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伊豆之国さんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[108641]2023年8月14日
伊豆之国
[108621]2023年8月12日
伊豆之国
[108565]2023年8月5日
伊豆之国
[108564]2023年8月5日
伊豆之国
[108500]2023年8月2日
伊豆之国
[108468]2023年7月31日
伊豆之国
[108445]2023年7月30日
伊豆之国
[108417]2023年7月29日
伊豆之国
[108408]2023年7月29日
伊豆之国
[108374]2023年7月28日
伊豆之国
[108324]2023年7月24日
伊豆之国
[108293]2023年7月23日
伊豆之国
[108199]2023年7月17日
伊豆之国
[108175]2023年7月10日
伊豆之国
[108069]2023年6月22日
伊豆之国
[108066]2023年6月20日
伊豆之国
[108014]2023年6月14日
伊豆之国
[107970]2023年6月10日
伊豆之国
[107960]2023年6月7日
伊豆之国
[107879]2023年5月30日
伊豆之国
[107848]2023年5月21日
伊豆之国
[107818]2023年5月13日
伊豆之国
[107809]2023年5月12日
伊豆之国
[107799]2023年5月9日
伊豆之国
[107777]2023年5月5日
伊豆之国
[107745]2023年4月28日
伊豆之国
[107733]2023年4月26日
伊豆之国
[107686]2023年4月23日
伊豆之国
[107543]2023年4月11日
伊豆之国
[107446]2023年4月8日
伊豆之国

[108641] 2023年 8月 14日(月)23:58:58伊豆之国 さん
クイズ(答え合わせ&2題)
「番外編」のクイズでにぎわっていますが…
まず、[108621]の最後に書き込んだ「番外」クイズから。

下記に挙げた各市は、いずれも今年の夏の「甲子園」の出場校がある市ですが、同様の市でもう1市、同じ共通点がある市があります。それはどこでしょうか?
【問X】札幌市、富山市、広島市、高知市、熊本市(該当しない市:宇都宮市、北九州市)
<ヒント>椰子の実は偶数持つ(やしのみはぐうすうもつ)

[108622] 白桃さん
もう一市とは北陸高校のある福井市でしょうか
ご名答です。
共通項は、「路面電車が通っている市」でした。
(札幌市…札幌市電、富山市…富山地方鉄道富山軌道線と富山港線の一部、福井市…福井鉄道福武線の一部、広島市…広島電鉄市内線(各線)、高知市…とさでん交通、熊本市…熊本市電)
この「路面電車」の定義、結構曖昧なところがあり、「線引き」が難しいのですが、ここでは「軌道法により運用され、かつ路面を走る区間があって、路面から直接乗降できる駅もある路線」とすることにしました。北九州市には、筑豊電鉄が通っており、運行している車両は全て路面電車タイプのものですが、鉄道法による路線であり、かつ全線が専用軌道になっているので、「路面電車」に該当しないものと判断しました(乗り入れしていた、廃線になった西鉄北九州線は軌道法で、路面区間もありました)。宇都宮市は、宇都宮駅前と芳賀町とを結ぶ芳賀・宇都宮ライトラインの工事が進み、今月26日より運行を開始する予定になりました。アナグラムヒントの解は
 椰子の実は偶数持つ(やしのみはぐうすうもつ)→宇都宮市はもうすぐ(うつのみやしはもうすぐ)
でした。

昔、明豊高校のある別府市でも見た記憶があるのですが
かつて、大分市と別府市を結んでいた「大分交通別大線」という路面電車がありました。昭和47年(1972)に全廃されています。

[108594] 他 海辺を飛ぶ鳥 さん
問一と問三は、共通項らしきものが見えましたが、答えの書き込みはやめておきます。
問二は依然見当がつきません…。

[108637] NTJ会長さん
こちらもまだわかりません…
[108621] 2023年 8月 12日(土)14:28:11伊豆之国 さん
第64回十番勝負を振り返って~多摩川に晒す手作りさらさらに~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
前回で連続全問完答記録が途切れたのと、この猛暑の中、いまいち気分が盛り上がらなかったのですが、ともかく参加して、それから先は成り行き任せ、という形で臨むことになりました。
例によって、解答できた順に。今回も初日は模様眺め。

問十~多摩川に晒す手作りさらさらに~
該当する市が例示されず、非該当の市だけが並んでいた妙な問題、どこでどう気づいたのかわからないけれど、ふとしたことから共通項が閃いた問題でした。十番勝負関係のランキング表を見て、何気なく「過去の出題市ランキング」をみると、お題とここまで出てきた市がいずれも「過去にお題になったことがなかった市」だと…。想定解数もぴったり。その中から、ここを取れば領主になれる狛江市に。後で気づいたことだが、「過去に類題が出ていた」(第55回・問九)ということが、勿来丸さんの[108574]の記事に出ていたが、実はそのときに答えたのも狛江市だったとは、まさに奇遇…。

問一~狭山茶どころ 人情にあつい~
お題の市の並びと、ここまでの解答の流れから、その最初の読みを取ると「ひ」「ま」「わ」「り」のいずれかだと…。思わず笑いをこらえきれず、これには参りました([108324])。ここは領地防衛をということで、「多摩湖は庭先ではなくて他人の庭」([73982])だという東村山市を。

…結局、ノーヒントでわかったのはこの2問だけ。第一ヒントが出てもどれも全く分からず、第二ヒントが出てからやっと…。

問四~何ぞこの子のここだ愛(かな)しき~
第二ヒントを「この市だけにある」と解いて、「この市だけに使われている文字がある。そこで「市区町村の文字頻度分析」を開いてみることに。渋川市や会津若松市がNGの理由は対象を「市」だけに絞るとその市だけだが、「市町村+特別区」で見るとそれぞれ「渋谷区」や「会津」の付く町などがあることから理解できた。ここは領地奪回を目指し調布市を。
答え合わせを見ると、高槻市がOKになっていたので、頻度の対象となる「区」は「特別区」に限定で、「政令市の区は対象外」ということだったのでしょう(「槻」の字はさいたま市「岩槻区」にも使われている)。

問八~アルプス一万尺~
第二ヒントが出て「六月の話題と」と解けるも、何のことなのか絞り切れず。次の第三ヒントのSV画像が出て、UPすると「八文字」の居酒屋?の看板が見えて、「そういえば、読み仮名八文字の町村」の話題があったな、と思い出す。こちらも「雑学」から「過去に存在した長い読みの町村(ふりがな8文字以上)」を見たのだが、市盗りに絡みそうな市もなく、「既出解にない」ことが分かりやすい市から選び、これまで未解答だった南アルプス市に。山梨県の市を答えたのは、第49回の問十で中央市を答えて以来、15大会ぶりでした。

問三~Central Freeway~
お題、該当しない市に大都市近郊のベッドタウンが並んでいる中で、枕崎市が明らかに異質で、方向性がつかめなかったのに加え、第二ヒントは「とても遅れてる」と解けたものの、何が遅れているのかわからず。その次のヒントの画像に「三分一」の文字が見え(山梨県北杜市の「三分一湧水」の近く…十数年前に見に行っていた)、「市議の三分の一以上が女性」ということが閃いてきた。そこでお題とそこまでの正答市のいくつかのHPを開いて市議会議員のリストを見ると、どうやら当たっていそうだ、明らかに違和感があった枕崎市や尾鷲市を見たところ、市議の三分の一以上が女性だったと…。女性市議が多そうな東京近辺のペットタウンの市をいくつか当たって、調布市が該当しているのが見えたので、再び「深大寺そば」を召し上がって「領主の安堵」を図ったのですが、そのあと「冷や汗」をかくことになったのは、次項で…。
ところで、メークインさん([108568])・白桃さん([108570])・勿来丸さん([108574])・ばなしさん([108589])さんも口をそろえておっしゃっていますが、「とても遅れている」というヒント、この問の趣旨とは真逆、明らかに矛盾しており、大いに疑問がある表現だったのではないでしょうか。

問二~七里ガ浜の磯伝い~
第二ヒントは「自分は除外」と解け、「その市の周りの何か」に関係するものかな、と思ったものの。その次の画像を見ると、指示ポイントがあった、拉麺屋の「一蘭」とスタジオの「UNDEUX~」がまず目に入り、それぞれから「最多・最大」「1位か2位」に関することかと見たがよくわからず、画像を拡大すると中央少し上に「鉄板二百℃」が見えて、ようやく「隣接するすべての自治体の人口を合計すると200万人以上」だと推測でき、お題とここまでの正答、NGになっていた市を調べてその方向とわかった。しかし、連日の猛暑から来る体調の不安定に加え、夜遅くなって睡魔にも襲われ、あちこち当たって計算するのも面倒と、「横浜市に接する市なら絶対鉄板」ということで、ここまで出ていなかった鎌倉市にした。でも…翌日になって市盗りのライバルが「調布市」を答えていた…。市盗りのルールで辛くも「深大寺城」([107686])死守、となったが、時間の余裕があって調べ切れていたら「深大寺そば三杯盛り」で突き放せていたはずが、これで深大寺城を巡るせめぎ合いはまだまだ続くことに…。

問七~Heavy Rotation~
メダルこそ早々と決まったものの、そのあとの解答の伸びがなく、第二ヒントは解凍できず何のことかもわからず。次の画像では真ん中に「西往寺」の文字が彫られた石柱が目立ち、その次のヒントは「住所の文字」と解けて、やはり「寺院」「寺町」関係かと思ったもの、コレクション自体が作成途上ということもあって先に進めず。ようやく、解けなかった第二ヒントが「異次元活躍」だったことから「ひょっとして『大谷』?」…第三品の画像を拡大してよく見たら「真宗大谷派」の文字があった。そこで「郵便番号検索」から調べて行くと、何と花巻市に「大谷地(おおやち)」という町名があった!札幌市の「大谷地」は、ルート付け替えで半世紀ほど前に廃線になった千歳線の旧線(月寒廻り)に「大谷地」という駅があったので知っていた。大津市には京津線「大谷」駅があり、付近の町名も「大谷町」、町村ヒントのかつらぎ町にはJR和歌山線「大谷」駅。NGの例に出ていた町田市には「南大谷(みなみおおや)」(「北大谷」はない)、鳴門線「阿波大谷」駅がある鳴門市は、駅付近の地名は「大麻町(大字)大谷」…市内に「大谷」で始まる地名がある、読みは「おおや」でもよい、後に何かがついてもよい、町田市「南大谷」のように前に何かが付くのはNG…と、ようやく「境界線」が見えた。「いつもNAVI」から当たって、ここまで静岡県からの回答がなかったことから、5年前に訪れていた袋井市を2度目の解答。
この問では、お題に「大谷石」で名高い「大谷町」がある宇都宮市とか、京津線大谷駅がある大津市が出ていたら、だいぶ難易度が下がったような気がします。

