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右左府さんの記事が20件見つかりました

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[99986] 2020年 7月 15日(水)00:07:38右左府 さん
生存・近況報告
ご無沙汰しております。前回書き込みから1年半以上経ってしまいました。
このところは不定期にさーっと流し読みする程度でしたが、[99957] hmt さん に名前を出していただき恐縮しているところです。

ご紹介いただいた大潟村・小笠原村の村制施行に関する記事 [53892] 、高校生の時分に小さな頭でよく調べたものだなあ……と我ながら感心いたしました(^^;)
内容は既に忘却の彼方、改めておさらいしております。

能代工業高校の統合について、個人的には名前がどうこう以上に能代市内の高校が半減してしまうことの衝撃が大きいですね。
旧二ツ井町を含め市内に6校あった高校は、既に能代北・能代商業が統合して能代松陽に、来春には話題の能代工業・能代西が統合して能代科学技術に、二ツ井は能代の定時制分校に変わります。
背景には、全国的に見ても著しいペースで進む本県の人口減少や少子化の進行があるでしょう。県人口は既に100万人を割り、能代市の人口も旧市域どころか合併後の新市域で5万人割れが近づいています。

* * * * * * * *

前回の近況報告以降も全市町村踏破の旅や役場巡りは細々と続けておりますが、平成の大合併から十数年の経った旧市町村を訪ねると以前にまして時間の経過を感じさせられます。

昨春には改称直前の篠山市を訪ねましたが、旧丹南町役場の跡地が分譲宅地となっており、もはや痕跡も見出すことの困難な状態には驚かされました。(現地を訪ねるまで知らず……)
市中心部は城下町の風情漂う街並みが印象深く、観光地としても魅力を感じる町でした。宿場町の街並みが残る福住地区にも足を延ばしたかったのですが、時間の都合で断念。遠くないうちに再訪したいなと思っております。

震災発生以降なかなか行けずにいた岩手・宮城・福島の沿岸部市町村も、この2年でようやく大半を訪ねることができました。
震災以前に訪ねたことのある気仙沼や宮古などはいずれも9年ぶりの訪問。当時見た市街地が跡形もなくなった南気仙沼駅前の景色を前に立ち尽くすとともに、当時宿泊したホテルが現地に再建した姿を確認した際には嬉しさがこみ上げてきました。
いわき市は旧5市をそれぞれ訪ねましたが、こちらは平市以外の旧市庁舎が現存するなど旧市の痕跡を随所に見出すことができ興味深かったです。

近場で未訪問の市町村もまだまだ多く、昨年は相模原市の旧津久井町など、今年もふじみ野市などを初めて訪ねました。落書き帳の聖地巡礼をまた2か所果たしたことに感無量です(笑)

今春以降はコロナ禍で満足に旅行もできない状態になってしまいましたが、早く以前のような日々が戻ってくることを願ってやみません。

以上、雑多な内容になってしまいましたが近況報告ということで……。
[96972] 2018年 11月 3日(土)10:39:51右左府 さん
市町村名の字体
予てより気になっているのですが、 福岡県須恵町 の町名表記でしばしば 「須惠町」 という旧字体表記が見られるのは何なのでしょう。

現在町としては新字体を使用しているように見受けられ、 公式HP の大半は新字体表記、 過去の町の広報紙 を見ても一貫して新字体が用いられているようです。

但し、須惠町広報メディア のページ下部には役場所在地が「福岡県糟屋郡須惠町大字須惠771番地」と旧字体で表記されていました。

参考までに、この件に言及した記事をまとめておきました。
「須恵町/須惠町」の表記について
[95067] 2018年 1月 8日(月)23:09:13右左府 さん
第四十七回十番勝負 解答
問一:湯沢市
問三:潟上市
問六:大船渡市
問七:郡山市
問九:男鹿市
問十:米沢市
[92818] 2017年 5月 1日(月)00:18:15右左府 さん
桑絹村の越県合併
[92811] hmt さん
[92809] 伊豆之国さん
[91787] 山野さん

