都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
MIさんの記事が50件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[99222]2020年2月25日
MI
[99217]2020年2月24日
MI
[99211]2020年2月24日
MI
[99209]2020年2月23日
MI
[99195]2020年2月20日
MI
[99185]2020年2月17日
MI
[99177]2020年2月15日
MI
[99175]2020年2月15日
MI
[99172]2020年2月14日
MI
[99168]2020年2月13日
MI
[99162]2020年2月12日
MI
[99157]2020年2月11日
MI
[99093]2020年1月19日
MI
[99080]2020年1月16日
MI
[99049]2020年1月12日
MI
[98580]2019年11月21日
MI
[96973]2018年11月3日
MI
[96942]2018年10月21日
MI
[96936]2018年10月17日
MI
[96933]2018年10月14日
MI
[96362]2018年8月6日
MI
[95707]2018年4月22日
MI
[95692]2018年4月16日
MI
[95673]2018年4月10日
MI
[95663]2018年4月8日
MI
[95650]2018年4月4日
MI
[95641]2018年4月2日
MI
[95635]2018年4月1日
MI
[95624]2018年3月31日
MI
[95616]2018年3月29日
MI
[90594]2016年6月19日
MI
[85596]2014年5月9日
MI
[85571]2014年5月6日
MI
[85570]2014年5月6日
MI
[85569]2014年5月6日
MI
[85567]2014年5月5日
MI
[85207]2014年3月22日
MI
[85204]2014年3月22日
MI
[85185]2014年3月15日
MI
[84630]2014年1月1日
MI
[84592]2013年12月27日
MI
[84561]2013年12月20日
MI
[84554]2013年12月19日
MI
[84259]2013年10月23日
MI
[84189]2013年10月5日
MI
[84186]2013年10月5日
MI
[83625]2013年6月22日
MI
[83620]2013年6月20日
MI
[80315]2012年2月21日
MI
[80306]2012年2月18日
MI

[99222] 2020年 2月 25日(火)23:37:24【1】MI さん
Re2:全国および各都道府県の市区町村数推移一覧表(改訂版)
[99218] オーナー グリグリ さん

 素早いご対応有難うございます。その上でご指摘の件についてお答えします。

5 1922 8 17 +1市 -1市 北海道の4支庁の改称?
 札幌支庁を石狩支庁に改称した(大正11年8月16日勅令380号(官報は17日))ことによって、当方のデータでは札幌市を区別しているものですが、推移表からは外すべきものでした。訂正します。

6 1946 10 5 +112村 -112村 ?
 これは[99219] むっくん さんにご説明いただいたとおりで、北方領土の7村を含む112ヶ村が指定町村(すべて村)から一般の村になったというものでした。やはり推移表から外れるはずのものでした。訂正します。
石狩支庁 石狩郡新篠津村、札幌郡篠路村
渡島支庁 上磯郡茂別村、茅部郡臼尻村、尾札部村、落部村、砂原村、鹿部村、亀田郡尻岸内村、椴法華村、松前郡大沢村、大島村、児島村、吉岡村
檜山支庁 奥尻郡奥尻村、久遠郡貝取澗村、久遠村、瀬棚郡東瀬棚村、爾志郡乙部村、熊石村、檜山郡厚沢部村、泊村、太櫓郡太櫓村
後志支庁 虻田郡真狩村、留寿都村、岩内郡小沢村、島野村、歌棄郡歌棄村、熱郛村、島牧郡西島牧村、東島牧村、積丹郡入舸村、寿都郡黒松内村、樽岸村、古宇郡神恵内村、余市郡赤井川村
空知支庁 雨竜郡雨竜村、納内村、多度志村、秩父別村、北竜村、樺戸郡浦臼村、月形村、空知郡音江村、北村、幌向村
上川支庁 上川郡江丹別村、温根別村、下川村、空知郡中富良野村、東山村、南富良野村、山部村、中川郡智恵文村、常盤村、中川村、勇払郡占冠村
留萌支庁 天塩郡遠別村、豊富村、幌延村、苫前郡初山別村、天売村、焼尻村、留萌郡鬼鹿村
宗谷支庁 枝幸郡頓別村、宗谷郡猿払村、宗谷村、利尻郡仙法志村、礼文郡船泊村
網走支庁 斜里郡小清水村、常呂郡訓子府村、常呂村、紋別郡生田原村、雄武村、興部村、上渚滑村、渚滑村、西興部村
胆振支庁 虻田郡洞爺村、豊浦村、有珠郡徳舜瞥村、白老郡白老村、勇払郡穂別村、鵡川村
日高支庁 浦河郡荻伏村、沙流郡日高村、新冠郡新冠村、幌泉郡幌泉村
釧路国支庁 阿寒郡鶴居村、足寄郡足寄村、淕別村、厚岸郡太田村、釧路郡釧路村、昆布森村、白糠郡音別村、白糠村
十勝支庁 河西郡御影村、河東郡上士幌村、鹿追村、士幌村、十勝郡大津村、中川郡豊頃村、西足寄村
根室支庁 根室郡和田村、目梨郡羅臼村、択捉郡留別村、国後郡泊村、留夜別村、色丹郡色丹村、蘂取郡蘂取村、紗那郡紗那村、花咲郡歯舞村

7 1952 2 10 +2村 -2村 鹿児島県十島村と三島村関連?
 鹿児島県大島郡十島村(ジットウソン)は、明41年3月20日鹿児島県令17号
來ル四月一日ヨリ大島郡ニ沖繩縣及島嶼町村制施行ニ付村名稱及其區域竝村役場位置左之通之ヲ定ム
によって、中之島、宝島、悪石島、口之島、平島、臥蛇島、黒島、竹島、硫黄島、諏訪之瀬島によって構成されていました。村役場は中之島に置かれていたのですが、戦後すぐに1946年1月29日 連合国最高司令官の覚書若干の外かく地域を政治上行政上日本から分離することに関する覚書 (SCAPIN677)によって、
Japan is defined to include the four main islands of Japan (Hokkaido, Honshu, Kyushu and Shikoku) and the approximately 1,000 smaller adjacent islands, including the Tsushima Islands and the Ryukyu (Nansei) Islands north of 30° north Latitude (excluding Kuchinoshima Island);
and excluding (a) Utsuryo (Ullung) Island, Liancourt Rocks (Take Island) and Quelpart (Saishu or Cheju) Island, (b) the Ryukyu (Nansei) Islands south of 30° North Latitude (including Kuchinoshima Island), (以下略)
昭和21年2月2日に北緯30度以南の琉球(南西)列島(口之島を含む)は日本から除かれてしまうのですが、この結果十島村は北緯30度以北の3島だけが日本に存続することになりました。昭和21年2月28日 内務省告示22号では、これを追認する形で
大島郡十島村ノ内黒島、竹島、硫黄島
という記載がなされています。3島だけとなった十島村は鹿児島市に仮役場を設置したようです。
 一方、問題になるのは日本領土から「分離」された北緯30度以南の7島ですが、たとえば1947年5月15日 臨時北部南西諸島政庁公報第4号 p.5の「人口調査」には名瀬市ほか5町15村が記されており、その末尾に「十島村」が見られるのです。これはつまり日本領として存続している十島村とは別に米軍占領下にもう一つの「十島村」があったことを示しています。そこで当方のデータベースでは
19460202 1 1 2 43 14 0 208 624 35 56 1810 8607 10660 +1村
として、十島村が2つ(北部3島になった十島村Aと占領下の十島村B)存在したとみなしております。
 その後、1951年12月5日 若干の外かく地域の日本からの政治上及び行政上の分離に関する件(SCAPIN677/1)
Paragraph 3 of reference a, as amended by reference b, is furthre amended so that the Ryukyu (Nansei) Islands north of 29° norh latitude are included within the area defined as Japan for the purpose of that directive.
によって、北緯29度以北の琉球(南西)諸島が日本領に復帰されることになりました。昭和27年2月4日 政令13号
鹿兒島県大島郡十島村の区域で北緯二十九度から北緯三十度までの間にあるもの(口之島を含む。)に地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)及びこれに基く命令を適用する。この場合において、この政令施行の際現にその区域に適用されている法令の規定によりその区域に置かれている村は、その区域をもつて、地方自治法の規定による鹿兒島県大島郡十島村となるものとする
北緯30度以南の区域は返還されて十島村B(トシマムラ)となります。
 一方従来の十島村Aは昭和27年2月9日 鹿児島県告示74号で
地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第七条第一項の規定により、鹿兒島県大島郡十島村の境界を、北緯三十度以北(口之島を除く。)の区域に変更し、昭和二十七年二月十日から施行することに定めた
同日の県告示75号で
地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第三条第三項の規定により昭和二十七年二月十日から鹿兒島県大島郡十島村を三島村(みしまむら)(北緯三十度以北の大字竹島、大字硫黄島、大字黒島の区域)に変更する条例を許可した
さらに昭和27年5月14日 総理府告示132号で
地方自治法第七條第一項の規定により、昭和二十七年二月十日から、鹿児島県大島郡十島村の境界を北緯三十度以北(口之島を除く。)の区域に変更する旨、鹿児島県知事から届出があつた。なお、同日から同村は、その名称を三島村と変更した
 これらの経緯を改めて考えて、この1952(昭和27)年2月10日は
・3島だけの十島村Aは三島村(ミシマムラ)に改称
・米軍の占領下にあった十島村Bは返還された
ということで、当方のデータは市町村数の増減ナシと改めることとします。1946年2月2日の増減もご確認ください。
 以上3点について、データの修正を行いました。
 なお、『鹿児島県市町村変遷史』p.109 によると
その後、三島内の行政も安定したが、二十六年七月二十日近く下七島の日本に復帰する情勢もみえたので、三島においては、この際分村すべきであるとの声があったので、参考までに住民投票を行った結果、分村票が多数を占めていた。
という事情もあったようです。

#誤記の訂正や一部書き改めました。
[99217] 2020年 2月 24日(月)20:07:24MI さん
全国および各都道府県の市区町村数推移一覧表(改訂版)
お待たせしました。改訂版を作成いたしました。

[99173] グリグリ さん
改称や郡変更だけの変遷日については一覧からは除いたほうが良いのではと考えています。
[99208] ekinenpyou さん
これらを別計上として表示させることは(元データの作りの関係で)難しいのでしょうか?

 これを以下のような方法で実現しました。[99211] MIで触れた
各市町村ごとに、その「名称」、「成立日」および「消滅日」を付加したファイル
を作成する際、単純な名称変更や所属する郡が変わるだけのものについては「変更後の名称」を、変更後の市町村には「変更前の名称」をそれぞれ付加することにしました。その上で日付毎の市町村数をカウントするとき、これらが付加されているデータについては「消滅日」「成立日」をカウントしないようにしたのです。これによってご要望を満たす形になったと思いますのでどうぞご確認ください。

全国の市町村数推移一覧表(ctv_total.xlsx)
各都道府県の市町村数推移一覧表(ctv_total_pref.xlsx)

#なお、ekinenpyou さんの
【おまけ】全国版(13東京)の19080201は増減の列に何も書かれていませんが、必要な行なのでしょうか?
はとりあえず「必要な」行だとお答えします。説明が難しいのですが、伊豆七島などは所属する郡がないわけです。ところが郡が空欄のままですと記入漏れと区別がつかないので、便宜上ハイフン(-)を郡名の代用としております。そして更にはその郡の「成立日」も必要となるために、明治40年3月16日 勅令45号および12月28日 内務省令29号
明治四十年勅令第四十五號ハ明治四十一年二月一日ヨリ之ヲ東京府大島及八丈島ニ施行ス
より、この日に成立したと扱っておりますが、実際に増減があるわけではないのです。分かりにくくてすみません。
[99211] 2020年 2月 24日(月)06:24:38MI さん
市町村数推移について検討します
[99208] ekinenpyou さん
現状では名称の改称、所属郡・支庁の変更、北海道の2→1級町村への変更など
市区町村数の内訳に変化が生じない場合もプラス・マイナス1として増減の列に含めて表示していますが、
これらを別計上として表示させることは(元データの作りの関係で)難しいのでしょうか?
 私も懸案として認識しております。廃置分合に加えて境界変更や官報告示された埋立地編入などを含め全国で6万6千件以上の元データがありまして、すべてこれを元に作業しております。以前にもちょっと触れましたが、各市町村ごとに、その「名称」、「成立日」および「消滅日」を付加したファイルを作成し、それを元にして日付毎の市町村数をカウントしております。「名称」は「県 郡 町村」セットで記載しておりますので、改称はもちろん所属郡の変更などがあれば別の市町村であると認識することから、現状の仕様となっていることをご理解いただきたいと思います。
 成立日消滅日ファイルにちょっと修正を加えて、[99173]グリグリ さんもおっしゃる仕様に変更できないか考え始めたところですので、しばらくお時間をいただきたく存じます。
[99209] 2020年 2月 23日(日)21:57:10MI さん
千島列島3郡と樺太について
[99207] hmt さん
そのスピードに驚きました。
 事前にデータの摺合せが出来たほうが良かったのかもしれませんね。私もこんな展開になるとは予想を超えているところです。
北方6村の更に北にあった 千島列島の3郡【得撫郡・新知郡・占守郡】です。
 おっしゃるとおり、明治30年10月30日 勅令395号(官報11月2日掲載)で、北海道根室支庁の管轄区域として根室郡、花咲郡、野付郡、標津郡、目梨郡、国後郡、色丹郡につづいて得撫郡、新知郡、占守郡も示されましたから、北海道庁官制施行日である明治30年11月5日にこれら3郡も編制されたことになります。これについては町村は設けられないまま昭和20年8月ソ連に占領され、昭和27年4月28日 条約第五号(官報号外第50号)第二条(c)で
日本国は、千島列島並びに日本国が千九百五年九月五日のポーツマス条約の結果として主権を獲得した樺太の一部及びこれに近接する諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する
ことから、削除したというデータになっております。
18971105 0 1 3 43 19 0 44 661 3 21 940 12016 +19支 +88郡 +1區
19450899 1 1 2 43 14 0 207 624 35 57 1810 8606 +3郡 -3郡
19520428 1 1 2 43 14 0 283 617 23 59 1935 7959 -3郡 -5村

