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千本桜さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[98511]2019年9月23日
千本桜
[98498]2019年9月20日
千本桜
[97672]2019年5月2日
千本桜
[97649]2019年4月23日
千本桜
[97612]2019年4月4日
千本桜
[97565]2019年3月7日
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[97530]2019年2月12日
千本桜
[97529]2019年2月11日
千本桜
[97161]2018年12月25日
千本桜
[97157]2018年12月24日
千本桜
[97151]2018年12月21日
千本桜
[97138]2018年12月17日
千本桜
[97134]2018年12月17日
千本桜
[97133]2018年12月16日
千本桜
[97124]2018年12月15日
千本桜
[97112]2018年12月14日
千本桜
[97109]2018年12月13日
千本桜
[97105]2018年12月12日
千本桜
[97074]2018年12月6日
千本桜
[97056]2018年12月3日
千本桜
[97042]2018年11月27日
千本桜
[97039]2018年11月26日
千本桜
[97025]2018年11月24日
千本桜
[97022]2018年11月23日
千本桜
[96483]2018年9月16日
千本桜
[96448]2018年9月1日
千本桜
[96432]2018年8月23日
千本桜
[96400]2018年8月19日
千本桜
[96357]2018年8月5日
千本桜
[96314]2018年7月20日
千本桜
[96313]2018年7月20日
千本桜
[96302]2018年7月15日
千本桜
[96299]2018年7月14日
千本桜
[96298]2018年7月14日
千本桜
[96256]2018年7月4日
千本桜
[96159]2018年5月31日
千本桜
[95643]2018年4月3日
千本桜
[95424]2018年2月12日
千本桜
[95326]2018年1月23日
千本桜
[95313]2018年1月22日
千本桜
[95277]2018年1月17日
千本桜
[94790]2017年12月30日
千本桜
[94629]2017年11月30日
千本桜
[94609]2017年11月28日
千本桜
[94427]2017年11月16日
千本桜
[94421]2017年11月15日
千本桜
[94399]2017年11月14日
千本桜
[94352]2017年11月13日
千本桜
[94345]2017年11月13日
千本桜
[94260]2017年11月11日
千本桜

[98511] 2019年 9月 23日(月)19:31:21千本桜 さん
クイズ「ここはどこでしょう」の解答
[98498] 千本桜
クイズここはどこでしょうの解答です。
A市=両津市、B町=小木町、C町=真野町、D町=佐和田町、E町=相川町でした。

両津市は佐渡の玄関口にして唯一の市である。平成27年の人口はおよそ1万3千人。昭和35年の約2万9千に比べて半分以下に減少しているのだ。かつてはDIDを形成していたが今は消滅している。人口の推移からするとボロボロの衰退都市だが、そこは「腐っても鯛」。中心街の景観に限れば、スーパータウン大河原より都会的に見える。長さ600mに及ぶアーケード商店街があり、その西側に並行する街路は飲食店街になっている。だが、両津市には大河原町にあるようなロードサイド店が建ち並ぶエリアはなく、新たな宅地開発もされていないようである。郊外に向かって拡大して行く活力が感じられないのだ。

両津市をあとにして佐渡の最南端、小木町へ。航路で新潟港と結ばれた両津港が表玄関なら、直江津港と結ばれた小木港は裏玄関かな。小木の町場から2kmほど南の風光明媚な矢島経島でグラグラ揺れるタライ舟に乗ったり、迷路のような路地に高密度で家屋が軒を寄せ合う宿根来の集落を見て回ったりした。宿根来のミステリアスで圧迫感のある景観はたまらなく魅力的。もっとじっくり時間をかけて見学したかった。だが、私はこの集落には住めないだろう。見た目の印象だが、古い因習の縛りが強そうで、苦しくなるような気がする。

小木町の次は真野湾に面した真野町へ。日本酒「真野鶴」の尾畑酒造を見学。ある年齢層のオジさんたちには、真野響子さんや真野あずささんを連想させる町だが、彼女たちと真野町は関係がなさそうである。また、真野御陵の名で知られる順徳天皇火葬塚など史跡の多い町でもあるが、御陵は四十数年前に見ているので今回はパス。

次は佐和田町である。佐和田町は古くから佐渡の商業中心地だったが、近年ますますその様相を深めている。ヤマダ電機、ケーズデンキ、モスバーガー、ミスド、紳士服の青山など一通り揃っている。日曜日には佐渡の各地から買い物客がやってくる。両津市民も買物のために佐和田町にやってくる。市から町へ買い物客が流れる現象は、宮城県の仙南地域と似ている。市と町の役割が逆転しているのだ。市制町村制など糞食らえである。

佐和田町から相川町に到着。海沿いのホテルにチェックイン。ホテルの名はホテル大佐渡。一応、佐渡ではラグジュアリーなハイクラスホテルである。窓辺にもたれて沈む夕日を眺めたあとはディナー。見つめ合う二人の瞳…といきたいのだが、窓ガラスに映っているのは自分の顔。少しもロマンチックじゃない。相川町は佐渡金山で知られた観光の町であるが、寂れ方が尋常じゃない。昭和35年の人口は1万9千人。それが今ではたった6千人ぐらい。それなのに、佐渡の玄関口「両津市」と商業の中心地「佐和田町」を抑えて、佐渡広域行政のセンターとなっているのだ。

翌朝5時半、まだ薄暗さが残るなか、レンタサイクルで朝食前の観光に出発。右は山、左は海で、わずかな平地に古ぼけた町並みが細長く伸びている。だが、埋め立て地に造成されたとおぼしき市街地を見て驚いた。税務署や法務局が入居する国の合同庁舎、県の地域振興局、警察署などのビルが建ち並んでいるではないか。限られた範囲の一角ではあるが、この景観はまさにシティである。人口6千人ほどの小さな町で、しかも地域の中央ではなく西に偏りすぎた辺境の町に、国の税務署や県の振興局が置かれているのは不思議である。でも、歴史を知れば納得できる。金山で栄えた相川町はかつて、人口5万とも10万とも云われた華やかな時代があったのだ。
[98498] 2019年 9月 20日(金)06:28:35千本桜 さん
クイズここはどこでしょう
急ぎ足で「とある地域」へ1泊2日の旅をしてきました。この地域は、平成の大合併で全市町村が合併し、現在は◯◯市になっています。そこでクイズです。下記の文に登場するA~Eを、合併前の旧市町名でお答えください。

A市はこの地域の玄関口にして唯一の市である。人口は知っているが哀しすぎて書けない。昭和35年に比べて半分以下に減少しているのだ。かつてはDIDを形成していたが今は消滅している。人口の推移からするとボロボロの衰退都市だが、そこは「腐っても鯛」。商店街にはアーケードがあり、西側に並行する街路には飲食店が張り付いている。中心街の景観に限れば、スーパータウン大河原より都会的に見える。だが、この市には、大河原にあるようなロードサイド店の建ち並ぶショッピングゾーンがないに等しい。郊外に向かって拡大して行く活力が感じられないのだ。

A市をあとに、この地域最南端のB町へ。A市が表玄関なら、B町は裏玄関かな。グラグラ揺れる舟に乗ったり、迷路のような路地に高密度で家屋が軒を寄せ合う不思議な集落を見て回ったりした。この集落のミステリアスで圧迫感のある景観はたまらなく魅力的。だが、私はこの集落には住めないだろう。見た目の印象だが、古い因習に縛られて苦しくなるような気がする。

B町の次はC町で酒蔵見学。ある年齢層のオジさんたちには「響子さん」や「あずささん」を連想させる町だが、昔の天皇の火葬塚があるので有名。火葬塚は四十数年前に見ているので今回はパス。

次はD町である。D町は古くからこの地域の商業中心地だったが、近年ますますその様相を深めている。ヤマダ電機、ケーズデンキ、モスバーガー、ミスド、紳士服の青山など一通り揃っている。日曜日には地域の各地から買い物客がやってくる。A市の市民も、このD町で買物をする。市から町へ買い物客が流れる現象は、宮城県の仙南地域と似ている。市と町の役割が逆転しているのだ。市制町村制など糞食らえである。

D町からE町へ向い、海沿いのホテルにチェックイン。一応、この地域ではラグジュアリーなハイクラスホテルである。窓辺にもたれて沈む夕日を眺めたあとはディナー。見つめ合う二人の瞳…といきたいのだが、窓ガラスに映っているのは自分の顔。少しもロマンチックじゃない。このE町は観光の町であるが、寂れ方が尋常じゃない。昭和35年の人口は1万9千人。それが今ではたった6千人ぐらい。でも、この町は、地域の玄関口A市と商業の中心地D町を抑えて、広域行政の中心地となっているのだ。

翌朝5時半、まだ薄暗さが残るなか、レンタサイクルで朝食前の観光に出発。右は山、左は海で、わずかな平地に古ぼけた町並みが細長く伸びている。だが、埋め立て地に造成されたとおぼしき市街地を見て驚いた。税務署や法務局が入居する国の合同庁舎、県の地域振興局、警察署などのビルが建ち並んでいるではないか。限られた範囲の一角ではあるが、この景観はまさにシティである。人口6千人ほどの小さな町で、しかも地域の中央ではなく西に偏りすぎた辺境の町に、国の税務署や県の振興局が置かれているのは不思議である。でも、歴史を知れば納得できる。このE町はかって、人口5万とも10万とも云われた華やかな時代があったのだ。
[97672] 2019年 5月 2日(木)14:11:27千本桜 さん
紫郡丘陵&小郡三国丘
[97667] 白桃さん

蛇足:♪教~えて欲しいの涙のワケを、は、由紀さんではなく、黛ジュンの「夕月」(1968年)の出だしです。
なぜ黛ジュンの曲がレコード大賞になったのか、それこそ、♪教~えて欲しいの、受賞のワケを~ 
想像力を働かせて勝手に推測するお遊びです。フィクションなので軽く流してください。1967年、黛ジュンは♪「恋のハレルヤ」のヒットでアイドル歌手に躍り出た。波に乗るジュンちゃん、勢い余って女王・美空ひばりに戦いを挑んだのだ。女王が発売するはずの♪「真赤な太陽」を、ジュンちゃんも発売すべくレコードプレスまでやってしまった。これが女王の逆鱗に触れ、ジュンちゃんの♪「真赤な太陽」は発売できずに、もみ消された。当時31歳の女王がミニスカートで歌うより、20歳のジュンちゃんがミニスカートで歌う♪「真赤な太陽」を聞きたいという声も多かったが、お蔵入りとなった。楽屋の片隅で一人泣くジュンちゃん。付けまつげは剥がれ落ち、アイシャドウで黒くなった涙が頬を伝う。まるでホラー顔のジュンちゃん。だが、波に乗った勢いは、どうにも止まらない。リンダにだって止められない。翌年、♪「天使の誘惑」と♪「夕月」が立て続けに大ヒット。ポップスなのに、演歌みたいにコロコロとコブシが入る不思議なビブラートで審査員を麻痺させ、レコード大賞を勝ち取ったのだ。しかし、それでもなお♪「真赤な太陽」がもみ消された悔しさは消えない。そして翌年、止めときゃいいのに女王を挑発するかのように♪「不思議な太陽」を発売。なんですか、このイントロ。♪「真赤な太陽」を彷彿させるじゃありませんか。そうだ、ジュンちゃんは♪「ハチのムサシ」になったのだ。ハチのムサシは向こう見ず、真赤に燃えてるお日様に試合をいどんで負けたのさ。その年、♪「雲にのりたい」を歌いながら空の彼方へ吸い込まれ、黛ジュンは私の視界から消えていったのです。

