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伊豆之国さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[105673]2022年9月21日
伊豆之国
[105662]2022年9月20日
伊豆之国
[105660]2022年9月20日
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[105632]2022年9月19日
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[105625]2022年9月19日
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[105555]2022年9月19日
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[105502]2022年9月17日
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[105401]2022年9月13日
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[105396]2022年9月8日
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[105326]2022年8月22日
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[105301]2022年8月17日
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[105293]2022年8月16日
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[105268]2022年8月11日
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[105232]2022年8月4日
伊豆之国
[105211]2022年8月1日
伊豆之国
[105200]2022年7月31日
伊豆之国
[105196]2022年7月31日
伊豆之国
[105185]2022年7月30日
伊豆之国
[105121]2022年7月28日
伊豆之国
[104914]2022年7月8日
伊豆之国
[104824]2022年6月12日
伊豆之国
[104802]2022年6月7日
伊豆之国
[104735]2022年5月20日
伊豆之国
[104523]2022年5月5日
伊豆之国
[104521]2022年5月5日
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[104487]2022年5月4日
伊豆之国
[104472]2022年5月4日
伊豆之国
[104428]2022年5月3日
伊豆之国
[104424]2022年5月3日
伊豆之国
[104422]2022年5月3日
伊豆之国
[104372]2022年5月2日
伊豆之国
[104361]2022年5月2日
伊豆之国
[104358]2022年5月2日
伊豆之国
[104179]2022年4月24日
伊豆之国
[104161]2022年4月17日
伊豆之国
[104145]2022年4月10日
伊豆之国
[104139]2022年4月7日
伊豆之国
[104132]2022年4月1日
伊豆之国
[104063]2022年3月10日
伊豆之国
[104023]2022年2月28日
伊豆之国
[103996]2022年2月23日
伊豆之国
[103941]2022年2月11日
伊豆之国
[103938]2022年2月10日
伊豆之国
[103933]2022年2月8日
伊豆之国
[103912]2022年2月1日
伊豆之国
[103903]2022年1月29日
伊豆之国
[103869]2022年1月18日
伊豆之国
[103641]2022年1月7日
伊豆之国
[103602]2022年1月7日
伊豆之国
[103581]2022年1月6日
伊豆之国

[105673] 2022年 9月 21日(水)09:41:37伊豆之国 さん
十番勝負
問六:町田市

SVの意味がやっと分かりました。
[105662] 2022年 9月 20日(火)23:05:10伊豆之国 さん
十番勝負
問八:つがる市

資料を見つけるのが難しい。
[105660] 2022年 9月 20日(火)22:50:36伊豆之国 さん
十番勝負
問二:町田市
[105632] 2022年 9月 19日(月)23:38:58伊豆之国 さん
十番勝負
問一:伊東市
[105625] 2022年 9月 19日(月)23:03:36伊豆之国 さん
十番勝負
問九:富士市
[105555] 2022年 9月 19日(月)11:04:41伊豆之国 さん
十番勝負
問四:にかほ市
[105502] 2022年 9月 17日(土)22:32:53伊豆之国 さん
十番勝負
問七:登米市
[105401] 2022年 9月 13日(火)23:00:21伊豆之国 さん
91年ぶりに鉄道が戻ってくる温泉の街
ルート上にある佐賀県との「行き違い」もあり、「飛び地路線」としての開業を余儀なくされるなど、前途多難が予想される西九州新幹線「長崎ルート」ですが、ともかく武雄温泉~長崎間の部分(暫定)開業がいよいよあと10日後に迫ってきました。
ところで、この新幹線に開業する駅の1つに「嬉野温泉」という駅があります。この「嬉野温泉」駅が設置される嬉野市は、駅の開業により、実に91年ぶりに「鉄道が戻ってくる町」になるのです。この鉄道駅復活までの長い道のりについて、こちらの記事がありました。
この記事によると、博多と長崎を結ぶ「長崎街道」の要衝としても賑わっていた嬉野が、明治になって博多方面と長崎を結ぶ鉄道が建設されたとき、(肥前山口~諫早間が)現在の佐世保線・大村線を経由するルートを採ったことにより、鉄道から取り残される形になったこと、その経緯として、嬉野町に残っている「客が逃げる」という「鉄道忌避伝説」、陶器産業で栄えた有田町が鉄道誘致に力を挙げたこと、更に決定打となったのが、当時の技術では大村方面への峠越えルートでの路線敷設が難しく、有田~早岐を経由する現在の佐世保線ルートのほうが工事が容易だったといったことが理由として挙げられています。
鉄道路線が外れて繁栄から取り残された嬉野町と、やはり長崎線のルートから外れていた、「日本三大稲荷」の1つにも数えられている「祐徳稲荷」がある現在の鹿島市は、当時の長崎線にあった武雄温泉とを結ぶ鉄道路線を計画し、まず武雄と鹿島を結ぶ「祐徳軌道」が明治40年(1907)までに開業し、その後、祐徳軌道の塩田(現在は嬉野市域)から嬉野までの間に「肥前電鉄」が電化路線として大正4年(1915)に開業。当時の九州には電化路線は福岡・北九州・大分にあった路面電車ぐらいしかなく、地元でも驚きだったと伝えられているそうです。
しかし、せっかく開業にこぎつけた嬉野への鉄道も、昭和を迎えると早くも消滅の日を迎えることになってしまいます。有明海沿いを走る現在の長崎線ルートの開業により、客を奪われた祐徳軌道は補償付きで昭和6年(1931)4月に廃線。宙ぶらりんになった肥前電鉄もその年の10月に廃線のやむなきに至り、開業からわずか16年で終幕を迎えることになったのです。そして、あれから91年の月日を経て、ようやく嬉野に鉄道駅が戻ってくる日を迎えることになったのでした。
嬉野市の「鉄道空白期間」91年は、3年前に「ゆいレール」の延長開業で鉄道が戻ってきた浦添市の74年間([98519])を大きく上回り、鉄道廃線から復活までに要した期間の最高記録を更新することになる運びとなりました。

…第61回十番勝負もいよいよ間近ですが、嬉野温泉駅の開業で、十番勝負・第48回の問四と問五の想定解が次のように変動します。
・問四「鉄道駅(旅客駅)がない市」から嬉野市が該当しなくなる
・問五「温泉の付く駅がある市」に嬉野市が新たに該当する

一方、「鉄道駅がない市」に「留萌市」が該当することが決定しています。留萌線は既に留萌~増毛間が6年前に廃線([92042] MasAkaさん)となり、留萌駅が終点となっていますが、残存区間も4年後までに2段階で廃線となることが決まり、石狩沼田~留萌間は早ければ来年3月末にも廃止されることになりそうです。
また、「市」ではありませんが、第48回・問五の解説記事の「番外編」([96148])で取り上げた「温泉駅がある町村」から、「七飯町」が既に非該当になっています。町内にあった、函館線の「砂原回り」にあった「流山温泉」駅が今年3月に廃駅となっています。もっとも「流山温泉」は、既に数年前から駅名の由来である温泉施設が閉鎖になっていたようで、TV番組で「秘境駅で日常利用者を探せ」というコーナーで見た記憶がありました。
[105396] 2022年 9月 8日(木)22:15:01【1】訂正年月日
【1】2022年 9月 8日(木)23:10:55
伊豆之国 さん
八月の風を両手で抱きしめたら…(Re:浜松市の区名募集結果)
[105395] 未開人さん
浜松市の区名募集の結果が公表されました
特にA区では18位までの候補が除外されたようで
リンクされていたNHKの記事を見ると、「除外条件を示さなかったのはよくない」などと批判的な声もあったようですが、これは私も同感。最初に「このような名称はNG」と断るべきだったのでは、と思います。
一方で、A区の候補に「灘区」(神戸市にあり)、B区には「緑区」(名古屋・横浜・相模原・千葉・さいたまにあり)・「青葉区」(仙台・横浜にあり)といった、他の市に既にある区名があり、浜松市としての「独自性」をアピールするのであれば、「他の市で使われている区名」は除外対象とした方がよさそうに思いました。
…(元)浜松市民のさざ波さんはどうお思いでしょうか?

♯かなり古いデータ(16年前に更新停止)ですが、政令指定都市施行(2007年)を前にして、「浜松市の区名試案」を作成していた個人のブログが見つかりました。
今回の区名募集で候補に挙がった名称のうち、この個人ブログの中でも出ていたのは、新A区名の候補にあった「曳馬野」(現・中区…「引馬」「引間」などの異表記もあり。余談ですが、今から58年前に廃線になった「軽便」の遠州鉄道奥山線に「曳馬野」という駅(現存する鉄道線(西鹿島線)の「曳馬」駅とは別)があり、この駅で電車とディーゼル車の乗り換えになっていた(HP))と、新B区にあった「橘」(現・北区)の2つのみでした。
…このブログには、浜松市を初め東海地方を中心に、珍地名とかマイナーな遺跡といったコーナーもあり、「珍地名」の中では、「三方ヶ原合戦」で武田軍団の前に生涯ただ一度の負け戦を食らった家康公の逸話に基づくといわれる「小豆餅」・「銭取」(浜松市中区…[92727] ぺとぺとさん、他)や、反対語コレクションに出ている「前後」(愛知県豊明市)なども紹介されていました。

…恐ろしいほどの猛暑に見舞われた今年の夏。少しずつ秋は深まっているようですが、まだまだ残暑は厳しそうです…。
そこで、全国最高気温タイ記録(41.1℃)を持つ浜松市にちなんだ選曲を。もう今から35年も昔の曲ですが、今も不滅の伝説の女性ロックバンドの名曲を(こちら)…。タイトルは、その歌いだしです…。
[105326] 2022年 8月 22日(月)19:40:06伊豆之国 さん
白河越え
本日、全国高校野球の決勝戦が行われ、仙台育英が下関国際を破って初優勝。これまで決勝戦で跳ね返されること実に12回、東北勢として初の全国制覇を果たしました(記事)。

これで、第二回"Challenge Trial"の問六の想定解に「仙台市」が加わりました。
なお、仙台育英高校の「本部」の所在地は仙台市ですが、野球部のグラウンド等は多賀城市にあるので、「多賀城市」を答えた人も正解とします。したがって、問六の想定解数は「67市」ということになります。

♯『蛇足』ですが…白河市と多賀城市、それぞれにゆかりの歌を一首ずつ。

都をば霞と共に立ちしかど 秋風ぞ吹く白河の関 (能因法師)
契りきなかたみに袖を絞りつつ 末の松山波越さじとは (清原元輔)
[105301] 2022年 8月 17日(水)20:04:34伊豆之国 さん
執着駅は始発駅(アノ市でしたか…)
[105298] 白桃さん
終着駅は始発駅
そういう意味でしたか…。
新庄駅、私が28年前、銀山温泉に泊まったその翌日、最上川舟下りに行くのに乗り換えたのがその新庄駅でしたが、その頃は「ミニ新幹線」は山形止まり。山形と秋田を結ぶ特急「こまくさ?」もあったと記憶しています。その後「ミニ新幹線」が新庄駅まで伸びたので、この駅でミニ新幹線と在来各線(奥羽線の北側と陸羽東・西線)とはケージが違うので必然的に乗換駅になる、新幹線の終着駅&在来各線の始発駅、ということでしたか…。
[105298]のクイズ、私も答えがバレバレの画面を確かに見ていますが、ざっと流していたのではっきり覚えていません…。

で、このクイズのZ町のほうは…
この町で生まれた鈴木さんは、21年前に渡米し大活躍
この町名と同字異音の力士が、幕内と十両を行ったり来たりしている現役のほかに、過去に2名いたのを記憶しています。先代は、能登半島の市名と同じ名の元横綱(その市出身ではなくて、同じ能登ですがかの超有名温泉がある市の出身)とは学生時代からのライバルとして知られていました。それと、都内にある「日大○○高校」。この高校の名も、Z町とも力士名とも違う読み方で、その正しい読み方がなかなかわかりませんでした。ちなみに、そのZ町と同字異音の力士は、いずれも日大出身ではなく東京農大出身です(日大出身なのは、能登出身の元横綱)。
…でしょうか?
[105293] 2022年 8月 16日(火)23:30:01伊豆之国 さん
クイズ(延長戦)
[105288] 白桃さんのクイズですが…
懐かしの昭和歌謡2曲、歌手名もタイトルもすぐに浮かんでくる(歌詞、メロディはもううろ覚えですが…)世代ですが、3つの要素がいまいち結びつかず絞り切れません…。

そして、しつこく「トライアル」問八ですが…
[105285] デスクトップ鉄さん
区町村ヒントの東洋町は、東北町、江戸川区との三択でした。東北大学は易しすぎ、江戸川大学は難しすぎると思い、オリンピック選手やプロ野球選手を多数輩出している東洋大学を選択しました
他に該当する区町村(表記一致、市・区名と重複するものを除く)を探すと…

岩手大岩手県岩手町
茨城大茨城県茨城町
玉川大福島県玉川村読み方違い
昭和大山梨県昭和町、福島県昭和村、群馬県昭和村
朝日大山形県朝日町、富山県朝日町、三重県朝日町、長野県朝日村

…が見つかりました。でも、岩手大と茨城大はストレート過ぎ、他の3校は知名度に難があり(玉川大と昭和大は都内なので前から知っていましたが、朝日大(岐阜県にある)は最近まで知りませんでした)、やはり区町村ヒントを出すなら東洋町がベターでしょうか。

[105250] EMMさん
問八ですが…実はお題の中の中央市と、正答の中の大和市、富士市、神戸市、東海市を見て「なんだか銀行名っぽい?」と思ってしまったために遠回りする事に
そういえば、「本番」の十番勝負の第29回・問六で、「銀行名に使われている市」という共通項がありましたね…。
大和・富士・神戸・東海…は、既に消滅した銀行ですが、平成になってから消滅した銀行名と同名の市では、つくば市・さくら市・みどり市・八千代市・大阪市・池田市・奈良市…(いずれも表記完全一致。つくば銀行は2度の合併を経て現・筑波銀行)などもありますね。
[105268] 2022年 8月 11日(木)16:59:23伊豆之国 さん
「地方のマイナー大学」の名はどうして覚えたか
[105233] おがちゃんさん
[105258] k_itoさん
[105259] 未開人さん
[105261] 駿河の民さん

[105232]
「受験世代」にいる中高生世代の人にとっては、大学の名前を知る、覚えることは必須だと思う
に対してご指摘があるようですが、この表現については強引だったところも、また逆に舌足らずだったところもあって、誤解を招いた表現だったということで、概ね各々の発見者のご指摘・ご意見のほうがより合っているということで同意、納得することにします。
私の発言の真意としては、もちろん「全国の大学の名前を覚えよ」というマニアックなことではなく、少なくとも「身近な場所にある大学」「進みたいと思っている方面の学部・学科がある大学」「全国的に著名な大学」くらいは自分で調べてほしいということでした。
それと、「最低限覚えておくべき大学」の数について、首都圏など大都市圏とそれ以外の「地方」とでは違うような気がします。東京近辺では、首都圏にある大学について、名称と置かれている学科などを知り、そして調べておけば大体事足りるでしょう。これに対し、いわゆる「地方」の県では、県内に必ず1校はある国立大学の他には、いくつかの「マイナー」な私立大学があるくらいで、県都にある大学にも列車などで通うことが困難な場所に住んでいて「それなら県外の大学に、アパートなどを借りて通う」ということが多く、そうした人たちのほうが「知っておくべき大学」の数が多くなりそうな気がしますが、いかがでしょうか。

少し横道にそれますが、「その大学(を含め少数の大学)でしか学べない、資格を取ったり技能を身に着けることができない」という大学が、「地方」の「全国的にはマイナー」な大学にも少なからず存在しています。こうした「特殊技能を身に着ける」ことができる大学を探すのは、今ではネット検索て容易にできるでしょう。TV番組で「驚くべき遠距離通学」というのが時折放映されていました(その大半は大学でなくて専門学校でしたが)。
ここからは「昔話」になりますが、「インターネット」など存在していなかった○十年前の私の受験世代では、全国の大学を一通り網羅した「全国大学受験案内」という本があり、各大学の概要、学部・学科、試験科目などがまとめられていて、受験生にとって、志望する大学を知るための大きな資料となっていました。その中で、「その大学にどんな学部・学科があるのか」ということは、学校の名前を知ることよりずっと重要な問題だったと思います。「○○医科大学」「○○工業大学」「○○芸術大学」など、単一あるいは類似系統の学部からだけからなり、大学のおおよその内容が見ただけで推測できる"College"とは違い、複数の異なる系統の学部からなる総合大学(University)では、受けたい学部・学科の有無を知ることこそが、受験生にとっては重要事項だったのでしょう。私が「理系」ということからというわけではないのですが、全国的にも名が知れ渡っている"University"の中には、「理系学部がない」というところが結構あり、また(「○○工業大」などを含め)工(理工)学部はあるけれども「行きたかった学科がない」ということを知って、そうした理由でその大学の受験をあきらめざるを得なかった、という人も多かったのではないでしょうか。
また、「奈良大」が私立で「奈良女子大」が国立というような、一見逆のような例があることも「トリビア」として知ったのでした。

