都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
白桃さんの記事が10件見つかりました

… スポンサーリンク …



[109454] 2023年 12月 29日(金)16:35:33白桃 さん
「地力人口ポイント」ランキング(5.西関東)
東京都と神奈川県を「西関東」という名称で括っていますが、「西関東」で思い出すのは、白桃が小学生~大学生の頃、高校野球で埼玉県と山梨県の代表が「西関東大会」で甲子園出場をかけて争っていたことです。
トップ20に東京特別区を加えたランキングは以下の通りです。
順位市名前身本源因子町基本P調整加点調整減点保有P推計人口都会度P
東京東京市/特別区209.01.6-0.3210.3
1位横浜横浜市181.51.6183.11位1位
2位川崎川崎町川崎町151.51.6-0.2152.92位2位
3位横須賀横須賀市横須賀町133.51.6135.17位6位
4位八王子八王子市八王子町123.50.3123.84位3位
5位藤沢藤沢町藤沢大坂町113.50.3-0.3113.55位5位
6位平塚平塚町平塚町105.50.3105.89位7位
7位鎌倉鎌倉町鎌倉町102.01.6-0.2103.420位12位
8位相模原上溝町/相模原町上溝町102.01.3103.33位4位
9位小田原小田原町小田原町103.00.3-0.2103.118位11位
10位茅ヶ崎茅ヶ崎町茅ヶ崎町101.00.3101.310位16位
11位武蔵野武蔵野村・町武蔵野町93.01.694.6ランク外14位
12位三鷹三鷹村・町三鷹町92.51.694.116位18位
13位町田町田町町田町94.00.3-0.593.86位10位
14位府中府中町府中駅・町93.50.393.88位13位
15位立川立川町立川町92.00.492.419位9位
16位調布調布町調布町86.50.386.811位15位
17位小平小平村・町小平町83.01.684.615位ランク外
18位秦野秦野町秦野町82.50.3-0.382.5ランク外ランク外
19位東村山東村山村・町東村山町79.51.681.1ランク外ランク外
20位大和大和村・町大和町80.50.3-0.380.512位17位
特別に驚くほどの事でもないのですが、横須賀、鎌倉、武蔵野、三鷹などが上位に食い込むのに対して、政令市の相模原が8位に甘んじ、保谷→西東京、厚木が20位までに顔を出さないのが「地力人口」ならではの話です。
「推計人口」あるいは「都会度」で20傑に入っているところでは、日野(79.8)が「地力人口ポイント」21位、厚木(78.8)が22位、青梅(78.8)が23位、西東京(73.8)が26位となっています。
【参考】
推計人口2023.10.01-----都会度種別ポイント
東京特別区9,783,988東京51.51
横浜3,771,766横浜大都会45.99
川崎1,545,604川崎A都会38.11
相模原725,087八王子B都会34.08
八王子578,396相模原B都会33.41
藤沢443,986藤沢B都会31.33
町田432,564横須賀B都会31.31
横須賀375,424平塚C都会29.85
府中262,724厚木C都会29.75
平塚258,463立川C都会28.48
茅ヶ崎245,534町田C都会28.11
調布243,798小田原C都会27.98
大和243,252鎌倉C都会27.88
厚木224,058府中C都会27.86
西東京207,637武蔵野D都会27.21
小平200,590調布D都会26.90
三鷹195,464茅ヶ崎D都会26.55
日野190,944大和D都会25.85
小田原186,338三鷹D都会25.65
立川184,852西東京D都会25.50
鎌倉171,600青梅中都市A24.99
[109436] 2023年 12月 26日(火)19:06:36【2】訂正年月日
【1】2023年 12月 26日(火)21:07:31
【2】2023年 12月 26日(火)21:16:43
白桃 さん
「地力人口ポイント」ランキング(4.南関東)
本日は、南関東(埼玉県と千葉県)77市の上位25市のランキングですが、その前に
[109391]で記述した
「調整ポイント」(2)減点③市制直後の国勢調査に減点
を追加説明と修正を行います。
③市制直後の国勢調査に減点
イ.1950年10月2日~1960年10月1日&2000年10月2日~2010年10月1日に合併を行って市制施行
・前身町(村)の人口の2倍以上→0.3ポイント
・前身町(村)の人口の3倍以上→0.5ポイント
・前身町(村)の人口の5倍以上→0.7ポイント
