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[21379]2003年10月22日
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[21343]2003年10月21日
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[28405] 2004年 5月 18日(火)23:29:57TGRS さん
九州の50サイクル地区
[28255]hmtさんにご紹介いただいた、
また、「九州周波数統一史」(昭36 九州周波数統一協議会)という本もあるようです。
この本、読んできました。また都立中央図書館です。

《さっそく余談》都立中央図書館、今年の4月から平日の開館時間が21時までになりまして、非常に便利になりました。でも5月20日~6月3日は特別整理休館日ですので、お気をつけください。(昨日行っておいてよかった~)

さていよいよ「九州のうち50サイクルだったのはどこ?」について。
発電を始めた頃は、それこそいろいろなサイクルの電気があったそうです。それが、明治から大正にかけての群小電力会社の整理統合により、50サイクルと60サイクルの2種に統一されました。
 50サイクル : 九州水力電気、九州電気軌道、日本水電の供給区域に属する北九州・筑豊地区を含む東部及び南部
 60サイクル : 九州電燈鉄道、熊本電気、鹿児島電気の供給区域に属する西部
と書かれてありました。でもこれだとそれぞれの会社の供給区域がわからないとはっきりしませんよね。本文や付図によると、50サイクル地域は、大まかに以下の範囲です。(地名は本文に書かれているとおりに転記します)
 ・北九州 ・筑豊炭田 ・糟屋炭田 ・福岡市東部 ・大分県 ・宮崎県東海岸沿い ・鹿屋地区(大隅半島) ・水俣市周辺
福岡市-北九州-宮崎県までは連続していますが、鹿屋地区と水俣市周辺は、飛び地です。ちなみに電力会社の整理統合時、大分県と延岡地区のほとんどは60サイクル→50サイクルに変更しています。

さて、九州が60サイクルに統一されるまでの経緯をちょっとだけ。

九州で50サイクルと60サイクルとが混在していることの何が問題だったかというと、
 (1) 50サイクルの地域は炭鉱が多いので昼間に、60サイクルの地域は化学工業及び伝統が多いので初夜に電力消費のピークがあり、それぞれが融通し合えないこと。
 (2) 60サイクルは中国地方からの電力融通が受けられるが、50サイクルは受けられないこと。
 (3) 60サイクル地域が中国地方からの電力融通を受けるために北九州にも60サイクルの電線があったが、そのため50サイクル・60サイクルどちらの電線も“細い線”になり不安定であったこと。
なのだそうです。特に戦後すぐは電力が不足していたので、電力融通については大いに困っていたようです。特に北九州は工業地帯ですし。

また、福岡市東部では、かつて東邦電力と九州水力電気との競争地域で、50サイクルと60サイクルが錯雑しており、『九州周波数統一史』の「総論_1.はしがき」には、こんな泣けてくる文章がありました。
九州の電力系統も、日本の電力系統の縮図でもあるかのように東半の50サイクルと西半の60サイクルが殆んど伯仲していた。その中でも福岡県は又九州の縮図で東半は50サイクル、西半は60サイクルであり、福岡市は又その縮図で、東半が50サイクル西半は60サイクルであった。家庭用の電気時計や扇風機でさえ隣の町内へ引越す時には頭をひねったものである。

そこで、北九州地区周波数統一協議会が昭和24年7月に結成され、9月に関係官庁に陳情した結果、「九州に於ける電力の周波数は将来60サイクルに統一するものとする」と閣議決定(昭和24年12月13日)され、

第1期 (昭和26年度まで)
 福岡市の一部、北九州の一部(大分方面への海岸沿い)、大分、宮崎
第2期 (昭和35年6月まで)
 福岡糟屋炭田、筑豊炭田、北九州の大需要家(八幡製鉄、三菱化成等)、水俣地区

という順で60サイクルに統一されたのでした。(鹿屋地区は先行して昭和24年1月に60サイクル化)

なお、この時点でも旭化成延岡工場、新日本窒素肥料水俣工場の自家用送電系統設備は50サイクルで、これらは熊本宮崎の県境(高千穂の奥付近)で繋がっていました。

…というのが、九州が60サイクルに統一されるまでの経緯でした。

なお、九州以外にもサイクルの飛び地は存在していたようで、
 中部電力管内の長野地区 50→60(昭和36年3月までに変更)
 東北電力管内の常磐地区 60→50(昭和36年2月までに変更)
 東京電力管内の常磐地区 60→50(昭和36年5月現在準備中)
などのサイクル変更があったとのことです。

この本を読んで、日本に於ける周波数についての政府の考え方がいろいろ揺れていたという興味深いことも分かったのですが、落書き帳の本旨から外れるのもこの辺が限度だと思いますので、このへんで。(結局、60サイクルへの統一の経緯のほうが長くなってしまった…)

ちょっと落書き帳っぽいことを言いますと、この本が出版された昭和36年5月現在、北九州市は発足前なのですが、すでにこのあたりのことを「北九州」と呼んでいるんですね。
[28404] 2004年 5月 18日(火)21:50:37TGRS さん
お赤飯は甘いものだと思ってました。
[28395]たっくんのパパさんにご紹介いただいた、
食の違いと言えば日経で連載されていた食べ物新奇行の日本地図。
http://weekend.nikkei.co.jp/kiko/map/index.html
は、
『全日本「食の方言」地図』(野瀬泰申著 2003.12 日本経済新聞社)ISBN:4-532-16451-6 1200円+税
という本にもなっています。全部は載せてないんでしょうけど、カップ麺のつゆネタはありませんでしたが、面白い本でしたよ。
ただ、Web上のテキストをそのまま本にしてあるので、レイアウトがちょっと読みづらいんですが・・・。Webだと読みやすいんですけどね。
[28343] 2004年 5月 17日(月)02:59:52TGRS さん
醤油と東京の畑
[28342]KMKZさん
「キッコーマン」の意味は「亀甲萬」ですが、亀甲は6角形なので、創業時の6家を表しているのでしょうか?
青森県にはワダカンという醤油(だけではありませんが)の会社がありまして、そこのマークは「亀甲の中に寛」なんですよね。ワダカンの醤油と八方汁は、青森県の台所にはかなりの確率で存在すると思います。
ワダカンのマークは、  http://www.wadakan.net/ のページの中のあちこちに出てきます。

青森県では「醤油はワダカン」だったので、東京に来てキッコーマンを見たときには「真似してる!」と思ったものでした。(笑)

光が丘の周辺ではキャベツ畑は、あまり見かけませんね。小規模に、色々な野菜や果物を栽培しています。変わったところでは、ブロッコリーやキウイを見かけたことがありますよ。
比較的近い、下赤塚駅の南側(住所で田柄と言ったほうが早いかも)に住んでいたことがあるのですが、けっこう畑、多いですよね。雨の夜に近道しようと思って梨畑に迷い込んだ時は狸に化かされたかと思いました。その梨畑も今は住宅地になっていますが…。
近所の方からゴーヤをいただいた時にはちょっと驚きました。東京でも育つんですね。沖縄で見たものよりは小ぶりでしたが、おいしくいただきました。
[28316] 2004年 5月 16日(日)02:08:46TGRS さん
しまった!
[28288]じゃごたろさん [28301]両毛人さん [28302]じゃごたろ さん
ツッ込みそこないました(笑)

[28307]白桃さん
地下室ではないですが、↓ここは窓が閉まった!ままで、開かないというお話です。
http://www.mediawars.ne.jp/~m921320/a_map/map_of_tokyo_03.htm
はめころし窓ってやつですね。ただし空調は完備。
[28287] 2004年 5月 15日(土)13:05:35TGRS さん
新自治体名情報
青森県上北郡百石町、六戸町、下田町の法定合併協議会は、合併後の新自治体は市制を施行、名称を「おいらせ市」とすることを内定。ただ、三町の全世帯にアンケートなどで意向を確認した上で最終的に決定する。
とのことです。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0515/nto0515_8.asp

合併情報、初めて書き込めたかも。

[28284]ゆうさん
ご指摘ありがとうございました。実際に手続をしたことがなくて、ちょっと調べただけの知識だと、こんなもんですね(恥)。
書き込みを訂正すると前後の文にも影響ありそうなので、後にご指摘がある旨付け加えておきます。

「印旛ナンバー」も語呂的には…もういいですか?(笑)
[28282] 2004年 5月 15日(土)10:41:18TGRS さん
「丹波ナンバー」も語呂的には面白いかと
[28276]愛比売命さん
新規で車を購入したり所有権を移転したりするときに全て「会津」ナンバーを交付するという意味で、会津にある「福島」ナンバーで走っている車を全て届け出する必要まではないような気がします。
仰るとおりです。私の資料の読み方と例示のしかたが甘かったですね。件の文書には、
なお、従来の自動車検査登録事務所設置の場合と同様の取扱いとし、ある時点で強制的にナンバーを変更させるのではなく、自動車の登録内容に変更(譲渡や住所変更など)が生じた時に、新しい地域名表示のナンバープレートとする。
と書かれていますので、会津ナンバーができたときに全ての車を届け出しなおすというわけではありません。
ところで、登録内容の変更に「住所変更など」と書かれていますが、陸運支局の管轄を跨いで転居してもナンバーを変えていない人は、住民票を移しても陸運支局には届けない、ということなのか、陸運支局に住所変更を届けてもナンバー変更は強要されないということなのか、また悩んでしまいました。
前者であれば納税通知書がどうやって届くのか疑問ですし、後者であれば運用の幅としては広すぎじゃないかなと思います。私の身近にも札幌ナンバー愛用者がおりますので、聞いてみますね。

[28277]U-4さん
東京ならともかく愛知県には青森銀行やみちのく銀行の支店はありません。
両銀行の最南端支店は東京都ですからね…。遠方のナンバーを使っている方は、そんなご苦労があったのですね。みちのく銀行東京支店前をたまーに通ることがあるのですが、「家庭の銀行」のキャッチフレーズを見るたびに和みます。

…と書いている間(9:30~)にまたナンバー関連の書き込みが増えていたので。

[28279]両毛人さんの、
希望ナンバー地名制
は、どちらの長所をも活かしていると思いますし、国土交通省から示されているのも「(案)」ですから集まった意見によっては全く想定外でもないと思います。(いい方に考えすぎかな?)
なのですが、「ナンバーを見て楽しむ者」の勝手な思いからすると、地名が選択肢になってしまうと楽しみが半減してしまう気がします。ナンバーの番号が希望制になってから、「・777」「・・・1」「8888」などのナンバーを見ても、「珍しいもの見たよ!」とは思えなくなってしまったんです。電話番号もそうなんですけど、「一方的に与えられて選択の余地がないものだからこそ、珍しいものに出会うと面白い」ということもあるのではないかと。(電話番号は多少選択の余地がありますが)

[28280]ゆうさんの、
ナンバー地名があまりに増えすぎると警察の捜査に影響があるかもしれません。
については同感です。地名に詳しい人ならともかく、そうでない人(人口としてはこちらが多数だと思います)が捜査の鍵になる車を目撃したとして、地名部分の記憶が定かでないために捜査が混乱するかもしれません。現在のナンバーでも鳥取と島根、とか、「福の字がついてて…ほら、あの雪が多いところ」なんて、今でも混乱しているかもしれませんが。

なお、手続については、ナンバー地名の増減に関わらず、陸運支局以外のところでもできるようになれば便利になると思います。青森市のように県庁所在地に住んでいるとそういうこと感じにくいんですが、センター試験を受験するために弘前市まで行かなければいけなかったこと(しかも泊まり)を思い出すと、やっぱり不便だなぁと思います。
[28270] 2004年 5月 15日(土)00:54:49【1】TGRS さん
私が生まれて育ったところ&「なんばナンバー」ってのも語呂的に面白いと思います
[28262]ちゃっきーさん
みなさんの中で出身地というのはどのような基準であるのでしょうか??
出生地は八戸市、そのあと久慈市、青森市と転居しまして、東京に出てきました。
居住年数でいうと、
 八戸市=青森市  南部地方(八戸市+久慈市)>津軽地方(青森市)
となりますが、出身地は青森市と言ってます。八戸市のほとんどは物心ついてないときに過ごしてますしね。ちなみに津軽弁は聞いて喋れますが、南部弁はヒアリングしかできません。
「青森」とだけ言うと「青森県のどこ?」と尋ねられるので、できるだけ「青森市」と答えるようにはしています。多少青森県事情に詳しい方には「津軽南部どっち?」とも尋ねられますね。かといって「出身は津軽」というのは、津軽の外れの青森市としては弘前市に申し訳ないので。
というわけで、自己紹介の出身地を「青森市」に更新させていただきました。

