[83716] リトル さん
こんにちは。私が富士登山をしたのはもう20年以上前のことですので、参考にするには古すぎる情報で失礼します。
当時、中学生だった私は、夏休みの作文の材料として、家族で富士登山しました。父が御殿場勤務時代に何度か会社の仲間と登っていたため、富士山が選択されたものと思われます。静岡県中部の自宅から自動車で富士宮口の新五合目の駐車場に。宝永山に向かう人たちは身軽な服装をしていました。しかしサンダルってどうよ?
天候に恵まれ、新五合目から見上げると山頂は目視できるのですが、見えていても遠かった…。坂がだんだんきつくなり、草も生えなくなって、ひたすら岩石の道を登るだけで、登山道自体には楽しみを見つけられませんでした。しかし振り返って見おろす景色はすばらしい。まだ飛行機に乗ったことがなかったので、雲を上から見るのは初めてでした。
七合目を過ぎたあたりで母と私が嘔気をもよおし、持参したトマトはニオイがダメで食べる気になりませんでしたが、湯を沸かしてレトルト食品を食べたような。気圧の関係で沸点が低くなると父が登山のウンチクを語ったような記憶があります。
八合五勺の山小屋に泊まり、日の出を拝んでから登山の続きです。嘔気はおさまりましたが、寒い!山頂には測候所と神社と郵便局があり、木の杖に焼印を押してもらいました。ジュースの自販機を見たのはマボロシだったのでしょうか。下界の倍の値段がついていたような…。
下山は須走口におりて、バスで富士宮口に戻ってきました。バスを待つ駐車場が暑くて、山頂との気温の差を体感しました。
一昨年は市内の病院の職員団体が富士登山したそうで、手配を頼んだ旅行社の段取りで、夜中に五合目に到着し、朝まで身体を慣らしてから、山頂に向かったということでした。