ロ.1950年10月1日までに合併を行って市になった→0.2ポイント
※(形式上では単独市制の池田市を含む)
ハ.1960年10月2日~2000年10月1日に合併を行って市制施行→0.3ポイント
※(形式上では単独市制の、君津市、富津市、えびの市を含む)
を以下の通り修正いたします。
・・・
③市制直後の国勢調査に減点
イ.1950年10月2日~1960年10月1日&2000年10月2日~2010年10月1日に合併を行って市制施行
・前身町(村)の1950年国調または2000年国調における人口の2倍以上→0.3ポイント
・前身町(村)の1950年国調または2000年国調における人口の3倍以上→0.5ポイント
・前身町(村)の1950年国調または2000年国調における人口の5倍以上→0.7ポイント
ロ.1950年10月1日までに合併を行って市になった→0.2ポイント
ハ.1960年10月2日~2000年10月1日に合併を行って市制施行→0.3ポイント
※(形式上では単独市制の、君津市、富津市、えびの市を含む)
・・・
ロの「※(形式上では単独市制の池田市を含む)」を削除した理由は、出雲市、倉敷市も池田市と同様に「形式上の単独市制」となるが、新設合併相手がいずれのケースも「村」であることから、複数の「町」が絡む君津市、富津市、えびの市の事例とは差別化したいためです。
では、本題に
順位市名前身本源因子町基本P調整加点調整減点保有P推計人口都会度P
1位千葉千葉町千葉町133.00.3133.32位2位
2位さいたま浦和町・市浦和町122.00.0-1.5120.51位1位
3位川口川口町川口町120.50.1-0.7119.94位4位
4位船橋船橋町船橋町118.50.3-0.2118.63位3位
5位市川市川町市川町115.00.3-0.2115.16位8位
6位川越川越町川越町112.00.3-0.2112.18位6位
7位松戸松戸町松戸町105.00.3-0.2105.15位5位
8位熊谷熊谷町熊谷町100.00.0100.017位9位
9位所沢所沢町所沢町97.50.397.89位7位
10位千代田村・柏町柏町92.50.0-0.392.27位11位
11位銚子本銚子町本銚子町89.00.3-0.289.1ランク外ランク外
12位野田野田町野田町87.00.0-0.286.822位15位
13位習志野津田沼町津田沼町84.50.384.818位25位
14位木更津木更津町木更津町83.50.3-0.283.6ランク外16位
15位草加草加町草加町83.50.3-0.383.512位14位
16位市原五井町八幡町82.50.3-0.382.511位13位
17位春日部粕壁町/春日部町粕壁町80.50.0-0.380.214位17位
18位深谷深谷町深谷町80.50.0-0.380.2ランク外ランク外
19位行田忍町忍町79.50.079.5ランク外ランク外
20位越谷越ヶ谷町/越谷町越ヶ谷町79.00.3-0.778.610位10位
21位上尾上尾町上尾町77.00.3-0.576.813位12位
22位佐倉佐倉町佐倉町76.50.3-0.376.521位21位
23位狭山入間川町入間川町75.50.3-0.375.524位ランク外
24位秩父秩父町大宮町・秩父町75.50.075.5ランク外ランク外
25位蕨町蕨町73.51.675.1ランク外ランク外
最新の推計人口、「都会度」では2位の千葉市が、さいたま市の上にきていることを訝しむ方がいるかもしれませんが、白桃の「地力人口ポイント」では現在のさいたま市の過去をただ単に辿るのではなく、浦和町→浦和市→さいたま市の人口をポイント化しています。ですから、大宮、与野、岩槻などの過去の人口は無視している為、このようになるのは当然で、致し方ありません。
熊谷が8位にあり、「推計人口」「都会度」がともにランク外の銚子、深谷、行田、秩父がはいってくるのも「地力人口」ゆえんであります。
26位以下は、26位:飯能(99.0)、27位:本庄(95.2)、28位:香取(90.7)、29位:浦安(90.6)、30位:館山(90.1)
【参考】
推計人口2023.10.01-----都会度種別ポイント
さいたま1344850さいたま大都会40.55
千葉979532千葉A都会37.98
船橋647105船橋B都会33.22
川口 592656川口 B都会33.02
松戸497444松戸B都会31.31
市川497394川越B都会31.01
434031所沢B都会30.76
川越354205市川B都会30.22
所沢341901熊谷C都会28.98
越谷340008越谷C都会28.86
市原264140C都会28.16
草加249313上尾D都会27.26
上尾227912市原D都会27.01
