集積地の新宮まで運ばれていた。当時は人口の大半を筏師が占め、彼らは新宮の木材業者との結びつきが強く、明治4年の廃藩置県で新宮が和歌山県に編入されたときにも村民の要望により和歌山県に編入されたとのことです。江戸時代には和歌山藩新宮領に属していたそうです。

人口は570人、北山川が作る斜面に沿って走る国道169号線沿いのわずかな平坦地に小規模な集落が点在するだけでした。中心になるのが大沼地区で、ここに役場のほか郵便局や農協、さらには商店や旅館などがあり、小学校と中学校もあります。北山小学校のHPによれば、2006年度の児童数は27人で内10人が6年生、30年以上前に村内に3つあった小学校が統合されたが1950年には263人の児童がいたそうです。

私がこの北山村の土を踏んでいたのは僅か16分間だけでしたが、熊野市駅前からここまでのバスの車窓はなかなか変化に富み楽しかったです。北山川の流域に出るには急峻な山を越えなければならず、小型バスがやっと1台だけ通れる正に羊腸の小径という言葉がぴったりの道が続きました。滅多にすれ違う車はありませんでしたが、普通のドライバーにとってはかなり難儀しそうな道でした。特に高齢になってからの運転はかなりむずかしいと思います。

長いトンネルを抜け北山川に出ると七色ダムがあります。面白いのは天端(てんば)というダム堤体の最上部は車がやっと1台通れる狭い道路になっていて、バスもそこを渡り和歌山県側の北山村に入るのですが、この部分は国道169号線です。天端が道路というのはよくありますが、国道というのは珍しいそうです。ふと全国ダム天端渡りに挑戦している人も居るのではないかなどと思いました。

ちょうど桜の時期で途中の熊野市神上地区などは那智黒石の産地だそうですが、3千本あるという桜が満開でそれは見事でした。特に廃校となった中学校の校庭に咲き乱れる桜は、木造校舎とよく調和し、わが世の春を忘れさせまいとしているかのようでした。

今回も事前の調査不足で後悔が多々ありました。せっかくこのような珍しい村に来るのならばせめて一泊するなど工夫が必要でした。役場でもらったパンフレットによると、観光筏まで送迎してくれるバスがあり、更に瀞八丁のジェット船に乗り継げ新宮までバスで行くこともできたようです。紀伊半島の山奥は地形が複雑で川の流れにも変化があり、地理的にも、景観上も実に面白いところだということを知りました。そして桜の季節がお勧めです。

なお交通案内や観光筏については北山村のHPに載っていました。北山村HP
[57874] 2007年 4月 8日(日)11:50:02役チャン さん
(続)1枚の写真に2つの役場
やっと撮れました。

ちょうど1年前、長野県の豊丘村と高森町の両役場間は直線距離は2キロくらいで庁舎を相互に見ることができると記したことがあります。[50789]拙稿
珍しい例なので、2つの庁舎を1枚の写真に写せるのではないかと豊丘村のほうで撮影ポイントを探して見たのですが、残念ながら適当なアングルは見つけられませんでした。しかし旧庁舎跡地というのがすぐ横にあり、今は更地になっていますが門柱だけは残っていていました。安いデジカメで正面からこれを撮ると豊丘村役場と書かれた門柱のはるか先に高森町役場がかすかに写っていました。

先週和歌山県の湯浅町と広川町に行ってきました。
「落書き帳・測量部」[39426] 音無鈴鹿 さん によると近さランキングでは4位だそうですが、ここではじめて1枚の写真に両役場を収めることができました。

湯浅駅周辺の地図
この両町は紀勢本線のいずれも湯浅駅近くで、広川という小さな川を挟んで市街地は繋がっています。湯浅の庁舎は東京オリンピック前後に建てたと思われるかなり古いもので、4階建てですがその頃の流行だったのかどうか消防署の望楼のような更に4階分くらいの高い塔屋が建っていました。これに対して広川の方は平成になって建てられたと思われる人口規模を越えた豪華なものでした。広川町役場の正面から写真を撮ると左奥に湯浅の塔屋だけが写っていました。
なおこの両町は今回の合併でも影響されず今後もそれぞれ単独の道を進むようです。湯浅から広川へ歩いた途中の狭い道には熊野古道という表示が出ていました。
[57488] 2007年 3月 31日(土)11:01:49役チャン さん
海にいちばん近い市役所
[57476] みかちゅう さん
海にいちばん近い市役所はここでOKでしょうか?

尾道市役所の建物の一部は水面から数メートルしか離れていません。また尾道市と合併した旧因島市役所のすぐ裏も海でした。さぬき市は建物の一部と水面とが一番近いところで50メートルくらい離れているので、尾道が一番ではないでしょうか。今までそのような観点から市役所を見たことがないので自信はないのですが。
私は旧志度町役場へは1995年に行っていますが、そのときはもう少し駅近くにありました。

町村役場でしたら岸壁に建つというのがかなり多くありますが、これも合併で支所化したものが多いです。
[57373] 2007年 3月 21日(水)09:49:35役チャン さん
島原鉄道
[57363] なると金時 さん
[57362]星野彼方さん
第4日曜に島鉄に乗るのなら、1,500円のフリー切符を使えるかも。
他に「島原半島遊湯券」があるのがご存知と思いますが。3000円で島原鉄道の鉄道・バス・フェリーが1日乗り放題で、さらに指定された20箇所のホテルなどの温泉・入浴施設の中からひとつだけ選んで温泉に入れる入浴券が付いたものです。

何人か明らかに鉄道マニアがいました。
ここも鉄道廃止特需でしょうか。

私は昨年11月にこの切符を使い、諫早から島原まで反時計まわりに進み、14市町に行きました。(合併後は4市)
島原のホテルに荷物を置いてからこれの使える温泉ホテルを探し、1駅列車に乗った島鉄本社前近くの南風楼というホテルに行きました。街中を列車で温泉に行くなど坊ちゃんの気分でした。温泉ではこの「遊湯券」で来る客など滅多にいないのか対応に手間取り、私に待たせて迷惑をかけたと本来なら有料のバスタオルや浴衣をタダで貸してくれました。こちらは列車やバスを十二分に利用し、さらに温泉にも特段の配慮をしてもらい申し訳ない気持ちで一杯でした。
「遊湯券」のような企画キップは観光客が来てくれて、宿泊や食事や土産などに金を落として行ってくれるだろうということで売り出したはずなのに、私の場合は安いビジネスホテルに泊まり、駅前食堂で夕食を取り、土産も買わずに帰ったのだから地元も全くのあてはずれだったでしょう。限られた予算のなかでの市町村役場めぐりだから今回は許してもらうことにして、いつか家族とまともな旅行でいつかまた来てあげたいと思いました。私にそう思わせ、またこのようなことを皆さんにお知らせする気持にさせたことで、島鉄には効果があったのかも知れませんが。

島鉄の列車とバスは、ごく一部を除いては線路と国道は100メートルも離れておらず、ぴったりと寄り添うように並行しています。それぞれのダイヤは良く調整されており、両者が上手く補完しあってほぼ30分毎に鉄道かバスのどちらかが来るようになっています。諌早・島原間、島原・加津佐間とも所要時間に大差はなく、しかも「しまてつ便利帳」という100円で変える冊子には両方が一緒になった時刻表まで載っています。同じページに、時間順にバスは黒字、列車は青字で示されています。

加津佐から諫早へのバスは実は値段が鉄道より安い上に早いのは内緒。
個々の区間では料金はバスの方が若干高いと思いましたが、集落の多い市街地の中心を走りこまめに停まるというメリットがあるので納得が行きます。

しかし同じ会社が全く並行する区間にふたつの異なるシステムのものを走らせるということは経営資源の効率的投入という面では問題でしょう。昼間乗った限りでは、鉄道も小型車両1台だけで乗客もバス並みに少なく、島鉄の収入面では差はないでしょう。しかしコスト面では線路や信号、駅設備などのインフラを自前で維持保守を続けなければならない鉄道と、国が維持してくれる道路の利用料も払わずに国道上を走るバスとでは大幅な開きがあるはずです。
昨年11月の時点では島原以南の廃止のことは知らなかったのですが、ひょっとして島鉄は将来の鉄道廃止を見込んで徐々に、ダイヤ改正の度にバスの比率を高めて行き、鉄道がなくなっても平気だという既成事実を作って行こうとしているのではないのかと、その時は勘繰りたくなりました。

JR九州の車両はやはりいいです。羨ましくて悔しいくらい。
全く同感です。
[57256] 2007年 3月 13日(火)21:11:04役チャン さん
くりはら田園鉄道
この3月末に廃止となるくりはら田園鉄道に市町村役場めぐりを兼ね初乗車、及び乗り納めをして来ました。沿線には5つの町があり、大半は駅からも近いので役場めぐりには効率良い鉄道でした。但し2005年4月1日の合併で石越、若柳町は登米市に、金成、栗駒、鴬沢町は栗原市の一部になりましたが。

この鉄道は1993年に単独の私鉄から沿線自治体が大半を出資する第三セクターの鉄道となり、その後に電化からディーゼルに変更しています。だから今の車両は比較的新しい軽快型気動車で、床や内装には木材を多く使ったレトロ調で格調高い印象を受けました。また線路の保守状態はそれほど良いとは思われないのに乗り心地は悪くなかったです。まだ車齢も10年そこそこですから廃止後はどこかに転売となるのでしょうが、どこに行くのか楽しみでもあります。

金成役場最寄の沢辺駅は古い木造の駅舎に高齢の駅員が1人、列車交換時にはタブレットを手にホームの間を走って往復していました。平日にもかかわらず単行キハにはカメラを持った老若男女が乗っており、沿線から列車にカメラを向けている人も何人か見かけました。すでに土日は乗り切れないくらいの客だそうで、月末に向けさらに増えると思います。短期的には同社の収入増になり、おそらくJRやホテル、飲食店なども随分潤っているのではないでしょうか。鉄道廃止特需とでも言えましょうか、頭の良い人なら鉄廃ビジネスと称し、2~3年くらい前から地方私鉄の廃止届を出し、人を大勢呼んで適当に儲け、やはり廃止は止めましたというようなことを地域ぐるみで行うことを考えるかも知れない、などと余計なことを考えてしまいました。

何回かに分けて乗車したのですが、車庫のある若柳などでは大勢の下車客があり、ワンマンの精算をひとりづつが行い、料金が高いのでほとんどの客が千円札を両替してから運賃を支払らっていました。そのために列車はどんどん遅延して行きましたが、こういうのを見ていると、公共交通の運賃は百円単位にしても良いのではと思うほどでした。何百90円など、いかにも安くする努力を見てくれと言っているようですが、バスでもタクシーでも百円単位にすることによって停車時間を短縮し、交通流を円滑にすることができるかも知れません。尤も当社に関しては一過性のことで、ローカルのバスや鉄道では余計な心配事かも知れませんね。

なお鉄道廃止後は代替バスが運行されると思いますが、それについてのお知らせなどは駅や車内で見つけることが出来ませんでした。
[57246] 2007年 3月 11日(日)18:29:20役チャン さん
伊丹空港
[57231] 小松原ラガー さん
 
あれほど邪魔者扱いしていた空港が、いざ縮小だ、格下げだと国が方向転換したからといって「地元経済のためには存続」との考えで共生宣言とは、「なんやねん。こいつ。」と言いたくなります。
先日神戸空港から乗った羽田への便が離陸後10分近くも西に向かって上昇し続けたことを思い出すとともに、全く同感です。日本にはこのような話が他にも数多くありますが、伊丹のケースは中でも特にひどい話だと、地元に全く縁のない者には思われます。

なぜこのようなことになるのかを考えてみると、
(1)まず地元と一言で言いますが、それは誰のことなのか、住民なのか、商店の経営者達のことか、役所関係者や議員などいろいろあるわけで、どうもその時々で都合良く使い分けているのではないかということ。
(2)次に、なんでもとりあえず反対しておこう、金になるかも知れないから、という人がどこにでもいること。
(3)最後に反対する方に加担しがちなメディアの姿勢。

これらが合わさって、このような事態になるのではと思います。

国レベルの長期的なグランドデザインが欠けていることは確かですし、また国が地元を説得する力に欠けているというか、説得することから逃げていることも事実だと思います。
しかし、地元にも一旦主張したことを覆すことに恥じるような感覚が必要でしょう。メディアも国の無策を言うだけでなく、本来人間が持つべき見識というようなものについても語ってほしいと思います。

関空が開港する時に本来は廃止されるはずの大阪空港が存続し、結果、関空の利用率や経営そのものに影響を与え、今度は存続どころか「共生」ですか・・・どれもこれも、関西の空港政策および関連する対策は中途半端に見えるなぁ・・・

このような事をいつか断ち切らないと、社会全体のモラルが低下し経済がますます疲弊します。結局は国民一人ひとりが高い見識を持たなければならない、と思うのですが有り得ないことなのでしょうかね。
[57174] 2007年 3月 5日(月)22:55:55役チャン さん
都道府県庁所在地の経県値と通常の経県値
都道府県庁所在地の経県値は182点でした。
経県値の方は191点です。歳を重ねているせいかランキングでは5位でした。
経市町村値というのは、計画はないのでしょうか。
[57165] 2007年 3月 5日(月)09:32:26役チャン さん
港歴
2~3周遅れの役チャンです。
あまり記憶が定かではなく、証拠はと言われても困るのですが、私の港歴です。
やっとこれが出来たので、次ぎは経県値を計算します。

◎出発、到着とも利用、○出発のみ利用、●到着のみ利用、△着地のみ ▲寄航(上陸せず)