…長々と書き込みましたが、ここから再び「本題」の問八関連に戻ります。
[105258] k_itoさん
「その市に所在しない私立大学」は、広域地名あるいは瑞祥名を大学と市が独立に採用し、偶然かぶってしまったためにそれぞれまったく無関係な地に所在するというパターンと、大学が所在地名ではなく近隣中核都市の名前を借りた、というパターンがあります
「その市に所在しない私立大学」の校名のパターンを見ると、「広域地名」では東海大(「東海地方」の静岡県にルーツがあることと関係?)、「瑞祥」では富士大辺りが代表例として挙げられるでしょうか。「富士大学」の名は、全国大学野球選手権に出ていたことから知りましたが、山梨県でも静岡県でも関東地方でもなく、本物の富士山が見えない岩手県にあることを知って驚愕したものです。「富士(フジ・不二)」を冠する有名企業の多くと同様、「日本一の山、日本を代表する山」にあやかったものでしょうか。市名ではありませんが、東京・杉並区にある「高千穂大学」([92700],[92702] hmtさん)も、同様な「瑞祥」からでしょう。
私が「地方」にある、私立の「市名+大学」の名前を知った理由はいくつかありますが、最も早く、多分小学生時代から知っていたものの中に「天理大学」があり、柔道の強豪として知られ、五輪などの世界大会でも多くの優勝者を出したことから自然と覚えたのでした。
そのほかいくつか、学校名を知った理由を挙げると

附属・系列高校が甲子園に出ていた…旭川大・函館大・盛岡大・東大阪大
駅名              …松本大([91964])、別府大
駅伝              …松山大(女子駅伝)
高校の東大進学ランキング    …久留米大(付設高校が東大進学数上位ランキングで顔を出す)

このほか、「浜松大学」も天竜浜名湖鉄道の駅名から知りましたが、浜松大は現在は「常葉大」に改組され、駅名もこれに合わせて仮称されています。

次に、問八のお題の市の選定と解答の進み具合との関連ついてですが、
問題市の中では、足利市・芦屋市・別府市の3市です。これらの大学は、地理好きのみなさんからすると「大学関連の出題かな」とピンとくるきっかけとなる市たちになります。一方で、大学としてみればこれらの大学は地域密着型の小規模大学が多く、近隣に住んでいればともかく、そうでなければ「受験生ならばピンとくるべき」とはいえない大学ばかり
中央大学は全国区で最も有名な大学ですが、先にも書いた通り中央市に山梨大学医学部があることを知っているとノイズになります。同様に大学が(駅伝の関係もあり)有名大学である、東海市を問題とした方がよかったような気がします
([105258] k_itoさん)
その地域に住んでいなければ知らないような大学が問題にあることは、比較的著名な弘前や中央、非該当のつくばから大学に至ることは難しくない上にそういった大学があることは検索で容易に分かるため問題
([105261] 駿河の民さん)
中央市は山梨大医学部があるのでミスリードになりやすい一方、名前系の問題で使われることが多いので十番勝負慣れしている人は注意深く見ていそうですね
問題市が上手いので出題が綺麗だと個人的に思っています
([105263] 勿来丸さん)
…皆さんそれぞれのお気持ち、お考えがあるようですが、お題に(その大学がある地方を除き)全国的にマイナーな大学がお題に出ている、というのは、調べればすぐわかる反面、「大学」とはすぐ関連できず出遅れた方が多かった原因にもなりそうで、何とも言えませんが、解答の出のペースが出題者(デスクトップ鉄さん)の予想よりも遅かった、ということを考えてみると、例えば

問八:金沢市、東海市、大阪市、天理市、福岡市
該当しない市:つくば市、横浜市
(想定解数:67市)

…というように、知名度がより高く「大学名」を連想しやすい市をお題に並べた場合、果たして難易度は下がってくるのでしょうか?

♯本日の全国高校野球第2戦で「うどん県」と「そば県」が初戦で激突。試合は「うどん県」の高松商業が「そば県」の佐久長聖を圧倒、3回戦進出を果たしました。
[105232] 2022年 8月 4日(木)21:29:21伊豆之国 さん
第二回チャレンジトライアル~「作る」側になって見た感想 & 「問七」問題作成秘話~
今回の"Challenge Trial"、初めて問題を作る側になってからの感想を。

まず、今回の問題として採用された、他の実行委員のお三方が作成された問題について。
いずれも駿河の民さんが作成された問一(他の市名を含む)と問二(新幹線の停車駅がある)は、多くの解答者の感想にもある通り、わかりやすい共通項で、解答のペースも早く、まさに「入門コース」にふさわしい平易な問題だったと感心しました。一方、同じく駿河の民さん作成の問三の共通項「国際会議観光都市」というのは、実は私も「実行委員」の一人として問題をメールで見るまでは全く知らなかった事項でした。SVも地図ヒントも、問題の「核心」からはいまいち外れているように見え、私も「答える」側に立っていた場合、おそらく共通項を見つけるまでに相当な苦戦を強いられたのは必至で、「本番」の十番勝負に出しても結構な難問の部類に入ったのではないかと思いました。「観光」ということまではおおよその推測がついていたでしょうが、例えば日光のような、高名な世界遺産があり国際的にも知名度が高いと思われる観光地が入っていないなど、「観光都市」としての「世間一般の常識」からはやはりずれているように見えることが難問化した理由ではないかと思いました。
デスクトップ鉄さんのが作成された3問のうち、問八(大学名になっている市)の解答のペースが意外に遅かったのは、私にとって少し意外でした。この問八は、デスクトップ鉄さんから受け取った問題をメールで見た時に、ほぼ一瞬で共通項が分かった問題でした。特に「受験世代」にいる中高生世代の人にとっては、大学の名前を知る、覚えることは必須だと思うのですが…
問九については、「本物」の富士山が見えない地域にこんなに「ふるさと富士」が見えることにちなんだ「富士見」地名が多いことにびっくりしました。k_itoさんが答えた刈谷市([105112])の富士見町は、南アルプスの山々に遮られて富士山が見えない場所にあるので([105203]富士山ココ)、「謎」ですが(市内に「富士松」という地域(旧村名、駅名)もありますが、直接富士山には関係なさそうに見えます…[83651])、名古屋市中区の富士見町も富士山の見えない場所にあり、北斎の「富嶽三十六景」の「尾州不二見原」(通称・桶屋富士)はこの場所と言われますが、「南アルプス連峰のある山を見誤ったらしい」との説が有力なようです。
問十の「村と複数隣接」は、「本番」の過去問にもあり、無理のない問題だと思いますが、SVのヒント意味がいまいちわからず、苦しんだ方もいたようです。もう少しわかりやすい画像が欲しかったような気がします。
さざ波さんの2問は、データベースを熟知している人ほど有利な設問ですね。問四は人口問題だとわかれば容易で、良問だと思います。問五は、「自治体コードが2番目」。市の誕生が2番目に古い市が大半を占めている中にあって、福岡市(北九州市のほうが早く政令指定都市になったから?)や、やはり誕生が2番目でなくしかも今や県内人口最小の市になっている室戸といったイレギュラーになっている市があったりして、苦戦を強いられた方が多かったような気がしました。

最後に、私の出題は問六と問七の2問でしたが、「立候補(の準備)宣言」はしたものの、その時点で用意できそうなのが3問程度([104735])しかない、という状況で、それ以降に新たな候補を追加作成という指示が出てから「急ごしらえ」で作った問題には、他の実行委員のと共通項や方向性が被ったり、共通項が自分でも「少し難しい」と感じていたりして、結局、当初からほぼ形が出来上がっていた、今回の2問が結果的に残った形になりました。
問六については、既に[105185][105196]に書き込んでいるので、簡単に感想を書くことにしますが、「高校野球」への関心が高いか
そうでないかによって解答できた順位に差ができたように見え、SVの読み違え(操作による焦点のわずかなずれが原因で、自分の視線に入っていなかった薬屋の大看板に目が行った)をした人も出たのでしょう。
残る問七については、「作成秘話」を書くことにします。

問七の共通項は、「読み仮名が『ら』で終わる市」。この問を作るのにあたっては、「大ベテラン」の方はもしかしたら気づいていたかもしれない、と[105185]で書きましたが、この問の「元」となったのは、「本番」の第27回の問三。
問三:相模原市、小田原市、上野原市、橿原市、井原市
■「原」の文字を含む町村に隣接する市
想定解数:41市
隣接系にひねりを加えても、問一、問二の流れで共通項の導き出しはそう難しくないと想定していましたが、そうでもなかったようです。とくに、「らで終わる市、除くひらがな市」という思いもよらなかった共通項に多くの方が惹き寄せられたのにはびっくりしました
([74966])
この「想定外の別解」の大量発生により、デスクトップ鉄さんの「十番勝負研究所」の難易度分析で最難問クラスの「Eランク」に堂々輝いた?この「第27回問三」を逆手にとって、「この別解のほうを共通項にした問題を作ろう」と思い立ったのが今回の「立候補」のきっかけでした。(今更なんですが、グリグリさんも周章狼狽したというこの「別解による誤答の嵐」の発生は、「該当しない市」として島原市か南島原市(お互いに隣接しているが、「原」の付く町村とは隣接しない)を提示していれば防げたでしょう。別解とは必ずしも関係するわけではありませんが、NGの市を提示していれば難易度をだいぶ下げられたと見られる過去問は、他にもいくつかあったと思います。)
問題作成にあたっては、「入門コース」ということで「迷彩や小細工はしない」、ということを基に、ひらがな市を含め読みが「ら」で終わる44市を共通項としたうえで、お題の市を選ぶにあたっては、第27回の共通テーマが「政令指定都市相模原市誕生」ということから、その時に全問共通でお題に提示されていた相模原市をまず残し、「ひらがな市を含む」ということからさくら市を、それと同音の佐倉市を入れ、更にその時に「ら」で終わる市でただ2つだけ正答になっていた米原市と庄原市を入れる、ということで問題の形を決めることにしたのでした。
ちなみに、その第27回問三で「想定外の別解の罠」にはまって誤答した解答者(第一回採点前)は12名でしたが、このうち今回解答した EMMさん・おがちゃんさん・鳴子こけしさん・油天神山さん、「12年前のリベンジ」を果たすことができてよかったですね…。
トライアルで引っ掛けは無いとは思いつつ、流石に怖いのでデータベース検索で想定解数を確認
([105195] 海辺を飛ぶ鳥さん)
問題を見た瞬間「第二十七回問三」を思い出してしまい、気付くのが遅れた
([105224] 勿来丸さん)
という声も出てはいましたが、感想を送ってきた方々も口をそろえて「わかりやすく気づきやすい共通項」だった、と感じ取ったことで、「入門コース」にふさわしい問題を作ることができて、「自画自賛」できたと思いました。

ところで次回以降にまた「作る側」に回るかどうかですが、今回惜しくも「選外」になって問題について、共通項を見直して作り変え、また新たな問題を考えるなどして「再挑戦」もあり、としていたのですが、未開人さん([105216])が早くも意欲を示し、また今回答える側に回った勿来丸さんも、再び作成側に回る意思もありそうなので([105224])、今の段階ではまだ何とも言えませんが、「見物」する側に回る可能性が高そうな気がします…。
[105211] 2022年 8月 1日(月)22:22:20伊豆之国 さん
第104回夏の全国高校野球出場校決定【西日本編】
前回に引き続き、今年の夏の甲子園出場校を。今回は西日本編(北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
富山高岡商業高岡市4桜トンネル高岡古城公園、瑞龍寺、雨晴海岸など
石川星稜金沢市4EMM兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街など
福井敦賀気比敦賀市4EMM気比神宮、気比の松原、金ヶ崎城跡
滋賀近江彦根市4ぺとぺと彦根城、玄宮園、佐和山城跡
京都京都国際京都市4深夜特急清水寺、金閣寺、伏見稲荷など所在地は東山区
大阪大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)三好長慶ゆかりの史跡(大東市HPより)
兵庫加東市0今川焼播州清水寺(西国25番札所)、東条湖、闘竜灘(加東市HPより)
奈良天理天理市3深夜特急石上神宮、山の辺の道、長岳寺
和歌山智辯和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
鳥取鳥取商業鳥取市3とりぴー鳥取砂丘、白兎海岸・白兎神社、鳥取城跡
島根浜田浜田市1とりぴーしまね海洋館石見畳ヶ浦美又温泉
岡山創志学園岡山市3白桃後楽園、岡山城、吉備津神社など所在地は北区
広島盈進福山市4白桃鞆の浦、福山城、明王院
山口下関国際下関市1かぱぷう関門橋、赤間神宮、壇之浦
徳島鳴門鳴門市1白桃鳴門の渦潮・大鳴門橋、霊山寺(四国第一番札所)、鳴門市ドイツ館
香川高松商業高松市4白桃栗林公園、高松城、屋島
愛媛帝京第五大洲市1鳴子こけし大洲城臥龍山荘大洲の鵜飼い
高知明徳義塾須崎市1ぺとぺと横浪三里・浦の内湾、新荘川(須崎市観光協会HPより) (注)
福岡九州国際大附属北九州市3かぱぷう関門海峡・門司港レトロ建築群、小倉城、皿倉山(新日本三大夜景)など所在地は八幡東区
佐賀有田工業有田町0対象外有田焼窯元と関連施設・史跡(各種資料館、陶山神社など)
長崎海星長崎市3桜トンネル大浦天主堂、グラバー園、平和公園など
熊本九州学院熊本市4さざ波熊本城、水前寺公園、江津湖所在地は中央区
大分明豊別府市3デスクトップ鉄別府温泉郷、ラクテンチ、城島高原
宮崎富島日向市0せいこう美々津(重要伝統的建造物群保存地区)、若山牧水の故郷(牧水の生家牧水記念文学館)
鹿児島鹿児島実業鹿児島市4ペーロケ仙巌園、城山、桜島など
沖縄興南那覇市4白桃首里城、玉陵(たまうどぅん)、金城町石畳道

(注) 明徳義塾は土佐市にもキャンパスがある

初出場は札幌大谷・明秀日立・社・帝京第五の4校ですが、いずれも「選抜」の出場経験はあり、「春夏通して初出場」が全くない、というのは史上初めてとのことです。一方。最多出場回数校は県立岐阜商業で30回目の出場。仙台育英と天理の29回が続きます。一方、久しぶりの出場は、盈進の48年ぶり、次いで国学院栃木の37年ぶりで、この2校は「昭和」の時代以来の出場。このほか、日大三島が33年ぶり、樹徳が30年ぶりに出場します。

[105209] Nさん
「甲子園」出場校の所在地ですが、キャンパスが複数の自治体に存在したり、校舎や敷地自体が複数の自治体にまたがっている学校(特に私立)が意外に多かったりして、判断に迷うところですが、基本的には学校のHPや、新聞などの記事に載せられている所在地の情報を基に判断するのが良いでしょう。私が「甲子園出場校一覧」の記事を書き込むのにあたっては、出場校の所在地について、以前に毎年のように「夏の甲子園出場校と都道府県予選ベスト4」の一覧表を作成していたk-aceさんのリストの表現を基本的に引き継ぐことにしており、問題の明徳義塾・仙台育英・聖光学院の場合
明徳義塾は土佐市にもキャンパスがある
仙台育英は多賀城市にもキャンパスがある
聖光学院は伊達郡桑折町にもキャンパスがある
([88455])
と同様に表現することにしており、野球部の本拠(グラウンド)の場所のいかんにかかわらず、「学校の公式の住所」としている方を採用するのが、「初級問題」であればなおさら、分かりやすく自然でしょうか。
「校舎や敷地自体が複数の自治体にまたがっている」例として、([88455])で挙げられているものに
早稲田実は校舎が国分寺市と小金井市に跨っている(所在地は国分寺市)
國學院久我山は校舎が杉並区と三鷹市に跨っている(所在地は杉並区)
早実の校舎が小金井市にまたがっている、というのは実はここで初めて知ったのですが、地図を見ると、確かに校舎のごく一部(渡り廊下?)と敷地の一部が小金井市域に入っていることが見えます。しかし、小金井市に一部がかかっているとはいえ、小金井市も該当するというのはさすがに無理筋であり、野球部と無関係らしい明徳の土佐市と同様、NGとして扱うべきでしょう。