桑絹村の村長選大量立候補事件を含む一連の越県合併運動については、[38610]BerryBlossomさん が小山市史を基に時系列に沿って詳細にまとめられていますね。小中学生までを巻き込んでの大騒動となっており、事態の激しさを物語っています。

この記事によると、絹村→桑絹村と結城市との合併について協議会等の設立は確認できませんが、「絹村結城市合併促進会」なるものが結成され、茨城県議会及び結城市議会において「絹村分村地区受入決議」がなされたとのことです。


※この件、以前も話題に上っていたなと懐かしみながら記事検索をしたのですが、もう12年前と知って唖然……(汗)
[92604] 2017年 1月 23日(月)01:10:24右左府 さん
近況報告など
前回の書き込みからまただいぶ間が空いてしまいました。もう1年近く前なのですね。

このところ仕事に取られる時間が多くなり、役場巡りなど地理関係に費やす時間もガクンと減ってしまいました。
それでも、昨年は山陰に初めて足を踏み入れたほか(鳥取市に宿泊)、新潟も日帰り出張ながら初訪問、また香川県を再訪するなど、限られた時間の中であちこち回ることができ、何とか仕事と趣味と両立を続けているところです。
現在の経験値

香川県は2年前の東かがわ市に続けて今回はさぬき市を訪問、これで東讃地域の旧市町村をすべて回ったことになります。
この地域、旧市町村単位に小規模の市街地が分散している上、官公庁(警察署、保健所、法務局、等々)も一か所に固まらずきれいに分散していたのが興味深かったです。きっと過去記事で言及されているお話でしょうね。

高松市に編入された旧町も一部訪問しましたが、香南町や牟礼町は旧役場庁舎が完全に姿を消して新庁舎に建て替わっており、あの大合併からの年月の経過を改めて感じました。(菊人形さんの書き込みのお蔭でこの点は事前に把握でき助かりました。)

役場庁舎といえば、私の地元・能代市の市庁舎も今年から新庁舎が供用開始となりました。「木都能代」らしく木材をふんだんに使用したデザインとなっています。(参考
長年見慣れてきたレトロな佇まいの旧第二・第三庁舎が取り壊されてしまったことには寂しさもありますが、市の業務や市民の利便性向上、また木材産業都市の新たな象徴として資するものも大きいのかなと思っております。

…書き出したら長くなってしまいました。ひとまずご挨拶まで。
[92603] 2017年 1月 23日(月)00:40:49右左府 さん
第四十四回十番勝負(一般コース)
御無沙汰しております。さくっと回答してみます。

問一:十和田市
問二:塩竈市
問三:多賀城市
問四:鶴ヶ島市
問五:久喜市
問六:福島市
問七:男鹿市
問八:横手市
問九:鳥取市
問十:北秋田市

問四、真っ先に東かがわ市を思いついたのですが既出でした。残念。
[89962] 2016年 2月 10日(水)22:09:29右左府 さん
愛西市平和町
ご無沙汰しております。前回の書き込み以後、あまり時間が取れずまとまった記事を書けずにおりました。
前回書き込みにて触れていた話題(丁目等の漢数字・アラビア数字表記について)については後日また時間を見つけて書けたらと思います。

とりあえず、「愛西市平和町」の件が気になったので、簡単に調べてみました。

まず、既存の町字の変更であれば 愛知県公報 に告示が掲載されているはず。
平成19年3月の目録に「愛西市の字区域の変更」というタイトルの告示があることを確認。しかしこの公報はネットで閲覧できず。

改めて、地図を確認。
Yahoo!地図で稲沢市平和町城之内近辺を見ると、どうやら境界変更が行われていそうな雰囲気を醸している。
次に地理院地図を見ると、境界が若干異なる。
→境界変更により稲沢市平和町城之内の一部が愛西市となったものと推測。