春日部227108草加D都会26.70
流山211160野田D都会26.60
八千代203286木更津D都会26.55
熊谷191173春日部D都会26.25
習志野176105成田D都会26.06
浦安171628流山D都会25.16
新座165678浦安D都会25.00
佐倉165272佐倉中都市A24.87
野田152011新座中都市A24.85
久喜148737八千代中都市A24.50
狭山147656戸田中都市A24.05
入間143322習志野中都市A24.01
[109435] 2023年 12月 26日(火)16:40:36白桃 さん
あれは48年前
[109425]ゆるてつR さん
海の見える新幹線駅
ようこそ落書き帳へ。
地理学研究室四年間プラス地理専攻科一年間、ずっと一緒だった徳山出身の某が、結婚するというので、社会に出たばかりの白桃青年は開通したばかりの新幹線に乗って徳山に向かいました。乗ったのは東京駅だったか新横浜だったのかは忘れてしまいましたが、さきほど某に確認したので、徳山に到着したことは間違いありません。(笑)
結婚式前日は某家に泊りましたので、徳山(周南)市の経県値は4(宿泊)なのですが、近鉄百貨店が駅近くにあったかナってぐらいで、徳山の街の様子は全く覚えていません。
「海の見える新幹線駅」なんですが、相生駅でも海(相生湾)が見えたような気がして、これまた相生出身の地理学研究室の仲間に確認したのですが、「新幹線ホームの端からは見えるかもしれない。」という回答でした。新幹線で相生駅を通過する前、あるいは、赤穂線の車窓からだったのか、白桃も自信がありません。
神戸オフ会の翌日、新神戸駅の近くのホテルから坂を上って駅に向かった白桃、入歯を忘れてホテルに戻る坂道で海が見えた?、二日酔いだったし、それどころではなかった。(-_-;)
とにかく…、これからよろしくお願いします。
さて、[109433]あきごん さん、に倣って「残念消滅市10選」
飾磨市今は亡き麻雀仲間の出身地。
児島市ここは絶対、倉敷とは違う。
谷山市「星娘」「涙をありがとう」
徳山市この方の出身地でもあります。
上福岡市成増から新木場に向かわなければならないのに何故か逆行して行った街。
本渡市水俣に渡る待ち時間にパチンコをした
伏見市歴史ある市名が消えたのは誠に惜しい。きーざくら!
西大寺市岡山に居たとき、親戚を訪れました。
岩槻市酔っぱらって泊った「人形の家」?
東京市♪並木の雨のトレモロを~
[109410] 2023年 12月 22日(金)07:15:41白桃 さん
「地力人口ポイント」ランキング(3.北関東)
今回は、北関東(茨城、栃木、群馬)58市の中のトップ20です。
順位市名前身本源因子町基本ポイント調整加点調整減点保有ポイント
1位宇都宮宇都宮市宇都宮町128.00.0-0.3127.7
2位前橋前橋市前橋町120.50.0120.5
3位高崎高崎市高崎町116.00.0116.0
4位水戸水戸市112.00.0112.0
5位日立日立村・町日立町106.50.0-0.2106.3
6位足利足利町足利町105.00.3105.3
7位桐生桐生町桐生町103.50.0103.5
8位伊勢崎伊勢崎町伊勢崎町95.50.0-0.295.3
9位土浦土浦町土浦町92.00.0-0.291.8
10位栃木栃木町栃木町91.00.091.0
11位太田太田町太田町88.50.088.5
12位鹿沼鹿沼町鹿沼町87.00.0-0.386.7
13位小山小山町小山町86.00.3-0.386.0
14位佐野佐野町佐野町86.00.0-0.285.8
15位古河古河町古河町80.50.0-0.380.2
16位館林館林町館林町79.00.3-0.379.0
17位筑西下館町/市下館町74.00.0-0.573.5
18位ひたちなか勝田町/市湊町・那珂湊町73.50.3-0.573.3
19位石岡石岡町石岡町70.50.070.5
20位日光今市町/市日光町70.50.0-0.869.7
【参考】に記した最新推計人口、都会度のランキングには入っていなくて、「地力人口」ランキングに顔を出すのが、ぶんぶく茶釜の館林、常府・石岡、そして、ここを訪れないうちは死ねないらしい日光の3市。2023年10月1日現在推計人口ランキングのトップ20には入っていない鹿沼、都会度においてランキング外の筑西も含めて、この5市は、ランク・インしても別に意外性のある市ではありません。と言うのも、つくば市、取手市、那須塩原市が「地力人口トップ20」にランク・インするのは「十年早い」のですから。