[105208] 深夜特急さん
1926年夏優勝の旧制静岡中は現校地ですが、当時の所在地は安倍郡安東村だと思われます
またまた情報提供をありがとうございました。出勤の時間になったので記事訂正には間に合いませんでしたが、[105207]の関西学院・甲陽中と神戸市・西宮市の件と同様、想定解自体には影響がないのでそのままにしました。

それと、幾人の方から出ている問六のSVの件ですが、確かに「日本一」の文字に焦点を合わせて画像をコピーしたのですが、[105194] であきごんさんがおっしゃる通り
SVはURLで保存したときに角度が少しずれることがあるので、真正面以外のものもチェックした方がいいですね
まさにその通りです。操作中に中心点が若干右にずれたことが原因かもしれません。ドラッグストアの看板は全く眼中になく、無視していました。欲を言えば、もう少しUPした方がよかったかもしれなかったですが。以前、十番勝負でSVヒントが出たことがいくつかありましたが、中心ではなく外れた側のほうにヒントがあると見たことが多く、SVの指している意味も全く分からずじまいのまま、迷走したことがありました。
[105200] 2022年 7月 31日(日)16:58:23【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)16:57:09 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
第104回夏の全国高校野球出場校決定【東日本編】
本日、第104回全国高校野球大会の出場全49校が決定しました。
今回も、春の「選抜」に続いて、全出場校の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市区町村の経県値」を記し、今までの同様、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。

今日は、東日本(北海道・東北・関東・甲信越・東海)です。西日本は次回にします。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
北北海道旭川大高旭川市4おがちゃん旭山動物園、神居古潭
南北海道札幌大谷札幌市4おがちゃん大通公園、時計台、藻岩山など所在地は東区
青森八戸学院光星八戸市4桜トンネル蕪島(ウミネコ)、種差海岸、櫛引八幡宮
岩手一関学院一関市3デスクトップ鉄厳美渓、猊鼻渓、栗駒山
宮城仙台育英仙台市4伊豆之国仙台(青葉)城跡、瑞鳳殿、秋保温泉など所在地は宮城野区(注1)
秋田能代松陽能代市2鳴子こけし旧料亭金勇きみまち阪風の松原
山形鶴岡東鶴岡市4般若堂そんぴん致道博物館、羽黒山、あつみ温泉
福島聖光学院伊達市1菊人形やながわ希望の森公園、霊山(注2)
茨城明秀日立日立市3スカンデルベクの鷲日立風流物(世界文化遺産)、かみね公園、鵜の岬
栃木国学院栃木栃木市3桜トンネル蔵の街、渡良瀬遊水地・平地の3県境、大平山
群馬樹徳桐生市3おがちゃん織物の町の歴史遺産(鋸屋根の工場、新町地区の街並みなど)、「偽(ミニ)富士山」([103996]他)
埼玉聖望学園飯能市2サヌカイト医王山八王寺(竹寺)名栗温泉
千葉市立船橋船橋市3まりんぶる~ららぽーとTOKYO BAY、ふなばしアンデルセン公園、中山競馬場
東東京二松学舎大附属千代田区3対象外皇居、日比谷公園、秋葉原など
西東京日大三高町田市5伊豆之国国際版画美術館、薬師池公園、南町田グランベリーパーク
神奈川横浜横浜市4不在山下公園、中華街、ランドマークタワーなど所在地は金沢区
新潟日本文理新潟市4EMM萬代橋、朱鷺メッセ、北方文化博物館など所在地は西区
長野佐久長聖佐久市1勿来丸龍岡城([96257])、中山道と宿場町、旧中込学校
山梨山梨学院甲府市3勿来丸武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
静岡日大三島三島市3伊豆之国三嶋大社、楽寿園([99091])、三島スカイウォーク
愛知愛工大名電名古屋市4名古屋城、熱田神宮、大須観音など所在地は千種区
岐阜県立岐阜商業岐阜市4勿来丸長良川の鵜飼い、岐阜城・金華山、長良川温泉
三重三重松阪市4松阪城跡・本居宣長記念館、豪商の屋敷、松阪牛の老舗

(注1)仙台育英は多賀城市にもキャンパスがある
(注2)聖光学院は桑折町にもキャンパスがある

西日本編は次回に書き込むことにします。
[105196] 2022年 7月 31日(日)13:28:57【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 1日(月)08:04:10
伊豆之国 さん
第二回チャレンジトライアル・問六の共通項について
今回の"Challenge Trial"問六の共通項は、「春・夏の全国高校野球の優勝校がある市」。そこで、この共通項に該当する65市について、それぞれの市内にある、優勝経験のある高校(戦前の旧制中学を含む)を次の一覧表にまとめてみました。
●はお題、○は正答が出た市です。

市名校名備考
苫小牧●駒大苫小牧
土浦常総学院
取手○取手二高
宇都宮作新学院
前橋○前橋育英
桐生桐生第一
さいたま●大宮工業、浦和学院大宮工業の当時の所在地は大宮市
加須○花咲徳栄
銚子銚子商業
習志野○習志野
町田○桜美林、日大三高
国分寺早稲田実業
横浜○桐蔭学園、横浜
川崎法政二高
相模原○東海大相模
藤沢湘南
敦賀○敦賀気比
松本松本商業(→松商学園)
飯田飯田長姫(→飯田OIDE長姫)
岐阜県立岐阜商業
静岡静岡中(→静岡)、静岡商業
浜松○浜松商業
菊川常葉菊川(→常葉大菊川)
伊豆の国韮山当時の所在地は韮山村
名古屋○中京商業→中京大中京、東邦商業→東邦、愛工大名電、愛知一中(→旭丘)、愛知商業
四日市○四日市
松阪○三重
京都京都二中(→鳥羽)、平安→龍谷大平安、京都一商(→西京)
大阪○浪華商業→浪商(→大体大浪商)、北野、明星、興国、上宮
豊中○履正社
富田林○PL学園
大東●大阪桐蔭
東大阪近大附属
神戸第一神港商業(→市立神港→神港橘)、神戸一中(→神戸)、関西学院(移転前)、育英関西学院の当時の所在地は西灘村([105207])
姫路東洋大姫路
西宮○甲陽中(→甲陽学院)、報徳学園甲陽中の当時の所在地は鳴尾村([105207]、その後現・西宮市域内で移転}
洲本洲本
芦屋芦屋
天理○天理
五條○智辯学園
和歌山●和歌山中(→桐蔭)、海草中(→向陽)、智辯和歌山
有田○箕島
岡山岡山東商業
広島○広島商業、広陵、崇徳
呉港
下関下関商業
柳井柳井
徳島徳島商業
鳴門○鳴門
三好●池田当時の所在地は池田町
高松高松商業
観音寺○観音寺中央
松山松山商業、松山東(当時は松山商業と統合)、済美
宇和島宇和島東
西条○西条
高知高知、高知商業
須崎明徳義塾
北九州小倉中→小倉当時の所在地は小倉市
大牟田○三池工業
八女西日本短大附属
佐賀○佐賀商業、佐賀北
熊本済々黌
津久見○津久見
鹿児島鹿児島実業
那覇○沖縄尚学、興南

「市」以外で該当しているのは次にあげる5特別区と3町です。
自治体名校名備考
東京都港区慶應普通部(→慶應高)、日大三高いずれも移転前。慶應の当時の所在地は東京市芝区
同 新宿区早稲田実業移転前
同 台東区岩倉
同 世田谷区日大桜丘
同 板橋区帝京全国制覇以降板橋区内で移転
徳島県海陽町海南(→海部)当時の所在地は海南町
高知県いの町伊野商業当時の所在地は伊野町
長崎県佐々町清峰

学校が移転した各校のうち、日大三高と早実は、共に移転先の市(町田市、国分寺市)でも全国制覇を果たしています。一方、慶應は、横浜市に移転してからも「甲子園」の出場はありますが、全国制覇はまだ果たしていません。

♯本日、今年の夏の全国高校野球の出場49校が全て決定しました。いつもの通り、出場校と所在地一覧を後ほど書き込むことにします。

【1】[105207] 深夜特急さんの記事により、関西学院と甲陽中(→甲陽学院)の所在地について訂正いたしました。深夜特急さん、情報をありがとうございました。
[105185] 2022年 7月 30日(土)21:47:23伊豆之国 さん
第二回チャレンジトライアル・問六と問七について
第二回チャレンジトライアルでは、問六と問七を出題させていただきました。

問六の共通項は、「春・夏の全国高校野球の優勝校がある市」。
全国高校野球選手権大会歴代優勝校
選抜高校野球全国大会歴代優勝校
それぞれ青色で表示された学校名をclickすると、学校の歴史、所在地などの項目に飛びます。
大東市は、今春の「選抜」の優勝校・大阪桐蔭、和歌山市は、昨夏の優勝校・智辯和歌山の、それぞれ所在地。記憶に新しいところから。三好市は池田高校(当時は池田町)、現在の市域にあればOKとして例示。
駒大苫小牧の全国制覇は「夏」のみ、さいたま市は、大宮工業(当時の所在地は大宮市)と浦和学院、いずれも「春」のみ。少なくとも春・夏いずれか優勝していればOKという共通項を示しています。
ヒントのSVは「日本一」の表示を示したものです。地図はズバリ甲子園。
該当する区として例示した板橋区は、帝京高校が全国制覇経験あり。
非該当の茨木市は、浪商(→大体大浪商)のキャンパスがあった時期がありましたが、浪商が優勝したのは全て大阪市にあった時代。最後に優勝したのは昭和36年(1961)の夏の大会で、その2年後の茨木市への移転(更に平成元年に熊取町に移転、現在の校名となる)以降は、全国制覇はありません。彦根市は、今春と平成13年(2001)夏の近江高校の準優勝が最高成績。
落書き帳の過去ログ[70864]に「参考元」としてリンクしている記事を見ると、都道府県別の歴代出場校一覧はもとより、個人成績や過去の名勝負など、あらゆる記録を網羅している大変貴重なデータベースですが、残念なことに6年ほど前より更新が止まっています。
この問六の想定解に関する関連記事は、後日書き込む予定にします。

問七の共通項は「読み仮名が『ら』で終わる市」。
データベース検索
さくら市、佐倉市をお題に入れ、桜井市をNGとしたのはちょっとした「仕掛け」の「妙」。
SVと地図リンクをどうするか、うまく行けそうなのがなかなか見つからず苦労しました。
SVは「ヨドバシカメラ」→「ら」で終わる
地図はズバリ、お題に入れた「相模原」のひらがな表記
…ですが、解答のペースが比較的早かったもあり、全然ヒントになっていないようなものだった…
実は、この問七を作成するにあたって、ある「細工」を使っています。大ベテランの方の中には、もしかしたらこのことに気づいた人もいるかもしれません。これについても、後で記事を書き込む予定にしています。

また、他のお三方の作成された問題についての感想も、後ほどコメントしたいと思います。
[105121] 2022年 7月 28日(木)21:29:29伊豆之国 さん
業務連絡
採点漏れ・採点ミス(採点すべき解答の記事番号・問題番号の誤り等、解答自体の正誤判定以外のミス)のチェック役に専ら徹している出題者「伊豆之国」からの業務連絡です。

>[105119]さざ波さんへ
[105095] はしもつさんの問四「輪島市」と、[105096] かりないさんの問九「姫路市」が採点されていません。
[104914] 2022年 7月 8日(金)21:40:50【1】訂正年月日
【1】2022年 7月 9日(土)22:16:45
伊豆之国 さん
Re:クイズここはどこでしょう
[104905]千本桜さん
もう今となっては完全に出遅れですが、既に皆さんのコメント通りということであれば…
Q温泉は後に、テレビドラマ「R日記」のロケ地として脚光をあびるのだが、当時はそんなことになろうとは知る由もなかった
このテレビドラマは、毎回必ず見ていました。そして映画化されたときには、映画館に通って見に行ったものでした。あれから十余年を経て、E県からS県へ二泊三日の旅路。道中で、当時誕生したばかりだった、最近市の名前が変わった城下町に寄り道した後、そのQ温泉に念願の一泊。河原の湯壺で名物の温泉卵を温める風景、近くにはそのRの銅像も建てられていました。その翌日は、列車を乗り継いで、S県のほぼ中央にある湖畔の宿で一泊し、翌朝は観光バスでA丘へ。最後は、開業して間もない第三セクター路線経由の特急に…。

国鉄H本線のF駅からは I 線が分岐し、美しいお城のあるJ駅までのびている
[104909] メークインさん
J駅近くにあるお城へも行っています
最初はJ駅からお城が良く見える展望台まで"徒歩"で移動。雲海の上あるお城が見えました
おっしゃっているお城とは、F駅を出て次の駅が最寄の、近年有名になった○空の城のことでしょうが、F駅から出て向かう路線の行き先(というよりその線の起点。今では特急以外はほぼ途中で乗り換えになってしまいましたが)にあるのは、駅からも間近に仰ぎ見る、威容を誇る白亜の天守閣を初め豪勢な櫓や土塀・石垣・堀などが織りなす、世界に誇る日本の城郭建築の不動の王者…。

[104912] 今川焼さん
「R日記」の中で何度もその歌を紹介された地元M郡出身の夭折の歌人です。この歌人のことを知ったのは「R日記」を見てからですが
この歌人の詠んだ歌は、そのテレビドラマの中でたびたび紹介されていたので、その名を覚えたのでした。

…そういえば、ドラマの中でも、そして映画でも、最初のシーンで紹介されていた餘部の鉄橋を列車が渡る風景。映画化されて間もないころに列車転落事故が起こり、それからしばらく徐行運転となり、強風時の運休もよくあったそうで、最近になって新しい橋に架け替えられたようですが、私がQ温泉を訪れた時は、当時の鉄橋が健在で、エアコンもなかった旧式ディーゼル車では、窓から身を乗り出して景色を眺めていた観光客も見かけたものでした。このところのコロナ禍の中、Q温泉でも老舗旅館が廃業に追い込まれたとかで、私が泊った宿も、数年前に既に格安リゾートの系列に入ったというらしいです…。
[104824] 2022年 6月 12日(日)22:55:36伊豆之国 さん
大河ドラマの舞台を訪ねて(3年ぶりの本格旅行です)
[104735]
道中記は後日書き込みます
と書き込んだものの、なんだか忘れかけたようになってしまい、「何を今更」といった感ですが…
4月29日から2泊三日で伊豆~駿河~甲斐と、三国を股にかけて回った旅日記を。ようやく書き込むことにします。