境界変更であれば何らかの例規や記事があるはず。
→愛西市、稲沢市とも市HPや例規集、広報等にはそれらしき例規や記事を発見できず。
→稲沢市議会の会議録に、境界変更の議案を発見。(平成17年第3回月定例会-6月6日-1号

以下、該当箇所の引用です。

議案第 165号
                市の境界変更について
 地方自治法(昭和22年法律第67号)第7条第1項の規定に基づき、稲沢市と愛西市との境界を別紙のとおり変更することを愛知県知事に申請するものとする。
 平成17年6月6日提出
                            稲沢市長 服 部 幸 道
────────────────────────────────────────────
 はねていただきまして、別紙でございます。
 1.稲沢市に編入する区域、愛西市勝幡町墨田2883の4、2883の8、2883の20から2883の24まで。
 2.愛西市に編入する区域、稲沢市平和町城之内51の1、51の2、51の7から51の9まで、51の18とするものでございます。
 この案件につきましては、稲沢市の一番南、三宅川と日光川の合流付近、旧平和町及び旧佐織町にまたがる地域において進められている宅地開発に伴うものでございます。開発事業でつくられる道路境界に沿って、改めて市の境界を変更するものでございます。よろしくお願いを申し上げます。
────────────────────────────────────────────


……と、時間がなかったので調査はここで終了。
ひとまず以上の結果から推測するに、

○平成17年に稲沢市平和町城之内の一部が愛西市に編入され、愛西市平和町城之内となった。
○その後、郵便番号が新たに付番された。
 (※稲沢市平和町城之内は 490-1323 、愛西市平和町は 496-8020 →集配局も変更?)

さらに推測するに、

○その後、愛西市平和町城之内は勝幡町墨田に変更。(平成19年3月の告示はこれか?)
○現在は愛西市平和町は存在しないかも?


以上、かなり雑な調査と推測です。どなたか詳細な調査をお願いいたしますm(_ _)m
[87254] 2015年 2月 4日(水)00:15:01右左府 さん
合併特例債
さきほど 能代市のHP を見て初めて知ったのですが、 合併特例債 の発行期限が5年間延長されていたのですね。
以下はリンク先からの引用です。
平成24年6月に 「東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律」が成立し、合併特例債の発行期間が被災地以外の市町村でも5年間延長され、能代市は平成32年度まで発行が可能となりました。
 

落書き帳でもこれについては話題になっていなかったようで。
決まったのがもう2年半も前の話で、ニュース記事も日経新聞の こちらの記事 ぐらいしか見当たりませんでした。
以下、全文引用します。
合併特例債の延長法案可決 衆院
2012/6/8 10:11 (2012/6/8 13:33更新)
 合併した市町村が公共施設の整備などに使うために発行できる「合併特例債」の発行期限を延長する法案が8日の衆院本会議で全会一致で可決された。合併した自治体の特例債の発行期限を10年間から15年間に延長する。東日本大震災で被災した自治体は20年間に延長する。合併特例債は国が元利償還の7割を負担する自治体に有利な地方債。
 

ちなみに能代市では新庁舎建設事業がようやく動き出し、現在一部庁舎の解体工事が始まったところです。建設費用にはこの 合併特例債 を活用するとのことでした。
特にここ最近、新庁舎建設に関するニュースが各地で聞かれるようになった気がするのですが、能代市同様 合併特例債 を活用する自治体も多いのでしょうかね。


※話は逸れますが、旧庁舎解体・新庁舎建設に絡んで、菊人形さんの[87211][87247]の記事、興味深く拝見しております。
 役場訪問を細々と続けている私としては、より一層 焦り と 寂しさ を感じさせられますね……。
[87253] 2015年 2月 3日(火)23:45:45右左府 さん
地割
[87245] N さん

