小松原ラガーです。
なんとなく皆さんの書き込みを眺めていると、やはり今年ももう数時間なのだと実感してきました。個人的には、今年はよいことよりも悪いことのほうが多かったので、早く去ってくれという気も多少していますが・・・。
さて、
[73402] 小松原ラガー の問題ですが、解説を。
あれは11月のオフ会の後でした。今年は喪中だったので、もたもたしながらも喪中はがきを書いていたら、徳島にいる知人から先に喪中はがきが。話は途中大幅にはしょりますが、とにかく徳島に行きたくなってしまいました。(って、別にその知人に会ったわけではないのですが。)
で、そのタイミングを決めかねていたところ、なんとこのコーナーに徳島の話題がわんさと書き込まれ始めたではありませんか。正直、なんか変な暗示のようなものを感じてしまいました。因みに、知人に関して、つい先日のこの場で出てきたキーワード的な地名や路線名を挙げると、徳島は元より、鍛冶屋原線、脇町、鳴門、阿南、冨岡など。これらのキーワードが書き込まれるたびに、自分の気持ちが高まるわ高まるわ・・・。^^;
ということですが、自宅を出たのが午前10時50分頃。神戸淡路鳴門道を利用するわけですが、神戸淡路鳴門道まで、普通なら混雑を避けて阪神高速・第二神明なんて使わないのに、なんとなく勘で「今日は混んでへんやろぅ。」なんて勝手に決めて、ややオーソドックスに阪神高速、第二神明、神戸淡路鳴門道と通って鳴門へ。そこからは国道11号線で徳島市内に向かったのですが、徳島駅前の中心街にたどり着いたのが結構早かったので、眉山ロープウェイを左(一時正面)に見ながら徳島ラーメンを食べに
いのたにまで行きました。駐車場に車を止めて時計を見たら、なんと午後0時20分過ぎ。おいおい、何キロでぶっ飛ばして来たんや。(汗) 因みに、やはり徳島ラーメンは豚バラ肉に玉子ですが、いのたにの肉は少し硬かったような・・・。
で、流石にすぐ麓まで辿り着くと、寄る予定がない、というか寄らずにおこうと思っていた眉山に寄りたくなり、いのたにから西へ向かい、徳島大学(医学部・病院)、蔵本球場辺りから山道へ。こちらの道はメインではないのか、途中でガードレールはないは、落ち葉で道が覆われているは、でやや危なかったですが、無事頂上駐車場に到着。頂上は風が強く寒かったですが、本当に眉山の上から見る市街地の景色と大鳴門橋はものすごくアイデンティティを感じさせられます。ふと、西のほうを見ると、なんと剣山のほうの山の頂きに数日前に降った雪がかすかに残っているではありませんか。こんなところで今シーズン初めての冠雪を見るとは思いませんでした。景色を堪能した後、一路南へ。眉山から南に降りる道は「眉山パークウェイ」と立派に名前が付いている。道もセンターラインがあり、西側からの道よりはるかに整備されていました。
市街地に降りてきて、城南高校の横を抜け、チョロチョロと走ると国道55号線に。よくよく考えると、国道11号線と国道55号線ってつながっているのですよね。後者の番号が前者の番号で割り切れるというのもなんですが、2桁の数で11の倍数、すなわち「ぞろ目」国道なんですよね。ということで、他にぞろ目国道を調べてみると22号線、33号線、44号線とお仲間が3つ。かつ、11、33、55と奇数のぞろ目国道は全て四国にあるというのも面白いですね。
小松島市に入って、市街地というか小松島高校/南小松島駅方面へ。この小松島高校、マピオンとかでみると周囲をほぼ一周学校沿いに道が走っているように見えたので、ぐるりと回ろうとして大失敗。地図では確かに道があり、実際にも道がありましたが、車一台通れるかどうかの細い道。しかも途中でカーブというか曲がっており、案の定車の左前と右後ろからガリガリと異音が・・・。あ~ぁ。(涙)
そういえば、今年の秋の高校野球徳島県大会で優勝したのが小松島高校なのですね。そのあと、県道を進んでいったのですが、道なりに進んだのに、いつの間にか国道55号線に戻っていました。というか、単にある交差点で55号線が旧道(東土佐街道)と新道(バイパス)に分かれており、そこに合流しただけなのでしたが。
ほどなくして、今回の目的地の阿南市へ。もっと言うと、阿南市富岡地区へ。合併を繰り返して今の阿南市になっていますが、やはり冨岡が中心街か。市街地をグルグル回った後に、今回の目的地の