樺太は「内地」だったようです。
 これもおっしゃるとおりなのは承知しており、市町村変遷データベース(都道府県ごとに作成)には樺太庁のファイルも作成中なのですが、未確認のものが多いためもあって、集計する際に樺太は除外する仕様にしているところです。あしからずご了承ください。
[99195] 2020年 2月 20日(木)07:11:49MI さん
 Re3:北海道の市区町村数推移の照合(1922年8月17日まで)
[99186] オーナー グリグリ さん
 たびたびの編集作業ありがとうございます。
[99189] むっくん さん
 明快な解説ありがとうございました。[99185] MI で保留していたうち
・松前支庁と紗那支庁をそれぞれ函館支庁と根室支庁へ編入
・増毛支庁を留萌支庁に改称
・札幌、函館、室蘭、釧路各支庁を石狩、渡島、胆振、釧路国に改称
について当方のデータを、それぞれ1903(M36).12.22、1914(T3).9.7と1922(T11).8.17に改めました。これに関しては変遷履歴情報は従来どおりで変更ありません。
19031222 0 1 3 43 16 0 55 640 5 21 1107 11488 12655 -2支 +5郡 -5郡 +1町 -1町 +1村 -1村
19140907 0 1 3 43 14 0 65 639 6 25 1263 10824 12158 +1支 -1支 +4郡 -4郡 +2町 -2町 +6村 -6村
19220817 0 1 3 43 14 0 89 638 0 25 1408 10589 12086 +4支 -4支 +4市 -4市 +21郡 -21郡 +9町 -9町 +50村 -50村

・空知郡奈江村から砂川村への改称
・空知郡滝川村から滝川町への町制
については当方のデータ 1903(M36).8.23と1910(M43).11.3 をそのまま採用することにします。変遷履歴情報のご確認をお願いします。なお、当方のデータベースでは日付欄の記載を「1903(明治36)0823告示」という表現にしていることを申し添えます。

 以上の修正について、Dropbox のエクセルファイルを修正しました。
全国の市町村数推移一覧表(ctv_total.xlsx)
各都道府県の市町村数推移一覧表(ctv_total_pref.xlsx)

#なお、後者のファイルは少し形式を改め、「推移」シートは従来どおりのデータとし。もう一枚の「日付毎」シートではその A1 セルに年月日(YYYYMMDD)を8桁の半角数字で入力すると、その当日における各都道府県の市区町村数および全国の市町村数を表示するようにしてみました。ダウンロードしたうえでお試しください。
[99185] 2020年 2月 17日(月)19:27:03【1】MI さん
北海道の市区町村数推移の照合(1922年8月17日まで)
[99178] オーナー グリグリ さん
 更新・修正有難うございます。説明が足らずに申し訳ありません。他にも月日が特定できないものを99月99日と表記していますが、意を汲んでいただきました。
[99179] ekinenpyou さん
(その都度MIさんに説明をしてもらうのは負担が大きいと思われますので・・・)
 ご配慮いただき感謝申し上げます、私としても出来るだけデータは正確にしたいと思っておりますので、試みに自作データと変遷履歴情報を突き合わせてみました。案の定ミスや疑問点が続出してきましたが、とりあえず北海道について1922年8月17日まで比較した結果をご紹介します。当方のミスが確認されたものは修正して、エクセルデータも更新してあります。

01北海道
・1902年4月1日。変遷履歴情報にある通り、1902(明35)年に美国郡の5村を合併して美国町(2級)となり、1909(明42年)に美国町(1級)となった(後述)のですが、当方のデータでは1902年に美国村(2級)となり、1909年に美国町(1級)となったと誤っていましたので訂正します。なおこれは、内務省令第7号(明治35年3月13日)で確認しました。

・1903年8月22日。空知郡奈江村から砂川村への改称については、[67672] 88 さんご説明の郡市町村廃置分合一覧表
明治三十六年八月二十二日實施
とあるのを変遷履歴情報で採用していますが、明治35年8月23日道庁告示563号は
石狩國空知郡奈江村ヲ自今砂川村(スナガハ)ト改稱ス
で、実施日の記載がないため当方では告示日を採っています。これについては保留とします。

・1903年12月22日。変遷履歴情報ではこの日に松前支庁と紗那支庁をそれぞれ函館支庁と根室支庁へ編入としていますが、明治36年12月21日 勅令284号(官報掲載は22日)の日付12月21日を当方では採っているところです。これも保留とします。

・1907年4月1日。変遷履歴情報では合併によって誕生した留萌郡留萌村、石狩郡石狩町、浜益郡浜益村、厚田郡厚田村が挙げられているのみですが、明治40年3月12日 内務省告示26号によると、ほかに札幌郡豊平村、石狩郡当別村、亀田郡七飯村、茅部郡森村、山越郡八雲村、古平郡古平町、空知郡砂川村、夕張郡角田村、長沼村、樺戸郡新十津川村、雨竜郡深川村がいずれも2級から1級へと変更になっています。当方の表ではこれに加えて空知郡栗沢村も含めて上記の増減にしておりましたが、栗沢村は明治42年4月1日施行の誤りであることが分かりました(後述)ので、訂正します。

・1909年4月1日。変遷履歴情報では19村(2級)設置と空知郡江部乙村の分立が記されていますが、それに加えて札幌郡江別村、磯谷郡磯谷村、美国郡美国町(前述)、空知郡滝川村、栗沢村(前述)、沼貝村、上川郡鷹栖村、東旭川村、苫前郡羽幌村の1町8村が2級から1級へ変更となっています(明治42年3月17日 内務省告示32号)。

・1910年11月4日。変遷履歴情報で空知郡滝川村から滝川町への町制とされているのは、郡市町村廃置分合表に依るものだと思います。一方、「明治43年11月3日 北海道庁告示784号(道庁公報掲載は9日)」には、
石狩國空知郡瀧川村ヲ瀧川町ト改稱ス
と実施日がありません(道立図書館で確認済)ので、当方のデータでは告示日を採用しています。

・1914年9月6日。変遷履歴情報ではこの日に増毛支庁を留萌支庁に改称したとしていますが、大正3年9月6日 勅令184号(官報掲載は7日)の日付9月6日を当方では採っており、保留します。

・1915年4月1日。変遷履歴情報には24村(2級)設置(+24村)と、新設・編入・分立などで +1町 -1町 +5村 -8村 が記載されていますが、それ以外に虻田郡倶知安村、余市郡大江村、空知郡江部乙村、上川郡士別村、上川郡上名寄村、苫前郡苫前村、網走郡網走町、常呂郡野付牛村、勇払郡厚真村、(浦河郡浦河町、河西郡帯広町…前述のため除外)の1町8村が2級から1級へ変更となっています(大正4年3月17日 内務省告示12号(+1町 -1町 +8村 -8村)。

・1919年4月1日。変遷履歴情報には16村(2級)設置(+16村)と、町制・分立で +1町 +3村 -1村 が記載されていますが、それ以外に亀田郡亀田村、銭亀沢村、戸井村、上磯郡木古内村、瀬棚郡瀬棚村、空知郡歌志内村、空知郡上富良野村、夕張郡由仁村、夕張町、上川郡東川村、當麻村、勇払郡苫小牧町、河西郡芽室村、中川郡川合村、幕別村、厚岸郡浜中村の2町14村が2級から1級へ変更となっています(大正8年3月24日 内務省告示14号)(+2町 -2町 +14村 -14村)。

・1921年4月1日。変遷履歴情報では8村(2級)の分立が示されていますが、それ以外に大正10年3月31日 内務省告示51,52号で札幌郡広島村、忍路郡塩谷村、高島郡高島村、雨竜郡一已村、上川郡永山村、比布村、空知郡富良野町、紋別郡紋別町、河東郡音更村の2町7村が2級から1級へ変更となっています。

・1922年8月17日。変遷履歴情報ではこの日に札幌、函館、室蘭、釧路各支庁を石狩、渡島、胆振、釧路国に改称したとしていますが、大正11年8月16日 勅令380号(官報掲載は17日)
「北海道廳札幌支廳」ヲ「北海道廳石狩支廳」ニ、「北海道廳函館支廳」ヲ「北海道廳渡島支廳」ニ、「北海道廳室蘭支廳」ヲ「北海道廳膽振支廳」ニ、「北海道廳釧路支廳」ヲ「北海道廳釧路國支廳」ニ改ム。本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス」
ですから、8月16日が実施日であると思います。

●訂正するもの
19020401 +6町 +57村
19070401 +2町 -2町 +14村 -18村
19090401 +1町 +27村 -8村
を以下のように訂正します(Excel修正済)。
19020401 +7町 +56村
19070401 +2町 -2町 +13村 -17村
19090401 +1町 -1町 +28村 -8村

●保留とするもの
19030823 +1村 -1村
19031221 -2支 +5郡 -5郡 +1町 -1町 +1村 -1村
19140906 +1支 -1支 +4郡 -4郡 +2町 -2町 +6村 -6村

●変遷履歴情報をご確認願いたいもの
19070401 +2町 -2町 +13村 -17村
19101103 +1町 -1村
19150401 +3町 -3町 +37村 -16村
19190401 +3町 -2町 +33村 -15村
19210401 +2町 -2町 +15村 -7村
19220816 +4支 -4支 +4市 -4市 +21郡 -21郡 +9町 -9町 +50村 -50村

#リンクの記述ミスを訂正しました。内容に変更はありません。
[99177] 2020年 2月 15日(土)22:23:43MI さん
下蒲刈、宇島、多良見、小長井
[99176] ekinenpyou さんから、引き続きご指摘をいただきました。

34広島
19611228 +1村 -1村
19620101 +1町 -1町 -1村

19620101 +1町 -1村?
 これは悩ましい例でした。自治省告示では次の2つに分かれているのですが、
自治省告示 第374号 村の名称変更
 地方自治法第三条第四項の規定により、広島県安芸郡下蒲刈島村を下蒲刈(しもかまがり)村に変更することを許可した旨、広島県知事から報告があつた。
 昭和三十六年十二月二十八日
自治省告示 第375号 村を町とする処分
 地方自治法第八条第三項の規定により、広島県安芸郡下蒲刈村を下蒲刈町とする旨、広島県知事から届出があつた。
 右の処分は、昭和三十七年一月一日からその効力を生ずるものとする。
 昭和三十六年十二月二十八日
前者は「許可した」とあるのみで、施行日の記載がありませんので、これに関しては告示日を採用しているのです。
これに関しては保留とさせてください。

40福岡
19550413 +1市 -1市

19550414?
 ご指摘のとおり、昭和30年4月14日の宇島市名称変更条例は
この条例は,公布の日から施行する。
なのですが、一方では次のようになっているのです。
総理府告示 第1249号 市の名称変更
 地方自治法第三条第四項の規定により、昭和三十年四月十三日から、福岡県宇島市の名称を豊前(ぶぜん)市と変更することを許可した旨、福岡県知事職務代理者から報告があつた。
昭和三十年五月二十一日
 これに関してもひとまず保留としたいと思います。

42長崎
19651113 +1町 -1村

19651123?
 これは私の入力ミスでしたので、データを訂正致します。
自治省告示 第153号
 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第八条第三項の規定により、長崎県西彼杵郡多良見村を多良見町とする旨、長崎県知事から届出があつた。
右の処分は、昭和四十年十一月二十三日からその効力を生ずるものとする。
 昭和四十年十一月二日

19661001 +1町 -1村

19661101?
 有料の官報情報検索サービスを利用しているのですが、告示のテキストが「十月一日」となっていたものでした。あらためて画像データを確認したところ「十一月一日」が正当でした。訂正します。
自治省告示 第138号
 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第八条第三項の規定により、長崎県北高来郡小長井村を小長井町とする旨、長崎県知事から届出があつた。
 右の処分は、昭和四十一年十一月一日からその効力を生ずるものとする。
 昭和四十一年十月一日
[99175] 2020年 2月 15日(土)18:19:16MI さん
鯖江市、近江八幡市
[99174] ekinenpyou さん

 引き続きの確認を有難うございます。
18福井
19930401 +1市 -1市
 これは、鯖江市が「鯖」の漢字表記を改めた(というか統一した)というものでした。
鯖江市公式ホームページの考え方をご覧戴きたいと思いますが、いわゆる「改称」とは意味が異なるものですから一覧表から外すこととします。

25滋賀
20100322 +1市 -1市 -1町

20100321【参考】H22面積調(77コマ)
 仰るとおりで、入力ミスを確認いたしました。
総務省告示第405号 市町の廃置分合
 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第七条第一項の規定により、近江八幡市及び蒲生郡安土町を廃し、その区域をもって近江八幡市を設置する旨、滋賀県知事から届出があったので、同条第七項の規定に基づき、告示する。
 右の処分は、平成二十二年三月二十一日からその効力を生ずるものとする。
平成21年7月31日

 上記について、一覧表を修正して Dropbox に置きましたのでご確認ください。
[99172] 2020年 2月 14日(金)19:23:07MI さん
Re: 全国および各都道府県の市町村数推移一覧表
お待たせいたしました。[99166] ekinenpyou さんからご指摘のあった、市制町村制施行直前の廃置分合を正しく記載し直した上で、市町村数推移一覧表を作成しました。ちなみに[76874] むっくん さん御作成のデータも参考にさせていただいたのですが、近代デジタルライブラリのリンクが効かなくなっております。url を一部修正すればデジタルコレクションで見られるのですが…。
 さらに、[99159] オーナー グリグリ さんからご要望のあった都道府県別の表も作成しました。すべてを連結して一つのエクセルファイルにしてあります。
・全国の市町村数推移一覧表(ctv_total.xlsx)
・各都道府県の市町村数推移一覧表(ctv_total_pref.xlsx)
 例えば郡の統廃合や改称があったような場合は、所属する町村も一旦消滅し、同名(サフィックスで区別しています)で再成立したようにデータを作成しているため、増減欄でプラスとマイナスが同数あって不思議に見えるかもしれません。
 お気づきの点やご質問があればどうぞお願いします。
[99168] 2020年 2月 13日(木)07:51:10MI さん
データの修正を行います
[99166] ekinenpyou さん
18890301(+31町 +305村)・18890331(+1市 +40町 +335村)の2点を18890401へ移しそれ以前を削除して、
20161010(-1町 +1市)・20181001(-1町 +1市 -1郡)の2点を末尾に加えれば
 早速のご指摘有難うございます。仰るとおり市制・町村制施行日について誤り(静岡県・茨城県)を確認いたしました。併せてエクセルファイルを作成する時点で末尾の2行が行方不明になっていたようです。大変失礼いたしました。
 まずは元のデータベースの修正に取り掛かりました。[99157] MIの「全国の市町村数推移一覧表」は一旦保留とさせていただきます。また[99162] MI「各都道府県の市町村数推移一覧表」を作成するスクリプトは完成しましたので、上記修正が済み次第あらためてご覧いただくとといたしますので、少々お時間をいただきたく存じます。
[99162] 2020年 2月 12日(水)06:56:18MI さん
全国および各都道府県の市町村数推移一覧表
[99159] オーナー グリグリ さん
当サイトで利用したい
とのお申し出、喜んでお受け致します。データ加工の件も了解しました。