八幡平市役所、移転の1か月前に新庁舎・旧3庁舎とも訪問したところでした。当時新庁舎の外観はほぼ完成していたものの周囲の用地は未舗装のままで、移転に間に合うのかと心配になりましたが、問題なく進んだようですね。
北森駅移設については、現地で進んでいた新ホーム設置工事を見て初めて知りました。これを機に花輪線の運行本数がもう少し増えれば利便性も増すでしょうが、果たして……。

それはさておき、「地割」について。

[87250] hmt さん
「地割」とは、市町村と番地との中間階層である「字」の一種であり、番号を使った点が特異的です
私も同様に理解していたのですが、ちょっと引っかかる出来事がありました。

私は仕事で全国各地の戸籍謄本を見ることが多く、最近本籍が 岩手県滝沢市 の方の戸籍謄本(正確には、電算化された横書きの 「戸籍全部事項証明」) を見る機会がありました。
その 本籍の表示 にも「第○地割」が使われていたのですが、数字の部分が アラビア数字 で表記されていたのです。

私の中では
「町字名の正式な表記に アラビア数字 は用いられない。町字名(の一部)である○丁目や○条も 漢数字 が正式な表記」
「アラビア数字は地番・街区符号・住居番号にのみ用いられる」
という認識があり、また
「戸籍の表示などにはこの“正式な表記”が用いられる」
とも認識していました。

この認識に従って、「第○地割」も字の一種であれば漢数字が正式な表記だろうと今まで思っていたのです。
しかしこの戸籍を見て以来 「『地割』 は『字』の類ではないのか?『字』とはまったく異なる独自の要素なのか?」 という疑問を抱いています。

この疑問の前提である上記3点の認識自体が誤りであれば、さして気に留めることはないのでしょうが……。
自分の中でもよく整理しきれていませんが、とりあえずお詳しい方の解説を期待して書いておきます f(^_^;)
[86783] 2014年 12月 11日(木)00:55:31右左府 さん
最も多くの記事の中に登場する地名・解答
[86774] 白桃 さん
[86780] N さん
[86781] 白桃 さん

まさかそこまで白桃さんの思考回路を乱してしまったとは……申し訳ありませんでした。

お二人が書かれた通り、[86752][86758]にて挙げた地名は
新町1,121
新市2,897
町村12,784
でした。何の意外性もないですね。

一応富山市の大字ではある「町村」、恰好の雑学ネタとなりそうな地名ですが、ひょっとして落書き帳では一度も触れられていないのでしょうか。記事検索で「富山市町村」と検索しても該当はありません。
「富山市町村」と一続きで見ると、何とも不思議な住所ですね。

なお、この記事を書きながら「『東部』(旧・長野県東部町)は地名か…?」と思いついてしましましたが、これ以上の反則探しはやめておきます f^_^;)
(といいつつ検索したところ、該当記事数は 1,191 でした。)

いずれにせよ、該当記事の大半が特定の一か所の地名を指している…という点では、 三本松 が文句なしのトップでしょう。
津久井 も大健闘でした。
[86758] 2014年 12月 6日(土)11:24:08右左府 さん
最も多くの記事の中に登場する地名・2
[86750] 白桃 さん
[86754] EMM さん

EMMさんの発見された地名は分かりませんでしたが、私もさらに思いついたものを検索したところ、
ある地名Bは 2897件、そしてまたある地名Cはなんと 12784件 の記事がヒットしました。
(いずれも現時点の件数。カウントミスがあるかもしれません。)

Bと [86752]に書いた 1121件 ヒットの地名Aとも、平成の大合併で消滅した市町村名であり、現在も大字等住所地名として使用されています。(AとBは1文字違い。)
Cは町村制施行時に消滅した町村名で、現在は北陸の某市に大字として残っています。

当然、いずれも明らかな反則モノです。Cに至っては、該当記事の中に当該地名としての用例があるかどうかはかなり怪しく、私には探す気力もありません……。
[86752] 2014年 12月 6日(土)00:17:40右左府 さん
最も多くの記事の中に登場する地名
[86750] 白桃 さん
私が想定している正答は過去600記事(ナント、ジャスト600記事)の中に登場するアノ地名