北海道函館○ 吉岡● 
青森 青森● 三厩○ 脇野沢○ 佐井●
千葉 金谷◎ 木更津◎
東京 東京◎ 大島◎ 三宅島錆ケ浜● 三宅島三池○ 御蔵島▲ 八丈島神湊◎
八丈島八重根◎ 青ヶ島◎、
神奈川久里浜◎ 川崎◎ 江ノ島○
新潟 新潟◎ 両津◎ 寺泊○ 赤泊●
静岡 沼津○ 戸田● 
愛知 伊良湖○
三重 鳥羽● 渡鹿野渡船場◎ 渡鹿野島◎
和歌山和歌山○
大阪 大阪○
兵庫 神戸◎ 津名◎ 姫路◎ 家島◎
鳥取 境港●
島根 七類○ 来居(知夫里島) ◎ 浦郷(西ノ島) ● 別府(西ノ島) ○ 菱浦(中ノ島) ● 海士(中ノ島) ○
岡山 宇野◎
広島 常石○ 福田(百島) ▲ 歌(向島) ● 金山(因島) ○ 赤崎(生口島) ● 瀬戸田○
三原● 竹原◎ 大長(大崎下島) ● 小長(大崎下島) ○ 木江(大崎上島) ● 
白水(大崎上島) ○ 豊浜(豊島) ◎ 田戸(上蒲刈島) ○ 宮脇(上蒲刈島) ● 呉◎ 
小用(江田島) ◎ 中田(能美島) ○ 宇品● 宮島口◎ 宮島◎
山口 下関唐戸○
香川 高松◎
徳島 小松島●
愛媛 今治○ 松山○
高知 高知◎
福岡 門司● 博多◎ 神湊◎ 大島◎ 能古渡船場◎ 能古島◎
佐賀 呼子◎
長崎 長崎◎ 佐世保◎ 大島○ 面高▲ 厳原◎ 芦辺(壱岐) ▲  郷ノ浦(壱岐) ◎
石田(壱岐) ◎ 田平◎ 平戸◎ 平(宇久島) ◎ 小値賀◎ 有川● 
郷首(中通島) ○ 若松● 福江◎ 玉之浦(福江島) ○ 荒川(福江島) ● 
奈留◎ 伊王島◎ 高島◎ 口之津○ 多比良○ 
熊本 長洲● 鬼池● 本渡○ 御所浦◎ 龍ヶ岳▲ 三角●
鹿児島鹿児島◎ 桜島◎ 串木野◎ 里(上甑島) ◎ 浜(下甑島) ◎
西之表(種子島) ● 島間(種子島) ○  宮之浦(屋久島) ◎  安房(屋久島) ●
沖縄 那覇泊◎ 本部◎ 運天◎ 粟国◎ 伊江◎ 伊是名◎ 伊平屋◎
西(南大東島) ◎ 西(北大東島) ● 江崎(北大東島) ○

中国 香港◎ マカオ◎ 九龍○ 蛇口● 
北米 シアトル○ ヴィクトリア◎ バンクーバー● 
イギリスカイル・オブ・ロハルシュ○ スカイ島◎ マレーグ● ストランラー○ ラーン(北アイルランド) ●
[57150] 2007年 3月 4日(日)11:53:22役チャン さん
島歴
書込み方法の件でオーナーに余計なお手間をとらせ恐縮しています。

さて私の島暦です。
鹿児島県の十島村と三島村には上陸したことがないばかりか、島影すら眺めたことがないのに、私の公式記録は両村とも訪問済みです。鹿児島市内にある村役場の写真を正面から撮っているからです。
今年の5月頃、奄美大島へ行くのに鹿児島から名瀬まで、十島村の村営船「フェリーとしま」を利用しようと思っています。

◎住んだ、○泊まった、●歩いた、△降り立った、▲通過した

主要四島 ○北海道 ◎本州 ○四国 ◎九州
千葉県  ●仁右衛門島
東京都  ○伊豆大島 ○三宅島 ▲御蔵島 ○八丈島 ○青ヶ島
神奈川県 ○江ノ島 ●城ヶ島
新潟県  ○佐渡島
静岡県  ▲弁天島
三重県  ○渡鹿野島 ●賢島
兵庫県  ○淡路島 ●家島
島根県  ○西ノ島 ●中ノ島 ●知夫里島 ▲大根島
広島県  ●田島 ●横島 ●向島 ●因島 ●生口島 ●大崎上島 ○大崎下島 ●豊島
●上蒲刈島 ●下蒲刈島 ●倉橋島 ●江田島・能美島 ○厳島
山口県  ●長島 ▲彦島
福岡県  ●大島 ●志賀島 ●能古島
長崎県  ○対馬島 ○壱岐島 ○平戸島 ●宇久島 ●小値賀島 △針尾島
●中通島 ●若松島 ○奈留島 ○福江島 ●伊王島 ●高島
熊本県 ●大矢野島 ●天草上島 ●御所浦島 ○天草下島
鹿児島県 ●上甑島 ○下甑島 ○屋久島
沖縄県 ○沖縄本島 ●伊是名島 ○伊平屋島 伊江島●平安座島 ●浜比嘉島 ●宮城島
●粟国島 ●南大東島 ○北大東島

港暦もいずれお出ししたいと思います。
[57069] 2007年 2月 27日(火)22:01:45役チャン[役ちゃん] さん
メンバー登録についての質問です。
どちらにお聞きすれば良いのかわからないので、とりあえず質問させていただきます。

私は「役チャン」という名前でメンバー登録しているのですが、昨日から新規書込みができなくなっています。ニックネーム欄がブランクになるので「役チャン」と打ち込むと、既に他で使われているというメッセージとともにエラーになります。
仕方がないので、とりあえず「役ちゃん」という名前で書込みをしましたが、システム上は全くの別人になつているはずですね。

荒らしの影響もあるのでしょうか。
[57049] 2007年 2月 26日(月)19:31:56役チャン[役ちゃん] さん
空港歴の分析
57027] まがみ さん
役チャンさん[56968]については、空港名が明示されていなかったので分析から外しています。申し訳ありません。

私の方こそいい加減な情報で失礼しました。きちんとした報告をさせていただきます。

◎=出発、到着とも利用、○=出発のみ利用、●=到着のみ利用、△=トランジット

3点=利用したことがある空港
新千歳◎、旭川●、女満別○、釧路●、函館◎、青森◎、大館能代○、花巻○、秋田◎、仙台○、成田◎、羽田◎、名古屋◎、新潟◎、小松◎、伊丹◎、関西◎、神戸○、岡山◎、山口宇部●、鳥取●、米子◎、石見○、高松●、徳島◎、松山◎、高知●、福岡◎、佐賀◎、長崎◎、熊本◎、大分◎、宮崎◎、鹿児島◎、屋久島○、沖縄◎

2点=空港の建物を訪問したことがある
八丈島、壱岐、福江、粟国、

1点=敷地内に入ったことがある
青ヶ島(但しヘリポート、建物はありませんでした)

海外
利用したことがある空港
ソウル金浦◎、上海虹橋◎、上海浦東◎、香港(旧新)◎、マニラ◎、シンガポール◎、バンコック◎、デンパサール◎、シドニー◎、
ロンドンヒースロー◎、ベルファスト○、パリシャルルドゴール◎、アムステルダム○、フランクフルト◎、ベルリンテーゲル◎、ハンブルグ◎、チューリッヒ◎、バーゼル○、ウィーン●、プラハ●、
ホノルル◎、マウイ◎、ヒロ◎、NYケネディ◎、NYラガーディア◎、マイアミ◎、タンパ◎、デンバー◎、ロサンゼルス◎、ポートランド●、シアトル◎、トロント◎、モントリオール◎、ケベック○、セチール●、ラブラドルシティ◎、セントジョーンズ◎、ハリファックス◎


港や離島については別途報告させていただきます。
[57015] 2007年 2月 25日(日)09:59:47役チャン さん
空港までLRT?
[57007] 小松原ラガー さん
兵庫県側からのアクセスはJRの伊丹駅からなどのバスが主体となります。
私もこのバスには何度か乗りましたが結構便利ですし、路線バスの他にも三宮、西宮、尼崎、姫路などに空港バスを走らせているので特にこれ以上のものが必要とは思えないのですが。

どうせなら現在門真南から千里中央を経由して大阪空港まで来ているモノレールをそのまま伊丹まで伸ばせばよいのでは?
空港アクセスも兼ねながら、大阪の環状線として沿線住民などにとって利用価値があると私も思います。

それよりも不思議に思うのは、せっかく神戸空港を開業させておきながら、兵庫県としては県民を神戸空港の方に誘導しようという政策は取らないのでしょうか。本当に神戸空港の利用を増やしたいならば、敢えて伊丹へのアクセスを従来よりも不便にするくらいのことをしてもいいのでないかと、競争社会に置かれた民間会社育ちの私は思ってしまいます。
尤も神戸空港は神戸市の作ったもの、兵庫県は知ったことはない、とでも言うことなのでしょうか。
[56968] 2007年 2月 22日(木)22:45:17役チャン さん
空港から歩いて行った村役場
空港の話で盛り上がっているようですが、空港から歩いて行った村役場があります。

高知県の吉川村です。ターミナル・ビルから直線距離で2キロくらいだし、着陸直前の機上からはまるで空港内の施設かと見間違えそうな場所に見えました。しかし実際に歩いてみると、車がビュンビュン走る広い道を何度も直角に曲がるので31分要しました。ここの役場に最も近い鉄道駅は土佐くろしお鉄道ごめん奈半利線の吉川駅ですが、ここからも2キロくらいあります。空港からバス、鉄道を乗り継いで行くよりはずっと早かったはずです。

この辺には狭いところにジグゾーパズルのようにひしめく赤岡、香我美、野市、野洲の4町があり、昨年3月に吉川村と合わせ合併し香南市となりました。ごめん奈半利線はこの5町村内を走り、それぞれの名を冠した駅があるのですが、必ずしもすべてが中心街にあるとは限らず、列車やバスを待ったりしない方がいいことがわかり、吉川→赤岡→香我美→野市と反時計周りに歩いてしまいました。一面の田畑が続く中、子供のころ高知県での米の二期作を教わったことを思い出しました。しかし見渡す限り全国どこにでもある冬の田園風景で二期作などは忘れられたのでしょう。そのときの記録の抜粋です。

2005/1/17(月)
羽田空港 8:35 → 10:05高知空港ANA561
高知空港10:15 → 10:46吉川村役場(徒歩 約3Km)1540 吉川村
吉川村役場10:50 → 11:10赤岡町役場(徒歩 約2Km)1541 赤岡町
赤岡町役場11:15 → 12:10香我美町役場(徒歩 約5KM)1542 香我美町
香我美町役場12:20 → 13:15野市(徒歩 約4.5KM)1543 野市町


なお私は高齢で社会人生活も長かったので、空港暦としては未利用空港の方が少ないです。
(離島を除く未利用空港)
稚内、紋別、中標津、弟子屈、帯広、札幌丘珠、三沢、山形、福島、調布、松本、富山、能登、福井、中部国際、南紀白浜、但馬、岡南、広島、出雲、新北九州

このうち今後の役場めぐりでも利用しそうにないところは、弟子屈、札幌丘珠、三沢、山形、福島、調布、松本、福井、中部国際、広島あたりだと思います。
また空港から歩いて行った方が早そうだという役所・役場は今の所思い当たりません。

離島には船で行くことにしているので、屋久島以外は利用したことがありません。

海外の空港暦は30くらいだと思います。
[56836] 2007年 2月 13日(火)18:35:01役チャン さん
那珂湊でマイカーvs公共交通を考える
[56816] スナフキん さん
市街地に入るかなり前から、道路は車の大行列で面食らいます。(中略) 並んでいる車の、ナンバーがまた遠いところが多くてこれも度肝を抜かされます。
そうですか、そんな状況ですか。交通需要というものが高いということですね。

「自家用車に利用客を奪われた」の一言で済むのですが、じゃあ鉄道を残すためにマイカー利用をやめよ、と言ったって沿線住民は聞かないでしょう。
沿線住民に限らず、交通需要があるのに公共交通ではなくマイカーを利用するというのは、利便性から確かにそうなっているのですが、私は公共交通側の怠慢がまだまだあると思っています。普段マイカーばかり利用している人が、何らかの事情でたまたま列車やバスを利用せざるを得ない時があり、利用して見たら案外便利だったということに今はなっていないのです。

本数が少ない上に接続が悪いということもありますが、大きな荷物(と言っても最近はキャリーバックを持つ人が増えたようですが)を持っての移動も面倒です。バリアフリーというのは、お年寄りや障害を持つ人だけのためではなく、大きな荷物を持った客のためにももっと推進するべきです。何もエレベータやエスカレーターを設置せよというのではなく、スイスなどに多い地下道へのスロープ化や、列車本数の少ない所では跨線橋をやめて構内踏切に戻すことなども有効でしょう。またそのようなハードウエアだけでなく、同一ホームでの乗換や、JR四国に多い駅舎側ホームへ発着などソフトウエアでの改善もあるでしょう。

今は「環境」が確かに決め手になりそうですが、飲酒運転防止の徹底化など公共交通にとっては順風のはずです。敢えて言えば敵のエラーに備えて守備固めをしておく、というのがいま公共交通がとるべき戦略ではないでしょうか。それなのに、どうも公共交通側が戦意をなくしているように思われる例が多いような気がします。
もちろん全国どこもそうだと言うのではなく、先日乗った岡山県の宇野バスなどは、料金が安いのに赤字になったことがないそうで、事例研究する価値があるように思われます。
[56239] 2007年 1月 15日(月)17:52:37役チャン さん
市町村めぐり・岡山編
[56237]みかちゅう さん
岡山県内はあらかた片付きましたか? 
78市町村(2002年基準)中まだ13残っています。主として津山の北東方面なので苦労しそうです。

佐伯庁舎前 7:00 → 7:15 熊山庁舎前 和気町福祉バス 2144 熊山町(赤磐市) こんなバスがあるとは。両役場の前に停留所があるのでしょうか。
朝夕片道1本づつありました。宿屋の主人に教えてもらったものです。佐伯庁舎の裏庭のようなところから発車しポールなどはありませんでした。旧佐伯町内の2~3ヶ所に停まりそれぞれ数名を乗せ、25人程度の定員の小型バスが満席になりました。岡山市への通勤通学者のようです。この後熊山駅まで短絡する形でノンストップでしたが、役場に行きたいと言ったら途中の近くで降ろしてくれました。正規のバス停以外で降りるのは自ら決めた公共交通利用ルールに反するのですが、和気経由でバスとJRを利用する当初計画に対し次行程が変わったわけでもないので良しとしました。和気は既に訪問済みだったし、朝食を15分遅くでき、そして何よりも料金が100円だったことで大いに得をし嬉しくなりました。熊山駅前でもポールは見つけられませんでした。

[49507]で情報を仕入れ損ねた町苅田方面ともども情報があればお願いします。
気がつきませんでした。

周匠は「周匝(すさい)」です。千葉県の「匝瑳市」と同じ字ですが、どちらも間違えてかかれそうですね。
その通りです。いずれも知らない字でしたが不注意でした。ご指摘ありがとうございました。

[56236] hiroroじゃけぇ さん
高下 15:42 → 16:01 柵原役場前 中国バス 2142 柵原町(美咲町) となっておりますが、乗車されたのはおそらく「中鉄バス」ではないでしょうか。
これもその通りです。
私の道楽をきちんとチェックしていただきお礼を申し上げます。
[56233] 2007年 1月 14日(日)22:59:24役チャン さん
合併自治体めぐり・岡山編
[56197] みかちゅう さん
恒例の自治体訪問を正月明けにこなしてきました。(中略)そのついでに吉永支所にも立ち寄ってみました。
それは又奇遇ですね。私も公共交通による全国市町村役所・役場めぐりの旅で1/10(水)吉永支所に行きました。