適当に名付けた【紫郡丘陵】は、こちらになります。
地図を拡大すればお判りいただけると思いますが、1.のエリアです。もっとも、国土地理院のDIDを表す地図は、必ずしも正確ではないことから断定するワケにはいきませんが、少なくとも小郡市の(三国が丘)は入りません。当該地域(三国が丘)に対しては、【小郡三国丘】というDID名を付けております。
私だったら「紫郡丘陵」は「筑紫・三国西部」、【小郡三国丘】は「三国」と命名します。
[97649] 2019年 4月 23日(火)19:19:10千本桜 さん
一目千本桜
[97623] 白桃さん
今年の白石川堤一目千本桜の観桜は、花見酒プラス雪見酒になってしまい、大反省の白桃です。
今年の一目千本桜は桜隠しの雪で固まってしまったのか、散りそうで散らずに満開のまましぶとく咲き続けていました。そんなこともあって、今年のお花見屋形船の乗船客は3,711人で過去最高でした。それにしても、1日違いでグリグリさんも一目千本桜見物に御出でになっていたとは奇遇です。

[97629] オーナー グリグリさん
船岡城址公園からの眺望、白石川堤防沿いの重厚な桜並木、ちょうど満開で天気も良く、素晴らしいの一言です。柴田町の千桜橋周辺は良く整備されていて気持ちが良かったです。また、大河原町の韮神堰から眺める雪化粧の蔵王連峰は、川面の逆さ蔵王と千本桜が絶妙でした。
おほめいただき嬉しいです、ありがとうございます。それまで、東北本線の線路で分断されて往来できなかった船岡城址公園と白石川堤一目千本桜が2015年、千桜橋の完成で直結し、往来できるようになりました。起伏に富んで眺望の良い船岡城址公園の桜と、平坦な土手の道に連なる重厚でダイナミックな一目千本桜を回遊できるようになり、心底喜んでいます。ただ、満開時とタイミングが合わず、葉桜になった雨の日に観光バスから降りてくる花見客を見かけると、心苦しくなってしまいます。できるなら、全国のみなさんに晴れた日の満開の桜を見て頂きたい。そんな思いを込めて一目千本桜写真集をアップしました。蔵王おろしの風雪に耐えた老木、大木たちの荘厳で量感あふれる一目千本桜をご覧ください。
[97612] 2019年 4月 4日(木)20:43:57千本桜 さん
隠れ都会
[97595] 白桃さん
「都会」の四条件をクリアしている東北の「隠れ都会」とは?

北上市でしょう。花巻、水沢より一回り小さかった黒沢尻が、昭和の合併で黒沢尻市を名乗らず、北上市を名乗って大成功。ネーミングの成功例かと思います。
[97565] 2019年 3月 7日(木)17:38:11千本桜 さん
都市の大きさ
[97561] 白桃さん
全日本DIDランキング(フライ級)を拝見しました。市制施行に至らない大河原が、あの格式高い新宮や、高い知名度を持つ留萌、根室といった都市と肩を並べている。一見、嘘のようだが嘘じゃない。DID人口だけでは真の都市の大きさが見えてこないので、「小売業集積地区小売販売額」のランキングを作って都市の大きさを比較することにします。対象となるのは、白桃さんがフライ級に掲示した大竹から札内までの11都市に中標津、船岡を加えた13都市です。

まず、都市地域の定義ですが、年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士が互いに連接し(角が接していれば連接とみなす)、その連担メッシュの合計年間小売販売額が200億円を超える地域を指して都市地域とします。この条件に従うと、大竹は岩国と、大井松田は小田原と、札内は帯広と連結しているので独立した都市地域とは認められず、嘉手納(読谷を含む)は年間小売販売額が200億円未満なので、都市地域の条件を満たしていません。その結果、人口集中地区を形成し、商業機能が集積し、独立性を保ちながら地域の中心都市となっているであろう9都市(北海道の留萌、名寄、紋別、中標津、根室、宮城県の大河原、船岡、新潟県の加茂、和歌山県の新宮)が生き残りました。

上記の9都市に関してA、B、2つのデータを準備しました。
Aは「昭和45年国勢調査報告 別巻わが国の人口集中地区」と「昭和47年事業所統計調査報告 別巻人口集中地区国勢統計区編」を基礎資料にして、人口集中地区内に所在する事業所の中から金融保険業と卸売小売業を抽出し、その従業者数を人口に換算した数値です。 今から50年ほど前のデータですが、結構いい線で当時の都市の大きさを表わしていると思います。
Bは「平成26年商業統計メッシュデータ」を基礎資料にして、年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士が互いに連接し(角が接していれば連接とみなす)、その連担メッシュの合計年間小売販売額を人口に換算した数値です。ですから、例えば大河原船岡71,442人とあるのは、そこに71,442人が住んでいるのではなく、71,442人分の都市の働きをしているということです。


順位都市名A・昭和40年代   順位都市名B・平成26年
1位新宮50,504人1位大河原船岡71,442人
2位留萌38,032人(大河原)35,920人
3位根室32,800人(船岡)35,522人
4位名寄32,664人2位中標津55,999人
5位紋別25,270人3位新宮34,673人
6位加茂24,688人4位根室31,309人
7位大河原13,424人5位名寄27,842人
8位中標津13,376人6位留萌25,577人
9位船岡7,592人7位紋別25,198人
8位加茂20,339人

「A・昭和40年代」のランキングは、中高齢者の方々の頭の中に染み付いている「都市の大きさ」の序列そのものではないでしょうか。当時の新宮は大きな都市で、市制施行に至らない大河原、中標津、船岡(柴田町)から見れば、全く異なる階層の都市だったはずです。それが「B・平成26年」のランキングでは、大河原、中標津、船岡(柴田町)の下位になり、都市の盛衰の激しさが感じられます。「B・平成26年」の1位は大河原船岡で、3次メッシュでは大河原町と柴田町の商業ゾーンが連接していますから、1つの都市として扱います。でも、これを分離してみると大河原町の分が35,920人、柴田町(船岡)の分が35,522人となり、全く互角の2町が連担都市地域を形成しているのが見えてきます。大河原船岡と中標津の共通点は、行政上は町なのに、近隣の市を凌ぐ活況を呈して市町逆転現象を引き起こしていることです。昭和30年代の頃、根室に強力なライバル出現と騒がれた中標津は、今では根室を凌ぐ商業都市に発展し、大河原船岡は白石市、角田市から買い物客を集める商業都市に成長しています。それにしても、新宮、留萌、根室の衰退はどうしたことでしょう。特に新宮の凋落ぶりは数字を見ていて辛いものがあります。
[97530] 2019年 2月 12日(火)01:38:06千本桜 さん
愛子さん
[97522] スカンデルベクの鷲さん
仙台市青葉区2DIDは折立・西花苑といった旧仙台市地域まで連続している
仙台に居住している身としては、誰も仙台市青葉区2DID地域を"宮城町"と呼ばないことが違和感の原因になっていると思います。個人的には"愛子"という地名がちょうど仙台市青葉区2DIDを表すにはしっくりきます。
[97523] 白桃さん
当該DIDは、2010年に「宮城落合」と「愛子」が合体したものですが、とりあえず「宮城町」にしておいただけなので、ピッタリくる名があればそれに変更したいです。
[97524] 伊豆之国 さん
ここは「準・ご当地」と言うことで、"Supertown"の住人に命名していただきましょう。
藩政時代の上愛子村と下愛子村をあわせて通称「愛子」です。落合は下愛子村の一部ですから、愛子駅から陸前落合駅一帯に広がるDIDを愛子と命名しても落合の住民は納得するでしょう。しかし、折立(西花苑を含む)地区の住民は違和感を覚えるでしょうね。元来、折立は茂庭村の一部で、愛子とは異なる村に属していました。なので、「愛子・折立」の連称も考えられますが、連称を多用するのもどうかと思います。DIDに占める折立の人口割合が20%以上なら連称。それ以下なら単独で愛子かな。たぶん、折立(西花苑を含む)のDID人口は3千人程度かと推測します。やはり「愛子」でいきましょう。もちろん、人口割合が20%基準というのは流動的で、種々の条件が加味されて変動します。

[97524] 伊豆之国 さん
場所が吉岡地区の入り口と言った位置にあり、町役場や警察・消防などの官公署や、量販店などが立ち並ぶ地域(実はこの一帯は中心市街から外れた地区にある)を通過したときの印象は、失礼ながら「単なる農村地帯の町」ぐらいといった感じで、少し先には全国チェーンのホテルもあったのですが、「果たしてそんな場所で泊まりに来る人がどれだけいるのかねぇ」と、車の中で仲間と話し合っていたりもしたのでした。
現在では、その一帯が吉岡の機能中心エリアで、昔からの中心街は寂れています。あのホテルは吉岡に必要でしょう。トヨタ関連の工場があって、人の出入りも多く、宮城県では景気の良いホットゾーンですから。

佐沼(迫町→登米市)がそんなにすごい町だったのか、と言うのも意外でした。
佐沼を見ていると、「DIDは都市地域である」という考えに矛盾を感じます。佐沼は積極的に土地区画整理事業を行い、新市街地(中江地区など)を造成して来ました。商業施設や市役所などは新市街地に立地し、今ではそこが中心街ですが、人口密度が低いせいか、DID区域には組み込まれていません。DIDに組み込まれているのは、都市機能が逃げ出してしまった旧市街地です。人口密度4,000人以上という設定が、現在の世の中に合わなくなっているようです。
[97529] 2019年 2月 11日(月)23:02:09千本桜 さん
東北DID、階級別人口チャンピオン
[97515] 白桃さん
A~Fの東北DIDチャンピョンを当ててください。

フライ級は行政人口3万未満の市町で、DID人口チャンピオンは、スーパータウン大河原
バンタム級は行政人口3万以上5万未満の市で、DID人口チャンピオンは、竹駒イナリ岩沼
フェザー級は行政人口5万以上8万未満の市で、DID人口チャンピオンは、エアポート名取
ライト級は行政人口8万以上15万未満の市で、DID人口チャンピオンは、白虎隊会津若松
ウエルター級は行政人口15万以上30万未満の市で、DID人口チャンピオンは、りんご村青森
ミドル級は行政人口30万以上?万未満の市で、DID人口チャンピオンは、わんこそば盛岡
行政人口が無いはずの中央台南(いわき市)がフライ級なのは、中央台地区全体で人口が1万2千程度だから。
また、行政人口が30万に達しない盛岡がミドル級なのは、DIDが連担する滝沢市の人口を加算しているから。
[97161] 2018年 12月 25日(火)08:25:59千本桜 さん
Re:地味で渋いDID
[97148] [97158] 白桃さん
以下のB欄にある、地味だけどちょっと渋い?5つのDID(名称は白桃が勝手につけた)には、ある共通点があります。その共通点とは何でしょうか?