問九~四方の山を見下ろして~
問七と同時解答。第二ヒントは「小説のネタ」と解けたものの、「小説」というとそれこそ数え切れぬほどあり、小説の題名とか舞台になった市とも関係なさそうだ。第三ヒントの画像も「そば屋」ということだけで何を指しているのかわからない。第四ヒントも「住所地名」と見えたもののその先に進めなかったが、もう一度画像を拡大してよく見ると、看板の「大むら」の文字の周りに動物の絵があり、「猫」に見えた。となると、「小説」とはかの漱石の名作のことか…。コレクションの「猫」を開いて「住所」を見ると、静岡県に2か所あり、どちらも自分が十万石の領主になっている「浅間大社」と「修禅寺」の2択になったが、伊豆市のはカッコつきになっていたので、「猫沢」という大字がある富士宮市を取った。
ところでSVの画像ですが、肝心の部分が小さすぎてよくわかりにくいような感じを受けます。世田谷区とか常滑市を出していれば、だいぶわかりやすかったような気がしますが…

問五~人は石垣 人は城~
皆さんも口をそろえておっしゃっているので詳しくは書きませんが、共通項がこの時期には世間からあまり注目されていない競技であったこと、対象が学校(校舎・キャンパス)そのものでなくてグラウンドの場所を選べという「小細工」、それにお題とNGの選定に致命的な不手際があったことで、こうした原因が積み重なって解答者を悩ませる難問となったような気がします。
共通項がようやくつかめたのは、第五ヒントで「練習場」と出たこと。その前の第四ヒントで「蹴球」のことか、と見えたものの、果たしてこの時期に野球の「甲子園」のような全国大会なんてあったっけ?と見て調べてみたら、この時期に開かれている「インターハイ」(高校総体)に蹴球もあり、出場校の一覧表も見つかった。そこからリンクされていた各学校のHPを見ていると、大部分は学校所在地と同じ自治体内にあったが、前橋育英のグラウンドが高崎市にあるなど、いくつか違う自治体あるものもあった。怪訝に思った久喜市は、近県にどの高校の所在地から遠いので、どこの学校のなのかと思ったら、なんと東京代表の成立学園(北区にある)のグラウンドがこんな遠いところにあるとは…。結局、解答候補は「武田信玄」と「伊達政宗」の2択に絞られ、それぞれの代表校のHPと、SV画像を見てどちらを取るか決めることにしたが、宮城代表の東北学院はキャンパス内にグラウンドがあることが分かったものの詳しい説明がなく、山梨代表の山梨学院は、グラウンドが甲府市内でキャンバスの近辺にあるとわかったものの、大学と共通のものになっているようで、高校のHPを見て「大学と共用している」と見えたので、なんだかわけかよくわからぬままだったものの、結局こちらの方を答えることにし、結果OKでした。
この問に関しては、先に述べたように、この時期は高校スポーツでは「甲子園」に注目が集まり過ぎて他の競技への関心が相対的に低くなっている上、「高校生の蹴球大会」というとあくまで年末年始の全国選手権がメインの位置づけであり、そもそも「真夏に全国大会がある」ということを知らない人も多そうで(私自身も知らなかった)、解答者を大いに悩ませた一因になっていたように思えますが。

問六~煙を水に横たえて 渡る浜名の橋の上~
第三ヒントの画像を開くと「ろうきん」の看板が出てきて、そのために大いに苦しむことになった問題でした。第二ヒントの解が、予想した通り「ドタバタ案件」と出ていたので、「ひょっとしてマイナンバー?」と思うも、「ろうきん」とは直接つながらない。画像を地図バージョンに切り替えると、「ろうきん」だった場所が「マイナンバー~」になっていて、不思議に思ったところ、出ていた画像は最新のものではなく、最新のものに切り替えると確かに「マイナンバー」になっていた…。そこで「市区町村別マイナンバー普及率」のHPがあったので開くと、その境界線はどうやら「76%」。実に中途半端な値で、「想定解数が極端に多くならないよう調整するため」だろうかと思ったが、ともかくこの境界線の上にある市を探すことに。ここでも静岡県を見ると、3市あったが、焼津市と島田市が既に出ていたので、残った湖西市に。

…前回で連続完答記録が途切れてからの再スタートの初回となった今回、全問誤答なしで正答することができ、総合順位も18位と、ここ2年ほどの平均値に近いところに持ってきましたが、次回以降はどうするか、ということについてはまだ何とも言えません…
今回の結果について、参加者が前回より増えず、特にここ1-2年の間に新規参入したメンバーの離脱が目立つことについては、前回大会で想定解が少ない問題が出されたことで「完答を目指す」ことが難しくなって参加をあきらめた人が、このような問題がなかった今回になっても戻って来ず、結果として、参加者が十番勝負を知り尽くしたベテラン勢と、参加してから比較的日が浅いものの、回を重ねるごとに大きく飛躍して既に強豪の地位を確立した若手(ばかりとは言い切れませんが)の2つのグループで大半を占められ、初心者にとってハードルが高くなったということも有るのでは、と思っていたのですが、皆さんから寄せられた感想文や意見を見ると、もっと深いところに要因があるように見えました。それと、今回誤答が非常に少ないことについても、以前のように「メダル狙いの博打」を打つということが減り、「誤答リスクを避けて安全運転に走る」人が大半、ということになると、やはり皆さんが危惧したような状況が起こり得るような気もしますが、どうなのでしょうか。
今回答えた10問のうち、今まで未解答だったのは、「総領主」が強すぎて答える機会がなかった山梨県の2市だけ、他の8問は過去に答えたことのある市。「正答市重複率」がまたUPして1.796となり、「千葉県絶対王者」ながら意外と低い値になっているまりんぶる~さん([108213] あきごんさん)の1.816に迫る数値になりました。

♭今回の選曲は次の通り…
問十:多摩川で布を洗う光景を詠んだ、萬葉集の「東歌」より(HP)。
問一:「東村山音頭」の歌いだしに続くフレーズ(「全員集合」ではこの後は滅茶苦茶ですね)。この歌ができた当時の、茶畑が広がるのどかな農村風景を思い起こしますが、今では茶畑は姿を消したのでしょうか。
問四:問十で引用した和歌の下の句。
問八:歌ではこの後「小槍の上で」と続きますが、南アルプス(赤石山脈)には「槍」はないですね…
問三:歌詞に出てくる「調布基地」は、現在の味の素スタジアムの辺り。
問二:「鎌倉」を歌った歌というと、まず浮かぶのが、新田義貞の鎌倉攻めを歌ったこの曲。「剣投ぜし古戦場」と歌詞に出てくる稲村ガ崎の海岸は、私が鎌倉でお気に入りにしている場所の一つです。
問七:この選曲の意味が分からなかった人は、[76154]こちらにヒントが隠されています…。
問九:唱歌「ふじの山」の、出だしの「頭を雲の上に出し」に続くフレーズ。
問五:郷土の英雄・信玄公を歌い込んだ「武田節」の一節。軍団の結束・戦術を表す「家訓」を歌い込んだものでしょう。
問六:鉄道唱歌・東海道編の28番より。東海道線がまだ電化されていなかった頃、弁天島~新居町間の鉄橋の上を黒煙を吐き出して豪快に走り行くSL列車の光景が浮かんできます…

…ここで、「番外」のクイズを。
下記に挙げた各市は、いずれも今年の夏の「甲子園」の出場校がある市ですが、同様の市でもう1市、同じ共通点がある市があります。それはどこでしょうか?

【問X】札幌市、富山市、広島市、高知市、熊本市(該当しない市:宇都宮市、北九州市)
<ヒント>椰子の実は偶数持つ(やしのみはぐうすうもつ)
[108565] 2023年 8月 5日(土)21:49:10伊豆之国 さん
第105回夏の全国高校野球出場校決定【西日本編】
前回に引き続き、今年の夏の甲子園出場校を。今回は西日本編(北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
富山富山商業富山市3おがちゃん呉羽山公園、富山城、越中八尾(おわら風の盆)など
石川星稜金沢市4EMM兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街など
福井北陸福井市4EMM一乗谷朝倉氏遺跡、足羽山公園、越前海岸
滋賀近江彦根市4ぺとぺと彦根城、玄宮園、佐和山城跡
京都立命館宇治宇治市3深夜特急平等院、黄檗山萬福寺、宇治上神社
大阪履正社豊中市1深夜特急高校野球発祥の地、大阪空港(注1)、服部緑地
兵庫加東市0深夜特急播州清水寺(西国25番札所)、東条湖、闘竜灘(加東市HPより)
奈良智辯学園五條市4深夜特急新町通り(重要伝統的建造物群保存地区)、栄山寺賀名生(あのう)梅林(五條市HPより)
和歌山市立和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
鳥取鳥取商業鳥取市3とりぴー鳥取砂丘、白兎海岸・白兎神社、鳥取城跡
島根立正大淞南松江市4白桃松江城、宍道湖、八重垣神社など
岡山おかやま山陽浅口市1白桃天文の町(国立天文台など)、遥照山(浅口市観光ガイドより)、金光教本部
広島広陵広島市4桜トンネル原爆ドーム・平和公園、広島城、縮景園所在地は安佐南区
山口宇部鴻城宇部市1白桃ときわ公園、山口宇部空港
徳島徳島商業徳島市3白桃徳島城跡、眉山、阿波十郎兵衛屋敷
香川英明高松市4白桃栗林公園、高松城、屋島
愛媛川之江四国中央市1がっくん川之江城山公園金紗湖三角寺(四国霊場第65番札所)(四国中央市観光協会HPより)
高知高知中央高知市4がっくん高知城、桂浜、はりまや橋
福岡九州国際大附属北九州市3かぱぷう関門海峡・門司港レトロ建築群、小倉城、皿倉山(新日本三大夜景)など所在地は八幡東区
佐賀鳥栖工業鳥栖市1未開人 Jリーグ・サガン鳥栖、鳥栖山笠
長崎創成館諫早市3穴子家諫早公園・眼鏡橋、干拓の里、轟峡(諫早市HPより)
熊本東海大熊本星翔熊本市4さざ波熊本城、水前寺公園、江津湖所在地は東区
大分明豊別府市3デスクトップ鉄別府温泉郷、ラクテンチ、城島高原
宮崎宮崎学園宮崎市4桜トンネル宮崎神宮、青島、シーガイア
鹿児島神村学園いちき串木野市1スカンデルベクの鷲 冠岳薩摩藩英国留学生記念館
沖縄沖縄尚学那覇市4白桃首里城、玉陵(たまうどぅん)、金城町石畳道

(注1)大阪空港は池田市・兵庫県伊丹市にまたがっている

初出場は共栄学園・東京学館新潟・浜松開誠館・高知中央・鳥栖工業・宮崎学園の6校で、いずれも春夏通じての初出場です。一方、最多出場は北海の40回。久しぶりの出場では、川之江の21年ぶりが最長です。夏の連続出場は11校、近江の5大会連続(中止になった102回大会(2020年)を除く)が最長。春夏連続出場は、夏連覇を狙う仙台育英など、こちらも11校です。
[108564] 2023年 8月 5日(土)21:40:53伊豆之国 さん
第105回夏の全国高校野球出場校決定【東日本編】
先月30日、第105回全国高校野球大会の出場全49校が決定しました。
今回も、今までと同様、全出場校の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市区町村の経県値」、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。