ナンバープレートの地名について。

[28179]U-4さん
はじめまして。青森ナンバーを愛していただいてありがとうございます。
上北郡が八戸ナンバーなのでむつ下北地方は青森ナンバーの飛地と思っていました。
青森ナンバー:八戸ナンバーの管轄が、上北郡を分割しているのは私も意外でした。でも郡で括る必要はないですし、上北郡のうち横浜町・野辺地町は八戸市より青森市の方が近そうですしね。ナンバーの管轄って飛び地を作ってはいけないのでしょうか。今後市町村合併が進むと発生しそうな気もしますが…。

[28244]愛比売命さん
[28249]ゆうさん
(他にもご当地ナンバー関係のお話をされている方はいらっしゃるのですが)
私は自動車免許も自動車も持っていないのですが、「陸運支局に車を持っていくのが大変だった」という話はたまに聞きます。
現在の原則「陸運支局の数=ナンバー地名の数(厳原など例外を除く)」を前提とすると、「ご当地ナンバー→陸運支局が増える→陸運支局が近くなる」という図式が成り立つのでしょうが、反面、陸運支局が増えると、「運営経費がかかる(出所は税金、ですよね?)」「管轄区域をまたいで転居する可能性が多くなるので、その分登録を変更する手間が増える確率が高くなる。(転居しても前居住地のナンバーの車を使用することはできるので必ずしもその手続きをしなくてはいけないということではないようだが)」というデメリットもある、なので、現在でも陸運支局が増えることを手放しで喜ぶことはできないのだな、ということがわかりました。

さて、「ご当地ナンバー」の報道発表資料( http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090510_.html)を見たところ、
地域振興等のために、新たな自動車検査登録事務所の新設をせずに新しい地域名表示の創設など地域名表示の弾力化の要請が国土交通省に出されました。
とあり、それ以下には自動車検査登録事務所(以下、陸運支局(←イコールではありませんが))を増やすとも減らすとも書いてないので、陸運支局を新設しないことが前提にあると思われます。「ご当地ナンバー→陸運支局が増える」が成り立たないことになります。よって、「ご当地ナンバー→陸運支局が近くなる」も成り立ちません。

また、
地域名表示細分化ナンバー(仮称)は、当該地域の希望するユーザーにのみ付与するのではなく、全てのユーザーに付与することとする。
ともあるので、「今のままでも困らないよ」という人でも、住んでいる地域がご当地ナンバーに指定された場合、同一陸運支局内でもナンバー地名のエリアを越えて転居すると届出が必要になる、ということになります。これって、今よりは手続き上不便になる(陸運支局の遠さは変わらないが、行く回数は確率的に増える)ってことですよね?

例えば、(注2)
<現在>
郡山市と会津若松市はどちらも福島ナンバーなので、転居しても届出は不要
<会津ナンバーができると>
郡山市から会津若松市に転居すると、福島ナンバーから会津ナンバーへの変更を福島市の陸運支局に届出に行かないといけない
のように。

なるほど、
当該地域の住民(自動車ユーザー)の意向であることが前提であり、(略)地域として必要な合意等の手続きについて、次のとおりとする。
(1)特定の団体ではなく、自動車ユーザーの民意の反映も含めた要望とし、民意についての取りまとめは、地域内の各自治体がおこなうこと。(例:地域内の自動車ユーザーアンケート)
(2)該当する地域の各自治体毎に関係団体や民意を取りまとめ、議会の支持も得て該当地域の総意として都道府県に要望すること。
(3)都道府県は、地域名表示細分化ナンバーについて地域の基準や地域名の基準等の要件への適合性、必要な手順が踏まれているか否かを判断し、妥当と判断されるものについて国土交通省へ要望すること。
という手続きが必要なわけですね。この手続きも含め、ご当地ナンバーの概要についても、国土交通省が「ご意見募集」の段階だそうなので、細かいところがどうなるかわかりませんが。

私は今年のお正月に「伊豆大島に旅行しても現地のナンバーが品川なので旅行感半減」などということも言っていましたし、陸運支局関係の手続きはおそらく一生することがないので、「いろいろあれば面白いだろうなあ」と勝手なことを思っていたのですが、なかなか問題は複雑で。

私が気になるのは、新設する地域名についての、
(4)「漢字」で「2文字」を原則とし、特に必要な場合に例外的取扱いを認める。
というところですね。福知山とか四日市とか、ましてやさいたまとか、
(1)当該地域を表すのにふさわしいものであり、全国的にも認知されていること。
(2)新地域名は、既存の都道府県の名称、運輸支局や自動車検査登録事務所の所在地名や類似した地域名を使用しないこと。
(3)新たに設ける地域名は、見やすいものであるほか、覚えやすく、読みやすいものであること。
であっても、どうなんでしょう。こういうモノの「原則」と「特に必要な場合」って、解釈の幅が大きいですからねぇ。

(注)引用部のうち(1)~(3)は丸囲み数字を置き換えたものです。
(注2)ここに挙げた例はちょっと間違えておりまして、[28284]ゆうさんがフォローしてくださいました。書き込み訂正をすると前後の文章が怪しくなってしまうので、[28284]も併せてご覧ください。(2004/05/15 13:08追加【1】)
[28164] 2004年 5月 11日(火)23:00:04TGRS さん
ナンバー・運動会・海外旅行・ドラゴンズ (地理ネタ僅かです)
[28150]いっちゃんさんがご紹介の「管轄MAP」、いいですねぇ。一目瞭然。
さてこのページを見て初めて気がついたのですが、八戸ナンバー=旧南部藩、ではないんですね。てっきり下北半島も八戸ナンバーだと思ってました。
他の県も、思いつきやすそうな旧国の区分けとは微妙に(いや、大胆に?)違いますし。いや、意外でした。

[28067]烏川碧碧さん
小学校の運動会、覚えてますか? あるいは、今どうなってますか?
1つめの小学校は、各学年4~6クラスを適当に縦割りにして赤・白・青・黄。
2つめ・3つめの小学校は、シンプルに2色のみ紅白、だったのですが、どちらかの学校は全クラスを赤・白に分けていたような気がします。[28119]ズッキーさんと同じパターンですね。
高校は完全に「全クラス対抗」でした。

[28148]スナフキんさん
うーん。私も言葉の壁は厚く感じますね。たしかに「津軽へ行って、全然会話が聞き取れない」のとは違います。彼らはヒアリングはできるわけですし(笑)。私は4回海外に行きましたが、全部「現地での会話には困らない人の誘いで、成田集合成田解散。手続き等の面倒なことは全部やってもらった」という旅行でしたので、海外旅行の経験値としては限りなくゼロに近いですね。私は運転免許証を持っていないので、写真付の身分証明書としてパスポートは大活躍していますが(現住所は手書きなのだがいいのだろうか…)。
でも、「行かなきゃよかった」とは思っていませんので(面倒なこと・怖いことに遭遇しなかったからなんですけど)、例えば妹さんの海外ウエディングなど、きっかけがあったら行ってみるのもいいと思いますよ。(世界史の先生も「積極的には勧めない」と言っているわけですし)。

[28125]kenさん
ドラゴンズは、球団社長が辰年生まれだったから、
知らなかった…。勉強になります。はたしていったい何割のドラファンたちがこのことを知っているのでしょう。たしかにちょっとトホホですね。

ところで「キッズドラゴンズ」というサイト↓
http://kids.dragons.co.jp/
から、「みんなであそぼう」>「日本全国地図ファイト」と進むと、なぜか地理クイズがあります。種明かしするのはアレなのですが、この中では東京都の県庁所在地(都庁所在地)は「新宿区」とされていました。あと、上級者レベルの問題、1回お手つきしちゃいました。操作ミスなどではなく、大マジで。トホホ。
[28070] 2004年 5月 8日(土)22:20:53TGRS さん
経県値
私も便乗させていただきます。

◎ 住んだ(5点)
○ 泊まった(4点)
● 歩いた(3点)
△ 降り立った(2点)
▲ 通過した(1点)
× かすったこともない(0点)

青森県、岩手県、東京都
北海道、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、福井県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、京都府、広島県、沖縄県
岐阜県、滋賀県、三重県、大阪府、奈良県
富山県、石川県
兵庫県、和歌山県、岡山県
×鳥取県、島根県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

合計117点でした。満点(235点)の約半分。

〔感想〕
四国・九州が未踏だとこれほど足を引っ張るものかと。
静岡県宿泊=3回あるがすべて伊豆半島、というのはなんだか申し訳ないなぁ。
これで私の居住地が東京都であることが判明。
[27996] 2004年 5月 7日(金)00:50:12TGRS さん
燃えよドラゴンズ
[27925][27978]まるちゃんさん、[27986]あんどれさん、
新聞シェアのページ情報、ありがとうございます。
[27981]らるふさんご紹介の
京都新聞のシェア
も、細かい分類でとても役立ちます。
なお、いまさらですが、私も[27969]月の輪熊さんに湖東の新聞情報を。
昨年末に帰省の途中で、長浜駅(長浜市)と木ノ本駅(伊香郡木之本町)で途中下車してぶらついた時の記憶によると、中日新聞・京都新聞とも販売所の数は同じくらいありました。兼営(?)している販売所もありましたよ。うーん、特に販売所を探すつもりはなかったのですが、興味のあるものは覚えているもんですねぇ。ちなみに私、中日ファンなので東京新聞を購読してます。

さて、[27986]あんどれさんの小さな疑問について。
【小さな疑問 その1】
全角英数字を使用している人の名前を半角英数字に直すのは、それに反するのでしょうか?
私は特に気にしていません。フォントによっては全角・半角の見分けがつきにくいものもありますから、私のニックネームが半角英字だと思われている方もいらっしゃるでしょう。「全角のTGRS」というニックネームでもないですし、ことさらそこに神経を遣わせてしまうのも心苦しいといいますか。特に私は自分のニックネームが漢字だった頃にそういうこと(全角・半角が入れ替わってしまうことがある)はわかっていましたので、それを承知の上で、全角英字にニックネームを変更しています。自分の名前の検索は全角・半角の両方で行ってます。(というのは私個人の見解なので、基本的には[27332]両毛人さんの仰るとおり、
お名前の入力は「コピー+貼り付け」で
にすると大丈夫なんでしょうね。)

【小さな疑問 その2】
引用の引用は出来ないため「あんどれ注」以下の文にて元の引用されていた文章を表現しましたが、これは問題ないのでしょうか?
グリグリさんも「書込便利機能」の中で
引用の引用もできません。
と仰られてますので、「引用は一度だけ」という機能を承知した上で、その時どきでわかりやすく表現すれば問題ないと思います。今回のあんどれさんの引用の引用の表現は、私の言葉不足も補っていただいて、逆に私が助かりました。

…と、私は思っております。

最後になりましたが、([27987]まがみさんの業務連絡をうけて)太白さん、これまで長い間メンバー紹介文の編集をありがとうございました。引き続き、今後の書き込みや記念企画を楽しみにしています。メンバー紹介文の編集も、都合がつきましたら、復活、楽しみにしています。
[27994] 2004年 5月 6日(木)23:57:04TGRS さん
新鮮な○丁目と“マーク”
[27929]ありがたきさん
5月5日で
連休真っ只中
ということは、引き続き連休なのでしょうか。
親戚を呼び合うとき、住んでいる町名などを屋号のようにして呼ぶので、
[27934]じゃごたろさん
親戚だと苗字も重なったりするので、こういう手法、多いようですね。ウチは父の弟が近所に住んでおり、お互い小字名で呼んでいたのですが、最近住居表示で小字がなくなり、同じ町名の六丁目と四丁目になったので、「六丁目です」「四丁目です」と呼んでいます。○丁目という響きが新鮮なようで、面白がってますよ。私としては小字がなくなったのは淋しいんですけど(日常生活ではほとんど使っていませんでしたが)。そういえば、三丁目さん、お元気ですかね?