このタイミングでのジャスト600記事到達に貢献できたかと思うと、はるばる四国まで行った甲斐がありました。

それはさておき、「今市」が304だけとは意外ですね。他に思いつくものをざっと検索してみましたが、多いもので
与野(248)、津久井(347) ――といった具合でした。

こりゃあ、あの大都会に敵う地名はないな……と諦めかけたその時、
ふと思いついた “ある地名” を記事検索にかけたところ、該当記事数何と 1121 を叩き出しました。
一応、1~5の条件はクリアしていると思われるのですが、かなり反則のような気はします。(地名以外での使用が多数。)
[86744] 2014年 12月 4日(木)00:01:31右左府 さん
東かがわ市に行ってきました
このところ落書き帳の記事もとばしとばし読んでいる状態なのですが、これだけはご報告しなければと思い……。

もう2週間ほど前になりますが、所用で高松に滞在する機会があったため、タイトルの通り 東かがわ市 へも行ってまいりました。といっても、丸一日かけて 三本松・白鳥・引田 の市街を中心に歩き回っただけですが。
(同時に、人生初の四国上陸となるとともに、ようやく四大島踏破・全地方踏破も達成しました。……って、こんなものは落書き帳に書くようなレベルの話じゃないですね^^;)

東讃の大都会・三本松、白鳥神社とその境内や海沿いに広がる松原、歴史を感じる引田の街並み、等々いずれも非常に印象深いものでした。三本松中心街のシャッターが並ぶ寂しい景観には不安も感じつつ、製薬や手袋製造等の産業や上述の観光資源にも恵まれている姿を実際に目にし、小さいながらまだまだパワーのある市だなと感じております。
また、目にするスポット一つ一つが「これがあの○○か!」と落書き帳で得た知識に一致する楽しさもありました。

なお、東かがわ市役所は 旧白鳥町役場 南棟跡地に“統合新庁舎”が完成し、11月25日から業務を開始しました。大内庁舎・引田庁舎に分散していた機能の大半はこちらに移っているようです。(私が行ったのはこの直前でした。)
比較的新しく頑丈な5(6?)階建の 引田庁舎 は窓口機能のみが残るらしく、今後どのように活用されるのか気になるところです。
一方、 大内庁舎 は東西2棟のうち東棟が築50年を超えており、西棟も含め「構造上危険」との判定を受けているとのこと。現在まだ窓口や教育委員会等が置かれているようですが、いずれ解体されるのでしょうか。
(市HPのこちらのページに、統合庁舎整備事業について詳細がまとめられています。)

以上、ご報告まで。
[86284] 2014年 8月 14日(木)21:21:00右左府 さん
択捉島の最高峰は 散布山 ではなく 西単冠山
[86282] グリグリ さん
択捉島
このニュース、私も一昨日にインターネットで知りました。
毎日新聞の記事によると、岬の位置の変更に加えて島内の山の標高にも変更があり、これまで島内最高峰とされていた 散布山(ちりっぷやま) の標高は 5m 低い 1582m に、逆に2番目だった 西単冠山(にしひとかっぷやま) が 63m 高い 1629m に変更され、両者の高低が逆転したとのこと。

記事によれば、これまで示されていた数字は 旧陸軍参謀本部陸地測量部 が 1922年 に作製した5万分の1の地形図を基にしており、今回の変更について国土地理院は「地殻変動ではなく、精度の差によるもの」と説明しているそうです。
実に90年以上前の測量値がそのまま用いられていたとは、数十メートル単位という大幅な変更にも頷けます。

これにより、択捉島含め北方領土の島々の面積にも変更が生じるのでしょうか。
[85849] 2014年 7月 20日(日)10:41:59右左府 さん
石敢當
[85843] じゃごたろ さん
[85847] グリグリ さん