今日は、東日本(北海道・東北・関東・甲信越・東海)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
北北海道クラーク記念国際深川市1スカンデルベクの鷲イルムの丘丸山公園カタクリの里
南北海道北海札幌市4おがちゃん大通公園、時計台、藻岩山など所在地は豊平区
青森八戸学院光星八戸市4海辺を飛ぶ鳥蕪島(ウミネコ)、種差海岸、櫛引八幡宮
岩手花巻東花巻市4スカンデルベクの鷲花巻温泉郷、宮澤賢治記念館、高村山荘
宮城仙台育英仙台市4伊豆之国仙台(青葉)城跡、瑞鳳殿、秋保温泉など所在地は宮城野区(注1) 
秋田ノースアジア大明桜秋田市3EMM千秋公園、大森山動物園。竿燈祭り
山形日大山形山形市4デスクトップ鉄蔵王山・蔵王温泉、立石寺(山寺)、山形城跡・霞城公園
福島聖光学院伊達市1スカンデルベクの鷲やながわ希望の森公園、霊山(注2)
茨城土浦日大土浦市3スカンデルベクの鷲土浦城跡・亀城公園、蔵の街、霞ヶ浦
栃木文星芸大附属宇都宮市3桜トンネル二荒山(ふたあらやま)神社(注3)、宇都宮城跡、大谷観音・大谷資料館
群馬前橋商業前橋市3桜トンネル赤城山、敷島公園、ぐんまフラワーパーク
埼玉浦和学院さいたま市3不在さいたまスーパーアリーナ、埼玉スタジアム、鉄道博物館など所在地は緑区
千葉専修大松戸松戸市3Takashi矢切の渡し、本土寺(紫陽花寺)、戸定邸
東東京共栄学園葛飾区3対象外柴又帝釈天、水元公園、堀切菖蒲園
西東京日大三高町田市5伊豆之国国際版画美術館、薬師池公園、南町田グランベリーパーク
神奈川慶應横浜市4不在山下公園、中華街、ランドマークタワーなど所在地は港北区
新潟東京学館新潟新潟市4EMM萬代橋、朱鷺メッセ、北方文化博物館など所在地は中央区
長野上田西上田市3とりぴー上田城跡、別所温泉、菅平
山梨東海大甲府甲府市3勿来丸武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
静岡浜松開誠館浜松市4ぺとぺと浜名湖、浜松城、中田島砂丘など所在地は中区
愛知愛工大名電名古屋市4名古屋城、熱田神宮、大須観音など所在地は千種区
岐阜大垣日大大垣市3大垣城、奥の細道結びの地、墨俣一夜城
三重いなべ総合学園いなべ市3藤原岳竜ヶ岳・宇賀渓、三岐鉄道(「軽便」北勢線、三岐線の貨物列車)

(注1)多賀城市にもキャンバスがある
(注2)桑折町にもキャンパスがある
(注3)日光のは「ふたらさん」、宇都宮のは「ふたあらやま」

西日本編は次回に書き込むことにします。
[108500] 2023年 8月 2日(水)00:46:08伊豆之国 さん
十番勝負
問五:甲府市
問六:湖西市

なんだかよく訳が分からぬまま…
[108468] 2023年 7月 31日(月)22:33:36伊豆之国 さん
十番勝負
問七:袋井市
問九:富士宮市
[108445] 2023年 7月 30日(日)23:47:53伊豆之国 さん
十番勝負
問二:鎌倉市
[108417] 2023年 7月 29日(土)23:52:26伊豆之国 さん
十番勝負
問三:調布市

お題のあの市に惑わされました…
[108408] 2023年 7月 29日(土)22:06:56伊豆之国 さん
十番勝負
問八:南アルプス市
[108374] 2023年 7月 28日(金)23:10:42伊豆之国 さん
十番勝負
問四:調布市
[108324] 2023年 7月 24日(月)23:31:41伊豆之国 さん
十番勝負
問一:東村山市

…これには参りました…
[108293] 2023年 7月 23日(日)21:31:50伊豆之国 さん
十番勝負
問十:狛江市
[108199] 2023年 7月 17日(月)22:12:25伊豆之国 さん
「忍町」はなぜ「忍市」ではなく「行田市」になったのか?
一昨日の「ブラタモリ」の舞台は、埼玉県行田市でした。映像では、「埼玉」の県名発祥の地とされる「埼玉(さきたま)地区」の風景から始まり、地名の由来と深いつながりがある「前玉(さきたま)神社」、国宝の鉄剣が出土した「稲荷山古墳」や日本最大級といわれる円墳「丸墓山古墳」などがある「埼玉(さきたま)古墳群」、利根川べり(旧南河原村)にある、長年の土砂の堆積などですっぽり地中に埋まった幻の古墳群「酒巻古墳群」、石田三成の「水攻め」の猛攻に耐えた「忍城」と、その三成が城攻めのために築いたという「石田堤」、市街地中心近くにある「高札場」跡など、盛りだくさん(市が番組放送に合わせて作成した「町歩きマップ」より)。
そして、番組の終りのほうでは、行田の特産として知られた「足袋作り」の映像が流れ、かつては全国の生産量の7割を占めたという「足袋の街・行田」の知名度もあり(番組には出てきませんでしたが、駅名にも「忍」ではなく「行田」が開業当初から使われていた(「元祖」行田駅である秩父鉄道の現・行田市駅))、武士の街であった「忍」に比べて範囲が圧倒的に狭かったのにもかかわらず、市制施行にあたって「行田」の名が採用されたのではないか、と推測していましたが、いかがでしょうか。
「忍市」(手続き上は「瞬間の市」)でなくて「行田市」になった理由の推測は、20年以上も昔の記事ですが、でるでるさんの[5052]に出ていました。
忍(おし)町の城下町で、足袋(たび)の生産で有名になった行田地区が市名の由来の様ですよ。
江戸時代の中期頃に、忍藩主の松平氏が、藩士の婦女に内職として足袋の生産を奨励したのが始まりなのだそうで、その後次第に行田地区の主産業として盛んになり、「足袋の行田か、行田の足袋か」と言われた「行田足袋」の生産地として知られたそうです。
第二次大戦後は、足袋の需要の低下から、靴下やサンダルの製造への転身が多くなってしまいましたが、現在でも足袋生産の全国シェアは約60%を誇っているそうです
行田足袋で全国的に名の知れた「行田」の名称を採用して「忍市」や「埼玉市」ではなく「行田市」としたものと推測するのですが、いかがでしょうか
…「埼玉古墳群」のある一帯が行田市の一部になる前は、「埼玉県北埼玉郡埼玉村大字埼玉」の「下埼玉」(「上埼玉」だったっけ?)地区だった、ということが映像に出ていました。「埼玉」の最初の2つは「さいたま」、あとの3つは「さきたま」…実にややこしい!「ややこしい」といえば、「町歩きマップ」のトップに、「行田(ぎょうだ)市長の行田(こうだ)さん」が顔写真入りで出ていました…。そういえば、「保谷市長の保谷さん」がいましたな…。
♯「埼玉(不協和音?)五重奏」を見て、「志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所」を思い出してしまったのは、内緒…
[108175] 2023年 7月 10日(月)22:07:39伊豆之国 さん
嵯峨野にある「嵐電」嵐山駅
だいぶ遅レスですが…

[108130] 千本桜さん
嵐山の竹林という呼び方が引っかかります。地理的に、あそこは嵐山ではなく嵯峨でしょう。嵯峨または嵯峨野の竹林と書いて欲しいのに、イメージと知名度優先の観光業者は嵐山の竹林と書きます。近年、ますます嵐山が嵯峨を地名侵蝕しているように感じます
「嵯峨野」という地名も全国的に相当メジャーな地名だと思うのですが、「『嵐山』が『嵯峨野』の領域を侵食してきている」というのは驚きでした。「嵐山」という鉄道駅が、渡月橋のかかる桂川を挟んで両岸にあるのですが(地図)、川の南側にある阪急嵐山線の駅は「西京区嵐山東一川町」にあるのに対し、北側にある京福電鉄嵐山線(嵐電)の駅は「右京区嵯峨天龍寺造路町(つくりみちちょう)」にあり、これは明治末期に開業して以来現在まで名乗り続けており、その当時から既に「嵯峨野にある嵐山駅」という状態が今日まで続いているこになっています。
天龍寺や「嵯峨野の竹林」を初め、この界隈の主な寺社などの観光地はそのほとんどが桂川の北側の「嵯峨野」地域にあり、もっと北側の大覚寺などとなると、この一帯までも「嵐山」と呼ぶというのには、私もやはり大いに違和感を覚えます。思えば、山陰線(嵯峨野線)の「嵯峨駅」が今の「嵯峨嵐山」駅に改称したのは、もうすでに今から29年も前。その頃から「嵐山の嵯峨野侵食」が始まっていたのでしょうか。ちなみに、山陰線の旧線跡を利用した嵯峨野観光鉄道の「トロッコ嵐山」駅も「嵯峨」地域にあります。
ところで、京都市内には長い町名が多く見られるのですが、この辺りの地図を見ると、とにかくやたらに長い町名が目につきます。「嵯峨大覚寺門前宮ノ下町」はフリガナで19字。「嵯峨二尊院門前善光寺山町」など3町は21字、「嵯峨釈迦堂門前南中院町」は22字…。これは、「旧町村名-大字-小字」をそのまま引き継いだ、ということが、今尾恵介氏の著書で見たことがあります。
…これ以上の話は、地元の方に任せてこの辺で「お開き」に…

[108163] 白桃さん
1933年(昭和8年)に市制施行、これは県都に次ぐ早さ。同年市制は、松阪、銚子、延岡、帯広、延岡、酒田、熊谷、川口という面々
延岡がかぶっていますね。後のほうのは「石巻」ですね。
[108069] 2023年 6月 22日(木)23:20:37伊豆之国 さん
三ヶ日蜜柑 & 中野太陽広場
[108054] 勿来丸さん
「三が日」と書いたら「三ケ日」に似てるなと思ってしまいました
現・浜松市北区の「みっかび」、正式表記は「三ヶ日」か「三ケ日」か。過去記事でも何度か話題になったことがありました。
(開く)三ヶ日? 三ケ日?

[108065] 海辺を飛ぶ鳥さん
「三ケ月」に見えて、月名コレの作業しよう、と思いました。
地理のテストで「三日月湖」を「三ヶ月湖」と書いた人が結構いた([63022] Issieさん)という記事がありました…。
「三日月町」という自治体がかつて兵庫県と佐賀県にありましたが、いずれも平成の大合併で消滅しました。
太陰暦三日の細い月相を「三日月」と呼び、兵庫県佐用郡三日月町05と佐賀県小城郡三日月町05とがありました。前者は「三日月の影」に祈った山中鹿介幸盛(尼子十勇士)に因む地名でしょう
([70649] hmtさん)
千葉県松戸市に「三ケ月」という町名がありますが、「みこぜ」と相当な難読です。町内に「三日月神社」があり、これと関係ありそうですが、「みこぜ」の読みはどこからきているのでしょうか?