過去に遡って「町村制施行以来の全国市町村数の経年データを求める」となると、意外にてこずります。
これまでの状況は [99155] hmt さんの仰るとおりだと思います。
公開されているのはすべて特定の日付のものであり、しかも当然考えられるミスについて確かめようもなかったと思うのです。私がこのデータベースを作成しようと思った理由の一つが、任意の日付での市町村数を知りたいと思ったことでした。もちろん私のデータにもミスは含まれているでしょうが、いつの時点でも全市町村名のリストを出すことができます。現時点での市町村数は確認していますから、大きな間違いはないと自負しているところです。

都道府県別の集計データ
も現在用意しているところです。年季の入った awk script を駆使して鋭意作成中ですので、しばらくお待ちいただければ幸いです。
[99157] 2020年 2月 11日(火)08:19:56MI さん
全国の市町村数推移一覧表
[99155] hmt さん

 標題のデータを自作しています。以前(8年も前ですが) [80286] MI でご紹介した「市町村変遷データベース」では、過去も含めた全市町村の成立日・消滅日データや、さらにすべての廃置分合日ごとに市町村数の増加・減少を集計した推移一覧表も自動的に作成するようにしてあります。
 当初は『市町村名変遷辞典』などを参考にしていましたが、現在では各県公報や官報など極力一次史料にあたり正確なデータの蒐集に努めています。
 市制・町村制以前はカウントしておりませんので、例えば北海道は1900(明治33)年7月1日(一級町村)、1902(明治35)年4月1日(二級町村)、沖縄県は1908(明治41)年4月1日以降ということで、[99156] ekinenpyou さんご紹介のものとはかなりずれがあるようです。なお、現在の村数が6つ多いのは北方領土の分です。
 なにせ2300行を超えるものですから、エクセルファイルにしました。ダウンロードもできると思います。
[99093] 2020年 1月 19日(日)21:22:23MI さん
Re:久栄村
[98932] N さん
[98938] オーナー グリグリ さん

 この話題に気づかずにおりまして、遅くなりましたが、
久栄村のケースはやはり入っていませんね。
ということもありコメント致しますが、久栄村の存在は全く存じませんでした。
 ただ、昭和26年5月21日の総理府告示165号では
地方自治法第七條第一項の規定により、昭和二十六年四月一日から、香川県綾歌郡栗熊村及び富熊村を廃し、その区域をもつて久万玉村を置く旨、香川県知事から届出があつた。
 昭和二十六年五月二十一日
    内閣総理大臣 吉田  茂
となっているだけなのです。
 久栄村に気づいていれば、以前香川県立図書館で県報を閲覧した際に確認していたのですがねえ。
[99080] 2020年 1月 16日(木)19:32:20【1】MI さん
Re: 鷹栖村・東鷹栖村
[99080] オーナー グリグリ さん
鷹栖村が一旦東鷹栖村に改称したという根拠となる資料が見つかりません。
 変遷情報はおそらくこの史料に依るのではないかと思います。
大正14年『国勢調査報告』第1巻の市町村の廃置分合境界変更及名称変更(大8.1.1~大14.10.1)
この北海道の部に次のように記載されています。
大正十三年六月四日上川支庁鷹栖村ヲ東鷹栖村ト改称
上川支庁東鷹栖村ヨリ鷹栖村及ビ江丹別村ヲ分離新設ス
 しかし、更にその典拠を知るためには北海道庁公報に当たる必要があります。数年前に道立図書館で調査の結果、大正13年6月11日発行の号に掲載されておりました。
●北海道庁告示第三百九十七号
上川郡「鷹栖村」ヲ「東鷹栖村」ト改称シ大正十三年六月四日ヨリ之ヲ施行ス
 大正十三年六月一日 北海道庁長官 土岐嘉平
●北海道庁告示第三百九十八号
上川郡東鷹栖村ヲ分割シ一級村トシテ鷹栖村ヲ二級村トシテ江丹別村ヲ置キ大正十三年六月四日ヨリ施行ス其ノ境界左ノ如シ但シ区域図ハ関係村役場ニ備置ク
 大正十三年六月一日 北海道庁長官 土岐嘉平
一、東鷹栖村ト鷹栖村トノ境界
石狩川(右岸)六号道路ヲ起点トシ同道路ニ沿ヒ陸軍省用地山麓境界ニ至リ更ニ同用地境界線ヲ西方ニ辿リ石狩川ト「オサラツペ」川トノ合流点ニ至リ同所ヨリ右折シテ同用地ト民有地トノ境界ヲ辿リテ十二号六線道路ニ至リ同道路ニ沿ヒ十三号道路ニ至リ更ニ十三號道路ニ沿ヒテ「ヨンカスペ」川ニ至リ同川ヲ遡リ同川支流ノ「ハイシユウエンベツ」川ニ入リ同川ヲ遡リ十五線二十二號ニ至リ同所ヨリ北方直線ニ「キトウシ」山脈ノ和寒村界ニ至ル
一、鷹栖村ト江丹別村トノ境界
字下江丹別嵐山分水嶺ヲ起点トシ同水嶺ヲ北方ニ辿リ上川郡和寒村トノ境界ニ至ル
#正字体は現行の字体に改め、アイヌ由来の地名については傍線で示されていたものを鉤括弧で表しました。
#「道町」を「道庁」に訂正しました。
[99049] 2020年 1月 12日(日)18:34:53MI さん
Re: 変遷情報の修正
[99047] オーナー グリグリ さん
島塚村が正しく鳥塚村は誤記
で間違いないと思います。新潟県立文書館で複写した明治22年3月県令第二十二号別冊『市町村区域及改称市町村名』が手許にあります。それによると同年4月1日に、北蒲原郡東塚目村、西塚目村、板敷村、島潟村、西名柄村を合併して島塚村(シマヅカ)に改称しています。島潟(シマガタ)と塚目(ツカノメ)からの合成地名と思われます。
 なお、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」のサンプル画像ではありますが、明治23年測量・同24年製版の二万分一迅速図「新発田町」の中央右端に「島塚村(Mu. Shima-tsuka)」を読み取ることができます(町を Ma.、村を Mu. と記載しています)。
[98580] 2019年 11月 21日(木)18:34:58MI さん
Re: 内務省資料タイトルとして
[98578] みうら さん
[98579] むっくん さん

 国立公文書館のデジタルアーカイブに、昭和14年の内務省文書『郡ノ境界変更ニ関スル資料』が公開されています。PDF267コマで、ダウンロードも出来ます。
 「郡ノ境界變更ヲ適當トスル町村調」などもあって興味深いものです。
[96973] 2018年 11月 3日(土)16:52:27MI さん
人口集中地区の変遷
[96968] 白桃 さん
このデータを保存している方がいらっしゃいましたら、是非ご一報をお願いいたします。
 [271]sato さんのデータについて、おっしゃる通り現在では見ることが出来ません。
しかし、url が分かっていましたのでウェブ魚拓で検索したところ、
「こちら」で保存されていることが分かりました。
 各地区のエクセルファイルもそこからダウンロード出来るようです。
更新履歴によると、平成20年11月1日改訂のデータですが、これでお役に立てるでしょうか。
[96942] 2018年 10月 21日(日)12:55:00MI さん
[96939] オーナー グリグリ さん
植栽文字コレクションについて、長らく保留していた皆さんからいただいていた情報について、コレクションに反映させました。
 コレクションを拝見しながら、近くにはどんなのがあるのかと思いましたら、隣町の
122 IC 聖籠新発田IC 新潟県聖籠町
が目に止まりました。ストリートビューでもたしかに「せ」なのですが、「せ」ってなんだろうと思いました。
もしやと思って聖籠町のHPを見たところ、町章が「せ」の字を形どっており、漢字「世」も表しているのですね。
 平仮名の「せ」と見れば植栽文字ですが、町章と見ればコレクションに該当するのでしょうか。
ちょっと微妙だなということでご報告させていただきます。
[96936] 2018年 10月 17日(水)22:07:52MI さん
Re: 五千分一東京図測量原図
[96934] hmt さん
しかし、多くの読者に伝えるには、作業結果を地図で示したい。そのように思いました。
 農研機構が公開している地図の場合は「共有」ボタンからマップへのリンクが取得できるようです。
短縮リンクで地図が表示されると思います。実際のリンクは経度と緯度で定義されていることが分かります。

 さて、hmt さんの[96934]を拝見し、この測量原図を用いてこんな事もできることをご紹介しようと思います。
それはこの地図を Google Earth Pro にオーバーレイさせるということです。私は日本地図センターから昭和59年に
発行された複製36葉を所持しておりますので、これをスキャンして画像化(jpg)してあります。
それをグーグルアース上で衛星写真にぴったり一致するように貼り付けます。
一方でグーグルアースのオプション>3Dビューで地形の欄にある「起伏の強調度」を大きめの値(最大3)にします。
この状態で視点を傾斜し、垂直に眺めるのでなく俯瞰するようにすると、地図上で土地の起伏が表されるのです。
文章だけでは分かりくいでしょうから、溜池方向上空から富士見坂を見下ろした画像を御覧ください。
起伏の激しいところでは等高線も歪んで表示されていることがお分かりいただけるでしょうか。
ただ、一つの画像だけではお伝えできない部分が大きいのです。実際に傾斜を変えながら動かしてご覧になっていただきたいと思います。

 今や新旧の地形図でダウンロードできるものは内外問わず各種ありますから、上記の手順を踏めば「自作の立体地図」で楽しむことができることをご紹介いたしました。
[96933] 2018年 10月 14日(日)11:11:31MI さん
Re: 永田町の富士見坂
[96931] hmt さん
また、この説明文には千代田区ウェブサイトからの引用文がありましたが、現在はリンクが切れています。
 これについては url が変わっており、千代田区内の坂の14.に説明があります。つまり、
過去の景観に由来する「富士見坂」の地名を放棄したい
わけではないと思います。
 1884(明治17)年に作成された「五千分一東京図測量原図」は復刻版もありますが、農研機構の所蔵するものが公開されており、閲覧することが出来ます(こちら)。「マップビューアーで開く」をクリックすると地図が開きますので、ホイールでズームして下さい。赤坂区役所から赤坂門にかけて登っていく坂道が描かれていますが、残念なことに坂名は記されていません。
 坂上から三宅坂までの道路はまだつながっていませんが、おそらく1904(明治37)年に東京市街鉄道が開業した際に出来たのでしょう。この赤坂門(赤坂見附)は現在のストリートビューでこんな感じです。溜池がほんとうに「溜池」のように描かれています。
[96362] 2018年 8月 6日(月)10:16:06MI さん
越前下関
[96354] ekinenpyou さん

 これ、最後の一つはとんでもない難問ですね。google検索してもヒットせず、僅かに Wikipedia「三国線」の脚注に
思い出アルバムガソリン列車専用駅「北陸本線 越前下関」2004年6月20日福井新聞。みくに龍翔館 坂井の鉄道博覧展目録。
とあるのを見つけました。
 自作のデータベースによると開設は1938(昭和13)0601です。福井~金津~三国港にガソリン動車の運行を開始したのは1934(昭和09)0201でしたが、その4年後に丸岡と金津の間に設置されました。読み方は「しものせき」でも「しもせき」でもなく、「しもぜき」でした。しかし営業は僅か2年5ヶ月だけで、1940(昭和15)1101ガソリン動車とともに廃止されてしまった短命の駅だったのです。
鉄道省告示では昭130523省099
昭和十三年六月一日ヨリ北陸本線丸岡金津間ニ左ノ停車場ヲ設置シ北陸本線小松、金澤、武生大聖寺間及三國線各停車場ニ發著スル旅客ニ限リ取扱ヲ爲ス」「越前下關(えちぜんしもぜき)」
昭151025省223
「左ノ停車場ニ於テハ昭和十五年十月三十一日限リ運輸營業ヲ停止ス」「越前下關」
 昭和8年要部修正五万分一地形図「三國」にはもちろん記載されていませんが、大關村に「下關」の表記が見られます。安光の踏切辺りにでも設置されたのでしょうか。ストリートビューではこんな感じです。
[95707] 2018年 4月 22日(日)10:55:35【1】MI さん
読み仮名を変えた市町村
[95705] ekinenpyou さん
例えば読み仮名を変えただけのものなどは官報に掲載されていないものも多いと思うので
未知の事実がまだ隠されていそうですね。

