『水底トンネル』

一方、内陸部にも中部から近畿にかけての地域を中心に、川の下を潜るトンネルが多く見られます。これは、崩れやすい山から多くの土砂が流れ出すような川では、洪水を防ぐために堤防をだんだん高くしていったら川底が周辺の土地よりも高くなってしまった、いわゆる“天井川”の下を鉄道や道路を通すために掘られたトンネルです。
ここでは、この２種類のトンネル（道路トンネルについては自動車が通行できるもの）を地図から探し出してそれぞれ表にしてみました。

なお、トンネルの名称や所在地・長さについては、地図や公的なサイト、書籍などで出来るだけ確認するようにしましたが、間違いがあるかもしれません。名称が不詳のものについては（　）書きにしています。
「内陸部の天井川などにある水底トンネル」分については、河川の下を鉄道・道路が潜っているものをすべて取りげていますので、実態は“トンネル”ではなく、川が橋で上を跨ぐ“水路橋（跨線橋・跨道橋）”であるものも含んでいます。（航空写真やGoogleストリートビューなど、また現地確認から明らかにそうであると思われるものについて「水路橋」と記載していますが、必ずしも公式な分類ではありません）また、都市部の地下鉄やそれに類する鉄道や道路で、ごく一部分で水域の地下を通るトンネルについては原則としてコレクションの対象外としています。
また、人工水路の下を潜る鉄道や道路については、名称が“トンネル・隧道”であるものや形状がトンネル状であるもの以外は対象外としています。
もし、未掲載のトンネルが見つかりましたら落書き帳に書き込んでください。

【水底トンネルコレクション−Googleマップ】