該当するDIDには新しく市街化された三河上郷、瀬野川中野の名があり、該当しないDIDには古くから市街地が形成された飯坂、妹尾の名があります。そのことから、何となく方向は見えていましたが、かなり複雑な要素が絡んだ問題ですね。たぶん、酒の席でこんなクイズを出したら興ざめですが、落書き帳だからこそのハイレベル?なウルトラクイズのようです。
答はこんなことだろうと推察しています。
1・昭和35年国調ではDIDを形成していない。厳密に言うと旧町時代にはDIDを形成していない。
2・既存DIDを有している市町と合併して現行の市に組み込まれた。
3・当該DIDはすべて現行の市に移行した後に形成された。
以上のように考えましたが、私はいまだ東広島市「高屋高美丘」の件が理解できていませんが、ここで降参。
[97157] 2018年 12月 24日(月)08:19:32千本桜 さん
東広島市のDID
[97148] 白桃さん
この共通点を正解するのは、かなり難しいと思います。共通点を厳密にするため、該当しないDIDを挙げますと、飯坂DID(福島市)、妹尾DID(岡山市)、賀茂西条DID・八本松DID(東広島市)があります。

該当しないDIDに東広島市の西条DID・八本松DIDが入って、高美が丘DIDが入らないのは何故ですか? これが分からなくて足踏み状態です。
[97151] 2018年 12月 21日(金)19:38:43千本桜 さん
広島市の瀬野川中野
[97148] 白桃さん
瀬野川中野

広島県旧瀬野川町の4大字(上瀬野・下瀬野・中野・畑賀)に跨がるDIDの名称は「瀬野川」がふさわしいと感じました。瀬野川は中野を含む旧町名。中野は瀬野川に包含される地区名。当該DIDに占める中野の比重は大きいのですが、瀬野川があれば中野はなくても意味は通じると思った次第です。中野を表記することで、上瀬野から畑賀にかけて広がっているDIDの実態が見えなくなるような、そんな気がする夕日の波止場。間違っていたらごめん。
[97138] 2018年 12月 17日(月)21:48:07千本桜 さん
Re:和田(玖須美)と川奈など
[97137] ekinenpyouさん
「今昔マップ」や「鉄道停車場一覧」など、見させて頂きました。ありがとうございました。DIDに占める大字別の人口までネットで調べることができるんですね。便利な世の中になりましたが、私などは検索の仕方が分からなくて付いてゆけません。昔ながらに国土地理院図を読図して、DIDに占める人口割合を玖須美元和田30%、川奈70%と推測しましたが、大きなズレがなくてホッとしています。
[97134] 2018年 12月 17日(月)01:06:29千本桜 さん
豊田市南部のDID
[97128] k_itoさん
たとえば豊田市南部の若林駅を中心とするDIDは駅名をとるなら「若林」ですが、若林駅が代表するにはおこがましいエリアまで連坦しており、私なら「高岡」と名付けます。

私なりに、そのDID区域の名称を考えてみました。私は地図がないと前へ進めない質なので、グーグル地図をプリントしたものと国土地理院の地形図を用意しました。その地図に大字に相当する町界と町名を書き込み、DID区域をオーバーラップさせます。いちいち地形図に境界線を手書きするのは無駄な行為に見えますが、その作業をして行く中で、未知の世界である豊田市南部へ気持ちが入って行きます。当該地域では昭和43年に大字が廃止され、新しい町名に変更されたようですね。若林駅周辺のDIDは竹町、住吉町、竹元町、吉原町、花園町など、概ね10の町に跨がっているようです。10の地名を連称するわけにはいきません。自己基準ですが、許せるのは3地名までです(それでも難しい場合がある)。いったい、地元ではこの地域を何と言う名で呼び合っているのだろう。少しでも地元の人の感覚に近づきたい。そこで、豊田市の町名一覧を参照しました。すると、当該DIDは「高岡」と言う地区にすっぽり収まっていることが分かりました。これなら、「高岡」と言う名で言い表わせる。そんな思いを抱きつつ、私もこのDIDを「高岡」と名付けます。
しかし、問題が1つ発生。このDIDを「高岡」とすると、同じ高岡地区にあるこちらのDIDを何と呼ぶかです。先約があるので「高岡」は使えず、別の名で呼ばなくてはなりません。大島町と西岡町に跨がっているようです。しかも、ガップリヨツに組み合っていますから、どちらも譲れません。ここはやはり「大島・西岡」または「大島町・西岡町」の連称で行こうかなと思っています。
[97133] 2018年 12月 16日(日)23:20:28千本桜 さん
函南村にできた伊豆仁田駅
[97126] 伊豆之国 さん
そこでやはり気になったのが、なぜ函南村にできた駿豆線の駅が「伊豆仁田」になったのか、と言うこと。

駅が開設された当時の「村名・大字名・駅名」を一覧にしました。駿豆線の駅名は基本的に大字名が由来のようです。ですから、函南駅にはならず伊豆仁田駅になったのだと思います。
明治22年の町村制施行により、中郷村、函南村、韮山村、田中村、北狩野村が誕生。

明治31年、中郷村、大字大場に、大場駅が開設。
大正10年、函南村、大字仁田に、伊豆仁田駅が開設。
明治31年、韮山村、大字原木に、原木駅が開設。
明治33年、韮山村、大字四日町に、北条駅が開設。大正8年、韮山駅に改称。
明治31年、韮山村、大字南条に、南条駅が開設。大正8年、伊豆長岡駅に改称。
明治32年、田中村、大字田京に、田京駅が開設。
明治32年、田中村、大字大仁に、大仁駅が開設。
大正13年、北狩野村、大字牧之郷に、牧之郷駅が開設。
大正13年、北狩野村、大字柏久保に、修善寺駅が開設。

開設年はウィキペディアによりましたが、伊豆仁田駅の開設が大正10年とも11年ともあり、どちらが本当なのか私には分かりません。また、田京駅の開設はウィキペディアで明治32年、角川地名大辞典で明治38年とあり、これもどちらが本当なのかは分かりません。

因に、伊豆仁田駅より遅く開設された牧之郷駅ですが、当時は大字牧之郷に北狩野村役場がありましたから、村名に由来して「北狩野駅」でも良かったはずですが、やはり大字名に由来して「牧之郷駅」になっています。
[97124] 2018年 12月 15日(土)20:13:34【1】千本桜 さん
観光経県値【秋田県】
グリグリさん

なぜ、全都道府県を同一に5区分しなければならないのか、よく理解できないのですが、ここはグリグリさんの「都道府県市区町村」。均一に5区分することがグリグリさんの美意識であり、悦びなのでしょう。そんなことを思いながら、観光経県値「秋田県」をいじくって遊んでみました。

1・「能代・男鹿ブロック」の上小阿仁村を「大館・鹿角ブロック」へ編入する。
上小阿仁村の観光スポットは、五城目町から北秋田市へ抜ける国道285号に面した「道の駅かみこあに」だけと言っても過言でない状況ですが、地理的にも行政的に五城目町より北秋田市との結びつきが深いので、北秋田市と同じブロックに含めたい。

2・「秋田・大仙ブロック」の秋田市を「能代・男鹿ブロック」へ編入し、「能代・男鹿」のブロック名を「秋田・男鹿」に変更する。
男鹿市へ行くのには秋田市を経由することが多く、秋田市と男鹿市を抱き合わせた旅行コース設定が多々考えられます。一方、大仙市・仙北市へは、盛岡や横手を経由することが可能なので、秋田市と抱き合わせない旅行コースも設定できます。秋田市を必要としているのは大仙市・仙北市より男鹿市ではないでしょうか。なので、秋田市と男鹿市を一緒のブロックにしてやりたい。ブロック名から削除された能代がかわいそうですが、ここは観光がテーマと言うことで、涙を飲んで切り捨てごめん。

3・「横手・湯沢ブロック」の美郷町を「秋田・大仙ブロック」へ編入し、「秋田・大仙」のブロック名を「大仙・仙北」に変更する。
美郷町は仙北地方に属しているので、大仙市、仙北市と同じブロックに所属させたい。秋田市を男鹿ブロックへ放出するため、観光ボリュームは減少しますが、角館の桜まつりや大曲の花火大会の集客力は県内指折で、他のブロックと比較しても観光客数は見劣りしない。

それから、あれ?と思ったことを1つ…。連記する場合は「吉永小百合・松原智恵子」のように、主役が先になると思うのですが、「栗原・大崎」、「糸魚川・上越」、「名張・伊賀」、「大牟田・久留米」、「直方・飯塚」などは順序が逆ではないかと思いました。
[97112] 2018年 12月 14日(金)12:59:07【1】千本桜 さん
伊東市IIのDID名
[97091] 伊豆之国さん
こちらも「川奈」で十分、そのほうが簡潔でわかりやすいでしょう。「川奈」は伊豆急の駅名にもありますが、それ以上にゴルフ場の知名度は絶大で、ゴルフをたしなむ人たちにとってはある種の「憧れ」の土地でしょう。わざわざそれ自体が連名地名であり、よその人には全くなじみがない「玖須美元和田」をくっつけて、一時期の銀行名のような、言いにくい長い名前にすることもないと思うのですが。

川奈玖須美元和田に跨がるDIDの命名は、やはり難しいと感じます。観光案内図なら駅の有無や知名度を重視して「川奈」とすることもできますが、これは都市的地域を表したDID図ですから、別の判断基準が必要だと思います。私は川奈と玖須美元和田の人口比率や主従関係の有無を重視したいと考えました。

まず、伊東市のHPで平成27年国勢調査地域別人口を見ると、川奈地区7,023、玖須美元和田5,152とありますが、そのうちDID内に何人住んでいるかまでは分かりません。そこで、国土地理院図を見て人口を推測します。大雑把ですが、伊東市IIのDID人口7,639のうち70%が川奈、30%が玖須美元和田と推測しました。川奈の比率が高いのですが、30%を占める玖須美元和田を無視すことはできません。因に、広島県府中市と福山市新市も連担DIDを形成していますが、比率は府中DID75%、新市DID25%です。この場合、私は25%を占める新市を無視することができずに「府中・新市」と連記するでしょう。

次に、川奈は玖須美元和田を包括できるか、玖須美元和田は川奈に従属できるか、両者の主従関係の有無を考えます。明治20年、竹之内村と和田村が合併して玖須美村となる。明治22年、玖須美など6村が合併して伊東村が成立。この時、旧玖須美村は伊東村の大字玖須美となるのが一般的ですが、そうはならず旧旧村の名も継承し、そこに「元」を冠して大字玖須美元竹之内、大字玖須美元和田となった。昭和48年、伊東市街地を領域とする大字玖須美元竹之内は銀座元町音無町となって消滅。同じく昭和48年、大字玖須美元和田の一部(伊東市街地部)が渚町大原1~3丁目となって玖須美元和田から分離。残された丘陵地帯が玖須美元和田として現在に至っている。つまり、玖須美元和田は明治22年伊東村発足当時から「伊東」の古参メンバーですが、川奈を含む小室村が「伊東」のメンバーとなったのは昭和22年のことである。この来歴からして、玖須美元和田と川奈の間には「別の地域」という意識の壁が残っているように感じられます。