思えば、引っ越しのドタバタ、そしてコロナ…と、旅行どころではない日々が続き、やっと宿泊を伴った「旅行らしい旅行」に出られたのは、実に3年ぶり、「平成から令和へ」の伊勢~尾張の道中以来。相模原市民になってからは初の遠出になったのでした。
今回の道中、とにかく天気が不安定という予報があり、空模様に振り回されることになるのは覚悟の上と承知していたところ。初日は。小田急で小田原に出て、熱海で伊豆急直通電車で伊豆急下田へ。伊豆急線に乗るのも気が付けば相当久しぶり。車両のラインアップもほとんど入れ替わり、親会社の東急で役目を終えた銀色の電車がほとんど。乗り合わせた電車もそうで、内部は観光電車らしく海側座席が向かい合わせになったりしていましたが、外観はまさについ2年余り前までの地元で顔なじみだった電車そのもの(もっとも今では消滅寸前ですが…映像)。でも、観光地も疫病禍からようやく回復の兆しが出てきたとはいえ、大型連休の初日なのに、生憎の天気も手伝って、昔のような混雑どころか、空席ばかり目立って寂しい車内風景、海辺を走る区間に出ても伊豆大島などの島影も見えないまま。終点の伊豆急下田駅まで乗りとおし、改札を出ましたが、駅舎の中はすっかり模様替えされたようで戸惑いも。外に出てみると、バスターミナルも駅の横にある食堂や土産物屋などが入ったレトロ風の建物も以前の面影を残していたのには少しほっとしたのでした。そして堂ヶ島方面へのバスに乗り込むのですが、中はガラガラ、気が付いたら車内独り占め状態。雨が降り出す空模様の中とはいえ、こんな様子ではその先が思いやられる状況になったのが心配になります…。
そうしているうちに終点・堂ヶ島に到着。マイカーで来ていた観光客もちらほら見かけましたが、往時の賑わいを知るものとしては寂しい限り。雨が降り出し、遊覧船に乗るのは諦め、洞窟を上から眺められるスポットに出ただけで、旧道廻りのバスに。今度は部活帰りらしい中高生と見られる一団で車内は賑やかでした。向かったのは親父の実家があった田子地区。かつて遠洋漁業と鰹節作りでにぎわったのも今は昔、取り壊された家の跡が空き地になっていたり、空き家になった民家も目立つといった今の光景でしたが、空き家になっていた家の中に、確かに親父の実家だった家に間違いなさそうなのを見つけ、なんだかほっとしたのでした。それから実家の菩提寺([89119])に行きましたが、住職さんも不在らしく、墓の場所もわからなかったので、雨の中ということもあり、本堂を拝んだだけで引き返し、港のほうにも行くのをやめて次のバスを待つことに。雨は一層激しくなり、源氏ゆかりの修禅寺参りは諦め、旧賀茂村の黄金崎クリスタルパークへ。訪れた日は「万華鏡」の特別展示があって、ハンドルを回して中の模様の変化を見ることができ、童心に帰ったような懐かしい思い出に浸ることもできたのでした。
修善寺駅から駿豆線で伊豆長岡駅で降り、少し早めではありましたが、タクシーで伊豆長岡温泉の宿へ。「温泉旅館」に泊まるのは、4年前の夏の津軽([96355])以来のこと。割と小ぢんまりした宿でしたが、かけ流しの湯でじっくり温泉を楽しむことができました。
夜中に雨は上がり、翌朝の散歩で狩野川の土手へ。好天に恵まれ、白雪に覆われた富士山の姿が見事でした。タクシーで伊豆長岡駅に出て、大河ドラマ関係の施設をめぐるバスの一日乗車券を買い、伊豆の国市内に点在する史跡巡りに出たのですが、持ち歩くのに必要でない、重いバッグに入った荷物を伊豆長岡駅のロッカーに預ける際、「仕分け」に手間がかかり、5年前の飛鳥巡り([93764])の時と同様、バスが先に出てしまうという失態。でも元々一日がかりで回る計画を立てていたので、まだ余裕は十分あり、1時間に3~4本と運転本数が多い駿豆線で、隣の韮山駅で降り、駅の反対側にある大河ドラマ館でまず「予習」。そのあと展望デッキに上るとここでも富士山の雄姿が…。
ここでようやくバスに乗って、まず願成就院にお参り。ドラマの主人公・北條義時と姉・政子の父で、鎌倉幕府初代執権の北條時政が建立した寺院で、ご本尊・阿弥陀如来を初め、運慶の作による5体の仏像は、国宝に指定されており、本堂で間近に拝むことができ、境内には時政の墓も建っていました。それから「堀越御所」([90008] hmtさん)の跡へ。今では何もない芝生になっていますが、入り口に説明が書かれた表示板がありました。道を挟んで反対側を少し奥に入ると、「北條政子産湯の井戸」も。河原に出たところにある公園は、「北條氏の館跡」とされる場所で、今では建物などは全く残っていないのですが、往時の様子などが描かれた案内板がいくつか建っていました。
降りたバス停に戻って、ひとまず伊豆長岡駅前に戻ることに。この日は好天に恵まれ、マイカーで訪れた観光客も多かったようで、渋滞でバスも少し遅れ気味でした。昼食を済ませて、今度は狩野川を越えて西側へ。まず北條義時夫妻が眠る「北條寺」にお参り。それから北に向かってしばらく歩いて、北條義時の館跡と伝わる「江間公園」へ。ここで見逃せない珍しい記念物が、「館跡」の石碑の横、敷地の北東隅にある「北伊豆地震の震災遺跡」、ガラスケースの中に保護されている魚雷の表面に残った地震による表面の傷跡。この公園の場所にあった小学校に海軍から譲り受けられた魚雷が、地震の揺れで傷ついたもので、関東大震災から7年後の昭和5年(1930)に起こった「北伊豆地震」([64043])の被害状況を知る貴重な遺跡となっています。
それからさらに少し歩くと、「いちご街道」という愛称を持つ、やや広い通りに出ます。そこを左折してしばらく行くと「豆塚神社」という神社があり、その境内には今回の大河ドラマに関係する「ミニ資料館」のようなものもありました。この辺りの道筋と風景は、[64043]で紹介した「木造の家は地震に強いか」(杉山英男氏著・昭和60年初刊)という本の中で「北伊豆地震と被害状況」について詳しく書かれた記事があり、その中にかつて「江間村」と呼ばれたこの地域の中心部の概略の地図と当時の写真があって、この辺りの地理は十分頭に入っていたので道に迷うことがなく、さすがに「木造~」が著された時より30数年ほど経過しているので沿道の建物などは大きく変化していましたが、先ほど曲がった四つ角(「木造~」にある地図では「中央四辻」と書かれている場所)の写真に写っている、北西側のスーパーと南西側のガソリンスタンドは当時のままの姿を残していました。
ここからは直接行くバスの便もなく、次のスポット「江川邸」までの間は、狩野川を渡ってひたすら歩くことになります。史跡めぐりのバスと言っても本数は少なく出発時刻も不規則で、昨年末に訪れた深谷市の渋沢栄一関連の史跡巡りのバス([103328])と同様、意外と使いにくいダイヤのように思えました。駿豆線の線路を越えたあたりは、旧韮山町の中心だったのでしょうが、これといった商店街は見られず、やはり「伊豆の国市」の中心市街は温泉街がある旧伊豆長岡町だということになるのでしょう。
江川邸」と、後述する「韮山反射炉」は、40年ほどの前に入った記憶がありますが、今となっては当時の記憶は既にあいまいになっていったので、改めて訪問するといった感じで見学することに。内部には、幕末の国土防衛に尽力し、反射炉や東京湾の「お台場」の築造などにかかわった幕末の代官・江川英龍の功績に関する資料などが展示されていましたが、室町時代に建てられたという母屋の豪勢さには圧倒されるものがありました。それからバスで、源頼朝が流された「蛭が小島」(近年は「蛭が島」とも言うようです)へ。今は田んぼの真ん中といった感じですが、昔は狩野川がこの辺りを流れていて中洲のような地形だったのでしょうか。もう最終のバスもなく、この日最後の目的地・反射炉へはまたまた歩き。反射炉の入場時間がこの時期は午後5時まであり、時間の余裕はまだ十分ありましたが、そこまでの道路には歩道が整備されていないところも多く、自動車が近づいてくると少しはらはらしたものでした。反射炉の周りは、昔行ったときには敷地に柵も無く無料で入れたようにおぼろげながら記憶があったのですが、世界遺産に登録され、資料館もできてしっかり入場券を払わされたのにはやはり仕方ないのでしょうか。反射炉の前後左右には詳しい説明が書かれた案内板もあり、その仕組みがしっかり理解できたのでした。余談ですが、毎週日曜日に放映されている「鉄腕DASH」では、以前「無人島に(ミニ)反射炉を作る」という場面があって、韮山の反射炉の映像が出ていたシーンもありました。
反射炉から最寄りの伊豆長岡駅までは、タクシーもあったのですが呼んでもいつ来るのかわからないので、今度も歩き。この一帯には温室が立ち並んでいて、どうやら「旬」も終わって片付けに入っていた「苺」を栽培している温室のようでした。伊豆長岡駅に戻ってロッカーから荷物を取り出し、三島・沼津と乗り換えて、2日目の宿泊地・御殿場へ。ホテルに着いた頃にはすっかり日が暮れていて、チェックインを済ませ、近くの拉麺屋で夕飯を。
3日目の朝はどんよりとした曇り空。朝飯前に町のほうまで少し歩きましたが、晴れていれば間近に見える富士山も、上の方は厚い雲に覆われ、かろうじて中腹から下の一部が見え、裾野のなだらかな曲線から何とか富士山に違いない、と思っただけでした。御殿場駅の広い構内は、かつて東海道本線だった「過去の栄光」の名残を残しているように見えました。3日目の計画は、出発前から「天気予報とにらめっこ」といった形で、「忍野村~富士吉田方面か、アウトレットを見てから箱根方面か」と、ホテルを出る直前まで迷いに迷ったのでした。結局、河口湖方面のバスの出発時間が近かったことから、前者の方を選択。もう富士山はすっかり雲に覆われて見えなくなり、やがてバスは籠坂峠を越えて甲斐の国へ。山中湖は14年前と同様、車窓から湖を見ただけで素通り、バスを降りたのは「忍野八海」の入り口。この「忍野八海」を「行った、見た」という記憶がはっきりせず、バスを降りて観光客が進んで行く方向を見て、「やはりここは初めてだった…」と分かったのでした。中央高速から近いこともあり、マイカーで訪れる客が多く、結構混雑していて、「どこがなんという名の湧き水(池)なのか、どこがどう違うのかいまいちわからず、また8つ全部がここにあるわけでなく、少し離れた場所にあるのもあることも知りました。降り出した雨が本降りになっており、富士吉田市に入って「北口本宮浅間大社」にお参り、そのあと14年前にも見てきていた「御師の家 外川家住宅」に向かおうとしたのですが、もう14年前の記憶が薄れていたのに加え、降りしきる雨の中で方向感覚もわからず、案内板も整備されておらず、中心市街の近くまで来て「道を一本間違えていた」とようやく気付くことに。やっと「御師の家」を見学。そしてやっと富士吉田改め富士山駅に到着。名物の「吉田のうどん」は、結局駅ビルの地下で召し上がることになり、次の列車まで時間が空いたため、近くの喫茶店で珈琲を飲んで時間つぶし。ここから富士急で大月へ。下吉田駅では、今では絶滅危惧種の「鐘が鳴る旧式踏切」の音も聞こえました。大月からは、高尾・八王子・町田と乗り換えて、やっと我が家に帰還。大河ドラマの開始時刻には十分間に合いました。

♯長文お許しください。(「ご当地」絡みなので…)
[104802] 2022年 6月 7日(火)00:26:13【1】訂正年月日
【1】2022年 6月 7日(火)15:26:24
伊豆之国 さん
武蔵国・相模国・下総国・伊豆国
[104793][104800] あきごんさん
[104799] 鳴子こけしさん
「武蔵国」と「相模国」の境界と人口の話題が賑やかですが…
ここ40年来、武蔵国と相模国の間を無意識のうちに日常的に行き来していて、「県境(=旧国境)越え移動はやめましょう」なんていっていたのがどうにも現実にそぐわない地域に住み続けている私からも、この話題に乗らせていただきます…。

[104793] あきごんさん
神奈川県イコール相模と思っている人が意外に多い。実は川崎市の全域と横浜市の四分の三は武蔵国の領域なのである
JR南武線の川崎市内には「武蔵小杉・武蔵中原・武蔵新城・武蔵溝ノ口」と、「武蔵」の付く駅が4駅連続しているので(他に鶴見線「武蔵白石」駅も)、川崎市が「武蔵国」であることは早くから知っていましたが、横浜市の大半が「武蔵国」であったというのを知ったのは、もう少し後になってからのことでした。中でも、「金沢文庫」が「武蔵」の金沢(昔は「かねざわ」と呼んでいた)に建てられた、というのを知ったとき、そこが鎌倉や横須賀と隣接する地域だったこともあり、ある意味強烈な「違和感」を持ったものでした。
保土ヶ谷~戸塚宿のところを読んでいて、自分が今まで大きな勘違いをしていたことに気付きました。この間にある「権太坂」のお話で、今ではここが国境であったことを意識しないせいか
「権太坂」のことは、今から13年前、[70632]で書き込んだことがあり
「保土ケ谷」と言えば、東海道の最初の難所として知られた「権太坂」。「箱根駅伝」では往路の2区・復路の9区、復路では最後の難所として、逆転劇など数々のドラマを生んでいる場所です
このあと、東京・赤坂にある「権田(原)坂」(「安鎮坂」の別名)と、かつてこの地にあった「誉田(こんだorほんだ)坂」、その由来に関係あるという大阪府羽曳野市の「誉田(こんだ)八幡」、それと赤坂の「誉田坂」と保土ヶ谷の権太坂との「不思議な符合」についても書き込んでいました。

[104799] 鳴子こけしさん
川崎市と、島嶼を除いた東京都は問題ないでしょう。埼玉県も前述の通り全域……ではなく、平成22年(2010年)に太田市(群馬県)から深谷市に編入された部分(変遷情報)がありますので、深谷市前小屋の96人は上野国の住人ということになります
「重箱の隅」ですが、地元の話なので…
[100806][100809] ekinenpyouさん
相模原市と町田市でしばしば発生している境界変更については過去ログでもしばしば取り上げられていますが、要約したものとして東京・町田市と神奈川・相模原市で一部地域を交換! なぜ“トレード”するのか聞いてみたも別途参考になるものと思われます。
[100811] 拙稿
NHKBSプレミアムで放映されていた、「故郷ざわつきリサーチ・相模原の逆襲」という番組。この番組の中で、[100809]の記事にリンクされていたのとほぼ同じ内容の「町田市と相模原市の『領土交換』」と、「都県境が境川を挟んでお互いに入り組んでいる地域の住民の声」が出ていました
かつては蛇行が多く、氾濫も多発していた境川の流路が改修工事で直線化し、元は同じ地域であったのが、川筋が直線化した結果、お互いに川の反対側に取り残されて「飛び地」化した
都県境変更による人口移動は、相模原市民から町田市民になったほうがその逆よりも断然多い
あまり見せたくない資料だが、(境界変更で)相模原市民から町田市民になった人のほうが圧倒的に多く、『収支』としては差し引き数十人のマイナス」という資料も出ていました
ということで、人口異動としては数十人程度ですが、「武蔵」の町田市の中に「相模」の地域があり、「相模」の相模原市に「武蔵」の地域があるというのは明らかな事実といえるでしょう。

一方、埼玉県を見ると、「国境の変更」が(公式には)なくなってから後の昭和5年に茨城県との県境変更があります。現在の埼玉県加須市伊賀袋地区は、当時の茨城県猿島郡新郷村(現・古河市)から埼玉県川辺村(現・加須市)に編入された地域でした([78789] hmtさん)。
昭和5年7月に現在の渡良瀬川が茨城・埼玉の県境となり,右岸の伊賀袋の大部分と立崎の一部が埼玉県北埼玉郡川辺村へ合併され,大字伊賀袋となる
猿島郡(明治29年以前は西葛飾郡)新郷村は「下総国」であり、埼玉県には、旧「下総国中葛飾郡」の地域が「武蔵国北葛飾郡」に編入されてからも、新たに「下総国」だった地域が入り、こちらは現在まで「埼玉県にある下総国」として現在も残っていることになります。
「ご破算」に終わった五霞町の埼玉県幸手市との合併が実現していたら、こちらも「埼玉県にある下総国」になっていたのでした…。

更にもう一つ、「相模国と伊豆国の境界はどこにあるのか?」について、「模擬天守」もある「虚構の世界の水軍の根城?」熱海城七万石城主より一言。
[104799] 鳴子こけしさん
相模国人口ではあきごんさんが「山間部なので無視」された熱海市泉にも2,439の人口があります
通称「伊豆湯河原温泉」と呼ばれる、静岡県熱海市泉地区の帰属と越県合併騒動について、hmtさんが[100236]で関連記事をまとめて紹介しています。その中から、「泉地区は伊豆か、相模か」について、その経緯が[79754]で述べられています。
伊豆と相模の国境を決めたのは、結局のところ伊豆山権現の勢力だったと思われます。秀吉の小田原攻めに敗れたため、泉地区が一時的に相模国になったこともあるようですが(保善院朱印状)、結局は元禄の境界争いで千歳川以南(泉地区)を確保。
天保国絵図 伊豆国を見ても、千歳川に「此川中央国境」と記されています。そして、伊豆国内に「和泉」など4集落が描かれていますが、何故か「相模国宮上村之内」という文字を冠しています。地理上は千歳川を境界とする伊豆国の側にあるが、村の実体は相模国宮上村の一部として機能していたという両属的な性格だったのでしょうか
泉は、明治11年に制定された「郡区町村編制法」に基づき、神奈川県足柄下郡宮上村飛地字泉を静岡県賀茂郡泉村とし、明治22年に熱海、伊豆山などと合併し、熱海村となっている。
しかし、明治13年の『郡区町村一覧』 を見ても、静岡県伊豆国賀茂郡には「泉村」の記載がありません。
もちろん28コマ(神奈川県足柄下郡)にも記載なし。
尾根の北側の神社領「泉」は、おそらく尾根南側を占める「伊豆山村」の一部になったと推察します
これだけ見ると、泉地区は「伊豆」と「相模」の間を行ったり来たりした、とか、「形式上は伊豆国に属するが、実質的な支配権は相模国側が持っていた」とか、あいまいなように見えますが、「市町村制施行・明治の大合併」の3年前の明治19年に編纂された「地方行政区画便覧」を見ると、伊豆国賀茂郡(現在の熱海市・伊東市一帯は当時は賀茂郡に属しており、明治29年の郡再編成により田方郡になった)の最初のところに、「戸長役場所在地 熱海村」とあり、その下に(管轄する)村として、「熱海村・伊豆山村・泉村・初島」とあります。この4村は明治22年4月の市町村制施行に先立つ1か月前に新設合併して「熱海村」になっています。
したがって、泉地区は明治19年の時点で「伊豆国」に属しており、旧国境の変更が明治35年を最後に停止([75973] hmtさん)され、事実上旧国の境界が確定した時点において「伊豆国」だったことは間違いないと思われます。

[104800] あきごんさん
計算していて二番目に人口の多い「国」はどこだろう、とか一番人口の少ない「国」はどこだろうとか思いましたが、境界の確定が大変そうなので、これはそのうち気が向いたらという事にしようと思います
"You Tube"の動画に、「令制国がそのまま都道府県になっていたら」というのがありました。
旧国の範囲(属する市町村)など、誤りや見落としもいくつかあるようですが…。人口が最多の「武蔵」は約2600万人、2位は「摂津」で約740万人、3位は「下総」の約570万人となつていました。一方、ブービーは「隠岐」で約1万9000人、最少は…わかりますね?

