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デスクトップ鉄さんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[110465]2024年4月26日
デスクトップ鉄
[110243]2024年3月26日
デスクトップ鉄
[109939]2024年1月30日
デスクトップ鉄
[109910]2024年1月22日
デスクトップ鉄
[109872]2024年1月17日
デスクトップ鉄
[109866]2024年1月16日
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[109841]2024年1月13日
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[109781]2024年1月9日
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[109767]2024年1月8日
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[109755]2024年1月8日
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[109751]2024年1月8日
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[109750]2024年1月8日
デスクトップ鉄
[109721]2024年1月7日
デスクトップ鉄
[109688]2024年1月6日
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[109543]2024年1月1日
デスクトップ鉄
[109539]2024年1月1日
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[109205]2023年10月25日
デスクトップ鉄
[109201]2023年10月23日
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[109188]2023年10月21日
デスクトップ鉄
[109116]2023年10月14日
デスクトップ鉄
[109108]2023年10月14日
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[109094]2023年10月13日
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[109069]2023年10月12日
デスクトップ鉄
[109027]2023年10月11日
デスクトップ鉄
[109020]2023年10月11日
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[109017]2023年10月11日
デスクトップ鉄
[108933]2023年10月9日
デスクトップ鉄
[108722]2023年9月6日
デスクトップ鉄
[108672]2023年8月23日
デスクトップ鉄
[108617]2023年8月11日
デスクトップ鉄

[110465] 2024年 4月 26日(金)19:18:40デスクトップ鉄 さん
Re:「人口戦略会議」公表の記事について
[110460] 白桃 さん
市町村人口研究所長に申し上げるのはおこまがしいですが、白桃さんの違和感の理由は、人口戦略会議のレポート(令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート)が「封鎖人口」(人口移動を考慮せず、出生と死亡だけの自然増減を推計)という概念を導入したことによると思います。
封鎖人口と移動仮定人口(社会増減を加味した推計)を横軸と縦軸にとり、若年女性(20~39歳)人口の減少率をそれぞれ20%未満、20~50%、50%以上のマトリックスで、全国の自治体を9分類し、どちらも20%未満の自治体が「自立持続可能性自治体」、移動仮定人口の減少率が50%以上の自治体を「消滅可能性自治体」としています。興味深いのは「ブラックホール型自治体」で、閉鎖人口の減少率が50%以上で、移動仮定人口の減少率が50%未満の自治体です。新宿区をはじめとする東京16区、流山市、浦安市、京都市、大阪市など25自治体が含まれていますが、出生率が非常に低いが、他地域からの人口流入で人口増加している(または減少が少ない)自治体というわけです。前回23区で唯一消滅可能性自治体となった豊島区もここに分類されており、社会減対策は行ったが、出生率が回復していない状況を示しています。
③なぜ「自立持続可能性自治体」なのか解せない自治体
鹿児島県宇検村
宇検村は、2020年の若年女性人口82人に対し、2050年の移動仮定人口は78人と微減しますが、封鎖人口が116人と増加します(総人口は1,621からそれぞれ1,109、1,116と減少)。このため「自立持続可能性自治体」になっているのでしょう。なお元データは、昨年12月国立社会保障・人口問題研究所が公表した日本の地域別将来推計人口で、2020年以降5年ごとの推計が示されています。
[110243] 2024年 3月 26日(火)19:56:14【1】訂正年月日
【1】2024年 3月 27日(水)07:11:49
デスクトップ鉄 さん
Re: 十番勝負の活性化について
[110193] グリグリさん
その上でひとつ改善提案になりますが、常連の皆さん、とくに十番勝負強者の方々は、共通項予想を網の目のように張り巡らせてデータベース化されていることが強く疑われ(^^;、そのデータベースから出題市と想定解数による検索絞り込みで素早く共通項に行き着いているのではと考えてしまいます。そうでなければ開始15秒の解答が理解できません。この状況から過去にも実施例がありますが、出題市の段階提示、想定解数の時間差提示、出題時ヒントの提示などは検討の余地があると考えています。いくつかの具体例です。
例1:最初に問題市3市提示、一回目採点時に問題市2市追加提示、二回目採点時に想定解数提示
例2:最初に問題市5市提示、一回目採点時に想定解数提示、二回目採点時に該当しない市提示
例3:最初に問題市3市とアナグラムヒント提示、一回目採点時に問題市2市追加提示と想定解数提示
※例1と例3の場合、該当しない市は問題市の提示タイミングに合わせて提示
今回の提案は、最近の有力解答者の解答高速化によるメダルの寡占を阻止し、低下した誤答率を適当なレベルに是正しようとするものだと理解しました。
高速解答については第66回終了後の[109841]で1分未満の正答13件をリストしましたが、第66回が4件(3問)でトップでした。ところが、金メダル平均所要時間を見ると、第66回は02:12:15で全66回中17位です。問二の12:57:02と問五の07:53:45が足を引っ張った結果です。平均所要時間の最短は第58回の00:22:57、2位は第60回の00:23:21、3位は第46回の00:29:03。1時間未満が66回中9回あります。
金メダル平均所要時間2位の第60回は、銅メダル平均所要時間が03:34:11で66回中1位、10位の平均所要時間が21:15:46で2位と成績が良く、参加者51名、完答者49名も最多でした。一方誤答率(既出・問題を除く)は11.9%と比較的高く全体の31位でした。[104699]で第60回の記録を紹介していますが、最大の特徴は金メダルが10名に分散したことで、解答者別金メダル獲得数の二乗和で算出している金メダル占有度が10(=1^2*10)と第15回と並ぶ1位タイ。ちなみに占有度の最多は第30回の46(=6^2+3^2+1^2)、1人が独占すると100(=10^2)です。
この回は、例2の逆で第2回採点時に該当しない市を、第3回採点時に想定解数を提示しました。誤答率が比較的高かったのは、このためでしょう。しかし、非該当市と想定解数の後出しと解答が早かったこととの因果関係はよくわかりません。ランキング60位の問題が5問、想定解数が60市に近い問題が5問と、想定解数を提示しなくても類推できる共通項だったためかもしれません。難易度が低いと超上級者によるメダルラッシュが起きますが、金メダルが分散したのは、超上級者による事前準備の効果が薄れたためでしょうか。とすれば、デスクトップ鉄も第60回の金メダリスト10名の一人(その後十番勝負でメダルを獲得していません)であり、例2に賛同します。ただし、問題市の五月雨提示などの変則出題については、[99802]に書いていますが、これまでは上級者が金メダルを取る確率が高かったです(なぜか、デスクトップ鉄も1個とっていますが)。ぐりぐりさんも[99805]
五月雨式出題が熟練者に利することはあっても初心者にはかえってハードルになるということは、これまでの結果から何となく認識していました。
と書かれています。共通項の選択によってハードルをいかにクリアするかが課題でしょう。