[27971]yamadaさん
がご紹介のカントリーサインのページを見て、“県のマーク”がだいぶ変わっているなぁと、また方向違いの感想を抱きました。
10年くらい前の仕事はあちこちの県庁などから封筒で郵便をいただくことが多かったのですが、その時は、小さいころに覚えた“県のマーク”違うなぁと思っていました。新潟・茨城・兵庫・東京・鹿児島・愛媛・長崎、など(思いついた順)。
ところが調べてみると、県章を変えたところ、県章とは別に県のシンボルマークを新設してそっちをメインにつかっているところ、いろいろあるのですね。私が上に上げた都県も、県章は変わっていないところが多いです。
で、yamadaさんご紹介のページで驚いたのは、山形県。県の公式ホームページでは「県章はコレ」というのは見つけられなかったです。が、先に目に入るのは、カントリーサインにもなっている「ゆとり都山形」のマークですね。でも下のほうの「お知らせしたい県政情報」には昔ながらの「ΛΛΛ」マークが。どういう扱いなのか気になります~。
ちなみに自治体の封筒、国体などのイベントがあるとマスコットキャラクターが登場することがあるのですが、『すだちくん』はかわいくて好きでした。↓
http://www.pref.tokushima.jp/generaladmin.nsf/0/DD111111111111133333300411000000?opendocument
(長い…)
[27922] 2004年 5月 5日(水)02:30:54TGRS さん
大型連休をふりかえる
[27805]なおさん
区はTV聞いたことはあるのですが、実際の所はわかりません。
また、組に関しては北海部地域では良く使われています。
早速にありがとうございました。「北海部地域」という地域の括り方も初耳で興味をそそります。青森県でいうところの「三八上北」のような「ローカル部分地域名」、好きなんです。(参照:[14403]私)

[27818]kenさん
今年も田植え
kenさんの田植え情報を聞いて昨年も思ったのですが、細長い日本列島の気候の違いを感じますね…。青森でも連休中は田んぼ仕事の大きな(親戚とかを駆り出す)イベントがあります。それは「苗床を仕込む作業(具体的には田植え機にかける苗床を作るために種籾が仕込まれたトレイを田んぼに置いて芽を出させるためにビニールシートをかける)」なのです。そういえばここ数年手伝ってないですねぇ。田植えはまだまだ先ですね、ちょうど今は桜が咲いてるわけですし、青森。

[27891][27904]地名好きさん
九戸郡に晴山村、あったのですね。久慈市に住んでいたころ、晴山さんという苗字の方がけっこういたのです。どっちが先かはわかりませんが、地名と縁のある苗字なのですね。それにしても「晴」のつく地名より「雨」のつく地名が多いとは、一瞬意外だったのですが、雨のほうがどっちかというと大切ですね。田植えの話をしたので、なおのこと。

[27910]作々さん
鹿児島新報廃刊
新聞やテレビ局って、増えることはあっても減ることはあまりないので、驚きですね。「県紙」と言われるクラスでは「日刊福井」の廃刊以来の衝撃です。地方紙好きの私としてはその衝撃たるや。
地方ではテレビ局・ラジオ局・県紙がすべて同じ系列ということもあったりしますね。敢えてそうしようと思っているわけではないのでしょうが、やはり
一紙独占への危機感(廃刊の辞より)
は情報を受ける側としては気にしていなくてはいけないところだと思いますので、「寂しい」だけでは済まないなぁと思っております。作々さんのいうように
地元の情報源がひとつ無くなってしまうのは、正直痛いです…。
という思いもありますね…。
さて、あらためて
[22515]まるちゃんさんの
都道府県別新聞発行部数を示した,興味あるページをみつけましたので,ご紹介をします.
http://www.naito.jp/business/zassi/busuu.html
を見てみようと思ったら、
そのようなファイルは存在しません
と言われてしまいました。保存しておくべきだったか(泣)。
[27791] 2004年 4月 30日(金)19:30:54TGRS さん
区と不思議な住所の発見
ごぶさたしておりました。TGRSです。(はじめましての方、多数ですね(汗))
いやー、我が家がせっかくブロードバンド化したというのに、その直後から1か月分くらい溜めてしまいまして、昨日6時間くらいかけてやっと追いつきました…。それでもかなり飛ばし読み。
というわけで、乗り遅れた話題は乗り遅れたままにしておいて、と。(忘れた頃に食いつくかも)

今日、面白い住所をみかけました。
 大分県臼杵市あすとぴあ区(他に「あけぼの区」もあるようです)
政令指定都市以外にある区としては、姫路市・宇部市が有名でアーカイブズにもなっていますし、[1346]でIssieさんが、
長野県の生坂村に「区」という行政単位があります。
と紹介してくださっていますが、これは「○○トピア」という言葉と、ひらがなである点から、どうやら新しい「区」のようです。

さらに、臼杵市には「臼杵市横町2組」とか「臼杵市上塩田19組」という住所も見つかりました。私の住んでいた岩手県久慈市(に限らず岩手県北部一帯)では「久慈市川貫7地割」という「地割表記」がありますが(関連レス:[19408]スナフキんさん[19438]yamadaさん[19637][19560][19470]ありがたきさん)、なんとなく近いものを感じます。数字の大きさとか。

タイトルに「不思議な住所」と書きましたが、住んでる方にとっては全然不思議でもなんでもないですよね。「おでんにははんぺんがなくて当たり前」のように。

大分県つながりということで、なおさんはこの「臼杵市の区」や「臼杵市の組」について、何かご存知ですか?
[25466] 2004年 2月 27日(金)21:50:22TGRS さん
サマーブルーセイリング
だった気が。そんな未来航海。([25403]湾岸太陽族さん[25453]牛山牛太郎さん)

[25410]夜鳴き寿司屋さん
松山に引越した知人から「引越しました。住所は空港通○丁目」という通知をもらった時、滑走路のような通りを想像したのでした。

[25417]軒下提灯さん
「コーヒールンバ」
おぉ! 私が初めて買ったCD。軒下提灯さんはもちろん(?)元歌もご存知ですよね。

[25423]ありがたきさん
麻宮騎亜著のコンパイラというマンガの中に出てくるお話なのですが、
どーりで当時青森に住んでいた私にはいまひとつ笑いのツボがわからなかったわけか。

[25431]牛山牛太郎さん
青森県立中央病院を「ケンビョー」とか、旧・金長武田百貨店(現・さくら野百貨店)を「カネチョー」とか、
確かに「ケンビョー」は略称でした! 「カネチョー」は屋号なので(「長、のような形。新聞などでは「カネ長」と書かれてたり)略称はちょっと微妙かも。そうだ!「あおぎん(青森銀行)」「みちぎん(みちのく銀行)」がありました。あとは「みちのく有料道路」は「みちのくを通って行く」のように使いましたね。青森のアクセントでは「みちのく」は「低低低高」ですが「高高高低」とすることにより固有名詞感を出しています。

青森テレビは「ユー」って呼ばれていましたが、これは略称ではないですね(笑)。
[25463] 2004年 2月 27日(金)21:10:06TGRS さん
「○○通り」バス停
[25426]みかちゅうさん
[25432]花の東京都民さん
[25449]N-Hさん
[25450]いっちゃんさん
[25456]みかちゅうさん
バス(または電車)が走っている路線の通り名ではなくて、そこを横断または分岐する通り名であれば、停留所または駅名が通り名であっても問題は少なそうですね。
例えば、東西通りと南北通りが交差している地点。東西通りを通るバスに「南北通り」バス停がある。と。

岡山の県庁通りのように、青森市にも柳町通りという通りに「柳町通り」バス停がありますが、これも1kmくらいの短い通りの上、狭義の柳町通りは300mであり、バス停が1つしかないとくれば全く問題はありません。

↑これは青森市内では珍しい「通り名がバス停になっている例」です。

さて、[25411]
不思議なのは「○○通り」です。「県庁通り」とか「県立中央病院通り」とか。実際にそういう道の名前があるわけではないのですが、なぜかこんな名前。
地図で確認したところ、「目標物のまん前じゃないけれど、この通りからここを曲がって入るとその目標物がありますよ」みたいなところに、「通り名はないのに○○通り」バス停があります。「○○口(ぐち)」みたいなものでしょうか。
[25411] 2004年 2月 26日(木)20:46:10TGRS さん
&その市内のバス停名
[25402]いっちゃんさん
青森市にもあります「十文字」。
荒川十文字、大野十文字、古館十文字。でも私の生活圏外だったので、地名として実在するのか、というか「バス停ではなくて『あのあたり』を指して『○○十文字』と呼ぶことがある」と呼んでいるのかは不明です。

施設名などに対しては「前」が一般的ですね。「県庁前」とか「NTT青森支店前」とか(昔は電話局前というシンプルなバス停だったのに…。今でも「電話局前」で通じますが)。たまに「昭和大仏」など「前なし」もありますが。

不思議なのは「○○通り」です。「県庁通り」とか「県立中央病院通り」とか。実際にそういう道の名前があるわけではないのですが、なぜかこんな名前。しかも市内から行くと「県立中央病院通り」の次に「県立中央病院前」があるので、車内放送の「次は、県立中央~」あたりで降車ブザーを押してしまう通院者もたまに見かけます。
[25408] 2004年 2月 26日(木)20:28:03TGRS さん
たなぼた県庁所在地&その市内中高の略称
[25144]まるちゃんさん
[25227]月の輪熊さん
私が記憶だけでテキトーに書いた青森市が県庁所在地になった経緯についてのフォロー、ありがとうございます。

[25203][25368]faithさん
青森から弘前に移転した学校について
なかなかいろいろな経緯があるようで…。最終的に弘前に集中してしまっているのは、結果として便利になっていると思います。[25340]なども興味深く読ませていただきました。

学校名の略称(またビミョーに話題に乗り遅れてる!)
青森市では。
【高校】
  青森高校 セイコー (青高生はアオタカと呼んでいるという噂も)
  青森東高校 ヒガシ
  青森西高校 ニシコー
  青森南高校 ミナミ
  青森北高校 キタコー
  青森中央高校 チューオー
  青森戸山高校 トヤマ
  青森商業高校 ショーギョー
  青森工業高校 コーギョー
  青森明の星高校 アケノホシ (明の星短期大学は「アケタン」)
  青森山田高校 ヤマコー
  東奥女子高校 トンジョ (現在は東奥学園高校。略称不明)
「略した」と見なされるのは、青高、山高、東女くらいでしょうか。なお、市外の学校は学区制もあり話題に上ることすらないので不明です(通学自体がほぼ不可能なので、学区制があることすら知らなかった私)。
【中学校】
  古川中学校(ふるかわ) フルチュー
  造道中学校(つくりみち) ツクチュー
  戸山中学校(とやま) トヤマ
  筒井中学校(つつい) ツツイ
  東中学校(ひがし) ヒガシ
  佃中学校(つくだ) ツクダ
すべては列挙しませんが、略す=5、略さない=15、という結果になりました(西中[ニシチュー]南中[ミナミチュー]は略さない、に入れました)。戸山、東、北、は高校にも同名がありますが文脈で判断したり、「ヒガシチューガッコー」とフルネームで呼んだりします。自校では略称で呼んでいても、他ではそう呼んでもらえていない、というものもあるかもしれません。
略称中は規模が大きい学校、または街中にある学校なのですが、話題に上る率が高いと略されていくのかもしれませんね。筒井・佃もそれらに該当しますが、「ツツチュー」は言いにくいし、「ツクチュー」は造道との同名回避ですね。学区も隣だし。

というわけで、青森市は略称未発達地域、なのかな、と思ってみました。

ゆびとま( http://www.yubitoma.or.jp/)が意外なところで役立ちました。
[25073] 2004年 2月 20日(金)20:04:59TGRS さん
青森市と弘前市 (コード順)
[25023]まるちゃんさん
なぜ青森県の国立大学は,県庁所在地の青森ではなく,全学部が弘前に置かれることになったのでしょうね.
[25042]faithさん
医科大、師範が弘前に移ったのは青森の戦災の関係のようですね。
[25065]まるちゃんさん

青森市に住んでた者としての感覚的なものですが、青森市は津軽藩の一漁村だったのが、港として手ごろだったのと県内での位置からたまたま県庁所在地になったようなものなので、「津軽の中心は弘前。青森市なんかは歴史・文化ともに足元にも及びません」みたいな遠慮?気後れ?みたいなものがあるんです。なので、「戦災の都合で弘前に移転します」と言われても「はいそうですか。しょうがないっすねぇ」てな感じだったのではないでしょうか。実は私も最初のニックネームを「津軽衆」にするにあたり、青森市出身(しかも生まれは八戸)の私が“津軽”を名乗るのは遠慮すべきかなと思ったりもしました(その後のニックネームの変更は別の理由です)。

他にも「弘前にはかなわねぇな」の事例。
 ・旧制中学。一中=弘前、ニ中=八戸、三中=青森
  (四中は木造なのですが、やっぱり謎ですね>[16666]雑魚さん)
 ・方言。弘前周辺の言葉の方が「ホンモノの津軽弁」で、青森市の言葉は「磯臭い言葉」と言われていたりします。
 ・青森市にはお城がない。
 ・「ねぶた(nebuta)」は観光客を集めたい青森市が弘前の「ねぷた(neputa)」を真似して始めた行事である、という説があるが、真偽のほどは不明だがなんとなく納得してしまう。