 手元の資料で判明しているものを拾い出してみました。典拠も分かる限り示すと次のようになります。
大長村はいったん変更した後にまた戻されているのですね。

1902(明治35).10.10秋田県 山本郡 森岳村1森岳村2もりたけ_むら明351010県告示395管下山本郡森岳村(モリヲカ)ヲ森岳村(モリタケ)ト改稱ス
1934(昭和09).09.01三重県 北牟婁郡 相賀町1相賀町2あいが_まち昭090829県告示0943相賀町(アフカ)ヲ相賀(アイガ)町ト爲ス
1937(昭和12).07.08静岡県 引佐郡2 気賀町2気賀町3きが_ちょう昭120712官報広告p309引佐郡氣賀町「ケガ」ヲ氣賀町「キガ」ト改稱シ本月八日ヨリ施行セリ
1939(昭和14) .04.11兵庫県 赤穂郡 相生町1相生町2あいおい_ちょう昭140419官報広告p798赤穂郡相生町(アフチヤウ)ノ町名ヲ相生町(アイオイチヤウ)ニ本月十一日ヨリ改稱セリ
1941(昭和16).02.20広島県 豊田郡 大長村1大長村2だいちょう_そん昭160222官報広告p873豐田郡大長村ヲ大長村(ダイチヤウ)ト變更シ本月二十日ヨリ施行ノ件許可セリ
1947(昭和22).08.08告示広島県 豊田郡 大長村2大長村3おうちょう_そん昭220808県告示253豊田郡大長村(だいちやう)を大長村(おうちやう)に村名を變更する條例の制定を許可した
1958(昭和33).10.01長崎県 北松浦郡 鹿町町1鹿町町2しかまち_ちょう昭331010総理府344地方自治法第三条第四項の規定により、昭和三十三年十月一日から、長崎県北松浦郡鹿町町(ししまち)の名称を鹿町町(しかまち)に変更することを許可した旨、長崎県知事から報告があつた
1960(昭和35).03.01愛媛県 越智郡2 波方村2波方村3なみかた_むら?昭350120総理府018地方自治法第三条第四項の規定により、昭和三十五年三月一日から、愛媛県越智郡 波方村(はがた)の名称を波方村(なみかた)に変更することを許可した旨、愛媛県知事から報告があつた
1968(昭和43).04.01北海道 空知郡A1 南幌町1南幌町2なんぽろ_ちょう昭430325自治省035;0329官報正誤p32地方自治法第三条第四項の規定により、昭和四十三年四月一日から、北海道空知郡 南幌町(みなみほろちょう)の名称を南幌町(なんぽろちょう)に変更することを許可した旨、北海道知事から報告があつた。(当初「なんぼろちょう」と告示されたが正誤で訂正)
1969(昭和44).01.01茨城県 猿島郡2 三和町1三和町2さんわ_まち昭431217自治省232地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第三条第三項の規定により、昭和四十四年一月一日から#城県猿島郡三和町(みわ)の名称を三和町(さんわ)に変更することを許可した旨、同法同条第四項の規定に基づき、茨城県知事から届出があつた
1982(昭和57).04.01広島県 佐伯郡 佐伯町A1佐伯町A2さいき_ちょう昭570325自治省068地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第三条第三項の規定により、昭和五十七年四月一日から広島県佐伯郡佐伯町(さえきちょう)の名称を佐伯町(さいきちょう)に変更することを許可した旨、同条第四項の規定に基づき、広島県知事から報告があつた
1984(昭和59).05.01鳥取県 日野郡2 溝口町2溝口町3みぞくち_ちょう昭590424自治省060地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第三条第三項の規定により、昭和五十九年五月一日から鳥取県日野郡溝口町(みぞぐちちよう)の名称を溝口町(みぞくちちよう)に変更することを許可した旨、同条第四項の規定に基づき、鳥取県知事から報告があつた
1990(平成02).10.05山梨県 北巨摩郡 須玉町1須玉町2すたま_ちょう平020823自治省135地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第三条第三項の規定により、平成二年十月五日から山梨県北巨摩郡須玉町(すだま)の名称を須玉町(すたまちょう)に変更することを許可した旨、同条第四項の規定に基づき、山梨県知事から報告があった
1994(平成06).01.01沖縄県 中頭郡3 与那城村3与那城村4よなしろ_そん平051122自治省134地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第三条第三項の規定により、平成六年一月一日から沖縄県中頭郡 与那城村(よなぐすくそん)の名称を与那城村(よなしろそん)に変更することを許可した旨、同条第四項の規定に基づき、沖縄県知事から報告があった
1996(平成08).04.01和歌山県 有田郡 広川町1広川町2ひろがわ_ちょう平080322自治省079地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第三条第三項の規定により、平成八年四月一日から和歌山県有田郡広川町(ひろかわちよう)の名称を広川町(ひろがわちよう)に変更することを許可した旨、同条第四項の規定に基づき、和歌山県知事から報告があった

※相生町が欠落しており、追加しました。
[95692] 2018年 4月 16日(月)22:23:56MI さん
高江村から新冠村への改称
[95691] ekinenpyou さん
例えば1923(T12).4.1新設の新冠郡 新冠村も告示(左下)は二級町村制施行地指定を
周知するための単なる事実告知で、法的根拠として村名改称などの道告示が存在していたのでしょう。

 その通りです。1923(大正12)年4月11日付北海道聽公報には以下の記載があります。
北海道聽告示第二百六號
中川郡美深村ヲ美深町ト網走郡美幌村ヲ美幌町ト河西郡屈足村ヲ新得村ト新冠郡高江村ヲ新冠村ト改稱シ發布ノ日ヨリ施行ス
 大正十二年四月一日 北海道聽長官 宮尾舜治

 これを根拠として、[95663]に高江村の記述を致しております。
[95673] 2018年 4月 10日(火)05:45:16MI さん
鹿児島県 肝属郡2 姶良村2 → 吾平村 → 吾平町
[95669] ekinenpyou さん

1.1947(S22).10.15 町制/改称 肝属郡 吾平町 肝属郡 姶良村
官報告示・掲載なし?国勢調査報告は姶良村→吾平町、(吾平村)についての明記典拠を示す必要あり?

 おっしゃる通り官報告示に掲載されなかったものですが、鹿児島県立図書館で確認しました。
昭221010県告示333 「昭和二十二年十月十五日から肝属郡姶良村を吾平村となすことを許可した」
昭221010県告示334 「昭和二十二年十月十五日から肝属郡吾平村を吾平町となすことを許可した」

 これより[95663]の中に盛り込んであります。
[95663] 2018年 4月 8日(日)22:13:02【1】MI さん
Re:変更自治体名欄への経過名追記について
[95649] オーナー グリグリ さん
呉市のようなケースは洗い出しが必要です。複数変遷種別で対象となりそうなのが、改称を含む変遷、新設/町制、新設/村制、などでしょうか。

 当方のデータベースでは、年表形式のものからすべての市町村ごとに成立日と消滅日を拾い出しています。そこから両者が一致するものを抜き出したところ217件ありました。この中には、1897(明治30)0401に岐阜県全域で行われたような町村合併と郡の統合にかかわるものや、1923(大正12)0401に北海道であった2級村から1級村になると同時に町制施行や改称したものなどが含まれていましたので、それらを除外したところ116件のデータになりました。
 これらについて、直前、当日、直後の市町村名変遷とその種別をまとめたものが以下のリストです。同名で新設されたものを区別するために市町村名の末尾に数字が付加されているものが多数あります。分量が多くなってしまい申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。

年月日直前の市町村変遷種別当日の市町村変遷種別直後の市町村
1923(大正12)0401北海道 新冠郡1 高江村0,大狩部村0,葉朽村0,受乞村0,元神部村0,比宇村0,泊津村0,去童村0,姉去村0,万揃村0,滑若村0村制高江2村改称新冠2村1
1953(昭和28)1001北海道 紋別郡1 下湧別村改称湧別村B町制湧別町B1
1954(昭和29)1201北海道 磯谷郡2 南尻別村改称蘭越村町制蘭越町1
1955(昭和30)0801北海道 斜里郡1 上斜里村改称清里村町制清里町1
1958(昭和33)0401北海道 上川郡A1 當麻村1改称当麻村町制当麻町1
1962(昭和37)0501北海道 空知郡A1 幌向村1改称南幌村町制南幌町1
1964(昭和39)1101北海道 余市郡2 大江村1町制大江町改称仁木町1
1996(平成08)0901北海道 広島町市制広島市改称北広島市1
1929(昭和04)0701青森県 南津軽郡 柏木町村1改称柏木村町制柏木町
1958(昭和33)0901青森県 上北郡 大三沢町改称三沢町B市制三沢市B
1958(昭和33)0901青森県 上北郡 浦野館村改称上北村町制上北町
1963(昭和38)1101青森県 上北郡 甲地村1改称東北村町制東北町1
1928(昭和03)1001岩手県 稗貫郡 好地村1改称石鳥谷村町制石鳥谷町1
1970(昭和45)1101秋田県 南秋田郡 琴浜村町制琴浜町改称若美町
1954(昭和29)0331福島県 石城郡 湯本町,磐崎村2(湯本町に編入)改称常磐町市制常磐市
1957(昭和32)0101福島県 伊達郡 伏黒村1町制伏黒町改称伊達町B
1954(昭和29)0101茨城県 真壁郡 大村改称大村村町制大村町
1954(昭和29)0715茨城県 久慈郡 太田町1,機初村;西小沢村;幸久村;佐竹村;誉田村;佐都村(機初村以下は太田町1に編入)改称常陸太田町市制常陸太田市
1954(昭和29)0801茨城県 西茨城郡 西山内村町制西山内町改称稲田町
1955(昭和30)0211茨城県 東茨城郡 長岡村1町制長岡町新設茨城町川根村,上野合村,鹿島郡 沼前村と合併
1955(昭和30)0401茨城県 稲敷郡 安中村2,木原村2,舟島村2(一部)新設霞村改称美浦村
1955(昭和30)0401茨城県 筑波郡 旭村(一部),上郷町1新設上郷町2改称豊里町
1956(昭和31)0331茨城県 多賀郡 南中郷村,磯原町2,関南村,大津町,平潟町,関本村市制茨城市改称北茨城市
1956(昭和31)0401茨城県 猿島郡2 富里村,沓掛町新設富里町改称猿島町B
1956(昭和31)0801茨城県 東茨城郡 竹原村,堅倉村1改称竹原堅倉村町制美野里村
1969(昭和44)0101茨城県 猿島郡2 三和村町制三和町1 (みわ)改称三和町2(さんわ)
1995(平成07)0901茨城県 鹿島郡 鹿島町2,大野村(鹿島町2に編入)改称鹿嶋町市制鹿嶋市
1997(平成09)0401茨城県 新治郡 出島村改称霞ケ浦村町制霞ケ浦町
2004(平成16)1016茨城県 那珂郡 大宮町2改称常陸大宮町市制常陸大宮市
1954(昭和29)0401栃木県 下都賀郡 国分寺村A町制国分寺町A改称国分寺小金井町
1949(昭和24)0503埼玉県 北埼玉郡 忍町市制忍市改称行田市
1954(昭和29)0401埼玉県 入間郡2 東金子村2,飯能市(一部を東金子村2に編入)町制東金子町改称西武町
1959(昭和34)1103埼玉県 北足立郡2 北本宿村1町制北本宿町改称北本町
1966(昭和41)1101埼玉県 入間郡2 武蔵町改称入間町B市制入間市B
1967(昭和42)0415埼玉県 比企郡2 菅谷村3改称嵐山村町制嵐山町
1970(昭和45)1026埼玉県 北足立郡2 足立町改称志木町C市制志木市
1970(昭和45)1031埼玉県 北足立郡2 大和町改称和光町市制和光市
1972(昭和47)0410埼玉県 入間郡2 福岡町改称上福岡町市制上福岡市
1954(昭和29)0801千葉県 千葉郡 津田沼町,千葉市1(一部を津田沼町に編入)改称習志野町市制習志野市
1955(昭和30)0211千葉県 香取郡 滑河町1,小御門村,高岡村1新設滑河町2改称下総町
1955(昭和30)0419千葉県 香取郡 神崎町A,米沢村町制神崎米沢町改称神崎町B
1951(昭和26)0401東京都 北多摩郡3 谷保村3町制谷保町改称国立町
1956(昭和31)1001東京都 西多摩郡3 西多摩村3町制西多摩町改称羽村町
1970(昭和45)1001東京都 北多摩郡3 久留米町市制久留米市改称東久留米市
1970(昭和45)1001東京都 北多摩郡3 大和町市制大和市改称東大和市
1970(昭和45)1103東京都 北多摩郡3 村山町市制村山市改称武蔵村山市
1972(昭和47)0505東京都 西多摩郡3 秋多町市制秋多市改称秋川市
1957(昭和32)0620新潟県 三島郡 出雲崎町A2,西越村2新設出雲町改称出雲崎町B
1957(昭和32)0801新潟県 中頸城郡 潟町村2町制潟町町改称大潟町
1948(昭和23)0501石川県 珠洲郡 木郎村2町制木郎町改称松波町B
1962(昭和37)0901福井県 吉田郡2 志比村1改称永平寺村町制永平寺町1
1954(昭和29)0401山梨県 西八代郡 富里村1改称下部村町制下部町1
1953(昭和28)1001長野県 小県郡 県村1町制県町改称田中町
1954(昭和29)1001長野県 上水内郡 久米路村町制久米路町改称新町
1953(昭和28)0401岐阜県 加茂郡 西白川村新設西白川町改称白川町1
1954(昭和29)0501岐阜県 揖斐郡 温知村改称池田村B町制池田町B1
1965(昭和40)0401岐阜県 武儀郡 武芸村改称武芸川村町制武芸川町
1951(昭和26)1103静岡県 浜名郡2 小野口村町制小野口町改称浜名町
1953(昭和28)0401静岡県 引佐郡2 井伊谷村2,金指町2(井伊谷村2に編入)改称引佐村町制引佐町1
1955(昭和30)0401静岡県 榛原郡 下川根村町制下川根町改称川根町一部は島田市1に編入
1958(昭和33)1103静岡県 磐田郡2 二俣町3改称天竜町B市制天竜市B
1970(昭和45)1201愛知県 東春日井郡 旭町改称尾張旭町市制尾張旭市
2010(平成22)0104愛知県 西加茂郡 三好町改称みよし町市制みよし市
1958(昭和33)0903三重県 多気郡 三和町,斎明村町制神郷町改称明和町
1972(昭和47)1001京都府 乙訓郡 長岡町市制長岡市改称長岡京市
1997(平成09)0401京都府 綴喜郡 田辺町市制田辺市改称京田辺市
1948(昭和23)0401大阪府 泉南郡 佐野町2市制佐野市改称泉佐野市
1950(昭和25)0401大阪府 中河内郡 大戸村2町制大戸町改称石切町
1959(昭和34)0115大阪府 南河内郡 南大阪町市制南大阪市改称羽曳野市
1966(昭和41)1101大阪府 三島郡 三島町B市制三島市改称摂津市
1966(昭和41)1101大阪府 南河内郡 美陵町市制美陵市改称藤井寺市B
1977(昭和52)0401大阪府 豊能郡 東能勢村3改称豊能村町制豊能町
1987(昭和62)1001大阪府 南河内郡 狭山町市制狭山市改称大阪狭山市
1951(昭和26)0315兵庫県 川辺郡 小浜村1町制小浜町改称宝塚町
1955(昭和30)0101兵庫県 多紀郡 南河内村,北河内村,草山村新設西北村改称西紀村
1962(昭和37)0401兵庫県 加古郡 阿閇村改称播磨村町制播磨町
1921(大正10)0211奈良県 生駒郡 北生駒村2改称生駒村町制生駒町
1928(昭和03)0211奈良県 高市郡3 白橿村改称畝傍村1町制畝傍町
1954(昭和29)0101奈良県 生駒郡 郡山町2改称大和郡山町市制大和郡山市
1953(昭和28)0101和歌山県 海草郡 椒村2町制椒町改称初島町
1954(昭和29)0101和歌山県 海草郡 西脇野村2改称西脇村町制西脇町
1951(昭和26)0401鳥取県 八頭郡 賀茂村2町制賀茂町改称郡家町1
1957(昭和32)0801島根県 邑智郡 出羽村2町制出羽町改称瑞穂町
1928(昭和03)1101岡山県 児島郡 小田村町制小田町改称児島町
1902(明治35)1001広島県 安芸郡 和庄町,荘山田村,宮原村1,二川町新設呉町市制呉市
1950(昭和25)1001広島県 御調郡 向島西村1町制向島西町改称向島町
1951(昭和26)1103広島県 安芸郡 大屋村1町制大屋町改称天応町
1952(昭和27)0601広島県 安芸郡 奥海田村1町制奥海田町改称東海田町
1954(昭和29)0401広島県 御調郡 向島東村1町制向島東町改称向東町
1955(昭和30)0331広島県 芦品郡 阿字村2,大正村新設共和村改称協和村
1970(昭和45)1101山口県 都濃郡 南陽町改称新南陽町市制新南陽市
1956(昭和31)0930徳島県 海部郡2 赤河内村町制赤河内町,日和佐町A(赤河内町に編入)改称日和佐町B
1956(昭和31)0930徳島県 三好郡2 山城谷村1改称山城村,三名村(山城村に編入)町制山城町
1952(昭和27)0801愛媛県 温泉郡2 東中島村2町制東中島町改称中島町1
1952(昭和27)1001愛媛県 南宇和郡 西外海村町制西外海町改称西海町
1959(昭和34)0401愛媛県 東宇和郡 黒瀬川村改称城川村町制城川町
1960(昭和35)0301愛媛県 越智郡2 波方村2(はがた)改称波方村3(なみかた)町制波方町
1950(昭和25)1103高知県 幡多郡 伊豆田村1町制伊豆田町改称下ノ加江町
1951(昭和26)1103高知県 幡多郡 奥内村1町制奥内町改称大内町
1953(昭和28)0705福岡県 糟屋郡 志賀島村1町制志賀島町改称志賀町
1954(昭和29)0401福岡県 八女郡 福島町A3,川崎村2;忠見村2,岡山村2(一部)(川崎村以下は福島町A3に編入)市制福島市A改称八女市
1972(昭和47)0401福岡県 筑紫郡 大野町市制大野市改称大野城市
1958(昭和33)0101佐賀県 東松浦郡2 入野村1,切木村1(一部を入野村1に編入)改称肥前村町制肥前町
1957(昭和32)1103長崎県 南松浦郡 奈留島村1改称奈留村町制奈留町
1971(昭和46)0401熊本県 飽託郡 河内芳野村改称河内村B町制河内町B
1954(昭和29)0331大分県 下毛郡 深秣村,山口村,真坂村新設三和村改称三光村
1966(昭和41)0401大分県 日田郡 栄村改称天瀬村町制天瀬町
1947(昭和22)1015鹿児島県 肝属郡2 姶良村2改称吾平村町制吾平町
1952(昭和27)1201鹿児島県 薩摩郡2 上東郷村2改称東郷村町制東郷町
1956(昭和31)0710鹿児島県 出水郡 東長島村改称東村町制東町
1958(昭和33)0401鹿児島県 囎唹郡B 西志布志村2改称有明村町制有明町1
1959(昭和34)0401鹿児島県 熊毛郡2 下屋久村2改称屋久村町制屋久町
1960(昭和35)0101鹿児島県 出水郡 西長島村改称長島村町制長島町1
1960(昭和35)0401鹿児島県 日置郡2 上伊集院村2改称松元村町制松元町
1973(昭和48)0501鹿児島県 鹿児島郡2 西桜島村2改称桜島村町制桜島町
1994(平成06)0101沖縄県 中頭郡3 与那城村3 (よなぐすく)改称与那城村4(よなしろ)町制与那城町