「石敢當」、私も5年前に 宮古 へ行った際は至る所で目にしました。私の見たものは多くが 丁字路の突き当り にあったように記憶しています。
伊良部島で住民の方に尋ねたところ、じゃごたろさん ご紹介のサイトとほぼ同じ説明をされていました。ただし、その方は 「せきがんとう」 と読んでましたね。調べると、読み方は何通りもあるようです。(いしがんどう、せっかんとう、等)
なお、東京でも沖縄料理店の入り口脇にあるのを見たことがあります。


話は逸れますが、当時私が宮古の各所で目にして驚いたのが、ほとんど(すべて?)の小学校に公立幼稚園が併設されていることでした。
これは米軍統治時代の名残で、沖縄では就学前1年間は併設幼稚園に通うのが一般的となっているようです。(参考1参考2
[85744] 2014年 6月 21日(土)19:50:31右左府 さん
「広瀬区」実現?
東日本大震災の発生を契機に仙台市への人口流入が続いていることは皆さんご存じかと思います。
これに関し、今月上旬河北新報で次のような記事を見つけました。

仙台・青葉区、人口30万超 分区論議、今度こそ?」(6月4日 河北新報オンラインニュース)
 東日本大震災の発生後、人口が増加傾向にある仙台市の中で、特に中心部・青葉区の伸びが著しい。2012年12月に人口30万を突破して以降も、他区を上回るペースで増え続けている。一つの区だけで中核市並みの人口規模になり、かつて市審議会が答申した区割り見直しの検討基準に触れる領域に達した。
(中略)
 ことし5月1日現在の青葉区の人口は30万2977人で、前月に比べ1899人増えた。他区は太白22万5761人(前月比751人増)泉21万6129人(306人増)宮城野19万2413人(626人増)若林13万3477人(566人増)で、青葉区の伸び幅の大きさが目立つ。
 市の試算では、人口は11年にも減少すると予測されていた。しかし、11年3月の震災発生後、市外の被災者や原発事故避難者、復興関係者らが転入し、想定が覆った。
(中略)
 青葉区が30万人を超えたことで、注目されるのは市行政区画審議会が5区制の是非を議論して、01年に当時の故藤井黎市長に出した答申だ。
 5区制の維持が妥当と判断し、旧宮城町地区を青葉区から分区して「広瀬区」を新設する案を見送った一方、「将来的に一つの区の人口が30万人を超え、さらに伸び続けるような場合、区画の在り方を検討すべきだ」と求めていたからだ。
 仙台市は宮城町(当時)と1987年に合併した際、「宮城町地区の人口が5万人を超えたら分区を考える」と約束。同地区は96年に人口5万人を超えたため、98年に審議会が設置された。
 その後も愛子、栗生エリアで住宅整備が進み、住民は増えた。5月現在は約7万1000人で、青葉区の人口を押し上げる一因になっている。
 人口は区割り見直しの水準に達したが、今のところ分区論議について目立った動きはない。市区政課の伊藤勝也課長は「他都市の事例を参考に対応を研究する必要がある。震災後という特殊な状況にもあり、当面は人口が増え続けるのか、落ち着くのかを注視したい」と言う。

「広瀬区」構想については初耳でしたが、ちゃんと落書き帳では話題になっていました。(「広瀬区」を含む記事集
今後分区に向けた動きが本格化するのか?と思いましたが、この1週間後に次の記事が。

青葉区「分区」見極め必要・仙台市長」(6月11日 河北新報オンラインニュース)
 仙台市の奥山恵美子市長は10日の定例記者会見で、青葉区の人口が30万を超え、市行政区画審議会が示した分区の検討基準に達していることについて「東日本大震災以降の人口増加が、今後も長期的傾向として確認できるかどうか見極める必要がある」と当面、動向を見守る考えを示した。
(中略)
 奥山市長は「15年は国勢調査があり、震災発生から4年となる。人口の動きをもう少し注視し、判断したい」と語った。