伊東市のHP大字別人口を見ると、市域を宇佐美地区、旧市内、小室地区、対島地区の4つに区分し、玖須美元和田を旧市内へ、川奈を小室地区へ属させているのが分かります。このことから判断して、玖須美元和田と川奈は異なる地域という考えが定着していると考えられます。このような状況を踏まえ、伊東市IIDIDは「川奈・玖須美元和田」の連称が適切ではないかと考えました。
[97109] 2018年 12月 13日(木)20:47:21千本桜 さん
三島市南部のDID
[97091] 伊豆之国さん
「中郷」なる呼び名は私には初耳、とっくに消えた昔の村名を持ち出すのはどうか、と思うのですが。
中郷村は、明治22年に長伏、梅名、大場など16村が合併して誕生し、昭和29年に三島市に編入されて消滅しました。しかし、自治体の中郷村が消えても、「中郷」は公民館、小学校、中学校、交番などの名称として今も使われています。三島市では市域を北上、旧市街、錦田、中郷の4地区に区分しています。これは「中郷」がまだ生きている証でしょう。

想像力を働かせて、次ぎのシーンを創作しました。
9月某日、老人福祉センターを会場に中郷地区の敬老大会が開催された。会場には長伏、梅名、大場など旧中郷村の各地から老人が集まり、昔話に花を咲かせていた。いよいよ来賓の市長祝辞。市長は職務多忙でお疲れ気味。10分遅れで滑り込み、焦りまくって、つい失態をおかしてしまった。「中郷の皆さんおめでとう」と言うべきところを、「大場の皆さんおめでとう」と言ってしまったのだ。老人たちは耳を疑い、会場は静まり返って凍りつく。やがて、大場以外の老人たちからブーイングが沸き起こる。なんで大場の人にだけ「おめでとう」なんだ! ここには梅名・多呂・ 北沢・中島・八反畑・鶴喰・新谷・青木・ 玉川・堀ノ内・平田・松本・ 長伏・御園・ 安久の人たちもいるんだぞ! 失態に気づいた市長の首筋を冷汗が流れていた。

こんなことにならないように、三島市IIのDID名は「大場」でなく「中郷」にしたいと思いました。DIDに限らず、区域に名称を付すときは、命名される側が納得できるかどうかを大切にしたいと思います。もちろん、プライベートなものは命名者が納得すればそれで良いのですが…。

[97107] 伊豆之国さん
この函南町内で唯一でもあるこの人口集中地域を、「町内で唯一だから」と言うことで、果たして町名を取って「函南」と言い切っていいのかどうか、と言うと、町内での位置関係も含め、「やはりいまいちしっくりしない、引っかかるものがある」と言うのが正直なところ、と言うことだったのでした。
お気持ちは分かります。その原因の1つは、「函南」と言う名の大字(近世村)がないので、どこが「函南」なのか的が定まらない。しかも、町の機能中心地から離れたところに函南駅があって紛らわしい。さらに、箱根(別名:函嶺)の南に由来する「函南」と言う、取って付けたような町名も災い?しているのではないでしょうか。

大場駅を含む旧中郷村の地域と、当時の函南村に属していた仁田・間宮などの地域がその当時から連続した集落を形成していたのかどうかは知りませんが、中郷村が「昭和の大合併」で函南と合併せず三島市との合併を取ったのは、やはり三島とのつながりを取った、と言うことなのでしょうか。
私も分からないので、古い時代の地形図を見てみました。明治27年測量の地形図では、間宮、大場、中島、梅名の集落が繋がっているように見えます。中郷村が誕生したときは梅名に村役場が置かれました。
[97105] 2018年 12月 12日(水)17:52:00千本桜 さん
函南町のDID
[97091] 伊豆之国 さん
「函南」と言うと、やはり東海道線の「函南」駅の周辺、と言うイメージです。
中略
伊豆仁田駅周辺を中心とする函南町内のDID名称を「函南」とするのは実態にそぐわず、無理があるのではないかと思います。

伊豆の国さんの考えに反しますが、人それぞれと思って気にしないで読んでください。確かに駅は重要ですが、函南駅は駅名であって地名ではありません。函南駅周辺をもって「函南」と比定すると、他は何なの?「函南」ではないの?になってしまいます。函南町やその周辺の人々は函南町全域を「函南」と思っているので、函南駅から離れた伊豆仁田駅周辺のDIDを「函南DID」と命名しても少しも違和感がありません。

私は次ぎの思考を経た結果、伊豆仁田駅周辺のDIDを「函南DID」と呼ぶことにしました。
函南町のHPによると、平成30年11月末の大字別人口は、平井6,837、柏谷5,595、仁田5,358、間宮4,895(以下省略)の順で拮抗し、互いに譲れぬ互角の関係となっています。駅があると言う理由で「仁田DID」としたなら、仁田以外の大字が「ここは仁田じゃないぞ」と反発しそうな力関係を感じます。見方を変えれば、DID全域を背負って立つほどの傑出した大字がなく、全体をまとめる力があるのは現行町名の「函南」だけで、他に言い換えができない。そんな雰囲気が漂っています。

仁田には駅もあり、かつては町役場もありましたから、多少は他の大字より優位な立場だったかもしれません。でも、実態はどうでしょう。函南町は、函南町の他に伊豆の国市、熱海市などを商圏とする商業都市ですから、たくさんの物販店、飲食店が進出しています。しかし、その多くは仁田ではなく間宮、塚本に立地しています。このことから、現代における函南町の中心は仁田ではなく間宮ではないかと考えました。ピンポイントで指し示すなら、らーめんブッチャー函南店前交差点あたりが地域の中心機能を担い、多くの人が行き交う場所になっているのだろうと推測しました。地元の人は間宮や塚本を「仁田」とは呼ばない。では、どんな地名で呼び合っているのでしょう。

函南町のDIDに立地する店舗の店名を調べてみました。すると、殆どが店名に「函南」を冠しているのが分かりました。スルガ銀行函南支店、JA函南支店、ユニクロ函南店、BOOKOFF函南店、TSUTAYA函南店、静岡トヨタ函南店、しまむら函南店、その他ずらり店名に「函南」を用いています。これは、この一帯が「函南」と言う呼び名で認識されている証でしょう。余談ですが、大河原町役場の斜め向かいに某新聞社の通信部があります。その通信部の名称は、なんと白石通信部。これは立川駅前に八王子店を構えるようなもので超違和感。もし、塚本に立地するTSUTAYA函南店がTSUTAYA仁田店を名乗ったなら受け入れられないでしょう。「函南店」だから受け入れられるのです。

国土地理院図で函南町を見ていると「新幹線」という面白い地名に遭遇します。でも、これは住所には用いられない「区」の名称で、住所は大字の「上沢」を用います。その隣に、これまたぎょっとする「函南」なる地名が記載されています。これもまた「区」の名称で、住所は大字の「平井」を用います。この場所に函南区が設置された経緯は分かりませんが、函南駅との関連性は感じられません。また、区は土地に付された大字名とは異なる性質のものですから、今回のDID命名には影響しないものと考えています。
[97074] 2018年 12月 6日(木)20:34:50千本桜 さん
Re:地元のDIDの命名
[97062] 駿河の民さん
蛇足ですが、韮山から伊豆長岡へのDIDについては「韮山」がいいと思います。
イメージ的には長岡も「韮山」なんですよね…
伊豆長岡駅を含む狩野川右岸は旧韮山町の領域ですから、DID名に韮山の名は入れたいものです。しかし、旧伊豆長岡町の領域も「韮山」の名で表すのは如何なものかと思うのですが…
その辺の感覚的な捉え方は、伊豆地方に馴染みの薄い私より、地元の駿河の民さんの感覚を尊重したいと思います。なので、「イメージ的には長岡も『韮山』なんですよね…」のところを、もう少し詳しく教えて頂けないでしょうか。
[97056] 2018年 12月 3日(月)21:36:00千本桜 さん
Re:伊豆がらみのDIDの名称
[97053] 白桃さん

伊豆がらみのDID名について、私なら下記ようにします。
沼津市、三島市、長泉町、清水町、裾野市に跨がって連担するDID名は「沼津・三島」とします。
「駿豆」だと広域すぎて、的が定まらなくなるので都市名をもって命名したい。沼津単独ではなく「沼津・三島」と連称するのは、両者の都市としての力関係(DID内に集積する都市機能など)が沼津100:三島50程度ではないかと推測するからです。この程度の差だと、沼津の名をもって三島を代弁できない可能性があります。よって、三島の名も必要と考えます。長泉、清水、裾野に関しては「沼津・三島」がそれらを代弁できると思いますので、連称しなくても良いと考えます。

函南町と三島市に跨がって連担するDID名は「函南・中郷」とします。
函南町のDIDは「函南仁田」とせずに「函南」としたいと思います。このDIDは概ね6つの近世村(塚本、間宮、大土肥、仁田、平井、柏谷)に跨がっています。これらの村は明治の合併で函南村を名乗り、すでに129年が経っています。なので「函南」はこれら旧村の総称として定着していますが、「仁田」には総称能力はないと考えます。なので「仁田」を加えて「函南仁田」と表すと弊害が起きる可能性があります。たとえば、この柏谷地区に立って「ここは仁田」ですかと問えば、「違います」と答が返ってくるはずです。また、三島市の大場駅付近に展開するDID名は「大場」とせずに「中郷」とします。このDIDは概ね7つの近世村に跨がっています。これらの村は明治の合併で中郷村を名乗り、「中郷」はこれら旧村の総称として機能しましたが、「大場」には総称能力はないと考えます。現在「中郷」は住所地名から消えていますが、小学校、中学校、公民館などの名称に「中郷」が冠称されています。そのことから判断して、大場駅周辺のDID名は「中郷」がふさわしいかと思います。

伊豆の国市IのDID名は「長岡・韮山」とします。
DIDに占める韮山の比重を考えると、捨てたり伊豆長岡に包含するより、韮山を連称した方が適切だと考えます。

伊東市IIのDID名はグラグラ迷った末に「川奈・玖須美元和田」にするつもりですが、それでも迷う。
このDIDは2つの大字(川奈・玖須美元和田)に跨がっていますが、DID名を「川奈」とした場合、「川奈」は「玖須美元和田」を代弁できるのだろうかという疑問がわきます。なので連称にしたいと思うのですが、問題は大字「玖須美元和田」の来歴の複雑さと名称の長さです。来歴の記述は省きますが、他の大字と違ってどこか不安定さが残る大字です。住民は住所を書くとき「玖須美元和田」と書くでしょう。しかし、日常会話の中でも「玖須美元和田」が用いられるのだろうか? そんな疑問が堂々巡りしています。