[108063] 白桃さん
中野町と野方町の区域でもって中野区ができたのですが、その名称について、
①中野町からそのまま
②中野の「中」と野方の「野」、一字ずつ取った
と二説あるようなのですが、白桃は絶対①だと考えます
[108064] Nさん
以前住んでた時に貰った広報誌かなにかに上記の説が書いてあった記憶もありますが、初めて見たときは自分もそんな馬鹿な、と思いました。確たる物証があるわけではないようなので、本音は①だけど建前で②にしてる感じですかね
中野区の公式HPを見ましたが、「中野」という地名そのものの由来については書かれていましたが、「中野区」の名称の由来についての記事は見つけられませんでした。「東京地名考」(昭和61年・朝日新聞社会部編)を見ると、やはり中世以来の村名に由来する説と、「中野と野方の頭文字を取った」という説の両方が書かれており
「中野区史」昭和資料編に当時の区会議員談があり、野方町の住民は砂糖・醤油一つ買うのも中野へ行かなければならぬ状態で、「ですから、これは中野ということにしてやろうという相談があり、その時誰も反対したものはなかった。だからスムーズに決まったんです」とあるが、頭文字説も残っており、確定する資料もないという。両町に対抗意識がなかったわけでもないようで、あるいは「玉虫色」の解釈だったかもしれない
とあり、これが現在に至ってもまだどちらかに確定できる資料が見つからない、ということでしょうか?
[108066] 2023年 6月 20日(火)22:59:56伊豆之国 さん
クイズ問五十
[108056] 白桃さん
【問五十】
もう一つの該当市は、天理市でしょうか?
♯あきごんさん、ゴメンナサイ…

他に反応したいのがありますが、別稿で…
[108014] 2023年 6月 14日(水)21:21:16伊豆之国 さん
天和駅、野外教育施設
「麻雀」の話題でにぎわっているようですが…

[107996] Nさん
役満を作れる市
天和
一駅だけで役満ができる市がありますね…(これ、反則?)。それは、「天和」駅がある、「忠臣蔵」で名高いあの市。この「天和」駅の住所は、赤穂市「鷆和」。読みは共に「てんわ」ですが、字が違います。「鷆和」地区にできた(国鉄→)JR赤穂線の駅が「天和」になった経緯、更に「鷆和」には字体が微妙に違う「鷏和」という表記も一部で見られることなどが、過去記事にありました。

[107991] ただけんさん
[108001] あきごんさん
[108002] メークインさん
[108003] サヌカイトさん
[108005] おがちゃんさん
[108008] Nさん
[108013] とりぴーさん
野外教育施設
少し違うのかもしれませんが、世田谷区民だった私の小学生時代には「臨海学校」というのがあり、多分4年生の時に三浦市にあった区立の臨海学校に泊まったことを覚えています。このような「その自治体の区域外にある、その自治体の公立・公設の臨海学校」は、東京の特別区にはその大半にあって、多くは伊豆とか南房総といった気候温暖な場所に設けられ、元々は食糧難の時代に多かった「虚弱児童」の保養施設として設けられた、ということを聞いたことがあります。こうした「公立臨海学校」は、時代の流れと共にその役目を終えて廃止されたところが多く、世田谷区の施設も既にとうの昔に廃止されているようです。

>グリグリさんへ
今晩のTV(BS)を見ていたら、長野県大桑村の阿寺渓谷に「千畳岩」というのが出てきました。
「千畳敷」コレクションの「参考」欄を見ましたが、まだ登録されていないようなので、新規登録をお願いいたします。
大桑村観光協会HPにある案内図があるページと、地図SVをリンクしておきます。
[107970] 2023年 6月 10日(土)23:37:09伊豆之国 さん
自分一人だけの経県値(宿泊) & 野々市市の旧家で「開かずの金庫」を開けろ!
[107878] サヌカイトさん
[107967] 未開人さん
[107968] k_itoさん
自分だけの経県

遅レスですが…
[107878] サヌカイトさんの「特殊経県値」の一覧表を見ると、私一人だけになっているのは
居住+宿泊…8、訪問…0、接地…8、通過…3
と出ていますが、記事が書かれた日より10日以上過ぎておりこの間の変化があることと、実は私自身もこの間に過去の記憶より経県値の見直しをしており、訪問以下(未踏を含め)の数値はこの表と異なっていますが、宿泊については「8」で変わらず、該当する市町村は

青森県黒石市(温湯温泉郷…この日は暴風雨でたどり着くまで大変だった。こちらに投稿した記事あり。宿泊した宿は今はない)
青森県風間浦村(下風呂温泉。こちらも宿は既に廃業したようだ)
岩手県野田村(海辺の高台にある国民宿舎。東日本大震災のときは被災者の避難所となっていたという)
秋田県潟上市(高台にあった公共の宿。ここも今はない)
千葉県大多喜町(養老渓谷の温泉宿)
新潟県阿賀町([67176]阿賀野川の川辺の温泉宿)
奈良県山添村(勤め先の「研修旅行」で「名古屋市にない麒麟麦酒の名古屋工場見学」([98078])の後で「古民家民宿」を借り切り一泊)
広島県大崎上島町(旧木江町の岬の突端近くにあった国民宿舎。現在このホテルが建っている場所と同一と思われる)

の8町村と見られます。

ところで、昨日のTV番組で、「開かずの金庫を開けろ」というのがあり、オーナーさんの故郷・野々市市の旧家で、国指定重要文化財になっている「喜多家住宅」(SV)にある「開かずの金庫」を開けろ、という場面が出てきました。悪戦苦闘の末、金庫の扉は無事開きましたが、残念ながら金庫の中身は空っぽでした…。
[107960] 2023年 6月 7日(水)22:47:02伊豆之国 さん
八番勝負見物記 & 名所クイズ & ご破算になった合併
まず、「今の自分の実力ではもはや到底無理」ということで、宣言通り「休場」「高みの見物」を決め込んだ、「メダルが取れなければ即終了」という「八番勝負」ですが、やはりほとんどの問題はお題を見ただけでは全く見当がつきませんでした。その中で唯一共通項らしきものが見えかけていたのが問六。佐倉市→国立歴史民俗博物館(30年ほど前に行ったことあり)、吹田市→国立民族学博物館…から「国立博物館がある」ということなのか…。結果はまさにその方向でした。もし参加したのであれば、まず「絶対鉄板」の京都か奈良を答えたでしょう。
ついでに、余計なおせっかいですが…[107947] オーナー グリグリさん
箱根登山ケーブルの早雲寺駅
「早雲山」ですね。

次に、2週連続でTVのクイズ番組でやっていた、日本の観光名所・世界遺産に関する漢字穴埋めクイズより。
次の□内に入る正しい漢字を書け、というものですが、解答者が間違えたものをいくつか。Q5は「正確に書け」となると難問です。

問題名所
Q1.□見銀山
Q2.種□島
Q3.大浦天□堂
Q4.延□寺
Q5.□美大島

(開く)正解と誤答例は…(自分の感想も交えて)

ところで、"You Tube"の動画に、破談に終わったヤバすぎる合併計画10選+αというのがありました。かの悪名高き「南セントレア市」なども登場するこの動画、それはベテランメンバーにとってはまさに「落書き帳」が「平成の大合併」ネタで大いに盛り上がっていた頃の記憶を蘇えられてくれるものです…。
…かくいう私も、早いもので明日で「落書き帳」初書き込みから数えて17年目に入ることになりました…。
[107879] 2023年 5月 30日(火)23:05:48伊豆之国 さん
今頃になって連休中の旅日記です
[107848]の最後で書き込んだ旅日記の件、やっと何とか書き込む時間ができました…

5月2日の朝、小田急にのり、本厚木※からロマンスカーで小田原へ、JRに乗り換えて熱海で下車。外に出たのはもう○十年以上もなく、駅も建て替えられており、駅前にあったはずの「軽便」の機関車が記憶にあった場所に見つからず、見回したらアーケード街の入り口近くにあったのでした…。アーケードを抜け、坂道を下って海岸へ出て、熱海海岸のシンボル「お宮の松」の前へ。「水泡経済破綻」で立ち並んでいたホテル群が軒並み倒産・廃業、廃墟となったのちに解体され、だだっ広い空き地となった頃の映像が今も印象に残る中、近年になってようやく復興に向かい、新しいホテルやマンションが建ち始めたということは既に知ってはいて、今もこれまで空き地だった土地に新築ホテル?の工事が始まっていたのですが、「大昔」の姿がどうだったのか、なかなか思い出せませんでした(確かにこの界隈にあったホテルに泊まった記憶は残っているのですが)…。
熱海駅への帰りは急な上り坂になるのでバスを待つと、結構本数はあった。駅へ戻り、昼食の時間帯にかかったのですがどこも満員、結局駅の立ち食いそばで我慢(去年([104824])も実はそうでした…)。熱海駅から電車で伊東駅へ。この区間はJRなのですが、走っている車両は相互乗り入れしている伊豆急のが多く、乗ったのはやはり去年と同様、元東急の銀色電車でした。
伊東駅に着いてから、どのように回るのか、駅に着いてもまだ迷いましたが、なぜかわからないけれどもこの一帯だけは今まで「見た」という記憶がない、大室山からシャボテン公園と回ることに。大室山ではリフトで山頂に登るのですが、連休の谷間の平日にも関わらず大行列ができ、乗るまでに1時間近くかかったように覚えています。山頂の「駅」で降り、すり鉢状の火口を囲む「尾根」の遊歩道を一周するのですが、外側にも内側にも転落防止用の「柵」がなく、傾斜も結構急で、足がすくんで怖い思いでした(過去にはいずれも一部分だけですが阿蘇山とか草津白根でもこのような場所に行っているのですが、そちらには柵があったような…)。でも、間近に綺麗に見えた富士山の雄姿は印象的でした。
山麓に戻って、すぐ向かい側にある「シャボテン公園」へ。手元にある昭和30年代の観光案内にも出ている、古くから知られた名所で、今までずっとこの名で覚えていたのですが、正式名称は伊豆シャボテン動物公園で、いつの間にか「動物園」の施設も加わっていたとは知りませんでした(ちなみに「日本動物園水族館協会」にも加盟しています)。入場料の馬○高さには少々腹が立ち、名物という「カピバラの露天風呂」は冬季限定なのでこの時期には見られませんでしたが、原産地別に分かれている、昭和30年代から建っているというピラミッド型の大温室や、メキシコから持ってきたという巨石群など、「オジサン」にも結構楽しめる観光施設だという感はありました。
帰りも大混雑で、臨時のバスが出ていたのでそれに乗って伊東駅に戻り、この日に予約した宿は…私の少年時代、耳にタコができるほど聞かされたかの名ホテル。宿に着くなり早速大浴場で疲れをほぐしたのですが、「格安プラン」故、「落とし穴」もありました。朝食のみのプランであり、夕食会場は9時まで使えず、近所に飲食店もないのでそれまで我慢するほかないのです。でも、よくTVの旅番組に出てくるようなタレント達などとは正反対に「食事は二の次、空腹を我慢してでも見たい(行きたい)ところが優先」というタイプの私は、すぐに気持ちを切り替えることができました。夜のTV番組は、予想した通り、おそらくCATVで配信されている([94658] Takashiさん)東京と同じチャンネル。いつも見ている番組を見た後、この日2度目の入浴、ようやく晩飯、拉麺で我慢…。
翌朝、起きてすぐに朝風呂、そして外の景色を見ると…「格安プラン」だから山側の部屋だったのですが、客室がある建物が八角形で、洗面所に行くと…窓からわずかに海が見えた!それにしてもこの建物、1階の上のエレベーターが止まる階が7階になっていのですが、外から見た限り、1階と7階の間に5つも階があるとは思えない。機械室などになっているようですが、どんな構造なのか謎です…(以前にこれに似た話題がありました…[91459] MasAkaさん)。
建物が古く、耐震の問題?なのか、連休中の「書き入れ時」なのに立ち入り禁止になっていた棟があり(前の晩に見たら確かに明かりがついていなかった)、人手不足なのか売店も早じまい、サービスも「手抜き」が多く、ちょっと寂しい感じでしたが、まあこんな世の中だから受け入れるか、ということになるのでしょうか。でも、帰ってからしばらく経った日に、熱海~伊東界隈をやっていた旅番組があり、「昭和レトロ」の宿として、「若い人に結構人気がある」ということらしいとか…。そういえば、昭和の温泉宿によくあったゲームセンターもありました。さすがにゲーム機自体は現代のものに変わっていて、遊んでみる勇気はありませんでしたが…。
このホテルの姉妹店で、「魚が泳ぐ水槽」がある大浴場が名物の海辺のホテルの、その大浴場の入場券をもらったので、そちらに行くことにしたのですが、そちらに直行するバスの時間はずっと後なので、まず駅に戻り、歩いて10分ほどの中心街にある、昭和初期に建てられた木造3階建ての元旅館で、現在は観光施設として運営されている「東海館」を見学。駅に戻り、ホテルの少し手前にある「マリンタウン」(どうやら、子供の頃に行ったことがある「伊東水族館」の跡地らしい)までバスに乗ったのですが、道路は大渋滞、しかも進行方向の右側にあり右折もできないので、到着まで1時間近くもかかったような…。そんなわけで「マリンタウン」には入らず、ホテルまで歩くことに。中途半端な時間帯とあって大浴場はすいていたのですが、何とも「わざとらしい演出」のように見えてしまうのは仕方ないのでしょうか。こちらも人手不足なのか、サービスに難点があるようなのが残念でした。
帰りの道路はすいており、バスはスムーズに伊東駅に戻って、1年前には悪天候で諦めた、源氏と北條氏ゆかりの「修禅寺」を目指すことに。バスの本数が少ないので事前にメモしていたのですが、出発時間が迫っており、ここでも食事に時間をかけられず、駅前の「大衆食堂」で「困ったときには必ずコレ」というカレーライス…。修善寺駅で温泉街行きのバスに乗り継ぎ、目指す修禅寺へ。だいぶ前に一度お参りしているのですが、夕暮れ時で本堂を拝んだだけだったので、今度はじっくり見て回ることに。宝物殿も見てきました。
門前に戻って温泉街へ。町のシンボルだった「独鈷の湯」は洪水?で流されて立ち入り・入浴禁止になったままで、近くにある立ち寄り湯で一風呂。バスで修善寺駅に戻り、駿豆線・東海道線と乗り継いで小田原駅に。ここでようやく夕食、としたのですが、駅ビル内も駅前の飲食店も大混雑。ようやく手ごろな値段の店で刺身定食。ここまで来てやっと本格的(とまで行かないのですが…)なグルメ、ということになりました。小田原駅からロマンスカー、海老名駅※で鈍行に乗り換えて家路に…。
※どちらも既に出発・到着した駅を失念してしまい、時刻表からの推定です(お粗末…)