♯連休の連休の旅日記、原稿は途中までできているのですが…

【1】「伊豆湯河原温泉」をめぐる「相模と伊豆の境界争い」について追記し、タイトルも変更しました。
[104735] 2022年 5月 20日(金)18:00:28伊豆之国 さん
第60回十番勝負を振り返って~あらたふと青葉若葉の日の光~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
今回は、前回と同様に出題時に想定回数の提示がなく、更に前回には一部の問にあった副題リンクもNGの市の例示もなかったこともあり、やはり「最初の採点が出るまでは動かない」という戦術を採ることになりました。
例によって、解答できた順に。

問一~花の武蔵野 扇に描けば~
今回の出題、いずれも「最初の読みが同じ音で始まる」市ばかりを並べていて、「迷彩」の色が見え見えだったこともあり、最初の採点結果が出てからまず分かったものから答えることに。人口が多そうな市が並んでいたということから、「人口ランキング上位の市」だと容易に推測。前居住地の町田市で石高積み上げ。

問二~行きはよいよい、帰りは怖い~
「か」で始まる市がお題に並んでいて、皆さんが「迷彩」と思い込んで誤答を重ねていた中、まさかの「か」で始まる市を答えよ、という問題だったとは…。まさかの事態に拍子抜け、脱力感ありあり。静岡県で唯一該当する掛川市がすでに出ていたので、ここも十万石の大台に乗せていた、祖母の故郷「小江戸」川越の石高を積み上げ。
この問二の共通項、「か」で始まる市の数がちょうど60市だったことから、「60回記念だから想定解が60の設問でまとめているのか?」と「からくり」に薄々気づくことに…

問十~一はやっぱり富士の山~
ここまでの答えの流れから「世界遺産」関係であることは容易でした。十番勝負開始直前に伊豆長岡温泉に一泊し([104179])、大河ドラマ関係の史跡と反射炉を見てきた「ご当地」が既に出ていたので、ここは焼きそばを一杯。富士宮市の石高が十万石の大台乗せ。
この問十では、同一登録物件内に複数の県・市があるものも多く、想定解の数をざっとしか数え切っていないので、「全部合わせると60に近いかな…」。該当する市の数が59と出たので、「全問を60市でそろえるのはやはり難しかったか…」と思ったところ。同じ内容の出題が昨年秋の「トライアル」で出ていたというのは、「初心者向け大会」に出る立場ではないとみて「外野席から見物」([103190])したこともあり、感想文が出そろって来るまで気づきませんでした。

…ここからは。「該当しない市」の提示が出てから。

問四~君の名は希望~
非該当の市が出る前にほぼ共通項はつかめており、「合併・改称によって元の市名が消滅して新たな市名に変わった市」だろう、と見当がつき、「雑学」の「消滅した市名」と照らし合わせ、まだ出ていなかった市から選ぶことにしましたが、「市盗り」に絡みそうな市もなかったので、以前に「元『乃木坂』の生駒さん」を話題にし([104139])、早速白桃さんからレスが来て([104140])
彼女の出身は由利本荘市らしい
その由利本荘市を取ることに、結局、今大会では今まで答えたことがなかった市を答えたのはこの1問だけでした。
ところで、この問の想定解数を数えたら、やはり「NGだろう」と見た「瞬間改称の市」を除くと59市になり、「あと一つはどこだろう?」と思ったところ、富士市がOKになっていたので、「そういえば、この問と全く同じ内容の問題が、第29回の問九で出ていた」ということを、答えた後にすぐ気づきました。その時の想定解は58市で、やはり富士市がOKになっており、その時抱いた疑問
「消滅した市」の中から「新設」「改称」を合計すると57市になり、数が合わないのが「今市」不安でした。「もう一つの該当市」とは、市名としては市制施行から改称されていないのですが、吉原市のほうが先に市になっていた富士市ということだったのでした
と全く同じことだったのでした。その「急所」を突いてきたデスクトップ鉄さんの「眼力」の鋭さ、そして立て続けに3連発で「落城」の憂き目に遭わせた速攻は、お見事です…。次回以降に捲土重来を期すことにしましょう。
第29回問九より想定解が2市増えたのは、微小な字体の変更に過ぎないのに何とも大げさな対応をした蓮田市([94763] hmtさん)と、令和への改元と同日に改称した丹波篠山市が加わったからでした。

問五~Central Freeway~
大都市圏の市が並んできており、データベース検索から人口増加などいくつか当たりましたが、「密度」が高い順で見るとぴったり。やはり60位がボーダーラインとすぐわかり、都内から、領主復帰を目指して調布市を。これで東京都の50万石の大台にも「王手」。

問七~春よ、遠き春よ~
こちらは人口が多そうな市、市制が早そうな市が並んでおり、「市制の古い順」だろうとはやはりNGの市が出る前までに見当は付きましたが、万全を期して、NGとして川越市が出てきてから。「雑学」から「市制施行日~」のページを開いて施行日の古い順に並べ替え、指折り数えると、同日市制の北海道の5市が60位以内のボーダーライン上に並び、その次の川越市が61番目になっていた。都内で唯一入っている八王子市がまだ出ていなかったので、その八王子市を。これで東京都の50万石の大台乗せを達成。

問九~ここぞ御殿場夏ならば 我も登山を試みん~
解答が進んで行くにつれて、標高が高そうな市が並んでおり、「高原」とか、「市役所と最高点の標高差」なども考えましたが、もっと単純な共通項があった…。過去問で類題(第30回・問二…市域の最高標高地点が2000m以上)があり、その解説記事が[77514]に出ていた。しかもそこにはご丁寧に?1900m以上までの63市(当時)が載せられている。安全を見て富士山絡みで出ていなかった市から選ぶことになり、富士宮市をもう一回取ることも考えましたが、結局、市盗り狙いを見据え、伊豆長岡宿泊の翌日に投宿した御殿場市(道中記は後日書き込みます。でも肝心の富士山が…)を選びました。
ところで、この問の想定解数は、60位タイに並んでいる、早池峰山頂を交点にしている岩手県の3市まで62市ですが、[77514]を見ると、その岩手県の3市までで61市、次点の富良野市は62位。あれ、1市足りない?と思ったら、その時点では「村」だった、岩手山頂が2000m越えしている滝沢市が加わったからだったのでした。

ここからは、想定解数が出てから。この1問だけでした。

問三~春高楼の花の宴~
解答が進むにつれて、合併で大きく広がった市など、面積が広そうな市が並んでいるなぁ、と見えてきた。こちらもデータベース検索から面積の広い順に見て行くと、NGとして出ていた郡山市は61位。やっぱりこれも60位までに入る市を答える問題でした。市盗りに絡めそうな市がほとんど見つからず、結局青葉城主の石高をまたも積み増し。今回はなんだか「領主防衛戦」、というよりも「安定領主のさらなる安泰」を図ったような、誤解を恐れずに言うと「安全運転」、というより「消極戦法」になって「不完全燃焼」に終わったような感じになってしまいました…。
…ノーヒントで答えられたのはここまで8問。出題時に想定解数とNGの市が出ている、今まで一般的なスタイルで行われた大会の場合だと、「快調なペース」となるのですが、今大会の出題スタイルと、比較的平易な問題が多かったと感じたこと、実力派の新鋭参加者の増加によるレベルアップにより、解答数も増え、厳しい闘いとなったという実感でした。もっとも、想定解数を(ほぼ)60市でそろえたことにより、余裕のある問が多く、今までよくあった、「売り切れ」の恐怖から来る「焦り」というのはほとんど感じませんでしたが…。

問八~伊豆の太陽 下田温泉~
ここからはアナグラムヒントが出てからでした。出だしに誤答が続出し、最初の採点が出てから正答が出そろってきましたが、共通項が見えたのは町村ヒントで「深浦町」が出てから。「深浦町…4年前に乗ってきた五能線([96376])…千畳敷」。まさか1年4か月前、第56回の、奇しくも同じ問八と全く同じ問題が出ようとは!その時の該当市は52市でしたが、それ以降、私がたまたま見ていたTV番組に出ていた福井市一乗谷の千畳敷([101401])を含め、新たに見つかったところが増え、想定解がちょうど60になっていた。答え選びにあたって、その福井市や、市盗りが激戦の沼津市も考えましたが、沼津市は同率で並ぶ2名が共に長らく姿を見せておらず領主防衛の緊急性が低いと見て、第56回問八と同じく下田市を答えることに。その時の感想文([101327])で「王手」と書いたもののそれ以降足踏みしていた「下田十万石の野望」をようやく達成することができた。

問六~あらたふと青葉若葉の日の光~
最後に残ったのがこの問九。第一ヒントが出てもしばらくわからなかったのですが、ふと「隣接問題がない」と思い、「隣接数」を調べたら、お題とここまでの正答の市を見るといずれも「市区町村、県内県外ひっくるめて隣接自治体数が9」、NGの塩尻市は8、島田市は10。問六なのに9とは、と「外し」に来たか…と。ここでも富士宮市が残っていたが、桜トンネルさんの3連発で「危急」を感じ取った(後で見たら。桜トンネルさんの解答は実はこの3連発だけで、焦ることはなかった…)日光東照宮の「死守」に1万石加増を。これで今回もようやくノーミス完答となりました。

…今回の十番勝負では、前にも触れましたが、参加者がさらに増えただけでなく、回数にちなんだ「60位以内に入る市」を答える問題を集めるなど「隠されたテーマ」に早いうちに気づいていた人も多く、また全般的に平易な問題が多かったこともあって、第一回採点で早くもメダルが全部決まるなど、解答の出るスピードが更に早まり、私のようなスロースターターにとってはますますメダルが「高嶺の花」になってきた感があります。一方で、見事に10名に分散した金メダリストのうち、ノーミスだったのは3名にとどまった一方、ノーミス完答者のうち、メダルに無縁だった人が、一発完答した3名を初め18名に達しており、「メダル狙いで誤答覚悟」の戦術を採った人よりも、メダル狙いを早々と諦めてある程度正答が出そろってから参戦した人のほうが、今回は想定解数が多めだったこともあって、「売り決め御免」の心配をせずに答え選びができ、既出解やお題を答えてしまうリスクも少なくなって、その面ではかえって有利になったということも否定できないと思うのですが。
ところで、今回の私の成績は、総合着順でようやく20位、平均正答順位では22.5位([104715])にとどまり、「入賞」もなし、近年の大会では最低といってよい成績に終わりました。先に述べた通り、参加者の増加と実力UPについて行けなくなってきたような状況が見えてきそうな気がします。十番勝負を100回まで続けたいという話が出ているようですが、歳のこともあり、「気力が続かなくなった」と自覚してきたら、十番勝負から「引退」という時期も来るかもしれません…。

♭今回の選曲は…
問一:「町田音頭」の1番の歌いだし。町田市を離れてはや2年半を過ぎましたが、メロディーはしっかり覚えています…
問二:川越が発祥という、ご存じのわらべ歌より。
問十:童謡「背比べ」の歌詞には、「山の背比べ」のフレーズで富士山が出てきます。
問四:「乃木坂」の初期の頃のヒットナンバー、その頃は「生駒さん」は多分現役メンバーだったと思うのですが、この手の話題について行けないオジサンには、いまいちよくわかりません([104139])…。余談ですが、松本清張の名作「砂の器」に出てくる「羽後亀田」の辺りも、現在は由利本荘市域に入っています。
問五:歌詞に出てくる「調布基地」は、現在の「味の素スタジアム」の辺り。
問七:八王子の呉服屋の娘さんの名曲。今年の春は急に暑くなったかと思うと、一転して真冬のような寒い日が続いたり、梅雨のような雨天が続いたりと、「春」の実感がないまま、いつの間にか初夏に入ってしまいました…。
問九:鉄道唱歌・東海道編の15番の歌いだし。東海道線が国府津~沼津間で今の御殿場線廻りだった頃、御殿場の駅と町が富士登山の玄関として賑わった光景が偲ばれます([101327] )。
問三:「荒城の月」の歌いだし。作詞した土井晩翠は仙台市出身。
問八:昔、こんなCMがありました([101327])。
問六:芭蕉が日光で詠んだ、今頃の時季にふさわしい名句。

[104733] デスクトップ鉄さん
グリグリさんの第2回チャレンジトライアルですが、私意外に手をあげた人がいないようです。一人で1週間21時の採点書き込みをするのは難しいので、共催していただける方はいませんか
[103912]
先の十番勝負中にも、いくつかこちらで考えていた問題があり、その中で想定解数が50以上になりそうなものもありましたので、「問題を作る側に回りたい」という気持ちは出てきましたが…。とりあえず、もしこちらで自信をもって作れそうな問題ができたら、第一回の「責任出題者」であるデスクトップ鉄さんあたりに、「秘密保持」もあるので、「まずメールでやり取りする」、というのはどうか、と思っているのですが…。それから「立候補」するかどうかを考えてみることにします
と書き込んだのですが、3問程度なら、ほぼ出来上がっている問題があるので、「お手伝い」として立候補する意欲はありますが…
[104523] 2022年 5月 5日(木)22:49:03伊豆之国 さん
十番勝負
問六:日光市
[104521] 2022年 5月 5日(木)22:38:13伊豆之国 さん
十番勝負
問八:下田市
[104487] 2022年 5月 4日(水)22:29:33伊豆之国 さん
十番勝負
問三:仙台市
[104472] 2022年 5月 4日(水)17:48:01伊豆之国 さん
十番勝負
問九:御殿場市
[104428] 2022年 5月 3日(火)21:42:21伊豆之国 さん
十番勝負
問七:八王子市
[104424] 2022年 5月 3日(火)21:31:30伊豆之国 さん
十番勝負
問五:調布市
[104422] 2022年 5月 3日(火)21:27:56伊豆之国 さん
十番勝負
問四:由利本荘市
[104372] 2022年 5月 2日(月)23:00:39伊豆之国 さん
十番勝負
問十:富士宮市
[104361] 2022年 5月 2日(月)22:21:39伊豆之国 さん
十番勝負
問二:川越市

まさかね…
[104358] 2022年 5月 2日(月)22:12:07伊豆之国 さん
十番勝負
問一:町田市
[104179] 2022年 4月 24日(日)21:07:40【1】訂正年月日
【1】2022年 4月 25日(月)08:09:33
伊豆之国 さん
影を慕いて
[104178] 白桃さん
伊豆の国市に所縁ある伊豆之国さんに訊いてみましょう。(笑)
今度の連休で伊豆長岡温泉に一泊を予定して居ります韮山城九万石城主伊豆守でございます。
何か呼ばれたようですので、わかったようでわからないけれどもともかくお答えしておきます。
少し変わった動きを見せたのが宮崎県「日の影町」です。岩戸村の一部を編入したことにより、人口を14,480人から16,396人に増やしたのですが、同時に名称を「日之影町」に変えたのです
この日之影町を通っていたのが旧国鉄日ノ影線(→高千穂鉄道、2008(平成20)年廃止)。町内に「日ノ影」改め「日之影温泉」駅がありました。こちらによると(要約)

1939(S14)旧国鉄日ノ影線の終点「日ノ影」駅として開業
1972(S47)日ノ影線が高千穂駅へ延長、高千穂線に改称
1987(S62)JR九州の路線となる
1989(H01)高千穂鉄道に転換
1995(H07)温泉施設が開業、駅名を「日之影温泉」に改称
2008(H20)高千穂鉄道が水害の影響により全線廃線

…といった具合で、この手の第三セクター鉄道によくあるような「転換と同時に駅名改称」はせず、温泉施設の開業という機会に合わせて、「ひのかげ」の表記を地名に合わせた、ということになるのでしょうか。それにしても、「の」の読みの部分の表記の「揺れ」、「いちのみや」「まるのうち」「えのしま」「きのかわ」…等々、あちこちで見られることは、前にも書き込んだ記憶がありますが、地元住民からかすると、「公式」の表記を使う必要がある場合はそれに従うしかないのでしょうが、そうでない場合は「どちらでも構わない」と案外無頓着な人が多いのでしょうか。
なお、温泉施設は「日之影温泉駅」の名称のまま、現在も営業を続けているようです。(HPより)
…蛇足ですが、「高千穂」の地名にまつわる「蘊蓄」が、惜しまれつつ大往生を遂げたhmtさんの[92702]の記事にありました。