いろいろ勝手に書きましたが、DIDの命名は創作活動ですから、いろいろな案があっても良いと思います。異論を唱えたために、白桃さんの創作活動に迷いを生じさせたら、ごめんなさい。気にしないで励んでください。
それから、もう1つ。難問と思われるのは、岐阜市から一宮市にかけて県を跨いで連担するDIDです。まさか「濃尾」なんて命名しませんよね。 
[97042] 2018年 11月 27日(火)22:41:20千本桜 さん
DIDの命名
[97041] 白桃さん
DIDには数字ではなく、地理ごころを以って命名しましょう。
すこぶる同感ですが、これは大変な作業になりますね。無味乾燥なローマ数字を地名に置き換えて、DIDに命を吹き込む作業ですから有意義なことです。「那須塩原市 IのDID人口は減少し、IIのDID人口は増加している」とローマ数字で表すよりよりも、「黒磯のDID人口は減少し、西那須野のDID人口は増加している」と地名で表した方が分かりやすいです。しかし、昭和35年から平成27年まで、全部のDIDに対して命名するとなると難問山積みで、たぶん白桃さんの白髪が増えそうな気がします。
例えば平成27年だけを取り上げても
1・どう見ても1つの市街地なのに、統計上はIとIIに分離されてしまた気仙沼市のDID。このDIDを何と命名するか。非常に苦し~い。
2・焼津市と藤枝市伊予市と松前町などのように同規模のDIDが連担する場合、仮に連称するとして、焼津が先か藤枝が先か、ちょっと苦しみを味わうことになる。
3・奈良県の斑鳩町、三郷町、王寺町、河合町、上牧町に跨がって連担するDID。このDIDを何と命名するか。難問で頭を抱え込むでしょう。
プレッシャーをかけてしまったようですが、白桃さんも地理(地誌)好きの性で、一心不乱に取り組んでいることと思います。作業完了したらアイビー東京でも歌いましょうか。
[97039] 2018年 11月 26日(月)20:40:01千本桜 さん
蔵王
[97026] 伊豆之国さん

以前にも話題になった「蔵王山」の読み方論争ですが…
毎日、蔵王の山並みを眺めて暮らしています。「蔵王に雪が積もったな」とか「雲に隠れて蔵王が見えないな」などと、無意識のうちに蔵王に目が行っているようです。この場合は、蔵王山(ざおうざん)でもなく、蔵王山(ざおうさん)でもありません。あくまでも蔵王(ざおう)です。普段は意識しませんが、問われれば私は「山」を付さない「蔵王」派なのかも知れません。でも地図に「蔵王山」と書いてあれば、それを「ざおうざん」と読みます。「ざおうさん」と読んだことは一度もありません。

「地名の清濁論議」は、過去にも何度か話題になっていますが
地元住民は「角田市」のことを「かくだ」と発音します。でも、よそから来た人の中には「かくた」と発音する人もいて違和感を感じます。「角田」を「かくた」と発音する人は地元民でないことが一発で分かります。でも「村田町」のことは地元民も他県の人も「むらた」と発音します。「むらだ」と発音する人は、ズーズー弁の訛が残るお年寄りだけです。なので私は長い間、長野県佐久市の「岩村田」を「いわむらた」と読んでいました。「いわむらだ」だと知ったのは後になってのことです。「大河原町」は正式には「おおがわら」ですが、町民の中には「おおかわら」と発音する人も結構います。でも、この「大河原町」は地の利に恵まれているためか、のほほんとしています。「おおがわら」でも「おおかわら」でも、どっちでも認めてしまう変なおおらかさがあります。

地の利に恵まれた大河原は、宮城県南部の商業と行政の中心都市ですが、のほほんとしていて、中心都市であることの自覚が弱い町です。そこで思い余った千本桜は、落書き帳の[20259]で「スーパータウン」について書き込みました。もう、15年も前のことなのですね。なつかしや。当初は町の人からも白い目で見られていたようですが、近年、変化が現れてきました。「スーパータウン大河原」が認知されて来たのです。町長が「スーパータウン大河原」をパクリ始めたのです。「パクリ」はあまり良い言葉ではないので真面目に「オマージュ」としましょう。これが町長のオマージュです。すつかり「スーパータウン大河原」が気に入ったようで、町長コラムの中で「本町は仙南の中心に位置し、その中心性・拠点性・利便性を存分に発揮し、面積は小さくても大きな役割を果す『スーパータウン』と呼ばれています。」と書いているではありませんか。
さしつかえなければ、伊豆之国さんにおかれましても、どこかのほほんとしていて外部に向かって発信する力の弱い大河原町のために、「スーパータウン大河原」と「一目千本桜」を全国に向けて拡散して下さいますようお願い申し上げます。
[97025] 2018年 11月 24日(土)12:36:15千本桜 さん
腰越と鎌倉は連担で、大磯と国府は非連担です。
[97024] 白桃さん
腰越と鎌倉が連担しているというのなら、大磯と国府も「連担」と認めても良いのじゃないかと思うのですが、別のDIDになっていますね。

国土地理院の地図は、国道を赤色で表示し、人口集中地区の境界線も赤色で表示しています。そのため、判読しにくい個所が生じています。地図をどんどん拡大してみましょう。すると、鎌倉市の稲村ガ崎と坂ノ下の間は境界線が途切れずに連担していることが判読できます。なので、連担する大船、腰越、鎌倉は3地区あわせて1つの鎌倉市人口集中地区になり、それに連担する逗子市、葉山町の人口集中地区も大東京DIDに組み込まれます。
それに対して大磯町は、大磯と国府の間に境界線の途切れがあり、連担していないことがが判読できます。なので、大磯は「大東京DID」に組み込まれ、国府は二宮町、南足柄市の人口集中地区とともに、言うなれば「大小田原DID」に組み込まれます。

このように、DIDに関しては疑問というか不可思議な点が多々あります。
同感です。昔は都市部と村落部の境界が判断しやすかったのですが、いまではグレーゾーンが広がって、どこまでが都市部で、どこからが村落部なのか、判断が難しくなりました。

ともかく、2015年時点では、大磯町内において大東京DIDは途切れ、国府DID以西は小田原DIDと「連担」ということにしておきましょう。
それで良いと思います。私も同じ考えです。
[97022] 2018年 11月 23日(金)08:25:12千本桜 さん
鎌倉DID
[97019] 白桃さん
大船と腰越は繋がっているものの、鎌倉はギリギリ繋がっていないように思えるのですが…。

これからクロスカントリーなので取りあえず、急ぎ書き込みです。
稲村ケ崎と坂ノ下の海岸を走る国道134号がDID。沿道には人家も無いのに、なぜかDIDです。
[96483] 2018年 9月 16日(日)10:13:29千本桜 さん
Re:島のDID
[96482] 白桃さん

今、長野県にさしかかったところなんですが、ここも結構複雑で面白い県であります。が、複雑なだけに少々疲れますので、本日は気分転換のため、単純な島のDIDに言及することにします。
長野県は疲れますね。特に佐久市。でも、佐久市を避けてDIDは語れない。岩村田、野沢・中込、臼田に加え、北中込や佐久平まで参入して、自治体内での地区間競争が激しいようです。小諸市の商業をぼろぼろにしてしまった佐久市。これを、どのように捌いてくださるか楽しみです。

表で唯一、島名とDID所在地名を隠しているAを推理してください。一番意外なところかも?
Aは八丈島(八丈町)で、三根地区と大賀郷地区に跨がって広がる市街地ではないでしょうか。島嶼部の人口集中地区は、最大の沖縄県石垣市から最小の山口県橘町まで、どれも港を中心に、海にへばりついて展開しています。しかし、八丈町だけは雰囲気が異なりますね。なぜか海にべったりではない。主産業が漁業や海運業でなかったからと解釈してよろしいのでしょうか。ずいぶん昔のことですが、八丈島の地形が絵になりそうなので、ちぎり絵で地図を描いたことを思い出しました。
[96448] 2018年 9月 1日(土)07:50:09千本桜 さん
船迫(ふなばさま)はなぜ「ふなばさん」と発音されるのか
[96445] 白桃さん
旧町の名前を明らかにしていないのは、勿体ぶっているわけでも、クイズにしたいわけでもありません。
クイズにしたいわけではないとおっしゃいますが、どうもクイズっぽいので挑戦します。
SuperA町=大河原町、旧B町=船岡町、旧C町=槻木町、旧D町=宮内町、旧E町=赤湯町、旧F町=飯坂町
これで正解でしょう。ただし、旧B町(船岡)の数値には旧C町(槻木)の船迫地区の人口が含まれています。船迫は藩政期から明治22年まで船迫村、明治22年から昭和31年まで槻木町大字船迫、昭和31年以降は柴田町大字船迫を名乗っていました。しかし、東半分は槻木の市街地に近く、西半分は船岡の市街地に近いため、昭和43年に西半分を大字船迫から分離し、大字本船迫として船岡管内に組み込みました。

ところで、「船迫」は「ふなばさま」と読むのですが、昔の人は「ふなばさん」と発音していました。私の同級生は今でも「ふなばさん」と発音します。なぜ「ま」が「ん」になるのか不思議です。ほかにも地元では、成田(なりた)を「なんだ」、上町(かみまち)を「かんまち」と発音します。このように「ま」「り」「み」などが「ん」になるのは全国的なものかもしれませんが、なぜなのか不思議でなりません。
[96432] 2018年 8月 23日(木)20:40:19【1】千本桜 さん
55年間DIDを形成する町
[96429] 白桃さん
2015年国勢調査まで途切れることなくDIDが存在しているのは、岩内ではなく浦河である。

昭和の大合併と平成の大合併で都市らしからぬ自治体が「市」を名乗るようになりました。そのようななか、いまだに「町」を名乗っているけれど、1960年国勢調査から2015年国勢調査まで途切れることなくDIDが存在しているの下記の32町に敢闘賞を差し上げてください。

八雲、倶知安、岩内、余市、栗山、遠軽、美幌、新ひだか、大河原、大洗、大泉、小川、大磯、二宮、松田、真鶴、湯河原、下諏訪、笠松、武豊、忠岡、王寺、湯浅、海田、坂、多度津、松前、水巻、芦屋、苅田、志免、門川。

見直しをした結果、亘理、琴平、須恵を削除し、大泉を追加しました。
[96400] 2018年 8月 19日(日)01:21:51千本桜 さん
Re:夏休み旅行記クイズ
[96394] シノレパシクソさん
楽しい旅をされて良かったですね。クイズに挑戦します。