瀬戸町(瀬戸駅から徒歩3分)駅からすぐなのでこれといって見るところもなく、あっさり訪問終了。
私が行ったのは前日の9日(火)で庁舎の写真を撮っただけというもっとあっさりしたものでした。この後赤磐市の市役所となった旧山陽町役場までの3.5キロほどを歩きました。路線バスはあったのですが、天気が良かったことと後行程の待時間などを考えたからです。

現在の自治体単位で訪問するにしても、県北は遠いのが悩みです。合併した自治体に比べれば比較的バスの本数も多そうなところが多いですが。新庄村は駅から遠い上に別のところへ抜けられないのでなかなか気乗りしないところではあります
新庄村へは一昨年行ってきました。[42077]

今回は3泊4日で岡山・兵庫の県境付近の3市26町2村の計31ヶ所(いずれも平成の合併以前)を回りました。
[55720] hiroroじゃけぇ さん
岡山の「宇野バス」では、全国でも3本の指に入るほど運賃が安いのに関わらず、きっちりと黒字経営をしているのです。
その宇野バスに乗って来ました。他社に比べ車両が悪いとか、運転手の対応が悪いというようなこともありませんでした。但し運賃の上がり方がほぼ10円単位という小刻みなものだったのが目立ちました。赤坂支所あたりまでは座席の半数程度が埋まっているという、ローカルバスにしては乗客が多かったように思いました。

さらに以下の陸海空視察もしてきました。
陸: 旧片上鉄道、旧国鉄高砂線廃線跡、智頭急行線初乗車(但し上郡・西粟倉間各停のみ)、山陽電鉄網干・飾磨間初乗車
海: 家島航路初乗船
空: 神戸空港初利用 離陸便は上昇時は西に向かうのですね。10分近く姫路の先ぐらいまで行ってから東に旋回しました。伊丹や関空との空域の関係でしょうか。随分勿体無いという感じですが、エアラインの減便のねらいもこんなところにもあるのでしょうか。

スペースを多くとって恐縮ですが、ご参考までに行程を以下に表示させていただきます。
発地着地交通機関通算市町村
1/9(火)  
羽田空港 7:52 → 9:10岡山空港ANA651
岡山空港 9:21 → 9:57岡山駅前岡電バス
岡山10:51 → 11:07瀬戸 JR山陽本線2137瀬戸町
瀬戸11:15 → 11:50下市上徒歩(3.4Km)2138山陽町(赤磐市)
下市上12:52 → 13:02赤坂支所前宇野バス2139赤坂町(赤磐市)
赤坂支所前13:17 → 13:48吉井中学校前宇野バス2140吉井町(赤磐市)
周匠14:48 → 14:55福本宇野バス2141英田町(美作市)
福本15:33 → 15:37高下宇野バス
高下15:42 → 16:01柵原役場前中国バス2142柵原町(美咲町)
柵原役場前16:05 → 16:35吉ケ原徒歩(3.1Km)
吉ケ原17:35 → 18:00矢田備前バス2143佐伯町(和気町)
1/10(水)
佐伯庁舎前 7:00 → 7:15熊山庁舎前和気町福祉バス2144熊山町(赤磐市)
熊山 8:15 → 8:25吉永JR山陽本線2145吉永町(備前市)
吉永 8:55 → 9:11上郡JR山陽本線2146上郡町
上郡10:30 → 11:36西粟倉智頭急行2147西粟倉村
西粟倉12:05 → 12:09大原智頭急行2148大原町(美作市)
大原13:36 → 13:44太田神姫バス2149東粟倉村(美作市)
太田14:03 → 14:11大原神姫バス
大原14:24 → 14:41佐用智頭急行2150佐用町(佐用町)
佐用14:50 → 15:35播磨徳久3.9Km2151南光町(佐用町)  
播磨徳久16:15 → 16:45播磨新宮JR姫新線   
播磨新宮16:57 → 17:08本龍野JR姫新線2152龍野市(たつの市)
龍野橋東詰18:10 → 18:45山崎神姫バス
1/11(木)
山田(山崎) 6:35 → 6:54一宮町市民局前神姫バス2153一宮町(宍粟市)
曲里 7:45 → 7:59斉木口神姫バス2154波賀町(宍粟市)
斉木口 9:17 → 9:55山崎神姫バス2155山崎町(宍粟市)
山崎10:25 → 11:23千種市民局前神姫バス2156千種町(宍粟市)
Aちくさ12:30 → 13:15山崎神姫バス
山崎13:30 → 13:43安志神姫バス2157安富町(姫路市)
安富高速14:34 → 14:41夢前高速JR西日本バス2158夢前町(姫路市)
夢前高速15:42 → 15:49福崎インター神姫バス2159福崎町
福崎16:57 → 17:01甘地JR播但線2160市川町
甘地17:31 → 18:05姫路JR播但線
1/12(金)
姫路 6:41 → 6:58香呂JR播但線2161香寺町(姫路市)
香呂 7:25 → 7:43姫路JR播但線
姫路 8:20 → 8:37姫路港姫路市営バス
姫路港 9:00 → 9:27真浦高速いえしま2162家島町(姫路市)
真浦10:00 → 10:25姫路港高速いえしま
姫路港10:31 → 10:40飾磨工業高校前姫路市営バス
山電飾磨10:59 → 11:14山電網干山陽電鉄
山電網干11:35 → 11:45釜屋神姫バス2163御津町たつの市)
釜屋11:50 → 13:05鵤(いかるが)徒歩(6.9Km)2164太子町
13:34 → 14:08姫路神姫バス
姫路14:13 → 14:23加古川JR山陽本線2165加古川市
加古川市役所14:50 → 15:20尾上の松徒歩(2.3Km)
尾上の松15:33 → 15:40伊保山陽電鉄2166高砂市
荒井16:05 → 16:17播磨町山陽電鉄2167播磨町
播磨町16:25 → 16:45土山徒歩(2.1Km)
土山17:16 → 17:55三宮JR山陽本線
三宮18:52 → 19:10神戸空港ポートライナー
神戸空港21:05 → 22:15羽田空港 ANA414
時刻はダイヤ所定のものではなく、実際の乗降した時刻です。
[56075] 2007年 1月 8日(月)11:21:12役チャン さん
道路特定財源
[55982] faith さん
一般の自動車ユーザーが納得できる形での使用方法を提示できなかったことが、これまで道路特定財源の公共交通整備への活用が実現しなかったことの大きな要因だと思うのですが、どんなものでしょうか。
正にその通りだと思います。この問題は実に奥が深いものだと認識しています。皆さんのご意見を聞かせていただいたおかげで、私の考えも多少整理されてきたかなと思っている次第です。
まず私の基本的な認識は以下の通りです。

(1)そもそも目的税のひとつである揮発油税などからなる道路特定財源はあくまでもその目的に使用するものであり、これは公平性など税の基本理念に照らせば余剰が生じたから他に転用して良いというものではない。余剰が生じるならば減額(減税)するべきものである。
(2)しかし税のもう一方の役割である国策を遂行するための手段、良い悪いは別として関税のように、ある方向に社会全体を誘導する手段として使うことは許される。もちろんその為の事前説明がしっかりなされコンセンサスを得るという手続きが必要であるということは言うまでもない。
(3)道路特定財源についても、余ったから一般財源に回すということではなく、今後のわが国の交通体系というものをどのようなものにするのかの国民的合意を得て、その方向に向かうような支出にまわすべきである。

 このうちの「今後のわが国の交通体系というものをどのようなものにするのかの国民的合意」というものがわが国にはなく、その議論すら行われていないのは何故なのだろうかというのが私の素朴な疑問です。
 交通体系というのは、例えば公共交通と私交通へのそれぞれの依存度をどの程度とするかということであり、もっと具体的に言えば地方では当たり前になった一家に複数台の車を持たせることを前提とするのか、一家に一台を前提にするのかなどが基本でしょう。この辺りが今は曖昧であり、特に高齢化に伴う運転不適正者が今後増えて来ることからもやはりそのような議論が必要になるはずです。
 例えば高齢者に対しては路線バスなど公共交通網の拡充で対処するのか、タクシー利用に補助金を出すのか、自動運転ができるような車の開発やインフラへの投資をするのか、それとも青森市などがはじめたような高齢者そのものを都心に移住させるかなど選択肢がいくつかあるはずで、いずれにせよ金がかかることであり取捨選択ないしは優先順位づけを急がなければならないはずです。

 しかしこれには、自動車の台数を減らすのかどうかという議論を避けて通るわけには行かないでしょう。それでなくとも昨年は自動車の新車販売数が20年ぶりの低水準になったそうです(1/6付日経新聞)。これ以上の販売減をもたらすような政策に自動車業界が簡単に同意するでしょうか。一自動車業界と言えども、それが今やわが国を代表する基幹産業であり、間接部門を含めるとこの業界の盛衰はわが国経済全体にとって非常に大きな影響を与えます。政治的にも労使含めて強大な勢力です。

 また一方道路族とは誰かと言うと、実は国民の大多数が道路族なのではないのでしょうか。自動車産業はもちろん建設業やその背後にいる鉄鋼、電気などの関連メーカーだけでなく、工事が行われることによって旅館や飲食店などがなんとか持っている地元、そして何よりも利用者、私も良く車を利用しますが渋滞などに合うと道路行政の不手際だとつい非難をしたくなってしまいますからそんなときは私も道路族です。

 だからこのような国策にかかわるような議論を始めると、それこそわが国の産業構造を根本から覆すような議論になり収集がつかなくなる、いままで隠れていた諸々の矛盾などが白日の下に晒されるパンドラの箱を開けるようなことになり、だから誰もここに近づこうとしないのではないのかと思うのです。

 最早国全体では解決困難なことかも知れません。地方単位でならば可能なのかも知れず、ひょっとして道州制というのはこんなことまでも考えられているのではないかと期待したりしています。

 以上が私見ですが、公共交通への取り組み方がわが国よりはずっと進んでいるドイツも同じ自動車産業国であるなど、まだまだ私自身認識不足の面があると思っています。
長くなり恐縮していますが、引き続きご意見を聞かせていただければと思っています。
[55784] 2007年 1月 1日(月)15:09:30役チャン さん
(続)公共交通を良くしよう
あけましておめでとうございます。
今年も公共交通に頑張ってもらいたく、いろいろと意見を述べさせていただきたいと思います。

[55743]みかちゅう さん
普通に運賃が加算されていくバスは「基準賃率(1kmあたりの運賃)35円、5kmまでは賃率の1.5倍、5~30kmは賃率通り、30km以上は賃率の8割」といった指定がなされています。
そのようなことは知りませんでした。ありがとうございました。
1月から山武市の旧4町村を回る無料の巡回バスが新設されるので、こちらもぜひどうぞ。
旧山武町役場まで成東駅前から千葉交通バスに390円払って乗車し、帰りは総武線の日向駅まで約2.3キロを歩いてしまいました。1カ月遅らせれば良かったと残念に思っています。

[55720]hiroroじゃけぇさん
[55743]みかちゅう さん
軌道法上もたしか「軌道は道路中央に敷設する」という条件があったはずです
どこに線路を引こうが乗り易くさえすれば良いと思います。
長崎の市内電車(長崎電気軌道)は全線100円均一で本数も多くどの電車にも乗客が多く私の大好きな電車なのですが、一部の電停に行くのに歩道橋か地下しか利用できない、すなわち横断歩道すらないのが残念です。昨年11月に見た時は、諏訪神社前から蛍茶屋までの長崎街道上の電停である新大工町、新中川町は歩道橋のみ、諏訪神社前は地下道のみでした。少々車の流れが悪くなっても横断歩道と信号はつけるべきだと思うのですが。
まず開業済みのものを更に良くしてほしいですね。

[55741]いっちゃん さん
乗務員の報酬の違いが影響している場合も結構あることを付け加えたいです。(中略)地方側の乗務員の年収はせいぜい300万~400万円であるのに対し、共同運行相手の大都市側が1000万円前後といった例が結構あります。
大手私鉄に勤める友人から、バスの運転手の年収は公営、私鉄大手、私鉄中小で順に3:2:1であり、都バスの運転手には1000万プレーヤーが大勢いるという話を聞いたことがあります。
[55729] 2006年 12月 30日(土)19:39:18役チャン さん
わからないバス料金の算出根拠
[55720] hiroroじゃけぇ さん
[55721] みかちゅう さん

公共交通の運賃については、少々高すぎる感じがします。
バス料金の算出根拠というのが全くわかりませんね。というよりも基準なんかないのかも知れないと思いたくなりました。
12月27日、役場まわり納めとして千葉県へ青春18切符で行ってきました。芝山鉄道(初乗り)の芝山千代田から町役場のある芝山文化センターまで乗ったバスが空港シャトルバスと言って距離に関係なく1乗車200円でした。 http://www.town.shibayama.chiba.jp/syoukai/access/accessfame.html
成田空港から旧蓮沼村役場のある蓮沼中央まで、およそ15キロを乗っても同額で(以遠になると300円)、バスはリムジン・タイプの豪華車です。朝方乗車した時は空港周辺企業への通勤者が結構乗車していました。千葉交通が運行していましたが、誰が補助金を出しているのでしょうか。

これは特殊な例かも知れませんが一方でこんな安い例もありますから、今やバス料金はコスト積み上げよりも政策的に決まったものの方が多いかも知れませんね。
[55719] 2006年 12月 29日(金)23:22:27役チャン さん
鉄道か道路か(大都市中心部編)
[55715] みかちゅう さん
依然として道路が混雑しつづけるのはなぜなのでしょうか。それは中心部を頻繁に動き回る商用車などでも十分に混雑しうるだけの台数があるからでしょう。
その通りです。都会では時間指定の宅配便、コンビニの少量多頻度仕入に見られるように産業界のみならず個人までがジャスト・イン・タイムを求めるようになってきているからです。このためには必要以上に車を走らせなければならず、この傾向は競争がある限りますます悪化して行くでしょう。どこかで車線が増えてもすぐにそれが埋まってしまうのはこれが当然と皆が思っているからで、このあたりを消費者も含め皆が自制するようになれば少しは変わってくると思います。

そこで逆説的に自動車が不便になるような措置をとるわけです。
我国が自動車産業国であるという現実からなかなか困難ではありますが、実は徐々にそれが始まっていると言えないでしょうか。飲酒運転の罰則強化や駐車違反の取締り強化を含めた道路交通法改正などは、安全のためという大義名分ながら実は自動車の無秩序な増大を憂いている一部の英明な人たちが少しずつ手を打ち始めた、と言ったら楽観的に過ぎるでしょうか。