[107864] かぱぷうさん
[107868] メークインさん
[107871] スナフキんさん
宿が目的の旅行
今回の道中も、形の上では「宿を目的にした」旅であって、その前後はいわば「行きあたりばったり」という形だったのですが、
[107868] メークインさん
名古屋クラウンホテル
中心部にある天然温泉
実は私も一度宿泊したことがあります。4年前の大連休で、お伊勢参りからの帰り、元号が「令和」と改まったまさに最初の晩に投宿したのがこの「名古屋クラウンホテル」でした。
終点の【A市】に。とにかくここのターミナル駅はJRと私鉄・地下鉄との乗り換えがわかりにくく、結局ホテルまではタクシーで。このホテルには【A市】では数少ない温泉もあり、「大都会の温泉」気分を味わうこともできました
([97673])
この【A市】がその名古屋市(解答は[97706]にあり)で、「温泉があるホテル」がまさにその「クラウンホテル」。このホテルに温泉があることは既に知っており、ネット検索で予約情報に当たったところ「空きがある」と分かって早速予約したのでした。…この後は、引っ越しのドタバタとその後の「コロナ」の影響で、丸3年間宿泊を伴った旅行ができず、それがやっとできたのは、去年の春の連休、大河ドラマの舞台を訪ねた旅で泊った伊豆長岡温泉でした([104824])。
最近はビジネスホテル(シングル)で泊まる事が多いのですが、ユニットバスにお湯を溜める事が面倒なので大浴場があるホテルを選ぶことが多いです
これは私も同じです([105967] )。大半のホテルに大浴場がある「ルートイン」(昨年秋の上山田温泉もそうでした)のようなチェーン店に泊まることが多い点は異なりますが。
[107848] 2023年 5月 21日(日)23:50:38【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 22日(月)21:16:50
伊豆之国 さん
東陽町、駒澤村
昨日の「アド街」は、江東区「東陽町」でした。私にとってはほとんどなじみがない地域で、東西線で何度か地下を通り過ぎたくらい、地上の景色を見たのは、何と半世紀以上も昔(!)。廃止間近になっていた、砂町界隈を走っていた都電(旧城東電気軌道の路線)を見に行った記憶があるくらいですが…。映像には、hmtさんが[66539][75329]で紹介している、かつて存在していた「洲崎遊郭」と「洲崎球場」も登場しましたが、
明治の地図では 土手で囲まれた一角が見えます。城郭の「曲輪」にも例えられる この別世界に びっしり立ち並んだ施設 は遊郭です
根津遊郭が深川洲崎に移転したのは、明治20年代とのことです。洲崎橋から北にある「大門通り」という名も、最後には「赤線」という名で1958年まで存在したこの種の施設の痕跡を伝えています
[66539]は初期のプロ野球が行われた洲崎球場のことも記しています。1937年修正測図の地形図 を見ると、満潮時にグラウンドに海水が入りコールドゲームになったという珍事があったことも納得します
肝心の「東陽(町)」の町名の由来とも言われている「東陽小学校」([75329])が出てこなかったのは残念でした…。「洲崎球場跡」は、第61回十番勝負・問一の共通項「野球の聖地・名所150選」にもしっかり登録されていました。

[107847] EMMさん
「駒沢村(町)」は「合成地名に該当しない」という理由ですが、
意訳的な合成…「意味は合致していようとも、元の地名に無いパーツが出てくる合成」は現状の「合成地名」コレでは×
つまり、形式的には「参互折衷」という形を取っているとしても、「馬」と「駒」では意味は類似でも、「駒」は元の村名には出てこない文字であるから、というのであれば理解しました。言ってみれば「合成地名に近いけれども、実態としてはやはり違っている」、いわば「合成地名もどき」とでもなるのでしょうか。もっとも、「駒沢村」の中心となっていたと思われる「上・下馬引沢」自体に「沢」の字が入っており、他の「沢」の付く村との完全な合成ではない、とも見えるので、そもそも「合成地名」と見ること自体に無理があるかもしれませんが。
なお、江戸時代以前の村名であり、地名の合成でもないので範疇外ですが、前身村の1つ「野沢(村)」の由来は、「野村氏と澤田氏によって開かれた」という説を、かつて世田谷区の広報紙で見たことがありました。

♯先の連休中に、「かつてCMで有名だったホテル」に一泊してきましたが、道中記がなかなか書けません…。
<ヒント>自分の「領地」です。

【1】一部加筆修正
[107818] 2023年 5月 13日(土)22:41:20伊豆之国 さん
香取市に多い香取さん(Remake) & 香川県に多い香川さん
[107817] ぺとぺとさん
石垣市で石垣姓が2番目に多い
可児市では可児姓が6番目に多い
古賀市では古賀姓が20番目に多い
もしかすると石垣市や可児市を超える市があるかもしれません

この手の話題、実は私も14年前に書き込んだことがありました…[71931]
「香取」という苗字は、下総国香取郡が発祥地。全国に約8千人いると推定されますが、現在も千葉県に多く、全国の半数近くが集まり、更にそのまた半数が香取市に集中し、市内第4位に入ります。中でも旧佐原市に多く、市内最多の苗字になっていました
この「香取」さんのように苗字がそのルーツの地に多いというのは、実は稀なケースなのだそうです。地名と同じ苗字がその地に多数居住している例には、西東京市保谷地区の「保谷」、羽村市の「羽村」、愛媛県旧越智郡一帯の「越智」([10568]kenさん)、宮崎県椎葉村の「椎葉」などがあり(以下略)
「香取市に多い香取さん」については、こちらに詳しく書かれていました。
「香取」さんが集中しているのは、千葉県北部、利根川の右岸に位置する香取市香取地区。ここが「香取」さんのルーツの地だ
代々この神社の神官をつとめているのが香取家で、経津主神の末裔でもある。香取一族は周辺に広がり、現在でも「香取」さんの大半はこの付近に住んでいる
「保谷」さんは、Web版「写録」では、西東京市で10位ですが、旧保谷市では5位以内に入っていたような記憶があります。保谷市の最後の市長と、西東京市の初代市長を務めていたのは「保谷」さんでした。「羽村」さんは、羽村市で13位に入っています。
町村では、宮崎県椎葉村で「椎葉」さんが村内に300件近く集まり、村全体の3割近くを占めてダントツです。ついでにですが、この椎葉村で2番目に多い苗字が「那須」さん。平家の落人伝説が残る椎葉村には、源氏の追手・那須大八郎と村の娘・鶴富姫との悲恋伝説が伝わっています(椎葉村HPより)。
県レベルでは、香川県に「香川さん」が多く見られ、県ランクで16位に入っています。この「香川」さんには、讃岐発祥のものも確かにあるようですが、現在の神奈川県茅ヶ崎市香川が発祥の別流もあり、この一族が讃岐に移住して栄えたと言われているようです。
ところで、香川県は(四国の他の県も同様なのですが)、県内でも「苗字の統一性」がとれておらず、地域によって多い苗字がバラバラ、という特徴があります([65455],[86488])。東かがわ市出身の白桃さんと、丸亀市民のサヌカイトさんとでは、「身近な苗字」が全く違っていると思います。「香川」さんは、県の西寄りに集中しており、善通寺市で市内最多、丸亀市でも2位に入りますが、高松市では60位台、東かがわ市には何と一件もありません。
[107809] 2023年 5月 12日(金)00:06:37伊豆之国 さん
「奈良」さんのルーツは、大和の奈良ではなくあの「暑い街」
「苗字と市名」にまつわる話題でにぎわっていますが…