50年以上も前、「計量地理学者」高橋潤二郎がその著「斜陽都市」の中で、「小山は午前8時、足利は午後5時」と書きましたが、未だに足利は小山の上位にあり、桐生も伊勢崎と太田を押さえているところが「地力人口」の真髄?です。(余談ですが、フランク永井や中原理恵によると、東京、あるいは東京湾は「午前三時」とか)
20位にランク・インした中で、ひたちなか市と日光市は「本源因子町」と「前身因子町(市)」が異なっていますが、地力人口ポイントは、ルール通り、前身因子町の系譜である勝田、今市でカウントしています。(表の中で「/」は合併があったこと、「・」は改称のみ、を表しています。)
21位以下は、21位:結城(69.3)、22位:渋川(66.5)、23位:大田原(65.2)、24位:真岡(64.5)、25位:藤岡(64.5)とそんなに辛くもない小粒な都市が続いています。
【参考】
推計人口2023.10.01-----都会度種別ポイント
宇都宮513,257宇都宮A都会35.26
高崎368,945水戸B都会33.91
前橋326,904前橋B都会33.41
水戸268,231高崎B都会31.98
つくば255,807太田C都会29.55
太田221,286伊勢崎C都会29.26
伊勢崎211,001日立C都会28.30
日立166,302土浦C都会27.90
小山166,234小山D都会26.62
ひたちなか154,283栃木D都会26.51
栃木151,520つくばD都会26.50
土浦142,066佐野D都会26.41
足利139,764足利D都会26.01
古河137,715ひたちなかD都会25.96
那須塩原114,175桐生D都会25.51
佐野113,056古河中都市A24.60
取手103,680鹿沼中都市A23.86
桐生101,015取手中都市A22.71
筑西98,264那須塩原中都市B21.26
神栖94,216龍ケ崎中都市B20.90
[109401] 2023年 12月 18日(月)14:09:06白桃 さん
「地力人口ポイント」ランキング(2.東北地方)
[109397]に続いて東北地方六県77市の上位25のランキングです。
順位市名前身本源因子町基本ポイント調整加点調整減点保有ポイント
1位仙台仙台市148.00.3-0.5147.8
2位秋田秋田市120.50.0120.5
3位青森青森市青森町119.50.0119.5
4位郡山郡山町郡山町117.50.3-0.5117.3
5位山形山形市117.00.3117.3
6位盛岡盛岡市117.00.0117.0
7位八戸八戸町八戸町113.50.0-0.2113.3
8位福島福島市福島町113.00.0113.0
9位いわき平町/市平町110.00.3-2.2108.1
10位弘前弘前市107.00.0-0.3106.7
11位会津若松若松市若松町99.00.099.0
12位石巻石巻町石巻町95.50.095.5
13位米沢米沢市94.50.394.8
14位酒田酒田町酒田町94.00.094.0
15位鶴岡鶴岡町鶴岡町93.00.093.0
16位塩竈塩竈町塩竈町79.51.681.1
17位能代能代港町能代港町79.00.0-0.278.8
18位釜石釜石町釜石町77.50.3-0.377.5
19位花巻花巻川口町/花巻町里川口町・花巻川口町77.00.0-0.376.7
20位大館大館町大館町77.00.0-0.376.7
21位大崎古川町/市古川町76.00.0-0.575.5
22位宮古宮古町宮古町75.00.0-0.274.8
23位須賀川須賀川町須賀川町74.50.074.5
24位横手横手町横手町74.00.0-0.373.7
25位気仙沼気仙沼町気仙沼町74.00.0-0.373.7
【参考】に記した最新推計人口、都会度のランキングには入っていなくて、「地力人口」ランキングに顔を出すのが、塩竈、能代、釜石、宮古、気仙沼の五市で、大館も2023年10月1日現在推計人口ランキングのトップ25には入っていません。
森進一の♪「港町ブルース」二番の歌詞に登場する宮古・釜石・気仙沼に能代を加えた「白桃が応援する東北四大斜陽都市」カルテットは今にも♪「昭和枯れすすき」を歌いだしそうですが、この四市がランキングに入ったのも過去の貯金がモノをいっているのでしょう。
それにしても、塩竈が16位に来るとは、白桃も意外でした。結構、地力あるのかな?そう言えば、塩竈のお酒「浦霞」は最近トントご無沙汰です。
26位以下は、26位:一関(73.3)、27位:白河(73.3)、28位:奥州(71.2)、29位:十和田(68.7)、30位:北上(68.0)となっています。
【参考】
推計人口2023.10.01-----都会度種別ポイント
仙台1,097,814仙台大都会41.47
郡山321,674秋田B都会34.41
いわき321,486山形B都会33.46
秋田300,096盛岡B都会33.42
