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千本桜さんの記事が20件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[98511]2019年9月23日
千本桜
[98498]2019年9月20日
千本桜
[97672]2019年5月2日
千本桜
[97649]2019年4月23日
千本桜
[97612]2019年4月4日
千本桜
[97565]2019年3月7日
千本桜
[97530]2019年2月12日
千本桜
[97529]2019年2月11日
千本桜
[97161]2018年12月25日
千本桜
[97157]2018年12月24日
千本桜
[97151]2018年12月21日
千本桜
[97138]2018年12月17日
千本桜
[97134]2018年12月17日
千本桜
[97133]2018年12月16日
千本桜
[97124]2018年12月15日
千本桜
[97112]2018年12月14日
千本桜
[97109]2018年12月13日
千本桜
[97105]2018年12月12日
千本桜
[97074]2018年12月6日
千本桜
[97056]2018年12月3日
千本桜

[98511] 2019年 9月 23日(月)19:31:21千本桜 さん
クイズ「ここはどこでしょう」の解答
[98498] 千本桜
クイズここはどこでしょうの解答です。
A市=両津市、B町=小木町、C町=真野町、D町=佐和田町、E町=相川町でした。

両津市は佐渡の玄関口にして唯一の市である。平成27年の人口はおよそ1万3千人。昭和35年の約2万9千に比べて半分以下に減少しているのだ。かつてはDIDを形成していたが今は消滅している。人口の推移からするとボロボロの衰退都市だが、そこは「腐っても鯛」。中心街の景観に限れば、スーパータウン大河原より都会的に見える。長さ600mに及ぶアーケード商店街があり、その西側に並行する街路は飲食店街になっている。だが、両津市には大河原町にあるようなロードサイド店が建ち並ぶエリアはなく、新たな宅地開発もされていないようである。郊外に向かって拡大して行く活力が感じられないのだ。

両津市をあとにして佐渡の最南端、小木町へ。航路で新潟港と結ばれた両津港が表玄関なら、直江津港と結ばれた小木港は裏玄関かな。小木の町場から2kmほど南の風光明媚な矢島経島でグラグラ揺れるタライ舟に乗ったり、迷路のような路地に高密度で家屋が軒を寄せ合う宿根来の集落を見て回ったりした。宿根来のミステリアスで圧迫感のある景観はたまらなく魅力的。もっとじっくり時間をかけて見学したかった。だが、私はこの集落には住めないだろう。見た目の印象だが、古い因習の縛りが強そうで、苦しくなるような気がする。

小木町の次は真野湾に面した真野町へ。日本酒「真野鶴」の尾畑酒造を見学。ある年齢層のオジさんたちには、真野響子さんや真野あずささんを連想させる町だが、彼女たちと真野町は関係がなさそうである。また、真野御陵の名で知られる順徳天皇火葬塚など史跡の多い町でもあるが、御陵は四十数年前に見ているので今回はパス。

次は佐和田町である。佐和田町は古くから佐渡の商業中心地だったが、近年ますますその様相を深めている。ヤマダ電機、ケーズデンキ、モスバーガー、ミスド、紳士服の青山など一通り揃っている。日曜日には佐渡の各地から買い物客がやってくる。両津市民も買物のために佐和田町にやってくる。市から町へ買い物客が流れる現象は、宮城県の仙南地域と似ている。市と町の役割が逆転しているのだ。市制町村制など糞食らえである。

佐和田町から相川町に到着。海沿いのホテルにチェックイン。ホテルの名はホテル大佐渡。一応、佐渡ではラグジュアリーなハイクラスホテルである。窓辺にもたれて沈む夕日を眺めたあとはディナー。見つめ合う二人の瞳…といきたいのだが、窓ガラスに映っているのは自分の顔。少しもロマンチックじゃない。相川町は佐渡金山で知られた観光の町であるが、寂れ方が尋常じゃない。昭和35年の人口は1万9千人。それが今ではたった6千人ぐらい。それなのに、佐渡の玄関口「両津市」と商業の中心地「佐和田町」を抑えて、佐渡広域行政のセンターとなっているのだ。

翌朝5時半、まだ薄暗さが残るなか、レンタサイクルで朝食前の観光に出発。右は山、左は海で、わずかな平地に古ぼけた町並みが細長く伸びている。だが、埋め立て地に造成されたとおぼしき市街地を見て驚いた。税務署や法務局が入居する国の合同庁舎、県の地域振興局、警察署などのビルが建ち並んでいるではないか。限られた範囲の一角ではあるが、この景観はまさにシティである。人口6千人ほどの小さな町で、しかも地域の中央ではなく西に偏りすぎた辺境の町に、国の税務署や県の振興局が置かれているのは不思議である。でも、歴史を知れば納得できる。金山で栄えた相川町はかつて、人口5万とも10万とも云われた華やかな時代があったのだ。
[98498] 2019年 9月 20日(金)06:28:35千本桜 さん
クイズここはどこでしょう
急ぎ足で「とある地域」へ1泊2日の旅をしてきました。この地域は、平成の大合併で全市町村が合併し、現在は◯◯市になっています。そこでクイズです。下記の文に登場するA~Eを、合併前の旧市町名でお答えください。

A市はこの地域の玄関口にして唯一の市である。人口は知っているが哀しすぎて書けない。昭和35年に比べて半分以下に減少しているのだ。かつてはDIDを形成していたが今は消滅している。人口の推移からするとボロボロの衰退都市だが、そこは「腐っても鯛」。商店街にはアーケードがあり、西側に並行する街路には飲食店が張り付いている。中心街の景観に限れば、スーパータウン大河原より都会的に見える。だが、この市には、大河原にあるようなロードサイド店の建ち並ぶショッピングゾーンがないに等しい。郊外に向かって拡大して行く活力が感じられないのだ。