……と、分区論議は先送りとなりそうです。

本格的な議論には至っておらず、しかし完全に白紙になったわけでもない「見守り」という段階ですが、変遷情報掲載の対象となるでしょうか? >グリグリさん
[85728] 2014年 6月 15日(日)21:09:58【1】右左府 さん
庁舎移転 / 仮庁舎の地図表示
[85721] グリグリ さん
早速のご対応ありがとうございます。追加で以下の修正もお願いいたします。

まだ「東京都の地図」はリリース前ですが、立川市役所 の移転(2010年5月)もCraftMAPでは未反映のようです。
既に 埼玉県神奈川県の地図 には載っており修正が必要です。
(旧砂川町との中間に新庁舎が建設され、旧庁舎は一部解体・改修のうえ市の施設となっています。)

東京都では他に 町田市役所() も2012年7月に移転しており([81133])、一応未反映のようです。といってもドット単位の違いであり「修正」というほどでもないですが……。

あと一つ、庁舎位置とは関係ない修正ですが、栃木県の地図で 野木町 の文字がグレーになっています。


ところで、仮移転絡みで気になったのが 佐野市役所 と 高萩市役所。

佐野市役所は現在 東仮庁舎・南仮庁舎 に移転中ですが、Yahoo!地図は東仮庁舎の位置に、Mapionは旧庁舎の位置に市役所のマーク(◎)があります。栃木県の地図 では旧庁舎の位置にマークがあるように見えます。
そこで 「佐野市役所の位置を定める条例」を見たところ、旧庁舎の位置を 市役所の位置 と定めていました。(この電子例規集が最新の内容とは限りませんが。)
高萩市役所も同様で、Yahoo!地図は仮設庁舎の位置に、Mapionは旧庁舎の位置にマークがあり、茨城県の地図 では旧庁舎の位置にマークがあるようです。「高萩市役所の位置設定条例」はやはり旧庁舎の位置を 市役所の位置 と定めています。

いずれにしても、両市とも 都道府県の地図 上ではやはりドット単位の違いとなり、特に拘る必要はないでしょうか。

なお、[85723]むっくさん ご教示の上京区役所の仮移転については、条例でも仮庁舎の所在地を 区役所の位置 と定めています。
附則を見ると、ちょうど移転日の平成24年9月18日に改正が施行されていました。
[85720] 2014年 6月 14日(土)19:19:43右左府 さん
町の人口格 / 47都道府県の地図
[85714] 白桃 さん

Eクラス6位の 上松町 が「福島」とありますが、「長野」では?

[85716] グリグリ さん

秋田県の地図」を見て気付いたのですが、役場所在地(=本庁所在地 =「事務所の位置」)を示す 赤丸 の位置が、一部実際の所在地と一致しないものがありました。

八峰町 は2009年9月、分散していた役場機能を旧八森町・峰浜村役場の中間地点に建設した新庁舎に統合し、「事務所の位置」も 旧八森町役場 から 新庁舎 に変更しています。
美郷町 も2010年1月より、本庁が 旧六郷町役場 から 旧千畑町役場 に移りました。
地図では両町ともこの移転前の本庁所在地に 赤丸 があります。

これも元データである CraftMAP の更新停滞が原因でしょうか。
ただ、これを全都道府県チェックすると膨大な時間を要しますね……(^_^;)
[85549] 2014年 5月 3日(土)19:31:45右左府 さん
「氷河」の記載見送り / 大山崎町の合併協設置署名運動
ニュースを2件ご紹介します。