盛岡283,674郡山B都会32.32
福島275,414青森B都会31.32
青森264,428福島B都会31.28
山形242,260いわきB都会31.00
八戸216,050八戸B都会30.27
弘前161,998弘前B都会30.11
石巻134,163石巻D都会26.60
大崎122,965会津若松D都会26.50
鶴岡117,037鶴岡D都会25.55
会津若松112,882酒田D都会25.25
奥州108,191米沢永世都会25.00
一関105,918一関中都市A23.67
酒田95,969大崎中都市A23.52
北上92,480北上中都市A22.87
花巻90,007奥州中都市A22.81
横手80,647花巻中都市B21.83
名取78,880横手中都市B21.70
米沢78,318大館中都市B21.65
大仙73,637白河中都市B21.55
須賀川73,103天童中都市B20.81
登米72,150須賀川中都市B20.80
[109397] 2023年 12月 16日(土)18:16:49【1】訂正年月日
【1】2023年 12月 16日(土)18:23:14
白桃 さん
「地力人口ポイント」ランキング(1.北海道)
都市の人口に少しでも関心を持たれている方ならば、「えっ!、室蘭は7万台にまでなり下がったのか!」などと、その都市の人口規模に対して持っている自分のイメージと、実際の最新人口とのギャップに衝撃を受けることがあると思うのです。特に、国勢調査人口の対象に10回以上なっている方は、その衝撃が激しいものに違いありません。白桃なんかは、室蘭が香芝に抜かれた瞬間に、「今までの人生はなんだったのだろう」とショックを受けて寝込んでしまいます。(これは、少々オーバーかも)
「室蘭と香芝の地力の差は歴然である。」と言いたい方のために作成したのが「地力人口ポイント」なのです。[109390][109391]にルールというか方法を記載していますが、特定の市に依怙贔屓することなく客観的データに基づき、ただ、ただ冷静に事務的に作業を行いました。(と言いたいのですが、古い市に対してほんのチョット優遇措置をほどこしております。(-_-;)
下は、北海道のランキングですが、今後予定しています、東北、北関東、南関東、西関東、北陸・甲信、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄のランキングにも共通する事柄を説明致しますと、
◎順位について・・・保有ポイントが同点の場合は、基本ポイントが高い方、基本ポイントも同じ場合は、最新の推計人口の多い方、を上位にいたします。
◎「前身」と「本源因子町」について・・・1920年国調~2020年国調まで、対象とした(当時の)自治体名を「前身」として記載致します。合併によって出来た市の「前身」は、合併前の国勢調査で一番人口が多かったところ(ただし優先するのは、市>町>村)になります。例えば、名取市の場合は、東多賀村・閖上町/名取町、となります。このように「前身」は、「本源因子町(市)」と「前身因子町(市)」とが異なる場合では「前身因子町」の系譜となるのですが、前身因子町であっても、ポイントがゼロの場合は記載いたしません。名取市の「本源因子町」は増田町なのですが、閖上を増田に替えても保有ポイントは上がりません。しかし、「本源因子町」の系譜を「前身」とした方がポイントが上になるケースもあり、参考のために「本源因子町」も記載致します。
北海道「地力人口ポイント」上位10市
順位市名前身本源因子町基本ポイント調整加点調整減点保有ポイント
1位札幌札幌区156.50.3156.8
2位函館函館区129.50.2-0.5129.2
3位旭川旭川区125.50.3125.8
4位小樽小樽区118.50.3118.8
5位釧路釧路区112.01.3113.3
6位室蘭室蘭区107.01.6108.6
7位帯広帯広町帯広町101.00.3101.3
8位苫小牧苫小牧町苫小牧町96.01.697.6
9位北見野付牛町野付牛町94.00.094.0
10位岩見沢岩見沢町岩見沢町87.51.388.8
北海道の場合、【参考】に記す最新推計人口、都会度の上位10市の顔ぶれと大きくは違っておりませんが、推計人口トップ10には無い
室蘭と岩見沢が入っているのが注目されます。函館の調整減点は、亀田市を編入したことによるものです。
因みに11位以下は、11位:江別(85.6)、12位:美唄(76.1)、13位:網走(74.1)、14位:千歳(72.1)、15位:夕張(71.5)となっています。
【参考】
推計人口2023.10.01-----都会度種別ポイント
札幌1,969,918札幌大都会43.66
旭川318,824旭川B都会32.70