グリグリさんに五番勝負お誘いのメールをだしたところ、[110224]で宣伝していただきました。ありがとうございました。
のぞいてみましたが、私には全く手に負えませんでした。鉄分が欠乏している上に、出題と解答に必要なスキルの違いを実感。
今回は若干難易度が高かったかもしれませんが、出題と解答のスキルの差は十番勝負の成績が悪い私も痛感しています。問題(共通項)は次々に浮かぶのですが、十番勝負の予想問題は外れます。アナグラムヒントも、解読よりも作成の方が楽しいです。
[109939] 2024年 1月 30日(火)21:25:55デスクトップ鉄 さん
十番勝負研究所
[109929] 海辺を飛ぶ鳥 さん
想定解分析(市別)で、常総市と三豊市が十番勝負開始時点から存在する事になっているようです。
常総市と三豊市が登場したのは第10回からでした。想定解分析(市別)想定解分析(都道府県別)想定解分析(開催回別)の各ページを更新しました(昨日の更新の誤りに気付き、再更新)。常総市と三豊市は、出題機会数が90減って、想定解率・解答機会率が上がりました。

[109918] 未開人 さん
デスクトップ鉄さんのデータを全面的に利用させていただいているので、所長を譲ってもらっても…という気持ちです。助手程度なら喜んで引き受けます。
それでは、所長代行でいかがでしょうか。メールいただければ、全解答のデータベースを送ります。
[109910] 2024年 1月 22日(月)19:27:42【1】訂正年月日
【1】2024年 1月 23日(火)09:02:00
デスクトップ鉄 さん
Re:十番勝負記録
[109897] 未開人 さん
全解答のデータベースを作成されていたのですか。大変だったでしょう。十番勝負研究所長をお譲りします。
三笠市、問題市採用率が非常に高いのです。問題市の回数/想定解の回数によって問題市選定率を算出すると、上位は次のようになります。
想定解率と解答機会率だけで、これまで問題市選定率という視点はなく、目からうろこでした。三笠市がこんなに出題されていたとは気が付きませんでした。

[109899] 白桃 さん
問題ごとの正答のタイム差、十問完答のタイム差のほうに関心が向いています。
金銀のタイム差を計算していたら、[109907] N さんに先を越されました。せっかくですので、完答1位と2位のタイム差とともに提出します。左か短い方、右が長い方のベスト10です。
完答1位と2位のタイム差
#1位2位タイム差#1位2位タイム差
1第60回勿来丸おがちゃん0 00:02:551第1回YSKM.K.7 06:05:20
2第21回ぺとぺといっちゃん0 00:08:552第18回桜トンネル いっちゃん6 07:04:09
3第48回スカンデルベクの鷲0 00:29:163第31回桜トンネル まりんぶる~4 21:54:09
4第22回ヌオいっちゃん0 01:01:174第44回白桃星野彼方4 07:14:00
5第61回ぺとぺと0 01:12:215第29回白桃まつもとしろくま4 06:40:13
6第25回ヌオEMM0 01:19:536第24回桜トンネル油天神山4 03:18:50
7第49回とりぴー0 01:23:367第23回EMM桜トンネル 4 01:00:39
8第20回ぺとぺと桜トンネル 0 01:35:078第55回スカンデルベクの鷲3 23:36:09
9第14回ぺとぺと白桃0 01:35:089第28回桜トンネル なると金時3 19:27:01
10第9回白桃稲生0 01:45:0110第64回おがちゃん海辺を飛ぶ鳥 3 11:02:06

金メダルと銀メダルのタイム差
#回問タイム差#回問タイム差
166-10桜トンネルスカンデルベクの鷲0 00:00:01131-04桜トンネル まりんぶる~5 11:28:44
229-09白桃k-ace0 00:00:05238-05桜トンネル 星野彼方5 05:59:59
356-7白桃桜トンネル0 00:00:07309-10EMMいっちゃん5 03:45:31
408-05yamada烏川碧碧0 00:00:09428-04桜トンネル 中島悟5 00:52:17
453-09桜トンネル勿来丸0 00:00:09510-05白桃いっちゃん4 06:25:53
618-05星野彼方KAZ-D0 00:00:10609-08稲生白桃4 04:12:13
656-02おがちゃん桜トンネル0 00:00:10711-01桜トンネル 運び屋A4 02:05:07
815-02白桃桜トンネル0 00:00:14842-02まつもとしろくま4 01:12:51
815-06がっくんKK0 00:00:14950-07ぺとぺと3 23:27:39
1016-05いっちゃん深夜特急0 00:00:171003-02烏川碧碧千本桜3 22:48:36
1019-03白桃桜トンネル 0 00:00:17
追記:五番勝負開催中で急ごしらえだったので金銀メダル差のリストに間違いがありましたので、訂正しました。解説を追記します。
完答1位と2位のタイム差最長の第1回は完答者が2名だけです。最近は超上級者の実力伯仲のため、完答順位差もメダル差も短くなっています。51回以降で金銀タイム差が3日を超えたのは、64-05の3 00:41:06だけ(全体の17位)。完答順位差が3日以上も、10位の第64回のほかは第56回の3 10:40:44だけ(全体の17位)。
今回の五番勝負でばなしさんが完答1位でしたが、2位の勿来丸さんとのタイム差は3分47秒。十番勝負の完答順位差でも2位に入る大接戦でした。
[109872] 2024年 1月 17日(水)20:00:52【1】訂正年月日
【1】2024年 1月 18日(木)06:52:09
デスクトップ鉄 さん
Re:第66回十番勝負難易度分析
[109870] グリグリさん
問八は最もバラツキが大きく、最初の解答(複数問同時を含む)が4名、最後の解答が6名(同)でした。
最初の解答は7名ではないでしょうか。Nさんの一発解答は最初と最後の両方にカウントしますよね。
一発完答のNさんはどちらにも入れていませんでした。最初の解答は、海辺を飛ぶ鳥さんの4問同時解答が抜けていて6名でした(ほかに勿来丸さん、ばなしさん、鳴子こけしさん、ykkさん、デスクトップ鉄)。最後の解答は5名でした(なると金時さん、まりんぶる~さん、m#さん、naidesuさん、せいこうさん)。
#[109873] 海辺を飛ぶ鳥さんのご指摘により、最初の解答者を訂正。

