[44647] 千本桜さん
宮城県内の各市町村の中心市街地に行くときに、自分なら何と表現するか、千本桜さんのリストの分類ごとに考えてみました。(以下は、あくまで私個人の認識であり、それが「正しい」とか「適切」などと主張するつもりはありません)
【市町村名と中心集落名が同名】
仙台市 石巻市 塩竈市 古川市 気仙沼市 白石市 角田市 ※多賀城市 岩沼市 大河原町 村田町 ※川崎町 丸森町 亘理町 利府町 富谷町 大衡村 三本木町 岩出山町 鳴子町 涌谷町 ※小牛田町 女川町 志津川町
ここに分類された市町村に行くときは、原則として、各自治体名から市町村を外して、「仙台に行く」「石巻に行く」「大河原に行く」と言いますから、市町村名との齟齬はありません。ただし、川崎町、村田町、大衡村については、「町」又は「村」を外しません(例:村田町に行く)。
【市町村名と中心集落が異名】
名取市(増田) 登米市(佐沼) 栗原市(築館) 東松島市(矢本) ※蔵王町(永野) 七ヶ宿町(関) 柴田町(船岡) ※山元町(山下) 松島町(高城) ※七ヶ浜町(菖蒲田浜) 大和町(吉岡) ※大郷町(中村) 松山町(千石) 鹿島台町(平渡) 加美町(中新田) 色麻町(四釜) ※田尻町(沼部) 南郷町(木間塚) 本吉町(津谷) ※唐桑町(宿) ※歌津町(伊里前)
以下に分類できます。
1.市町村名から「市町村」を外して呼ぶ(例:名取へ行く):
名取、七ヶ宿、七ヶ浜、鹿島台
…これらについては、私の認識としては自治体名と中心市街地名が一体化しています。特に「平渡」「沼部」と言われてもどこか全く分かりません。「増田」と言われれば、増田中学校の学区をイメージします。
2.自治体名から「町」を外さずに呼ぶ。(例:蔵王町に行く):
蔵王町、大和町(吉岡)、大郷町、松山町、色麻町、※田尻町、南郷町、※本吉町、※唐桑町、歌津町 (※印の町は、1.か2.か微妙)
…大和町の吉岡を除き、中心集落名を言われても分かりません。他方、「蔵王に行く」「松山に行く」といえば他の場所を想起してしまいますし、「大郷に行く」というほど、地名として成熟はしていないということでしょう。
3.中心集落名で呼ぶ(例:佐沼へ行く)
佐沼、築館、矢本、船岡、山下、中新田、高城町
…平成の大合併で誕生した市町村については、(現時点では)新しい名称で呼ばないとして、そうでないのが柴田町と山元町。あくまで「船岡」なり「山下」であり、「柴田町に行く」「山元町に行く」とは言いません。松島町についてはやや例外で、「松島」というと松島海岸周辺や松島そのものをイメージするので、役場付近であれば駅名から「高城町」と言います。
[44650] 千本桜 さん
仙台市の中心市街の名は仙台なのです。…一番町や国分町や本町をひっくるめた呼び名は仙台しかありませんから。
仙台市郊外で生まれ育った私にとって、かつて、仙台市の中心市街地に行く場合には、「仙台に行く」ではなく、「街に行く」でした(笑)。