※茨城県 鹿島郡 鹿島町2 に関して誤変換を修正しました。
[95650] 2018年 4月 4日(水)19:22:45MI さん
広島県の変遷情報
[95648] オーナー グリグリ さん

 早速の更新ありがとうございました。確認しましたところ、
1897(M30).5.3 町制 賀茂郡 阿賀町 賀茂郡 阿賀村
は広島県告示甲100号(M31.5.3)に拠りますので、以下のように訂正をお願いします。
1898(M31).5.3 町制 賀茂郡 阿賀町 賀茂郡 阿賀村

 詳細情報のところも
1897年5月3日 広島県告示甲100号(M31.5.3)
は「1898年」に訂正が必要ですが、これは上記のデータと連動しているのでしょうか?
[95641] 2018年 4月 2日(月)22:36:32MI さん
Re:Re:大阪市の区設置の表記
[95640] オーナー グリグリ さん
(2) 確認
1925.04.01 区設置  北区,西区から此花区が分区
これは、
1925.04.01 区設置  北区から此花区が分区
の間違いではないでしょうか。直前の境界変更で西区部分は北区に変更されています。

 これはその通りだと思います。大阪府告示第111号(T14.3.31)で北区と西区のそれぞれ一部をもって4月1日に此花区を設置するとされたのですが、そのうちの西区の部分は同日の告示第110号で3月31日に北区に編入されてしまうのです。
 同様のものも一括した訂正が翌日の大阪府公報3月31日号外24ページに出ています。
○正誤 大正十四年三月三十日大阪府告示第百十一號中此花區ノ内「西區」ハ「北區」港區ノ内「北區」ハ「西區」天王寺區ノ内「東區」ハ「南區」ノ誤
 結果として、北区の一部だけで此花区を構成したことになったのです。

以上、取り急ぎ報告致しました。
[95635] 2018年 4月 1日(日)21:02:31MI さん
広島県報では
[95633] hmt さん
広島県報となると、アクセスはぐっと困難です。
 ここ数年、暇を見つけては全国の図書館・文書館巡りをしており、広島県立図書館で県報を閲覧済です。呉町の新設に関わるものも原文で確認してありますのでご紹介しようと思いますが、併せて「変遷情報」の訂正が必要と思われるものが幾つかありますので、併せて列挙いたします。

1891(M24). 6.10 境界変更 三谿郡 田幸村 三谿郡 田幸村, 川西村の一部
 明24.06.08県告示甲045「備後國三谿郡川西村大字糸井ヲ分割シ同郡田幸村ニ合併ス」より同年6.8 正当

1891(M24). 7.27 分割 安芸郡 下蒲刈島村 安芸郡 蒲刈島村の一部
          分割 安芸郡 上蒲刈島村 安芸郡 蒲刈島村の一部
 明24.07.24県告示甲54「安藝國安藝郡蒲刈島村ヲ分裂シ向浦以西ヲ下蒲刈島村田戸以東ヲ上蒲刈島村ト公稱ス」より同年7.24 正当

1892(M25). 9. 1 町制 安芸郡 和庄町 安芸郡 和庄村
 明25.08.02県告示甲046「安藝國安藝郡和庄村ヲ改メ自今和庄町ト公稱ス」より同年8.2 正当

1895(M28). 9. 1 分立 高宮郡 落合村 高宮郡 深川村の一部
 明28.09.21県告示甲077「高宮郡深川村大字中深川下深川ヲ分割シ深川村ヲ置キ大字諸木末光岩上玖ヲ分割シ落合村ヲ置ク」より、同年9.21 に深川村1を深川村2と落合村に分割が正当

1897(M30). 5. 1 町制 賀茂郡 阿賀町 賀茂郡 阿賀村
 明31.05.03県告示甲100「安藝國賀茂郡阿賀村ヲ阿賀町ト改稱ス」より、1898(M31).5.3 正当

1898(M31). 2.10 町制 奴可郡 西城町 奴可郡 西城村
 明31.07.09県告示甲143「備後國甲奴郡西城村ヲ西城町ト改稱ス」より、同年7.9 正当

1902(M35).10. 1 新設/市制  呉市 安芸郡 和庄町, 荘山田村, 宮原村, 二川町
 明35.09.01県告示305「本年十月一日ヨリ安藝郡和庄町荘山田村宮原村二川町ヲ廢シ其ノ區域ヲ以テ呉町ヲ置ク」
 ※『呉市史』では 9.2 だが、(県立図書館所蔵の)県報は告示日を「明治三十五年九月二日」と印刷してあるものを手書きで「一日」に訂正してある。
 明35.09.01内務省063 「明治二十一年法律第一號市制第百二十六號ニ依リ廣島縣安藝郡呉町ヲ市制施行地ニ指定シ明治三十五年十月一日ヨリ市制ヲ施行ス」
 ※当方のデータベースでは、呉町の新設と市制施行別々に記述した。

1907(M40). 1. 1 町制 芦品郡 新市町 芦品郡 新市村
 明400315県告示107「明治二十三年法律第七十七號ニ依リ芦品郡新市村ヲ明治四十年四月一日ヨリ新市町ト改稱ス」より、同年4.1 正当
[95624] 2018年 3月 31日(土)14:33:13【1】MI さん
武茂村の町制日
[93775] むっくん さん
#1 「1891(M24).5.29以前」 町制/改称 那須郡馬頭町 那須郡 武茂村
ではないでしょうか。
[95589] オーナー グリグリ さん
「以前」という表記が現状の編集プログラムではできないため、注記として表現しました。

 これは栃木県文書館で県報を確認済です。明治24年05月29日の栃木県告示第61号は次の通り。
明治廿三年法律第七十七號第一條ニ依リ其手續ヲ履行シ内務大臣ノ許可ヲ得テ那須郡武茂村ヲ馬頭町(バトウマチ)ト改稱ス

 やはり実施日の記載がありませんので、告示日である 1891(M24).5.29 が町制施行日になると思います。

#町制施行以前は馬頭村ではありませんでしたので訂正しました。
[95616] 2018年 3月 29日(木)16:52:30MI さん
久之浜村の町制日
[95610] むっくん さん
また、久之浜村の町制日付が記載されている資料が現段階で不明ですので、保留としていただけるとありがたいです。
[95613] オーナー グリグリ さん
はい、更新保留とします。


 以前、福島県立図書館で県報を閲覧しておりました。明治34年06月13日福島県告示第303号は以下の通り。
明治二十三年法律第七十七號第一條ノ手續ヲ了シ岩代國岩瀬郡長沼村ヲ長沼町及磐城國雙葉郡久之濱村ヲ久之濱町ト爲ス
 実施日の記載がありませんので、告示日である 1901(M34).6.13 に、岩瀬郡長沼村と双葉郡久之浜村がともに町制を施行したことになると思います。
[90594] 2016年 6月 19日(日)06:16:10MI さん
岩手県の郡変更日
[90589] むっくん さん
岩手県の郡変更の根拠は、法律第五十号(M29.3.30)でM29.4.1施行です。
M29.3.29は裁可日で、M29.3.30が公布日で、M29.4.1が施行日です。
 一点確認させてください。当該法律の末尾には附則として以下の一文があります。
此ノ法律ハ明治三十年四月一日ヨリ施行ス
 明治29年には「郡廃置法律」として、3月27日官報に神奈川・長崎・新潟・山口・和歌山・福岡・佐賀・宮崎の8県、3月30日官報に東京・大阪・兵庫・埼玉・群馬・千葉・茨城・栃木・奈良・三重・静岡・滋賀・福島・岩手・富山・鳥取・島根・熊本・鹿児島の19府県のものが掲載されています。その大部分は同年4月1日施行なのですが、岩手・千葉・滋賀・奈良・鹿児島の5県については翌30年4月1日施行とされているのです。また、4月20日官報に掲載された岐阜・愛媛の2県についても施行は30年4月1日とあります。
 岩手県の施行日について正誤などで訂正されたのかお教えいただければ幸いです。
 
[85596] 2014年 5月 9日(金)05:50:16MI さん
Re: 3市の読みになる市
[85576] グリグリ さん
[85580] 白桃 さん
[85584] 白桃 さん

 awk スクリプトを作成して解析を行ってみましたら、すでにご紹介のあった 3 例しかありませんでした。
 一寸あっけなかったので、「3市区町村の読みになる市区町村」に拡げてみたところ、下記の通り 54 例増えました。

3市の読みになる市
鳥取県 境港市茨城県 那珂市茨城県 水戸市鹿児島県 伊佐市
鳥取県 境港市長野県 伊那市高知県 香美市高知県 土佐市
熊本県 上天草市長野県 佐久市愛知県 あま市高知県 香美市
 