普通に考えると、残っている問題が参加者間でバラついている場合はとくに、問題間でヒント効果がバラつくのは不公平かなと考えてしまうのですが、いかがでしょうか。
そのとおりだと思います。[109201]で書きましたが、前回の問五(高等専門学校)は最近では珍しく4位でヒント前に正答したのですが、区町村ヒントで神山町が提示され、第2回採点から第3回採点までに正答が11でました(他の問題は1~4)。これが完答順位に影響したと思います。
アナグラムヒントの難易度を揃えるのは、難しいでしょうが、区町村ヒントとSVヒントは解答が進んでいる問題は易しめに、停滞している問題は難しめに調整すると不公平感が少ないと思います。今回のヒントには、ヒント効果が問題間でバラつく不公平は感じませんでした。
参考までに、ヒント頼みの解答者にとっての今回のヒント効果を記します。7文字アナグラムは解凍できたが、なかなか共通項にたどり着けませんでした。[109612]で「多少遠回しのヒントになります」と書かれたとおりでした。9文字アナグラムは難易度が高かったが、なんとか解凍し、共通項にたどり着けた問題が多い(問九の9文字アナグラムは解凍できず、答が出てからの解答)。
問四は、7文字アナグラムとSVヒントのバス停から十番勝負の誤答率と判明。正答が伸びているので、どこかに参考ページがあるだろうとサイト内検索をしたが、たどり着けず(2022年10月現在で誤答数も足りない古いページがヒット)。しかたなく、十番勝負研究所のデータベースで計算して解答しました。
問三、問五、問九は解答後SVヒントの意味がわかりましたが、問二の関取バス停は最後まで見つけられませんでした。
[109866] 2024年 1月 16日(火)21:05:25【2】訂正年月日
【1】2024年 1月 17日(水)07:26:30
【2】2024年 1月 17日(水)07:27:44
デスクトップ鉄 さん
第66回十番勝負難易度分析
十番勝負研究所の各ページを第66回の結果を追加して更新しました。
グリグリさんに業務連絡。[109839] の問五の未答市は「野々市, 市, 」となっていて、57市しかありません。想定解分析は抜けていると思われる岩見沢市を未答市に追加して集計しています。

第66回の難易度分析です。今回は問二、問三、問六、問九は誤答ゼロ(問題・既出を除く)で、回別誤答率は65回中下から2位の3.1%。第64回以降慎重な解答によると思われる低誤答率が続いています。銅メダル所要時間は問二が3日以上と突出していますが、その他9問は、すべて24時間以内(うち3問は15分以内に)に解答され、偏差値に大きな差がありません。銅メダル所要時間と誤答率の偏差値を単純平均した総合難易度(A)は、銅メダル所要時間に比べ問題間の差が大きい誤答率に引きずられる傾向にあります。一方10位の所要時間は問六、問八、問十以外は全660問の平均を上回り、銅メダル所要時間よりも問題間のバラツキが大きくなっています。
銅メダル10位総合ランク 
偏差値(A)偏差値(B)誤答率偏差値(A)偏差値(B)銅(A)10位(B)
問一45.57 53.90 41.38 43.47 47.64 BC
問二62.63 53.95 38.90 50.77 46.43 DB
問三44.09 53.78 38.90 41.50 46.34 AB
問四48.23 53.92 43.85 46.04 48.88 BC
問五47.51 55.33 49.76 48.64 52.55 CD
問六43.78 42.03 38.90 41.34 40.47 AA
問七43.76 50.44 41.45 42.60 45.94 AB
問八43.76 40.42 41.45 42.60 40.93 AA
問九44.49 56.55 38.90 41.70 47.73 AC
問十43.73 39.40 41.25 42.49 40.32 AA
10位の所要時間と誤答率を単純平均した総合難易度(B)は、問五のCからDに、問一、問四がBからC、問七がAからBに1ランクアップ、問九がAからCに2ランクアップし、問二がDからBに2ランクダウンました。上級者の高速解答によって総合難易度(A)が低くなっていることがわかります。
問題別難易度を指標別にみると
総合難易度(A)問二>問五>問四>問一>問七=問八>問十>問九>問三>問六
総合難易度(B)問五>問四>問九>問一>問二>問三>問七>問八>問六>問十
金メダル所要時間問二>問五>問三>問九>問六>問七>問四>問八>問十>問一
銅メダル所要時間問二>問四>問五>問一>問九>問三>問六>問七=問八>問十
10位所要時間問九>問五>問二>問四>問一>問三>問七>問六>問八>問十
20位所要時間問七>問九>問四>問五>問三>問一>問八>問六>問二>問十
誤答率問五>問四>問七=問八>問一>問十>問二=問三=問六=問九
完答者平均正答時間問九>問五>問四>問二>問七>問三>問一>問六>問八>問十
完答者正答順問九>問五>問七>問三>問四>問二>問一>問六>問八>問十
と、ほぼすべての指標で問十がもっとも易しく、難問は指標によりかなりばらついています。問二は、銅メダルまでは最難問だったが、解答が進むにつれ順位を下げ、逆に問七、問九が順位を上げました。完答者正答順と10位所要時間とが似た傾向にあることは、前回と同じでした。
(開く)完答者正答順
問八は最もバラツキが大きく、最初の解答(複数問同時を含む)が4名、最後の解答が6名(同)でした。

