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Hiro_as_Fillerさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[64898]2008年4月27日
Hiro_as_Filler

[64898] 2008年 4月 27日(日)17:26:35Hiro_as_Filler さん
「新設」「編入」と名称
こんな時期に新年初の書き込みで申し訳ありません。
忘れ去られた存在の、公式ホームページコーナー担当Hiro_as_Fillerです。

ワタシに問いかけられている問題ではないのですが、少し気になる書き込みがありましたので書き込みをいたします。

[64896] 揖斐の山 さん
そんなに多くは無いのでしょうが、「編入」方式の場合、大抵は合併相手の名称を継承するので問題はありませんが今回の場合で名称が変更された市で例えるならば
隣接する2町村を編入した新井市が「妙高市」へ。
水海道市が石下町を編入して「常総市」へ、それぞれ変更しています。
両方とも「新設合併」だったのなら納得出来ますが両者とも「編入合併」ですよね。
変更するのは勝手ですが、それなら始めから「新設合併」にすれば良い訳で
わざわざ「編入」して名称変更しなくても良い様に前から感じていました。

自治体の合併方式の選択は、何も名称がどうこうで「新設」「編入」を決定しているわけではありません。
ここに書き込みをされている方々には周知の事実だとは思いますが、新設合併は構成自治体の法人格が一度消滅し、新たな自治体が設置されます。それに対し編入合併は、被編入自治体の法人格が継続し、編入自治体の法人格が消滅することになります。

自治体の条例等で例示させていただけば、新設合併の場合、構成自治体の条例等はいったん効力を失い、その後新自治体で新たに制定しなおすことになりますが、編入合併の場合は、被編入自治体の条例等はなお効力を有し続けることとなります。
また、もちろん他にも多数の影響範囲があります。

ですから、改称になるから編入/改称ではなく新設合併すればいいなどいう単純な問題ではなく、この合併方式の選択は、合併に対する考えが大きく反映される部分だということをご承知いただければ幸いです。


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