[107802] あきごんさん
奈良県に長く住みながら奈良さんは1家族しか知らないので、もっと珍しいのかと思ったら、587位、全国に33,300人とそこまで珍しくない名字でした
私が苗字の分布・ランキングで普段利用している「Web版・写録宝夢巣」(2007年頃のデータ)で「奈良」さんの分布を調べると、全国に約6600件、苗字順位は564位となっています。最も多いのは青森県で1062件、県ランク48位。これに次ぐのが秋田県で、775件、53位となっており、県ランキング100位以内に入るのはこの両県だけです。青森県ではその大半が青森市から弘前市にかけて、津軽中部に集中しており、「南部」ではほとんど見られません。実数では青森市が最多で260件余り、市町村ランクでは平川市と板柳町の17位が最高です。秋田県では、数では最多の県都・秋田市を除くとほとんどが青森県と接する北部に集中しており、鹿角市と大館市には200件近くあり,鹿角市では市内10位に入ります。
そのほかでは、数の上では両県からの移住も多い北海道と首都圏が上位に来ますが、県ランクでは山梨県で150位・群馬県で174位に入っているのが目を引き、県ランク200位以内に入っているのは青森・秋田と合わせてこの4県です。山梨県ではそのほとんどが東部に集まり、上野原市では130件を数え市内6位、大月市でも20位以内に入ります。群馬県では、前橋市を中心とした地域に集中しているのですが、県南東部の明和町にも多く、60件近くあり町内で2位に入っています。一方、西日本には少なく、100件以上あるのも大阪府と兵庫・香川両県のみ。奈良県には30件余りしかなく、「奈良県で奈良さんを見たことがない」というのも頷けましょう。
この「奈良」という苗字ですが、大和の奈良が発祥ではなく、「現在の埼玉県熊谷市の地名から発祥した一族が繫栄した」とされているようです(→[74921])。この武蔵の奈良氏は「中世の名門」であり、またこの(「奈良」という)地名が新しくないことは明らかである(柳田国男氏「地名の研究」より)ともあります。柳田氏も触れていますが、「なら」というのは「平らな地形」(「平らにする」ことを「ならす(均す)」という言い回しもありますね)を指す広い言い方であったと思われ、例示されている、現在の東京都町田市成瀬の旧小字「奈良谷戸」(現在もバス停名などに残っている。隣接する横浜市青葉区には「奈良町」がある)など、各地に「なら」あるいはそれに近い地名があったことも書かれていました。
もっとも、現在、熊谷市には「奈良」さんはわずか数件しか見当たらず、東北地方に多いことから、「関東発祥の苗字が東北によくみられる」(「熊谷」さんもその例の1つ)というケースに当てはまるのでしょう。一方で、埼玉県内では久喜市の旧栗橋町に「奈良」さんが50件以上集中して町内10位にランクし、埼玉県内の市町村でも最多になっており、群馬県明和町のも共に、発祥地からもそう遠くない場所なので、熊谷市の奈良地区から移ってきたのかもしれません。
なお、こちらによると、秋田の奈良氏は「佐竹氏家臣」、山梨の奈良氏は「武田氏家臣」といった由来が書かれていました。
[107799] 2023年 5月 9日(火)22:33:05【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 9日(火)22:38:05
伊豆之国 さん
あの大学の名は、合成地名由来です。
[107758]未開人さん
[107787]EMMさん

東京23区内にあった、昭和以前に消滅した合成自治体名で、「合成地名コレクション」に掲載されていない旧村(町)名がありました。現在の世田谷区の一部になります。
今年正月の箱根駅伝で優勝、昨年秋の「出雲」「全日本」と合わせて年度三冠を達成した「駒澤大学」。その大学名の由来となった所在地の当時の地名「東京府荏原郡駒澤村(→町)」、実は「合成地名」だったとされています(以下「澤」は「沢」と表記)。
明治22年、東京府が市町村制を施行するに際し、駒沢村が誕生した。荏原郡上馬引沢村、下馬引沢村、野沢村、深沢村、世田谷村新町、弦巻村などが合併して、行政単位としての村を作ったわけだが、新町名は上・下馬引沢村の馬(すなわち駒)と野沢・深沢の沢の合成である
(「東京地名考・上巻」(昭和61年・朝日新聞社会部編…[93054] 他)より。同様な記事がwikiにもあります)。
なお、「駒沢」の地名は、世田谷区成立時にいったん消滅しますが、大学名や路面電車「玉電」の停留所名に残り、昭和40年代に「上馬」「深沢」などの各町の一部をもって現在の「駒沢1-5丁目」と「駒沢公園」の町名ができましたが、これらはかつての「駒沢村(町)」のごく一部にすぎません。
[107777] 2023年 5月 5日(金)21:21:17伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦最新情勢
[107686]
「市盗り合戦」のその後の情勢の変化を含め、項を改めて書き込むことにします
だいぶ遅くなりましたが、その「市盗り合戦」の現在の情勢(第63回終了時点)を、2年ほど前の第57回終了時点([102089]、以下「前回」とする)と比べてどのように変化したか、調べてみました。
まず、領国数ランキングから、領地を10ヶ所以上持っている22名を見ると、出身地・居住地を明かしていないくはさんを除くと、「東軍」に属しているのが12名、「西軍」が9名となっており、第57回と比べると東軍が1名増、西軍が1名減となっています。それを個々のメンバーで見ると、前回は2位だったスカンデルベクの鷲さんが、東北で勢力を伸ばして前回より差し引き4か所の領地増となり、ついに首位に立つことになったのを初め、勿来丸さんが甲信で勢力を広げ美濃国にも大きく食い込み、前回から11か所も領地を増やし8強入りするなど、数字以上に東軍の優位が強まっていることをうかがえます。その一方で、上位7名を見ると西軍が5名を占めている状況は変わらず、東軍勢の攻勢で目減りした方も多いものの、全て40以上の領地を確保し、8位以下とはまだまだ差をつけています。その中で特筆されるのが、かぱぷうさん。全体の領地数は1つ減らしたものの、地元の福岡県全29市を制覇し、一色に染め上げたのは快挙といってよいでしょう。
一方、領国石高ランキングを見ると、領国石高が100万石以上の15名中、東軍勢が8名と、こちらも前回と大きな変化はありませんが、上位4名は依然西軍勢が占め、戦況があまり変わっていないことが見えます。北陸道(越後・佐渡を含む)で圧倒的な強さを誇っている首位のEMMさんは、500万石の大台に王手をかけています。
領民数ランキングでは、大坂城・二条城(京都市)を初め、姫路城・和歌山城といった名城、堺市など領民数の多い関西の主要都市をがっちり押さえている深夜特急さんの独走態勢は変わらず、100万人以上の領民を抱えている上位20名中、東軍が11名を占めている状況も変わりませんが、名古屋城を一気に攻略したNさん、札幌市の領主についたおがちゃんさんの躍進が目覚ましく、共に前回より領民数を約2倍半に増やし、トップ10入りを果たしています。

最後に、[107733]の末尾でちょこっと触れた地方選挙について。ここは政治や選挙を語る掲示板ではありませんので簡略に書くだけにしますが、小規模な市町村の議会で目立つ、無投票当選や欠員の発生といった事態の続出に見られる「議員の成り手不足」の深刻さとか、大きく増えたとはいえ、女性首長・議員の数の比率の相変わらずの低さなど、今後さらなる意識改革の必要性があるでしょう。
それと、地元の近隣の話ですが、結果がどうなるのか注目されていたのが大和市長選挙。(当時の)現職市長が「パワハラ」問題が表沙汰になったことから、職員から「告発」される(この辺の記憶はあいまいですが…)などで窮地に陥り、いったんは引退表明したものの、直前になって前言を翻して出馬し、結果は3候補中最下位で落選。パワハラ問題と、引退撤回という直前の「変節」が選挙民の反感を買った、ということになるのでしょうが、当選すれば5選になったそうなので、長期市政への「飽き」もあったのでしょうか…。
[107745] 2023年 4月 28日(金)14:22:07伊豆之国 さん
一宮市の百貨店が「尾張」になります。
[107656] 白桃さん
「B都会」(都会度30ポイント以上)で百貨店のある都市は以下の通りです
都会度P 商品販売額P 百貨店P
一宮 30.46 5.00 0.10
愛知県一宮市内で唯一の百貨店「名鉄百貨店一宮店」が来年1月末で閉店することになるようです(こちら)。
名鉄百貨店(名古屋市)は27日、一宮店(愛知県一宮市)を2024年1月末で閉店すると発表した。一宮店が入るビルの老朽化のほか、同店の経営状況が近年厳しかったことを理由に挙げる。閉店後に新たな商業施設に衣替えするかなど、今後の見通しは明らかにしなかった
一宮店はピークの03年には約112億円の売り上げがあったが、22年には約59億円まで半減するなど、業績不振が続いていた
この百貨店が閉店すると、一宮市の都会度ポイントから「百貨店ポイント」の0.1点が消えます。更に、百貨店が消えることにより減少する年間商品販売額を他のショッピングモールや量販店などでカバーできないと、こちらの方も減点になり、かろうじて保っている「B都会」から、「C都会」に陥落する可能性がありますが、今後どうなるのでしょうか。
[107733] 2023年 4月 26日(水)00:27:54【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)17:47:42 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
苗字から見る東西境界線(市盗り合戦の東西両軍の区分け)
「東日本と西日本」にまつわる話題でにぎわっていましたが、[107686]の最後にも書き込んだ、私が落書き帳上で幾度か取り上げている「苗字から見る日本の東西」について、「戦国市盗り合戦」を「関ケ原合戦」になぞらえて、参加メンバーが「東西両軍のどちらに属するか」も交えて書き込んでみることにします。
ここまでの記事を総合すると、地形・地質から見た境界線は「糸魚川~静岡構造線」(「糸静線」)、方言の上では日本海側が富山・新潟県境のすぐ東の「親不知」、太平洋側は「木曽三川」の河口が集まる愛知・三重両県境辺りとされるようですが、「苗字」の面で見たらどうなるのでしょうか。それぞれの「境界線」の東西にある主な市について、それぞれTOP10を見て行きましょう。

まず日本海側から。ランキングはWeb版「写録宝夢巣」(データは2007年頃)からです(※)。
市区名苗字TOP10
新潟県長岡市佐藤・小林・高橋・渡辺・丸山・田中・五十嵐・長谷川・中村・高野
上越市佐藤・小林・渡辺・丸山・高橋・池田・小山・清水・竹内・中村
糸魚川市渡辺・斉藤・伊藤・中村・猪又・佐藤・山本・加藤・清水・金子
富山県黒部市山本・佐々木・能登・長谷川・宮崎・田中・中村・吉田・川端・山田
富山市山本・林・中村・清水・吉田・中川・山崎・田中・藤井・山田
高岡市林・山本・中村・吉田・山田・山崎・田中・高田・前田・中島
石川県金沢市中村・山本・吉田・田中・中川・山田・林・松本・清水・山崎
野々市市中村・山本・吉田・中川・田中・山田・松本・清水・林・北村
白山市中村・山本・山田・中川・林・吉田・北村・田中・中田・西田

「親不知」を挟む新潟県上越地域と富山県を比べてみると、「中村」「清水」など共通して顔を出す苗字もあり、また糸魚川市の「猪又」や黒部市の「能登」のような独特の苗字もありますが、新潟県全体でもトップの「佐藤」を初め、糸魚川市では10位以内に4つも顔を出す「○藤」型の苗字は富山県に入るとランキング上位から全く姿を消し、「山本・林・吉田・中川・田中」など、字画が少ない名字が上位に来て、明らかに苗字ランク上位をみた直感が変わることが読み取れ、石川県に入ると、金沢市と近隣2市でいずれも「中村・山本」が2トップに並ぶなど、さらに顕著になります。日本海側での苗字の東西境界線は、やはり「親不知」を挟む新潟・富山県境にあると見てよいでしょう。そして、福井県を含め、北陸3県が苗字の上では明らかに「西日本型」に属することは間違いない事実でしょう。「市盗り合戦」では、石川県出身のEMMさん・星野彼方さん、富山県在住で出身も「西」の滋賀県の鰯山さんは、いずれも「西軍」所属ということで問題ないと思います。