それにしても、こんなに絶好球が飛んで来ているのに公共交通側の無策には歯がゆい思いがします。このようなときにバスの増便をするとか、割引切符を出すなど公共交通側が何か手を打ったでしょうか。いままで車ばかり使っていた人が、仕方なく公共交通を使ってみたら意外に便利に思った、というようにすることが必要なのです。制限を加えることにはさまざまな抵抗があるでしょうが、自動車が不便になるような措置をときには公共交通側が受け入れ体制を取るということがあってはじめてそのような政策に効果が出てくるのだと思います。

違法駐車を一掃すれば従来どおり2車線分が確保できるはずです。
これは上記の改正道交法の運用を徹底すれば可能なはずです。そして次に採る手はある特定地域内への一般車の乗り入れ禁止、例えばモール街の推進でしょうか。これとて抵抗があるでしょうから、大義名分は安全と環境破壊防止とし、例えば乗り入り可能なのは業務用でかつハイブリッドなどの低公害車に限るとしたら良いかも知れません。そして公共交通側がそのチャンスを逃さないように、例えば無料にする必要はありませんが丸の内シャトルのようなものは有効だと思います。 http://www.hinomaru.co.jp/metrolink/marunouchi/

青森市などがコンパクトシティ化を推進しているようですが、こういうところで実験的に実施してくれたら良いと思います。
私はまだ絶望することはないと思っています。
[55713] 2006年 12月 28日(木)23:02:59役チャン さん
(続)鉄道か道路か
[55691] みかちゅう さん
[55692] hiroroじゃけぇさん

私の変な問いかけにご意見をいただきありがとうございます。

政治家が地元経済の発展をもくろんで路線を引っ張ろうとする点も共通しています。
正にその通りで、今でも新しい路線や新駅を作るという話になると政治家は俄然張り切ります。新幹線が良い例です。しかし既存路線の安全と快適のための維持保守費用を公が負担するという話には誰も動こうとしません。

道路は公のもの、線路は企業(私)のもの
だから鉄道事故が起きるとマスコミはいつも、儲けに走って線路の維持を怠った鉄道会社が悪いと非難の合唱をはじめます。

私は今後ますます鉄道が不利になって行くと思います。道路整備は何だかんだと言っても今後ますます進むでしょうから定時性に弱いと言われている自動車の欠点が小さくなり、人気取り政策を採ろうとする政権の下ではいずれは自動車関連税や高速道路代が下がると思うからです。そうなるとますます鉄道が不利になります。

「車社会」で食っている人は(中略)相当数に上るのは間違いないでしょう。(中略)あえて自動車関連に不利になる政策をとることなどありえないことです。
私は日本という国が、例えば都市交通について公共交通を生かすのか、私的交通中心で行くのか、或いはそれをうまくバランスさせて行くのかという交通全般に関する基本方針がなく、だから道路(バス)と鉄道とをどう共存させるかの議論も進まないのだと思います。
しかし案外こんなことは皆わかっていることで、ただしその議論をすることは我が国の産業構造を根底から覆すようなことになるのでタブーとして触れないのかも知れませんね。もともと資源に乏しい我が国が、本当にいつまでもこのような経済構造を続けられるのか、いつまでもその問題を避けて通れるのだろうか、と心配ではありますが。

なおこの議論はよほど論点を絞らないとすぐに発散してしまう恐れがあります。公共交通対私的交通か、道路対鉄道か、都市圏の議論か地方の議論かなど対象を常に意識して話さないと議論がかみ合わなくなります。自分で問題を投げかけておきながらみなさんを混乱させご迷惑になっているのではないかとの危惧を抱きはじたところです。
[55710] 2006年 12月 28日(木)18:41:23役チャン さん
(続)頑張れJR九州
[55689] かぱぷう さん
長崎線の普通列車817系のことではないかと思いますがいかがでしょう?
その通りです。私の間違いでした。自ら鉄チャンでもあると言っていただけにお恥ずかしい限りです。その817系に先月、長崎本線の小長井から佐賀まで乗りました。多くの駅や信号場で交換や追い越され待ちで停車するので特急では45分前後のところが1時間34分かかりました。これも一部の曲線改修や部分複線化などをすれば随分良くなると思います。

座面のシートが薄すぎて30分も座っていると尻が痛くてしょうがない。
私にはそんなことはありませんでした。人によるのでしょうか?

「特急乗れって暗に言いよるんやないと」
特急の方が各停より安い場合があるのでこれもそうとは言えません。例えば博多・佐賀間の場合、運賃は1,080円ですが、2枚切符という回数券を買えば運賃+自由席特急券で1枚当たり1,000円になりますし、4枚切符だと900円です。この区間の高速バスは1,000円で、こちらもいろいろな割引があるのでどちらが安いかは一概に言えませんが、要はJRを利用させようということであって必ずしも特急利用を促進させようというのではと思います。
この切符はかなりの人が利用しているようで、私がJR九州は特急料金を廃止してもいいのではと思う根拠もここにあります。指定席は別途、列車種別に関係なく、それも今よりも割高なものを設定すれば良いのです。
それにしても良く頑張っていると思います。
[55687] 2006年 12月 26日(火)18:21:19役チャン さん
頑張るJR九州
[55677] ペーロケ さん
JRの中ではJR九州が一番車両にお金をかけているような気がするのは何故でしょう?おそらく、新幹線が主力じゃないから、特急の車両にもお金をかけられるんでしょうね。

JR九州は特急だけでなく一般の車両にも力を入れています。長崎本線を走る普通電車(815系)などは性能、アコモデーション、デザインに優れ、近郊型電車の中で私は日本一だと思っています。このように独自のサービスに力を入れられるのが分割民営化の良い面であると言ってもいいでしょう。

その背景は高速道路との厳しい競争で、マイカーだけでなく高速バスの脅威にも晒されているからです。特に1万円で3日間九州内の高速バスを含むすべての路線バスに乗り放題というSUNQパス  https://www.rakubus.jp/service/sunq.html が売り出されますます不利になっています。車両と運転手だけ用意すれば後は高速料金を払うだけでビジネスができるバスと、線路や信号などすべてのインフラを自前で用意し維持保守しなければならない鉄道とでは公平な競争になっているとは言えません。

鉄道のインフラも公道と同じようなものだから、その維持保守は道路と同じように国や地方自治体が費用を負担し公平な競争をさせた上で利用者に選択させる、というのが最近の欧米の考え方です。

そうなっていないわが国で、JR九州のひたむきな企業努力には頭が下がる思いがします。JR九州は、面積がほぼ同じで都市の分散具合も似ているオランダやスイスの鉄道を参考にしているのでしょう、等時隔でかつ乗換の利便性を考えたダイヤを作るなど車両以外にも利用者を増やす努力をしています。しかし今の線路状況では完璧なものは作れず、これ以上良くするには曲線改良や部分複線化、軌道強化などインフラ部分の改良を待つしかないと思われます。

だから道路特会の一部をこれにまわすべきだと思うのですが、しつこくなるのでここでは止めておきましょう。JR九州は支線も含めた完全な等時隔ダイヤを作り、特急料金も廃止するなどしてオランダ、スイス並みの高サービスの鉄道になってほしいと思います。また九州新幹線全通後は小倉以西もJR九州に移管し九州内で自己完結的なビジネスをしてほしいと思います。

頑張れJR九州、エールを送りたい気持ちです。
[55675] 2006年 12月 25日(月)20:52:44役チャン さん
鉄道と道路
[55673] faithさん
鉄道と道路の対抗ですが、いろいろな考え方はあるでしょうが、

最近ヨーロッパの鉄道(特にドイツ、スイス、オーストリア)に比べ日本の鉄道、なかでも幹線はともかく亜幹線の乗り心地が際立って悪くなっているような気がします。車両は悪くなさそうなので、どうやら線路の保守に問題があるのではと思います。

ヨーロッパは鉄道の上下分離が進み、インフラは道路などと同じ公共財という考えのもとで国や地方自治体の経費負担による保守作業がきちんと行われています。これにより鉄道と道路との競争が、ある程度公平な条件のもとで行われることになります。

わが国では、道路特定財源の余剰分の一般財源化の議論があるものの、それを鉄道のインフラにまわすという議論が起きません。その理由はいくつか考えられますが、根本的なことはわが国が自動車工業国だからだと思いますが、いかがでしょうか。

自動車の競争相手とは、飛行機や船ではなく鉄道です。自動車の販売量を維持するために、自動車で移動するということが鉄道よりも不利となるような政策をわが国では採るわけがない。自動車産業に従事する人の数は、関連産業も含めると夥しいものになり、政治勢力としても最強なのではないのだろうか、と思うのです。

LRTの議論が、総論で賛成だが個別にはなかなか実現しないというのも、地元や建設業が大型工事を望むからということもありますが、自動車の利用が減るという恐れを持つ人々の抵抗も(もちろんそれとわかるような行動はとらないでしょうが)大きいのではと思います。

私は上記のように考えるのですが、ドイツだって自動車工業国ではないかとか、アメリカだってLRTの開業が進んでいるではないか、と言われると自信がありません。

私が鉄道が好きだからということだけでなく、エネルギーや環境問題を考えたときに、やはり鉄道というものは捨てられないと思うので、私は道路特定財源に関するこのような議論が起きない真の理由を知りたいのです。皆さんのお考えをお聞かせいただければ幸いです。
[55546] 2006年 12月 16日(土)11:12:51役チャン さん
全国市町村要覧
市町村自治研究会というところが編集し、第一法規より毎年出版されている同書についてはご存知の方が多いと思います。
全市町村の面積、人口、役所・役場の所在地、合併の経緯などがコンパクトにまとめられており私もほぼ毎年購入しています。

このほど平成18年版を入手したのですが、当然ながら収録している市町村数は大幅に減っています。それなのに1冊4000円と料金が変わっていないことにはなはだ疑問を感じています。合併によるコストの削減というのは、当該自治体だけのことでなく、このような関連分野にも波及させるべきことだと思うのですが。一般企業や個人が買うようなものではないので市場を見ていないということなのかも知れませんね。

ちなみに同書のここ数年の変遷を示します。

収録市町村数総頁数市町村資料部分頁数その他部分頁数価格
平成13年版32246084072013,700円
平成16年版31005483961523,700円
平成17年版22165924371554,000円
平成18年版18205314001314,000円

平成17年版からは市町村資料部分の各県毎の地図がそれまで1枚だったものが合併前後の2枚となっています。それで増えた分は47ページです。
その他部分は全体統計や参考資料となっています。
[55435] 2006年 12月 4日(月)00:13:16役チャン さん
香港の公共交通機関
[55390] N-H さん
ここ香港は公共交通機関の見本市のようなところで、じつに様々な交通機関が低運賃で頻繁に運転され、よく利用されています。

私も3週間ほど前、20年ぶりに香港に行って来ました。香港は正に公共交通のお手本のような都会だと思いました。欧米の各都市にあるような交通連合によるゾーン体系による料金制度には至っていませんが、オクトパスというICカードが実に良く普及していました。これは地下鉄、郊外電車、バス、路面電車すべてで使え、都度キャッシュで購入するのにくらべほぼ10%安に設定してありました。来年にはタクシーでも使えるようになるそうです。
わが国の首都圏でもJRのイオカードの仕様を今後私鉄やバスに展開するとのことなので、そろそろ割引を考えてもいい頃ではないでしょうか。

また地下鉄の乗換が、どの方面に行くのにも必ず同一ホームでできる、すなわち階段の上下がないという、これも実に良く工夫されているし、案内も解り易いです。後から出来ただけあって世界中の地下鉄の問題点を研究したのかも知れません。地下鉄とバスの乗換も便利です。

香港のように人口が密集した狭い場所を動くには、自家用車なんかよりも公共交通に頼らずを得ないということがあるのかも知れませんが、どの路線もいつも混んでいます。いくつかの私企業により運行されていますが、市や国からの援助があるとは聞いておらず、公共交通はエレベーターや動く歩道のような都会のインフラなのだから行政が積極的に補助するのは当然という欧米とは違うようです。
[55434] 2006年 12月 3日(日)23:42:49役チャン さん
DMVの可能性について
[55394] hiroroじゃけぇ さん
[55395] みかちゅう さん
[55425] むっくん さん

DMVの話題を楽しく拝見しています。

今のDMVはまだテスト段階のものですが、本格採用時には10~20両の総括制御が可能なことや鉄軌道上では最高100キロくらいまでのスピードが出せること、更にバッテリーを持ったハイブリッドにすることに成功すれば、公共交通の切り札になる可能性ありと思います。

例えば10方面くらいからのバスを集め1本の列車として鉄軌道上を走らせることによって、かなりきめの細かいサービスを効率良く提供できるかも知れません。
また都心を鉄道、周辺部をバスということを中心に考えているようですが、逆に鉄軌道上を走ってきたものを都心でまた分割して市内中心部まで乗客を乗換なしに運ぶという、カールスルーエ・モデル(路面電車がドイツ鉄道の本線に乗入れている)のようなことも、エンド・トゥ・エンドが実現でき、ある程度の規模の地方都市などでは効果的と思われます。

また鉄軌道上は自走ということに捉われず機関車牽引とすることも良いかも知れません。いずれにせよ夢の広がる乗物です。鉄道と自動車の縦割り行政の弊害が阻害要因にならなければいいと思いますが。
[55212] 2006年 11月 17日(金)09:57:34役チャン さん
道州制のテストケースは北海道から
[55153]むっくん さん
そもそも国が北海道開発庁を作って無理矢理権限を北海道から奪い取りました。(途中略)如何に北海道庁が動こうとも国側の反応は鈍いままで大勢には影響しないのではないかと考えられるのではないでしょうか。

全く同感です。現在の道庁の力が特に弱いということでなく、普通にやっていたのではこの問題はいっこうに前進しないだろうというのが私の考えです。ですから北海道開発庁の機能をすべて道の傘下にもって行くような強い政治力が働かないとまず無理でしょう。それには閣僚級の、できれば総裁選に出馬するくらいの実力者が知事になる必要があると思います。

そして新しい枠組みでの北海道(北海州?)で数々の特区的な施策を行い、本当に道州制が住民メリットになり国の行政コストの削減につながるのかどうかをテストする、その上で全国への展開を考える、ということが必要なのではないのでしょうか。

今回のような市町村合併が更に2~3回あれば、いよいよ今度は都道府県の合併ということが現実のものとなって来るでしょうから、それも見据えた北海道での先行テストは大いに価値のあることだと思います。

そんなことを考えると、道州制は50年~100年のプロジェクトかも知れませんね。
[55130] 2006年 11月 13日(月)09:46:56役チャン さん
道州制は都道府県合併から
私は区割案や州都の問題はかなり奥が深く、地理の話題としは大変面白く、また興味の尽きないものだと思っています。しかし実際問題としていきなり道州制にもって行くのはかなり難しいのではないか、たとえ客観的な地理上の問題として解決したとしても、抵抗勢力の力や政治的な思惑などで実現となると現実的にはかなりむずかしいと思っています。

私は市町村合併が進んだ後の次のステップとして都道府県合併という話しが出てくるのではないか、すなわち「なしくずし式」に道州制への移行するのが現実的ではないか思っています。
(1)市町村合併の結果自治体数が少なくなった隣接する複数県が合併する。
(2)ある程度広域で規模の大きくなった県は政令指定県とし、国の権限や機能の一部を移管する。
(3)政令指定県の方が通常の県よりも住民にとってメリットが大きくなれば、いずれすべてがそうなり道州制が導入されたことと同じことになる。

市町村合併も後50年くらいの間に2度くらい平成の合併規模のものがあれば、全国が政令都市だらけになり、現行の都道府県の位置づけもかなり変わって来て、合併や政令指定県といった話しも浮上するでしょう。そのくらい息の長い話しだとも思います。

また政令指定県の知事には大物になってもらう必要があるでしょう。例えば総裁選に出馬するくらいの実力者が知事になる必要があると思いす。国の権限や機能を移管するテストケースとして、北海道が特区としてせっかくのチャンスを与えられているのに、道側の力不足で進んでいるようには見えません。石原都知事のような強烈なリーダーが地方側にいないと、この問題はなかなか進まないと思います。

以前も同じようなことを書込みしましたが、県同士の合併からのスタートと大物知事、これしか無いように思っています。しかし地域割りや州都の話しは大変面白く、これからも楽しく拝見させていただきます。
[54612] 2006年 10月 27日(金)10:55:58役チャン さん
札幌 VS 名古屋 
[54611]デスクトップ鉄さん
[54609]般若堂そんぴんさん
ところで、日本シリーズが開催された札幌市と名古屋市って、似ていると思いませんか?