函館239,621函館B都会31.81
苫小牧166,891帯広C都会29.22
帯広163,644釧路C都会29.12
釧路157,283苫小牧C都会27.95
江別119,953小樽C都会27.70
北見111,882北見D都会25.55
小樽105,420室蘭D都会25.00
千歳97,857岩見沢中都市A22.85
[109391] 2023年 12月 13日(水)12:03:48白桃 さん
地力人口ポイント(2.調整ポイント)
[109390]の続きです。
「地力人口」という実体があるかどうかは別にしても、「基本ポイント」だけでは、いろいろな不都合、不合理が生じます。そこで、「調整ポイント」を導入するのですが、これが誠に難しい。結果的には、却って合理的ではなくなったかもしれませんが、試行錯誤を重ね、慎重に吟味、適当?に決断したものを発表します。
「調整ポイント」には「加点」と「減点」の二つがあります。
(1)加点
合併の時期、有無によって「基本ポイント」を一応「調整」しているのですが、それだけでは不十分です。例えば、現在、筑西市と千歳市は同じぐらいの人口規模なのですが、基本ポイントでは筑西が74.0、千歳が70.5と筑西が3.5ポイント上になっています。この差が生じた要因は、「合併をしたか、しなかったか」の違いなのです。失礼ながら「水増し合併」の下館/筑西に対して、「無合併」の千歳にアドバンテージを与えたくなるというのは人情です。「義理」と「人情」を秤にかけりゃ…、いやいや、唐獅子牡丹の世界ではありません。が、いくらアドバンテージを与えるかが、非常に難しいのです。基本ポイントについては「期」ごとにハードルをあげていますので、無合併市については、合併をしなかったにもかかわらずハードルが上がった国勢調査年には加点をしなければなりません。当初は、1該当国勢調査年につき0.5ポイントの加点を、と考えたのですが、「合併をしなかった」とは「合併できなかった」「相手にされなかった」ということかもしれず、結局1該当国勢調査年につき、0.1ポイントの加点に落ち着きました。
千歳市の場合、該当国勢調査年は、1960、1965、1970、1975、1980、1985、1990、1995、2000、2005、2010、2015,2020年の13回ですが、「平成の合併期」を越えた2010、2015,2020年はダブル加点をしますので、1.6ポイントの加点となっております。
2020年国調までの「地力人口ポイント」の最高加点は1.6ポイントです。
なお、加点に該当する国調年であっても、「基本ポイント」がゼロのときは、加点をいたしません。
(2)減点
①他市を合併した後の国勢調査時に減点
イ.合併前国調時に人口半分未満の1市を合併・・・0.5ポイント(例:長野市の場合、長野が篠ノ井を合併)
ロ.合併前国調時に人口半分以上の1市を合併・・・1.0ポイント(例:上越市の場合、高田が直江津を合併)
ハ.2以上の市を合併・・・・・・・・0.5ポイント/1市(例:いわき市は2ポイント、さいたま市は1.5ポイント)
②市制以降、連続する国調で人口が2倍以上になったときは、2倍以上になった国勢調査時に0.3ポイント減点
(※ただし、①のケース、と、合併が行われなかった場合は除く)
③市制直後の国勢調査に減点
イ.1950年10月2日~1960年10月1日&2000年10月2日~2010年10月1日に合併を行って市制施行
・前身町(村)の人口の2倍以上→0.3ポイント
・前身町(村)の人口の3倍以上→0.5ポイント
・前身町(村)の人口の5倍以上→0.7ポイント
ロ.1950年10月1日までに合併を行って市になった→0.2ポイント
※(形式上では単独市制の池田市を含む)
ハ.1960年10月2日~2000年10月1日に合併を行って市制施行→0.3ポイント
※(形式上では単独市制の、君津市、富津市、えびの市を含む)
[109390] 2023年 12月 13日(水)09:35:00白桃 さん
地力人口ポイント(1.基本ポイント)
[109312]で触れました「地力人口」を、三週間かけてじっくり煮詰めました。(-_-;)
煮詰めた割にはあまり美味しく出来あがっておりませんので、ご関心のない方はどうぞ読み飛ばしてください。都市(市)の「地力人口」を具現化、数値化するなんて、所詮ムリな話ではありますが、白桃市町村人口研究所の名にかけて?挑戦しております。
