新型コロナ(COVID-19)に罹ってからもう三年にもなるのですね。未だに判らないのが、旧型コロナって聞いたことがないけど…。ま、そんな事はどうでも良いのですが、リハビリ専門の病院でリハビリに励んでいた頃、宮城県出身の若いインストラクターが、
「千葉県は全く知らないのですが、有名な山が有るので行きたいな。」って言うから、
「そんな有名な山は無いよ。」って答えたら
「『なりたさん』って有名じゃないですか?」と、きたもんで、白桃絶句。
成田山新勝寺もそうですが、
[78772]で千本桜さんが書かれている高野山金剛峯寺も、寺号よりも山号のほうが世に知られていますね。
お寺には、「山号」を冠するところが多いようで、白桃家の菩提寺?の山号は大渓山。確かに、お寺の後ろには山がありますが、その山の名は「北山」なのです。北山鹿苑禅寺(ほくざんろくおんぜんじ=金閣寺)に遠慮したのでしょうか、いやいや、「大渓山」という山号は、招き猫で有名な世田谷の豪徳寺の山号と同じなので、けっこうアリガチな山号なのでしょう。地理学教室の一学年下で、今は濃尾平野の真ん中で住職になっている友人がいるのですが、そのお寺の山号は「紫雲山」。あたりに山は全くないのですが、いたしかたありませんね。
落語の演目「山号寺号」に出てくる「金龍山浅草寺」も、その山号でも寺号でもなく、「浅草の観音さん」で世に知られているのですが、三月末に、ある方(別に名を伏せる必要もないのですが…)にご案内頂いた仙台市の
「定義山西方寺」も「定義如来」の名で通っているとか。その「定義」ですが、「ていぎ」ではなく、正式には「じょうぎ」なのですが、地元では「じょうげ」と発音する方が多いようです。
サンドウィッチマンの伊達さんは、門前町のとうふ店の名物、「三角あぶら揚げ」を最後の晩餐にしたいと言っているようですが、白桃の場合は、やはり、岡山産白桃で末期のお酒…ですかね。♪肴は炙ったイカでいい…
お寺では、「第百回十番勝負まで頑張れますよう」と祈願したのですが・・・