A市をあとに、この地域最南端のB町へ。A市が表玄関なら、B町は裏玄関かな。グラグラ揺れる舟に乗ったり、迷路のような路地に高密度で家屋が軒を寄せ合う不思議な集落を見て回ったりした。この集落のミステリアスで圧迫感のある景観はたまらなく魅力的。だが、私はこの集落には住めないだろう。見た目の印象だが、古い因習に縛られて苦しくなるような気がする。

B町の次はC町で酒蔵見学。ある年齢層のオジさんたちには「響子さん」や「あずささん」を連想させる町だが、昔の天皇の火葬塚があるので有名。火葬塚は四十数年前に見ているので今回はパス。

次はD町である。D町は古くからこの地域の商業中心地だったが、近年ますますその様相を深めている。ヤマダ電機、ケーズデンキ、モスバーガー、ミスド、紳士服の青山など一通り揃っている。日曜日には地域の各地から買い物客がやってくる。A市の市民も、このD町で買物をする。市から町へ買い物客が流れる現象は、宮城県の仙南地域と似ている。市と町の役割が逆転しているのだ。市制町村制など糞食らえである。

D町からE町へ向い、海沿いのホテルにチェックイン。一応、この地域ではラグジュアリーなハイクラスホテルである。窓辺にもたれて沈む夕日を眺めたあとはディナー。見つめ合う二人の瞳…といきたいのだが、窓ガラスに映っているのは自分の顔。少しもロマンチックじゃない。このE町は観光の町であるが、寂れ方が尋常じゃない。昭和35年の人口は1万9千人。それが今ではたった6千人ぐらい。でも、この町は、地域の玄関口A市と商業の中心地D町を抑えて、広域行政の中心地となっているのだ。

翌朝5時半、まだ薄暗さが残るなか、レンタサイクルで朝食前の観光に出発。右は山、左は海で、わずかな平地に古ぼけた町並みが細長く伸びている。だが、埋め立て地に造成されたとおぼしき市街地を見て驚いた。税務署や法務局が入居する国の合同庁舎、県の地域振興局、警察署などのビルが建ち並んでいるではないか。限られた範囲の一角ではあるが、この景観はまさにシティである。人口6千人ほどの小さな町で、しかも地域の中央ではなく西に偏りすぎた辺境の町に、国の税務署や県の振興局が置かれているのは不思議である。でも、歴史を知れば納得できる。このE町はかって、人口5万とも10万とも云われた華やかな時代があったのだ。
[97672] 2019年 5月 2日(木)14:11:27千本桜 さん
紫郡丘陵&小郡三国丘
[97667] 白桃さん

蛇足:♪教~えて欲しいの涙のワケを、は、由紀さんではなく、黛ジュンの「夕月」(1968年)の出だしです。
なぜ黛ジュンの曲がレコード大賞になったのか、それこそ、♪教~えて欲しいの、受賞のワケを~ 
想像力を働かせて勝手に推測するお遊びです。フィクションなので軽く流してください。1967年、黛ジュンは♪「恋のハレルヤ」のヒットでアイドル歌手に躍り出た。波に乗るジュンちゃん、勢い余って女王・美空ひばりに戦いを挑んだのだ。女王が発売するはずの♪「真赤な太陽」を、ジュンちゃんも発売すべくレコードプレスまでやってしまった。これが女王の逆鱗に触れ、ジュンちゃんの♪「真赤な太陽」は発売できずに、もみ消された。当時31歳の女王がミニスカートで歌うより、20歳のジュンちゃんがミニスカートで歌う♪「真赤な太陽」を聞きたいという声も多かったが、お蔵入りとなった。楽屋の片隅で一人泣くジュンちゃん。付けまつげは剥がれ落ち、アイシャドウで黒くなった涙が頬を伝う。まるでホラー顔のジュンちゃん。だが、波に乗った勢いは、どうにも止まらない。リンダにだって止められない。翌年、♪「天使の誘惑」と♪「夕月」が立て続けに大ヒット。ポップスなのに、演歌みたいにコロコロとコブシが入る不思議なビブラートで審査員を麻痺させ、レコード大賞を勝ち取ったのだ。しかし、それでもなお♪「真赤な太陽」がもみ消された悔しさは消えない。そして翌年、止めときゃいいのに女王を挑発するかのように♪「不思議な太陽」を発売。なんですか、このイントロ。♪「真赤な太陽」を彷彿させるじゃありませんか。そうだ、ジュンちゃんは♪「ハチのムサシ」になったのだ。ハチのムサシは向こう見ず、真赤に燃えてるお日様に試合をいどんで負けたのさ。その年、♪「雲にのりたい」を歌いながら空の彼方へ吸い込まれ、黛ジュンは私の視界から消えていったのです。