「地力人口」を大雑把に言いますと、現行の792市と東京を、今まで21回の国勢調査人口をポイント化したものですが、対象にする人口は、市に成ってからの人口だけではなく、町村時代の人口を含めています。ここで問題になるのは、合併によって成立した市の前身をどこにするか?でありますが、ここはスンナリ、合併前の国勢調査で人口で一番人口が多かった自治体(ただし、市>町>村の優先順位)に代表選手になってもらいます。(と言っても、下野市、みどり市など「本源因子町」と「前身因子町」が異なるところの一部では、「本源因子町」系譜を代表としたほうがポイントが高くなる事例も生じてきます。)
なお、「地力人口ポイント」は累積されるもので、大相撲の「持ち給金」(月給とは別に、十両以上の力士に場所ごとに支払われる報奨金)と同じで、人口がどんなに減少しても、下がることはありません。
では、「地力人口ポイント」の具体的な話になりますが、
地力人口「保有ポイント」=「基本ポイント」+「調整ポイント」
で、今回は、「基本ポイント」の算出方法の説明を致します。
10万人の人口と言っても、戦前に記録したものと、「平成の大合併期」以降に記録したものとを、同等に扱うわけにはいきませんので、下表のとおり、三つの期に分類しています。
ポイント第1期国調年第2期国調年第3期国調年
10.0200万以上500万以上500万以上
9.0100万以上200万以上270万以上
8.570万以上150万以上200万以上
8.050万以上100万以上130万以上
7.535万以上70万以上100万以上
7.025万以上50万以上70万以上
6.515万以上30万以上50万以上
6.010万以上20万以上30万以上
5.57万以上15万以上20万以上
5.05万以上10万以上15万以上
4.54万以上7万以上10万以上
4.03万以上5万以上8万以上
3.52万以上4万以上6万以上
3.01.5万以上3万以上5万以上
2.51.25万以上2.50万以上4万以上
2.01万以上2万以上3万以上
1.50.75万以上1.50万以上2万以上
1.00.50万以上1万以上1.50万以上
三つの時期に分類するのですが、市によって「期」の区切りが異なります。
第1期国勢調査年:1920年~(A)1950年 or (B)1955年
第2期国勢調査年:(A)1955年 or (B)1960年~(C)2000年 or (D)2005年
第3期国勢調査年:(C)2005年 or (D)2010年~
(A)を適用する市は
・「昭和の大合併前期」(1950年10月2日~1955年10月1日)に合併が有った
(B)を適用する市は
・「昭和の大合併前期」に合併が無く、「昭和の大合併後期」(1955年10月2日~1960年10月1日)に合併が有った
・「昭和の大合併期」(1950年10月2日~1960年10月1日)に合併が行われなかった
(C)を適用する市は
・「平成の大合併前期」(2000年10月2日~2005年10月1日)に合併が有った
(D)を適用する市は
・「平成の大合併前期」に合併が無く、「平成の大合併後期」(2005年10月2日~2010年10月1日)に合併が有った
・「平成の大合併期」(2000年10月2日~2010年10月1日)に合併が行われなかった
[109361] 2023年 12月 6日(水)07:56:55【1】訂正年月日
【1】2023年 12月 6日(水)09:37:45
白桃 さん
十三と十寺三社の旅
本題に入る前に
[109330]未開人 さん
白桃さんの[109213]がすっかり忘れられていた気がしたので…
珍しいタイプで、東広島市はどうでしょうか。
お付き合いいただき有難うございます。もちろん正解ですが、[109213]については、
⑪文章ヒント・・・市内にある新幹線の駅名が市名と全く同じ(「ミニ」は除外)
としており、もう答えも明らかにしているのも同然ですので、一応、想定解だけ表示しておきましょう。
八戸、二戸、盛岡、北上、仙台、福島、郡山、那須塩原、宇都宮、小山
熊谷、高崎、長岡、新潟、上田、長野、飯山、糸魚川、富山、金沢
小田原、熱海、三島、静岡、掛川、浜松、豊橋、名古屋、米原、京都
姫路、相生、岡山、福山、三原、東広島、広島、諫早、長崎、久留米
熊本、出水

さて、本題(と言っても、大した話ではありません)
A子:「東寺ってどのあたりにあるの?」
白桃:「京都駅の南側にあるよ。」
A子(地図を見ながら)「京都駅の上には無いよ。」
白桃:「・・・」
A子:「東福寺は京都駅からどの方角?」
白桃:「伏見、宇治方面、極端に言えば奈良寄り。」
A子:「じゃ、京都の北の方なのね。」
白桃:「!!!・・・」
こんな方と二人で、豊中に住む義姉の米寿のお祝いを兼ね、ローコツにムチ(注:ローソクにムチではありません)を打ちながら、京都・奈良三泊四日の旅をしてまいりました。
父母、兄が眠るお墓(箕面と茨木の境にある)におまいりした後、甥たちとちょっくら呑み、一泊目は憧れ?の十三に泊りました。落書き帳メンバーの方で、十三に泊った経験者はいるかしら?