札幌駅・名古屋駅 駅ビル
新札幌駅・千種駅 特急停車  都心に行く人がここで降りる
大通・栄     地下鉄でしか行けない、地下鉄がクロスしている 100メートル道路、テレビ塔

以上、これもかなりこじつけです
[53172] 2006年 8月 8日(火)10:26:13役チャン さん
岩泉線
青春18切符で岩手県の岩泉線に乗ってきました。
1日に3往復(他に途中折返しのものが1往復)だけという超ローカル線で、全線通しで乗車していたのは数名、それも全員が鉄道マニアのようでした。終点の岩泉では岩泉線の利用促進を目指したキャンペーンと称して町の観光協会が缶コーヒーと絵葉書を配っていました。たいした経費ではないでしょうが、こんなことを続けていてもマニアが利用するだけの線路の先行きは非常に厳しいものと思います。
キハ52という、かつては全国どこでも見ることができたディーゼルカーが1両、旧国鉄色の塗装でした。冷房はなく、窓から顔に風を受けての山越え路線は、はるか昔の学生時代を思いださせるものでした。特に峠越えの約3キロのトンネルに入ると、急に冷凍室に入ったような空気の冷たさでした。

多分これで私の旧国鉄線未乗区間は八戸線の八戸・種市間34.2キロだけになったと思います。

役所・役場めぐりの方は、前後の予定から盛岡からの日帰にしたのですが、宮古と岩泉、それに途中の川井村(陸中川井)と新里村(茂市)の4件をまわろうとすると、山田線・岩泉線の閑散ダイヤではどうやってもJRだけでは不可能で、途中で一部106バスを利用せざるを得ませんでした。公共交通による市町村役所・役場めぐりの岩泉町が2069件目でした。
[53170] 2006年 8月 8日(火)09:43:01役チャン さん
日本の低い山の高さベスト10
[53044]ハル さん
今回は低い山の高さのベスト10を発表します。

秋田県八郎潟を干拓してできた大潟村へ行ったときに日本一低い山を謳い文句としている大潟富士という山があったことを思いだしました。高さが4メートル弱ですが、村全体が海より低く、頂上がちょうど海抜ゼロメートルとなっているとのことでした。人工の山だから統計には載らないのでしょう。

ところで山の定義というのはあるのでしょうか。
[51776] 2006年 6月 15日(木)23:16:25役チャン さん
23区役所早回り
[51730]みかちゅうさん
よろしければ実行したときのレポートをお願いします。

昨日(6/14)実行してきました。
朝4:25に川崎市の自宅を出て5:19に第1番目の大田区役所に行き、17:46に23番目の世田谷区役所に着きました。大田区役所からは12時間27分でした。
この間休憩らしきものは、東武伊勢崎線梅島駅前の立ち食い蕎麦屋とJR中野駅構内のカレースタンドで各10分くらい食事だけです。

各区役所では正面玄関と思われる場所の写真を撮り、5分間そこに留まることにしました。夕方になるとかなり疲れが出てきて、一番厳しかったのは22番目の渋谷区役所に行くときで、公園通りの上り坂をブラブラト歩く大勢の歩行者にペースを合わせなければならなかったときでした。一度に長距離を歩くことはなかったのですが、それでも帰宅時歩行計は45,600歩を指していました。

確実性を重視し、なるべく軌道系を利用したのですが葛飾、足立、世田谷などは区役所前がバス・ターミナルになっていて各方面へのバスが頻発していたことから、バスを上手く利用すれば更に時間短縮ができたかも知れません。

ご存知かと思いますが、東京23区内のJR、メトロ、都営地下鉄・バス・都電に1日乗り放題という「東京フリーきっぷ」(1,580円)というものがあり、これは便利でお得です。これと私鉄の分を合わせても交通費の総額は3,820円と、とにかく高効率の一日でした。
先日5日間で5万円以上かけ同じ東京都の青ヶ島村、八丈町、三宅村とたった3ヶ所しかまわれなかったのがこれで挽回できた気分です。

私の役所・役場めぐりは基礎的自治体ということで東京の23区を市町村と同レベルで扱っていますので当然カウント対象です。これで累計2026としました。
23区の区役所の英語表示はいずれもCity Officeとなっていました。規模から言えば十分に市であり、世田谷区(766千人)のような政令都市並みのものもありますから。

[51730]みかちゅうさん
落書き帳のメンバーで所要時間を競ってみるのも面白そうです。

是非私の記録を破っていただきたいと思います。

それにはルールが必要と思いますが、私が勝手に考えたのは以下のようなものです。
1. 1番目の区役所に着いた時間から23番目の区役所に着くまでの時間を競う。
2. 公共交通のみを利用する。
3. 途中走らないこと(常に片方の足が設置していること)。スポーツ選手だと走ってまわることもできるので。
4. 各役所の正面玄関に行くこと。最低5分間そこに留まること。
  なお5分間の滞留は8番目の葛飾区から思い立ったことです。それ以前はすぐに戻ったケースもあるので、私のも参考記録となるでしょう。サラリーマン時代の私は土日しかしていなかったので庁舎の中に入るということはもともと考えていませんが、封筒やサインなどをもらうのはもちろん自由。
5. 途中で食事を摂るかどうは自由、但し食事時間はマイナスしない。いかに早く食べるかも競  技の対象。

とまあこんなところですが、皆さんで良く考えてみてください。
首都圏在住の方にとっては適度なスポーツでありゲームであると思いますので実践をお勧めします。土日でもダイヤが極端に疎になることもなさそうです。

以下が昨日の行程です。
 乗車駅(地点)   降車駅(地点)  利用交通機関      区役所(到着時間)  
久地     4:44 → 5:07 川崎   南武線
川崎     5:12 → 5:17 蒲田   京浜東北線       1 大田区(05:19)   
蒲田     5:30 → 5:36 大井町  京浜東北線       2 品川区(05:44)   
大井町    5:54 → 6:06 浜松町  京浜東北線       3 港区(06:13)    
大門     6:24 → 6:28 東銀座  都営浅草線       4 中央区(06:36)    
築地     6:47 → 6:50 茅場町  メトロ日比谷線
茅場町    6:55 → 7:01 東陽町  メトロ東西線      5 江東区(07:08)    
江東区役所前 7:13 → 7:24 錦糸町  都バス(東22)                 
錦糸町    7:27 → 7:31 新小岩  総武線                    
新小岩    7:40 → 7:45 江戸川区役所前 都バス      6 江戸川区(07:45)   
区役所前   7:51 → 7:57 新小岩  都バス(新小22)                
新小岩    7:59 → 8:12 浅草橋  総武線  *注1
浅草橋    8:18 → 8:23 本所吾妻橋 都営浅草線      7 墨田区(08:27)    
本所吾妻橋  8:34 → 8:43 立石   京成押上線       8 葛飾区(08:53)   
お花茶屋   9:09 → 9:13 関屋   京成上野線                 
牛田     9:18 → 9:25 梅島   東武伊勢崎線 *注2   9 足立区(09:40)   
梅島    10:06 → 10:23 上野   メトロ日比谷線    10 台東区(10:28)   
上野    10:38 → 10:42 三ノ輪  メトロ日比谷線    11 荒川区(10:58)    
荒川二丁目 11:12 → 11:33 王子駅前 都電荒川線      12 北区(11:43)     
王子    12:00 → 12:11 後楽園  メトロ南北線     13 文京区(12:16)    
春日    12:31 → 12:43 板橋区役所前 都営三田線    14 板橋区(12:45)    
大山    13:00 → 13:06 池袋   東武東上線      15 豊島区(13:14)   
池袋    13:27 → 13:41 練馬   西武池袋線      16 練馬区(13:45)   
練馬    14:03 → 14:11 東中野  都営大江戸線                 
東中野   14:22 → 14:25 中野   中央線        17 中野区(14:28)    
中野    14:50 → 14:54 阿佐ヶ谷 中央線        18 杉並区(15:02)    
南阿佐ヶ谷 15:08 → 15:21 新宿三丁目 メトロ丸の内線   19 新宿区(15:26)    
新宿三丁目 15:46 → 15:53 九段下  都営新宿線      20 千代田区(15:58)   
九段下   16:12 → 16:22 表参道  メトロ半蔵門線
表参道   16:23 → 16:25 渋谷   メトロ銀座線                 
渋谷    16:30 → 16:33 中目黒  東急東横線      21 目黒区(16:38)   
中目黒   16:49 → 16:53 渋谷   東急東横線      22 渋谷区(17:05)   
渋谷    17:25 → 17:29 三軒茶屋 東急田園都市線               
三軒茶屋  17:34 → 17:41 松蔭神社 東急世田谷線     23 世田谷区(17:46)  
松蔭神社  17:59 → 18:05 山下   東急世田谷線                
豪徳寺   18:12 → 18:31 登戸   小田急本線      
( )内は区役所の正面玄関に到着した時間
*注1:幕張駅信号故障で定時に非ず  *注2:草加駅にて車両故障で定時に非ず     
[51717] 2006年 6月 11日(日)13:27:29役チャン さん
公共交通機関による全国市町村役所・役場めぐり 2000件達成
私事で恐縮ですが、私のライフワークである公共交通機関による市町村役所・役場めぐりの2000件達成を報告させていただきます。達成場所は二千に因んだ名前の市町村を探し、語感の似ている福島県の二本松市役所としました。

今年になって懸案だった南北大東島を3月に、青ヶ島を5月にいずれも15時間以上の船旅で訪問し、帰った時点では1990件でした。その後日帰りで神奈川県央7市町村をまわり1997件としました。なおこれで神奈川県は鳥取、静岡に次ぐ全県踏破となりました。

6月6日(火)東北本線の鈍行電車をまず2駅手前の本宮で降り本宮町、大玉村に行きリーチとした後二本松市行きました。駅から徒歩10分くらいの、駅裏の小高い丘の上にある市役所は平成3年に建てられた6階建の立派なもので、エントランスのロビーはシティホテルのそれを思わせる広くて豪華なものでした。

なおこの二本松市は昨年12月に周辺の東和町、岩代町、安達町と合併し人口65千人となりました。このうち旧東和町には1997年に行っているので、今回はこの後旧岩代、旧安達町の役場(支所)にも行ってきました。

平成の合併以前のものを対象としており、とりあえず最終目標を3259件(1992.4.1現在)としています。この中には東京23区も基礎的自治体ということで含めています。なお近日中に「一日でまわる東京23区役所」というものに挑戦するつもりです。

ゲームだとか単なる道楽に過ぎないとも言われていますが、私自身は真面目に取り組んでいる積りであり、これからも公共交通と市町村の現状を見つめながら、自ら作ったルールを破ることなく続けて行きたいと思っております。
[51431] 2006年 5月 22日(月)00:39:40役チャン さん
過疎地の公共交通と自家用車
[51378]YASU さん
[51367]YSK さん
[51363]みかちゅう さん
[51351]みかちゅう さん
[51347]地球人 さん
[51344]花笠カセ鳥 さん
[51342]YSK さん

皆さんのご意見を楽しく拝見させていただいております。
そしてもう少し私の考えを述べさせていただきます。

全くの私の推測ではありますが、地方の過疎地であっても適切な代替手段があれば自家用車の利用が減るのではないかと思っています。

自家用車の利便性は数えきれないほどありますが、逆に車を使うことの問題点もあります。地域全体の環境問題などは別にして、利用者からすればガソリン代、酒が飲めない、交通事故の確率が高い、都会へ行ったときの駐車場の費用などでしょうが、それよりも大きいのは皆さんもご指摘の通り車を持つことの固定的経費、すなわち家計への負担が大きいことです。1家に最低1台の車は必要としても、父さんが使っているときは母さんはバスに乗る、と言えるくらいの代替手段が用意されていれば無理して2台目を買わないのではないか。逆に今は1家に複数台の車を持たなければならないほどに公共交通が期待されていない、と言えるのではないかと思うのです。

仮に1時間に1本程度のバスが走り、しかも自分の家から2~300メートル以内にバス停があればどの家も果たして2台目、3台目の車を買うでしょうか。私が自家用車に対して競争力のある公共交通というのは、最低でも1時間に1本程度の頻度が必要と述べたのはこういうことからです。しかしこれは全くの推測であり、本当にそうかどうか、どこかである一定期間実験をしてみたらどうかと思うのです。

