こんにちは。
[66785]hmt さんの記事で渡し船の話題が出ていたので、レスさせて頂きます。
赤岩渡船ですが、興味本位で乗船したことがあります。
とはいっても7年前の話ですが。
熊谷駅から「葛和田」なる行き先へバスが走っているのに、ある時気づきました。
(この時点では渡し船の存在を知りませんでした)
地図を見ると、利根川の堤防を越えて中に入っていった先が終点「葛和田」だと知り、異常に興味が湧きました。
そこで何を思ったか、バスを使わずに自転車登場。ゆっくり1時間ほどかけて熊谷市街から北上。
堤防が登場し、昇って下りた先に「葛和田」バス停がありました。終着駅に似た哀愁……
グランド以外何もないと思っていたら、怪しい小屋と旗竿を発見。
そのとき、初めて渡し船があることを知りました。
渡し船は群馬県側が管理しているため、埼玉県側からは旗を揚げて合図して舟に来てもらうスタイル。
そして、衝動的に乗船(自転車は置いて)。
乗船時間は3分~5分程度。非常に長閑な感じで、良い体験でした。
そのまま戻ってもよかったのでしょうが、何だか申し訳なかったので迂回。
(私の新庄もとい信条である「行きと帰りは違う道を通る」に反する気もしたので……)
バスを乗り継ぎ、利根川を渡り返したところで、最後は堤防を歩いて自転車を回収したのでした。
以上が体験談ですが、感じたのは「橋と橋の間隔がかなり長い」こと。
赤岩渡船の上流には「刀水橋(国道407号)」、下流には「武蔵大橋」がありますが、両者の距離は10km以上あります。
その中間に存在するこの渡船は、それなりの意義があるのでしょう。
ただ、少なくとも埼玉県内での知名度はいま一つ。バスの行き先に渡船の「渡」の字もないのですから。
以上、建設的な考察もなく、思い出話で終わります。