 
3市区町村の読みになる市区町村
北海道 枝幸郡 中頓別町群馬県 多野郡 神流町三重県 津市愛媛県 伊予郡 砥部町
北海道 枝幸郡 中頓別町三重県 津市大阪府 南河内郡 河南町愛媛県 伊予郡 砥部町
茨城県 常陸大宮市茨城県 日立市長野県 東筑摩郡 麻績村大阪府 八尾市
栃木県 那須烏山市兵庫県 神戸市 須磨区奈良県 奈良市福岡県 糟屋郡 粕屋町
長野県 南佐久郡 南相木村茨城県 稲敷郡 阿見町埼玉県 北足立郡 伊奈町兵庫県 三木市
長野県 南佐久郡 南相木村茨城県 稲敷郡 阿見町埼玉県 北足立郡 伊奈町香川県 木田郡 三木町
長野県 南佐久郡 南相木村茨城県 稲敷郡 阿見町長野県 伊那市兵庫県 三木市
長野県 南佐久郡 南相木村茨城県 稲敷郡 阿見町長野県 伊那市香川県 木田郡 三木町
山梨県 西八代郡 市川三郷町青森県 下北郡 佐井村茨城県 水戸市茨城県 稲敷郡 河内町
山梨県 西八代郡 市川三郷町茨城県 水戸市茨城県 稲敷郡 河内町鹿児島県 伊佐市
岐阜県 各務原市宮城県 加美郡 加美町石川県 加賀市長野県 諏訪郡 原村
岐阜県 各務原市石川県 加賀市長野県 諏訪郡 原村兵庫県 美方郡 香美町
岐阜県 各務原市石川県 加賀市長野県 諏訪郡 原村高知県 香美市
鳥取県 境港市青森県 下北郡 佐井村茨城県 那珂市茨城県 水戸市
鳥取県 境港市青森県 下北郡 佐井村茨城県 水戸市神奈川県 横浜市 中区
鳥取県 境港市青森県 下北郡 佐井村茨城県 水戸市静岡県 浜松市 中区
鳥取県 境港市青森県 下北郡 佐井村茨城県 水戸市愛知県 名古屋市 中区
鳥取県 境港市青森県 下北郡 佐井村茨城県 水戸市大阪府 堺市 中区
鳥取県 境港市青森県 下北郡 佐井村茨城県 水戸市岡山県 岡山市 中区
鳥取県 境港市青森県 下北郡 佐井村茨城県 水戸市広島県 広島市 中区
鳥取県 境港市青森県 下北郡 佐井村茨城県 水戸市徳島県 那賀郡 那賀町
鳥取県 境港市宮城県 加美郡 加美町埼玉県 北足立郡 伊奈町高知県 土佐市
鳥取県 境港市宮城県 加美郡 加美町埼玉県 北足立郡 伊奈町高知県 土佐郡 土佐町
鳥取県 境港市宮城県 加美郡 加美町長野県 伊那市高知県 土佐市
鳥取県 境港市宮城県 加美郡 加美町長野県 伊那市高知県 土佐郡 土佐町
鳥取県 境港市茨城県 水戸市埼玉県 北足立郡 伊奈町広島県 安芸郡 坂町
鳥取県 境港市茨城県 水戸市神奈川県 横浜市 中区鹿児島県 伊佐市
鳥取県 境港市茨城県 水戸市長野県 伊那市広島県 安芸郡 坂町
鳥取県 境港市茨城県 水戸市静岡県 浜松市 中区鹿児島県 伊佐市
鳥取県 境港市茨城県 水戸市愛知県 名古屋市 中区鹿児島県 伊佐市
鳥取県 境港市茨城県 水戸市大阪府 堺市 中区鹿児島県 伊佐市
鳥取県 境港市茨城県 水戸市岡山県 岡山市 中区鹿児島県 伊佐市
鳥取県 境港市茨城県 水戸市広島県 広島市 中区鹿児島県 伊佐市
鳥取県 境港市茨城県 水戸市徳島県 那賀郡 那賀町鹿児島県 伊佐市
鳥取県 境港市埼玉県 北足立郡 伊奈町兵庫県 美方郡 香美町高知県 土佐市
鳥取県 境港市埼玉県 北足立郡 伊奈町兵庫県 美方郡 香美町高知県 土佐郡 土佐町
鳥取県 境港市埼玉県 北足立郡 伊奈町高知県 香美市高知県 土佐市
鳥取県 境港市埼玉県 北足立郡 伊奈町高知県 香美市高知県 土佐郡 土佐町
鳥取県 境港市長野県 伊那市兵庫県 美方郡 香美町高知県 土佐市
鳥取県 境港市長野県 伊那市兵庫県 美方郡 香美町高知県 土佐郡 土佐町
鳥取県 境港市長野県 伊那市高知県 香美市高知県 土佐郡 土佐町
熊本県 上天草市宮城県 加美郡 加美町長野県 佐久市愛知県 あま市
熊本県 上天草市宮城県 加美郡 加美町長野県 佐久市島根県 隠岐郡 海士町
熊本県 上天草市茨城県 稲敷郡 阿見町長野県 佐久市福岡県 嘉麻市
熊本県 上天草市茨城県 稲敷郡 阿見町広島県 安芸郡 坂町熊本県 球磨郡 球磨村
熊本県 上天草市長野県 佐久市愛知県 あま市兵庫県 美方郡 香美町
熊本県 上天草市長野県 佐久市兵庫県 美方郡 香美町島根県 隠岐郡 海士町
熊本県 上天草市長野県 佐久市島根県 隠岐郡 海士町高知県 香美市
熊本県 上天草市長野県 佐久市徳島県 美馬市福岡県 田川郡 赤村
鹿児島県 いちき串木野市埼玉県 志木市高知県 吾川郡 いの町熊本県 菊池市
沖縄県 島尻郡 南大東村茨城県 水戸市兵庫県 加古郡 稲美町奈良県 宇陀市
沖縄県 島尻郡 南大東村茨城県 水戸市奈良県 宇陀市和歌山県 日高郡 印南町
沖縄県 島尻郡 南大東村埼玉県 戸田市兵庫県 加古郡 稲美町福岡県 糟屋郡 宇美町
沖縄県 島尻郡 南大東村埼玉県 戸田市和歌山県 日高郡 印南町福岡県 糟屋郡 宇美町

 これを、[85536] くは さんの分析と照らし合わせるとどうでしょう。流石に難易度の高いもの揃いで、とても思いつきそうもないものが多いように見受けられます。
 また、本来の「1つの市の読みをバラして組替えると2つの市(ペア)の読みになる」のほうも「市区町村」に拡げてみましたが、こちらは総数で1143例も見つかりましたので、ご紹介は控えさせていただきます。
[85571] 2014年 5月 6日(火)06:48:53MI さん
岡山県和気郡英保町から吉永町への改称
[85558] YT さん

 [83609][83612][83613][83616]などを拝見しました。その上で、備前市の例規データベースに次のような記載を見つけました。11月1日と日付まで記されています。
 体系→第1編総記→第1章市制施行 と辿り、2市の設置に至るまでの区域の沿革 に「旧吉永町」があります。

明治22年6月1日町村制施行により、和気郡英保村、神根村、三国村となる。
昭和23年10月20日英保村町制施行、英保町となる。
昭和23年11月1日英保町改称、吉永町となる。
昭和29年3月1日和気郡吉永町、神根村及び三国村合併、吉永町となる

 [83612]で hmt さんの書かれたように、昭和23年11月24日総理庁告示第214号
◎総理廳告示第二百十四号
  村を町とする処分
 地方自治法第八條第三項の規定により、昭和二十三年十月二十日から、岡山縣和氣郡英保村を英保町とする旨、岡山縣知事から届出があつた。
 昭和二十三年十一月二十四日
  内閣総理大臣 吉田 茂
であり、その後おそらくは岡山県告示をもって11月1日に吉永町へ改称されたものと推測しております。
[85570] 2014年 5月 6日(火)05:01:27MI さん
福岡県田川郡彦山村の編入先
[85558] YT さん
[85561] 白桃 さん
[85563] YT さん

 これも皆さんの仰るとおりで昭170314官報広告p413に掲載されています。
◎村廢止町區域變更
田川郡彦山村ヲ廢シ其區域ヲ以テ添田町ニ編入シ去月十一日ヨリ施行セリ
  昭和十七年三月 福岡縣

 そして昭170414官報広告p439
◎村廢止竝市區域變更
糸島郡今津村ヲ廢シ其區域ヲ福岡市ニ編入シ本月一日ヨリ施行セリ
  昭和十七年四月 福岡縣
 「昭和17年2月11日に田川郡彦山村は同郡添田町に編入」がそのまま正当であり、国勢調査報告は「今津と彦山を取り違えた」ように思われますね。
[85569] 2014年 5月 6日(火)04:40:06MI さん
徳島県麻植郡山瀬村の町制施行日
[85558] YT さん
[85566] 白桃 さん

 引き続き、麻植郡山瀬村の町制施行日についてですが、これは仰るとおり「国勢調査報告」に記されたものが正しく、何らかの理由で誤って大正15年とした文献も流布しているようです。
大120512官報広告p339に記載があり、実施日は大正12年5月5日正当となります。
◎町村變更
麻植郡山瀬村ヲ本月五日ヨリ山瀬町ト爲セリ
  大正十二年五月 徳島縣
[85567] 2014年 5月 5日(月)21:56:04MI さん
日野郡江尾村と西伯郡外江村の町制施行日
[85558] YT さん
[85566] 白桃 さん

 白桃さんご紹介の鳥取県の市町村変遷は当方も確認致しましたが、一方で鳥取県公文書館は鳥取県公報を公開しており、その昭和22年10月31日付第1856号には以下の告示が掲載されています。
鳥取県告示第四百九十二号
日野郡江尾村を江尾町とし昭和二十二年十一月一日から及び西伯郡外江村を外江町とし同年十一月三日から施行することを夫々同年十月八日許可した。
  昭和二十二年十月三十一日
    鳥取県知事 西尾愛治
 手許で確認した限り、これに関する「正誤」は出ておりません。とすれば、江尾村から江尾町への町制施行日は1947年10月1日でも11月3日でもなく「11月1日」が正当ということになります。YT さんご確認の「国勢調査報告」や上記「鳥取県の市町村変遷」は、この告示文を読み誤ったということになるのでしょうか。
[85207] 2014年 3月 22日(土)18:57:45MI さん
四国循環鉄道完成に関する建議案外一件委員会
[85205] デスクトップ鉄 さん
 早速有難うございました。急いで帝国議会をと検索したのですが、凄い時代になったもので、あっさりと会議録が見つかってしまいました。
第四十三回帝国議会 衆議院 四国循環鉄道完成に関する建議案外一件委員会
のうち、大正9年7月23日の分に「四国循環鉄道完成に関する建議案」が載っています。
 私もいま読んでいるところですが、ひとまずお知らせします。
[85204] 2014年 3月 22日(土)16:05:02MI さん
八幡浜線
[85199] hmt さん
私鉄簡易路線用の制度である軽便鉄道法を拡大解釈してローカル路線作りの根拠にした「国有鉄道軽便線」。
松山から先の鉄道敷設も、この方法により予算を確保したのかもしれませんが、詳細は不詳です。
[85203] デスクトップ鉄 さん
なお四国内の国鉄軽便線は小松島線だけのはずです。

 お二人の書き込みを拝見しまして、少々調べてみました。
大正八年度鉄道院鉄道統計資料 第五編 p260 と、大正九年度鉄道省鉄道統計資料 第五編 p263 の「工事未着手線」を比べてみますと、後者の末尾に「線名未定」ながら「松山、八幡濱」43哩00鎖が「軽便線」として計上されています。
 これを補強する史料として、神戸大学の新聞記事文庫に「大正日日新聞 1919(大正8)年1220付」鐵道豫算の内容 なる記事がありました。
 要約すると、建設改良費を削減した結果、鉄道敷設法改正案第一期線に追加するのは僅か五線にとどめ、その代わりに軽便鉄道を敷設することに決しているとあります。そのリストが上述の「線名未定」「軽便線」とかなり共通しており、松山八幡浜線も含まれているのです。鉄道敷設法に漏れているこの区間はやはり軽便鉄道として敷設することになったのだと思われます。
 この区間は、1918(大正07)年0214に長浜町~大洲と、1920(大正09)年0501に若宮分岐点~内子を狭軌線で開業している愛媛鉄道と重なることに加えて、松山との接続を長浜経由か内子経のどちらにするのかという問題もあり、決めかねた経緯もあったろうと思います。
 これについては、川上幸義,『新日本鉄道史 下』,鉄道図書刊行会,1968 も参考になりますが、川上幸義の四国鉄道史 で読むことができるようです。
[85185] 2014年 3月 15日(土)11:13:16MI さん
三村名結合村
手元の資料から次のようにして抽出してみました。
・3つの村が合併し
・合併後が三文字の村名であり
・そのリストから該当すると思われるものを(目視で)選ぶ

 4つ以上の村がかかわっているものや、村の一部を合併しているものなどは抽出から漏れていますので、見落とし以外にも該当するものはあると考えられます。
 また、半角数字は当方の作業用のものということでご容赦ください。

