こんにちは、seifuhiroです。
[47665]の私の書き込みで、
今日昼過ぎに日本の総人口が公表されました。・・・(以下略)
と書き込みましたが、そうしているうちに全国・都道府県・市区町村別人口の詳しい統計表が公表されていたことに気づきました。それが右のホームページです。→
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/youkei/hyodai.htm
それにより全ての都道府県から国勢調査速報が公表されたことになりますが、私は地元・奈良県での結果を見て気づいたことをいくつかあげておきます。がっくんさん、先取りして申し訳ございません。
奈良県の総人口は142万1367人で、前回調査時の144万2795人よりも2万1428人(-1.5%)減少し、55年ぶりの人口減少となりました。内訳では、6市町が増加、36市町村が減少という形になりました。今回も当然と言えば当然なのかも知れませんが、香芝市が健闘してくれました。7517人増加して7万1004人となり、隣接する大和高田市の人口を抜きました。人口増加率も+11.8%と奈良県では断然トップ、全国でも市では浦安市(+16.8%)、日進市(+12.0%)に次いで全国3位です。これから葛城広域行政事務組合の中心都市は、香芝市になってしまうのでしょうか?
また、私が注目していたのが町の首位争いを展開している田原本町と広陵町。広陵町が3万2817人(+4.4%)と追い上げを見せましたが、結果は田原本町が3万3028人(+0.3%)で首位を守りました。ただ、次回の国勢調査では逆転現象が起きる可能性が高いですが・・・・・。(しかし2町ともに奈良県最小の市である御所市の人口(3万2272人,-6.9%)を上回りました。)
一方、人口減少率の最も高かったのが川上村の-20.1%。人口減少の著しい吉野郡の中ではかなり飛び抜けており、これには高齢化率が奈良県トップであることや大滝ダムの建設により村から離れた人々が多いのが原因かなと思いました。
ちなみに、奈良県の市町村合併推進審議会のホームページで、こんな参考資料を見つけました。それが各市町村の個別表で、来月1日に宇陀市となる4町村を除く38市町村の将来推計人口をグラフで書かれています。
→
http://www.pref.nara.jp/ctv/gapei/singikai/siryou_12_19/siryou_sankou_12_19.pdf
このグラフを見ると、香芝市は平成37年に10万人達成すると書かれています(すごい勢いですね)。また将来は、奈良県第二の都市である橿原市が生駒市にその座を明け渡すことになりそうです。
ざっと言えばこんなものでしょうか。以上、奈良県・国勢調査結果の感想でした。