適当に名付けた【紫郡丘陵】は、こちらになります。
地図を拡大すればお判りいただけると思いますが、1.のエリアです。もっとも、国土地理院のDIDを表す地図は、必ずしも正確ではないことから断定するワケにはいきませんが、少なくとも小郡市の(三国が丘)は入りません。当該地域(三国が丘)に対しては、【小郡三国丘】というDID名を付けております。
私だったら「紫郡丘陵」は「筑紫・三国西部」、【小郡三国丘】は「三国」と命名します。
[97649] 2019年 4月 23日(火)19:19:10千本桜 さん
一目千本桜
[97623] 白桃さん
今年の白石川堤一目千本桜の観桜は、花見酒プラス雪見酒になってしまい、大反省の白桃です。
今年の一目千本桜は桜隠しの雪で固まってしまったのか、散りそうで散らずに満開のまましぶとく咲き続けていました。そんなこともあって、今年のお花見屋形船の乗船客は3,711人で過去最高でした。それにしても、1日違いでグリグリさんも一目千本桜見物に御出でになっていたとは奇遇です。

[97629] オーナー グリグリさん
船岡城址公園からの眺望、白石川堤防沿いの重厚な桜並木、ちょうど満開で天気も良く、素晴らしいの一言です。柴田町の千桜橋周辺は良く整備されていて気持ちが良かったです。また、大河原町の韮神堰から眺める雪化粧の蔵王連峰は、川面の逆さ蔵王と千本桜が絶妙でした。
おほめいただき嬉しいです、ありがとうございます。それまで、東北本線の線路で分断されて往来できなかった船岡城址公園と白石川堤一目千本桜が2015年、千桜橋の完成で直結し、往来できるようになりました。起伏に富んで眺望の良い船岡城址公園の桜と、平坦な土手の道に連なる重厚でダイナミックな一目千本桜を回遊できるようになり、心底喜んでいます。ただ、満開時とタイミングが合わず、葉桜になった雨の日に観光バスから降りてくる花見客を見かけると、心苦しくなってしまいます。できるなら、全国のみなさんに晴れた日の満開の桜を見て頂きたい。そんな思いを込めて一目千本桜写真集をアップしました。蔵王おろしの風雪に耐えた老木、大木たちの荘厳で量感あふれる一目千本桜をご覧ください。
[97612] 2019年 4月 4日(木)20:43:57千本桜 さん
隠れ都会
[97595] 白桃さん
「都会」の四条件をクリアしている東北の「隠れ都会」とは?

北上市でしょう。花巻、水沢より一回り小さかった黒沢尻が、昭和の合併で黒沢尻市を名乗らず、北上市を名乗って大成功。ネーミングの成功例かと思います。
[97565] 2019年 3月 7日(木)17:38:11千本桜 さん
都市の大きさ
[97561] 白桃さん
全日本DIDランキング(フライ級)を拝見しました。市制施行に至らない大河原が、あの格式高い新宮や、高い知名度を持つ留萌、根室といった都市と肩を並べている。一見、嘘のようだが嘘じゃない。DID人口だけでは真の都市の大きさが見えてこないので、「小売業集積地区小売販売額」のランキングを作って都市の大きさを比較することにします。対象となるのは、白桃さんがフライ級に掲示した大竹から札内までの11都市に中標津、船岡を加えた13都市です。

まず、都市地域の定義ですが、年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士が互いに連接し(角が接していれば連接とみなす)、その連担メッシュの合計年間小売販売額が200億円を超える地域を指して都市地域とします。この条件に従うと、大竹は岩国と、大井松田は小田原と、札内は帯広と連結しているので独立した都市地域とは認められず、嘉手納(読谷を含む)は年間小売販売額が200億円未満なので、都市地域の条件を満たしていません。その結果、人口集中地区を形成し、商業機能が集積し、独立性を保ちながら地域の中心都市となっているであろう9都市(北海道の留萌、名寄、紋別、中標津、根室、宮城県の大河原、船岡、新潟県の加茂、和歌山県の新宮)が生き残りました。

上記の9都市に関してA、B、2つのデータを準備しました。
Aは「昭和45年国勢調査報告 別巻わが国の人口集中地区」と「昭和47年事業所統計調査報告 別巻人口集中地区国勢統計区編」を基礎資料にして、人口集中地区内に所在する事業所の中から金融保険業と卸売小売業を抽出し、その従業者数を人口に換算した数値です。 今から50年ほど前のデータですが、結構いい線で当時の都市の大きさを表わしていると思います。
Bは「平成26年商業統計メッシュデータ」を基礎資料にして、年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士が互いに連接し(角が接していれば連接とみなす)、その連担メッシュの合計年間小売販売額を人口に換算した数値です。ですから、例えば大河原船岡71,442人とあるのは、そこに71,442人が住んでいるのではなく、71,442人分の都市の働きをしているということです。


順位都市名A・昭和40年代   順位都市名B・平成26年
1位新宮50,504人1位大河原船岡71,442人
2位留萌38,032人(大河原)35,920人
3位根室32,800人(船岡)35,522人
4位名寄32,664人2位中標津55,999人
5位紋別25,270人3位新宮34,673人
6位加茂24,688人4位根室31,309人
7位大河原13,424人5位名寄27,842人
8位中標津13,376人6位留萌25,577人
9位船岡7,592人7位紋別25,198人
8位加茂20,339人