太平洋側はどうでしょうか。なお、政令指定都市の静岡・浜松・名古屋の各市は区に分かれているため、静岡と浜松はそれぞれ人口最多の葵区と中区を代表とし、名古屋市は人口1位と2位の緑区と中川区を取り上げています。
市区名苗字TOP10
静岡県富士市鈴木・渡辺・佐野・望月・加藤・小林・遠藤・佐藤・山本・石川旧富士川町は含まず
静岡市葵区望月・鈴木・杉山・海野・佐藤・小林・山本・森・渡辺・山田
藤枝市鈴木・増田・大石・青島・杉山・八木・村松・杉本・山本・池谷旧岡部町は含まず
島田市鈴木・大石・杉本・増田・杉山・大塚・伊藤・塚本・山田・山本旧川根町は含まず
掛川市鈴木・松浦・山本・山崎・杉山・戸塚・大石・佐藤・伊藤・中山
浜松市中区鈴木・伊藤・中村・加藤・山本・佐藤・松本・高橋・内山・大石
湖西市山本・鈴木・佐原・菅沼・伊藤・石田・豊田・飯田・田中・佐藤旧新居町は含まず
愛知県豊橋市鈴木・伊藤・山本・加藤・河合・白井・小林・中村・佐藤・田中
岡崎市鈴木・加藤・山本・柴田・佐藤・太田・杉浦・中根・小林・伊藤
安城市杉浦・神谷・鈴木・加藤・石川・稲垣・近藤・都築・岡田・太田
名古屋市緑区鈴木・加藤・伊藤・近藤・山口・山田・佐藤・田中・山本・中村
名古屋市中川区伊藤・加藤・山田・森・佐藤・鈴木・鬼頭・服部・奥村・西川
津島市伊藤・加藤・鈴木・山田・佐藤・服部・堀田・横井・平野・水谷
弥富市伊藤・佐藤・服部・加藤・山田・鈴木・横井・渡辺・平野・早川
三重県桑名市伊藤・水谷・加藤・佐藤・中村・近藤・平野・後藤・石川・服部
四日市市伊藤・加藤・田中・小林・水谷・鈴木・森・服部・佐藤・山本
鈴鹿市伊藤・田中・鈴木・加藤・小林・宮崎・中村・森・林・市川
亀山市伊藤・豊田・小林・田中・服部・若林・桜井・草川・佐野・川戸
津市田中・伊藤・鈴木・小林・山本・前田・長谷川・中村・加藤・稲垣
松阪市田中・中村・鈴木・伊藤・山本・小林・中西・中川・松本・加藤
伊勢市中村・山本・中西・中川・浜口・大西・西村・山口・北村・森
伊賀市山本・中森・田中・松本・福森・東・中井・前川・橋本・服部

静岡県駿河地域から三重県伊勢地域までの、「東海道」に属する沿岸地域を見ると、静岡市から富士南麓までの地域に密集し山梨県でも非常に多い「望月」を初め、静岡県内に広く分布し神奈川県西部にも多く見られる「杉山」、愛知県三河地方に多い「杉浦」、愛知県尾張から三重県北部にかけて広く分布する「服部」、三重県北部に非常に多い「水谷」など、地域ごとに特徴的な苗字があり、また小規模な市では独特の苗字が上位に入るところもありますが、全体傾向を見ると、三重県のうちの伊勢国北部に属する地域までは「鈴木・伊藤・加藤」など「東日本型」の苗字が多く見られる範囲が広がっていることが分かります。
さらに細かく見て行くと、「糸静線」やそのすぐ西の、「越すに越されぬ大井川」を越えて遠江国に入ると、「望月」は激減して全く影が薄くなりますが([96259])、「鈴木」は一層勢力を増し、浜松市では全体でも人口の7%超、磐田市など一部の市町では人口の1割を超えるところも見られます。そして浜名湖を越え、愛知県に入っても、三河地域ではやはり「鈴木」が圧倒的に多く、静岡県西部と同様、人口の1割超を占める市町も見られます。愛知県三河地方が本拠のk_itoさんは、「東軍」に入ることになります。
名古屋市など尾張地域に入ると、「伊藤」と「加藤」が「鈴木」にとって代わってトップ争いとなり、「山田」なども上位に顔を出しますが、やはり傾向としては「東」型と言えるでしょう。そして方言の上では東西境界となっている「木曽三川」を渡り切ると三重県に入りますが、その三重県に入って最初の市になる桑名市のトップ10を見ると、県内で最多姓でもある「伊藤」がダントツで、トップ10にはその「伊藤」を初め「○藤」が5つも入っている反面、「西」型の代表である「田中」と「山本」はそれぞれ17位と14位。桑名出身のNさんは、自身では「西日本」だと思っているようですが([107660])、桑名市は苗字分布の面から見ると「東日本」の地域に入ることがはっきり見えるので、Nさんは「市盗り合戦」における「東西対決」では、「東軍」の所属とさせていただくこととします。
更に伊勢湾岸を南下すると、四日市市、鈴鹿市でも共に「伊藤」が最多で「鈴木」や「加藤」も上位に来ているので、まだ「東」の色彩のほうが強いのですが、「田中」の順位もそれぞれ3位・2位と上がってきて、「西」の影響も強くなり、県都の津市に来るとついに「田中」がトップに来ます。しかしこれに続いて「伊藤」「鈴木」が来るので、東西が入り交じっている様相です。実際、「平成の大合併」前の旧市域では「伊藤」がトップだったようです。津市は「大合併」では久居市や一志郡など、南側の市町村とより多く合併しており、旧久居市では「田中」のほうが「伊藤」より多かったようで、[102089]では、苗字研究家の森岡浩氏のTV番組での発言を受けて、「津市と松阪市の間に東西境界ラインがある」と書いたのですが、実際の東西境界線は「津市内の、旧津市と旧久居市の間辺りにある」というのがより正確なような気がします。
境界線の南側の松阪市では、「田中」「中村」が2トップとなり、「西」の色が強くなってきますが、すぐ下に「鈴木」「伊藤」が続くので、まだ東西入り交じっている感じですが、更に南東側の伊勢市になると、「中村」「山本」が2トップで、紀伊半島に多い「中西」「浜口」や、奈良県でも上位に来る「大西」がトップ10に顔を出す一方、「伊藤」や「鈴木」などは圏外に落ち、「関西色」が濃厚になっていることが見えます。また、鈴鹿山脈を越えた内陸の伊賀市を見ると、独特の苗字も上位に顔を出していますが、「山本」が最多で「田中」が3位に入る一方、「伊藤」や「鈴木」は50位内にさえ入らず、全くの「関西型」になっていることがはっきりわかります。したがって、伊賀上野出身の三重うなぎさんは、「西軍」に入ることになります。

北陸3県、三重県といずれも境を接する岐阜県はどうでしょうか。
市名苗字TOP10
岐阜県高山市田中・山下・清水・谷口・山本・長瀬・中村・川上・加藤・都竹
多治見市加藤・水野・伊藤・渡辺・鈴木・柴田・山田・佐藤・安藤・林
岐阜市林・高橋・山田・加藤・後藤・田中・伊藤・大野・堀・森
大垣市伊藤・山田・大橋・高橋・清水・高木・安田・田中・三輪・吉田
海津市伊藤・水谷・古川・高木・森・中島・渡辺・田中・大橋・加藤

岐阜県内では、地域によって苗字の分布にかなりばらつきがあり、地域差が大きいようです。例えば東濃地方では「鈴木」や「水野」が上位に入ってくるなど愛知県の影響が強く見られますが、「鈴木」などは岐阜市や西濃地区では20位内にも入らずかすんでしまいます。県の南西端に位置し、愛知・三重両県と接する「輪中」地帯にある海津市では、「伊藤」が最多で三重県北部に多い「水谷」が続くなど、三重県の影響が見られ、また飛騨地方では富山県との交流があって、北陸地方の影響も受けているようです。ただ、県全体では「加藤」が最多で、僅差で「伊藤」が続いており、傾向としては「東」の色彩のほうが濃いと言ってよいでしょう。

「苗字の東西境界線」については、既に今から半世紀余りも前、「お名前博士」として知られた佐久間英氏(新潟県上越市出身、本業は医師)が、「日本海側は『親不知』ではっきり東西に分かれる。一方、太平洋側ではあまりはっきりしない。強いて言えば、岐阜県・愛知県を『東』とし、三重県の鈴鹿山脈の東側が『東』ということになるでしょうか」と書いています。それから30年ほどの時を経て、森岡浩氏らの考察によって、佐久間氏の「推測」がほぼ当たっていたことが証明されたとみてよいでしょう。

※以前にも書き込んだことですが、携帯電話の普及や個人情報の保護が進み、電話帳への掲載も特に都市部を中心に激減し、電話帳自体の発行も中止になる事態となった今日では、もはや電話帳を基にして苗字分布を調べること自体が今日では困難な状況になっていると思われます。web版「写録~」は既に10数年前のデータですが、全国の苗字分布を調べるのにあたって、信憑性の高いデータを見るのには、この時期ぐらいがぎりぎりではないかと思います。

♯「戦国市盗り合戦」の現況に関する考察は、次回に回すことにします。また、「統一地方選挙」についての雑感にも、少し触れてみるかもしれません。
[107686] 2023年 4月 23日(日)00:20:24伊豆之国 さん
第63回十番勝負を振り返って~あとの半年寝て暮らす~
ついに「この日」が来てしまった…

今回の十番勝負、「想定解が少ない問題が出る」ということが予告されていたので、「正直、今の実力から見て全問完答記録を続けるのは厳しい」と、一応覚悟はしていたのですが、結果はやっぱりその通り…。[107276]で書き込んだ通り
連続完答記録が途切れることになれば、今後は第一線から退くことになるでしょう
次回からは「気が向いたら参加してみる」ということになるでしょう。

ここからは本題。例によって正答できた問題から。

問二~果てしも知らぬ平原に 相模の流れせせらぎて~
真っ先に分かったのかこの問二です。問題を見たとき、お題の宇和島市→宇和島東高校、NGの国分寺市→早稲田実業…から「高校野球ネタ」、想定解数から「センバツ」か…これはひょっとして自分が「チャレンジ」で出題したあの問の「春限定版」か、と頭をよぎり、久々のメダルを取りに行くことも有り…でしたが、やはり「火傷」のリスクもあるので、ここ数回と同じく第一回採点が出るまで静観。採点後、広島・敦賀と出てきたのでこの方向だと確信。2年前の記憶もまだ新しい「超地元」相模原市で。5位入賞になりましたが、思えば「入賞」も久しぶりでした…。