残りの二泊は京都のホテルで、京都を起点に京都・奈良の有名どころである十のお寺と三つの神社をまわってきました(本当は「街歩き」と伏見の酒造巡りをしたかったのですが、「連れ」がツレなので仕方がありません。)。”有名どころ”と言っても、京都の金閣寺、銀閣寺、清水寺、平安神宮などの”超有名どころ”は二人とも経験済なので今回はカット。旅行会社に在籍していた白桃でありますが、京都はあんまり、それほど、まったく、詳しくありません。奈良に至っては、中学の修学旅行以来・・・大学一年のとき日本地理学会・人文地理学会の合同開催見聞で訪れていますが、そのとき観光は全くしていません。
思っていたほどは外国人観光客も少なくて、天気もまあまあ(日頃の行いが良い白桃は典型的はハレオトコ)で、ゆっくり楽しむことができました。
特に良かったのは
1.東寺の夜間特別拝観(ライトアップされた紅葉と五重塔、公開された金堂・講堂は感動もの)
2.東福寺通天橋の紅葉(若干ピークを過ぎていたかもしれないが、それでも見事)
3.薬師寺・玄奘三蔵院の平山郁夫画伯の壁画
トシを感じたのは
・知恩院の石段(数十年前、添乗の際もキツく感じましたが、今回は3,4度立ち止まった)
・伏見稲荷の千本鳥居(疲れたので、五百本鳥居にした)
・大原の宝泉院で抹茶を頂いたが、正座ができないので椅子を持ってきてもらった(中学・高校6年間、剣道の稽古終了時の「瞑目」のときは何ともなかったのだが…)
[109328] 2023年 11月 27日(月)15:00:50【1】訂正年月日
【1】2023年 11月 27日(月)15:10:18
白桃 さん
Re:長野県の推計人口(プラス「クマ出没」の話)
[109327]グリグリさん
この理由がこちらのページに丁寧に分かりやすく書いてあり納得しましたが、長野県以外にもこのように都道府県合計と市町村合計を別々に推計しているところはあるのでしょうか。→ 白桃さん(過去記事で言及済みでしたら申し訳ありません)
もちろん、「言及済み」です。(笑)
[72953]2009年 11月 25日(水)02:06:25
私が年1回グリグリさんに提供させていただいております推計人口に関して、前にもお話したことがあると思いますが、これは北海道、高知県を除いて都道府県が発表しているものです。
ただ、残り45都府県が公表する都府県全体人口に関しては次の2パターンに分かれます。
A.各区市町村人口合計と都府県全体人口が合致(千葉県、岡山県、香川県など40都府県)
B.各市町村人口合計と県全体人口が異なる(秋田県、長野県、鹿児島県など5県)
どうしてBパターンが生じるかというと、都県全体人口は都県内市町村間の人口移動を考慮せず、国・都道府県間の移動のみを加減して算出しているからです。
Bパターンの五県は、青森県、秋田県、長野県、宮崎県、鹿児島県です。
※14年前の記事なので、現在と違っていることがあります。→高知県は推計人口の発表を再開しましたので、Aパターンは41都府県
となっています。
この件について「長野県の説明が非常に分かり易い」と書いたこともある気がしますが…

さて、まったく違う話になりますが、最近のニュースで気になっているのが、「クマ」に襲撃される事件が多くなっていることです。少し、いや、大変イヤな事件ですね。なんでも、九州だけにはクマがいないということののですが、近ごろは山口県内で「クマ目撃」が多くなっており、そのうち、関門海峡を渡って…、ということが危惧されているようです。と、ここまで来て、ふと思い出したのですが、白桃、九州でも「クマ」を目撃しております。鹿児島市の平川動物公園のツキノワグマではありません。本場?クマ本県と大分県の境にある温泉地で見かけています。確かこのクマさん、博多の街でもウロウロしてました。(笑)


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示