「A・昭和40年代」のランキングは、中高齢者の方々の頭の中に染み付いている「都市の大きさ」の序列そのものではないでしょうか。当時の新宮は大きな都市で、市制施行に至らない大河原、中標津、船岡(柴田町)から見れば、全く異なる階層の都市だったはずです。それが「B・平成26年」のランキングでは、大河原、中標津、船岡(柴田町)の下位になり、都市の盛衰の激しさが感じられます。「B・平成26年」の1位は大河原船岡で、3次メッシュでは大河原町と柴田町の商業ゾーンが連接していますから、1つの都市として扱います。でも、これを分離してみると大河原町の分が35,920人、柴田町(船岡)の分が35,522人となり、全く互角の2町が連担都市地域を形成しているのが見えてきます。大河原船岡と中標津の共通点は、行政上は町なのに、近隣の市を凌ぐ活況を呈して市町逆転現象を引き起こしていることです。昭和30年代の頃、根室に強力なライバル出現と騒がれた中標津は、今では根室を凌ぐ商業都市に発展し、大河原船岡は白石市、角田市から買い物客を集める商業都市に成長しています。それにしても、新宮、留萌、根室の衰退はどうしたことでしょう。特に新宮の凋落ぶりは数字を見ていて辛いものがあります。
[97530] 2019年 2月 12日(火)01:38:06千本桜 さん
愛子さん
[97522] スカンデルベクの鷲さん
仙台市青葉区2DIDは折立・西花苑といった旧仙台市地域まで連続している
仙台に居住している身としては、誰も仙台市青葉区2DID地域を"宮城町"と呼ばないことが違和感の原因になっていると思います。個人的には"愛子"という地名がちょうど仙台市青葉区2DIDを表すにはしっくりきます。
[97523] 白桃さん
当該DIDは、2010年に「宮城落合」と「愛子」が合体したものですが、とりあえず「宮城町」にしておいただけなので、ピッタリくる名があればそれに変更したいです。
[97524] 伊豆之国 さん
ここは「準・ご当地」と言うことで、"Supertown"の住人に命名していただきましょう。
藩政時代の上愛子村と下愛子村をあわせて通称「愛子」です。落合は下愛子村の一部ですから、愛子駅から陸前落合駅一帯に広がるDIDを愛子と命名しても落合の住民は納得するでしょう。しかし、折立(西花苑を含む)地区の住民は違和感を覚えるでしょうね。元来、折立は茂庭村の一部で、愛子とは異なる村に属していました。なので、「愛子・折立」の連称も考えられますが、連称を多用するのもどうかと思います。DIDに占める折立の人口割合が20%以上なら連称。それ以下なら単独で愛子かな。たぶん、折立(西花苑を含む)のDID人口は3千人程度かと推測します。やはり「愛子」でいきましょう。もちろん、人口割合が20%基準というのは流動的で、種々の条件が加味されて変動します。

[97524] 伊豆之国 さん
場所が吉岡地区の入り口と言った位置にあり、町役場や警察・消防などの官公署や、量販店などが立ち並ぶ地域(実はこの一帯は中心市街から外れた地区にある)を通過したときの印象は、失礼ながら「単なる農村地帯の町」ぐらいといった感じで、少し先には全国チェーンのホテルもあったのですが、「果たしてそんな場所で泊まりに来る人がどれだけいるのかねぇ」と、車の中で仲間と話し合っていたりもしたのでした。
現在では、その一帯が吉岡の機能中心エリアで、昔からの中心街は寂れています。あのホテルは吉岡に必要でしょう。トヨタ関連の工場があって、人の出入りも多く、宮城県では景気の良いホットゾーンですから。

佐沼(迫町→登米市)がそんなにすごい町だったのか、と言うのも意外でした。
佐沼を見ていると、「DIDは都市地域である」という考えに矛盾を感じます。佐沼は積極的に土地区画整理事業を行い、新市街地(中江地区など)を造成して来ました。商業施設や市役所などは新市街地に立地し、今ではそこが中心街ですが、人口密度が低いせいか、DID区域には組み込まれていません。DIDに組み込まれているのは、都市機能が逃げ出してしまった旧市街地です。人口密度4,000人以上という設定が、現在の世の中に合わなくなっているようです。
[97529] 2019年 2月 11日(月)23:02:09千本桜 さん
東北DID、階級別人口チャンピオン
[97515] 白桃さん
A~Fの東北DIDチャンピョンを当ててください。

フライ級は行政人口3万未満の市町で、DID人口チャンピオンは、スーパータウン大河原
バンタム級は行政人口3万以上5万未満の市で、DID人口チャンピオンは、竹駒イナリ岩沼
フェザー級は行政人口5万以上8万未満の市で、DID人口チャンピオンは、エアポート名取
ライト級は行政人口8万以上15万未満の市で、DID人口チャンピオンは、白虎隊会津若松
ウエルター級は行政人口15万以上30万未満の市で、DID人口チャンピオンは、りんご村青森
ミドル級は行政人口30万以上?万未満の市で、DID人口チャンピオンは、わんこそば盛岡
行政人口が無いはずの中央台南(いわき市)がフライ級なのは、中央台地区全体で人口が1万2千程度だから。
また、行政人口が30万に達しない盛岡がミドル級なのは、DIDが連担する滝沢市の人口を加算しているから。
[97161] 2018年 12月 25日(火)08:25:59千本桜 さん
Re:地味で渋いDID
[97148] [97158] 白桃さん
以下のB欄にある、地味だけどちょっと渋い?5つのDID(名称は白桃が勝手につけた)には、ある共通点があります。その共通点とは何でしょうか?