とはいえ、青森市は青森市でよいところです。弘前とは補完関係にある、とでも言いましょうか。「かなわねぇな」と思っているだけで、仲が悪いわけではありませんし。

ちなみに、どっちがいい悪い、とか、格がどーだとかいうように読めるところもありますが、感覚的なもののご説明ですので、そこはツッこまないでください。(市と町と村が同等であると分かっていながらも「市に格上げ」とか言ってしまうようなもんです)
[24040] 2004年 1月 22日(木)19:13:36TGRS さん
昨日の「明日の天気」(←ややこしいな)は雪マークだらけで驚きました。
[23978]牛山牛太郎さん
青森に方々は雪の日は傘をささないのですね。友人にどうしてなのかと聞いたら、「服に雪が付いたら掃えばいいから」といっておりました。
はい。傘はさしません(ちなみに傘は「かぶる」と言います←また方言)。そんなにサラサラした雪が多いわけではないのですが、雪=風(しかも強い)を伴うもの、なので、傘をさすとけっこう不便なんですよ。あと、転んだ時に片手が塞がっていると危ないですしね。

先日東京で雪になりそうだけど雨、という空模様の日があったのですが、「傘持ち歩くの面倒だから雪の方がいいのに」と発言してヘンな顔されました。

[23980]EMMさん
雪質に絡んで、高校の生物の先生がこんな話をしていました。
(中略)
北陸の湿気が多い重たい雪では、ほうきで除雪なんてまず無理です。
以下、青森市のお話です。
そういえば、車のフロントガラスはほうきで雪をおとすことがあります。雪質によって、ですが。
普段使っている雪かき道具は、この  http://www.yoroduya.co.jp/shop/comment/snow_01.html ページから選ぶと、
(1)スノーダンプ  鉄→アルミ→プラスチックと軽量化して進化しています。昔はプラスチック製のは「ママさんダンプ」と言われてどっちかというと初級者向けのアイテムのように言われていたのですが、最近はプラスチックが主流ですね。実家で使っているのはちょっと形が違いますが。
(2)雪かき  「雪ベラ」とよんでいましたが、これ基本アイテム。
(3)スコップ  固まった雪にはコレです。
(4)スノーラッセル  我が家には一昨年くらいに導入されたのですが、これ、画期的です。楽しい~。
(5)ジャンボスレー  単純に「ソリ」とよんでました。我が家は家の裏の海に直接雪を捨てられたので使っていませんが、住宅地の人は雪捨て場までこれに積んで何往復も…。気が遠くなります。ちなみに我が家ではリンゴを(箱で)買いに行く時に使っていました。

[24001]Firoさん
そういえば、八王子から大月方面に行く中央(本)線は、時間調整などでホームに停車して
いる時は、ドアを手動に切り替えて閉めておいてくれますね。
青森の電車は中にドアに「開」「閉」ボタンがありますが、 外には「開」ボタンしかありません。ですから、停車時間が長い駅では降りながらすかさず内側の「閉」ボタンを押すというのがマナーらしいです(怠るとドアそばの席の人が舌打ちしてたりする)。ボタンじゃなくて本当の手動の方が便利では?とも思いますが、ドア冷たいですしね。
[24037] 2004年 1月 22日(木)18:41:41TGRS さん
コードの順序
すでにチェックされてるかもしれませんが…。

[23842]Issieさん
私が今,どちらが先になるのか,最大の関心を持っているのは,次の新潟県のペアーです。
佐渡市 2004年3月1日発足予定 平成15年総務省告示第664号 2003年11月4日付
阿賀野市 2004年4月1日発足予定 平成15年総務省告示第489号 2003年8月1日付

http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/ (財団法人地方自治情報センター)の、
「地方公共団体コード」→「全国地方公共団体コード改正状況」で発見しました。
佐渡市 15224
阿賀野市 15223
になっています。
ということは、告示順なのですね。今年の3月中は、新潟県内のコードが面白いですね。合併等で削除されたのではなく、最初から空番というのは滅多にないケースではないでしょうか。

たしかに番号を空けて待っていたのに告示直前にご破算、ということもありえますからね…。

同日発足でも告示の日が違う例では、
 2004.2.1発足
  岐阜県 飛騨市 21217 告示 2003.8.1
  岐阜県 本巣市 21218 告示 2003.11.4
 2004.3.1発足
  岐阜県 郡上市 21219 告示 2003.11.4
  岐阜県 下呂市 21220 告示 2004.1.15
 2004.3.1発足
  長崎県 対馬市 42209 告示 2002.11.27
  長崎県 壱岐市 42210 告示 2003.8.1
があります。すべて告示順ですね。

それにしても対馬市、告示早かったですね。そういえば東かがわ市もえらい早かった気が。さぬき市と同日告示だったので、私、てっきり同日発足だと思っていたら、発足日は1年も離れていたんですよね。(白桃さんお元気ですか?)

あと入力してて思ったのですが、「対馬市」って「津島市」と同じよみですね。山県市と山形市ほどは落書き帳でも話題にならなかった気がします。
[23966] 2004年 1月 20日(火)20:13:44TGRS さん
営団→東京地下鉄(略称募集中。勝手に)
[23920]スナフキんさん
「東京地下鉄株式会社」発足もいよいよ秒読み段階に入ってきました。(中略)営団地下鉄有楽町線で一部の車両から、営団地下鉄のロゴマークが撤収されているのを確認しました。
秋に大宮で開催された「地図展2003さいたま」でもらってきた首都圏交通図つきカレンダー、というかカレンダーつき首都圏交通図を見たところ、なんと「営団赤塚」「営団成増」の各駅名が「地下鉄赤塚」「地下鉄成増」になっていました。でも「営団○○線」はそのままで欄外に「営団地下鉄は2004年春に社名変更予定」の注記。ちなみに東急の横浜-桜木町は姿を消し、「みなとみらい線」が存在しています。いったいいつの地図なのやら。もらっておいてナンですが、2004年のカレンダーなのに「地図展2003さいたま」の文字がちょっと大きめなのでより一層「いつの地図?」感アップです。
[23965] 2004年 1月 20日(火)19:58:37TGRS さん
冬の話
[23905]ありがたきさん
張りつめたような冷たい空気が鼻腔を刺すような感覚とでも申しましょうか
私、それのことをずっと「冬のにおい」って言ってました。今シーズンは「初・冬のにおい」、遅かったです。スキー場でも天気が良すぎて嗅げなかった、このにおい。(1/18(日)に嗅ぎました)

[23840]みかちゅうさん
八王子の友人は積もってたからゴム長を履いて学校に来たら、都心は積もってないので恥ずかしいといっている人もいました。
真冬に青森から姉が上京してくる時、「東京は絶対に雪は降らないから秋の靴を履いて来い」と言ったのですが、みごとにその年一番の大雪にぶち当たり、えらい怒られました。東京で見ると、青森の冬の靴ってすごいゴツいんですよ。長靴じゃなくても。

[23849]ぴょんさん
すでに気温は -0.5度。都心、横浜が3度台なので今日は4度差くらいです。(いつもならもう少し開きがあるんですよね)
八王子に住んでる知人は仕事も多摩地域なので、用事で都心に出てくるときは「わざわざ薄着で」来るそうです。
また、「中央線の「ジ」の駅ごとに1度下がる」と言っていました。東京-高円寺-吉祥寺-国分寺-八王子。これで都心とは4度差です。いつもならもう少し開きがあるってことは、やっぱり西国分寺も入れた方がいいのでしょうか(笑)。
[23963] 2004年 1月 20日(火)19:31:53TGRS さん
「いちう」完結編?
[23817]スナフキんさん
それにもかかわらずTGRSさんは果敢に調査に取り組んでいらっしゃる
いえいえ。逆にスナフキんさんのネタを横取りしてしまったようで。こういうふうに書物をあたって物を調べたのは、[22678]南方四島が初めてだったのですが(これもhmtさんのネタを!)、楽しいものですね。

東京都立中央に所蔵がありました。
一宇村史がこんなところで所蔵されているのですか、ちょっとオドロキです。
というわけで、東京都立中央図書館に行ってきました。地方誌はけっこう重点的に収集しているようですね(『一宇村史』には古書店のラベルらしきものがありましたし)。需要があってのことと思いますが、所蔵地方誌を一覧にしたリストもありました。

とはいえ、残念ながら結論はでなかったのです…。

『一宇村史』(1972 一宇村)は、一宇村が「古くから呼びなれてきた、輝く伝統をもつ意義ある村名「一宇(いっちゅう)」に誇りをもって」宣言をしていた1969年から村政要覧の表紙が「いちう」に変わる1973年までの“謎の4年間”に出版されています。

さて『一宇村史』の中身を見てみると、これが見事なまでに正式なよみについては触れられていないのです。関係するところといえば、

第1編 自然環境 第1章 一宇村の概観 第1節 村名 より引用
「一宇村は地元民はイッチュウまたはイッチュウヤマという。文字は古来「一宇」と書いているが漢字の「一宇」は宛字で漢字で村名を書く年代より古くすでに本来イッチュウと呼ばれていたのであろう」

…「地元民はイッチュウという」ということは、他ではそう呼ばれていないということなのでしょうか。でも「本来イッチュウと呼ばれていたのであろう」はどう解釈すればよいのやら。

各集落について記述した章では集落名を「一宇(イッチュウ)」と表記していましたが、これは村名ではなくて集落名ですからねぇ。

他には本文中、「一宇」のよみかたについて触れられているところはありません。「発刊のことば(村長)」「監修者のことば(監修者)」「はじめに」「あとがき(編纂主任=教育長)」でも一切、です。

「八紘一宇」のこともありますので、戦中戦後の政治・暮らしの頁もあたってみましたが、そのような記述はありませんでした。

うーん、私はこの時には「自称イッチュウ」だったのだと思います。一宇はイッチュウなんだから、特に記すことではない、イチウだなんて発音は想定外である、ということで、『一宇村史』には「イチウ」の文字列は出てこないのだと。

結局すっきりしない結末でしたが、現地に行けばなにかわかるでしょうか。

[23894]で愛比売命さんが四国のスキー場を案内してくださいましたが(こういう行った人の感想が大事なんです。感謝!)、スキーがてら行ってみようかなぁ。私、四国には上陸したことがないんですが、「初四国はスキー」ってのも面白いかもしれません。

うぅぅ…。シマらない報告で申し訳ないです。

[23817]スナフキんさん
今年の春には、いよいよ私が徹頭徹尾手掛けた地図がおさめられた、事実上最初の出版物が刊行されます。
楽しみにしています。なんという地図でしょうか。ここでは発表しにくいでしょうね。いずれメールにて伺わせていただきまーす。
[23808] 2004年 1月 15日(木)20:16:30TGRS さん
今日の諸々
[23777]じゃごたろさん

以前も似たような大学名の略称の話題があった気がしますが
[5297]あたりの「メイダイ」話などですね。
と思ったら、
[23807]ペナルティキックさん
白河から宇大に実家から通学してる奴とかいますよ。白河って微妙な距離なんですよね。福大だと実家から通学なんて殆どできないのに。(いや極少数いるんですけどね。)
おお! さらりと略称が。
[8492]愛比売命さん [8495]般若堂そんぴんさん [8510]せかさん [10004]てつさん [10036]愛比売命さん なども見つけました。
東北大学は省略できません。ただ読みとして「東北(トンペイ)」という言い方が、一部の人達の間では普及してしますね。
敢えて「トウダイ」と言っている人もいました(笑)。

岩手めんこいテレビの本社はかつて水沢に?
開局当時はそうですね。水沢は小沢一郎氏の地盤。彼の肝煎りがあったと風の噂で聞いた記憶が・・・。
ありがとうございます。これで裏取り完了。なるほど、彼が…。でも結局は盛岡に本社が移転したというのは、県庁所在地の方が便利ってことなんでしょうか。岩手県はともかく青森県は分散型都道府県([15468]両毛人さん)なので、青森朝日放送八戸本社にもがんばってもらいたいものです。

[23792]じゃごたろさん
私は宮城県沖地震が小学生の時でした。ちょうどお使いに行くところで地震があって、びっくりして家に帰った記憶があります。
私は小学校にあがる前でした(当時八戸市居住)。テレビの前でピンクレディーを歌って踊っていた瞬間だったということは覚えています。母いわく「揺れたとたんにアナタが5メートルも向こうから飛びついてきたから、そっちの方が驚いた」。5メートルは大げさだろうよ…。しかも当時の家には5メートル飛べるほどの空間の余裕はなかったし。
[23806] 2004年 1月 15日(木)19:28:36TGRS さん
八紘一宇
[23783]オーナー グリグリさん
[23784]kenさん
[23788]夜鳴き寿司屋さん
[23796]hmtさん

そういえば「紘」の字をお名前に使っている方、ある程度の世代の方に多いですね。逆にお名前以外では見かけることのない漢字です。「紘宇」さんというお名前も見かけたことがあります。「一宇」さんも見かけたことあるかもしれませんね(仕事柄いろいろなお名前を拝見するのですが、声に出して読むことがほとんどないので、珍しい字でなければ記憶に残らないことが多いのです)。