ここに到着。決して健康ランドというほどのたいそうなものではありません。知人にも電話で話をした時に事前に聞いてみたのですが、「普通のお風呂よ。地元の人が行く銭湯みたいなもの。」との返答。確かに、シャンプーも石鹸もなく、タオルは有料だったし、「なるほど、銭湯や。」とは思いましたが、人間おかしなもので広い湯船につかるとやはり気持がよい。スッキリ!・・・でした。因みに、現在はリンク先とは料金が異なっており、大人360円、ロイヤル(露天風呂とかがある)630円、貸しタオル80円でした。風呂からあがって、くつろいでいると、「ご自由にお持ち帰りください。但し、袋はありません。」という張り紙。徳島なのにスダチならぬゆずが箱に無造作に積まれていました。(冬至のの前だったからかもしれませんが。)ちゃっかり5つほど手づかみで頂いて帰りましたが・・・。
さて、この大和の郷、冨岡の市街地のはずれ、ちょっとした丘の上にあり、冨岡の静かな街並みを多少なりとも眺めることができました。丁度、午後4時ごろだったこともあり、西からさすこの季節の弱い陽の光に照らされた冨岡の町並みは、これまた風情がありました。因みに、このお風呂、隣に
ホテルがあり、そちらの宿泊プランに大和の郷がセットになったものもあるようです。
この時点で、その日のお題は完了。あとは帰るのみ。私にしては珍しく、ほぼ来た道を帰ってまいりました。途中、小松島市辺りからは夜の眉山(眉山からの風景ではありません)が大変きれいでした。眉山に登るパークウェイの灯りが山肌に点々として、かつ山頂にはNHKと四国放送のテレビ塔が煌々とライトアップされていて・・・。国道55号線と国道11号線の接続点辺りで多少渋滞していたものの、2時間半くらいで阿南市から帰ってまいりました。
ということですが、以下、問題の解答です。
【問題】
(1)問題文中にある市【1】~【4】について、
a)人口の多い順に並べよ。(解答例:【1】>【2】>【3】>【4】)
b)面積の多い順に並べよ。(同上)
c)これらの4つの市より面積の大きい市がこの県にあるか?ある場合にはその数を挙げよ。
【1】=徳島市、【2】=鳴門市、【3】=小松島市、【4】=阿南市となりますので、
a)【1】>【4】>【2】>【3】
b)【4】>【1】>【2】>【3】
c)2市(美馬市、三好市>阿南市)
となります。
(2)問題文中にある国道【A】、【B】について、
文中のもう一つの共通項に該当するあと3つの国道について、いずれか一つの起点、もしくは終点の市を挙げよ。
尚、回答はできるだけ他の人の回答を避けることが好ましいが、既にSoldOutの場合は同じ回答を答えても良しとする。
名古屋市、岐阜市(以上国道22号)、高知市、松山市(以上国道33号)、釧路市、根室市(以上国道44号)から答えて頂ければ正解です。
(3)問題文中にある山【イ】、施設【ロ】、テレビ塔【ハ】について、
a)山【イ】の頂上にあるテレビ塔【ハ】は二つあり、一つはNHKのテレビ塔。
ではもう一つは?その放送局の問題文中の県庁所在地の市【1】でのテレビのチャンネル番号を述べよ。
b)映画にもなったこの山【イ】、その映画の監督はだれか?名前を挙げよ。
c)施設【ロ】の名称には漢字で旧国名が含まれるが、その旧国名を含む市はいくつあるか挙げよ。
a)これは問題が悪すぎました。いまどき、地デジだのケーブルだのがある中で解答が色々と解釈できますが、ここは四国放送の1chとしたかったです。
b)映画「眉山」の監督ということで、「犬童一心」となります。
c)これこそマニアックすぎました。お風呂の「大和の郷」ということで、旧国名は「大和」。大和高田市、大和郡山市、それに、大和市と東大和市の4市となります。
#えっ?ただお風呂に入りに車飛ばして阿南まで行ったの?というつっこみは無し無し。(笑)
以上ですが、だらだらと、また、ややマニアックな紀行文にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
因みに、今回の徳島電撃日帰りトリップで私の今年の経験値は
このようになります。ふ~っ、67点か。生涯経験値から考えると「よく動いた」一年でした。
最後に、今年一年、オフ会も含め、グリグリさんのみならず、この場では皆さまに大変お世話になり、誠にありがとうございました。感謝申し上げます。皆さんよいお年をお迎えください。
P.S.年明け早々、東京ついでに山梨かも。あらま。