[104146] グリグリさん
未開人さんの[101336]の記事の最後に引用されている竹富町庁舎整備推進係のページに掲載されている文書を拾い読みしてみました
私も文書(竹富町新庁舎のあり方等ビジョン検討 調査委託業務 報告書)拝見させていただきました。
町民の方々は、てっきり必要な時に船で本庁舎(石垣島)に渡り、諸手続きをしていると思っていたのですが、本庁舎利用者のほとんどが「町外者」とのこと。
町内の方は、各島内の出張所を利用で事足りているようなので、本庁舎は利用者が一番多い西表東部(大原)にするのが妥当なのでしょうね。
そうなると、まだ未踏の西表島に行くことになるので、それはそれで楽しみです。
ただ、数日前の新聞記事(
八重山毎日新聞4月10日)によると、大原新庁舎の機能縮小の話もあるようで、開庁時期などまだまだ流動的なもようです。
話は変わって、ここ数年で開庁した新庁舎ネタを少し。
・山形県長井市役所
新庁舎を訪れたのは夕方の薄暗くなり出した時刻だったので、赤い市章の白い建物は、まるで「病院」のようでした。
近付くと市役所新庁舎だったのですが、横幅がとても「長い」建物です。
市のページを見ると 長さは170mとのこと。
隣のフラワー鉄道長井駅(旧長井駅舎は木造三角屋根のかわいい駅舎でした)と合わせると、200mを超えるようです。
市の名前に合わせたのか、思わず「うまい!」と笑ってしまいました。
・宮崎県日之影町役場
旧日之影町役場は、高千穂鉄道も走っていた高い崖に挟まれた五ヶ瀬川沿いの谷底にありましたが、豪雨災害もあり、
新庁舎は
河岸段丘の上を走る国道から少し上がった場所に移動しました。
なので、地図上では旧庁舎と新庁舎間は直線距離で700m程ですが、高低差は170m以上あります。
(旧庁舎:海抜100m/新庁舎:海抜273m/いずれもMappleより)
ちょうど長井市役所を縦にしたくらいの高低差です。
旧庁舎近くの集落から、遠回りする坂道で繋がっていますが、歩いて行くには辛い距離です。ただ、過去の災害から将来を
考えると、懸命な判断なのでしょう。
・北海道浜中町役場
ここも災害対策もあり、旧庁舎裏の高台に移転しました。新庁舎からの素晴らしい眺めは、逆に住宅地が危険なのが判りました。
旧庁舎があった地点は、庁舎で行き止まりだった道路をそのまま延ばし、崖を切り拓いて新庁舎に繋がる新しい道路になりました。