#[109868] メークイン さんのご指摘により、完答者正答順の解答順位を訂正
[109841] 2024年 1月 13日(土)21:30:12デスクトップ鉄 さん
第66回十番勝負新記録
今回の記録集です。解答の高速化と解答者間の格差拡大が続いています。
金メダルの所要時間に新記録がでました。問二おがちゃんさんの15秒と問十桜トンネルさんの22秒は、これまでの記録31回問八のスカンデルベクの鷲さんの23秒を更新しました。また延べ9名しか記録していなかった1分未満の正答を今回一挙に4名が記録しました。桜トンネルさんの4回が最多です。
#問題解答者メダル所要時間
166-01おがちゃん0 00:00:15
266-10桜トンネル0 00:00:22
331-08スカンデルベクの鷲0 00:00:23
466-10スカンデルベクの鷲0 00:00:23
558-090 00:00:26
658-06おがちゃん0 00:00:28
756-07勿来丸0 00:00:31
833-01桜トンネル0 00:00:34
956-07桜トンネル0 00:00:38
1066-08勿来丸0 00:00:45
1141-09白桃0 00:00:50
1215-02白桃0 00:00:52
1329-06桜トンネル0 00:00:55

完答第1号の海辺を飛ぶ鳥さんの所要時間14:06:26は、58回Nさんの04:37:11、40回k-aceさんの06:13:48に続く歴代3位です(完答2号以下を含めると4位)。24時間以内の完答者は延べ13名いますが、おがちゃんさんは今回で4回目です。
#順位解答者所要時間
15810 04:37:11
2401k-ace0 06:13:48
3402おがちゃん0 13:43:12
4661海辺を飛ぶ鳥0 14:06:26
5662おがちゃん0 17:39:36
6582勿来丸0 17:48:13
7271桜トンネル0 17:57:59
8651海辺を飛ぶ鳥0 18:08:43
9301白桃0 19:20:15
10583おがちゃん0 21:23:22
11302おがちゃん0 22:03:55
12341まりんぶる~0 22:51:01
135610 22:55:30

[109803] 白桃さん
飛び道具をもっている方々と竹槍で戦っているのですから、健闘しているといえるでしょう。今回は初代領主で領民数最多だった八王子を盗り返され、思わぬ方向からの攻撃で面積が大きい釧路を盗られたのは痛かったです。

お知らせ。全国のJR駅五番勝負を1月20日(土)朝7時からここで開催します。
[109781] 2024年 1月 9日(火)21:14:25デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問九:吉川市
[109767] 2024年 1月 8日(月)22:09:57デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:大船渡市
[109755] 2024年 1月 8日(月)15:58:30デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:黒石市
[109751] 2024年 1月 8日(月)14:25:18デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:盛岡市
[109750] 2024年 1月 8日(月)13:48:36デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:竹田市
[109721] 2024年 1月 7日(日)21:28:10デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:盛岡市
[109688] 2024年 1月 6日(土)22:06:22デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:坂戸市
[109543] 2024年 1月 1日(月)09:51:48デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問六:三沢市
[109539] 2024年 1月 1日(月)08:36:27デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問八:甲斐市
問十:三原市
[109205] 2023年 10月 25日(水)20:41:41デスクトップ鉄 さん
第65回十番勝負想定解分析
続いて第65回の想定解分析です。今回は問一の想定解が175と多く、全想定解数が前回の683から724に増えた一方、想定解に該当する市が469から412に減り、市の重複度が1.456から1.757に増加しました。これは問二、問七、問十の3問に共通して該当する市が60もあったことが影響しています。最多4問正答の藤沢市、名古屋市、甲賀市、鳥取市、南国市はこの3問の解答を含み、角田市、那須烏山市、清瀬市、安曇野市、湖南市、柏原市、倉吉市、西之表市、垂水市はすべてこの3問の解答でした。
今回茨城、栃木、千葉、愛知、兵庫、福岡、鹿児島の7県は、全10問に想定解がありました。千葉は17回目で、11回で2位タイの愛知、福岡に大差をつけてダントツのトップ。市の数が多い県が同一回全問想定解となる確率が高いと思いますが、千葉が突出している理由がわかりません。ちなみに市数最多の埼玉は4回だけ(うち1回は全問47市問題の第38回)。