A市の中心、A駅へ。県庁所在地であるこの市は観光名所が多く、
A:格安バスツァーでA市を観光した時のことです。A市の中心街に差し掛かると、同乗のオバサマたちが「仙台より大きな町ね」と、言い始めたのです。私にはそのように見えなかったのですが、そのように見える人たちもいる。そういうレベルの都市ですね。
やはりB(施設名)が有名ですよね。三本の指に入る○○ですが、
B:高松や熊本も名乗り出て5本の指にしてくれとか、鹿児島も便乗して指6本にしてくれと主張するかも。
Cは市内の至るところで使われており、それだけで高級さを感じられます。
C:高級すぎて緊迫した雰囲気が感じられます。
D藩主、
D:その名は、まり子。
E家のすごさを感じました。
E:その家系を継いだ御方の旧別邸が鎌倉の長谷にあります。今はとある施設になっていて有料で観覧できます。
すぐそばにあるAF美術館(市名+F)に行こうとしたのですが、
F:伊東市には、それより一世紀さかのぼったものがあります。
市内を流れる大きなG川を渡ってすぐ、
G:その川の畔に、ゆう子さんと温子さんがいました。どちらがお好みですか。
渡ってすぐ、H(観光地名)に。
H:京都祇園の花見小路みたいな所ですね。山形市には昭和レトロな花小路という裏寂れた盛場があります。
I県
I:この県と同名の町が福島県にあります。
J市の中心駅を通過するのには驚きでした。
J:その駅に「谷」を付すとユーミン。
最初の停車駅はK市のK駅。
K:人口で県下第二の座をJ市に奪われてコマっているようですが落胆しないで。実質第二の都市はK市です。分かっている人は分かっているんです。
県境を超えてL県
L:なんとなく裕福そうな県名ですね。
M市の駅
M:あわや「金津」と答えそうになりました。
駅前にはNが置かれていました。
N:その置物は、動いたり吠えたりするようです。
ローカル線のOに乗り換え、
O:大きなお寺まで鉄道が走っていた頃の話です。自転車旅行で京善駅近くの小さな社に野宿しました。当時の日記には7月8日(火)雨、朝食インスタントラーメン、昼食なし、夕食インスタントラーメン、アイスキャンデー20円と書いてあります。インスタントラーメンは飯ごうで煮て食べます。さらに、その大きなお寺に関しては「無料駐車場が無いのは、ずるい」と記録しています。細かいことは忘れてしまいましたが、あの大きなお寺さん、無銭状態で自転車旅行している私から自転車駐車代を取ったのだろうか。自動車でもないのに。また、京善集落に関しては「機織り(家内工業)が盛ん」と書いてあります。いま読み返してみると「へぇ~、そうだったのか」と懐かしくなります。
終点のP駅へ。
P:その駅がある市と同名の町が岡山県にもありましたが、平成の大合併で消滅しています。

シノレパシクソさんへ質問
問題文には「M駅からローカル線のOに乗り換え」とありますが、これは「L駅からローカル線のOに乗り換え」の誤りではないでしょうか。
[96357] 2018年 8月 5日(日)08:15:39千本桜 さん
クイズに挑戦
[96354] ekinenpyouさん
クイズに挑戦
越前高田(JR九頭竜線)
こんな感じの回答でいいですか?


[96355] 伊豆之国さん
この県で最古参のE市
ローカル私鉄が分岐するH市
地名の字面や発音したときの音の響きから、その土地をイメージするのが好きです。どことなく洗練された音の響きを持つE市に対し、なんだかゴチゴチガチガチの響きを持つH市ですが、どちらも好きな市名です。

旧J町にある駅で下車
その駅舎はコンクリート造りでないといいのだが。

M町の駅で対向列車と待ち合わせ
若い頃に読んだ紀行文によると、その町の町並みは「どこがヘソだか分からない」のだそうです。海と山とに挟まれて細長く伸びる町並みですが、どこがヘソだか分かりましたか?

右手に干拓地に広がる稲穂の波を眺めつつ、R市の駅へ。
その駅に着いた頃は疲れて果てて、旅も飽きたことでしょう。
[96314] 2018年 7月 20日(金)21:10:55千本桜 さん
クイズに回答いただきありがとうございます
[96301] 白桃さん
白桃さんは水沢から「水沢アキ」を連想されたようですが、私は群馬県水沢観音の門前で食べた「水沢うどん」が浮かんできます。

[96303] pタウンさん
それはあの出来事以前に海側に行ったものであって、ここで挙げてあるような内陸の都市は全く行ったことが無いのです…
あの出来事以前に岩手県の海岸風景を見ておいて良かったですね。あの長い距離に亘って美しい風景が連続する様子は圧巻でしたが、あの出来事でどうなってしまったのだろう。風景の傷が癒えたなら、いつかまた陸中海岸へ行ってみたいと思います。

[96304] hmt さん
hmt誕生当時の首相ですが、その出身地は知りませんでした。
三つの記念館を見学して感じたのですが、水沢の三偉人の中では斎藤実の知名度が一番低いようです。しかし斎藤実記念館は、暗殺されたときの弾痕が残る鏡台や、血痕の付いた衣服なども展示してあり、胸にずしりと来るものがあります。

[96305] シノレパシクソさん
ところで、現在○○を含んでいる市の中でDIDがあるのは在来線の〇〇駅周辺だけですね。
そのとおりです。現在、奥州市のDIDは水沢の市街地だけです。しかし、第一回DID調査の昭和35年には、江刺市の岩谷堂にも人口5,015のDIDがありました。

川の対岸に新幹線の駅もありますがDIDとは無縁です。もっとも、この辺りは○○の領域ではなく、○○の半分程度の人口を擁す「お隣さん」の領域な気がしますが。
いいえ、新幹線水沢江刺駅は江刺市ではなく水沢市の領域です。水沢市は昭和29年、胆沢郡の1町3村(水沢町、姉体村、佐倉河村、真城村)と、江刺郡の2村(羽田村、黒石村)が合併して誕生しましたが、水沢江刺駅は旧羽田村の領域に設置されています。また、旧姉体村は大谷翔平の出身地です。

商業都市として発展し、県南内陸部の流通の中核を担っていたそうです。
県南内陸部では一関、水沢、北上、花巻が優劣つけがたい都市間競争を展開しています。昭和40年代の都市規模を個人的手法で算出したものがあります。それによると、水沢を100とした場合、花巻95、一関90、北上60となります。北上は水沢や花巻の陰に隠れて少し小ぶりの都市でしたが、その後、急速に成長。今では北上が一番大きな都市になっているようです。しかし、岩手県の行政機構を見ると、一関地区、北上地区、花巻地区を包含する県南広域振興局は水沢に置かれているので、今も水沢がかろうじて第二県都の座を保持していると言えなくもない状況です。
[96313] 2018年 7月 20日(金)21:01:08千本桜 さん
クイズ「ここはどこでしょう」の答は水沢です
[96299] クイズ「ここはどこでしょう」の答えは「水沢」で、Aは高野長英、Bは後藤新平、Cは斎藤実でした。
 
 江戸時代後期の蘭学者 高野長英、その甥の子で後に東京市長となる後藤新平、そして後藤新平の1つ年下で後に内閣総理大臣となる斎藤実の足跡を訪ねて岩手県の水沢へ行ってきました。幕末から維新にかけて偉人を輩出した水沢は、出雲より小さいが浜田、益田より大きな市街地を形成しています。まず高野長英記念館へ。記念館は中心街の南に広がる水沢公園の一角にある。春は花見客でにぎわう水沢公園も今は季節外れで人の気配もなく小雨がぱらついている。まるで時間が止まったように静かだ。記念館には観光スポットの華やかさはなく、あくまでも記念館の趣である。開国を説いて弾圧されて死亡した高野長英の生涯を、学芸員が熱心に説明してくれた。記念館見学後は同じ公園内に鎮座する駒形神社に参拝して街へ出る。
 水沢の中心街は江戸期に宿場が置かれた奥州街道沿いの町並みと駅前通りだが、今回の旅の目的地はその西側に広がる旧武家町にある。駒形神社から北へ500メートルほど歩いて高野長英旧宅へ。ここは高野長英が幼少のころ過ごした旧宅で国指定史跡になっている。ただし個人宅のため屋内は非公開。そのすぐ隣にも国指定重要文化財の武家屋敷 高橋家が建っているが、こちらも個人宅のため非公開。さらに北へ500メートルほど歩いて後藤新平記念館へ到着。周辺には市役所、県の合同庁舎、裁判所などが立地している。この記念館も観光施設の雰囲気はなく、あくまでも記念館の佇まいである。ここの学芸員もすばらしい学芸員で、手の付けられないガキ大将 後藤新平の生涯と功績を、柔らかな口調で丁寧に説明してくれた。後藤新平は医師、長官、総裁、大臣、市長、学長などの肩書きを持つが、スケールの大きな計画を立てる都市計画家でもあった。
 後藤新平記念館から北へ200メートルほど進むと江戸時代後期の地理学者 箕作省吾の誕生地跡ある。この箕作省吾が著した書物は吉田松陰にも影響を与えたに違いない。腹が空いてきたので昼食。後藤新平記念館から徒歩3分の割烹料理店に入店。畳敷きに椅子テーブルを置いた個室へ案内される。この年齢になると畳に直に座るのが苦痛なので、椅子テーブルは大変ありがたい。釜飯ランチセットを注文。ご飯は水沢の特産品 南部鉄器で作った釜の中に入っている。品のある落ちついた部屋で食事をしながら、水沢に蓄積された奥の深さや層の厚みを改めて感じた。
 昼食を済ませ、吉小路吉(きちこうじ)へ進入。この吉小路こそ、偉人を輩出した水沢の神髄である。まず、今は武家住宅資料館として公開されている内田家旧宅へ。その斜め向かいは後藤新平の生家で、茅葺屋根の主屋が一般に公開されている。そこから徒歩1分の所には、昭和に内閣官房長官や副総裁を歴任した明治生まれの政治家・椎名悦三郎の生家跡がある。ちなみに、椎名悦三郎は後藤新平の甥にあたる。さらに、そこから徒歩1分で後藤新平の大叔父にあたる高野長英の生誕地に着く。高野長英生誕地は公園として整備されている。こんな狭いエリアに、江戸後期から昭和にかけての歴史が濃密に詰まっている魅力的な吉小路であるが、これだけでは終わらない。
 高野長英生誕地から徒歩3分。吉小路のどん詰まりに、内閣総理大臣となった斎藤実の生家と斎藤実記念館がある。小雨の中、記念館はひっそりしていて、ほかに入館者はいない。こちらの学芸員も熱心で、斎藤実の温厚な人柄や、凶弾に撃たれて散った彼の人生を丁寧に説明してくれた。ちなみに、斎藤実は後藤新平の1つ年下で、子供の頃、温厚な斎藤実はガキ大将の後藤新平にいじめられていたそうです。それほど大きな都市でもないのに幾人もの偉人を輩出した水沢は、萩ほどのインパクトはないにせよ、もっと世に知られてよい都市だと思います。
 もう一人つけくわえると、総理大臣になれそうでなれないままに失速した感じがする小沢一郎も水沢の小・中学校出身で、水沢の市街地に事務所を構える水沢の人。なんとも政治家と縁の深い都市です。
[96302] 2018年 7月 15日(日)20:36:17千本桜 さん
ここはどこでしょう ヒント
[96299]のクイズ「ここはどこでしょう」は、すこし難しかったでしょうか。白桃さんはクイズが解けているようですが、まだ正解は発表しないでおきます。萩は幕末維新の戦争で勝った方の藩ですが、この都市は負けた方の藩に属しています。負けて賊軍と蔑まれた藩から、A、B、Cやその他の偉人が生まれているのが何とも面白いではありませんか。この都市は一見すると南部藩(盛岡藩)に位置しているように見えますが、南部藩(盛岡藩)ではありません。もっと、みなさんに知ってもらいたい都市なので、クイズの回答をお待ちしています。