【「氷河」地図表記見送り…国土地理院】 (2014/5/3 YOMIURI ONLINE)
国土地理院は、北アルプス・立山連峰の三つの氷河について、地図への表記を打診していた立山町に対し、「氷河として広く認知されていない。時期尚早」とし、現時点では表記しないとの判断を伝えた。
 三つの氷河 とは、三ノ窓小窓」(剱岳北東側) 及び 御前沢(雄山東側) の3か所とのこと。リンク先の 地理院地図 を見ると、剱岳の2か所は「雪渓」としてその名が記されており、御前沢については何の記載もありません。
 日本雪氷学会 が2年前にこれらを日本初の氷河と“認定”しており、その後各所からの要望も受け立山町が国土地理院に地図への表記を打診していたそうです。

【長岡京市との合併協設置求め署名簿提出 大山崎町の住民団体 京都】 (2014/5/1 MSN産経ニュース)
 大山崎町の住民団体「長岡京市・大山崎町の合併を推進する市民会議」(竹内碩(ひろし)代表)は30日、隣接する長岡京市との合併について議論するための合併協議会の設置を求める署名1469人分を同町選挙管理委員会に提出した。合併特例法に定める有効数(有権者の50分の1に当たる251人)を上回っている。
 市区町村変遷情報によれば、この住民有志の活動は以前から続いていたようですね。有権者の1割超の署名が集まったことで、今後の両市町の動向が注目されます。
[85529] 2014年 5月 2日(金)21:35:19右左府 さん
平成の大合併の検証
 NHKの番組「クローズアップ現代」が、4月30日の放送で 「平成の大合併 夢はいずこへ」 と題し、平成の大合併を経た自治体の財政難について取り上げていました。リンク先のページに放送内容が詳しくまとめられています。
 以下は番組の紹介文ですが、
全国の市町村が3300から1700に半減した「平成の大合併」。そのピークから10年を迎えた。合併に伴って削減されるはずだった自治体の地方交付税は、特例措置によって10年据え置かれてきたが、その猶予措置が終了、今後5年かけて下げられる。高齢化と人口減で悪化する自治体財政にとって、大きな試練だ。本来ならこの猶予期間に効率化を進めておかねばならなかった行政システムだが、逆に「合併特例債」の乱発でハコモノを増やすなど、体制も借金も膨らませているところが多い。「合併1号」の兵庫県篠山市では急遽、職員削減や公共施設の閉鎖を進めているがそれでは足りず、予定された事業が次々と見直しを迫られる事態に。一方ではサービスの切り捨てや民間への丸投げが批判も呼ぶ中、どう行政コストを下げるのか。待ったなしの各地の自治体の取り組みを伝える。
……と、地方交付税の合併算定替 及び 合併特例債 によって逆に財政難が引き起こされた事例(篠山市)や、合併によって図られた自治体行政の効率化の限界(佐伯市)、自立を選択した自治体での行政コスト削減(矢祭町) 等の事例を紹介しています。
(※上記の通り、番組では篠山市を平成の大合併の嚆矢としています。)

 篠山市や佐伯市のような事態は合併論議が盛んだった10年前にも危惧されており、誰もが予見できていたことでしょう。種々の特例措置についても「アメ」と散々批判されていました。
 番組では、これらを自治体の“自己責任”に委ね合併を推進した国側の問題 という側面も指摘し、大合併を批判的に検証しています。
 当然、合併した自治体すべてが失敗ということもなく、自立を選択した自治体すべてがうまくいっているということもないわけで、「アメの舐め方」が大事なんだなと感じさせられました。


 近頃、こうした 「平成の大合併」の検証 が新聞やニュース番組で行われているのを目にするようになりました。やはり多くは上述の 地方交付税の合併算定替終了 を中心に報じています。10年という節目もあって本格的な検証の時期に来ているといえるでしょう。
 落書き帳でも(「検証」とまではいかなくとも)各地の自治体の現状に目を向けた投稿がもっとあってもいいかな~と思うのですが、往時の合併関連投稿の盛んさに比べるとだいぶ少ないですね。(“地理雑学としての話題性” を考えると当然でしょうか。)
 かくいう私も、今は地元を離れ大合併とほぼ無縁だった東京の地に住んでいることもあり、半ば他人事になってしまっているのですが……。


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