該当するDIDには新しく市街化された三河上郷、瀬野川中野の名があり、該当しないDIDには古くから市街地が形成された飯坂、妹尾の名があります。そのことから、何となく方向は見えていましたが、かなり複雑な要素が絡んだ問題ですね。たぶん、酒の席でこんなクイズを出したら興ざめですが、落書き帳だからこそのハイレベル?なウルトラクイズのようです。
答はこんなことだろうと推察しています。
1・昭和35年国調ではDIDを形成していない。厳密に言うと旧町時代にはDIDを形成していない。
2・既存DIDを有している市町と合併して現行の市に組み込まれた。
3・当該DIDはすべて現行の市に移行した後に形成された。
以上のように考えましたが、私はいまだ東広島市「高屋高美丘」の件が理解できていませんが、ここで降参。
[97157] 2018年 12月 24日(月)08:19:32千本桜 さん
東広島市のDID
[97148] 白桃さん
この共通点を正解するのは、かなり難しいと思います。共通点を厳密にするため、該当しないDIDを挙げますと、飯坂DID(福島市)、妹尾DID(岡山市)、賀茂西条DID・八本松DID(東広島市)があります。

該当しないDIDに東広島市の西条DID・八本松DIDが入って、高美が丘DIDが入らないのは何故ですか? これが分からなくて足踏み状態です。
[97151] 2018年 12月 21日(金)19:38:43千本桜 さん
広島市の瀬野川中野
[97148] 白桃さん
瀬野川中野

広島県旧瀬野川町の4大字(上瀬野・下瀬野・中野・畑賀)に跨がるDIDの名称は「瀬野川」がふさわしいと感じました。瀬野川は中野を含む旧町名。中野は瀬野川に包含される地区名。当該DIDに占める中野の比重は大きいのですが、瀬野川があれば中野はなくても意味は通じると思った次第です。中野を表記することで、上瀬野から畑賀にかけて広がっているDIDの実態が見えなくなるような、そんな気がする夕日の波止場。間違っていたらごめん。
[97138] 2018年 12月 17日(月)21:48:07千本桜 さん
Re:和田(玖須美)と川奈など
[97137] ekinenpyouさん
「今昔マップ」や「鉄道停車場一覧」など、見させて頂きました。ありがとうございました。DIDに占める大字別の人口までネットで調べることができるんですね。便利な世の中になりましたが、私などは検索の仕方が分からなくて付いてゆけません。昔ながらに国土地理院図を読図して、DIDに占める人口割合を玖須美元和田30%、川奈70%と推測しましたが、大きなズレがなくてホッとしています。
[97134] 2018年 12月 17日(月)01:06:29千本桜 さん
豊田市南部のDID
[97128] k_itoさん
たとえば豊田市南部の若林駅を中心とするDIDは駅名をとるなら「若林」ですが、若林駅が代表するにはおこがましいエリアまで連坦しており、私なら「高岡」と名付けます。

私なりに、そのDID区域の名称を考えてみました。私は地図がないと前へ進めない質なので、グーグル地図をプリントしたものと国土地理院の地形図を用意しました。その地図に大字に相当する町界と町名を書き込み、DID区域をオーバーラップさせます。いちいち地形図に境界線を手書きするのは無駄な行為に見えますが、その作業をして行く中で、未知の世界である豊田市南部へ気持ちが入って行きます。当該地域では昭和43年に大字が廃止され、新しい町名に変更されたようですね。若林駅周辺のDIDは竹町、住吉町、竹元町、吉原町、花園町など、概ね10の町に跨がっているようです。10の地名を連称するわけにはいきません。自己基準ですが、許せるのは3地名までです(それでも難しい場合がある)。いったい、地元ではこの地域を何と言う名で呼び合っているのだろう。少しでも地元の人の感覚に近づきたい。そこで、豊田市の町名一覧を参照しました。すると、当該DIDは「高岡」と言う地区にすっぽり収まっていることが分かりました。これなら、「高岡」と言う名で言い表わせる。そんな思いを抱きつつ、私もこのDIDを「高岡」と名付けます。
しかし、問題が1つ発生。このDIDを「高岡」とすると、同じ高岡地区にあるこちらのDIDを何と呼ぶかです。先約があるので「高岡」は使えず、別の名で呼ばなくてはなりません。大島町と西岡町に跨がっているようです。しかも、ガップリヨツに組み合っていますから、どちらも譲れません。ここはやはり「大島・西岡」または「大島町・西岡町」の連称で行こうかなと思っています。
[97133] 2018年 12月 16日(日)23:20:28千本桜 さん
函南村にできた伊豆仁田駅
[97126] 伊豆之国 さん
そこでやはり気になったのが、なぜ函南村にできた駿豆線の駅が「伊豆仁田」になったのか、と言うこと。

駅が開設された当時の「村名・大字名・駅名」を一覧にしました。駿豆線の駅名は基本的に大字名が由来のようです。ですから、函南駅にはならず伊豆仁田駅になったのだと思います。
明治22年の町村制施行により、中郷村、函南村、韮山村、田中村、北狩野村が誕生。

明治31年、中郷村、大字大場に、大場駅が開設。
大正10年、函南村、大字仁田に、伊豆仁田駅が開設。
明治31年、韮山村、大字原木に、原木駅が開設。
明治33年、韮山村、大字四日町に、北条駅が開設。大正8年、韮山駅に改称。
明治31年、韮山村、大字南条に、南条駅が開設。大正8年、伊豆長岡駅に改称。
明治32年、田中村、大字田京に、田京駅が開設。
明治32年、田中村、大字大仁に、大仁駅が開設。
大正13年、北狩野村、大字牧之郷に、牧之郷駅が開設。
大正13年、北狩野村、大字柏久保に、修善寺駅が開設。

開設年はウィキペディアによりましたが、伊豆仁田駅の開設が大正10年とも11年ともあり、どちらが本当なのか私には分かりません。また、田京駅の開設はウィキペディアで明治32年、角川地名大辞典で明治38年とあり、これもどちらが本当なのかは分かりません。

