[110414]など あらかると さん
ここ10-15年ほどの間にSNSが一気に発達した結果、掲示板文化はすっかり衰えた感がありますが、だからといって"落書き帳"は"掲示板"の一つですから、"掲示板文化"を簡単に無視してよいとは私は思いません。
ここしばらくのあらかるとさんの投稿を拝見していると、「暴走」「無駄な」「凄惨な街」「恵まれない尾道」など、度々眉を顰めたくなる表現があります。あらかるとさんが内にどんな思想や感情を秘めていようと自由ですが、"掲示板"という場でわざわざこのような表現をすることについては、このような表現をしなければならないやむを得ぬ事情や意図が求められるのではないですか。
この"落書き帳"の
ガイドラインにも
乱暴な言葉、汚い言葉は使わない
とありますし。
あらかるとさんは中学3年生だったかと思います。中学生も終盤となれば、その場にいる他者の文体も参考にしながら、TPOに合わせた文章を制作することを意識しても良い頃合いじゃないでしょうか。
正直な話、私も雰囲気が許せば"美しくない言葉"を多用することがあります。きっと他の皆さんも少なからずそういう一面があるでしょう。ただ、ここはそういう"雰囲気"の場では無いと思います。
...などと言っている私もデビュー後長らく不用意な文章を書きこんでは人生の諸先輩方にそれはそれは窘められたものです汗
「だから今度は私が窘めるのだ」というわけでは勿論無いのですが、そんな過去を持った人間がいつしかこういう書き込みをするようになるのは何だか変な感覚ですね。
「それならやらなきゃいいじゃないか」って私自身でも思うのですが、「なんだか"人生の諸先輩方"も以前ほどこういう投稿をしなくなったものだなあ」などと不遜なことを思ってしまったので出しゃばってしまいました。
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...などといった言葉尻への指摘は置いといて、改めて
[110414]を読んでますが、やはり勿体ないです。
"無駄"というのは所詮は国鉄がJR各社に分かたれた21世紀を生きる人間の所感に過ぎないと思います。
鉄道敷設法はかれこれ100年以上前に制定されたものなのですから、国鉄とJRの在り方の違いや当時の時代背景、人口分布など、当時の価値観では"無駄ではなかった"と言える論拠はあるのではないでしょうか。
その辺りまで掘り下げた投稿ならば大変興味深く思いながら読んだと思いますし、逆にいえば掘り下げずに簡単に"無駄"と断じるのは歴史を軽んじているなあと感じてしまいますね。