[96301] 白桃 さん
某女優の写真集を見てコーフン(恥)したことを思い出します。
その気持ち、理解できます。彼女、若いときは可愛かったですからね。でも、下の名前が「うどん」だって、知ってました? 上の名前を言うと答えになるから伏せておきますが。
[96299] 2018年 7月 14日(土)20:56:09千本桜 さん
ここはどこでしょう
 江戸時代後期の蘭学者A、その甥の子で後に大都市の市長となるB、そしてBの1つ年下で後に内閣総理大臣となるCの足跡を訪ねて、とある都市へ行ってきました。幕末から維新にかけて偉人を輩出したこの都市は、出雲より小さいが浜田、益田より大きな市街地を形成しています。まず、蘭学者Aの名を冠したA記念館へ。A記念館は中心街の南に広がる公園の一角にある。春は花見客でにぎわう公園も今は季節外れで人の気配もなく小雨がぱらついている。まるで時間が止まったように静かだ。A記念館は観光スポットの華やかさはなく、あくまでも記念館の趣である。開国を説いて弾圧されて死亡した蘭学者Aの生涯を、学芸員が熱心に説明してくれた。A記念館見学後は同じ公園内に鎮座する大きな神社に参拝して街へ出る。
 この都市の中心街は、江戸期に宿場が置かれた街道沿いの町並みと駅前通りだが、今回の旅の目的地はその西側に広がる旧武家町にある。神社から北へ500メートルほど歩いてA旧宅へ。ここはAが幼少のころ過ごした旧宅で国指定史跡になっている。ただし、個人宅のため屋内は非公開。そのすぐ隣にも国指定重要文化財の武家屋敷が建っているが、こちらも某家の個人宅のため非公開。さらに北へ500メートルほど歩き、Aの甥の子であるBの名を冠したB記念館へ到着。周辺には市役所、県の合同庁舎、裁判所などが立地している。B記念館も観光施設の雰囲気はなく、あくまでも記念館の佇まいである。ここの学芸員もすばらしい学芸員で、手の付けられないガキ大将Bの生涯と功績を、柔らかな口調で丁寧に説明してくれた。このBは医師、長官、総裁、大臣、市長、学長などの肩書きを持つが、スケールの大きな計画を立てる都市計画家でもあった。
 B記念館から北へ200メートルほど進むと江戸時代後期の地理学者の誕生地跡ある。この地理学者が著した書物は吉田松陰にも影響を与えたに違いない。腹が空いてきたので昼食。B記念館から徒歩3分の割烹料理店に入店。畳敷きに椅子テーブルを置いた個室へ案内される。この年齢になると畳に直に座るのが苦痛なので、椅子テーブルは大変ありがたい。メニューはちょっと変わったものを注文。ご飯はこの都市の特産品で作った器の中に入っている。品のある床の間がある落ちついた部屋で食事をしながら、この都市に蓄積された奥の深さや層の厚みを改めて感じた。
 昼食を済ませ、とある小路へ進入。この小路こそ、偉人を輩出したこの都市の真骨頂である。まず、今は資料館として公開されている某武家屋敷へ。その斜め向かいはBの生家で、茅葺屋根の主屋が一般に公開されている。そこから徒歩1分の所に、昭和に内閣官房長官や副総裁を歴任した明治生まれの某政治家の生家跡がある。ちなみに、この某政治家はBの甥にあたる。さらに、そこから徒歩1分でBの大叔父にあたるAの生誕地に着く。A生誕地は公園として整備されている。こんな狭いエリアに、江戸後期から昭和にかけての歴史が濃密に詰まっている魅力的な小路であるが、これだけでは終わらない。
 A生誕地から徒歩3分。この小路のどん詰まりに、内閣総理大臣となったCの生家とCの名を冠したC記念館がある。小雨の中、記念館はひっそりしていて、ほかに入館者はいない。こちらの学芸員も熱心で、Cの温厚な人柄や、凶弾に撃たれて散ったCの人生を丁寧に説明してくれた。ちなみに、CはBの1つ年下で、子供の頃、温厚なCはガキ大将のBにいじめられていたそうです。それほど大きな都市でもないのに、これほどまでに偉人を輩出した不思議な都市はどこでしょう。
[96298] 2018年 7月 14日(土)20:24:46千本桜 さん
路線価クイズの解答
[96258]白桃 さん

路線価クイズにおつきあいいただきまして、ありがとうございました。白桃さん、正解です。大河原税務署管内における最高路線価は長年に亘り白石市の白石駅前通りでしたが、平成30年度、ついに大河原町の国道4号通りに変わりました。いまや、大河原は白桃さんにとって三本松、岡山、浦安に次ぐ第4の故郷といったところでしょうか。つきましては、ぜひ大河原町へふるさと納税を!
[96256] 2018年 7月 4日(水)19:47:23【1】千本桜 さん
路線価クイズ
国税局発表の2018年分路線価によると、A県の南部に位置するB市、C市など2市7町を管轄するD税務署管内では27年ぶりに最高路線価の所在地が変わり、それまで路線価トップを保持してきたB市の「駅前通り」を抜いて、D町の「国道4号通り」がトップに躍り出た。だが、D町も安穏としてはいられない。管内で最大の人口を有するE町がトップの座を狙っているからだ。2市2町が中心都市の座をめぐって火花を散らすなか、2市の市勢は弱まり、DID人口も小売販売額も2町の下位に甘んじている。C市に至ってはリングの外に弾き出されてギブアップ状態。ついに、平成28年度を最後に路線価図からも姿を消している。市は町村より都市的であるという考えは、この地域には当てはまらない。
A~Eに当てはまる名称をお答えください。

年度別、2市2町の路線価最高価格

都市名平成30年度平成29年度平成28年度平成27年度平成26年度平成25年度平成24年度
B市32,00033,00033,00034,00036,00037,00040,000
C市--22,00022,00023,00024,00025,000
D町33,00032,00032,00032,00033,00035,00036,000
E町31,00031,00031,00031,00031,00031,00032,000

訂正
「年度」は誤りで「年分」が正しい。例:平成30年度(誤)→平成30年分(正)
[96159] 2018年 5月 31日(木)19:56:20【1】千本桜 さん
盛岡市に略奪される北上市・花巻市
来月、日帰りで北上市の「みちのく民俗村」と花巻市の「宮沢賢治記念館」に行きます。
それなのに、旅行会社から届いた旅程表のタイトルは、なんと!「新緑の岩手路:盛岡市名所めぐり日帰り旅」。
「みちのく民俗村」と「宮沢賢治記念館」が盛岡市だなんて、なんでこうなるの? いい加減にせい!旅行会社。
[95643] 2018年 4月 3日(火)07:26:07千本桜 さん
ひょっとして、A市は静岡県の某市と姉妹都市?
[95642] シノレパシクソさん

A市といえば、C市・D市に次ぐC県第三の都市。
シノレパシクソさんは、あそこへ行ってきたのですね。A市の見た目の街の大きさは、東北地方で言うなら八戸・弘前より小さく、大崎・北上・大館より大きい。つまり、会津若松・石巻・酒田・鶴岡・米沢などと似た感じの大きさではないでしょうか。

川に架かった橋をJ(鉄道名)の列車が渡っている様子と、輝く川の水面とが合わさった光景はとても綺麗でした。
その列車の終点は◯◯温泉ですね。◯◯温泉は新婚旅行で行きました。あの頃はまだ、A市の近くに井原西鶴の作品を連想させる名の市があって、その市の某集落は杏の花の真っ盛りでした。
[95424] 2018年 2月 12日(月)13:49:35千本桜 さん
Re:北海道廃線マップ
[95422] 特急とりあたま さん
北海道廃線マップなんてものがありました。見やすいですね。
…あれ?僕が作ったやつだ。(それも数分前に)作るのは結構大変でしたよー。ミス等ありましたら向こうにコメントしてください。
「ミス等ありましたら向こうにコメントしてください」とありますが、あえてこちらに書かせていただきます。特急とりあたまさんの北海道廃線マップは空想地図なんですか? しかし、[95421] 伊豆之国さんの書き込みに対するレスであることから判断すると、空想で描いたものではなく、日経新聞の記事を基に図化した地図と思われます。しかし、ところどころに間違いが見受けられます。たとえば、根室や斜里あたりが「維持に最大限努める」として重要視されているのに対し、室蘭や帯広あたりは「維持に努める」と軽くあしらわれているって変でしょう。そのほかにも、ところどころ変な所があります。ですから、ごめん! もう一度、日経新聞の記事を読み直し、正しく分析して地図作りに励まれることをおすすめします。アタックチャ~ンス!ですよ、特急とりあたまさん。地図作りは、テクニックよりも調査・編集が大事と思いたい。
[95326] 2018年 1月 23日(火)22:01:08千本桜 さん
謎メッシュの謎が解けました
[95277] [95313] 千本桜

平成26年商業統計メッシュデータの「誤記らしき個所」について経済産業省へ問い合わせしたところ、さっそく回答を頂きましたのでお知らせします。

問い合わせ内容
1:3次メッシュコード59415045(つまり岩手県滝沢市鵜飼沼森)周辺は森林地帯で商業が立地していないのに、事業所数177、年間販売額3,814,423万円、売り場面積31,622m2と記載されている。何かの間違いかと思いますので確認してください。
2:3次メッシュコード59415045に記載された「事業所数177、年間販売額3,814,423万円、売り場面積31,622m2」は滝沢市全体の事業所数、年間販売額、売り場面積と酷似している。何かの間違いかと思いますので確認してください。
3:滝沢市に関わるメッシュは3次メッシュコード59415045以外すべて空白で数値の記載がない。つまり、滝沢市の小売業は鵜飼沼森の山の中の1キロ四方の中に集約されていて、市役所周辺などには商店がないことになる。これは何かの間違いかと思いますので確認してください。

以上の問い合わせに対し、さっそく丁寧な回答を頂きました。それによると「滝沢市に関するデータは正しく表せていませんでした」とのことです。つまり間違い、不完全だったわけです。研究者が基礎データとして活用するであろうデータが間違っていては信憑性がなくなりますから、非常に困ります。でも、私は遊びで、しかも無料でデータを使っているのですから、これ以上、経済産業省のデータ作成担当者をたたくつもりはありません。昔、ネットでメッシュ統計を見ることができなかった頃は、コピーを申請してデータを入手しましたが、2万5千分の1地形図1図幅(つまり2次メッシュ)のデータが1枚100円だったような。2万5千分の1地形図は全国で4,419面。全部で441,900円。これが無料なのだからありがたいものです。
[95313] 2018年 1月 22日(月)18:27:19千本桜 さん
メッシュ統計で遊ぼう
[95279] にまん さん
ざっと見たところ、滝沢市土沢にある「いわて生協事業本部」が怪しいですね。
情報をありがとうございます。それで、さっそく「いわて生協のHP」を開いてみました。すると「供給額386億2,433万円」と書いてあります。この金額は2次メッシュ姥屋敷の中の「3次メッシュコード59415045」に記載されている「年間販売額381億4,423万円」と似たような金額です。これで問題は解決かと思いましたが、事業所数の177が納得できません。そこで、あれこれ調べていると、滝沢市全体の数値と「3次メッシュコード59415045」の数値が似ていることに気づきました。平成26年商業統計における滝沢市の速報、確報および3次メッシュコード59415045の値を下に並べてみます。「3次メッシュコード59415045」では長たらしいので、「謎のメッシュ」とします。