月日合併前の村合併後
1889(明治22)0301静岡県佐野郡各和村0吉岡村0高田村0和田岡村1
1889(明治22)0301静岡県敷知郡大久保村0志都呂村0神ケ谷村0神久呂村1
1889(明治22)0301静岡県長上郡半田村0内野村0小松村0小野田村1
1889(明治22)0331茨城県久慈郡諸沢村0北富田村0西ノ内村0諸富野村
1889(明治22)0331茨城県新治郡西田中村0山木村0水守村0田水山村1
1889(明治22)0331茨城県岡田郡大輪村0花島村0羽生村0大花羽村1
1889(明治22)0331茨城県猿島郡1生子村0生子新田0菅谷村0生子菅村1
1889(明治22)0331茨城県猿島郡1弓田村0馬立村0幸田村0弓馬田村1
1889(明治22)0331茨城県猿島郡1神田山村0大口村0猫実村0神大実村1
1889(明治22)0401青森県上北郡新館村0大浦村0上野村0浦野館村
1889(明治22)0401青森県上北郡沢田村0奥瀬村0法量村0法奥沢村
1889(明治22)0401青森県下北郡易国間村0下風呂村0蛇浦村0風間浦村
1889(明治22)0401岩手県東磐井郡津谷川村0保呂羽村0大籠村0大津保村
1889(明治22)0401秋田県南秋田郡中津又村0富田村0下山内村0富津内村
1889(明治22)0401山形県南村山郡南舘村0吉原村0沼木村0南沼原村
1889(明治22)0401山形県東村山郡畑谷村0北作村0簗沢村0作谷沢村
1889(明治22)0401山形県東田川郡八色木村0豊栄村0小中島村0八栄島村
1889(明治22)0401福島県信夫郡関谷村0浅川村0金沢村0金谷川村
1889(明治22)0401福島県伊達郡森山村0徳江村0塚野目村0森江野村
1889(明治22)0401福島県安達郡高木村0糠沢村0和田村0和木沢村
1889(明治22)0401福島県石川郡中野村0曲木村0塩沢村0野木沢村
1889(明治22)0401福島県石川郡大栗村0狸森村0雨田村0大森田村
1889(明治22)0401福島県田村郡平沢村0御祭村0七草木村0御木沢村
1889(明治22)0401群馬県碓氷郡岩井村0大谷村0野殿村0岩野谷村
1889(明治22)0401群馬県邑楽郡大高嶋村0下五箇村0飯野村0大箇野村
1889(明治22)0401埼玉県秩父郡寺尾村0蒔田村0田村郷0尾田蒔村
1889(明治22)0401埼玉県賀美郡石神村0忍保村0八町河原村0神保原村1
1889(明治22)0401三重県鈴鹿郡高宮村0津賀村0広瀬村0高津瀬村
1889(明治22)0401三重県鈴鹿郡伊船村0長沢村0深溝村0深伊沢村
1889(明治22)0401和歌山県有田郡田村0栖原村0吉川村0田栖川村
1889(明治22)0401広島県高宮郡狩留家村0上深川村0小河原村0狩小川村1
1889(明治22)0401広島県賀茂郡助実村0土与丸村0吉行村0吉土実村
1889(明治22)0401広島県賀茂郡風早村0大田村0小松原村0早田原村
1889(明治22)0401広島県御調郡泉村0和草村0羽倉村0羽和泉村
1889(明治22)0401広島県深津郡津ノ下村0大門村0野々浜村0大津野村1
1889(明治22)0401山口県玖珂郡生見村0下畑村0阿賀村0賀見畑村
1889(明治22)0401高知県長岡郡国分村0比江村0左右山村0国比佐村
1889(明治22)0401高知県香美郡楠目村0植村0大法寺村0大楠植村
1889(明治22)0401長崎県北高来郡久山村0貝津村0真崎村0真津山村
1889(明治22)0401長崎県北高来郡長里村0井崎村0小川原浦村0小長井村
1889(明治22)0401長崎県南高来郡三之沢村0東空閑村0大野村0大三東村
1889(明治22)0401熊本県山鹿郡城村0小群村0平山村0平小城村1
1889(明治22)0401熊本県合志郡平川村0真木村0古城村0平真城村1
1889(明治22)0401熊本県阿蘇郡狩尾村0跡ケ瀬村0的石村0尾ケ石村
1889(明治22)0401熊本県天草郡河内村0打田村0馬場村0河馬田村
1889(明治22)0401熊本県天草郡城木場村0荒河内村0上野原村0城河原村
1889(明治22)0401大分県北海部郡木佐上村0馬場村0神崎村0神馬木村
1889(明治22)0401大分県南海部郡仁田原村0横川村0赤木村0川原木村
1889(明治22)0401鹿児島県鹿児島郡1武村0田上村0西別府村0西武田村1
1889(明治22)0401鹿児島県鹿児島郡1中村0郡元村0宇宿村0中郡宇村1
1889(明治22)0701山梨県東八代郡大野寺村0竹居村0奈良原村0竹野原村
1889(明治22)0701岐阜県武儀郡曽代村0前野村0安毛村0安曽野村
1889(明治22)0701岐阜県恵那郡小田子村0下村0漆原村0下原田村
1889(明治22)1001愛知県葉栗郡草井村0小杁村0鹿子島村0小草鹿村
1889(明治22)1001愛知県中島郡須ケ谷村0井堀村0儀長村0井長谷村
1889(明治22)1001鳥取県気多郡2小別所村0鷲峯村0河内村0小鷲河村1
1889(明治22)1001徳島県三好郡2馬路村0佐野村0白地村0佐馬地村
1889(明治22)1215愛媛県上浮穴郡露峰村0父野川村0二名村0父二峰村
1889(明治22)1215愛媛県西宇和郡垣生浦0二及浦0周木浦0二木生村
1889(明治22)1215愛媛県北宇和郡吉野村0蕨生村0奥野川村0吉野生村
1890(明治23)0215香川県山田郡2坂元村0上田井村0高野村0坂ノ上村1
1897(明治30)0401岐阜県方県郡粟野村1岩崎村1三田洞村1岩野田村1
1954(昭和29)0331福島県耶麻郡北山村大塩村1檜原村1北塩原村
1955(昭和30)0401新潟県東蒲原郡2両鹿瀬村日出谷村1豊実村鹿実谷村
 東北本線金谷川や高崎線神保原があったり、なかなか興味深いと思います。
以上、ご参考までに。
[84630] 2014年 1月 1日(水)10:13:32MI さん
高[木箭]と高擶
皆様明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

[84605][84612] YT さん
[84609] 伊豆之国 さん
[84615] むっくん さん
[84623] NTJ会長 さん
[84624] hmt さん
昭和30年の豊栄村への合併時には「てへん」の高擶村の方が正式?
について少々調べてみました。以下 [84612] での項目ごとに記すことにします。なお、「てへん」の字については合成字「[木箭]」で表しています。

(1) 当初は「きへん」の「高ダマ村」が正式だった。
 むっくん さんからの [84615] の他に、現行山形県県令類編 上 p34 でも裏付けられています。

(4) 昭和27年に高擶駅ができた頃は既に「てへん」の「高擶」が正式と思われる。
 昭和27年3月5日官報第7546号を引用します。
◎日本国有鉄道公示第68号
 昭和27年3月5日から奥羽本線に次の停車場を設置し、東北本線仙台、仙山線楯山・山寺間、奥羽本線米沢・新庄間及び左沢線の各停車場に発着する旅客の取扱を開始する。
 昭和27年3月5日 日本国有鉄道総裁 長崎惣之助
(中略)
3 漆山・天童間
 高[木箭](たかたま) 山形県東村山郡高[木箭]村大字高[木箭]
 漆山・高[木箭]間 2.1キロメートル
 高[木箭]・天童間 3.4〃
と、駅名・地名合わせて5回とも「きへん」で表記されています。ただ、官報掲載の元となった鉄道公報では
※公報では「擶」の字は「木偏に箭」(JISにない字)の活字の「木」の右下を削って植字している
ということが、石野哲編,『停車場変遷大事典』,JTB,1998 の 2-p530 に載っています。ということで、駅名は当初から「高擶」であったと考えて良いように思います。なお
※時刻表への掲載:27.4月号~木偏、50.12~地図のみ手偏、51.6~本文も手偏
であり、混乱していた様子は窺えます。

(5) 合併して豊栄村になった時の官報の印刷原文は確認できないが、どうも合併時には「てへん」の「高擶村」である可能性が高い。
 ご紹介の国立公文書館デジタルアーカイブでは確かに「高擶村」とありますが、有料契約制の官報情報検索サービスで昭和29年12月25日官報第8396号の画像を実見したところ「てへん」ではなく「きへん」に見えます。更に同サービスで提供しているテキスト表示も
●総理府告示第千八十四号
   村の廃置分合
 地方自治法第七条第一項の規定により、山形県東村山郡干布村及び高櫛村を廃し、その区域をもつて豊栄(とよさか)村を置く旨、山形県知事から届出があつた。
 右の廃置分合は、昭和三十年一月一日からその効力を生ずるものとする。
 昭和二十九年十二月二十五日
内閣総理大臣 鳩山 一郎
であり、合併まで高[木箭]村であったことが分かります。(上記引用中ルビを括弧書きに改めました)
 また、郵便局の改称と関連があるかは不明ですが、同じ昭和3年には高[木箭]村に関連する境界変更が行われています。
昭030214官報広告p323昭030227官報広告p652昭030305官報広告p122昭030310官報広告p277昭030312官報広告p312昭030315官報広告p401、そして 昭030330官報広告p801 とありますが、一貫して「きへん」で表記されているのが分かります。

 以上のことから、村名は一貫して高[木箭]村、駅名は一貫して高擶のように思われますが、一方で郵便局名の改称は逓信省告示で間違いないわけです。謎は深まるばかりですが、一応ここまでの報告ということにいたします。
[84592] 2013年 12月 27日(金)16:15:46MI さん
三方上中郡
[84583][84589]白桃 さん
[84585]桜通り十文字 さん
[84588]EMM さん

 新旧の各自治体名の読みについて、文字ごとの使用頻度を数えさせてみた結果、同じ文字を3回使用しているのは現行では皆様から挙げられたほかに郡名が一つあり、下記のようになります。4回以上の使用はありませんでした。

兵庫県美方郡新温泉町しんおんせん_ちょう
山口県大島郡周防大島町 すおうおおしま_ちょう
福井県三方上中郡みかたかみなか_ぐん
鹿児島県肝属郡2南大隅町みなみおおすみ_ちょう
長野県上伊那郡南箕輪村1みなみみのわ_むら

 また過去のものも一覧にすると次のとおりでした。ご参考までにどうぞ。

静岡県駿東郡大岡村1おおおか_むら
宮城県栗原郡大岡村1おおおか_むら
埼玉県比企郡1大岡村1おおおか_むら
長野県更級郡大岡村1おおおか_むら
埼玉県比企郡2大岡村2おおおか_むら
神奈川県久良岐郡大岡川村1おおおかがわ_むら
神奈川県久良岐郡大岡川村2おおおかがわ_むら
青森県下北郡大奥村おおおく_むら
兵庫県印南郡大塩町おおしお_ちょう
福島県耶麻郡大塩村1おおしお_むら
宮城県桃生郡大塩村おおしお_むら
兵庫県印南郡大塩村1おおしお_むら?
熊本県宇土郡大田尾村1おおたお_むら
熊本県天草郡大多尾村1おおたお_むら
茨城県豊田郡大生村1おおのお_むら
茨城県結城郡2大生村2おおのお_むら
京都府中郡奥大野村1おくおおの_むら
岡山県西北条郡香々美南村1かがみみなみ_むら
岡山県苫田郡香々美南村2かがみみなみ_むら
岐阜県大野郡B上南方村1かみみなみがた_むら
大分県北海部郡上南津留村かみみなみづる_むら
大分県速見郡北杵築村きたきつき_むら
長野県上水内郡信州新町しんしゅうしん_まち
埼玉県中葛飾郡なかかつしか_ぐん
鹿児島県南諸県郡西志布志村1にししぶし_むら
鹿児島県囎唹郡B西志布志村2にししぶし_むら
佐賀県東松浦郡2浜崎玉島町はまさきたましま_ちょう
鹿児島県南諸県郡東志布志村1ひがししぶし_むら
鹿児島県囎唹郡B東志布志村2ひがししぶし_むら
岐阜県海西郡松山中島村1まつやまなかじま_むら
長野県南安曇郡みなみあずみ_ぐん
愛媛県南宇和郡南内海村みなみうちうみ_むら
鹿児島県南大隅郡みなみおおすみ_ぐん
石川県鹿島郡南大呑村みなみおおのみ_むら
石川県羽咋郡南大海村みなみおおみ_むら
富山県上新川郡2南加積村1みなみかづみ_むら
富山県中新川郡南加積村2みなみかづみ_むら
静岡県賀茂郡1南上村1みなみかみ_むら
静岡県賀茂郡2南上村2みなみかみ_むら
滋賀県伊香郡1南富永村1みなみとみなが_むら
滋賀県伊香郡2南富永村2みなみとみなが_むら
新潟県西頸城郡南西海村みなみにしうみ_むら
和歌山県那賀郡南野上村1みなみのかみ_むら
和歌山県海草郡南野上村2みなみのかみ_むら
静岡県山名郡南御厨村1みなみみくりや_むら
静岡県磐田郡2南御厨村2みなみみくりや_むら
滋賀県坂田郡南箕浦村みなみみのうら_むら
千葉県朝夷郡南三原村1みなみみはら_むら
千葉県安房郡2南三原村2みなみみはら_むら
長野県北佐久郡南御牧村みなみみまき_むら
新潟県南魚沼郡南藪神村みなみやぶかみ_むら
富山県礪波郡2南山見村1みなみやまみ_むら
富山県東礪波郡南山見村2みなみやまみ_むら
福岡県上毛郡南吉富村1みなみよしとみ_むら
福岡県築上郡南吉富村2みなみよしとみ_むら
埼玉県横見郡南吉見村1みなみよしみ_むら
埼玉県比企郡2南吉見村2みなみよしみ_むら
新潟県中頸城郡妙高々原町みょうこうこうげん_まち
新潟県中頸城郡妙高高原町みょうこうこうげん_まち
新潟県中頸城郡妙高々原村みょうこうこうげん_むら

※郡名や町村名の末尾に付いている半角数字やBなどは、自作のデータベースで分類や区別のために使用しているものである。
[84561] 2013年 12月 20日(金)18:34:22MI さん
Re: 山口県玖珂郡坂上村
[84557] むっくん さん
 訂正情報ありがとうございます。官報は細かく目を通しているつもりなのですが、明治36年9月4日のものは手許のデータから漏れていました。YT さん、グリグリさんはじめ、皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
[84554] 2013年 12月 19日(木)20:50:01MI さん
山口県玖珂郡坂上村の成立など
[84549] YT さん
というわけで、「市区町村別人口 Ver. 0.10」として

 早速ダウンロードさせて戴きました。いつもながらのこととはいえ、膨大な編集作業には本当に頭が下がります。どうも有難うございました。
 その上で、ご提起された要修正箇所についてですが、手許ですぐに確認が取れましたので、取り急ぎ報告いたします。

