都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
役チャンさんの記事が10件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[65766]2008年7月15日
役チャン
[65414]2008年6月5日
役チャン
[65375]2008年6月3日
役チャン
[65158]2008年5月17日
役チャン
[64913]2008年4月29日
役チャン
[64910]2008年4月28日
役チャン
[63985]2008年3月11日
役チャン
[63602]2008年1月28日
役チャン
[63560]2008年1月24日
役チャン
[63550]2008年1月23日
役チャン

[65766] 2008年 7月 15日(火)20:15:14役チャン さん
天北線代替バス
以下は先週の北海道旅での雑感です。ご興味があればお読みください。

 旧国鉄天北線の廃線跡を路線バスで辿りました。1967年夏以来41年ぶりの訪問です。同線は平成元年(1989年)に廃止され、代替運行している宗谷バス天北線に稚内から音威子府まで走っていますが、猿払村、浜頓別町、中頓別町の役場に寄るために途中下車しながら旧線148.9キロに沿っての乗り歩きでした。

 かなりの区間は一目でそれとわかる廃線跡のすぐ横を走ります。道路はどこも大変よく整備されており、数キロ続く直線区間もあり、対向車もめったになく、そんなところをバスは時速50~60キロくらいでトロトロと走る、運転手もガムを噛んだり水を飲んだりと眠気を抑えているようでした。

 鬼志別、浜頓別、中頓別の駅跡はいずれもバスターミナルになり瀟洒な建物が建っており、どこも内部には旧線の写真や模型、時刻表や運賃表などが展示してありました。廃止時の稚内・鬼志別間の運賃は1090円、現在のバスは1490円です。

 これだけの長距離になると、全線通しのバスは1日3往復だけで、他は区間運転ですが、例えば途中猿払村役場のある鬼志別では稚内方面に7本、廃止直前と同数です。稚内・音威子府間通しのバスは4時間10分前後、列車時代の急行「天北」は2時間40分、各停は3時間30分前後でした。

 他のローカルバス同様乗客は少なく、最多(網走の郊外まで)でも10人も乗っていたでしょうか。私1人ということも何度かありました。大半は地元の短区間利用で、札幌や旭川などに行くと思われる客はほとんどいなかったようです。長距離客は1日1往復の札幌への長距離バスを利用しているのかも知れません。

 なお鉄道時代、途中の小石・曲淵間の駅間距離17.7キロは当時の国鉄では最長といわれていましたが、バス転換後もこの区間途中バス停はなく、23分間無停車で570円、高速バスを除く通常の路線バスでは今でも全国一だと思います。もっとも自由乗降区間なので途中どこでも乗り降りできますが、少なくとも途中に人が住んでいるような気配はありませんでした。自由乗降区間というのは途中、例えば1キロしか乗らなくても570円取られるのかなと思ったりしましたが、意地悪になるので運転手にはそんな質問はしませんでした。

 いつも持参する道路地図の他に、今回は「日本鉄道旅行地図帳(今尾恵介氏監修)」を見ながら乗車しました。廃線の地図やデータが完備しており大変役に立ちました。
[65414] 2008年 6月 5日(木)19:11:56役チャン さん
吉野川と多摩川の橋
[65405] oki さん
[65401] にまん さん
ここまで調べていただけるとは想像していませんでした。ありがとうございました。
いかに人間の感覚というものがいい加減なものかもわかりました。

私は、吉野川沿いの町村役場に行くのに下流側からJR徳島線(よしの川ブルーライン)を数駅乗っては対岸へ橋で渡るということを繰り返していたのですが、ふと我が南武線と比べて、こっち(徳島線沿線)の方が橋が多いように思っただけのことです。両線の駅間距離なども考慮せずに、直感的に思っただけでした。

但し、にまんさんのご調査[65401]で、河口から50キロ程度以内であれば、鉄道橋と高速道路を除いた一般道路の橋だけとなると、多摩川(あきる野市平井川合流点まで)19、 吉野川(美馬市野村谷川合流点まで)17 と大差ないですね。だから私の感覚もそれほどズレていなかったかも知れない、と変な安心をしたりしています。