「これは、大きく出たな!」と思うのが、古市町、高鷲町ほか4村の新設合併によって出現した「南大阪町」(中略)もっとも、このとき東大阪市は生まれていなかったのですから、ネーミングとして画期的だったかも。それにしては、市制施行の際に「南大阪市」を諦め、羽曳野という小難しい名前にしたのはどうしてなんだろう
「南大阪町」が市制施行に際し「羽曳野市」という新市名をあらかじめ決めていた、というのを、どこかで見たことがあるのですが、羽曳野市のHPから「市の略史」のページを開いてみても、市名の由来が書かれておらず、なぜ「南大阪町」ではOKだったのに「市」だとNGになったのか、どこかで横槍が入ったのか、また一体どこでこの「小難しい」市名の由来を調べることができるのでしょうか?
この「羽曳野」という地名、隣の富田林市にある、今では見る「影」もなくなったかつての高校野球の超名門・PL学園の校歌の一節に「羽曳野の聖丘高く育みて」とあることからして、「羽曳野」というのは現在の羽曳野・富田林両市を含む広域地名だった、と考えられることなのでしょうか。
[104161] 2022年 4月 17日(日)17:40:21伊豆之国 さん
世の中、澄むと濁るとでは… & 二宮さん
今日の朝刊の別刷りにあった記事の中に「地名の読みの清濁」について取り上げたくだりがあり、東京・港区の「白金」を「しろがね」、「茨城」県や大阪府「茨木」市を「いばらぎ」と呼んでいる人が地元でも多い、とか、「井の頭線」は「いのかしらせん」が正しいのに、「いのがしらせん」と呼んでいる人が多数だ、小田急の電車が下北沢駅に近づくと「いのがしらせん」は乗り換え、とアナウンスしている、とあり、更に、アノ国の大使館の前から神谷町方面に下って行ったところにある「飯倉」のローマ字表記が、交差点では"Iigura"、首都高のほうはIikura"となっている(注:SVで確認したところ、「飯倉」交差点は"Iikura"でしたが、「飯倉片町」はIigura~になっていました)というのもありました。

…ここからは自分の記憶になりますが、「井の頭線」については、世田谷区民だった少年時代には初めのうちはどちらなのか、確かに混乱したことがあり、当の「京王帝都」の案内板で、"INOKASHIRA LINE"の中で"K"の字の下に"G"と書かれていたのを消して直した跡があったのを見た覚えがありました。一方、「飯倉」はずっと「いいくら」と済んで読む以外にないと思っていて、のちに銚子方面に行ったとき、総武「本」線の「飯倉」駅(千葉県匝瑳市)を「いいぐら」と濁って読んでいたのを聞いた(駅名表示板にも確かに「いいぐら」「IIGURA」と書かれていた…当時は千葉以遠は非電化でSLもまだ走っており、「鈍行」でも一部は通過する「秘境駅」だった…)時、違和感を覚えたものでした。
地名の清濁というと、世田谷区内にはいくつか「○沢」という地名があるのですが、「北沢」や「駒沢」は「ざわ」と濁り、「深沢」や「奥沢」は「さわ」と澄んで読む、という「清濁混在」状態になっていて、子供のころから慣れていたので別に不思議でも何ともなかったのですが、「深沢(深澤)」という苗字の人を「ふかざわ」と読んでいるのを聞くと、やはり違和感があったものでした。
「山崎」「中島」「高田」といった苗字は、2文字目を「東」では濁音に、「西」では清音で読む傾向が強い、ということは、だいぶ前から聞いていたことでしたが、地名についてみると、「山崎」は、京都府と大阪府の府境越え地名は「やまざき」、その西の兵庫県宍粟市の山崎町は「やまさき」で、「畿内」と「山陽道」の間に境界線が敷けそうで、「高田」についても、奈良県「大和高田市」は「たかだ」、広島県「安芸高田市」は「たかた」と同傾向でしたが、岩手県「陸前高田市」は「たかた」、大分県「豊後高田市」は「たかだ」と東西の傾向と逆になっていて、この両市については、割と最近まで「陸前たかだ」「豊後たかた」と逆に思い込んでいたものでした。横浜市地下鉄の「高田」駅も「たかた」と濁らないことも、知ったのはやはり10年ほど前のことでした([82229])。

[104152][104157] 白桃さん
[104159] Takashiさん
「因子町」という発想というか捉え方というか、何となくわかったようでいまだにいまいちよくわからないのですが、
[104160] 白桃さん
五日市は「町」として広島県最高人口を記録していますが、そのときは「因子町」そのものではなくなっていたのです。(五日市は1955年4月1日に新設合併を行っていますので、法人格の変更があったのです。)
Takashiさんからの[104159]での質問と同様、例えば石川県の人口最多因子町が、野々市でも現役町で人口最多の津幡でもなくてなぜ内灘なのか、少々疑問に思っていたのですが、「新設合併していない」という「縛り」があった、とわかって氷解しました…。
「いまいち」というと「日光」ですが、「本源」「前身」「最古」の各因子町がバラバラ([104157])というその日光市、銅山の最盛期には足尾が日光や今市よりもずっと人口が多かった、ということは前から知っていたのでしたが、足尾が「生まれながらの町」であったことは、[102184]の記事を見て初めて知ったことでした…。

日光市の今市地域の開墾事業に深くかかわったのは二宮金次郎ですが…
[104155] オーナー グリグリさん
十番勝負の準備作業
「勝負」というと、[104145]の最後のほうで書き込んでいた神奈川県二宮町の「勝負前」(公園、旧小字?)がまだ「反対語地名」コレクションにまだ入っていませんね。
[104145] 2022年 4月 10日(日)01:12:22伊豆之国 さん
Re:湘南ナンバーご当地化
[104141] あきごんさん
[104142] オーナー グリグリさん

[104139] で書き込んだ、「湘南ナンバー」の区域に対する不自然さ・違和感から来る「ご当地ナンバー化」による再編案、本来ならば「卯月馬○」ネタ(出し遅れですが…)にしたいくらいの与太話でしたが、「馬路」に付き合ってくださって誠に恐縮です…。
お二方の反応を見る限り、鎌倉などを「湘南」に組み入れること、小田原・足柄地域を「湘南」から切り離して新たにご当地ナンバー「箱根」を作ることには理解できるとして、知名度の問題がある「丹沢」はどうも、というのは、言われてみれば納得できます。確かに「丹沢」と言われても、神奈川・東京以外の人にとっては、登山をやらない人にはどこにあるのかほとんどわからない気がします。[104139]の表に書いた地域について、代表となる地名をあえて挙げるとすれば「厚木」でしょうが、「厚木」と聞いてまず多くの人が連想するのは、厚木市をかすってもいない「基地」で(あと他には女性用肌着メーカー?)、かえって誤解を招く恐れがありそうです。
そもそも「湘南ナンバー」の区域が実態と乖離したおかしな範囲になったのは、やはり「伊勢原・秦野」を(強引に?)組み入れたことが最大の原因で、この両市が入ってくると、その西側にある足柄上郡や小田原市なども「相模」のままだと(実質的に)「飛び地状態」になってしまうため必然的に「湘南」に入れざるを得ない、ということになったのでしょう。
それと、私が思った「違和感」の理由として、厚木~伊勢原~秦野と続く内陸側の「国道246号・東名高速・小田急」沿線と、平塚~大磯~二宮間の海沿いの「国道1号・東海道線」沿線のルートとのそれぞれの南北のつながりが、間の丘陵地帯に遮られるなどで相対的に弱く(平塚~厚木間の相模川沿いの平野部は、国道129号などでかなりの交通量がありますが)、お互いに別々の交流圏を形成しているような形に見えるからです。仮に、小田原・足柄地域にご当地ナンバー「箱根」が採用できるのであれば、同様に「湘南にふさわしくない湘南ナンバー区域」になっている伊勢原と秦野を「相模」に戻すことが自然なように見えますが、両市が「湘南のほうがいい」というのであれば、次のような「歴史的経緯」として「過去の『いわゆる湘南』との結びつき」を根拠とするのはどうでしょうか。

・江戸時代、江戸市民の行楽として、大山阿夫利神社(伊勢原市)参りと江の島・鎌倉を組み合わせたルートが人気観光コースであり、明治になって東海道線が開通すると、小田急が開通するまでは、平塚駅が大山参りの玄関になっていた
・二宮~秦野間に、明治末期に馬車鉄道として開業し、大正になって軽便鉄道となった「(湘南軽便→)湘南軌道」が通っていた。昭和初期の小田急開通により打撃を受け、営業休止を経て昭和12年に廃線となった(廃線跡探訪)

「軽便」二宮駅跡(「愛児園」の前に説明板あり)を"Street View"で探しているうちに、「勝負前公園(遊園地)」というのがあり、由来が気になったので調べてみると、園内に石碑があり、画像を拡大して見ると「二宮町勝負前土地区画整理組合事業」とあり、「施工区域 二宮町勝負前」の文字が見え、どうやらこの「勝負前」は(旧)小字名と思われます。
>オーナー グリグリさん
この「勝負前」は、「反対語地名」コレクションの「勝負」には未登録です。登録をお願いいたします。
[104139] 2022年 4月 7日(木)22:14:41伊豆之国 さん
「湘南ナンバー・ご当地化」への提案(妄想ですが…)
[104138] あきごんさん
湘南ナンバーはご当地ナンバーではないのですね。メチャクチャご当地ナンバーっぽいのですが、通常ナンバーなので驚きました
「多摩ナンバー」から「相模ナンバー」地域へ引っ越して2年半、一層「湘南ナンバー」の車と出会う機会も増えましたが、それにしても「不自然、不合理」だと、どうにも違和感がぬぐえないのが「湘南ナンバー」の区域。
現在、「湘南ナンバー」に含まれる区域は、藤沢・茅ヶ崎・平塚・小田原・伊勢原・秦野・南足柄の7市と、高座郡寒川町・中郡2町・足柄下郡3町・足柄上郡5町の計18市町。これを地図で見て、よその人はまず誰でも「あっ…」と絶句するでしょう。この区域の中で、「湘南」の名にふさわしいと万人が納得するのは、藤沢と茅ヶ崎ぐらいでしょう。平塚と、「湘南発祥の地」の石碑がある大磯、それに二宮あたりまではまずよいでしょうし、一般に「西湘」と呼ばれることが多い地域にあって海に面している小田原市と真鶴・湯河原の2町も「アリ」(「湘南電車」が通っています…)という人もいるようですが、鎌倉・逗子・葉山が入っていない(いずれも横浜ナンバー)のに、海に面しない市町が、面する市町より多い10もあり、「猪や熊が出る足柄山中」まで「湘南」というのがどうにも納得が行かず、いわば「湘南ナンバーの悲劇」とでもいうのでしょうか。
「ご当地ナンバー」をめぐるは論議は、落書き帳の「アーカイブ」にもありましたが(もう20年近くも昔!)、そもそも「湘南ナンバー」は「ご当地ナンバー」ではなく、その制度ができる以前に作られたものであることが、「違和感」「行き違い」の元であり、「名前と実態の大いなる乖離」になっているような気がするのです。「湘南ナンバー」の元になっている「湘南自動車検査登録事務所」は、平塚市にあり、その管轄区域を見ると、確かに上記の18市町になっています。この地域分けについては、どうも既存の「相模ナンバー」の区域分割に際して機械的に決めたようなことで、「(平塚市と隣接している)伊勢原・秦野が地盤の、当時の某代議士の思惑が絡んでいる」という噂も聞かれたものでした。
ともかく、「湘南に住んでいないのに湘南ナンバー」が幅を利かせている、という現状を改めるためにも、「ご当地ナンバー」による区域再編が必要なように思えます。「私案」として、こんなのを作ってみましたが、いかがでしょうか?

ご当地No.該当市町村備考
湘南平塚・茅ヶ崎・藤沢・鎌倉・逗子市、三浦郡葉山町、高座郡寒川町、中郡大磯・二宮町寒川町は海に面していないが、寒川神社の大祭「浜降祭」で神輿が茅ヶ崎の海を渡御し、海と関係が深いので含めてよいと思う
箱根小田原・南足柄市、足柄下郡3町、足柄上郡5町「小田原」とか「足柄」でもよいが、抜群の知名度を誇り海外にも知られるメジャー観光地の名を
丹沢厚木・伊勢原・秦野市、愛甲郡愛川町・清川村全国的な知名度は?、「丹波」と字面が紛らわしいので「丹澤」表記も? 厚木と愛甲郡は「相模」から移管
横須賀横須賀・三浦市鎌倉などの「新・湘南」移管と合わせて、巨大「横浜」ナンバー区域の負担を少しでも軽く

乃木坂46の齋藤飛鳥ファンが、どうやったら飛鳥ナンバーを取得できるか、ネットで情報交換していました
この手の話にはなかなかついて行けないオジサンですが…
「乃木坂」「奈良県の地名」というと、もう「卒業」したそうですが、「生駒」さんもいましたね。彼女のおかげで「生駒」の地名を読める人が増えたとか。ちなみに彼女は「あきたこまち」だそうですが、苗字の由来を知りたくなるところです…。
[104132] 2022年 4月 1日(金)18:07:46伊豆之国 さん
大阪桐蔭「選抜」制覇 & Re:ローマ字回文
今年の「選抜」は、大阪桐蔭高校が、「補欠繰り上げ出場」から勝ち上がってきた、昨年の大会でよもやの苦杯をなめた近江高校に大差で雪辱を果たし、4年ぶり4度目の全国制覇を達成しました。

ところで、その大阪桐蔭高校がある大東市には、市名を含む駅がなく、隣の市名(字体違い)を名乗る「四条畷」駅(JR学研都市線)がある一方、四條畷市にも市名を含む駅が市内になく、「忍ヶ丘」駅(同線)が市内唯一の駅として、四條畷市の「実質的な中心駅」になっています。この複雑でわかりにくい関係に対し、過去には四條畷市とJRとの間で「バトル」も勃発したようですが([74082] hmtさん)、その後JRが提案し地元も受け入れたという「駅名改称」に関する合意([83061])
四條畷市内で唯一の鉄道駅である「忍ヶ丘」駅を「四條畷市」に、現在の「四条畷」駅を「大東市」に改称することを四條畷・大東両市に提案し、両市ともこれを受け入れることを決めたことから、両駅名の改称を行う
がいまだ実現しないまま棚ざらしになっていることに対し、両市の住民有志が「駅名改称を早急に行ってほしい」とJRに陳情を提出し、「JRと両市当局が腰を上げないなら、大阪府にも後押しを頼む」考えも見せているとのことです。

…これはもちろん「卯月馬○」ネタの、耶馬溪の奥にあるここの話ですが、この辺で、石見銀山にもほど近い、「同じ地名でいくつも違う書き方がある」ことで落書き帳でも話題になった「にま」([103221][41861] hmtさん、他)の隣にある、こちらの話に戻ります。

「ローマ字回文自治体」の話題でにぎわっているようですが…
[104130] 今川焼さん
平成の大合併で消えましたが、愛媛県に五十崎(Ikazaki)町という、すごいのがありました。
これの元ネタは小学生の時に買った「鉄道ものしり百科」(秋田書店)です。ローマ字回文駅名としては今も健在ですね
多文字ローマ字回文では、岡山県「赤坂(AKASAKA)町」もありましたね(現在は赤磐市の一部)。
「ローマ字回文」の駅名というと、以前、「クイ図」第一回・問四の共通項「かな回文駅」の関連記事で書き込んだことがありました([82279])。
[82188]ペーロケさんの「違う目線」での解答「五十崎(IKAZAKI)」駅(内子線・愛媛県内子町)と、これにすかさず[82190] 白桃さんが反応した「赤坂(AKASAKA)」駅(東京メトロ千代田線・東京都港区。他に上毛電鉄(前橋市)・富士急(山梨県都留市)・福岡市地下鉄(福岡市)にもあり)は、「ローマ字で書くと回文」になる駅です。このタイプの駅には、他には「厚狭(ASA)」(山陽本線・山陽小野田市)、「小野(ONO)」(中央本線・長野県辰野町など4ヶ所)、それにかなでも回文の「飯井(II)」などがありますが、いずれも3文字以下で、4文字以上になるのは前記の2駅のみのようです(「小川郷(OGAWAGO)」(磐越東線・いわき市)は長音を無視すると、「日進」(川越線・さいたま市など3ヶ所)は、日本式で「NISSIN」とすれば該当します)
[104063] 2022年 3月 10日(木)22:22:45【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 10日(木)22:26:45
伊豆之国 さん
Re:不急なぞなぞ
[104057] 白桃さん

