以下は、2023年10月1日現在の推計人口が2万人以上2万3千人未満の市の最近5か月間の人口動態をみたものです。(岐阜県は3月1日現在の推計人口がまだ発表になっていないため、飛騨市はブランクになっています)
市 | 2023.10.01(A) | 2024.01.01(B) | B/A*100-100 | 2024.03.01(c) | C/B*100-100 |
男鹿市 | 22,971 | 22,803 | -0.73 | 22,686 | -0.51 |
根室市 | 22,827 | 22,692 | -0.59 | 22,561 | -0.58 |
仙北市 | 22,780 | 22,610 | -0.75 | 22,515 | -0.42 |
上天草市 | 22,701 | 22,566 | -0.59 | 22,414 | -0.67 |
八幡平市 | 22,701 | 22,630 | -0.31 | 22,555 | -0.33 |
伊佐市 | 22,701 | 22,588 | -0.50 | 22,502 | -0.38 |
御所市 | 22,689 | 22,582 | -0.47 | 22,482 | -0.44 |
竹原市 | 22,526 | 22,381 | -0.64 | 22,318 | -0.28 |
御坊市 | 22,329 | 22,222 | -0.48 | 22,115 | -0.48 |
輪島市 | 22,101 | 21,903 | -0.90 | 21,311 | -2.70 |
にかほ市 | 22,068 | 21,918 | -0.68 | 21,822 | -0.44 |
水俣市 | 21,945 | 21,833 | -0.51 | 21,732 | -0.46 |
三好市 | 21,701 | 21,569 | -0.61 | 21,477 | -0.43 |
上野原市 | 21,700 | 21,625 | -0.35 | 21,532 | -0.43 |
江津市 | 21,658 | 21,558 | -0.46 | 21,473 | -0.39 |
豊後高田市 | 21,655 | 21,599 | -0.26 | 21,537 | -0.29 |
美祢市 | 21,409 | 21,270 | -0.65 | 21,188 | -0.39 |
飛騨市 | 21,255 | 21,141 | -0.54 |
大月市 | 21,063 | 20,971 | -0.44 | 20,881 | -0.43 |
村山市 | 21,062 | 20,960 | -0.48 | 20,899 | -0.29 |
勝山市 | 21,033 | 20,982 | -0.24 | 20,904 | -0.37 |
養父市 | 20,821 | 20,720 | -0.49 | 20,638 | -0.40 |
江田島市 | 20,465 | 20,445 | -0.10 | 20,409 | -0.18 |
紋別市 | 20,270 | 20,097 | -0.85 | 20,069 | -0.14 |
松浦市 | 20,126 | 20,038 | -0.44 | 19,970 | -0.34 |
輪島市は、2023年10月~2024年1月の3箇月間の人口減少率が最も高くなっていますが、それでも1%には達していません。しかしながら、元日の地震の影響は深刻で、2箇月間の減少率は2.7%にもなってしまいました。
輪島市など能登地方の人口減少の主因は、言うまでもなく人口の社会減(転出人口が転入人口を上回る)ですが、下の表で分かるように、社会減が半数以上となっているのです。
| 2024.03.01現在推計人口 | 2か月間の人口動態(人) | 2か月間の社会動態(人) |
金沢市 | 456,531 | -745 | -145 |
七尾市 | 46,755 | -443 | -271 |
輪島市 | 21,311 | -592 | -389 |
珠洲市 | 11,364 | -357 | -216 |
穴水町 | 7,179 | -133 | -83 |
能登町 | 14,038 | -239 | -133 |
(参考) |
加賀市 | 60,123 | -106 | 13 |
東かがわ市 | 26,300 | -107 | -14 |
珠洲市は輪島以上に厳しい状況かもしれません。「復旧から復興へ」と言葉で言うのは簡単ですが…
(ついで)
[110247]【十番勝負風・このシリーズに関連しないでもないクイズ】の答え
次の五市に共通する事柄は何でしょう?
相模原市 北杜市 岡山市 高松市 小林市
該当しない市・・・一関市 出雲市
想定解数は42
ヒントにならない?ヒント:奥村チヨ♪恋泥棒
共通する事柄は、「【平成の大合併期】に複数回、廃置分合が行われた市」です。
なお、【平成の大合併期】は、世間では1999年から2010年3月ということになっていますので、一関、栃木、松江、出雲は該当しません。でも、この4市を含め「21世紀になって複数回、廃置分合が行われた市」にしたほうがスマートで、そして、3回行った佐世保をお題に入れたほうが良かった、と反省しきり。
想定解:
宮古、気仙沼、会津若松、前橋、高崎、さいたま、熊谷、相模原、新潟、長岡、新発田、南魚沼、北杜、笛吹
長野、松本、静岡、島田、豊川、田原、清須、長浜、東近江、米原、岡山、呉、尾道、福山
廿日市、山口、高松、高知、八女、宗像、佐賀、唐津、長崎、佐世保、熊本、宮崎、延岡、小林
オマケ;「恋泥棒」の歌詞(ほんの一部)
♪二度が三度にたび重なって
(ついでのついで)
私事で恐縮ですが、「十番勝負連続百回参加」がアヤシクなってきました。とうとう、ハクトウも年貢のオサメドキ?
ま、新しい「章」に入ることになったと考えるべきか。