もうひとつ感覚的なことを言わせていただくと、多摩川の下流域は橋が少な過ぎるということです。私は車で渡ることが多く、橋そのものが渋滞しているということは最近では滅多にありませんが、回り道を余儀なくされ、もっとたくさん橋があってもいいのに、と思うことが多々あります。これは架橋は簡単だが前後の取付道路を作るのにその用地を確保しなければならないとか、そのために膨大な費用がかかるとか、さらに反対する人もいるからでしょう。「地方に手厚いかどうか」という以前に、都会ではコンセンサスがなかなか得られない、ということもあると思います。

さらに感覚が続きますが、吉野川の橋は多摩川のそれに比べいずれも長い(これも歩いた感覚ですが)ように思います。ひとつひとつの橋の長さを掛け、総延長を求め、キロ当たりの人口などを見てみるとさらに違った評価ができるかもしれません。
こんな計算結果も知りたいと思いますが、どなたもこれ以上、こんなつまらないことにつきあっていただく必要はありません。私が暇を見つけて計算してみます。

貴重な情報をありがとうございました。
[65375] 2008年 6月 3日(火)18:47:31役チャン さん
吉野川と多摩川に架かる橋について
[65372] 稲生 さん
大変興味深いことをまとめていただきありがとうございます。参考にさせていただきます。

ところで一昨年、四国の吉野川の両岸の市町村に行ったのですが、そのときに感じたのは随分橋が多いな、ということでした。私の家の近くの多摩川よりも多いのではないのか、しかも川幅も広いので橋長も長いものが。
ということから、例えば河口から100キロまでの間の橋について、吉野川と多摩川をどなたか調べた方はおいででしょうか? 100キロというと、吉野川では阿波池田のあたりか、多摩川だと小河地ダムあたりでしょうか。ついでに両側の自治体の人口などもわかると面白いのですが。
要するに、いかに地方の道路に手厚いか、ということのデータによる説明にもなるかも知れないと思ったからです。
[65158] 2008年 5月 17日(土)19:45:22役チャン さん
東経123度45分6.789秒
沖縄本島から宮古八重山地方への「公共交通による市町村役所・役場めぐり」を行い竹富町役場の写真を撮りました。石垣港のすぐ目の前、石垣市内です。私のゲームのルールではこれで1件カウント可ですが、やはり竹富町内に足を踏み入れようと思い、西表島に渡りました。そして地理に強い皆さんならご存じの東経123度45分6.789秒の子午線の通る場所に行って来ました。

そこにはそれを示すモニュメントのほか子午線ふれあい館という小さな建物がありましたが無人で、何枚かの写真や地図が壁に貼ってあるだけでした。記名帳があったので住所氏名を書き込んでおきましたが、2~3日おきに誰かが記入しており、北海道や青森からも来ているようでした。

ところでこの子午線、2002年4月の測量法改正で日本測地系から世界測地系に変わったことにより4~500メートル経線もずれているはずなのですが、それについての説明などが書かれたものは一切ありませんでした。今はこの場所も正確には違っているのですが、まあそんな細かいことには目をつぶって、地理を楽しんで来ました。

島内には西表島交通による路線バスがあり、全線が自由乗降区間なので運転手に言えばその前で降ろしてくれます。また船会社も無料の島内送迎バスを運転しているのでそれでも行けます。なお西表島交通には都バスと神奈中バスの中古車が、塗装も変えずに走っていました。
[64913] 2008年 4月 29日(火)09:30:57【1】役チャン さん
北条は加西市
[64911] k-ace さん
拙稿に有益な補足をいただきありがとうございました。