前回[108617]で東日本の解答増加傾向について
東日本の解答は増加していません。想定解率と解答機会率は東日本が上回り、解答選択率は西日本が上回りました。
と書きましたが、訂正します。解答選択率を指標としたのは不適切で、出題機会数(市数x10)に対する正答数の比率(正答出現率=解答機会率x解答選択率)で比較すべきでした。前回の正答出現率は東日本が西日本を上回っていました。全65回の東西の正答出現率を示します。
全国東日本(指数)西日本(指数)全国東日本(指数)西日本(指数)全国東日本(指数)西日本(指数)
11.54%1.96%127.9 1.15%74.8 264.58%4.07%88.7 5.04%109.8 513.51%3.24%92.4 3.74%106.6
21.87%1.60%85.8 2.10%112.8 274.40%4.20%95.5 4.57%103.9 523.26%3.24%99.5 3.27%100.4
31.72%1.57%91.2 1.86%107.9 284.92%5.03%102.1 4.83%98.2 533.48%3.19%91.5 3.74%107.4
42.50%2.47%98.9 2.52%100.9 294.11%3.71%90.3 4.45%108.4 544.75%4.80%101.0 4.71%99.1
52.09%1.90%91.0 2.25%108.0 304.54%4.42%97.4 4.64%102.3 553.98%3.87%97.3 4.07%102.3
62.44%2.02%82.6 2.82%115.3 313.89%4.07%104.4 3.74%96.2 564.38%4.03%92.0 4.68%106.9
73.32%2.88%86.9 3.70%111.5 323.69%3.68%99.8 3.70%100.2 574.38%4.28%97.6 4.47%102.0
85.03%3.77%75.0 6.12%121.8 334.07%3.55%87.3 4.52%110.9 585.03%4.28%85.1 5.67%112.8
94.44%4.52%101.9 4.36%98.3 343.28%2.84%86.6 3.66%111.5 595.68%5.50%96.9 5.84%102.7
104.90%4.79%97.7 5.00%102.0 353.90%3.20%81.9 4.50%115.5 606.29%6.98%110.9 5.69%90.6
114.09%4.49%109.7 3.75%91.6 363.88%3.73%96.1 4.01%103.4 615.09%4.93%96.9 5.22%102.7
123.86%3.20%82.7 4.45%115.1 373.30%2.47%74.8 4.01%121.7 624.92%5.12%104.0 4.75%96.5
133.71%3.58%96.5 3.82%103.0 383.22%2.57%79.9 3.77%117.4 634.07%4.03%99.2 4.09%100.7
144.59%3.96%86.2 5.14%112.1 393.54%3.31%93.3 3.75%105.8 644.09%4.20%102.6 4.00%97.8
154.26%4.42%103.9 4.11%96.6 403.71%3.61%97.2 3.80%102.4 654.17%4.17%100.1 4.16%100.0
164.23%4.12%97.4 4.33%102.3 414.13%3.52%85.4 4.65%112.6 4.09%3.89%95.0 4.27%104.3
174.94%4.26%86.3 5.53%112.0 424.34%4.26%98.2 4.41%101.6
184.32%4.09%94.8 4.51%104.5 434.34%4.23%97.5 4.43%102.1
195.29%5.96%112.8 4.70%88.9 444.50%4.03%89.6 4.91%109.0
204.20%4.56%108.5 3.89%92.6 454.58%4.90%107.2 4.29%93.8
214.74%4.64%98.0 4.82%101.7 464.05%4.09%101.0 4.01%99.1
226.50%5.08%78.2 7.73%119.0 474.13%3.57%86.3 4.62%111.8
235.61%5.33%95.1 5.85%104.3 484.12%3.68%89.3 4.50%109.3
245.47%4.81%88.0 6.04%110.5 493.50%3.08%87.9 3.87%110.5
251.72%1.70%98.8 1.74%101.1 503.80%4.58%120.4 3.13%82.3
第65回の正答出現率は、東日本が4.17%、西日本が4.16%で横並び。全65回のトータルで見ると全国平均は4.09%に対し、東日本3.89%、西日本4.27%。東日本が西日本を上回ったのは65回中15回だけと劣勢でした。最近はこれが均衡してきたという前回の結論は変わりません。
正答出現率を県別にみると大きな差異があります。今回はなぜか西日本の県が鳥取の25.0%(正答10、出題機会40)を筆頭に高かった。2位は滋賀の8.5%、以下和歌山7.8%、高知7.3%と続き、5位に東日本の福島が6.9%で入りました。一方下位は、山梨の正答0(解答機会は3問あった)が筆頭で、島根と香川が1.25%で2位タイ、4位岐阜1.43%、5位長崎1.53%とこちらも西日本の県が多く、特定の県に出題と解答が集中しています。全65回でみると、トップ5は鳥取7.23%、香川5.67%、神奈川5.28%、石川5.22%、滋賀5.14%。ボトム5は茨城3.05%、北海道3.07%、埼玉3.32%、鹿児島3.33%、岩手3.47%。

第11回全国の鉄道路線五番勝負を10月27日(金)21時にここで開催します。
[109201] 2023年 10月 23日(月)20:36:58【1】訂正年月日
【1】2023年 10月 23日(月)20:40:19
デスクトップ鉄 さん
第65回十番勝負難易度分析
第65回十番勝負の難易度分析です。今回は誤答が前回の8から17に増加したものの、回別誤答率は65回中下から4位と慎重な解答傾向が続いています。そのため銅メダル所要時間の偏差値と誤答率の偏差値の単純平均で計算している総合難易度は、前回同様誤答率に引きずられた結果になりました。難易度が低いとはいえない問五と問八が誤答0のため難度Aというのは、まったく実感にあいません。
[108672]で高速化傾向が著しい銅メダル所要時間に代えてばらつきが大きい10位の所要時間(正答が10問未満の問題は最後の正答の所要時間)に変更した場合の総合難易度を比較しました。ヒント効果を含めた難易度になるが、実感にあうと書いたところ、[108717]未開人さんから、
どちらかを選べと言われたら10位所要時間の方が良いと思います。「ヒント効果」については、最近だと期間が短くヒントが早く出された61、62回の難易度が低く算出されてしまうのが難点だと思います。単純な正解時間ではなく全体の開催期間に対する割合にしてみたらどうなるのでしょうか…?
とコメントをもらいました。
ヒント効果を排除するため全体の開催期間に対する比率にするというのは、複雑になりすぎますが、今回も銅メダルと10位による総合難易度を比較します。
銅メダル10位誤答率総合 ランク 
所要時間偏差値A所要時間偏差値B偏差値偏差値A偏差値B10位
問一0 18:08:4347.6 4 00:54:1651.2 41.3 44.4 46.3 BB
問二0 00:24:3643.8 0 21:15:0042.0 41.3 42.5 41.6 AA
問三0 00:03:5243.7 0 00:49:5039.5 44.0 43.9 41.8 BA
問四0 01:34:3544.0 3 01:59:3848.4 41.5 42.8 45.0 AB
問五0 03:19:0444.4 2 10:00:1546.5 38.8 41.6 42.6 AA
問六2 15:50:4757.3 4 00:14:0151.2 52.8 55.1 52.0 ED
問七0 00:30:0743.8 1 21:39:2145.0 41.4 42.6 43.2 AA
問八0 00:38:5243.8 3 01:34:0748.4 38.8 41.3 43.6 AB
問九0 06:36:2045.1 2 13:25:4646.9 50.8 48.0 48.9 CC
問十0 00:35:0343.8 1 21:13:5844.9 38.8 41.3 41.9 AA
問五はヒント効果のため(後述)難度Aのままですが、問八はAからBにアップし、開始直後に正答が続出した問三がBからAにダウンしました。やはり10位の所要時間のほうが実感とあっていますが、それでも問一が難度Bのままなど、低誤答率の影響を克服できていません。

