[107142] オーナー グリグリ さん
行政区分(とくに議員定数など)は人口だけでは決められない、というのが自論ではありますが、行政効率など将来に向けて積極的な改革が必要だと思わざるを得ません。
議員定数については、統一地方選もあり、地方議員のなり手不足がマスコミでも取り上げられることが多く、議会の夜間開催や議員報酬の引き上げ、兼業規制の緩和などが提案されたりしてますが、
話題となっている新庄村を例にとると、人口849人で議員定数8ですから、議員一人当たり人口は107人(端数切り上げ)
これを人口最大の横浜市(人口3,765、271人)に当てはめると、議員定数は35,189、佐倉市(人口171,131人)だと、定数1,599
つまり、このくらいの議員を確保する方策として考えると、ほとんど効果はないんだろうなと思います。
というか、このレベルの議員数を確保する方策が、私には思いつきません。今まで確保できていたことの方が不思議です。
では、定数がこれ以上減らせるかというと、議会である以上、理論上でも最低3人、実際の運用を考えると5人は必要だと思いますので、非常に根が深く、難しい問題のように思います。
正直なところ「積極的」程度ではだめで、常識を根元から覆すような発想の転換が必要なように思います。
報道等では、そこまで踏み込んだ議論がされていないのが、残念です。