とはいえ、[23784]kenさんの
もちろん、地名「一宇いっちゅう」は、「八紘一宇」のスローガンが人々に膾炙される、ずっと以前からあったわけですが、読みの「揺れ」の原因には、私見ながら、この「八紘一宇」が少なからず影響を与えているように思えます。
「八紘一宇」のスローガンは先の大戦期のものとしても、「一宇(いちう)」=「一つの建物」という単語としては、一般的に日常使う言葉ではないにせよ、元々あった言葉なので、文字「一宇」を見て、当然に「いちう」と読むべきものだろう、という判断、あるいは、「いっちゅう」と呼んでいた人たちにも、「いっちゅう」では無く「いちう」が『正しい』のではないか?、という疑心暗鬼が生じたことは、容易に想像できます。
の書き込みまでは、それとこれとを結びつけるという発想がなかったので、目からウロコでした。『一宇村史』がますます楽しみです。
[23805] 2004年 1月 15日(木)19:10:25TGRS さん
「いっちゅう」その後の調査(1/15)
[23796]hmtさん
徳島県一宇村の読み方に関する本筋のフォローは TGRSさんにおまかせして
ううっ。責任重大ですね(笑)。皆さんのお力も頼りにしてます…。

さて、[23772]TGRSの続報です。

■『全国市町村要覧』
昭和61年版から平成14年版まで調べました。この間、本文、索引とも「いちう」で揺れはありません。
ちょっと逸れますが、不思議なことに、徳島県は昭和40年3月29日以降、3件の合併(昭41.10.1応神村→徳島市、昭42.1.1国府村→徳島市、昭42.1.1大麻町→鳴門市)があるのですが、昭和58年度版~昭和60年版には徳島県の欄そのものがないのです。単純な欠落だとは思うのですが…。
これは、平成2年版まで欠落して、平成3年版で何の但し書きもなく復活していました。

■『一宇村史』
「一宇村では昭和47年に「一宇村史」を刊行した」という記述がありました。まさに“謎の4年間”に、です。しかし残念ながらこの図書の所蔵が見つからない。国立県立クラスの図書館系のデータベースにはなかったので、市町村立クラスの図書館のデータベースを引き続き探してみます。
これ、全面的に訂正です。県立クラスでは徳島県立、広島県立、そして東京都立中央に所蔵がありました。私の調べ方が悪かったんです。関係者の方がいらしたらごめんなさい。なお、都道府県のすべては調べていませんので、その点も付け加えておきます。今さら[23772]を直すのはオオゴトなので、フォロー入れときました。また、徳島県内のネットで所蔵検索できる公立図書館では、鳴門市立図書館に所蔵していました。

今日の一番の収穫は↑コレです。週末にでも東京都立中央図書館に行って調べてみます。お楽しみに~。(スナフキんさん、先に読まれますか?)
[23773] 2004年 1月 14日(水)20:23:02TGRS さん
ドリフとテレビと東北と
[23742]ありがたきさん
この時代は、全員集合派(ドリフ派)かひょうきん族派(たけしさんま派)かに分かれていたものですが、
青森県はフジ系のテレビ局がなかったので、ひょうきん族は火曜の8時に放送されていました。なので皆さんが苦しんだような派閥争いはなかったのですよ(笑)。でもウチは祖父が「歌謡パレード(NHK)」を見ていたので、ひょうきん族は見られませんでした。

テレビ局つながりで、
[23737]牛山牛太郎さん
[23746]EMMさん
本社と各施設がバラバラにある局はたぶん他にもあるかも。
途中で移転した例でいけば、新潟総合テレビの放送センターはかつて長岡市にありました。
大学に入った頃、番組開始時に流れる所在地が1局だけ違ったので目を引いた記憶があります。
(もっとも、そのころすでに本社は新潟市にあったらしいのですが、裏が取り切れませんでした)
私、牛山牛太郎さんの回答を見て、「岩手めんこいテレビの本社は水沢市にあったのでは?」と思いました。現在は盛岡市にあるので出題に問題ないのですが、というのは、青森朝日放送の本社が八戸にできるときに、「岩手めんこいテレビが水沢に本社を作ったように、県内に分散させる必要があるのだ」という説明をどこか(新聞?)で見聞きした記憶があるからです。現在は水沢に業務センターがあるようですが、結局まだ裏は取れていません。

[23747]愛比売命さん
歌詞は著作権法上ネットで探すのは難しいかもしれませんね。

[23754]キュッキュさん
DA.CHA.NE NORTH EAST×MAI (仙台弁)
他のユニット名が「○○END×△△」なのに東北は「NORTH EAST」。うまいことやりましたね。当時は第3弾(SO.YA.NAの次)が出たあたりからウンザリして気にもしていなかったのですが…。

ところでみなさん、「○大進学会」ってご存知ですか?
青森市には「東北大進学会」っていう学習塾があります。「東北大・進学会」なのか「東北・大進学会」なのか疑問だったのですが、他にも「東大進学会」とか「名大進学会」とかあるそうなので、やっと解決。これって東北大学の略称が「東北大」だから起こったことなんですよね。初めて見たのが「名大進学会」だったらそんな疑問はわかないはず。「東北」って一文字にしにくいな、というお話でした。ちなみに、特にその大学専門の学習塾というわけではないようです(よくある質問による)。

http://www.shingakukai.co.jp/gakushujuku/ (進学会のホームページ)
http://www.shingakukai.co.jp/gakushujuku/qanda.html (よくある質問)
[23772] 2004年 1月 14日(水)19:55:58【1】TGRS さん
「いっちゅう」その後の調査(1/14)
[23767]スナフキんさん
調べれば調べるほどハマってしまいますねぇ。

本日の調査結果。

■『全国市町村要覧』
年版次よみ(本文)よみ(索引)よみの根拠
昭和38年版いちういちう昭和35年国勢調査
昭和39年版いちういちう昭和35年国勢調査
昭和40年版いちういちう昭和35年国勢調査
昭和42年版いちういちう昭和41年12月各都道府県地方課長宛の回答による
昭和43年版いちういちう昭和42年12月各都道府県地方課長宛の回答による
昭和44年版いっちゅういっちゅう昭和43年12月各都道府県地方課長宛の回答による
  :
昭和51年版いっちゅういっちゅう昭和51年3月各都道府県地方課長あて照会
昭和52年版いちういっちゅう昭和52年3月各都道府県地方課長あて照会
  :
昭和55年版いちういっちゅう昭和55年3月各都道府県地方課長あて照会
昭和56年版いっちゅういっちゅう昭和56年3月各都道府県地方課長あて照会
昭和57年版いちういっちゅう昭和57年3月各都道府県地方課長あて照会
昭和58年版いちういちう昭和58年3月各都道府県地方課長あて照会
  :        (昭和61年版から平成8年版まで未調査)
平成13年版いちういちう各都道府県地方課等への照会(平成13年4月)

一つの可能性として昔は市町村名の字ヅラはともかく、呼び名にまでは厳格さを求めていなかったのではないかというのはあるかもしれません。最近では和歌山県広川町の読みを変更するのでも官報に告示されるほどシビアですが、昔はこと方言や訛りによる音便などを尊重して目をつむる空気が、ひょっとしたらあったのかなとも思えます、
については、昭和53年版から「昭和40年3月29日以降の合併、市・町制施行、名称変更」の一覧のページが設けられており、読みだけの変更の最古のものは「昭43.4.1南幌町 みなみほろ→なんぽろ」とされています。その後、「昭57.4.1佐伯町 さえき→さいき」「昭59.5.1溝口町 みぞくち→みぞぐち」と続きますが、一宇村は市町村要覧の本文上では昭和43年から昭和57年にかけて読みの変更があるにも関わらず記載されていません。

スナフキんさんの手持ち資料の“謎の4年間”は、昭和44年~48年なので、最古の公認読み変更はそれより前になりますが、南幌町はちゃんと手続した、一宇村はしてない、ということになるのでしょうか。もしくは、一宇村のよみはそれまで決めたことがなかったのかもしれません。そして、地元は「いっちゅう」のつもりだったのに県は(県庁といえども地元からすればヨソ者でしょうから)「いちう」と国に報告していた。それが、
古くから呼びなれてきた、輝く伝統をもつ意義ある村名「一宇(いっちゅう)」に誇りをもって村民自らが進んで正しい村名を使うようにしなければなりません。
次代を背負う児童・生徒の教育にあたられる先生方には、特にお願いします。
になったのかな、と、また推測です。

ちょっと逸れますが、不思議なことに、徳島県は昭和40年3月29日以降、3件の合併(昭41.10.1応神村→徳島市、昭42.1.1国府村→徳島市、昭42.1.1大麻町→鳴門市)があるのですが、昭和58年度版~昭和60年版には徳島県の欄そのものがないのです。単純な欠落だとは思うのですが…。(平成9年版では復活しています。この間を調査する楽しみができました)

■『昭和30年~32年調 新編美馬郡郷土誌』(昭32 美馬郡教育会*昭56の復刻版)には、「昔の発音を捨て文字通りイチウと云うように変わりつゝある」と記述。(ということは当時は「いっちゅう」)

■『徳島年鑑』昭和48年版~昭和52年版(徳島新聞社)では、「いちう」。

■『四国の民家と集落一 一宇村』(宮澤智士 昭52 財団法人四国民家博物館)には「一宇村概要」の章に「一宇村は「いっちゅうそん」と読み」と記述されている割には、英文書名が「Traditional Houses and Communities in Ichiu Village, Tokushima Prefecture, Shikoku District」とあっけなく「Ichiu」。ただしこの章に「一宇村では昭和47年に「一宇村史」を刊行した」という記述がありました。まさに“謎の4年間”に、です。しかし残念ながらこの図書の所蔵が見つからない。国立県立クラスの図書館系のデータベースにはなかった(※)ので、市町村立クラスの図書館のデータベースを引き続き探してみます。

*昨日は西暦を主にして書き込みましたが、今日は市町村要覧の年版のこともあるので和暦に統一しました。

※一宇村史の所蔵については東京都立、広島県立、徳島県立の図書館で発見しました。ので、「国立県立クラスの図書館系のデータベースにはなかった」は誤りです。[23805]にて報告します。(この一文を1/15 19:10頃に追加)
[23741] 2004年 1月 13日(火)21:05:07TGRS さん
ちょっと脱線。
[23702]ありがたきさん
本文にまったく関係ないのですが、
ドリフのコント:坂の上のバス停
やっぱりドリフ世代ですね、ありがたきさん。このバス停コント、私は「日のあたる急な坂道」とよんでいましたが、そういえばドリフのコントのタイトルって何が根拠なんでしょうね。私、他に新婚夫婦コントも好きでした。
[23739] 2004年 1月 13日(火)20:09:21【1】TGRS さん
一宇村立第一中学校は「いっちゅういっちゅう」?
[23718]スナフキんさん
徳島県一宇村のナゾ
地形図では、
2.5万地形図1971(昭46) いっちゅう1984(昭59) いちう
5万地形図1971(昭46) いっちゅう1985(昭60) いちう
となっており、それぞれこの間の発行はありません。また、5万地形図は最古の1910(明43)から「いっちゅう」または「いっちゅー」です。スナフキんさんの資料によると、
1969(昭44)年発行の村政要覧の表紙には「いっちゅう」と堂々と書いてあるではありませぬか。
(中略)
にもかかわらず数年後の村政要覧ではあえなくローマ字で「ichiu」と書かれた表紙に乗っ取られ、
とのことで、「数年後」が何年か気になるのですが、この間にホントに何かがあったのでしょうね。

でも古い地図帳を開いたら、『大日本府縣別地圖並地名大鑑』(大日本地理學會編纂,1943)にはあっさり「イチウ」と書かれていたりします。『角川日本地名大辞典』(角川書店,1986)には「地元では「いっちゅう」ともいい」と書かれていました。

地元では古くから「いっちゅう」とよんでいたが、ヨソ者に(例えば地図を作る時に)「いちう」と呼ばれるようになり、でも地元では「いっちゅう」だよというのを地形図の地名調書のよみでアピールしていたが、何かをきっかけに、おそらく出版物などに実績の多い「いちう」にまとめざるを得なかったのかな、と勝手に推測してみました。