問題別難易度を指標別にみると
総合難易度(A)問六>問九>問一>問三>問四>問七>問二>問五>問八>問十
総合難易度(B)問六>問九>問一>問四>問八>問七>問五>問十>問三>問二
金所要時間問六>問五>問八>問九>問四>問一>問二>問十>問七>問三
銅所要時間問六>問一>問九>問五>問四>問八>問十>問七>問二>問三
10位所要時間問一>問六>問四>問八>問九>問五>問七>問十>問二>問三
20位所要時間問六>問一>問四>問八>問五>問九>問十>問二>問三>問七
誤答率問六>問九>問三>問四>問七>問一=問二>問五=問八=問十
完答者平均正答時間問一>問六>問四>問八>問五>問九>問十>問七>問二>問三
完答者正答順問一>問六>問四>問八>問九>問五>問十>問七>問二>問三
と問一と問六が最難問でした。問一は解答が進むにつれて順位を上げ、問六は順位を下げました。完答者正答順・平均正答時間は10位の所要時間とほぼ一致しました。
完答者正答順は、
解答者問一問二問三問四問五問六問七問八問九問十相関係数平均正答時間平均正答順位
1海辺を飛ぶ鳥103167842950.791 0 03:21:303.1
25.55.55.55.55.55.55.55.55.55.52 15:50:4710.2
3勿来丸612971053840.771 0 10:25:104.4
4鳴子こけし6.5216.56.56.56.56.56.56.50.774 2 21:53:4614.4
5深夜特急9.521637.54.54.59.57.50.747 2 18:44:1012.9
6とりぴー101297845630.934 2 15:12:0010.9
7おがちゃん104167925830.896 0 12:49:052.8
8駿河の民104.516793824.50.798 1 10:06:496.3
9未開人104127968350.643 1 08:51:176.7
10あきごん951104827360.763 3 09:55:2717.1
11白桃103.519783.56250.836 2 02:15:169.5
12EMM104167893250.570 3 01:24:3014.1
13ばなし81069243715-0.055 4 02:55:5317.5
14スカンデルベクの鷲103176954820.897 1 19:39:068.4
15かぱぷう913861047520.903 3 16:40:4318.1
16ぺとぺと921781036540.946 2 17:02:2012.3
17伊豆之国1031.56.58.58.546.551.50.884 3 11:40:4516.4
18デスクトップ鉄976811044240.324 4 08:13:5419.0
19Takashi103498516720.710 5 03:17:1820.2
20桜トンネル921581046730.909 3 01:31:3612.8
21星野彼方103197425860.753 4 14:33:2719.8
22むっくん721961058340.841 3 15:46:0315.1
23naidesu102361947850.762 4 22:59:4020.8
24メークイン231671048950.535 6 11:42:1123.9
25なると金時821639.559.5740.834 4 03:20:2417.9
26油天神山555105555550.254 8 03:41:2027.2
27m#3333838888-0.077 9 05:15:1828.5
28BEAN4494944494-0.291 9 06:37:3429.2
29せいこう5.55.55.515.55.55.55.5105.5-0.104 9 20:56:5330.3
30くは933833310760.541 8 06:11:4127.3
31まりんぶる~33333888880.131 10 16:28:0132.2
32今川焼555105555550.254 10 18:53:5332.2
平均7.8753.4692.5786.7345.7817.4694.4226.0315.9844.6561.705 1)
標準偏差2.5111.8662.1102.3592.1882.3171.7741.8882.5951.6432.125 2)
1)標準偏差の平均
2)平均の標準偏差
[101999]
瞬発力のある若手は平均正答順位で、経験豊富なベテランは完答順位で優位に立っています。
と書きましたが、今回はこれが顕著に示されているようです(白桃さんは若手?)。