そうそう、北条は「加西市」であって、けっして「西脇市」ではありません。
おはずかしい限りです。そのあと西脇にも行っているのでウッカリ間違えてしまいました。笑いごとでは済まないと自責の念にかられています。
なおこの時はさらに旧社町、滝野町にも行きました。このあたりは2006.3に合併し加東になっています。旧加東郡によるものかも知れませんが、加古川をはさんで東西に加東市と加西市、わかり易いですね。
[64910] 2008年 4月 28日(月)20:16:53【1】役チャン さん
「北条」営業所と北条鉄道
[64501]k-aceさん
[64907]千本桜さん  
北条営業所が移転しました。
移転する直前の3月末、ここから北隣りの旧八千代町に行くバスに乗りました。1時間近く待合室の中にいましたが、雨風がしのげて、冬は暖房があるようなバス停は助かります。営業所移転のポスターが貼られていましたが、この待合室もなくなってしまうのかどうかは書いてありませんでした。

姫路へ行くバスが1時間に2本あり、ここ加西市は姫路の文化・経済圏なのかも知れません。また市街地近くに中国自動車道のバス停があり、大阪への高速バスが1時間に2本、この他にこの営業所発の大阪行き高速バスも1日に数本ありました。

そのためかどうか粟生から乗って来た北条鉄道はガラガラで、この鉄道の先行きにも厳しいものがありそうです。なお北条町駅は「北条」営業所から800mくらい離れたところにありますが、最近建てかえたばかりと思われる新しい駅舎があり、駅前には「アスティアかさい」というシッピング・センターや多目的ホール、図書館などの入ったこれも新しいスマートなビルが建っていました。

加古川線の途中駅、厄神ではこの3月末で廃止となる三木鉄道のホームがカメラを持った人で一杯で、ガードマンも出て警備にあたっていました。こんな鉄廃ビジネス、鉄廃特需が北条鉄道にも来なければ良いと思いますが。

西脇市→加西市 訂正しました。
[63985] 2008年 3月 11日(火)10:32:45役チャン さん
合併で町役場が区役所に(南相馬市)
福島県の原町市、小高町、鹿島町は2006年1月に合併し南相馬市となりました。旧市町域はそれぞれ区という呼称になり、そのために支所となった小高、鹿島の旧町役場は区役所となっていました。合併で支所となった旧役所・役場を随分見てきましたが、区役所というのは初めてでした。
また小高区役所の庁舎は木造モルタル2階建、「三丁目の夕日」の時代を思わせるようなもので、入口に掲げられていた「南相馬市小高区役所」と書かれた大きな木製の看板が大変良くマッチしていました。
この南相馬市、いわき市と仙台市のほぼ中間(両市まで75km)に位置し、人口は74千人。早朝の鹿島駅の下りホームには通勤通学客の姿も多く、中には仙台まで通っている人もいたのかも知れません。
[63602] 2008年 1月 28日(月)19:11:16役チャン さん
讃岐平野の秘境駅
[63598] 伊豆之国 さん

時刻表をよく見ると通過するのは加速の遅い「SLなどの機関車が長い編成の客車を引っ張る列車」が多かった

私の推測ですが、地元の要望から無人駅を新たに設置した。そのときに既存の列車の所要時間を落としたくないとか、集札業務は車掌が行うから短編成の列車のみ停める、というようなことで新設のディーゼル列車(数本)だけを停めるようにしたのでしょう。その後、鉄道会社というのはどこでもそうですが、いったん通過と決めた駅にはなるべく停車させたくないという意識が強く、強い要望や圧力のない限りなかなか停めようとしなかった、というあたりが真相ではないでしょうか。逆に快速列車の新設など、既存駅を新たに通過駅にするときの地元説得など鉄道会社の苦労は大変なものです。

その後無人駅の一般化、高加減速の電車や気道車の出現によって今ではこれらの駅にもかなり停まるようになりました。地方都市の郊外の発展もあったのでしょう。
先日朝の通勤時間帯に端岡と国分駅を利用しましたが、かなりの利用客がありました。付近は新興住宅が立ち並び、並行する国道11号線は量販店や外食店などのロードサイド店の並ぶ、日本中の郊外のどことも違わない「ファスト風土」な光景でした。(洋泉社MOOK 「地方を殺すな! ファスト風土化から“まち”を守れ!」)