ところでこの一宇村、スキー場があるんですね! 行ってみたいなぁ。

*スナフキんさんの引用中、和暦は私が補記しました。
--
訂正履歴 1/13 23:50頃 引用に(中略)を追加。スナフキんさんごめんなさい。
[23738] 2004年 1月 13日(火)19:23:53TGRS さん
崎埼碕岬
[23727]ありがたきさん
「さき」には「崎」「埼」の2つの漢字がありますよね(もしかしたら他にもあるかも?)。この分布と使い分けの基準など、あるのでしょうか?意外にも「埼」の字を使うものが多いので、ちょっと気になりました。漢字の意味的にはほぼ同義のようですが、偏の「山」と「土」の違いが規模や地形の違いなどに因るものなのか、興味のあるところです。
[23735]みかちゅうさん
さらに「碕」と書かれることもあります。
石偏については不明ですが、土偏と山偏については、こんなものを見つけました。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/SODAN/faq/saki_saki.html
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/ 海上保安庁海洋情報部のページ中、「海の相談室FAQ集」より)

「崎」のつく市区町村名は多いですが、「埼」「碕」はともに1つずつしかないのですね。「岬」は3つ、「木曽岬町」が「さき」というヨミなので、タイトルでは仲間に入れてみました。
[23736] 2004年 1月 13日(火)19:14:21TGRS さん
青函
[23599]オーナー グリグリさん
また、キュッキュさんの自分色登録も完了しました。(中略)いかがでしょうか。とくにTGRSさん。
[23640]キュッキュさん
TGRSさんと似ているようですが,ご批判があれば再検討します。
私は全然問題ありません。私の方が全体的にくすんだ色使いになってますね。ご近所のキュッキュさんと色が似ているというのは逆に光栄です。yamadaさんもご近所で似た色使いですね。

キュッキュさんには上磯・下海岸や方言などでお世話になっています。以前[22097]
私には,津軽弁は喋れません。
と仰られていましたが、通訳できるのはすでに上級者ですよ。ヒアリングの方が難しいんですから(笑)。

今後とも、よろしくお願いします。
[23579] 2004年 1月 9日(金)20:31:23TGRS さん
帰省したばかりなのでつい方言に反応する私
年末は27日から出かけたり帰省したりしていてPC使えず。その間のログを読んでいたらこんな日になってしまいました。みなさま、今年もよろしくお願いします。

いつも話題に乗り遅れがちの私ですが、方言ネタ。TGRS(発音は「つがるしゅー」)としては青森市の状況をお話しないわけにはいきません。

・かたす(片付ける)
通じますが、使わないですねぇ。印象としては「東京っぽい言葉」。この東京は東京都ではなくて「俺ら東京さ行ぐだ」の「東京」です。「木綿のハンカチーフ」の恋人が旅立った都会、みたいな(ニュアンスわかりますか? ちなみにこの書き込み中の「東京」はすべて同義です)。と思ったら、[23543]花の東京都民さんによると青森県上北郡でも使うのですね。他の使用範囲からするとえらい飛び地ですが、気になりますね。確認しておきます。

・かでる(仲間に入れる)
仲間に入れる=かでる、仲間に入る=かだる、と使います。

・ゴミ投げる(ゴミ捨てる)
「転校生が初めての掃除の時間に「ゴミ投げてきて」と言われてホントに投げた、しかも2階の窓から」というのは有名なネタ話。慣れてくると、放り投げるの「投げる」との区別が文脈で判断つくので混乱はありません。

・うるがす(水につけて水を浸透させる)
これ、便利な言葉だと思うんですよ。水に漬けるだけでなく、水を浸透させる。お米を炊くときは水に漬けるだけでなく、水を浸透させてから炊きますよね。それを一言で。あと、食後の食器もうるかしておきます。便利な言葉といえば「書がさらない」。自分の意思や能力とは関係なくボールペンのインクがないので書けないのです。それでもグルグルやってると、僅かなインクが降りてきて「書がさった!」。手が震えて、とか字がわからなくて書けないのは「書がれない」。逆に技術的・能力的に可能なのは「書ぐにいー」。

・まがす(こぼす)
言う言う!

・手袋を履ぐ
東京の人は「する」とか「つける」とか言う方が多いようですね。どーしてもこれだけは譲れなくて、私は東京の人にも「履く(濁点はつかない)」と話しているのですが、やっぱりギョッとされます。「手は前足。靴下は履くんだから手袋も履くの」と説明しますが苦しいですね。

・くだぐ(細かいお金にする)
「お金」は「じぇんこ」なので「じぇんこくだぐ」って言います。

・横はいり(割り込み)
[23539](みかちゅうさん)子供だけではなく大人でも言いますが、大人になると「横はいりするなよ」と言えなくなってくるので使用頻度が減ってくるのではないかと思います。

・へくさい
「カッコ悪くてみっともない」という意味で「へくせー」って言いますね。長音はバカにした感じで。似た言葉に「ダサい」にあある「がふぇー」があります。「見臭い→めぐさい」は、津軽弁では「恥ずかしい」という意味なのですが、南部弁では「見栄えが悪い→醜い→ブス」という意味だそうなので、「南部に行ったらどんな恥ずかしい目にあっても「わいめぐせじゃ(あら恥ずかしいわ)」と言ってはならない」と教わりました。津軽弁の「めぐさい」も「自分が見栄えが悪いから恥ずかしい」って成り立ちなんだと思いますけど。他にも気をつけるべき言葉としては「めやぐだ」。「迷惑だ」が訛っているのですが、「迷惑かけるねぇ」という意味で使うので、贈り物をもらったら「めやくだー」と言うのです。

・カッパする
[23562](牛山牛太郎さん)の「水溜りにはまる」は青森市では「カッパする」と言います。「カッパとった」という人も若干いました。

・しゃべる
[23562](牛山牛太郎さん)あれって津軽特有の言い回しなんですか? 知らなかった…。私、職場は東京23区内なのですが、「言う」の意味での「しゃべる」、気にせず使ってました。周りから指摘も受けず。あらららら。似たようなのに、「あるく」。これもうっかり使いがちです。「比較的近めの距離を移動する」ですかね、「自転車であるく」「バスであるく」。あと「言いふらす」を「しゃべってあるく」と言います。あちこちへ自分から移動して吹聴している姿を想像してください。ちなみに足で歩くのは「あさぐ」。

青森つながりで[23309]牛山牛太郎さん、「割増商品券」、青森市で見たことはありません。特定の商品が安いのではなく、全体的に安くなるのはいい仕組ですね。全国的に流行ればいいんですけど。

最後に(やっと)地名ネタ。
今年初めて地理のことを考えたのは、初詣の帰り(元日になりたての0:10頃)。ふと車のナンバーを見て「青森」ってほぼ左右対称だなぁと。都道府県名でほぼ左右対称なのは、東京、富山、三重、岡山、山口、香川(三重と香川はビミョーかも)。ナンバーだと品川もほぼ左右対称。そういえば年末に伊豆大島に行ったのですが、伊豆諸島のナンバーは、普段見慣れた「品川」なので、なんとなく旅行感半減です。ご当地ナンバーに名乗りをあげればいいのに…。
[22826] 2003年 12月 16日(火)20:25:26TGRS さん
山はしろがね…ではなかった。
週末などを絡めて、北海道にスノーボードに行ってきました。
[22714]白桃さんとはどうやらニアミスのようで、
泊りが登別温泉
の近くの、洞爺湖が見えるスキー場です。
洞爺湖の向こうに見えたのは、昭和新山、そして海の向こうに駒ヶ岳…のようです(地図で確認したのですが自信がない)。海が見えるスキー場はなかなかないので、いい気分ですね。

それにしても今年の北海道は劇的な雪不足で。ここ数年間、12月上旬に北海道に行っているのですが、雪のない新千歳空港は初めてでした。路面に積雪がないため、スキー場へのバスも予定より早めに到着。帰り(スキー場→空港)に至っては、45分も早着しました。おかげさまで空港でゆっくり。逆にスキー場はちょっと悲惨な状況。コースによっては雪原が草原のようだったり、土まじりでサンドスキーのようだったり(やったことありませんが)。私のボードちゃんも傷だらけになって帰京したのでした。

さて、北海道ネタで。
[22723]紅葉橋瑤知朗さん
「古宇郡泊村」と「国後郡泊村」は同じ北海道内ですが、誰も話題にしないのはなぜ?
遅くなりましたが、とてもタイムリーな書き込みをありがとうございます。

先日平成13年版の『全国市町村要覧』を見ていたときのこと。
後半に「市町村関係知識あれこれ」という小ネタ集のページがあるのですが、「漢字1字の市町村」という項目に「泊村(北海道2)」とあったのです。
同一都道府県内の同文字市町村は、一宮町・三和町・東村だけのはず。おやや? と思って調べたら、なんと国後郡に! それは気づかなかった~。
(ちなみに「同字体の市町村」という項目もあるのですが、町村は4ヶ所以上のものだけしか掲載されていないので、泊村(鳥取県にあと1つ)は惜しくも選外でした)

ということがあった日の夜の書き込みだったので、驚いたのなんのって。地理雑学本でも目にしないほど、北方四島の扱いって、微妙なんですね。

ところで旅行中は携帯電話で落書き帳を閲覧しておりました。[21869]EMMさん、情報ありがとうございます。
[22678] 2003年 12月 10日(水)21:50:23TGRS さん
帰属未定地(主に鷹島・津倉瀬)
[22460]hmtさん
[22560]オーナー グリグリさん
[22569]hmtさん
[22592]オーナー グリグリさん
『日本の島事典』(三交社1995)では、hmtさんのとおり、南方四島は我が国では唯一どこの市町村にも帰属していない地域、とされています。なぜこう判断されているのか、考えてみました。

グリグリさんが挙げられている
それでも面積推定を行っていない陸地部分の境界未定地は、[21667]で示したとおり、以下の6カ所(東京都は2カ所)があります
のうち、埋立地は島とはみなさないと思うので(「島」の定義とは?という疑問はこの際おいておきます)除外すると、3か所が残ります。
 ・東京都 南方四島
 ・三重県 紀伊長島町及び海山町入会地(大島等の島嶼)
 ・鹿児島県 鷹島および津倉瀬
『日本の島事典』にはその島の所属する自治体名が記載されているのですが、それによると
 ・南方四島 と、鯱岩(しゃちいわ)・長根(ながね)・三石(みついし)
   …八丈支庁管内
 ・大島等の島嶼(この図書中では大島・木生島・平瀬島)
   …紀伊長島町(「海山町入会地(平瀬島は紀勢町入会地)」の旨注記あり)
 ・鷹島・津倉瀬
   …笠沙町
とされています。

『日本の島事典』には「自治体名は『1992離島統計年報』などによる」と書かれていたのですが、『離島統計年報』は有人島だけを対象とした統計なので、これらの島は非掲載でした。

次に、『日本の島事典』で取り上げた島嶼は『日本島嶼一覧(改訂版)』(日本離島センター1982)を元にしている、という記述があったのですが、これによると、大島・木生島・平瀬島は紀伊長島町の、鷹島・津倉瀬は笠沙町の所属であるとされています。

おそらく、『日本の島事典』が南方四島を我が国唯一の所属未定地域としているのは、これが根拠ではないかと思います。

ちなみに、『日本島嶼一覧』を参考にしたと思われる『島嶼大事典』(日外アソシエーツ1991)には、鷹島・津倉瀬が各2つずつあります。笠沙町の鷹島・津倉瀬は宇治群島に属するもの、下甑村の鷹島・津倉瀬は甑島列島に属するもの、とされています。大島があちこちにあるように([22525]みかちゅうさん)同じ名前の島や岩礁もたくさんありますから、2つあることが間違いである、という断定は今のところできません。笠沙町の津倉瀬は「つくらんせ」、下甑島の津倉瀬は「つくらせ」という読みがふられていましたし。

今回この2つの島の存在を初めて知ったのですが、こんなところに島があるとは知りませんでした。
国土地理院の地形図閲覧サービス( http://mapbrowse.gsi.go.jp/)では、1:25000の地形図が閲覧できますが、これだと分図扱いになっているものの位置図がないので、“こんなところ加減”がわかりにくいかと思います。1:200000地勢図だと簡単にわかるのですが…。

それぞれの島嶼に対応する地形図・地勢図の図名は以下のとおりです。気になった方はぜひご覧ください。
 鷹島津倉瀬
 1:25000手打宇治群島
 1:50000手打薩摩黒島
 1:200000甑島黒島

ところで、大島等の島嶼も、鷹島・津倉瀬も、本当は「所属未定」が正しいのだと思います。とはいえ、地形図の注記にも書いてあるのですが「~等の島嶼」ってのも意外と曖昧ですね。
[22675] 2003年 12月 10日(水)19:48:18TGRS さん
地方紙情報
[22489]月の輪熊さん
[22491]桃象さん
[22494]mikiさん
[22515]まるちゃんさん
[22529]ペナルティキックさん
地方紙に関する情報、ありがとうございました。特にまるちゃんさんご推薦の
都道府県別新聞発行部数を示した,興味あるページをみつけましたので,ご紹介をします.
http://www.naito.jp/business/zassi/busuu.html
は素晴らしい統計ですね。ぜひ最新版も! と欲がでてくるところです。