その「チョウ」の名前は…

・「あきたこまち?」の演歌歌手「■■○○子」(さっきまで見ていた「ケンミンSHOW」に出ていた)
・「うどん県」に○○▼▼郡○○川チョウがある
・「飛んで▲▲▲▲▲▲▲」にある世界遺産「○○ソフィア」
・「引越の△△△」市(この市にある巨大古墳も世界遺産)に「○○のチョウ」(駅名とチョウ名とで「の」表記が異なる)がある

…以上の○○に共通して当てはまるカナ2文字が答えでしょうか?
[104023] 2022年 2月 28日(月)23:22:21【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 1日(火)17:46:51
伊豆之国 さん
hmtさんへの哀悼の辞
落書き帳の最長老にして、まさに驚異と思える博識を誇り、精力的な書き込みを続けてきたhmtさん。昨年6月1日を最後に書き込みが途絶え、ご高齢ということもあって健康状態をずっと案じていたのですが、ご逝去されたということを聞いて、少々驚きを隠せなかったと 共に、ここに謹んでご哀悼の辞を述べさせていただきます。とにかく「かけがえのない人物を失った」という大きな喪失感は拭えなかった、というのが正直なところでした。
現・相模原市の津久井地域を出身地とし、武蔵国入間郡だった地域で生涯を閉じたhmtさん。思えば、私の母方の祖母は当時の入間郡川越町…今の川越市生まれ。そして私は2年半ほど前から相模原市民となり、それぞれ市内の北と南の外れのほう同士ではありますが、こちらの方でも不思議な糸でつながれたのでした。
私の書き込みに対しても数々の反応をさせていただき、そうした記事のやり取りによって、今まで知らなかった新たな知識を得た、というのも大きな収穫でした。そうして得たものをいくつか挙げてみると…(左は私の記事、右がhmtさんによるレス)

飯田橋の「逢坂」([71910]) → 江戸の坂道([71914])
「横須賀」という地名([77623]) → 造船から海軍の町へ([77630])、各地の「須賀」地名([77631]
「富士」の付く駅([83651]) → ふるさとの「○○富士」と富士塚([83655])
伊勢参宮をめぐる鉄道([86351],[86355]) → 伊勢参りの私鉄路線([86363])・国鉄路線([86366])
愛発越え(敦賀気比高校「選抜」優勝、[87452]) → 畿内と越前とを結ぶルート([87455])他
 …hmtマガジンに特集「畿内から北陸へ」立ち上げへ
熱海は関東でない([90003]) → 伊豆が「関東」だった頃([90008])
葛飾区高砂の旧名「曲金」([92726]) → 曲金([92728])・勾金([92729])
サイトウさん(「斉藤」と「斎藤」の分布の違い…[92775]、「サイトウ」地名([92780])
 → 斎藤さんのルーツ・歴史上の著名人など([92783])
「小山田城主」([93054]…記事中の「自己紹介」) → 小山田城の歴史と現在([93055])
上鶴間村(相模原市民として最初の書き込み、[98529]) → 相模・武蔵国境の地名「鶴間」([98536])

hmtさんの本業は「化学」ということでしたが、私の本職も建築士([91457])。面識はありませんでしたが、同じ理系畑の人同士とあって、案外気心が通じていたのかもしれません…。元から「建物」に興味があり、その後になって「街並み歩き」に楽しさを見出してきた私にとっては、近年の疫病蔓延の中、なかなかそうした「街並み歩き」ができないところがつらいところです。

【1】やり取りした記事について追加しました。
[103996] 2022年 2月 23日(水)23:00:25【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 23日(水)23:24:11
伊豆之国 さん
クイズの答え & その名はフジヤマ
まず、忘れ去られないうちに、クイズの答えから。

[103912]で出題した、今春の「選抜」出場校の所在地に関する共通項当てクイズ

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市

ですが、千本桜さん([103937])以外に反応がなかったので、ここまで引きずっていたのですがこの辺でお開きにします、
共通項は、「(出場校がある)その市内に、(旧国の)『一宮』と呼ばれる(名乗っている)神社がある」ことでした。
市名、出場校、神社名、旧国について下記の表に示しておきます。想定解は8市でした。

市名出場校神社旧国備考
さいたま市浦和学院氷川神社武蔵
敦賀市敦賀気比気比神宮越前
三島市日大三島三嶋大社伊豆
京都市京都国際賀茂別雷(上賀茂)神社・賀茂御祖(下鴨)神社山城
和歌山市和歌山東、市立和歌山日前(ひのくま)神宮・国懸(くにかかす)神宮紀伊[93732]
鳴門市鳴門大麻比古神社、一宮神社阿波
高知市高知土佐神社土佐[103937] 千本桜さん(正答)
大分市大分舞鶴柞原(ゆすはら)八幡宮、西寒多(ささむた)神社豊後

したがって、残る2市は、和歌山市と大分市でした。
ところで、「一宮」という呼び名の発祥ははっきりしないようですが、平安後期という説が有力らしいです。「一宮」を名乗っている神社は、必ずしも旧国に1社とは限らず、複数の神社がそれぞれ「一宮」と名乗っているところがいくつかあります。このことは、白桃さんの[103207]の記事からも見えていますが、
京都市と岡山市には二つ
その京都市のケースは、「賀茂」の付く二つの神社でセットになっている例で、「2社一組でどちらも『一宮』」ということになるのでしょうか。信濃国一宮の「諏訪大社」が4社で一組の神社として扱われているも同様と言えるでしょう。和歌山市の2つの神社は、同じ境内にあり、「日前宮(にちぜんぐう)」と呼ばれる一つの神社として実質的に扱われているようです([93732])。一方、岡山市の場合は、備中一宮の「吉備津神社」と備前一宮の「吉備津彦神社」で、合併によりどちらも岡山市内になったことによるものでした。
これに対し、鳴門市と大分市は、それぞれ別個の神社がお互いに「我こそは一宮」と名乗っている例です。このように、旧国内に複数の一宮が存在する例はいくつもあり、バックについている勢力同士の争いが関係していることも多いようです。[103208] であきごんさんがおっしゃっている越中国の例(4社ある)は、どういう背景があるのでしょうか。武蔵国の場合、本来の一宮は多摩市の小野神社であり、付近の地名も「一ノ宮」。武蔵国を代表する6社をまとめて1か所に祭った「武蔵国総社」にあたる大国魂神社(府中市)でも、小野神社を一宮とし、現在一般に「武蔵国一宮」とされているさいたま市大宮の氷川神社は「三宮」となっており、後世に一宮が入れ替わったとされているようです。

クイズに戻りますが、千本桜さんが[103937]で答えたのは、高知市にある土佐国一宮・土佐神社。その神社が鎮座しているのは、
ひらがなで書くと「いっくしなね」という意味不明になってしまう地名
その「いっくしなね」というのは、「一宮しなね」と書く漢字かな交じりの地名。「一宮」と書いて「いっく」と読むのも、他では見かけない読み方(近くにある土讃線の駅名も「土佐一宮(とさいっく)」)ですが、何とも謎めいているのは、かな書きの「しなね」とはどういう意味なのか。土佐神社のHPを開くと、毎年晩夏に行われるこの神社の大祭「しなね祭」のページがあり、どうやらこの大祭に由来するようですが、肝心の「しなね」の語源には諸説があるようです。

ところで、今日は「富士山の日」でもあります。富士山の神を祭った、富士宮市の「富士山本宮浅間大社」は駿河国の、笛吹市の「浅間大社」は甲斐国の、それぞれ一宮になっていますが、その富士山の神を祭った神社(というより祠)があることからその名がついたという、群馬県桐生市にある小高い丘、「上州の偽(ミニ)富士山」こと「富士山(ふじやま)」。その麓にある上毛電鉄「富士山下(ふじやました)」駅(記事集)の横にある「『鐘』が鳴る旧式踏切」が消える」というニュースが飛び込んできました。
動画によると、この踏切は今月末で閉鎖されるとのことで、警報機も撤去ということになりそうです。現在ではこの踏切を通る地元の人もほとんどなく、利用者は踏切の音を録音する「オタク」とすぐ東側のある渡良瀬川の鉄橋を渡る電車を撮る人ぐらいと思われ、駅の反対側(西側)にも踏切があるので不便はないと判断したのでしょう。この踏切は既にだいぶ前から片方(南側、ホーム・神社と反対側)が故障して鳴らないままになっていたらしく、私が9年前に訪れたとき([84083])でも、確かに南側からは音が聞こえていませんでした。近年にUPされた動画・画像でも、警報機本体も錆が激しくなって老朽化が一層進行しており、いずれは踏切を閉鎖する予定になっており、警報機を交換も補修もせず「放置」していたのではないでしょうか。それと、動画のコメントにもありましたが、駅の北東にある渡良瀬川の県道の橋「赤岩橋」が架け替えられた、というのがあり、また地図を見ると、駅の北東側の道路が渡良瀬川の手前で不自然に行きどまりになっており、これが「旧・赤岩橋」へつながっていた旧道の名残と思われ、赤岩橋が現在の場所にかけ替えられたことにより通行量が激減し、この踏切の存在価値もほぼ消滅したのでしょう。
一方、「本物」の富士山の麓を走る富士急にも、「下吉田」駅構内に旧式踏切が残っていますが、こちらも以前(11年ほど前)と比べても明らかに音が劣化し「空振り」も目立つなど、老朽化が進行しているように思えます。
[103941] 2022年 2月 11日(金)23:02:02伊豆之国 さん
開かずの金庫を開けろ(at Supertown) & 越後初の冬の王者(北京奥運会)
さっきまで見ていたTV番組で「開かずの金庫を開けろ」というのがあり、千本桜さんのお膝元・大河原町の旧家・佐藤家の豪勢な屋敷の内部の風景と、中に残っていた開かずの金庫ならぬ「開かずの箪笥」を開けろ、というシーンがありました。でも、残念ながら…箪笥の中身は「空」でした…。

さて、「北京奥運会」([65923] hmtさん)のスノーボードで、新潟県村上市出身の平野歩夢選手が「三度目の正直」で悲願の金メダルを獲得しました。実は、その平野選手の金メダルが「新潟県で初めての冬季大会の金メダル」だったというのを意外に感じた人が多かったのではないでしょうか。夏の大会では過去に確か8個ほど金メダルを獲得していましたが、その多くは「体操ニッポン」全盛期の頃に加藤沢男氏が「荒稼ぎ」したもので(他に記憶しているところでは、あの「栄光への架け橋」のアテネ大会の優勝メンバーにいた中野選手が新潟県出身)した。国内有数の豪雪地帯を抱え、上越市は日本のスキー発祥地とされ、県内には越後湯沢や妙高など、以前に比べ「温暖化」と「スキー離れ」でだいぶ減ったとはいえ(そういえば、冬になると新聞のスポーツ欄に必ずあった「スキー場(&スケート場)便り」の欄が消えてもう久しくなったのでしょうか…)今もなお数多くのスキー場がある「スキー王国」の新潟県にもかかわらず、これまで冬の「金」は不思議と縁なし。平野選手の快挙で、これでやっと「悲願達成」となったのでした…。
[103938] 2022年 2月 10日(木)22:47:36伊豆之国 さん
ミニクイズ採点&ヒント
[103937] 千本桜さん

[103912] で出題したミニクイズですが…
ひらがなで書くと「いっくしなね」という意味不明になってしまう地名があり、その場所にお目当の神社が鎮座する市
ご名答です。金メダルおめでとうございます。
この不思議な地名の意味と由来、後で調べてみます。

まだ二つ残っていますので、第五ヒントを出しておきます。
 ▲どちらも県庁所在地です。
 ▲「領主」は、それぞれ深夜特急さんとデスクトップ鉄さん
[103933] 2022年 2月 8日(火)23:38:12伊豆之国 さん
クイズ2題(解答&出題)
[103932] 千本桜さん

[103905]のクイズの答え、[103912]で書き込んだ通り、やはり「予想」は当たっていたのですね…。
ところで、[103905]にリンクされていた地図を見て「ここだ?」と予想した根拠は、地図の上(北側)にあった「■■■門町」と旧街道名、それと川の流れとそれに沿って建つ、いくつかの記念館などの位置からでした。これらの記念館のいくつかは、30数年前に秋祭りを見物した時に訪れており、TVの旅番組などでもしばしば紹介され、この町の「象徴」のような存在になっている、黒板塀の「塚田記念館」(当時はこういう名称だったような…)には、圧倒されるような存在感を覚えたものでした。

ところで、クイズというと、その[103912]で出題した「旧正月&選抜出場校」ネタのクイズ

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市
上記の各市は、いずれも今年の「選抜」に出場する高校([103903])がある市ですが、これらの市とある共通点を持つ市が、この今回の「選抜」出場校がある市の中に(おそらく)あと2市あります。それは何市と何市でしょうか?

「あと2市」と書きましたが、どうやらもう1市あるようです。
まだ誰からも反応がないので、ここで第四ヒント(SV)を出します。

▲第四ヒント…神奈川県寒川町
[103912] 2022年 2月 1日(火)23:30:23【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 2日(水)00:17:22
伊豆之国 さん
Re:クイズ・ここはどこでしょう? & ミニクイズ
千本桜さんご出題のクイズ([103905])ですが…

[103906] ぺとぺとさん
[103907] 今川焼さん
[103908] あきごんさん
[103909] 白桃さん

地図を一目見て、どうも「魅力度争いで西海争いしているアノ県にある、川沿いに豪勢な蔵屋敷が立ち並んでいるアノ市」かな、ととっさに浮かんだのですが、皆さん方の飯能を三田限り、どうもそれらしいような雰囲気が…。もしそうだと設楽…

・絢爛豪華な山車が繰り出す秋祭り…30数年前、この市を初めて訪れた時に見物した思い出が。
・その頃には「観音様」と「仲見世」で有名なターミナルから普通運賃だけで乗り換えなしで行けたのに…
 今は「特急に乗れ」と言わんばかり。
・この市出身の、朝ドラにも主演した?女優"T.Y"の実家は旅館だったが、のちに廃業した

ところで、今日は旧正月。まもなく「冬の大運動会」が開幕するという、大海を隔てた隣国では、旧正月を大々的に祝う風習が今も盛んで、外から飛び交う雑音をよそに、今はお祭り騒ぎの二重奏だとか。そこで、こちらからも「本当の新年」にちなんで、ミニクイズを…。

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市

上記の各市は、いずれも今年の「選抜」に出場する高校([103903])がある市ですが、これらの市とある共通点を持つ市が、この今回の「選抜」出場校がある市の中に(おそらく)あと2市あります。それは何市と何市でしょうか?
…これだけではまだわかりにくいと思うので、ヒントをいくつか出しておきます。

第一ヒント…(今回出場校がなかった市の中で)政令指定都市では大阪市、堺市、岡山市、福岡市も該当します。
第二ヒント…白桃さんの[103207]の記事にヒントがあります。
第三ヒント…一番初めは~

さて、以前[103190]で、十番勝負の「チャレンジコース」について
「やる気」そのものはありました。でも、やはり「想定解が何十市もある問題を作るのはさすがに自分には厳しい」と見て、「手を上げたい」とは思いつつも、今回は静観することにしたのですが、もしお声がかかったらどうするのか、それはそのときになって考えることになるでしょう
と書き込んでいたのですが、
[103868]オーナー グリグリさん
十番勝負トライアルの第二回の開催については、手を挙げていただける方がいらっしゃいましたらお願いいたします
先の十番勝負中にも、いくつかこちらで考えていた問題があり、その中で想定解数が50以上になりそうなものもありましたので、「問題を作る側に回りたい」という気持ちは出てきましたが…。とりあえず、もしこちらで自信をもって作れそうな問題ができたら、第一回の「責任出題者」であるデスクトップ鉄さんあたりに、「秘密保持」もあるので、「まずメールでやり取りする」、というのはどうか、と思っているのですが…。それから「立候補」するかどうかを考えてみることにします。
[103903] 2022年 1月 29日(土)17:53:44【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 30日(日)00:45:14
伊豆之国 さん
第94回選抜高校野球出場校決定
昨日(28日)、第94回選抜高校野球の出場全32校が決定しました。
今回も昨年の「選抜」に引き続いて、全出場校(北から南への順、21世紀枠は最後)の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市・区・町の経県値」、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。