因に、伊豆仁田駅より遅く開設された牧之郷駅ですが、当時は大字牧之郷に北狩野村役場がありましたから、村名に由来して「北狩野駅」でも良かったはずですが、やはり大字名に由来して「牧之郷駅」になっています。
[97124] 2018年 12月 15日(土)20:13:34【1】千本桜 さん
観光経県値【秋田県】
グリグリさん

なぜ、全都道府県を同一に5区分しなければならないのか、よく理解できないのですが、ここはグリグリさんの「都道府県市区町村」。均一に5区分することがグリグリさんの美意識であり、悦びなのでしょう。そんなことを思いながら、観光経県値「秋田県」をいじくって遊んでみました。

1・「能代・男鹿ブロック」の上小阿仁村を「大館・鹿角ブロック」へ編入する。
上小阿仁村の観光スポットは、五城目町から北秋田市へ抜ける国道285号に面した「道の駅かみこあに」だけと言っても過言でない状況ですが、地理的にも行政的に五城目町より北秋田市との結びつきが深いので、北秋田市と同じブロックに含めたい。

2・「秋田・大仙ブロック」の秋田市を「能代・男鹿ブロック」へ編入し、「能代・男鹿」のブロック名を「秋田・男鹿」に変更する。
男鹿市へ行くのには秋田市を経由することが多く、秋田市と男鹿市を抱き合わせた旅行コース設定が多々考えられます。一方、大仙市・仙北市へは、盛岡や横手を経由することが可能なので、秋田市と抱き合わせない旅行コースも設定できます。秋田市を必要としているのは大仙市・仙北市より男鹿市ではないでしょうか。なので、秋田市と男鹿市を一緒のブロックにしてやりたい。ブロック名から削除された能代がかわいそうですが、ここは観光がテーマと言うことで、涙を飲んで切り捨てごめん。

3・「横手・湯沢ブロック」の美郷町を「秋田・大仙ブロック」へ編入し、「秋田・大仙」のブロック名を「大仙・仙北」に変更する。
美郷町は仙北地方に属しているので、大仙市、仙北市と同じブロックに所属させたい。秋田市を男鹿ブロックへ放出するため、観光ボリュームは減少しますが、角館の桜まつりや大曲の花火大会の集客力は県内指折で、他のブロックと比較しても観光客数は見劣りしない。

それから、あれ?と思ったことを1つ…。連記する場合は「吉永小百合・松原智恵子」のように、主役が先になると思うのですが、「栗原・大崎」、「糸魚川・上越」、「名張・伊賀」、「大牟田・久留米」、「直方・飯塚」などは順序が逆ではないかと思いました。
[97112] 2018年 12月 14日(金)12:59:07【1】千本桜 さん
伊東市IIのDID名
[97091] 伊豆之国さん
こちらも「川奈」で十分、そのほうが簡潔でわかりやすいでしょう。「川奈」は伊豆急の駅名にもありますが、それ以上にゴルフ場の知名度は絶大で、ゴルフをたしなむ人たちにとってはある種の「憧れ」の土地でしょう。わざわざそれ自体が連名地名であり、よその人には全くなじみがない「玖須美元和田」をくっつけて、一時期の銀行名のような、言いにくい長い名前にすることもないと思うのですが。

川奈玖須美元和田に跨がるDIDの命名は、やはり難しいと感じます。観光案内図なら駅の有無や知名度を重視して「川奈」とすることもできますが、これは都市的地域を表したDID図ですから、別の判断基準が必要だと思います。私は川奈と玖須美元和田の人口比率や主従関係の有無を重視したいと考えました。

まず、伊東市のHPで平成27年国勢調査地域別人口を見ると、川奈地区7,023、玖須美元和田5,152とありますが、そのうちDID内に何人住んでいるかまでは分かりません。そこで、国土地理院図を見て人口を推測します。大雑把ですが、伊東市IIのDID人口7,639のうち70%が川奈、30%が玖須美元和田と推測しました。川奈の比率が高いのですが、30%を占める玖須美元和田を無視すことはできません。因に、広島県府中市と福山市新市も連担DIDを形成していますが、比率は府中DID75%、新市DID25%です。この場合、私は25%を占める新市を無視することができずに「府中・新市」と連記するでしょう。

次に、川奈は玖須美元和田を包括できるか、玖須美元和田は川奈に従属できるか、両者の主従関係の有無を考えます。明治20年、竹之内村と和田村が合併して玖須美村となる。明治22年、玖須美など6村が合併して伊東村が成立。この時、旧玖須美村は伊東村の大字玖須美となるのが一般的ですが、そうはならず旧旧村の名も継承し、そこに「元」を冠して大字玖須美元竹之内、大字玖須美元和田となった。昭和48年、伊東市街地を領域とする大字玖須美元竹之内は銀座元町音無町となって消滅。同じく昭和48年、大字玖須美元和田の一部(伊東市街地部)が渚町大原1~3丁目となって玖須美元和田から分離。残された丘陵地帯が玖須美元和田として現在に至っている。つまり、玖須美元和田は明治22年伊東村発足当時から「伊東」の古参メンバーですが、川奈を含む小室村が「伊東」のメンバーとなったのは昭和22年のことである。この来歴からして、玖須美元和田と川奈の間には「別の地域」という意識の壁が残っているように感じられます。