候補地はいくらでもあります。先日行った長野県南部、飯田市郊外に阿智村、浪合村(2006.1.1阿智村と合併)、平谷村、根羽村の旧4村で共同運行している西部コミュニティ・バスという自治体バスがあります。阿智村・根羽村間片道50分ほどの路線に2台のバスを平日は5往復走らせています。仮に航空機やフェリー並みの稼働率で運行させれば理論的にはこの2台で1時間ヘッドのダイヤは組めます。運転手の休憩時間などを考慮しなくてはいけませんが、燃料代、運転手の人件費という追加の変動費のみで多頻度運転の実験ができると思います。

なお、このバスにはもうひとつ驚かされたことがありました。料金は距離に関係なく1乗車200円です。最長距離の阿智村・根羽村間は民間バス時代は1300円くらいしていたそうです。運転手の話によればそれでも最大に乗車する区間・時間帯でも通学生が20人もいないということで、これだけ低料金にしても利用されない、ということでした。この事実を知ると実験などを考えるのも虚しくなってきます。

それでも車庫で寝ている時間の多い稼働率の低いバスというのを他でも何度も見ていますので、どこかが手を挙げてくれればいいがと思います。

[51385]みかちゅう さん
1世帯に2台以上車を所有している場合、ぜいたくなので自動車税を5倍にする
5倍はともかく税制で交通の最適化を促すという政策も考えられますが、わが国が自動車生産国であり自動車の販売台数がGDPを押し上げ、それにより関連業界も含めて雇用が保たれていることも一方で事実ですから、自動車台数を減らすことがマクロ経済上正しいことかどうかという別の角度からの議論もあるでしょう。ですからここは強制的に自家用車を減らすということではなく、自家用車を複数台持たなくても済むような、公共交通側からの最後の働きかけが必要だと思います。どこかで2~3年、実験だけでもを行なってみる価値は十分あると思っています。
[51341] 2006年 5月 15日(月)22:07:07役チャン さん
市町村役場・役所と公共交通
[51323]N-Hさん
[51322]YSKさん
[51316]みかちゅうさん
[51314]ケン(地理好き) さん
[51313]miki さん
[51305]inakanomozart さん
[51302]N-H さん
[51301]YSK さん
[51300]みかちゅう さん

私の投げかけたテーマに対し皆さんで議論をしていたただき恐縮しています。

私は役場へ行くのに公共交通機関が利用可能かどうかを客観的に見ているだけで、そのことの善悪を言っているつもりはないのですが「○△×」と表記した以上そう思われても仕方がないと自省している次第です。実際路線があっても時間帯が合わず10キロ近くを楽しみながら歩いたことも何度かあります。

私は趣味で全国の市町村に行こうとしているのですが、何をもって行ったことにするかについていろいろと考えました。最低そこに一泊すれば完璧ですがそれは不可能なので役所・役場の前に行って庁舎の写真を撮ることだけにしました。そして以下のような仮説を立ててみました。
1.役所・役場本庁舎はどんな市町村にも必ずひとつだけある。(多分これは正しい)
2.それは通常はその市町村の中心部、人口集中部、地理的な中心にある。
(これは必ずしも正しくなく、当該町村外にあるものすらあるが、経験的に8割くらいは正しいと思われる)
3.そこへは(私の家から)公共交通機関だけで行くことができる。

そのようなことからはじめた役場・役所めぐりですが、このゲームを始めてみると早回りの面白さにだんだんとのめり込み、一方で従来からの鉄チャン的気分も抜けず公共交通との関係につい興味が向いてしまうのは事実です。私は役所・役場について研究しているのではなく、あくまでも市町村の地理を研究しているつもりなのですが、自ら「役チャン」と名乗ったことからも誤解を招いたかも知れません。

過疎地の公共交通について、自治体バスにせよ民間のものにせよ、中途半端なものはやめた方がいいというのが私の考えです。実際にいくつかの地域で聞いた話ですが、住民は何らかの理由で自家用車が使えないときは隣人に乗せてもらうとかタクシーを利用する、たまたま時間が合うときのみバスを利用するというのが実情のようで、住民の意識のなかで移動にバスを使うというのは優先順位の最も低いことのようです。自家用車に対して競争力のある公共交通というのは、最低でも1時間に1本程度の頻度が必要というのが私の持論で、そうでないところではタクシー利用に自治体が補助金を出すような方法で対応した方が中途半端なバスを走らせるよりもずっと経済的であると考えています。

また市町村合併は公共交通復活のひとつのチャンスだと思っています。合併前、隣接する自治体がそれぞれ独自に持っていた車両や運転手を供出し、余剰分をカットすることでコストダウンをはかるよりも、余剰分を増便に使いサービス・レベルを向上するようなところが出てくることを期待しています。山梨県の北杜市などテスト的に試行してみたらどうかと思います。

役場の退庁時間に職員は皆車で帰宅し、役場前というバス停から私だけが乗車するという体験をもう何度もしています。職員すら利用しないバスにどうやって住民に乗ってもらうのか、自治体が本当に公共交通を残したいと考えているのか。全国をまわっていると考えさせられることが多々あります。
[51291] 2006年 5月 12日(金)11:51:03役チャン さん
判定基準
[51219]じゃごたろさん
判定基準が理解できません。
私は逆に、「まがりなりにも公共交通機関で行ける役場」と理解できるですが・・・

私が勝手に作った判定基準です。365日いつでも公共交通機関で行けるものを○、土日などは行けないものを△、すなわち「準行けない」、絶対に行けないものを×としているだけのことです。

なお昨日青ヶ島から帰ってきました。八丈島・青ヶ島間の定期船「還住丸」の年間欠航率は60%、9人乗りのヘリコプター(アイランド・シャトル)も私が行ったときは有視界飛行のため欠航でした。船はもともと日曜日は欠航ですが、ヘリの方は毎日就航を建前としていますので、青ヶ島については実態はともかく、形式上は○と判断しようかと思っています。

まあこんな例もあるし、土日は行けるが正月3が日はダメというどこかのATMのようなもがあったりすとどう判断すべきか迷ってしまいます。

貴重なご意見ありがとうございました。
[51215] 2006年 5月 7日(日)16:33:04役チャン さん
(準)公共交通機関では行けない役場
 便数の多少にかかわらず定期に運行されている公共交通機関はあるが土日などは運休となり行くことができないという役場はかなりあります。それらについて順次紹介をして行こうと思います。

 愛知県の豊根村の役場に行くには飯田線の東栄駅から東栄町営バスで同町中心部の本郷というところまで行き、そこから豊根村営バスに乗換えます。前者は土日も運行していますが村営バスの方は運休です。だから私は豊根村を「準公共交通機関では行けない役場」と判定しました。
 
 このふたつのバスにはその他にも面白い違いがあります。町営バスの料金は距離に関係なく1乗車あたり100円なのに対し、村営バスの方は乗車距離に応じた変動制で、本郷・豊根村役場間は680円でした。財政力の違いからでしょうか。前者が約10分、後者が約30分の乗車でした。
 さらに混乱を呼びそうなことがあります。村営バスは1日に4往復あるのですが、帰りに乗ったのは本郷ではなく豊根村役場にずっと近い、すなわち東栄町から見れば更に奥地とも言える古戸というところが乗継場所でした。変動料金の村営バスは役場・古戸間は430円、それにそこからの町営バスの1乗車分100円を加えて合計530円、すなわち同じ区間なのに乗車する時間帯によって料金が違っていました。以前岐阜県関市で同じ区間を走る市営バスと岐阜バスとで料金が異なっていたのを思い出しました。

 なおこの豊根村ですが、ご存知の通り昨年11月に日本一人口の少ない村(離島を除く)として有名な富山村と合併しています。合併後でも人口が1600人少々と,平成の合併の中で最も規模の小さいものでしょう。旧富山村にも村営バスがあり村の集落と飯田線の大嵐駅との間を結んでいますが、ふたつの庁舎間を結ぶ路線などもちろんありません。険しい峠で隔てられ、車で往来するのも難渋しそうです。私はその間を飯田線と前述の町営および村営バスを乗り継いで行きました。同じ村の支所から本庁舎に行くのに他県の、それも浜松市を通って行かねばならないことが面白かったです。このような例は他にあるでしょうか。
[50862] 2006年 4月 17日(月)09:25:15役チャン さん
今度トライしてみます
[50848]futsunoおじさん様
最短はおそらく、吉田町役場(今年3月に、「燕市役所」)と弥彦村役場の2.25kmになります

一方の燕市役所と弥彦村役場ですが
(中略)
弥彦山の中腹以上から眺めれば2つの庁舎が同方向に見えると思いますし、写真にも撮れるでしょう。

貴重な情報をありがとうございます。
吉田町と弥彦村には行っているのですが、燕市役所は未だです。移転したのですね。
写真の方は今度行くときにトライしてみます。

私の役所・役場めぐりは平成の合併前の旧庁舎も対象にしていますので、旧白根市と味方村にもそのうちに行かねばならないと思っています。
[50789] 2006年 4月 14日(金)12:10:03役チャン さん
1枚の写真に2つの役場 
ちょうど1年くらい前のことですが
市町村役場間の距離が最短の場所はどこか
[39426]音無鈴鹿さん

が話題になったことがありました。

飯田線の市田駅を挟んだ東西それぞれ1キロくらいのところに豊丘村と高森町の役場があります。
西側の高台にある高森町役場庁舎の裏からは天竜川横にある豊丘村役場の庁舎が見降ろせます。また8年前に建ったという豪華な豊丘村庁舎の正面からは山の中腹に高森町庁舎が見えます。相互の直線距離は2キロくらいで、これよりも近いところは20くらいあり、私もそれらを随分歩いていますが、このように相互に見ることができたという記憶は他にはありません。

珍しい例なので、2つの庁舎を1枚の写真に写せるのではないかと豊丘村のほうで撮影ポイントを探して見たのですが、残念ながら適当なアングルは見つけられませんでした。しかし旧庁舎跡地というのがすぐ横にあり、今は更地になっていますが門柱だけは残っていていました。安いデジカメで正面からこれを撮ると豊丘村役場と書かれた門柱のはるか先に高森町役場がかすかに写っていました。

首都圏や中京圏からそう遠いところではありません。どなたか高級カメラで試してみてはいかがでしょうか。
[50595] 2006年 4月 9日(日)11:13:44役チャン さん
公共交通機関では行けない市町村役所・役場
長野県泰阜村の村役場へ行く公共交通機関はない、と私は判定しました。

事前に役場に電話で問い合わせ、飯田線の唐笠駅からタクシー利用が最も近いということだったので唐笠駅に降りましたが、タクシーはいないどころか会社の電話番号もどこにも貼ってありません。ここは天竜下りの船の終着点で駅周辺にはそのためのボートハウスのような建物1棟と立派なトイレがあるだけでした。その建物に人がいたのでタクシー会社の電話番号を聞こうとしたところ、そこの奥さんが丁度商工会に行くところなので乗せてあげるということで、思わず助けてもらいました。

上り坂の続く6.3キロの道を進むことおよそ10分、役場の周辺は体育館と若干の村関係の建物があった他は集落はなし、なぜこんなところに役場を建てたのか不思議に思いました。この村は19の集落が天竜川河畔から山奥まで450メートルの標高差に点在しているそうで、だからそのような場所が村民にとっては都合がいいのかも知れません。

役場で村政要覧をもらい歩いて帰りましたが下りの連続だったので比較的楽で70分ほどで唐笠駅に着きました。特急も停まる温田駅周辺は大きな集落があり、役場の支所もあったのでこちらを本庁にすれば良かったと思ったりしたのですが。

なお同じ唐笠駅から天竜川の橋を渡った反対側3.9キロのところに下條村役場がありますが、ここは国道151号線を飯田・温田間のバスが1日に2往復走っているので公共交通機関で行くことができます。(私は歩いて行きましたが)

公共交通機関では行けない市町村役所・役場については、これからも私の体験談を載せて行こうと思っています。
[49924] 2006年 3月 19日(日)11:15:46役チャン さん
ご挨拶&三角線
このたびメンバー登録いただきました役チャンです。
公共交通機関による市町村役所・役場めぐりを続けており現在1949件に達しています。(平成の合併以前を基準にしています) 経県値はともかく、経市町村値ではトップ・グループに入るのではとひそかに思っています。今後もこの関係の書き込みをさせていただければと思っています。

さて今回は挨拶代わりに、私は役チャン以上に鉄チャンでもありますのでこのところ楽しく拝見している三角線の海外版について、鉄道ネタとなってしまいますがレポートさせていただきます。

鉄道の三角線は海外には数多くあり、ヨーロッパの大半の終端型ターミナルなどには必ずといっていいほど短絡線である三角線があります。
ターミナルではない通常の駅で最も面白いと思うのはドイツのローゼンハイムです。ここはドイツ南部、バイエルン州の駅なのですが、オーストリアの国内列車が多数通ります。ザルツブルクとインスブルック間は国境線の関係で、オーストリア国内を通るよりもいったんドイツに入る経路を取るほうが距離的にも、時間的にも有利なため、この間を結ぶ直通列車は大半がこちらを通ります。
その途中、ミュンヘン方面との分岐駅であるローゼンハイムに停まる列車は線型の関係でスイッチ・バックとなりますが、通過列車は短絡線(三角線)を走ります。近鉄の伊勢中川の鳥羽方面がミュンヘン、難波方面がザルツブルク、名古屋方面がインスブルックといった感じです。しかし実際には三角の中が広い貨物ヤードや倉庫群などになっていて短絡線上からは駅は見えず、伊勢中川というよりはかつて急行「つくばね」が走った小山駅の短絡線(貨物線)といった印象でした。
なおザルツブルクからインスブルックに行くには、オーストリア国内路線を行ったほうが車窓ははるかに素晴らしいことを申し添えます。

海外の鉄道の話などご迷惑だったかも知れませんが、三角線であること、また同一県内の路線なのにいったん他県を通る例の海外版としてレポートしました。
[49888] 2006年 3月 17日(金)11:19:57役チャン さん
役場めぐりに用意したいもの
[49818]みかちゅうさん
[49810]左右府さん
役場めぐりに用意したいもの
私のことを参照いただき恐縮です。
役場めぐりに用意したいものについては概ねみかちゅうさんの挙げられたものでOKですが、当然ながらこれにメモ帳も必要でしょう。私の場合はB5版のノートを使っているのですが、常にこれに記入することは困難なので、小型のメモ紙をポケットに入れメモをしては時間のある時、例えばバスを待つ間などにノートに転記するということをしています。

行程にコンビニすらないという場合も珍しくありません
全くその通りです。コンビニどころか店さえないこともよくあります。
事前に「オニギリ」や「ペットボトル」を調達しておくと良いでしょう。