問五のヒント効果について。区町村ヒントが提示された第2回採点から第3回採点までに、問五は正答が11ありました。問二が4答、問九が3答で、他の問題は1-2答ですから、問五の区町村ヒントの効果は絶大でした。おそらく神山町が提示され、正答が伸びるだろうと予想したとおりになりました。ちなみに、高専キャンパスは第2回チャレンジトライアルで私が候補として提示した問題でした。
名取市、ひたちなか市、鳥羽市、寝屋川市、大牟田市
該当しない市:厚木市
問五と寝屋川市が、[109197]未開人さんの問Xと鳥羽市が共通しています。区町村ヒントは周防大島町を予定していました。
[109188] 2023年 10月 21日(土)21:01:40デスクトップ鉄 さん
十番勝負研究所データ更新
第65回十番勝負の結果を追加して、十番勝負研究所のページを更新しました。分析記事は追って書きますが、グリグリさんに業務連絡。
[109175] の問一の未解答市(136市)に川西市がダブっています。未答市は135市、想定解は175市ではないでしょうか。
[109116] 2023年 10月 14日(土)21:43:52デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問六:川口市
[109108] 2023年 10月 14日(土)17:51:43デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:八王子市
[109094] 2023年 10月 13日(金)06:57:54デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:黒石市
[109069] 2023年 10月 12日(木)08:24:05デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:清瀬市
[109027] 2023年 10月 11日(水)12:11:21デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:津久見市
[109020] 2023年 10月 11日(水)10:49:54デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:由布市
問八:大分市
問十:清瀬市
[109017] 2023年 10月 11日(水)07:46:36デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問九:一関市
[108933] 2023年 10月 9日(月)16:53:44デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:一関市
[108722] 2023年 9月 6日(水)20:44:55【1】訂正年月日
【1】2023年 9月 7日(木)06:43:28
デスクトップ鉄 さん
Re:十番勝負の活性化について
グリグリさんから提起があった表題の件については、[108718] 白桃 さんの
1.十番勝負は十分、活性化しているので、これ以上活性化させる必要はない
2.あまりイジクルと却っておかしくなるのではないか
と同意見です。64回20年近く続いている伝統あるクイズですので、枠組みを変えることには反対です。
[108595]で今回の誤答率の低下について
あえて理由を探すと、問題が難しく解答意欲をそぎ、誤答率が下がったという面はないでしょうか。第58回以降第62回まで40人台で推移してきた参加者が36人に減り、うち完答者30人、完答率83.3%と参加しても完答を目指さない解答者が増えました(ちなみに、第60回は参加者51人完答者49人で、完答率96.1%)。
と書いたことが、初心者がハードルが高く尻込みされたと捉えられ、今回の発端となったのなら、大変申し訳ありません。参加者も、完答者も特に少なかったわけではなく、平均的な数字でした。
十番勝負の最大の長所は、超上級者と初中級者のどちらも楽しめる出題形式だと思っています。先行の解答とヒントによって徐々に共通項にたどり着き、私を含めた初中級者でも(売り切れない限り)完答できるというのが、長く続いている理由でしょう。
対象を区町村に広げるのは、「全国の市十番勝負」の枠組みを大きく変えることになり、確立されたブランドを毀損します。年4回開催になったことから、そのうち1回または番外編として、ペアシティ七番勝負やクイ図五番勝負などと交互に開催するのはよいと思いますが。
順序(順位)問題の復活は、相性が良かった([80181])こともあり、歓迎します。[108721] あきごん さんが
解答したい市が自由に解答できないので、市盗りの事を考えると好ましく思いません。特に、こだわりを持って解答している参加者には厳しい問題です。また、解答時に既解答を頻繁に確認する必要があるので大変そうですね。
と書かれましたが、私を含めて解答が市盗り偏重になっているので、一部の問題は市盗りを忘れて解答するのもアリでは。市盗りにこだわるのなら、答えたい市の順番が来るまで待てばよいのです。またスピード感も順位問題なればこそです。
チャレンジトライアルの良いところは、ハンデにより上級者の参加が遅れるので、初中級者がメダル争いに参加できることです。トライアルは市盗りに反映されませんが、第1回トライアル終了後に市盗りルールを適用して決定した裏領主を発表しました([103180] )。グリグリさんのシステムでこれが自動計算できると興味が増すと思います。第3回チャレンジトライアルを開催するのであれば、また実行委員に立候補します。
[108672] 2023年 8月 23日(水)19:52:07【1】訂正年月日
【1】2023年 8月 24日(木)05:32:29
デスクトップ鉄 さん
Re: 続・十番勝負議論
[108666] 未開人 さん
いつも十番勝負研究所の分析記事にコメントいただきありがとうございます。
今回の難易度が低かったのは誤答が少なかったためであり、それは問題の難易度が高く誤答すらできなかったため、ということでしょうか。理屈としては分かりますが、論理矛盾している気がします。
難易度分析を始めたのは第13回終了後でした。誤答率と銅メダル所要時間の偏差値を単純平均した総合難易度を提案([55238])し、
誤答率は一般人にとっての難易度、所要時間は上級者にとっての難易度といえるかもしれません。
と書きました。これに対し、グリグリさんから[55242]
共通項に紛れがないような場合、共通項そのものの難易度により所要時間は長くなっても、誤答すら出にくいと考えると誤答率は高くならない場合もあったようです。
とコメントいただきました。これは、まさに今回の議論そのものです。後述する問七などその典型例です。論理矛盾を解消するには、「誤答率が高い問題は、一般解答者にとっての難問だが、誤答率が低くても難問ではないとはいえない」とでもいえばよいでしょうか。

特に問七がランクAに分類されるのは体感とは大きく離れています。これは多くの方に同意いただけるのではないかと思います。
私も同じように感じていました。[108595]
銅メダルの偏差値は、近年解答の高速化のため、今回も問五の75.3を除くとすべて50以下で大きな差がつきません。そのため総合難易度が誤答率にひきずられる傾向にあります。
と書いたとおりです。これまでも、銅メダルではなく10位の所要時間を使った方が差がつきやすいと考えていましたが、初期の大会を中心に正答数が10に達しない問題が14問あり(うち13問は想定解終了)、比較できずにいました。
未開人さんの指摘を受けて、正答が10問未満の問題は最後の正答の所要時間を使用することにして偏差値を算出しました。その結果問七の10位所要時間の偏差値は59.9(銅メダルは47.3)、誤答率とあわせた総合難易度は49.3でAランクからCランクに上がりました。逆に問五は、銅メダルの所要時間は長かったが、それから10位までは比較的短かったため、EランクからDランクに下がりました。その他の問題の難易度ランクは変更がありません。
10位の所要時間はヒント効果を含めた難易度になると思いますが、次回以降銅メダルに代えて採用すべきか、ご意見を伺いたいです。
第64回の銅メダルと10位の所要時間による偏差値と難易度ランクの比較は次のとおり。
銅メダル10位誤答率総合 ランク 
所要時間偏差値A所要時間偏差値B偏差値偏差値A偏差値B10位
問一0 17:28:3447.4 1 10:21:2343.6 38.7 43.0 41.1 AA
問二0 01:13:5843.9 1 02:12:5542.6 38.7 41.3 40.6 AA
問三0 00:48:1943.8 1 15:07:5244.2 38.7 41.3 41.4 AA
問四0 00:44:1543.8 2 03:49:2845.7 52.4 48.1 49.0 CC
問五6 04:55:0475.3 8 00:09:5362.8 43.8 59.5 53.3 ED
問六0 00:21:0943.7 1 03:52:3742.8 38.7 41.2 40.8 AA
問七0 17:12:3647.3 7 00:22:5159.9 38.7 43.0 49.3 AC
問八0 00:31:0843.8 0 17:40:5441.6 38.7 41.2 40.1 AA
問九0 00:03:4343.7 0 01:19:2839.6 38.7 41.2 39.1 AA
問十0 00:10:3643.7 0 06:39:1540.2 38.7 41.2 39.5 AA