なお手許にある1961年の時刻表には同じような駅が随分ありました。関西本線の加美や久宝寺、磐越西線の会津若松・喜多方間などに停まる列車も当時は日に2~3本でした。
[63560] 2008年 1月 24日(木)22:50:23役チャン さん
「香川の乗り物ナビ」と自治体バス
香川県交通政策課が出している「香川の乗り物ナビ」という冊子は実に良くできています。
A4版128ページもあり県内のすべての公共交通機関の時刻と料金がわかり易い路線図とともに載っています。自治体のコミュニティバスも含め、これ一冊ですべてがわかりますし、53か所にも及ぶパーク&ライド用駐車場の案内図や料金、連絡先やレンタサイクルに関する情報も載っていて、公共交通利用を促進させようという行政の意気込みのようなものが感じられました。

これを作る手間は大変なことだったと思いますが、一冊で全県を網羅したということは香川県の規模だからできたのかも知れません。他の県とは言わず、地域単位でも良いからこれを参考にしてもらいたいものです。尤も冊子となると更新タイミングが問題となり、2007年2月現在のものでしたので、一部私がインターネットで調べた最新のものと違っていたのは仕方ないでしょう。
HPでも検索できます。香川の乗り物ナビ

このナビのお陰で、私は旧飯山町役場(現丸亀市飯山市民総合センター)から旧綾歌町役場(現丸亀市綾歌市民総合センター)庁舎までの約5キロを歩くつもりでいたのが、その間を結ぶバスがあることを知り、それに乗ることができました。
それは琴参バス・丸亀コミュニティバス岡田宇多津線というもので、小型のバスでしたがわずか12分で行くことができました。料金は1乗車200円、通常の路線バスとは違い自治体バスに近いようですが、これとは別に丸亀市コミュニティバスというものもあり、同じようなコースを走っていました。こちらも1乗車200円で、どちらも緑ナンバーでした。違いがわかりませんが、市とバス会社との契約形態の違いなど行政と事業者にとっては大きな違いがあるのかも知れません。

また「乗り物ナビ」の冊子上にも前者は路線バスの、後者はコミュニティバスの章に記載されていました。利用者からすれば、どちらであろうと利用したい区間と時間と料金がわかればいいので、例えば地域別に章建てするなど、わかり易い記載方法に今後改めてくれればさらに良くなると思います。
 
なお「乗り物ナビ」そのものの話ではありませんが、琴電陶駅から乗った綾川町営バスにも感心しました。小さな10人乗り程度のワゴンタイプのものが1時間毎に、等時刻に運行しており料金も1乗車100円、往復とも数人の乗客があり若い女性もいました。
私は以前から、自家用車に対して競争力のある公共交通というのは、最低でも1時間に1本程度の頻度が必要であり、そうでないところではタクシー利用に自治体が補助金を出すような方法で対応した方が中途半端なバスを走らせるよりもずっと経済的であると考えていましたが、このバスは正にその考えを証明してくれたようで嬉しく思いました。
[63550] 2008年 1月 23日(水)19:33:05役チャン さん
「小豆島」が「土渕海峡」の両側にある謎
[63537] hmt さん
誠に懇切丁寧なご解説ありがとうございました。大変良く理解できました。
要するに小豆島というのは両方を合わせて言うものだと解釈し、私の島歴も1とすることにします。
土庄の役場の前から「土渕海峡」を眺めて、「あれ、それじゃあ今自分が立っているのは何ていう島なのか?」と素朴な疑問が生じたのが発端でした。
あまり難しく考えずに、素直に「世界一狭い海峡横断証明書」を自慢してよいのではないでしょうか。
仰る通りです。自慢する以前に、なにしろ行った先の役場でもらった初の公文書であり、そこへ行ったことのこれ以上の証憑はないと有頂天になっているところです。
行った先で感じたこと、ほんのちょつとした疑問が、この落書帳ですぐに解決できる。全くありがたく思っています。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示