伊東市のHP大字別人口を見ると、市域を宇佐美地区、旧市内、小室地区、対島地区の4つに区分し、玖須美元和田を旧市内へ、川奈を小室地区へ属させているのが分かります。このことから判断して、玖須美元和田と川奈は異なる地域という考えが定着していると考えられます。このような状況を踏まえ、伊東市IIDIDは「川奈・玖須美元和田」の連称が適切ではないかと考えました。
[97109] 2018年 12月 13日(木)20:47:21千本桜 さん
三島市南部のDID
[97091] 伊豆之国さん
「中郷」なる呼び名は私には初耳、とっくに消えた昔の村名を持ち出すのはどうか、と思うのですが。
中郷村は、明治22年に長伏、梅名、大場など16村が合併して誕生し、昭和29年に三島市に編入されて消滅しました。しかし、自治体の中郷村が消えても、「中郷」は公民館、小学校、中学校、交番などの名称として今も使われています。三島市では市域を北上、旧市街、錦田、中郷の4地区に区分しています。これは「中郷」がまだ生きている証でしょう。

想像力を働かせて、次ぎのシーンを創作しました。
9月某日、老人福祉センターを会場に中郷地区の敬老大会が開催された。会場には長伏、梅名、大場など旧中郷村の各地から老人が集まり、昔話に花を咲かせていた。いよいよ来賓の市長祝辞。市長は職務多忙でお疲れ気味。10分遅れで滑り込み、焦りまくって、つい失態をおかしてしまった。「中郷の皆さんおめでとう」と言うべきところを、「大場の皆さんおめでとう」と言ってしまったのだ。老人たちは耳を疑い、会場は静まり返って凍りつく。やがて、大場以外の老人たちからブーイングが沸き起こる。なんで大場の人にだけ「おめでとう」なんだ! ここには梅名・多呂・ 北沢・中島・八反畑・鶴喰・新谷・青木・ 玉川・堀ノ内・平田・松本・ 長伏・御園・ 安久の人たちもいるんだぞ! 失態に気づいた市長の首筋を冷汗が流れていた。

こんなことにならないように、三島市IIのDID名は「大場」でなく「中郷」にしたいと思いました。DIDに限らず、区域に名称を付すときは、命名される側が納得できるかどうかを大切にしたいと思います。もちろん、プライベートなものは命名者が納得すればそれで良いのですが…。

[97107] 伊豆之国さん
この函南町内で唯一でもあるこの人口集中地域を、「町内で唯一だから」と言うことで、果たして町名を取って「函南」と言い切っていいのかどうか、と言うと、町内での位置関係も含め、「やはりいまいちしっくりしない、引っかかるものがある」と言うのが正直なところ、と言うことだったのでした。
お気持ちは分かります。その原因の1つは、「函南」と言う名の大字(近世村)がないので、どこが「函南」なのか的が定まらない。しかも、町の機能中心地から離れたところに函南駅があって紛らわしい。さらに、箱根(別名:函嶺)の南に由来する「函南」と言う、取って付けたような町名も災い?しているのではないでしょうか。

大場駅を含む旧中郷村の地域と、当時の函南村に属していた仁田・間宮などの地域がその当時から連続した集落を形成していたのかどうかは知りませんが、中郷村が「昭和の大合併」で函南と合併せず三島市との合併を取ったのは、やはり三島とのつながりを取った、と言うことなのでしょうか。
私も分からないので、古い時代の地形図を見てみました。明治27年測量の地形図では、間宮、大場、中島、梅名の集落が繋がっているように見えます。中郷村が誕生したときは梅名に村役場が置かれました。
[97105] 2018年 12月 12日(水)17:52:00千本桜 さん
函南町のDID
[97091] 伊豆之国 さん
「函南」と言うと、やはり東海道線の「函南」駅の周辺、と言うイメージです。
中略
伊豆仁田駅周辺を中心とする函南町内のDID名称を「函南」とするのは実態にそぐわず、無理があるのではないかと思います。

伊豆の国さんの考えに反しますが、人それぞれと思って気にしないで読んでください。確かに駅は重要ですが、函南駅は駅名であって地名ではありません。函南駅周辺をもって「函南」と比定すると、他は何なの?「函南」ではないの?になってしまいます。函南町やその周辺の人々は函南町全域を「函南」と思っているので、函南駅から離れた伊豆仁田駅周辺のDIDを「函南DID」と命名しても少しも違和感がありません。

私は次ぎの思考を経た結果、伊豆仁田駅周辺のDIDを「函南DID」と呼ぶことにしました。
函南町のHPによると、平成30年11月末の大字別人口は、平井6,837、柏谷5,595、仁田5,358、間宮4,895(以下省略)の順で拮抗し、互いに譲れぬ互角の関係となっています。駅があると言う理由で「仁田DID」としたなら、仁田以外の大字が「ここは仁田じゃないぞ」と反発しそうな力関係を感じます。見方を変えれば、DID全域を背負って立つほどの傑出した大字がなく、全体をまとめる力があるのは現行町名の「函南」だけで、他に言い換えができない。そんな雰囲気が漂っています。

仁田には駅もあり、かつては町役場もありましたから、多少は他の大字より優位な立場だったかもしれません。でも、実態はどうでしょう。函南町は、函南町の他に伊豆の国市、熱海市などを商圏とする商業都市ですから、たくさんの物販店、飲食店が進出しています。しかし、その多くは仁田ではなく間宮、塚本に立地しています。このことから、現代における函南町の中心は仁田ではなく間宮ではないかと考えました。ピンポイントで指し示すなら、らーめんブッチャー函南店前交差点あたりが地域の中心機能を担い、多くの人が行き交う場所になっているのだろうと推測しました。地元の人は間宮や塚本を「仁田」とは呼ばない。では、どんな地名で呼び合っているのでしょう。