鉄道並行区間でも時間が合えばバスで動いて効率を重視するという方法も
これも有効な方法です。このほか効率良くまわる方法として、必ずしも一方向に進まない、2歩進んで1歩後退する方法も列車やバスの本数が少ない場合には有効です。私はこの方法を「ジグザグ方式」と名づけましたが、その後「稲妻方式」と言い換えました。このほうがスピード感があるからです。
この方法を使ったのは列車では、
広島県 三好→吉舎→三良坂→甲奴(JR福塩線)
福島県 富岡→双葉→大野(大熊町)→浪江(常磐線)
バスでは、
岩手県 沼宮内駅→山形村→葛巻町→久慈駅(JRバス)
長崎県対馬 美津島町→峰町→豊玉町→上県町(対馬交通)
などです。
ただし料金が余計にかかりますから、青春18切符やゾーン切符などが有効です。三陸海岸のゾーン切符がなくなったのは痛いです。

なお私は公共交通機関だけで全国の市町村役場(平成の合併前基準)に行けるかどうか検証しながらまわっているのですが、その判定が実はなかなかむずかしいです。
定期的に運行されている公共の交通機関の駅なり停車場から概ね2キロ以上又は30分以上歩かないと行けない、というところを×と判定しようとしているのですがいろいろなケースにぶつかります。

愛媛県の河辺村(現大洲市)の場合村営バスは休日は全便運休でした。
また離島の役場は最寄の空港や港からは車しかないのが大半ですがこれで×としてしまうのはどうか。つい先日1941番目として行ってきた沖縄県の伊平屋村では、村営フェリーが日に2往復運航され村役場は港のすぐ目の前にあるのですが、本島側本部半島にある運天港へ行くバスがありません。今帰仁村役場近くのバス停から歩いて30分以上要す、これをどう判定しようかと未だに迷っています。伊是名村も同様です。なお伊平屋村泊まった翌日は波高4メートルを越えフェリーは終日欠航となり島に閉じ込められてしまいました。
同じくり沖縄県の南大東村と北大東村のケースでは天候によって港が異なるのでこれも判定に迷います。

そんななかでも確実に×と判定したのは岡山県中和村(現真庭市)、徳島県美馬町(現美馬市)です。

他にもあったと思いますが、今データを再整理しているところです。
[48757] 2006年 1月 26日(木)14:25:33役チャン さん
県越路線
[48749]みかちゅうさん
[48735]有明つばめさん


「県外へ出るバス路線はあるのに、県外を通らずに県内他市町村へ向かうバス路線は無い」パターンの市町村は、全国には他にどれくらいあるでしょうか。

和歌山県の飛地の村である北山村へ行くには三重県の熊野市からのバスしかないはずです。
かつてはJRバスだったのが現在は村営バスになっています。

私は今まで約1900の市町村役場に公共交通機関だけで行っていますが、半分近くはバスでしか行くことができませんでした。しかしその中で、ご指摘のようなケースがあったかどうかは俄かには思い出せません。
今度行こうと思っている北山村について調べていたらそのようなことがわかりました。
もっとも飛地であれば当然でしょうが。
[48355] 2006年 1月 14日(土)16:42:42役チャン さん
道州制は県の合併から
政府の地方制度調査会で検討を進めている道州制の骨子が明らかになったことを新聞で読みました。都道府県を8から11の道州にする3案を併記した答申を小泉首相に提出するとのことです。

市町村合併が進んだ後の次のステップとしては道州制の実施ということになるでしょう。都道府県を集約し地方行政の効率化やコスト削減を図り、かつ国からの権限や機能を移管し地方分権を加速することは大変結構なことだと思います。
しかし今回の区割案などは地理の話題として面白いのですが、私は実際問題としていきなり道州制にもって行くのはかなり難しいと思っています。抵抗勢力の力は余程大きいと思います。

私が現実的だと思う道州制への移行方法は「なしくずし方式」です。
(1)市町村合併の結果自治体数が少なくなった隣接する複数県が合併する。
(2)ある程度広域で規模の大きくなった県は政令指定県とし、国の権限や機能の一部を移管する。
(3)政令指定県の方が通常の県よりも住民にとってメリットが大きければ、いずれすべてがそうなり道州制が導入されたことと同じことになる。

また政令指定県の知事には大物になってもらう必要があります。例えば自民党の総裁選に出馬するくらいの実力者が知事になる必要があります。国の権限や機能を移管するテストケースとして、北海道が特区としてせっかくのチャンスを与えられているのに、道側の力不足で一向に進んでいません。石原都知事のような強烈なリーダーが地方側にいないと、この問題はなかなか進まないでしょう。

県同士の合併からのスタートと大物知事、皆さんはいかがお考えですか。
[47481] 2005年 12月 17日(土)12:13:54役チャン さん
地図バザール
渋谷の近くにある財団法人日本地図センターで12/16~18まで地図バザールというのを行っており行ってみました。展示物も豊富でなかなか面白く、古い地図など買うことができました。
ご存知の方も多いと思いますが、ご参考まで

http://www.jmc.or.jp/event/bazar05/index.html
[46630] 2005年 11月 13日(日)18:09:28役チャン さん
私も気にかかります
[46618]山中鹿次さん
山鹿市に泊まりました。
三加和町に行きましたが、ここも菊水町と合併して和水町になるそうです

私も公共交通による全国市町村役所・役場めぐりの旅で先週この辺りに行きました。鹿北、鹿本、鹿央、菊鹿という「鹿」のつく町がすべて山鹿市と合併したのが面白いですね。一方菊池市の方は菊鹿を山鹿に取られた他菊水町、菊陽町がともに隣接していないこともあり「菊」のつかない七城町、泗水町、旭志村との合併になっています。

それはともかく、現地で買った熊本日日新聞で熊本市の周辺市町村との合併がすべて相手にされずひとつも実現しなかったとあったのを読みました。人口65万7千人の中核市ではあるが、このままでは政令都市にもなれず、将来道州制となったときの九州の中心にはなれない。とくに熊本よりも人口の少なかった新潟や浜松が合併により政令都市になるなど両市に遅れをとり焦りがあるとのことでした。
実際の熊本の市街地は市域を越えて広がっており、周辺の植木町、菊陽町、益城町などいずれも3万人台の人口だしその他の隣接する町を加えれば80万人くらいとなり政令都市になれでしょう。さらに宇土市や今回合併して大きくなった山鹿市や菊池市まで含めれば優に100万を超えます。隣接する西合志町と合志町の合併など、熊本市だけをボイコットするように周辺市町村で合併が進んだのは何か特別な理由でもあったのでしょうか。

そんななかもうひとつ気になる記事がありました。熊本市電の乗客が雪崩を打って減り続けているとのことです。1999年の約1087万人をピークに2003年は前年比4.8%減の969万人、2004年は更に4.5%減の925万人だそうです。熊本市交通局は全国で初めて冷房車や超低床車を導入しラッシュ時は2~3分おきに電車を運行するなど健闘してきたのは良く知られているだけに気になります。

ついでにもうひとつ、市の中心部下通りアーケード街のダイエーの8階にラーメン城下町というのがあり夕方6時頃行ってみました。新横浜のラーメン博物館に似せた昭和30年代の町並みを復元したところに7軒のラーメン屋が営業していたのですが、客は全体で5人くらいで実に閑散としていました。というよりも薄暗いレトロ調は気味悪くさえありました。

合併が進まないことといい、市電の乗客減少といい、今熊本市は逆風に晒されているといえるのでしょうか?
[45501] 2005年 10月 8日(土)10:02:11役チャン さん
島原半島と淡路島の市町合併の謎
[45479] らるふさん
なぜか、とても似ているのです。

本当ですね。偶然の一致にしては見事なものだと感心しています。

私はどちらにもまだ行ってはいませんが、いずれ行ったときにはこんなことも調べてみたいと思います。
1) 両地区の実質的な経済/文化/政治の中心はどこか
  例えば運転免許証の更新、パスポートの取得にはどこに行くのか
  地銀の支店、家電量販店の分布、高校の通学状況
  路線バスの実質的なターミナルなど

2) これらに関し本土とも言える諫早と明石の影響がどの程度あるのか
  
[44853] 2005年 9月 12日(月)20:05:15役チャン さん
合併後の市役所
[44832] mikiさん
明日は新「古河市」の誕生ですが、市役所が現・総和町役場だそうです。
それまでこういった例はあまり見ないのですが...。

10月1日合併予定の同じ茨城県の桜川市(岩瀬町、真壁町、大和村)の市役所も大和村役場になることを知りました。二つの町がいずれも人口2万人台なのに7千人台の村役場がなるというのは面白いですね。丁度中間にあるからでしょうか、なんとなく2町の争いから漁夫の利を得たようにも思えるのですが。
岩瀬町役場はJR水戸線岩瀬駅から徒歩10分位、真壁町役場は真壁駅(関東鉄道真壁駅跡で今はバス・ターミナル)から徒歩15分位と公共交通機関で行けるのに対して、大和村役場へはJR大和駅から3.5キロ、真壁・岩瀬間を走る関東鉄道バスの大曽根北というバス停から1.5キロと交通面でも最も不便なところにあります。尤も住民サービスという面からは合併後も従来の庁舎で大半は事足りるので問題はないと思いますが。9/7(水)に行ったときには「桜川市役所」と書かれた銀色のプレートがもう既に門柱に誇らしげに貼られていました。

ところで3月に合併した坂東市は岩井庁舎、猿島庁舎と分庁舎方式を採っています。実際は議会などのある岩井の方が本庁舎なのでしょうが、英語表示ではイワイ・ブランチとなっていました。この場合本庁舎がないのにブランチというのはおかしいのでは、イワイ・オフィスとすべきではないか、などと勝手に思いました。
[44790] 2005年 9月 9日(金)11:19:58役チャン さん
TX開業とバス新路線
そろそろ鉄チャンも減るころではと思い開業2週間後のつくばエクスプレス(TX)の初乗りをしてきました。

早朝7時前に秋葉原から乗車したにもかかわらず少なからず乗車があり、特に途中在来線との交差する駅からはまとまった乗車がありました。松戸とか柏あたりから筑波への通勤者が以前からかなりいたようで、その人たちがもしマイカーからの移転であれば公共交通が新たな需要を創出したことになり結構なことだと思います。

[44511]なぎらさん
いつも乗っている柏駅7時少し前の常磐線の電車に座れたのです
もちろん上り電車もかなりの混雑で、久しぶりに成功した新路線ではないかと思いました。
一方関東鉄道常総線の取手行きは守谷で大半の客が下車してしまうなど受けた打撃は大きいようです。

[44531]うち☆さん他
振動は少ないが、結構揺れる
最新高性能の電車が、かなりしっかりしたスラブ軌道上を快適に飛ばし、私には時速130キロを出したときもそんなにスピード感があるようには思えませんでした。
ところでなぜ標準軌間でなく狭軌を採用したのか、どなたかご存知ですか?


なおこのTXの開業と同時に守谷から岩井・猿島方面へ、またつくばから真壁・岩瀬方面への急行バスが新設されました。
役場めぐりを兼ね両方に乗って見ましたが、PR不足なのか殆ど乗客はなく私ひとりだけが客という区間が長かったです。バスは観光タイプのものを期待していたのにいずれも普通の路線タイプのものでがっかりしました。特に岩井・猿島については東京駅からの直通高速バスのほうが安くて高速道路の上りの混雑時を除けば早いようなので、何らかの手を打つ必要があると思います。


[44723]みかちゅうさん
守谷のつくばエクスプレスの高架下に乗り場があった
私もその乗場を見ました。駅前に広いスペースがあるのになぜこんな離れたところにバス停を作ったのか理解できません。駅前の整備が完了するまでの代替ならばいいのですが。
[44715] 2005年 9月 6日(火)12:06:53役チャン さん
伊勢崎市の無料市営バス
群馬県の伊勢崎市、境町、赤堀町、東村が今年の1月1日に合併し新しい伊勢崎市となり先日旧の役場めぐりをしてきました。

無料の市営バスがあり一部利用させてもらいました。このバスは今は旧自治体単位に運行されているようで旧伊勢崎市内を巡回するものが「ふれあいバス」といい5路線、旧境町のものが「さわやかバス」で4路線、旧赤堀町のものが「ゆうあいバス」で3路線、旧東村のものが「あずまバス」で3路線と合計15路線ありました。それぞれは1日に4便から12便とまあまあの本数ですし、旧赤堀町内と伊勢崎駅を結ぶ1日9往復の「ゆうあいシャトル便」などというものもあります。

都市のインフラとして無料の交通機関を自治体が提供することは海外では多いのですが、日本ではスクール・バスなどの特定目的のものを除きまだ少ないと思います。私は今後他の都市でも、無料とまで行かなくとも低料金のものでも、増えればいいなと思っています。

しかし前述の通り、現在は旧の自治体単位に個別に運行しているようで、問合せ先も旧伊勢崎市のものは市役所の交通政策課、その他は各支所の庶務課となっていました。

これこそ合併による効果が期待できるものではないでしょうか。例えば車両の統廃合や運転手のローテーションの一元化などにより、運用効率の改善、すなわち運用コストの削減とサービス・レベルの向上が図れるに違いないと思います。今は過渡期だと思いますが、今後どのように推移して行くのか楽しみであり、見守りたいものです。

或いはすでに一元化がなされており、今の運用がベストのものであるということかもしれませんが、このあたりご存知の方がおられたら教えください。

伊勢崎市の市営バスについて(同市HPより)
http://www.city.isesaki.lg.jp/kurasi/bus/index.htm
[44436] 2005年 8月 23日(火)10:27:55役チャン さん
猛暑の中の役場訪問記
[44328]みかちゅうさん

岡山県の役場めぐりには私も2回に分けて行っています。1度目は1993年で主として津山線と赤穂線沿線、2度目は今年の5月[42077]で主として伯備線、芸備線、姫新線沿線です。

吉備高原町への行き方
旧賀陽町役場へは高梁からのバスで行きましたが、旧加茂川町はまだなので今後の参考にさせていただきます。他に棚原など吉井川沿いもまだなので参考にさせていただきます。

私は7月は3週間程海外に行ってましたので役場めぐりはお休みとし、お盆明けの先週青春18切符で新潟県の上越市、糸魚川市、十日町市の合併前の旧役所・役場をまわって来ました。バスが少ないので炎天下を数キロ歩くことも何度かありました。
面白かったのは上越市と合併した旧13町村の庁舎で、いずれも「XX区総合事務所」という看板が掲げられているのですが、どこにも「上越市」という表記がなかったことです。不本意な合併だったのか、抵抗の姿勢なのか、それにしても一箇所も例外がないのは見事だと、変な感心をしてきました。