第10回全国の鉄道路線五番勝負をここで明後日8月25日(金)21時に開始します。よろしくお願いします。
[108617] 2023年 8月 11日(金)19:48:03デスクトップ鉄 さん
第64回十番勝負想定解分析
[108595]に続いて想定解分析です。想定解分析においては参考(正答)は正答として扱っています。
今回想定解数最多は5問の蕨市(解答機会4)、4問は男鹿市(同4)、狛江市(同4)、日進市(同2)でした。男鹿市を除き問二と問三の想定解市です。この2問の共通想定解市は、江別市、恵庭市、川口市、蕨市、三鷹市、調布市、狛江市、多摩市、鎌倉市、逗子市、大府市、日進市、長久手市、吹田市、尼崎市、宝塚市の16市で大都市近郊の都市ばかり。うち7市は人口が10万人以下の想定解になりにくい市でした。
第58回終了後の[103883]で人口区分別の想定解率、解答機会数率、解答選択率の分析を行いましたが、人口が多くなるほど、想定解率と解答機会率が高くなります。第1回から第58回までの人口と解答機会率の相関係数は0.597でした。今回の相関係数は、0.189でほとんど相関がありません。未開人さんの解答市人口合計最低新記録が出たのもこのためでしょう。ただし横浜市は3問、大阪市と名古屋市は2問想定解があり、大都市外しが復活したというわけではありません。
第58回終了後の[106816]で10問すべてに想定解があった都道府県を紹介しました。千葉県が15回で最多でしたが、今回16回目を記録しました。ところが県都千葉市は一問も想定解に入っていない。これは新記録かと調べてみましたが、10回記録している静岡県も第26回、28回に静岡市が想定解から外れていました。
[108610]未開人 さん
あと気になったのは、前回指摘された東日本の解答の増加が今回さらにはっきりしたと思います。(中略)デスクトップ鉄さんによるデータが気になるところです。
前回、解答機会率、解答選択率の西高東低傾向が変化していることを指摘しましたが、反応がありませんでした(石川県が西日本というのは違和感があるという議論はありましたが)。憶えていただいて、ありがとうございます。リクエストにお応えして、第64回の東西の解答機会率と答選択率を示します。
出題機会問題正答未答想定解率指数解答機会率指数選択率指数
全国7920 45 324 314 8.6%100.0 8.1%100.0 50.8%100.0
東日本3670 24 154 151 9.0%104.0 8.3%103.2 50.5%99.4
西日本4250 21 170 163 8.3%96.6 7.8%97.3 51.1%100.5
データでみると東日本の解答は増加していません。想定解率と解答機会率は東日本が上回り、解答選択率は西日本が上回りました。
[107652]の表を再掲し第64回の結果を追加します。
解答機会率全国(指数)東日本(指数)西日本(指数)解答選択率全国(指数)東日本(指数)西日本(指数)
1-10回5.0%100.0 4.6%91.3 5.4%107.7 60.4%100.0 60.8%100.7 60.1%99.5
11-20回6.3%100.0 6.3%99.9 6.3%100.1 68.8%100.0 67.6%98.2 69.9%101.6
21-30回6.0%100.0 5.9%97.7 6.2%102.0 77.0%100.0 72.8%94.5 80.6%104.6
31-40回5.7%100.0 5.3%93.8 6.0%105.4 64.0%100.0 61.7%96.5 65.7%102.7
41-50回7.6%100.0 7.5%98.7 7.7%101.1 54.5%100.0 53.1%97.5 55.6%102.1
51回10.7%100.0 10.5%99.0 10.8%100.9 10.7%100.0 10.5%99.0 10.8%100.9
52回6.4%100.0 6.8%106.0 6.1%94.8 50.7%100.0 47.6%93.9 53.7%105.9
53回5.7%100.0 5.5%96.7 5.9%102.9 61.2%100.0 57.9%94.6 63.9%104.3
54回6.6%100.0 7.0%106.0 6.2%94.8 72.2%100.0 68.8%95.3 75.5%104.6
55回9.9%100.0 9.5%95.2 10.4%104.2 40.0%100.0 40.9%102.2 39.3%98.2
56回6.9%100.0 6.7%96.9 7.1%102.7 63.1%100.0 59.9%95.0 65.7%104.1
57回7.2%100.0 7.4%101.9 7.1%98.4 60.5%100.0 57.9%95.8 62.7%103.7
58回8.2%100.0 7.9%96.3 8.5%103.2 61.0%100.0 54.0%88.4 66.8%109.4
59回13.9%100.0 12.7%91.5 14.9%107.4 40.8%100.0 43.3%105.9 39.1%95.6
60回7.0%100.0 7.8%112.0 6.2%89.6 90.4%100.0 89.5%99.0 91.3%101.0
61回9.6%100.0 8.4%88.1 10.6%110.2 53.1%100.0 58.4%110.0 49.4%93.1
62回7.6%100.0 8.0%105.2 7.3%95.5 64.7%100.0 63.9%98.9 65.4%101.1
63回6.7%100.0 6.5%97.5 6.8%102.1 60.6%100.0 61.7%101.7 59.8%98.6
64回8.1%100.0 8.3%103.2 7.8%97.3 50.8%100.0 50.5%99.4 51.1%100.5
解答機会率と解答選択率とは、解答機会が多くなると選択率が下がるという相反関係にあります。ところが、11回から50回までは西日本が両方とも上回る回が多かったのです。51回以降ほぼ交互になっています。圧倒的な西高東低傾向は崩れたものの、東高西低にはなっていないという状況です。


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