函南町のDIDに立地する店舗の店名を調べてみました。すると、殆どが店名に「函南」を冠しているのが分かりました。スルガ銀行函南支店、JA函南支店、ユニクロ函南店、BOOKOFF函南店、TSUTAYA函南店、静岡トヨタ函南店、しまむら函南店、その他ずらり店名に「函南」を用いています。これは、この一帯が「函南」と言う呼び名で認識されている証でしょう。余談ですが、大河原町役場の斜め向かいに某新聞社の通信部があります。その通信部の名称は、なんと白石通信部。これは立川駅前に八王子店を構えるようなもので超違和感。もし、塚本に立地するTSUTAYA函南店がTSUTAYA仁田店を名乗ったなら受け入れられないでしょう。「函南店」だから受け入れられるのです。

国土地理院図で函南町を見ていると「新幹線」という面白い地名に遭遇します。でも、これは住所には用いられない「区」の名称で、住所は大字の「上沢」を用います。その隣に、これまたぎょっとする「函南」なる地名が記載されています。これもまた「区」の名称で、住所は大字の「平井」を用います。この場所に函南区が設置された経緯は分かりませんが、函南駅との関連性は感じられません。また、区は土地に付された大字名とは異なる性質のものですから、今回のDID命名には影響しないものと考えています。
[97074] 2018年 12月 6日(木)20:34:50千本桜 さん
Re:地元のDIDの命名
[97062] 駿河の民さん
蛇足ですが、韮山から伊豆長岡へのDIDについては「韮山」がいいと思います。
イメージ的には長岡も「韮山」なんですよね…
伊豆長岡駅を含む狩野川右岸は旧韮山町の領域ですから、DID名に韮山の名は入れたいものです。しかし、旧伊豆長岡町の領域も「韮山」の名で表すのは如何なものかと思うのですが…
その辺の感覚的な捉え方は、伊豆地方に馴染みの薄い私より、地元の駿河の民さんの感覚を尊重したいと思います。なので、「イメージ的には長岡も『韮山』なんですよね…」のところを、もう少し詳しく教えて頂けないでしょうか。
[97056] 2018年 12月 3日(月)21:36:00千本桜 さん
Re:伊豆がらみのDIDの名称
[97053] 白桃さん

伊豆がらみのDID名について、私なら下記ようにします。
沼津市、三島市、長泉町、清水町、裾野市に跨がって連担するDID名は「沼津・三島」とします。
「駿豆」だと広域すぎて、的が定まらなくなるので都市名をもって命名したい。沼津単独ではなく「沼津・三島」と連称するのは、両者の都市としての力関係(DID内に集積する都市機能など)が沼津100:三島50程度ではないかと推測するからです。この程度の差だと、沼津の名をもって三島を代弁できない可能性があります。よって、三島の名も必要と考えます。長泉、清水、裾野に関しては「沼津・三島」がそれらを代弁できると思いますので、連称しなくても良いと考えます。

函南町と三島市に跨がって連担するDID名は「函南・中郷」とします。
函南町のDIDは「函南仁田」とせずに「函南」としたいと思います。このDIDは概ね6つの近世村(塚本、間宮、大土肥、仁田、平井、柏谷)に跨がっています。これらの村は明治の合併で函南村を名乗り、すでに129年が経っています。なので「函南」はこれら旧村の総称として定着していますが、「仁田」には総称能力はないと考えます。なので「仁田」を加えて「函南仁田」と表すと弊害が起きる可能性があります。たとえば、この柏谷地区に立って「ここは仁田」ですかと問えば、「違います」と答が返ってくるはずです。また、三島市の大場駅付近に展開するDID名は「大場」とせずに「中郷」とします。このDIDは概ね7つの近世村に跨がっています。これらの村は明治の合併で中郷村を名乗り、「中郷」はこれら旧村の総称として機能しましたが、「大場」には総称能力はないと考えます。現在「中郷」は住所地名から消えていますが、小学校、中学校、公民館などの名称に「中郷」が冠称されています。そのことから判断して、大場駅周辺のDID名は「中郷」がふさわしいかと思います。

伊豆の国市IのDID名は「長岡・韮山」とします。
DIDに占める韮山の比重を考えると、捨てたり伊豆長岡に包含するより、韮山を連称した方が適切だと考えます。

伊東市IIのDID名はグラグラ迷った末に「川奈・玖須美元和田」にするつもりですが、それでも迷う。
このDIDは2つの大字(川奈・玖須美元和田)に跨がっていますが、DID名を「川奈」とした場合、「川奈」は「玖須美元和田」を代弁できるのだろうかという疑問がわきます。なので連称にしたいと思うのですが、問題は大字「玖須美元和田」の来歴の複雑さと名称の長さです。来歴の記述は省きますが、他の大字と違ってどこか不安定さが残る大字です。住民は住所を書くとき「玖須美元和田」と書くでしょう。しかし、日常会話の中でも「玖須美元和田」が用いられるのだろうか? そんな疑問が堂々巡りしています。

いろいろ勝手に書きましたが、DIDの命名は創作活動ですから、いろいろな案があっても良いと思います。異論を唱えたために、白桃さんの創作活動に迷いを生じさせたら、ごめんなさい。気にしないで励んでください。
それから、もう1つ。難問と思われるのは、岐阜市から一宮市にかけて県を跨いで連担するDIDです。まさか「濃尾」なんて命名しませんよね。 


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