ペナルティキックさんのご説明で、福島県の事情がよくわかりました。一見、部数が30万台と10万台なので、大きく離れているように見えますが、よくよく見ると結構拮抗しているのですね。

それにしても月の輪熊さんものご紹介の、鹿児島新報創刊の経緯はハッと気づかされたものがありました。沖縄県でも琉球新報(創刊1893年)、沖縄タイムス(創刊1948年)が同じような関係なのでしょうか。部数は琉球新報(198,174)と沖縄タイムス(204,169)と、かなり拮抗していますね(沖縄タイムスは自社公称部数)。沖縄県はAMラジオ局も2局(琉球放送とラジオ沖縄)あり、なんだか気になる存在です。


たいへん遅くなりましたが…
12月5日に参加されたみなさま、おつかれさまでした。私は白桃さん、ありがたきさんと共に踊る三次会に参加しまして、実に有意義な8時間となりました。私は翌日の仕事があったので途中退場したのですが、それにしてもありがたきさん、タフですねぇ。(完徹ができない私)
[22471] 2003年 12月 2日(火)22:21:36TGRS さん
ちょっと乗り遅れ気味の話題ですが
[22420]まがみさん
市営バスのある都市
なんと! 私は八戸市や青森市に住んでいたので、市営バスってのはある程度の規模の都市ならどこにでもあるものだと思っていました。seahawkさんもそう思ってませんでしたか~?(と仲間を求める)

[22399]月の輪熊さん
市営バスというと比較的大きな都市にあるものと思っていましたが
[22436]愛比売命さん
私はむしろ、小さな都市にこそ市営バスが必要なのかと思っていました。
東京の人とそういう話をしたとき。「青森市って市営バスがあるんだ。意外と都会なんだね」と言う人もいましたし、「青森市って市がバスやらなきゃいけないくらい田舎なの?」とも言われました。よく考えたら東京都には都営バスがあるのに。「大きな都市にある」「小さな都市にこそ必要」どちらも納得できるのですが。

順序がアレですが、
[22380]ぴょんさん
青森市営バス→東津軽郡蓬田村中沢を通ってます。
青森市営バスは、東津軽郡平内町に小湊出張所があり、市内と路線は繋がっていませんが、かなり堂々と(こそこそする必要はありませんが)市域外で営業しています。以前は竜飛岬のほうにも上磯営業所があったのですが、一昨年廃止し、現在では地元町村が運営しています。が、バス停(停留所の目印)は当時のままのものも残っています。

ところで青森市は市内の移動に使えるバスは市営バスがほとんどです。若干あるJRバスは路線数が少ないのと、市営と競合している路線では便数が少なかったり、バスカードが使えなかったり、敬老パスが使えなかったり、前乗り前降りだったり(中ドアがあるのに)して、どちらかというと不人気です。他、下北交通や十和田観光電鉄、弘南バスなども市内を走っていますが、遠距離輸送が目的なので、市内の移動にはほぼ使いません(停まらないバス停もあるので怖くて乗れない)。

たまにバス路線が競合している都市に行ったりすると、戸惑ったりします。
[22468] 2003年 12月 2日(火)21:38:41TGRS さん
うつい県紙はしんけいつう
[22288]月の輪熊さん
私の
デーリー東北は旧南部藩(岩手県北部含む)、陸奥新報は旧津軽藩(東津軽郡除く)が配達区域なので、他藩の新聞は読まない、というか読めないのですね。逆にどうせ読まないのだから配達区域でないとも考えられます。
が、まさに
『「県民性」こだわり比較事典』(毎日新聞社・PHP文庫)の
他藩の会社の製品をボイコット
だったわけですね。

さて、月の輪熊さんが悩まれたように、他県でも県紙クラス?と思われる新聞が拮抗しているように思えるところがあります。「県紙」の定義が定かでないのですが、以前全国の地方紙に関する仕事もしたことがあるので、その記憶や、ネットでの検索結果などを交えつつ列挙しますと、
福島福島民報福島民友
富山北日本新聞富山新聞
石川北國新聞北陸中日新聞
福井福井新聞日刊県民福井
長野長野日報信濃毎日新聞
鹿児島鹿児島新報南日本新聞
沖縄琉球新報沖縄タイムス
3紙が競り合っているかのような青森県でも、現実には「県全域で読めるのは東奥日報、一部の地域でだけ読めるのがデーリー東北と陸奥新報」のような関係になっているので、地元の方ならその力関係がよくわかると思います。ホントに拮抗してるところがあったら面白いなと思うのですが、これらの地方のみなさん(私の見落としがあればその地方のみなさんも)、いかがでしょうか? (とりあえず、その新聞が好きか嫌いかというのはヌキにしていただければと思います)
ちなみに、
 *紙名は順不同です(思いついた順、です)。
 *北陸中日、県民福井はいずれも中日新聞系列なので、入れるのを悩みました。
 *山口県はダントツで面白そうなのですが、拮抗しすぎているようなので敢えて触れず。

敢えて触れないといえば、
[22291]太白さん
私も遅レスですみません(汗)。紹介文には私の書き込みからいろいろ拾っていただいていたので、血眼で捜されたのかと。
近況についてはほとんど語らないので、(中略)敢えて触れていないのかと思っておりました。
敢えて触れないつもりではなかったのですが、首都圏は他の方の方が情報が早いので、つい。(←つい何を?)
[22277] 2003年 11月 25日(火)21:50:38TGRS さん
のへ
アーカイブスにもなっている「のへ」地名ですが、ヤフーのニュースから、こういうものを見つけました。(戸の兄弟のまち)
  http://www.town.rokunohe.aomori.jp/html/he.htm

[22167]はやいち@大内裏さん
岩手県・宮城県・福島県・山口県の4つの東和町で構成される
「全国東和姉妹町推進協議会」が散会の運びと、相、為りました。
この兄弟達も、市町村合併でいずれ解散か? と思ったのですが、
 一戸 研究会の段階
 二戸 研究会の段階
 三戸 合併に不参加
 五戸 合併後の新町名は五戸町
 六戸 12月に法定協議会設置予定だが、枠組みなども微妙。
 七戸 中部上北法定協議会解散後、二転三転。
 八戸 合併後の新市名は八戸市
 九戸 研究会の段階
と、意外と残りそうでもありますね。

ところで「サミット」で記事検索したら、はやいち@大内裏さんの情報網力(?)に驚きました。最新のサミット情報を引用しましたが、全部あげるとなるとすごい量です。

[22197]オーナー グリグリさん
経路
確か地理に関する書籍を探していたら、トップページの参考文献がヒットして見つけた、ような記憶があります。古い記憶なのでおぼろげですが…。そういえば、私はネスケとIEの両方にブックマーク登録しているのですが、古いほうのネスケのブックマーク名は「都道府県のデータ」になっています。以前はそういうお名前だったのですね。
[22118] 2003年 11月 19日(水)19:09:24【1】TGRS さん
私の住んでいるところ
[22112]三丁目さん
はい。大丈夫です。大歓迎ですよ。
メールも頂戴いたしました。ありがとうございます。第二部にももちろん参加させていただきます。(詳細はメールしますね)

[22106]愛比売命さん
TGRSさんは津軽からのご参加ですか!!
実は私は首都圏に住んでいるのです…。がっかりさせてごめんなさい。

ところが私の書き込みをたどってみたところ、過去の居住地(青森市とか、久慈市とか)には触れていても、現在の居住地を明記している箇所はありませんでしたね。「横浜-越中島の移動をした」や「東京でも三八五引越センターのトラックを見かける」などの記述が発見されましたが、居住地を決定づけるものではありませんね。メンバー紹介を書いていただいた時に、居住地がなかったので気にはなっていたのですが、おそらく血眼で捜した太白さん、まがみさん、お手数をおかけしました。[22004]オーナーグリグリさんが、居住地・出身地について新たなガイドラインを提示してくださいましたが、せっかく(?)なのでもうしばらくブランクにしておこうかと思います。(いつかこっそりまがみさん、太白さんにお願いしますね)

自分の過去の書き込みを読み返すのも、面白いですね。
[22088] 2003年 11月 18日(火)19:49:37TGRS さん
地図記号
[21947]Firoさん
国土地理院の2万5千分の1の地図で、新たに図書館・博物館の地図記号を新設採用するそうです。
[21972]三丁目さん
[22013]牛山牛太郎さん
さっそく買ってみました。個人的には図書館の記号、本を開いた形とはいいますが、実物を見ると四角が2つ並んだようにしか見えず、ちょっと判別しにくいかな? と思います。

さて地図記号で気になったのが、郵便局。電電公社が民営化されたときに、その地図記号は国土地理院の地形図からは姿を消ていますが、郵便局も民営化されると地図記号がなくなってしまうのでしょうか?


まったく別ネタですが、先ほど知って驚いたこと。

  厚木基地は厚木市には無い。

!!意外でした!!
[22087] 2003年 11月 18日(火)19:43:40TGRS さん
御礼レスなど
■『現代日本分県地図』
[21842]でるでるさん
もう少し詳しくいいますと
さっそく詳しい情報、ありがとうございました(その割にはお礼が遅くて申し訳ありません)。手がかりが増えたところで、もうちょっと探してみます。
[21853]なきらさん
91年に刊行されたということは、またこういう地図を作ってくれることがあるかも。期待していよう。
平成の大合併の後、が期待できそうなタイミングでしょうか。

■上磯
[21973]キュッキュさん
「上磯町」は「かみいそちょう」,「上磯」単独でも「かみいそ」です。どちらも,日常的に使います。
おぉ! キュッキュさんは函館の方だったのですね。もはや青森市民ではない私ですが、ご近所さんとしてよろしくお願いします。
なお,函館市をはさんで上磯町と反対側にある戸井町や恵山町などの地域は,「下海岸(しもかいがん)」と呼んでいます。(「下磯」や「上海岸」という言い方はしません。)
これは興味深い情報です。「上磯」に対して「下海岸」。『角川日本地名大辞典』(こればっかりですが)には載っていませんでしたが、ネットの検索ではたくさんヒットしました。上磯町役場のホームページでも。
  http://www.town.kamiiso.hokkaido.jp/info/default.htm

■12月5日
[21972]三丁目さん
さて、12月5日。(中略)もうちょっと増えそうでしょうか?
なんだか変なタイミングになってしまいましたが、まだ参加可能でしょうか? 会社の忘年会候補日だったのですが、先ほどめでたく(?)回避されることが決定したので、名乗りをあげさせていただきます。皆さんにお披露目するようなモノは持っていませんが、皆さんとお話するの(と飲むこと)が楽しみです。三丁目さんにはあらためてメールいたします。どうぞよろしくお願いします。
[21839] 2003年 11月 7日(金)22:15:56TGRS さん
『現代日本分県地図』を探す
[21452]でるでるさん
私の愛用の地図帳の一つである『現代日本分県地図』(人文社刊)に、各都道府県別の市町村変遷図が掲載されておりまして、概ね昭和以後に合併された旧自治体の区域や合併方式、合併・改名・町制または市制施行の年月(日は未掲載)が一目でわかり、何かと重宝しております。
なんて素晴らしい! こういうのが欲しかったんですぅ。字で書いてある資料はあっても、「変遷図」はなかなかお目にかかれないもので。と思って探したのですが、地図帳だけにいくつも版があるようで、地図そのもの以外についている付録というか資料編みたいなページ、版によってだいぶ違うんです。私が図書館などで漁った限りでは「変遷図」のある“アタリの版”は見つけられませんでした…。でるでるさんがお持ちの「変遷図」付きのものは、[19885]によると1991年1月発行の版、でよろしいのでしょうか? 引き続き発行年等を手がかりに探してみたいので。
[21838] 2003年 11月 7日(金)21:50:27TGRS さん
カミイソチョー
[21790]三丁目さん
「かみいそ」以外の呼び方があるとは、私は夢にも思いませんでした。
[21796]紅葉橋瑤知朗さん
わたしも、「かみいそ」以外は考えつきませんでした。地元では違った言い方も? とも。
さっそくありがとうございました。「カミイソチョー」というよみの基準が生まれているので、「上磯」単独でも「カミイソ」なんでしょうね。