問一~あすなろ、あすなろ、明日はなろう~
こちらもお題の江津市→桜江町、鹿児島市→桜島…と、「桜の付く町村」絡みでは、と見ていたら、解答の流れを見るとやはりそうだった。変遷情報から「桜」で検索したのですが、現在の市までつながっているかどうかを調べるのに時間がかかりました。その間に残りの想定解が少なくなり、変遷情報から、過去にずばり「桜」という名の村があり、「桜」という駅(近鉄湯の山線)も現存する、6年前に「名物B級グルメ」をいただいた([93764])四日市市を。

問八~つづら折り 浄蓮の滝~
お題にも既出解にも、房総半島から九州東岸まで太平洋に面する市が並んでおり、これをただ単純に数えると想定解数を大きく上回るので、「線引き」を見つけるのに苦闘し、解答が進んでいるのに共通項が絞り切れない、という、このところ必ず1問はある「嫌なパターン」にはまることに。そうしているうちにふと「南海大地震」関係ではないか、と見て、「そういえば、このサイトの中に『南海大地震』関係のデータがあったな」と、サイト内を検索しているうちに「津波の高さ」ではないか、とたどり着いた。NGの大分市が9mで、「10m以上」だと見える。鎌倉、沼津がOKで、藤沢や富士なとがNGなのも理解できた。ここは10万石に王手をかけていた伊豆市を取ることに。

問十~Strawberry Fields Forever~
第二ヒントの意味は初めいまいちよくわからなかったのですが、「問六と対」と解け、問六が「南」の付く市と隣接、この問十は「南」の付く町村と隣接だと見当がついた。先に答えたのはこの問十のほう。既に出ていた三島市が函南町と隣接していることから、その函南町とは三島市と反対側で隣接する、去年の春休みで伊豆長岡温泉に一泊し、大河ドラマ関連の史跡巡りをした([104824])伊豆の国市。「韮山城」の石高を十万石の大台に乗せました。

問六~デカンショ、デカンショで半年暮らす あとの半年寝て暮らす~
こちらは既出解から「南」の付く市と隣接と分かりましたが、「市盗り」絡みなどのような市がうまく見つからず、結局今まで未解答だった市を選ぶことになり、南丹市府県境越えで隣接する丹波篠山市を取ることに。結局、今回初解答の市はこの1問だけでした。
この現・丹波篠山市には、「篠山市」が誕生して間もない平成11年(1999)、湯村温泉~鳥取砂丘への道中で立ち寄っており、「祝・篠山市誕生」の旗などが街角に立ち、観光施設などのパンフレットもまだ「篠山町」だったものが多かったことを覚えています。

問七~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
問六以降の5問がいずれも「南」がキーワードらしい、と見えてきて、第二ヒントもいろいろ考えているうちに「南先頭」らしい…ここまでの解答を見ると「市内に『南』で始まる駅がある」「『南+市名』でなくても、『南』を『みなみ』と読まないものでもよい」ということが共通項だ。神戸市に「南○○」駅なんてあるのか、と思ったら、「南魚崎」があった…。八王子市は「八王子みなみ野」ではなくて「南大沢」、富岡市は…珍駅名「南蛇井」!。大和市は南林間、津市は南が丘…。後ろに余計なのが付いた([98536] hmtさん)前居住地の石高上積みも考えましたが、伊豆市・伊豆の国市を共に十万石に乗せた「流れ」から、こちらも伊豆から、伊豆急線「南伊東」駅がある伊東市を。

問四~Central Freeway~
こちらも第二ヒントで、「議会改革」と見えたものの、データがどこにあるのかなかなか見つからない…と思ったら、サイト内にあった!リンクにあった「早大マニフェスト研」のページを開くと、順位表が出ている。NGの宮古市は惜しくも100位以内に入らない。100位までの中から、ここを取れば領主に返り咲きになる調布市を取ったが、名物の深大寺そばを味わう暇もなく、わずか二日で取り返されてしまいました…
ところで、[107543]
深大寺城(→後ほど感想文で書き込みます)、「二日天下」でしたか
と書きましたが、この「深大寺城」は戦国時代に実在した城郭で、大永4年(1524)に居城としていた江戸城を北條氏綱(早雲の子)に奪われ、川越に逃れた扇谷上杉氏の当主・朝興がその13年後の天文6年(1537)に病に倒れた後、わずか13歳の長子・朝定が「前線基地」として築いた城でしたが、北條氏の軍勢が一気に川越城に突撃して攻め落としたため、朝定は北へと敗走、「肩透かし」を食らった深大寺城は勝利した北條氏からも見向きもされず、やがて草ぼうぼうの廃城となり、空堀は音を建てて崩れ落ちた(「武蔵野むかしむかし」(昭和60年・朝日新聞社編))とも言われているようです。

問九~花になるなら薬師の桜~
第二ヒントのアナグラムは「南始まり」と解けましたが、「南で始まる何か」がわからず。次のSVを見たところ、地図に切り替えると
白石市立南中学校の文字があり、白石市のHPを見ると「南中は既に廃校」と分かり、お題とここまで出てきた市のHPを調べて「前後に何もつかない、『南』一文字の中学校がある」と見える。4年前まで住んでいた町田市に「南中学校」があり、元の自宅の近くから町田駅に向かうバスに「南中学校前」というバス停もある。市のHPから「南中」が現在もあることを確認して、迷うことなし。「小山田城」の石高を15万石に積み増し。

問五は時間切れでした。
当初の想定解数が23、その後「調査漏れ」で最終的に26市になりましたが、相次いで参戦してきた新鋭がめきめき力をつけてきた今、ただでさえ少ない想定解を探すのは至難の業でした。お題、そして出てきた答えを見ると、過疎地にある市が多く並んでいましたが、お題のみよし市や、瑞穂市は明らかに違い、その方向ではないように見え、第二ヒントは「潮来市は補欠」と解きましたが、何かの代表チームのメンバーの補欠?…なんだかよくわからない。次のSVを見ると、何やらアイドルグループのメンバーみたいな名前が(実は選挙事務所でした)…ますます迷路にはまる。やっと第四ヒントで「女性がいない…女性議員がいない市」だとわかりましたが、その時点で既に残りは一桁。全国の市議会を調べ、膨大な資料から見つけるのは正直言って厳しい。この時点で「投了」と決めました…。

でもあと一問残っているので気を取り直して…

問三~巡る杯 影さして~
共通項は早々と見えていたのにもかかわらず、境界線がどこにあるのかをいまいち絞り切れず苦闘を強いられた問題でした。「3年間連続して人口増加」ということまでは簡単に推測できたのですが、その人口データの元は何なのか。順調に人口を増やしているように思えるつくばみらい市がNGというのは実に不思議でした。結局、「詳細検索」から[107040]で例示してあった検索例を利用して2022,2021,2021/2020,2020/2019各年のそれぞれの10月1日時点の、前年の同日との人口増減を比較した表を作って見比べ、3年間とも全て増加している市を調べ上げる、という「原始的」な方法を使うことになった。その中から、ここは「青葉城」の石高を積み上げ、15万石に。
この問では、[107620]で白桃さんがおっしゃって、デスクトップ鉄さん([107622])や勿来丸さん([107623])がフォローしているように、「国勢調査の年を挟んでいると、国勢調査の結果と他の年の推計人口とで大きく食い違うことがある」ことが影響していると思われます。つくばみらい市と同様、順調に人口を増やしている戸田市などの例もあることを考えると、この手の問題は(鬼が笑いますが…)国勢調査の年が絡まない来年に出すべきだはなかったかと思います。

…これで、第26回から続いてきた連続完答記録は「37」で途切れることになりましたが、記憶に間違いがなければ、第44回を最後に誤答したことがなく、第45回の最初の正答(問一)から数えて今回まで「連続お手付きなし記録」が189まで伸びているようです。これは奇しくも先日他界された、前回(1964年)の東京「奥運会」([65923] hmtさん)で圧倒的な強さで金メダルに輝き、「アニマル」の異名を取った無敵のレスリング王・渡辺長武氏の持つ連勝記録と同じ。とりあえず当面の目標は、200の大台乗せ、そして無敵の柔道王・山下泰裕氏(「奥運会」問題で味噌をつけましたが…)の203?越え、となるでしょうか…

♭今回の選曲は…
問二:甲子園でもおなじみの東海大相模高校の校歌の歌いだし。
問一:四日市市を走る「軽便」あすなろう鉄道([93764])にちなんで。昔、小学生の頃、こんな歌を習った記憶がありました。
問八:またもワンパターン…
問十:伊豆の国市の特産「苺」([104824])にちなんだ選曲ですが、こちらもワンパターン…
問六:丹波篠山と言えば、「黒豆」や「栗」と、そしてかの高名な民謡。
問七:これまた超ワンパターン…
問四:またまたワンパターン…。歌詞に出てくる「調布基地」は今の「味の素スタジアム」の辺り。
問九:「町田音頭」の2番の歌いだし。
問三:仙台市出身・土井晩翠作詞の「荒城の月」の、歌いだしの「春高楼の花の宴」に続く一節。

…ところで、「想定解数の少ない問題ばかりを出す」ということがこのところ話題になり、賛否の声も渦巻いていますが、実際にこのような回がありましたね。第25回の「落書き帳10周年記念」大会。想定解数は最小13市・最大で26市。この回での10問完答者はわずか4名、参加者数は30名でした。その前後の回の参加者がそれぞれ52名と43名であることから見て、やはり早々と売り切れてしまうと参加意欲が失せてしまうのでしょう。今回も、想定解数の少ない問題が出たことで参加者数もここ数回に比べて激減しており、[107636] でおがちゃんさんや、[107634] であきごんさんがおっしゃっている、「まだ実力が高くない」と自ら思っているレベルの人が参加しにくい、という危惧は、まさにその通りだと感じます。ただ、「想定解が少ない問題を集めた大会」を行う、ということ自体については、過去にも第25回の例があることから見て、「特別大会」のような形で実施するのも面白いと思います。そして、このような「売り切れ御免」になるような問題ばかりを集めた大会において、果たしてどのような人が参加し、そして誰がランキング上位に入るのか、今までのような想定解の比較的多い回と比べてどのように違う結果が出るのか、結果が見たいものです(もちろん私は最近の実力から見ても「休場」ということになるでしょうが)。

また、「東日本と西日本の境界」に関する話題もいろいろ賑わっているようですが、私は以前、「苗字の東西境界線はどこか」とか、「市盗り合戦」について「関ケ原合戦」になぞらえて「(メンバーが)東西両軍のどちらに属するか、またどちらが優勢か」ということを書き込んだことがありました([87301],[102089])。この件に関しては、「市盗り合戦」のその後の情勢の変化を含め、項を改めて書き込むことにします。
[107543] 2023年 4月 11日(火)00:16:46伊豆之国 さん
十番勝負
深大寺城(→後ほど感想文で書き込みます)、「二日天下」でしたか…
問五は時間切れで諦めます。ヒントの意味もいまいちわかりませんでした。
今の実力では厳しいです。予告した通り、今後は一線から退いて、気が向いたときに参加する形になるでしょう。

問三:仙台市
こちらも方向が見えているのに「虎の巻」をうまく見つけられず「奥の手」を使いましたが…
[107446] 2023年 4月 8日(土)21:40:52伊豆之国 さん
十番勝負
問九:町田市


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