種別事業所数 年間小売販売額 売場面
滝沢市全体の速報値178 38,108百万円 不明
滝沢市全体の確報値179 38,177百万円 31,679平方m
謎のメッシュ177 38,144百万円 31,622平方m

滝沢市全体の速報値、確報値と謎メッシュの数値はびっくりするほど似ているでしょう。このあたりに謎をとく鍵がありそうです。やはり「3次メッシュコード59415045」の数値は間違いかも。そんな気がしてなりません。


[95279] 白桃 さん
[95277] 「クイズここはどこでしょう」におつきあいくださいまして、ありがとうございました。A~Jの答えは下記の通りです。
A:盛岡 B:郡山 C:秋田 D:いわき E:会津若松 F:鶴岡 G:北上 H:須賀川 I:能代 J:一関

地域メッシュから都市の範囲を決めるに当り、2種類の定義を設定してみました。標準設定(辺が接していることが条件)とゆるめ設定(角が接していることが条件)です。でも、どちらも一長一短ありです。標準設定では水沢、大館、十和田などが過小評価され、ゆるめ設定では山形.天童、福島.伊達、岩沼.亘理などが過大評価気味です。

標準設定(辺が接していることが条件):年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士の辺が互いに連接して、年間小売販売額が100億円を超える地域を商業集積地域とみなす。
仙台13,996、盛岡3,950、郡山3,769、山形.天童3,697、福島3,388、秋田2,945、青森2,739、いわき2,732、八戸2,150、弘前2,001、石巻1,567、会津若松1,526、鶴岡1,056、酒田1,006、米沢900、北上897、古川879、大河原.柴田710、五所川原.つがる707、白河.西郷701、須賀川667、横手617、花巻591、能代586、水沢567、大館566、大曲552、気仙沼547、本荘541、一関534、登米530、むつ488、寒河江.中山485、宮古462、原町450、十和田445、勿来436、新庄429、大船渡386、不明(滝沢?)381、二本松.安達369、喜多方.塩川360、東根351、相馬334、岩沼331、愛子322、築館303、三沢295、南陽294、長井286、利府282、久慈275、釜石262、黒石262、二戸232、遠野230、御所野228、白石224、湯沢214、尾花沢.大石田208、船引206、本宮205、上山201、大和194、角田192、前沢187、鷹巣187、江刺177、村山169、亘理168、下田166、会津坂下163、棚倉161、角館158、十文字157、中新田153、三川148、矢吹147、西根145、涌谷143、船越141、紫波140、川俣135、千厩134、鹿角132、野辺地130、金ヶ崎127、石川125、河北123、上川沿.扇田123、小牛田121、若柳113、田島109、浪岡106、平賀104、流通センター100

ゆるめ設定(角が接していることが条件):年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士の角が互いに連接して、年間小売販売額が100億円を超える地域を商業集積地域とみなす。
仙台14,677、盛岡4,004、山形.天童3,921、郡山3,785、福島.伊達3,604、秋田3,186、青森2,797、いわき2,750、八戸2,167、弘前2,135、会津若松1,567、石巻1,567、北上.花巻1,495、鶴岡1,072、酒田1,035、米沢900、古川886、水沢.江刺802、須賀川.鏡石749、横手.平鹿711、白河.西郷710、大河原.柴田710、五所川原.つがる707、大館689、一関.平泉629、大曲597、能代589、登米569、東根.村山567、気仙沼547、本荘541、岩沼.亘理530、十和田528、むつ507、寒河江.中山490、宮古489、原町482、勿来439、新庄438、大船渡394、不明(滝沢?)381、二本松.安達374、喜多方.塩川370、相馬366、本宮.大玉359、築館303、黒石.尾上302、三沢295、南陽294、湯沢289、長井286、久慈278、白石275、釜石262、二戸238、遠野230、船越.天王219、尾花沢.大石田208、船引206、十文字.増田205、大和194、角田192、前沢187、鷹巣187、紫波171、下田166、角館166、会津坂下163、棚倉161、涌谷158、中新田153、川俣.飯野150、西根148、三川148、矢吹147、鹿角140、千厩134、野辺地130、金ヶ崎129、石川125、若柳.石越123、河北123、小牛田121、三戸.南部115、田島111、浪岡106、猪苗代100、流通センター100

少し苦めのコーヒーを飲みながら、こんなふうに独自の基準で都市の規模を算出しては昔の規模と比べてみるのが好きなんですよ。

ざっと見て、50年前より規模が縮小または相対的ランキングが低下たように感じられる都市:秋田、青森、酒田、大館、気仙沼、宮古、三沢、釜石、黒石、白石、湯沢、鷹巣、村山、涌谷、川俣、鹿角、若柳

ざっと見て、50年前より規模が拡大または相対的ランキングが上昇したように感じられる都市:仙台、盛岡、郡山、山形、天童、福島、北上、古川、大河原、柴田、須賀川、登米、東根、愛子、利府、御所野、船引、下田、三川、流通センター
[95277] 2018年 1月 17日(水)18:31:04千本桜 さん
クイズここはどこでしょう
市町村単位ではなく、地域メッシュ統計から弾き出した東北地方の小売販売額ランキング。
例えば「仙台」は、北は富谷市、南は名取市、東は塩竈市を含む商業集積地域を指しますが、圧倒的に仙台の比重が大きいため、都市名は母都市のみを表記し「仙台」とします。また「福島」も伊達市の保原・伊達地区を含みますが、保原・伊達地区の比重が小さいため、「福島」と表記します。しかし「山形」「石巻」「大河原」「五所川原」「白河」については、母都市と連担して商業集積地を形成する天童、矢本、柴田、津軽、西郷の比重も大きいので、「山形・天童」「石巻・東松島(矢本)」「大河原・柴田」「五所川原・つがる」「白河・西郷」と連記します。異色は、やはり「大河原・柴田」です。市に至らない町なのに花巻・大館・気仙沼などを牛蒡抜きして18位にランクイン。日本の市制町村制って、子供だましじゃないかと思うこともあります。

順位都市名年間小売販売額(億円)
1仙台13,996
2A3,950
3B3,769
4山形・天童3,697
5福島3,388
6C2,945
7青森2,739
8D2,732
9八戸2,150
10弘前2,001
11石巻・東松島(矢本)1,567
12E1,526
13F1,056
14酒田1,006
15米沢900
16G897
17大崎(古川)879
18大河原・柴田710
19五所川原・つがる707
20白河・西郷701
21H667
22横手617
23花巻591
24I586
25奥州(水沢)567
26大館566
27大仙(大曲)552
28気仙沼547
29由利本荘(本荘)541
30J534

上のランキング表は、平成26年商業統計メッシュデータを基に選出した東北地方の商業集積地域と、その年間小売販売額を表しています。商業集積地域は千本桜が独自の基準で設定したもので、小売販売額1億円以上の第2次メッシュが互いに隣接し、小売販売額が100億円以上となる地域を指します。ここでの隣接とは、隣り合うメッシュの辺と辺が接していることで、角が接していても辺が接しないものは除きます。東北地方では、販売額139,961億円の仙台をはじめ、100億円を少し超す程度の青森市浪岡、栗原市若柳、南会津町田島まで、96の商業集積地域が確認できました。ただし、腑に落ちないメッシュが1つあります。1次メッシュ盛岡に属する2次メッシュ姥屋敷のデータです。事業所数177、年間販売額3,814,423万円、売場面積31,622m2とありますが、この販売額は登別市、鴨川市、西脇市、大川市の販売額に匹敵します。しかし、こんな山のなかに、そのような都市は存在しないし、イオンモールのような巨大商業施設も見当たりません。それで、2次メッシュ姥屋敷のデータは誤入力ではないかと考えるのですが、みなさんはどのように思われますか。

話が本題から逸れてしまいましたが、クイズに入ります。ランキング表のA・B・C・D・E・F・G・H・I・Jに当てはまる都市名を下から選んで答えてください。
十和田、盛岡、北上、一関、釜石、栗原、能代、秋田、鶴岡、新庄、郡山、会津若松、須賀川、いわき、東かがわ
[94790] 2017年 12月 30日(土)22:26:21千本桜 さん
仙南圏2市7町の人口増加率
この1年を振り返り、推計人口を基に宮城県仙南圏2市7町の人口増加率を算出してみました。
大河原町のみ人口増加で、ほかは全部人口減少でした。
ただし大河原町の場合、人口が増加するにつれて昼夜間人口比率が低下するという経緯を辿っています。

増加率順位市町名平成29年1月1日平成29年12月1日人口増加数人口増加率
大河原町23,68623,717310.13%
柴田町39,42539,146-279-0.71%
蔵王町12,11712,020-97-0.80%
角田市29,79929,434-365-1.22%
白石市34,78434,352-432-1.24%
村田町11,35111,177-174-1.53%
川崎町8,9508,784-166-1.85%
丸森町13,66213,357-305-2.23%
七ヶ宿町1,4261,361-65-4.56%
[94629] 2017年 11月 30日(木)13:14:42【1】千本桜 さん
Re:各市にある銀行
[94626] 桜通り十文字さん

大船渡市の銀行(岩手銀行、東北銀行、北日本銀行)が、ほろげでいるようです。ちなみに、大船渡市出身の新沼謙治は、芸能界で一番に壁塗りが上手なんだそうです。

「桜通十文字さん」を 「桜通り十文字さん」に訂正しました。失礼しました。
[94609] 2017年 11月 28日(火)06:31:07千本桜 さん
問七に関して
久々に十番勝負に挑んでみました。おもしろかったです。
問七の解答は、第一ヒント「開始時から想定解は16市減少しました」が手がかりになりました。
[94427] 2017年 11月 16日(木)08:31:10千本桜 さん
問七について
私の問七解答、白石市が正解ならばの話ですが・・・
グリグリさんは種々のケースを綿密に想定し、「該当する市」と「該当しない市」を提示していますね。該当する市に日向市、該当しない市に安来市を提示しているのを見て、そう思いました。おもしろいクイズです。
[94421] 2017年 11月 15日(水)22:20:55千本桜 さん
 第四十六回十番勝負解答
問七:白石市
[94399] 2017年 11月 14日(火)19:02:39千本桜 さん
第四十六回十番勝負解答
問六:仙台市
[94352] 2017年 11月 13日(月)19:30:29千本桜 さん
第四十六回十番勝負解答
問五:石巻市
[94345] 2017年 11月 13日(月)13:02:48千本桜 さん
第四十六回十番勝負解答
問二:大崎市
問三:仙台市
問八:東松島市
問九:多賀城市
問十:栗原市
[94260] 2017年 11月 11日(土)23:50:27千本桜 さん
第四十六回十番勝負解答
問一:仙台市
問二:石巻市
問三:大崎市
問四:富谷市
問六:名取市
問九:角田市
問十:南あわじ市


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