三丁目さんが
特に、函館方面は、道内でも独特のお国言葉があるところですから。
と仰られているように、以前、函館に行った時に津軽弁がなんの問題もなく通じたほど函館の言葉は似ているので、期待していたのですが…。
[21762] 2003年 11月 4日(火)22:15:43TGRS さん
奥明方→明方→明宝
岐阜県郡上郡明宝村は、[21740]かおらいさんの仰るとおり、
1970.4.20奥明方村明方村
1992.4.1明方村明宝村
と名称変更していますね。1965年以降ではその範囲は変わらず名称変更を2度も行った自治体はここだけなので、気になっておりました(なぜ1965年以降かというと私の使っている資料にはそれ以降の情報しかないので)。しかも市制・町制に伴う名称変更でもないですし。

1992年の名称変更は、
この明方村の特産物である「明宝ハム」及び「めいほうスキー場」があまりにも有名になり過ぎて
とのことですが、1970年の名称変更も、「明るい村づくりをスローガンに「奥」の字を取り(『角川日本地名大辞典』より」と、
所謂、村名変更による村おこし
なのですね。

[21737]スナフキんさん
和良村は「和良町○○」と「村→町」へ置き換えてしまうのに、明宝村はなぜか「明宝○○」…どうしてここだけ、一般名詞部分を撤去してしまうんでしょうね?
については、私は「明宝」に「町」は付けたくなかった、のかな、と思っております。「村ブランド」というものもありますし、本当は「郡上市明宝村○○」にしたいところだけどそれは不自然なので(日田市中津江村や稚内市稚内村などの前例があるとはいえ)より自然な「郡上市明宝○○」にしたのかな、と。あくまで推測ですが。

[21761]太白さん
私の書き込みに関連して書き込みしなおしていただいたようで、お手数おかけしました。
[21759] 2003年 11月 4日(火)20:57:31TGRS さん
メンバー紹介文感謝。
[21728]太白さん & まがみさん
メンバー紹介欄更新
ありがとうございました。これまでの書き込みのあちこちからネタを拾っていただいて…。出身地・居住地については現状のままでお願いします。

ところで、出身地・居住地の表記方法について。
[21688]太白さんが、こういうように掲載します、と示されていますが、[21755]両毛人さんのとおり、過去に表記方法のガイドライン的なものが話題になり、最終的に定められていたと思います。が、記事検索では「これで決定」らしきものは発見できませんでした。今回は「自分色登録ラッシュ期」なので落書き帳上での広報で足りるかと思いますが、今後のために「メンバー紹介」のページなど、とにかく探せば見つかる位置に掲げておいてはいかがでしょうか、グリグリさん、お忙しいと思いますが、提案させていただきます。
[21754] 2003年 11月 4日(火)20:27:15TGRS さん
上磯
[21582]月の輪熊さん
蟹田町など東津軽郡の北部は「上磯地方」と言われているようですが、これは津軽海峡を挟んだ上磯郡と同じ由来のように思えますし
『角川日本地名大辞典』によると、北海道の上磯郡は「アイヌ語でカムイソ」説と「函館から東が下磯、西が上磯」説の2つがありました。青森県の上磯は「青森市から東が下磯、西(北)が上磯」説でした。語源がどうであれ、津軽海峡を挟んで同じ呼ばれ方をする地域がある、というのは興味深いと思います。さらに(どちらも「こっちが下磯・あっちが上磯」が由来として)どちらも「下磯」が現在に定着していない点も。

ちなみに上の引用で省略した
[21570]TGRSさんによれば、「かみそ」と読むようですが)
について若干補足を。Yahooや私の記憶等によると、団体名や組織名に「上磯」はあまり用いないようで、見つけたのは「青森市交通部上磯営業所(現在は廃止)」「青森農機ヤンマー青森上磯支店」くらいです。
団体名や組織名に使うことが少ない=読みの基準がない、ので、本当は「カミイソ」なんだろうな、と思いながらも発音しやすい「カミソ」になってしまうのですね。それが[21570]私の「上磯(発音はカミソ)」という記述の背景です。例えば、上磯にある蓬田村は日常生活で「ヨモギダ」と発音していても「村名の読みは「ヨモギタ」と決まっている」ということにより読みの基準が生まれているので、結婚式のスピーチでは「ヨモギタ」と発音しますが、青森県の上磯には読みの基準となるべきものがないのでスピーチでも「カミソ」、というように理解していただければ。余計に混乱させたらごめんなさい。

「上磯町」とか「上磯高校」とかがあれば、公の場で「上磯」を読むことが多くなるでしょうから「かみいそ」が定着するんでしょうけど、そういえば「上磯地区」という言い方もほとんどしません。上の段落の「上磯にある蓬田村」も私にとってはかなりぎこちない不自然な表現です。「東津軽五町村任意合併協議会」も「上磯地区任意合併協議会」ではなかったですし。

ところで北海道では「上磯」はどう発音しているんでしょうか。「上磯町」だと「カミイソチョー」だと思いますが、「上磯」単独では? できれば青森市と言葉の近い函館あたりの人に伺ってみたいです。
[21570] 2003年 10月 30日(木)19:47:39【1】TGRS さん
木造新田
[21521]はやいち@大内裏さん
青森県木造新田地区の新市名が「つがる市」に決まりました(汗)
地元のこととなると気になります。
まずは地元紙東奥日報のニュースを。
  http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/1027/nto1027_13.html

「木造新田」この地方は青森市からだと大雑把に「木造の方」とか言っていたように思うので、調べてみました。「新田地方」が岩木川下流の津軽平野、ここには五所川原新田、木造新田、金城新田などの「○○新田」があり、「木造新田」は現在の木造町・森田村・車力村一帯だそうです。(『角川日本地名大辞典』による)

ここの協議会は「○○町・○○村合併協議会」とか「○○北部合併協議会(○○は郡名など)」とかのように組合わせのような名前ではなかった、ということは「木造新田」という名前を受入れられる土壌がある、と感じていたので(勝手に)、そのまま「木造新田市」になるかな、と思っていたのですが、そもそも公募の時点で既存の町村名は一部でも使用不可だったのですね。せっかく便利なユニット名(?)があったのに、なんだかもったいない気がします。

また、広域地名の「むつ市」には甘かった方の私ですが([14957][14964])、「つがる市」は複雑な思いというか「広域地名の早い者勝ち」を身にしみて感じました。津軽地方は青森県の西半分、東西南北津軽郡+青森市+弘前市+黒石市+五所川原市(これらの市も元々は○津軽郡)なのですが、既存の町村に「津軽」を使用した例はありませんでした。(音で)ツガルといえば津軽地方、というのはこのことによって保たれていた気がするのですが、「津軽○○市」ならともかく、ズバリそのものの「つがる市」ができてしまうと、いずれツガルといえばつがる市のことになっていくのだなぁ、と津軽衆(これは一般名詞)としては寂しい思いです。青森県は「旧陸奥の国(の一部)」という自覚がないので「むつ」はまだよかったんですけどね…。

…というのは、[19733]seahawkさん
津軽と言えば、青森県の日本海側はすべて津軽地方と呼ばれるので、なかなか素直にはいかないと思います。
[19435]あんどれさん
のあたりで発言しておけば、タイミング的にはよかったのですが。

ところで青森県の合併協議会などには、
 ☆西海岸三町村合併推進協議会(任意) 西津軽郡 鰺ヶ沢町,深浦町,岩崎村
 ☆北通り3町村市町村合併共同研究会 下北郡 大間町,風間浦村,佐井村
のように、「組合せ名っぽくない合併協議会名」が多くて気に入ってます。[14403](私)は合成地名の話題だったので紹介しませんでいたが、青森県内では「西海岸」「北通り」はよく使う地域名です。あと「上磯(発音はカミソ)」も([20887]月の輪熊さんがご紹介)。
もうひとつ、
 ☆ASO三町合併研究協議会 上北郡 百石町,六戸町,下田町
これは「アクション・サンシャイン・OIRASE」という行政ネットワーク名の略なので例外ですね。(OIRASEは誤変換ではなくてアルファベットを使うのが正しいようです)

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書込訂正:4段落目文末「旧陸奥の国」を「旧陸奥の国(の一部)」に訂正 10/31 13:25
[21379] 2003年 10月 22日(水)21:37:25TGRS さん
「昭和の大合併」の規模 都道府県別比較 +足元注意
[21331]白桃さん
昭和の大合併期に北海道と南九州においてなぜ合併がすすまなかったのか、ずっと気になっている白桃です。

私は常々、大雑把に言うと「西日本は細かい町村が多いなぁ」と思っておりました。「細かい」というのは、例えば均一の縮尺で日本全国の海岸線と市町村界を表した地図があり、そこに自治体名が記載しようとすると、西日本には文字が収まりきらない自治体が多い、ということです。実際にこういう作業をしたのですが、北から始めていったところ、南下するに従いだんだん大変になっていったのでした。

というわけで、人口密度とか、可住面積とか、自治体密度(自治体数÷都道府県の面積)などで数字をだして分析するという方法もあるかと思いましたが、とりあえず自治体数だけで「昭和の大合併」の都道府県別の規模を出してみました。1965(昭和35)年の自治体数÷1955(昭和25)年の自治体数です。
タテに長い表になりますが、ご容赦ください。

指数コード都道府県名
0.1916富山
0.226山形
0.2326京都
0.2417石川
0.2431鳥取
0.258茨城
0.2518福井
0.2524三重
0.2530和歌山
0.2532島根
0.2728兵庫
0.2733岡山
0.2737香川
0.283岩手
0.3011埼玉
0.3044大分
0.317福島
0.319栃木
0.3115新潟
0.325秋田
0.3219山梨
0.3222静岡
0.3225滋賀
0.3234広島
0.3238愛媛
0.3243熊本
0.3312千葉
0.3314神奈川
0.3339高知
0.3427大阪
0.3429奈良
0.3435山口
0.3621岐阜
0.384宮城
0.3810群馬
0.3920長野
0.3940福岡
0.4036徳島
0.4041佐賀
0.412青森
0.4823愛知
0.4913東京
0.5342長崎
0.6045宮崎
0.8146鹿児島
0.821北海道
  出典:『地図でみる県の移り変り 解説資料篇』昭和礼文社 1991.9
     北海道・沖縄はデータがなかったので、北海道は[21331]白桃さんの数字をお借りしました。

ということで、
鹿児島では2/3程度の縮減ではなかったかと思います。
は、近い数字だと思います。
あと、宮崎県も合併が活発でなかったような気がしてます。
も気のせいではありませんでした。ご安心ください。いや、なぜ活発でなかったのかが気になっているんでしたね。安心できない。
長崎・鹿児島は地図を見て漠然と「細かいなー」と思うのですが、宮崎は現在でも細かすぎるという気もしないので、「昭和の大合併」以前からある程度まとめられていたのかもしれませんね。

[21362]スナフキんさん
施設に隣接し施設利用者に依存する、個人的に「寄生有料道路」と称するモノもかなり評判悪いですね。青森空港道路や秋田空港道路(後者は最近無料になりましたが)など、完全に利用者の足元を見た有料道路で、
青森空港道路は「ここを通らないと絶対に青森空港に入れない」という有料道路なのですが、私にとってはすっかり「空港への入場料」という感覚に慣らされてしまいました(自家用車で行くことが多いので)。足元を見られたどころか、思う壺ですね(苦笑)。
[21343] 2003年 10月 21日(火)20:10:15TGRS さん
テレビ情報誌&自分色
[21127]まるちゃんさん
おお! さっそく調査していただいたのに、御礼が遅くなって申し訳ありません。宇部は電波に合わせて九州系の雑誌が主流なのですね。うっかり「広島・島根・鳥取・山口東版」を買ってしまったら不便でしょうねぇ(ゴールデンタイムの番組などはほとんど横並びでしょうけど)。そんな失敗談を聞いたこと、ありませんか?

(多くて覚えることできませんでした.いつのまにこんなに増えたのか...)
今回の調査にあたって、TV雑誌の多さには私も驚きました。とりあえず、私の中でメジャーだと思っている、かつ全国規模で出版されている2誌を対象にしました。

[21261]太白さん
自分色人気投票結果
1番好きなのは、TGRSさん(これって、「つ・が・る・しゅう」の頭文字でしょうか?)のタイトルバーです。
ありがとうございます! 結果には計上されなくても、直接コメントいただけて嬉しい限りで。ちなみに「TGRS」はご指摘のとおり「つ・が・る・しゅう」の頭文字です。すぐにネタバレするような安易な改名でお恥ずかしい…。
ちなみに色は、
[21003]なおさん
リンゴの雰囲気が出てますね。
青森へ転校する同級生に書いた寄せ書きのほとんどが「リンゴ食ってがんばれ」だった(←実話)というくらい、青森といえばリンゴですね。リンゴの色と、私の好きなアズキ色(小・中・高とアズキ色ジャージの学校だったので)を意識した配色です。ちなみにタイトルの文字の黒は(背景が薄い色というのも理由の1つですが)リンゴの種です。


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