その他北陸本線直江津・糸魚川間、ほくほく線は地下鉄だということを改めて感じました。

企画きっぷ(青春18きっぷ)と代行輸送について
[44427]飯山線は集中豪雨により十日町・戸狩野沢温泉間が不通で代行バスが走っていましたが、青春18切符ではなんの問題もなく乗ることができました。

4日間で26市町村をまわり累計1767としました。(いずれも旧ベース)
[42751] 2005年 7月 2日(土)10:53:33役チャン さん
合併した関市の市営バスについて
関市の市営バスですが、料金や運行形態などその後変化があったかどうか、ご存知でしたらお教えください。

岐阜県の関市は今年2月に周辺5町村と合併しましたが、合併不参加の美濃市をぐるりと囲むようにV字型とでも言うべき非常に奇妙な形になりました。飛び地がないだけましかもしれませんが、Vの下部基点にある関市を挟んで端から端まで7~80キロはありそうです。このうち右半分の旧武儀町と旧上之保村に行けば新しい関市全部をまわったことになるので4月に行ってきました。

ところが名鉄美濃町線が3月末廃止となった関係で、岐阜バスもダイヤ改正しますます不便になっていました。従来から走っていた武儀・上之保方面と岐阜市内を結ぶバスが電車の廃止に伴い岐阜・関間を完全な30分ヘッド、さらに朝夕は増便されることになったのですが、これに合わせ全体を調整するということで利用の少ない関以遠が減便されほぼ2時間に1本になってしまったからです。

一方これが合併の産物なのかどうなのか、市営の関市内循環バスというのがあり、武儀・上之保方面にも1日に2便だけですがその間を補完するように走っています。車両はマイクロ型の新車ですが、運行はすべて岐阜バスに委託しているようで運転手のローテーションも他のバスと共通のようでした。しかし運賃はゾーン毎の均一制で、たとえば岐阜バスでは680円の関・武儀間が200円、上之保までの960円が400円と大きな開きがあるので混乱が起きていないのでしょうか。

関から武儀へはこの市営バス、そこから上之保まではバスのない時間帯だったので長良川の支流津保川に沿った県道を徒歩、上之保から岐阜までは岐阜バスで一気に戻りました。私以外に通しで乗った客はなく、関・岐阜間でも最も多くても15人ほどでした。バスは定時に名鉄岐阜駅前に到着、美濃町線の新関・名鉄岐阜間所要時間は約50分だったので、バスの45分の方が早かったです。

美濃町線は専用軌道が多く、各務原線を経て名鉄岐阜駅へも直通していたので、関市や美濃市、更にはその先の郡上市を合わせた人口規模を考えるとインターバンとしての役割があったはずだと思います。最新式のスマートな電車を投入するなど名鉄としても頑張っていたようですが線路を更新してスピードアップをはかるところまでの投資には踏み切れなかったのでしょう。代替バスの方が早く乗客も15人程度だったということは、本来鉄道の競争力である都市近郊区間での大量定時輸送がここでは全く発揮できなかったということで、廃止もやむを得なかったと思った次第でした。
[42711] 2005年 7月 1日(金)10:12:33役チャン さん
新生「浜松市」誕生
[42700] 稲生様

浜北市・天竜市など11市町村を3日間にわたり取材活動をしてきました。

私も今年の4月、1泊2日で公共交通機関による対象市町村役場めぐりをしてきました。既訪問済の浜松市、舞阪町、雄踏町は除きましたが。龍山村の総合センターに泊まりました。

高山市に次ぐ全国第二位の面積だけあり、取材のし甲斐がありました。

水窪や佐久間という飯田線沿線に着いたときは、ここが静岡県であること、まして浜松市になることが信じられないほどの距離感を感じましたが、走っている車が浜松ナンバーであることで納得した次第です。

遠州鉄道バスはどんなに長距離乗っても最高630円でそれ以上は上がりません。浜松駅から水窪まで、東海道線+飯田線だと1890円のところが、遠州鉄道西鹿島経由だと460+630=1090円で行けます。最高額据置きは数年前からのことだそうですが、或いは合併を想定して官民で決めたことなのでしょうか。そうだとすると、合併による市民サービス向上のケースとして大歓迎です。

またこの役場めぐりに天浜線・漫遊きっぷ(三島から2日間で4530円)が大変役に立ちました。
[42478] 2005年 6月 20日(月)00:31:49役チャン さん
市町村役場間距離 実際に歩いています。
BEANさんの
最短の方は市町村役場間の距離が最短の場所はどこか?で語られていますが
とTNさんの
徒歩圏内の隣接市区役所・町村役場
を読ませていただき自分のケースをあてはめてみたくなりました。

6/14(火)~17(金)の4日間公共交通機関で秋田県内の31市町村(合併前)をまわって来ました。
鉄道やバスの連絡が悪いところでは歩いた方が早いケースがしばしばあり、今回も何箇所かそうしました。

1日目に秋田空港からバスで雄和町('05.01.11秋田市と合併)役場まで行き、そこから岩城町('05.3.22合併で由利本荘市)役場まで歩きました。ダイヤの関係でバスと列車を乗り継ぐより早いし料金がかからないからです。

役場間の距離については私は地図上に物差しを充てて測っていたのですが、このサイトで「いちごねっと」というものがあることを知り早速使ってみました。それによると11.14Kmとありましたが、歩行中に見た道路標識では15Kmでした。雄物川流域から海岸に向かって小さな峠を越えるのでカーブが随所にあり、実距離ではそのくらいになるのでしょう。峠越えといっても勾配はそれほどきつくなかったので途中8分間の休憩をはさんで95分で歩けましたが滝のような汗でした。

このように役場間を歩いたことは何度もありますが、単一区間では今回が最長記録だと思います。距離にはあまり関係なく、専ら交通ダイヤの関連で歩くことが多いのですがTNさんが2002年にリストアップされた徒歩圏内の隣接市区役所、町村役場最短距離のところも大部分歩いています。
(   )内は通算の訪問順序です。

秋田県  南秋田郡飯田川町(1739)と昭和町(1740)  今回’05.6.17(今回) 20分
群馬県  多野郡鬼石町(524)と埼玉県児玉郡神泉村(525) ’96.3.16 歩行時間記録なし
埼玉県  戸田市(371)と蕨市(372) ’95.1.14歩行時間記録なし
東京都  文京区と千代田区、未訪問
東京都  豊島区と板橋区と北区  未訪問
新潟県  白根市と西蒲原郡味方村  未訪問
富山県  射水郡大島町と大門町  未訪問
富山県  東砺波郡庄川町と井波町  未訪問
山梨県  中巨摩郡櫛形町(449)と甲西町(450) ’95.9.20 歩行時間記録なし
山梨県  南巨摩郡増穂町(451)と鰍沢町(452) ’95.9.20 歩行時間記録なし
山梨県  西八代郡三珠町(452)と市川大門町(453) ’95.9.20 歩行時間記録なし
長野県  下伊那郡高森町と豊丘村   未訪問
岐阜県  本巣郡糸貫町(899)と北方町(900)  ’99.5.3 歩行時間25分
愛知県  西春日井郡新川町と西枇杷島町  未訪問
三重県  三重郡朝日町と川越町  未訪問
三重県  南牟婁郡紀宝町(94)と鵜殿村(95)  ’92.11.21 歩行時間記録なし
三重県  南牟婁郡鵜殿村(95)と和歌山県新宮市(93)’92.11.21 歩行時間記録なし 紀宝町経由
大阪府  和泉市と泉北郡忠岡町  未訪問
兵庫県  川西市(229)と大阪府池田市(228)’93.10.23 歩行時間記録なし
奈良県  生駒郡三郷町(242)と北葛城郡王寺町(241) ’93.10.23 歩行時間記録なし
奈良県 磯城郡川西町(945)と三宅町(944) ’00.11.23 歩行時間30分
和歌山県 有田郡湯浅町と広川町 未訪問
和歌山県 御坊市と日高郡美浜町   未訪問
和歌山県 東牟婁郡古座川町と古座町  未訪問
鳥取県  八頭郡郡家町(1578)と船岡町(1577)  ’05.2.6 郡家他経由 若狭鉄道利用
広島県  世羅郡世羅町(1290)と甲山町(1289) ’03.4.29 歩行時間10分
徳島県  海部郡海南町と海部町   未訪問
愛媛県  南宇和郡御荘町(1437)と城辺町(1436) ’03.12.23 歩行時間20分
高知県  安芸郡田野町(1549)と奈半利町(1550) ’05.1.18 歩行時間20分
高知県  香美郡吉川村(1540)と赤岡町(1541)  ’05.1.17 歩行時間20分
福岡県  大野城市(714)と春日市(715) ’97.12.11 歩行時間25分
福岡県  鞍手郡小竹町(1203)と嘉穂郡頴田町(1202)  ’02.10.26 歩行時間25分
福岡県  田川郡赤池町と金田町  未訪問
福岡県  田川郡金田町と方城町  未訪問
福岡県  田川郡大任町と赤村   未訪問
福岡県  築上郡吉富町と大分県中津市(734)  中津のみ訪問 ’97.12.13
熊本県  宇土郡不知火町と下益城郡松橋町 未訪問
鹿児島県 肝属郡串良町と東串良町 未訪問
沖縄県  中頭郡勝連町と与那城町 未訪問

このなかで高知県香美郡の場合は高知竜馬空港→吉川村(1540)→赤岡町(1541)→香我美町(1542)→野市町(1543)→野市駅 と連続して歩きました。

TNさん、勝手に使わせていただくことをお許しください。
今後も利用させていただきたく、よろしくお願いいたします。
[42206] 2005年 6月 10日(金)23:03:54役チャン さん
地理が面白い
[42165] KTさん
今、単行本「地理が面白い」の「琵琶湖周遊の旅」のところを読んでいます。
すでにお気づきかも知れませんが著者は私です。
拙著をお読みいただきありがとうございます。

滋賀県の市町村巡りは、あと近江町を残すだけとのことですが、あれから1年以上経っており、交通の便の良い場所なので、もう済まされたのではないかと思っています。
いつでも行けると思っているせいかまだ行っていません。ちなみに本日現在全県完了しているのは鳥取県と静岡県です。

私のルールは以下の3点です。
1.定期運行されている公共交通機関を利用する。
2.日出から日没の間に行く。
3.停車中の訪問は認めない。(必ず別の列車やバスに乗り換えること)
そして庁舎の写真を撮って来るだけです。だからバス運転手などから怪しまれることがよくあります。

来週は秋田県へ行きます。1000件目の千畑町へ行って以来5年ぶりです。
[42127] 2005年 6月 9日(木)11:25:06役チャン さん
公共交通機関では行けない役場
[42082]みかちゅう さん

役場めぐりにご意見をいただきありがとうございます。

岡山県ですと難題なのは富村や中和村でしょう。富村は久世からの1日1往復しか使い物にならないようですし、中和村は手元の地図を見る限りではバスもないようです(町営バスがあるという話もあります)。

その旧中和村役場にも行ってきました。
私の役場めぐりは、全国の市町村役場へは東京から公共交通機関を乗りついで行けるはずだという仮説の検証を兼ねているものです。今までのさまざまなケースで、判定を下すこと自体がその定義を含めてむずかしいこともありますが、「行けない」と断定できるケースはありませんでしたが、旧中和村に1703件目にしてはじめての、公共交通機関では行けない役場という栄誉を与えることにしました。(あくまでも私の個人的な見解ですが)

役場はJR中国勝山駅前から旧八束、川上村方面へ行くバスの湯原温泉の先、初和という国道が分岐するバス停から約4キロ山奥に行ったところにあります。村営(現在は市営)のバスがあるのですが、インターネットでは情報を得られず、また勝山のバス・センターで聞いても不明とのことでした。中和の役場へ電話した結果、中国勝山からの中鉄バスとは全くというよりも、わざととでも言いたくなるくらい接続していないことがわかりました。平日の場合中鉄バスは6往復半、市営バスは5往復あり、夕方の役場方面への1本のみが15分程度の待ちで乗換えできる他はどれも最短でも1時間程度待たなければならないし、なかには5分前に行ってしまうというものまであります。どうしてこんなダイヤにしているのか理解に苦しみますが、それなりの理由があるのでしょうし住民から文句も出ていないのでしょう。困ったのは私だけだったのかもしれません。

だからと言って行かないわけには行かず、歩いて行きました。一応国道なので途中何ヶ所かで改良工事を行っており、並行する川が大きく迂回する部分の小さな峠越えの所は500メートル弱の新しいトンネルが貫通しており、前後の道路工事だけが残されていました。往路は峠越えの道を辿りましたが、工事関係者が全くいないことがわかったので、悪いとは思いつつトンネルを通ってきました。車は絶対に来ないし、こんな山奥ではホームレスが寝ていることもないだろうから安心して歩けるはずでしたが、照明がないので暗く、あまり気味のいいものではなかったです。知られたら咎めを受けたに違いありません。

ちょうど昼の時間帯でしたが役場近辺には食堂はおろか、食物を売っているような店もなく、役場でか尋ねたところ、さらに1キロ先に商店があるとのことでした。4キロも歩いて来てまた戻らなければならないのに、もうそんな所まで行く気力はなく結局この日は昼食抜きでした。尤も役場めぐりで昼食にありつけないということはそれほど珍しいことではなく、半ばこういうこともあろうかと朝食を多めに食べておきました。役場めぐりの知恵です。それにしても正に足なし、食なしの役場でした。

ご参考までにこの日の行程を添付します。役場まわりのおかげで足だけは強くなりました。通常1キロを10分で歩いています。

5/19(木)    
美甘村   7:30 → 7:35 新庄がいせん桜 旅館車 (1700)新庄村
新庄上   8:45 → 9:25 勝山BC 中鉄バス
勝山BC 10:25 → 11:33 蒜山川上庁舎前 中鉄バス (1701)川上村(真庭市)
川上庁舎前11:35 → 12:30 蒜山八束庁舎前 (徒歩 約5.5Km) (1702)八束村(真庭市)
八束庁舎前12:42 → 12:57 初和 中鉄バス
初和 13:00 → 13:45 中和庁舎 (徒歩 約4.5Km)(1703)中和村(真庭市)
中和庁舎 13:55 → 14:45 初和 (徒歩 約4.0Km)
初和 15:35 → 15:46 湯原 中鉄バス (1704)湯原町(真庭市)
社口 16:51 → 17:20 勝山BC 中鉄バス
勝山泊


落合と久世と勝山の3町には1993年5月に行っており、それぞれ順に186、187、188番目でした。いずれもJR姫新線の沿線にあり、いかに行きやすいところばかり行っていたかがお分かりになると思います。それだけにこれからが大変です。富村にもまだ行っていません。


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