(1) 鳥取県八頭郡山形村 (鳥取県#25)
◎村廢置
八頭郡大内村虫井村ヲ廢シ其區域ヲ以テ山形(ヤマガタ)村ヲ置キ本月一日ヨリ施行セリ
 大正八年一月 鳥取縣
官報 大正8年1月4日 広告p9
 ということで、ご指摘のとおりに思います。

(2) 山口県玖珂郡坂上村 (山口県#22)
○村廢置
本年十月一日ヨリ玖珂郡澁前村藤谷村ヲ廢シ其區域ヲ以テ坂上(サカウエ)村ヲ置ク
 明治三十六年五月 山口縣
官報 明治36年5月30日 広告p603
 ですから、下記のようになろうかと思います。

#変更年月日変更種別郡名等自治体名変更対象自治体名/変更内容詳細
XX1903(M36).10.1新設玖珂郡坂上村玖珂郡 渋前村, 藤谷村詳細
[84259] 2013年 10月 23日(水)23:55:00MI さん
愛知県碧海郡上青野村など
[84253] YT さん
 手許のデータと照らし合わせてみました。

(1) 愛知県碧海郡上青野村 (愛知県#31、#136)
 『愛知県令達類聚 明治24年p.7』は、
「告示第百六十一號 明治二十四年十一月十日
縣下碧海郡阿乎美村ノ内大字下青野、在家、上青野ヲ青野村ト爲シ大字合歓木、高橋、福桶ヲ合歡木村ト爲ス
右町村制第四条ニ據リ處分ス」
 また、『明390425官報広告p785』に、
「○町村廢置
愛知縣ニ於テ左ノ通町村ヲ廢置シ來ル五月一日ヨリ之ヲ施行ス
 明治三十九年四月 愛知縣
新置町村役場位置廢止町村
(中略)
六ツ美(ムツミ)村大字下青野字本郷六十八番ノ一、六十九番青野村、合歡木村、中島村、占部村、糟海村、中井村ヲ廢シ其區域ヲ以テ新ニ六ツ美村ヲ置ク
 とあることより「上青野村」は誤りで「青野村」が正当と思われます。

(2) 愛知県中島郡平和村内の井長谷村の記述 (愛知県#161)
 『明390507官報広告p190』に、
「愛知縣ニ於テ左ノ通町村ヲ廢置シ本月十日ヨリ之ヲ施行ス
 明治三十九年五月 愛知縣
 中島郡
新町村名役場位置廢止町村名
(中略)
平和(ヘイワ)村大字三宅字上屋敷千百九十九番千二百番六輪村、左右川村、三宅村、井長谷村ヲ廢シ其區域(三宅村ハ大字板葺ヲ除キ井長谷村ハ大字井堀、儀長ヲ除ク)ヲ以テ新ニ平和村ヲ置ク
千代田(チヨダ)村大字福島字比舎田二百十八番、(以下略)豐田村、寶田村、吉田村ヲ廢シ其區域及三宅村大字板葺、井長谷村大字井堀、大江村大字梅須賀ヲ以テ新ニ千代田村ヲ置ク
(中略)
明治(メイジ)村大字中野字宮浦六百七十八番西島村、光郷村、片原一色村、國分村ヲ廢シ其區域及井長谷村大字儀長ヲ以テ新ニ明治村ヲ置ク
 とあることより、平和村の新設は「三宅村」を「三宅村の一部」に修正し、「井長谷村の一部」の追加が必要、またその日付は「1906(M39).5.10」が正当です。

(3) 岐阜県厚見郡鳥屋村、本荘村 (岐阜県#4、#197、#243)
 『岐阜県令達全書 明治23年p946』に、
「◎縣令第二十八號 二十三年三月廿四日
美濃國厚見郡鳥屋村ヲ本莊村同國上石津郡冠村ヲ(時村…註 改称後の村名が欠落しており補完しました)同國安八郡三里村ヲ御壽村ト改稱ス」
 とあり、YT さんご説明のとおりです。

(4) 新潟県岩船郡塩屋村 (新潟県#238)
 『明治二十二年三月 縣令第二十二號別冊 市町村区域及改稱市町村名』(新潟県文書館所蔵)によると、塩谷町、長松村、北新保村、福田村、牛屋村を合併して塩屋(シホヤ)村が成立し、
 『明341126官報広告p534』で、
「○町村廃置分合
左記の通町村ノ廢置分合ヲ爲シ本月一日ヨリ實施セリ
 明治三十四年十一月 新潟縣
新置町村名區域
(中略)
 岩船郡
平林(ヒラバヤシ)村平林村 鹽屋村
 とありますので「塩屋村」正当です。集落名は塩谷であることから誤りやすいのですね。
また、この表記からすると「平林村に吸収」ではなく「新設」がふさわしいように思います。
[84189] 2013年 10月 5日(土)22:55:11MI さん
碧海郡渡村は?
[84185] むっくん さん
[84187] YT さん

 愛知県の市区町村変遷履歴情報にある
#92 1901(M34).4.4 分立 碧海郡 渡村  碧海郡本郷村の一部(大字渡、筒針
については、私も疑っておりました。愛知県公報は未確認ですが、官報広告欄には同年に行われた
愛知郡一柳村大字中須、大蟷螂を同郡御厨村への編入(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2948588/7)、
中島郡北島村、玉田村を合併して島田村を設置(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2948658/5)
が見られるのに、この渡村分立は見当たらないのです。
 更に、『郵便区画市町村一覧』,丸善,1902年5月(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/762985/193)
でも渡村はなく、本郷村の大字に渡、筒針も含まれているのです。

 更にその後の経過についても、
#137 1906(M39).5.1 新設 碧海郡 矢作町 碧海郡中郷村, 矢作町, 本郷村, 渡村, 長瀬村, 志貴村, 志賀須香村
は明治39年4月25日官報広告p785(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2950184/18)では「矢作町、本郷村、中郷村、志賀須香村、志貴村、長瀬村ヲ廢シ其區域ヲ以テ新ニ矢作町ヲ置ク」であり、渡村の記載はありません。

 これらからすると、渡村の存在は極めて疑わしいと思うのですが、そうであれば『市町村名変遷辞典』や『全国市町村名変遷総覧』の記述は何に拠るものだったのでしょうか?

#『郵便区画市町村一覧』では碧海郡を「あをみ」と読んでいますね。
[84186] 2013年 10月 5日(土)17:23:44MI さん
明治26年の平坂村から平坂町への改称
[84183] YT さん

 実は、近代デジタルライブラリ(国会図書館デジタル化資料)に収録されています。
『 愛知県令達類聚. 明治23年 』 (http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/788176) には明治23年から26年までが含まれているのです。
 平坂村から平坂町への改称については290コマ (http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/788176/290) にあり、額田郡福岡村、知多郡内海村と同時の明治26年11月8日告示であることが分かります。
[83625] 2013年 6月 22日(土)09:41:57MI さん
新潟県中蒲原郡鳥屋王村から鳥屋野村への改称年月日
[83624] むっくん さん
(14)新潟県中蒲原郡鳥屋王村から鳥屋野村への改称年月日について

 この件については以前に新潟県立図書館で調べたことがありました。
[68520]で引用された『現行新潟県法規類纂』では県令や告示が年月までしか記載されておりませんが、実見した『新潟県布令全書』によれば、

明治二十三年
県令甲第八十六号 十二月十二日
中蒲原郡鳥屋王村 ヲ鳥屋野村ト改称ス

県令第十七条
明治二十三年「十二月」県令第八十六号村名改称ノ件取消ス
明治二十四年二月二十七日 新潟県知事千田貞暁

告示第十七号
中蒲原郡鳥屋王村ヲ鳥屋野村ト改称ス
明治二十四年二月二十七日 新潟県知事千田貞暁

という経緯を辿ったことが分かりました。したがって改称日は告示された 1891(M24). 2.27 を採るのが妥当であると考えます。
[83620] 2013年 6月 20日(木)06:53:18MI さん
北群馬郡は官報正誤に
[83617] hmt さん

官報 昭和25年1月30日 正誤p257
同(昭和二十四年)十二月九日総理府告示第百五十号四行「十一月一日」は「十月一日」の、(中略)誤り。
ということであり、実施日は10月1日正当です。
 このような「正誤」は検索にも掛かりませんので、こまめに探すしかないようです。
[80315] 2012年 2月 21日(火)06:54:56MI さん
明治22年神奈川県令第9号での読み
[80314] hmt さん
【追記】 MI さん宛
表の第3列(M22県令)は[80299]マナヅル、[80306]ミナミモリ以外は空欄にしてあり、補足していただくことを期待していたのですが、寄村・仙石原村・三田村の3村については、そもそも 1889/3/31の廃置分合が行なわれていないので、資料(1)の対象外でした。町村制施行の県令10号[78873]には ルビ付きの町村リストはない という理解で正しいでしょうか?
また、県令9号付属の廃置分合リストの ルビの対象 は、全町村でしたか、それとも 一部の町村のみでしたか?
 拙稿[78873]で示した通り、県令9号では「分合改稱」した町村が全27ページの「別冊」にまとめられています。しかし県令10号は「横濱ヘ市制」「其他ノ町村ヘ町村制」を施行するというだけで、町村のリストはないのです。
 町村制施行時の一覧表はないものかと公文書館所蔵のマイクロフィルムを繰っていましたら、明治22年3月30日付の神奈川県広報号外に、
○達甲第三十九號
                 郡役所
分合町村役場位置別紙ノ通リ之ヲ定ムヘシ
 但別紙ハ第一部ヨリ送付ス
  明治二十二年三月三十日 神奈川縣知事沖 守固
とあり、その別表として全28ページの「神奈川縣各郡町村名大字役場位置表」がありました。こちらには県令9号に掲載されなかった、つまり単独に町村制を施行された町村も記載されています。しかし残念ながら「読み」は記されていませんでした。

 それでは[80314]の表に県令9号の読みを補完してみます。

町村名の読み 対比表(主として清濁に着目)
郡名町村名M22県令和泉橋鍾美堂M36鍾美堂T2小川読方日本書房文録社S25国調現在
大住伊勢原町イセハラいせは?らイセハライセバライセハラIsebaraイセバラIsehara伊勢原市
大住秦野町ハダノはたのハタノハダノハダノHadanoハタノHadano秦野市
大住東秦野村ヒガシハダノひがしはだ?の…ハダノ…ハダノ…ハダノ…hadanoヒガシハタノHigashihadano秦野市
大住南秦野村ミナミハダノみなみはだの…ハダノ…ハダノ…ハダノ…hadanoミナミハタノMinamihadano秦野市
大住西秦野村ニシハダノにしはだの…ハダノ…ハダノ…ハダノ…hadanoニシハタノNishihadano秦野市
大住北秦野村キタハダノきたはだの…ハダノ…ハタノ…ハダノ…hadanoキタハタノKitahadano秦野市
足柄上上秦野村カミハダノかみはだの…ハダノ…ハタノ…ハダノ…hadanoカミハタノKamihadano秦野市
足柄上寄村やどりきヤドリギヤドリギヤドリギYadorikiヤドリギYadorigi松田町
足柄下眞鶴村マナヅルまなづるマナズルマナヅルマナヅルManazuruマナツルManazuru真鶴町
足柄下国府津村コフヅこくふつコーズコフヅコフヅKo-zuコフツKozu小田原市
足柄下仙石原村せんごくはらセンゴクワラ…バラ…ハラ…baraセンゴクバラSengokubara箱根町
愛甲高峯村タカ子たかみねタカ子タカネタカネTakamineタカネTakamine愛川町
愛甲三田村みたミタサンダサンダSandaサンダ睦合村厚木市
愛甲南毛利村ミナミモリみなみもりミナミモリミナミモリミナミモリMinamimo-riミナミモリNammori厚木市

 なお、hmtさんの表で「中郡」については明治29年に大住郡と淘綾郡が合併して成立したものであり、明治22年時点の郡名に改めました。
[80306] 2012年 2月 18日(土)23:15:02MI さん
愛甲郡南毛利村の読み
[80304] hmt さん
明治22年神奈川県令第9号 別冊「町村分合改稱」[78873]で 確認していただきたい村があります。
その村の名は、主として戦国時代以降の歴史に登場する毛利家の出身地とされる 愛甲郡南毛利村 です。
 ご要望を戴きましたので、早速確認いたしました。
郡名新町村名舊町村名
ミナミモリ
愛甲郡南毛利村長谷村 温水村 愛名村 愛甲村
恩名村 船子村 戸室村 飯山村飛地
 ご覧のとおり「ミナミモリ」とルビが振ってありました。そこで、これ以外に手許で確認できるものとして、近代デジタルライブラリーからめぼしいところを拾ってみたのですが、すべて「ミナミモリ」でした。

稲波惇太郎編, 『神奈川県改定区画傍訓町村名鑑』, 稲波惇太郎, 1889    「ミナミモリ」
和泉橋警察署編, 『新旧対照市町村一覧』, 加藤孫次郎, 1889          「みなみもり」
梅沢玉吉編, 『神奈川県各市郡改町村名大字役場位置表』, 西田書房, 1891 「みなみもり」
星野文三編, 『大日本市町村名鑑』, 博聞社, 1893                  「ミナミモリ」
鍾美堂編輯部編, 『新旧対照市町村一覧』, 1903                   「ミナミモリ」
鍾美堂編, 『改正新旧対照市町村一覧』, 鍾美堂, 1913               「ミナミモリ」
文録社編輯部編, 『最近検定市町村名鑑 昭和18年版』, 1942          「ミナミモリ」

 そこで、手持ちの資料四冊に当たってみたところ、その内の一冊に「ナンモリ」を見つけることができました。

, 『新旧対照市町村一覧』, 中村鍾美堂, 1902「ミナミモリ」
共盟館編輯所編. 『最近市町村明覧』, 大川屋書店, 1912「ミナミモリ」
大西林五郎編, 『帝国市町村便覧』, 尚栄堂, 1921「みなみもり」
日下伊兵衛, 『改正市町村名大鑑』, 和楽路屋書店, 1928「ナンモリ」

 小学校中学校だけでなく、南毛利スポーツセンターは「なんもうり」と読むようですね。検索すると南毛利公民館、南毛利保育所などもありますが、こちらの読み方は分かりませんでした。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示