出場校所在地経県領主主な観光地備考
クラーク記念国際深川市1スカンデルベクの鷲イルムの丘丸山公園カタクリの里(深川市観光サイトより)
花巻東花巻市4スカンデルベクの鷲花巻温泉郷、宮澤賢治記念館、高村山荘
聖光学院伊達市1菊人形やながわ希望の森公園、霊山桑折町にもキャンパスあり
明秀日立日立市3スカンデルベクの鷲日立風流物(世界文化遺産)、かみね公園、鵜の岬
浦和学院さいたま市3不在さいたまスーパーアリーナ、埼玉スタジアム、鉄道博物館など所在地は緑区
木更津総合木更津市3勿来丸海ほたる、證誠寺、きみさらずタワー([102085] 勿来丸さん)
国学院久我山杉並区3対象外善福寺公園、堀之内妙法寺、高円寺純情商店街
二松学舎大附属千代田区3対象外皇居、日比谷公園、秋葉原など
山梨学院甲府市3勿来丸武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
敦賀気比敦賀市4EMM気比神宮、気比の松原、金ケ崎城跡
星稜金沢市4EMM兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街など
日大三島三島市3伊豆之国三嶋大社、楽寿園([99091])、三島スカイウォーク
大垣日大大垣市3大垣城、奥の細道結びの地、墨俣一夜城
京都国際京都市4深夜特急清水寺、金閣寺、伏見稲荷など所在地は東山区
大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)、三好長慶武者行列(大東市HPより)
金光大阪高槻市2油天神山摂津峡、高槻城跡、今城塚古墳(高槻市観光情報より)
東洋大姫路姫路市3深夜特急姫路城、書写山円教寺、手柄山公園
天理天理市3深夜特急石上神宮、山の辺の道、長岳寺
和歌山東、市立和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
倉敷工業倉敷市4白桃美観地区(大原美術館など)、鷲羽山・瀬戸大橋、玉島・円通寺(良寛和尚ゆかりの寺)
広陵、広島商業広島市4桜トンネル原爆ドーム・平和公園、広島城、縮景園所在地は広陵-安佐南区、広島商-中区
鳴門鳴門市1白桃鳴門の渦潮・大鳴門橋、霊山寺(四国第一番札所)、鳴門市ドイツ館
高知高知市4がっくん高知城、桂浜、はりまや橋
九州国際大附属北九州市3かぱぷう関門海峡・門司港レトロ建築群、小倉城、皿倉山(新日本三大夜景)など所在地は八幡東区
有田工業有田町0対象外有田焼窯元と関連施設・史跡(各種資料館、陶山神社など)
長崎日大諫早市3穴子家諫早公園・眼鏡橋、干拓の里、轟峡(諫早市HPより)
大島奄美市0おがちゃんマングローブ原生林、大島紬美術館、奄美観光ハブセンター(奄美大島観光情報より)
只見只見町0対象外田子倉ダム、河井継之助記念館
丹生越前町3対象外越前海岸、剱神社(織田家ゆかりの地)、越前陶芸村
大分舞鶴大分市4デスクトップ鉄高崎山、うみたまご、府内城跡

※領主名は敬称略です。

今回の初出場校計は6校で、前回より4校減。そのうち春夏通じて初出場は、和歌山東と、21世紀枠の全3校の計3校です。一方、最多出場は、天理で26回目。久しぶりの出場では、日大三島が38年ぶりの出場となりました。
今回の出場校選定では、「準優勝校が選ばれず3位の高校が選ばれる」という地域(もうお分かりですね…)がありましたが、決定の理由がいまいち不明確だ、という批判の声がありました。出場校選定に迷う地域においては、選定の基本資料となる秋の地区大会について、個人記録などのデータを統計を取って数値化し、選定会議のその場で「どちらが総合的に見て優位か」を客観的に判断できるような資料の作成が必要ではないかと思いました。
今度の大会では、有観客を目標とすることですが、それができるかどうかは、現状では不透明と言えそうですが

【1】×倉敷商業→○倉敷工業(白桃さんのご指摘[103904]を受けて訂正)、聖光学院の所在地について注記
[103869] 2022年 1月 18日(火)21:46:25伊豆之国 さん
第59回十番勝負を振り返って~Eye of the Tiger~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
今回は、「出題時に想定解数を提示しない」ということで、その分共通項が見つけにくい、ということから、このところよく取っている、「最初の採点が出るまでは解答せず模様眺め」という戦術を取ることにしました。

問二~トントントントン 日野の2トン~
ここまでの答えの流れから共通項はほぼつかめていましたが、想定解数が出ていないことから、境界線がどこにあるのか見えず、第2回採点まで来たところで古賀市がNGと出たのと、想定解数が発表されたので、ようやく「同音(字は違ってもよい)の町がある」と推測し、「雑学」にある「同一読みの市町村」と見比べて確認、ということになったのでした。
ところで、この問二の答え選びについては、前回・第58回の問五の答え選びが微妙に影響していました。この時の経緯は[102824]に書き込んでいる通りですが、この時は久方ぶりのメダルがかかっていたこともあり、確認作業に時間を割けなかったことから、総領主になっている東京都の石高積み増しと、こちらも領主になっている市の地位固めの両狙いで、すぐに思いついた小平市を答えたことで、三島市が該当していたのは、未解答市の一覧にあったことでしたが、[102824]に書いた通り、もし三島市が該当していたことを早いうちに知ったとしても、三島市の領主安泰と東京都の総石高積み増し(ひとまず50万石の大台を狙っていた)を天秤にかけた場合、どちらを取るのか、やはり相当悩ましい選択を強いられたのは必至でした。共通項の輪郭は既に第一回採点前に見当はついており、市盗りのライバルであるぺとぺとさんが三島市を答えることは既に想定の範囲内であり、そのことを織り込み済みである以上、前回の問五の選択が間違っていたというわけではなく、前回そのような戦術を取った以上、東京都の50万石越え狙いに舵を切ったわけだったのでしたが、後述するようにその後の展開は別の方向に進み、結局東京都の総石高積み増しはこの1万石だけに終わりました。

問一~富士の白雪ゃノーエ~
リンクの副題の画像を見ると、「流緋鶴」の文字があり、「ひかく」からまず「比較」が浮かんだわけですが、どこをどう比較するのか漠然過ぎて見当がつかない。何気なく、お題にあった高山市のHPを開いて、その中から「行政情報」を見ると、「平和への取り組み」というのがある。「ひかく」とは「非核」のことか…。お題には広島と長崎もある。銅メダルになった地元の相模原市には、市役所の前に「核兵器廃絶平和都市」の広告塔が建っているのは、市民になる前から(ほとんどは社用で)何回も見ている。高山市の「平和~」のページの末尾には「日本非核宣言自治体協議会」というのがあり、更にリンクをたどって行くと、「会員(自治体)一覧」がある。その中に三島市があった…。三島市のHPでも確認。2日で領主に返り咲きとなりました。
今回、この問一で5位に入ったのが唯一の入賞でした。

ノーヒントで答えられたのは、この2問。今回は新人の大量参加と若手のさらなる実力UPもあり、想定解が多い問題が多いとはいえ、答え選びに今まで以上に慎重にならざるを得ませんでした。

問八~Strawberry Fields Forever~
ヒント前に共通項の輪郭はつかめていましたが、線引きがどうなのか慎重に見極めしていたため、解答は結局第二ヒントが出た後になりました。お題の横浜市を初め、いくつかの市で「昨年中に市長が交代」ということが見え、市長会のHPにあたってみて、まず「昨年中に退任した市長」のページと見比べると、市長会に加盟している特別区の千代田区を除いて数えてみたところ、どうも数が想定解数より多い。NGになっていた龍ケ崎市は、昨年末の市長選挙で現職が落選したのをローカルニュースで知っていたのですが、その龍ケ崎市のHPを見たところ、その前市長の任期が1月中まで残っていたとわかる。ほかに、「首長と議員の任期特例」で、市長選と市議選の投票日を同じ日に行うため、市長の本来の任期が切れていても次期市長選がまだ行われていない市もあった。でもまだ数が1つ多い。全部を調べるのは面倒なので、「どこか元市長が返り咲いたところがあったのでは?」と推測。昨年4月に行われた、女性現職が敗れた市長選の結果([101537])を話題にし、そしてその「4月中に選挙」が共通項だった前々回・第57回の問二で答えた、今年の大河ドラマの主人公・北條義時とその一族の故郷でもある「ご当地」はやはり外せません。

問四~Eye of the Tiger~
副題リンクの地図を見ると「万町」、拡大すると「万町郵便局」があり、五千万字記念から「万」の字絡みかと思いましたが、答えの流れから見て違いそうだ。ふとリンクの地図の場所をSVで見ると、「海市」という名の料亭?が見えた。第二ヒントまで来て、「海に面し、お隣が全て「市」、だと見えた。「市町村隣接関係」のページを見て選ぶことにし、臨海部に市が連続している地域を見回したが、近県には市盗りに絡めそうな市もほとんどなく、久しぶりに関西から取ることにし、寅年にちなんで甲子園のお膝元・西宮市を。

問七~三島は近年開けたる 豆相線路の分かれ道~
副題のSVを見ると、「通り抜けできません」という工事看板がまず目に入り、第二ヒントは「ぐるっと回す」と解けたものの、「迂回路」とか、何か回るものを連想し、なかなか先に進めませんでした。ようやく第三ヒントの宇陀市の写真を見て拡大すると、市のマークが目に入り、それが「点対称図形」になっているようだ。そこで出てきた市のHPを片っ端から開いてみると、やはり「市のマークが点対称」ということのようだ。この時点で既に伊東市と下田市が出ており、三島市はどうなのか、と見ていると、真ん中の「波型」が微妙に見えるけれど、どうも「点対称」に見えそうだ。若干不安で少し様子を見たが、市盗りのライバルが来る前に答えることにした。結果はOK、ひとまず領主防衛となった。一関市がNGなのは「色が左右で違う」ことだ、とわかった。

問十~四方の山を見下ろして~
答えの出が早いのに、共通項がつかめないままずるずる行ってしまう、という、このところ毎回必ず出てくる「嫌なパターン」。副題のリンクを見ると、「TORAYA AOYAMA」(既に閉店したらしい)というのが出てきたので、まず「寅年」にちなんで「寅・虎」地名か、と思ったものの、お題もここまでの答えを見ても違いそうだ。ようやく見えたのは、第三ヒント。副題と同じ場所ながら、今度は「SDGs」だと。よく見かける割にその中身がいまいちよくわかっていないものだが、ともかくネット検索したら色々出てきて、その中にあった。昨年登録された市のリストにあった富士宮市で領主の石高積み増し。

問九~追いかけて 追いかけて~
言われてみれば単純な共通項でしたが、なかなか答えの出足が鈍く以外に考え込んだ問題でした。共通項が見えたのは、こちらも第三ヒントの画像。豊川市と豊橋市が隣接している、ということと、お題とここまでの流れから、「同一県内で頭の文字が共通」。「伊豆」とか「富士」の付く市から答えることもできましたが、一つくらいは市盗りしないと、ということで、「市盗り合戦・領国編」を見回して、ここを取ればとりあえず領主に復帰する八街市を。

問六~寒い夜は まだ胸の奥 鐘の音が聞こえる~
こちらも副題リンクを見て、漁港関係も疑ったものの、「海外」の文字が見え、その後の第一ヒントの東神楽町は旭川空港の一部がかかっていることが見えて、「外国の都市とを結ぶ定期便がある港・空港がある」と見当は付きましたが、答え選びにあたって、ここまで出てきた市の港や空港の状況を調べるのに時間を割いた結果、その分時間がかかった問題でした。外国との定期航路を調べるデータが意外になく、結局「空港」に絞ることにしたのですが、このご時世、国際線の乗り場はあっても「運休中」の空港が多く、「運休中でも普段なら国際線の定期便があればOKなのか」、また「絶対鉄板」の成田とか常滑がまだ出ていなかったのも不安でした。結局、ここまで出てきた空港がある市がいずれも「国際線が運休中でもOK」だったので、ここは「五稜郭」の奪還の道筋をつけることにしたのですが…。でも、そのあとすぐに「領主」が積み増しをしたので、「これは厳しい」と…。
この問六では、星野彼方さんが[103843]でおっしゃっているように、共通項を「現在国際線が運航している空港または港がある市」とするのが分かりやすかったのではないか、と思いました。お題の輪島市は、輪島港からロシアの港に向かう不定期航路でもあるのかと思っていました。

ここからの2問は、皆さん方と同様、非常な苦闘を強いられた難問でした。

問三~行こう 行こう ハワイアンズ~
第二ヒントを「三個以上」と解いて、まず隣接関係かと思いましたが、全然違いそうだ。第三ヒントの映像を開いて拡大すると「DID」の文字が見えた。昨年の暮れに「DIDの消滅」が話題になっていたこともあり、「市内のDIDが3か所以上に分かれて存在している」ことだとわかりましたが、最新の国勢調査のデータが見つからず、結局、前回(平成27年)国勢調査時のDID地図を基として、あと、昨年末のDID白桃消滅にかかわる白桃さんとデスクトップ鉄さんのやり取りから断片的な補助資料とするしか策がありませんでした。そういうわけで、前回国調のDID地図を見回し、確実なところを取ることになり、元の5市を中心とした「寄合所帯」でありほぼそれぞれの旧市ごとにDIDがある(平と勿来は複数あり、内郷は平の中心部と連続。ほかに旧四倉町にも)いわき市を選ぶことに。第31回の「震災復興祈念」と銘打った大会の問六で答えており、ほぼ10年ぶりの解答でした。

問五~あなたと越えたい天城越え~
一見して人口が減っていそうな市が並んでおり、この方面だろうということはおおよそ見当はついていましたが、漠然としていて絞り切れず、第二ヒントを「五百限り」ではないかと解いたものの、人口減少数を見ると、国調で基本台帳でも数値の範囲が合わず、密度や面積を見ても合わない。次の第三ヒントの画像を見る「八幡宮」の字が見えて、「八万」に何か関係か、と思ったが全然関係なく手掛かりがつかめず(そういえば、以前「八幡」関係の問題がありましたな…第52回・問八)。ようやく第四ヒントまで来て「家減少」…戸数、世帯数の減少、その値が500以上、ということか。国勢調査の確定値が出て間もないこともあり、「国勢調査での減少数」ではないか、と見ましたが、「世帯数(の増減)」をネット検索すると、「住民基本台帳での数値」とか「1年間の増減」なども出てきてなかなか目指すデータにたどり着かない。ようやく国勢調査のページからいろいろとリンクして行くと、世帯数の増減も出ているexcelデータが見つかった。NGになっている登米市の減少数が499。該当市の数を数えるのは面倒でやめたが、伊豆地方で下田市と伊豆市が該当していた。想定解を再確認しているうちに下田市が出ていたので、もう一方の伊豆市を取ることに。結局、第三ヒントの意味するところは最後まで分からず、物議をかもした宇部市についても、excelデータでも見ることなかったので、こちらも理由が分かったのは感想文が出てきてからでした。

…これでようやく10問ノーミスで完答。解答順位が20位以下に終わったものもいくつかあった中にあって、最終着順は14位、かろうじて「定位置」の範囲の中に踏みとどまった形になりました。
今回の十番勝負について、私のような「めったにメダル狙いをせず、まず流れを読んでから」というスロースターターには厳しい、という意見もありましたが、私にとっては、いつも通りに近い戦術を取ることに徹したことにより、「マイペースを守り、誤答リスクを避ける」ということがどうにか今回もうまくいった、ということになるのでしょうか。一方、「想定解を出題時に提示しない」ということで共通項が見えづらくなり、その分、「まずメダル狙い」という速攻派の方々には、共通項をつかめない、見誤ったことによる誤答リスクも大きくなり、[103857]でデスクトップ鉄さんがおっしゃるような現象
開始直後に上級者が誤答を重ね、上級者の誤答率が高かった(中略)上級者11名のうち、誤答がなかったのはスカンデルベクの鷲さんだけ、今回の金メダリスト6名の中ではあきごんさんだけ
メダルを狙える段階でリスクを取った解答者が問一、問五など誤答を量産
が起きた、ということになったのでしょうか。また共通項が見えない中での「博打」や、思い込んでいた別解による「まぐれ当たり」でメダルを得た、という方も見受けられたようです。また、参加者の増加により完答者も40人と大きく増えたにもかかわらず、ノーミスで完答したのが私を含め10人だけ([103864] 勿来丸さん)というのも、最近の大会では見られなかった「珍記録」だったのでしょうか。
全般に想定解数を多くして、「売り切れ御免」という想定解の少ない問題がなかった、ということで、終了直前に参加してくる人でも既に「売り切れ」で答えられない問題がなくなって、完答を狙いやすくなった反面、今後参加者がさらに増える傾向が続くと、想定解が少ない問題はいくら「良問」であっても出しにくくなり、せいぜい「47市問題」(1県1市問題)あたりが想定解数の下限、ということになることにもなるのでしょうか…。

♭今回の選曲は…
問二:トラック・バスなど大型自動車メーカーの発祥の地でしたが、もうすでにこの地から工場は撤退したそうです。
問一:この地に伝わる民謡から。
問八:伊豆の国市の特産品の1つ「苺」にちなんで([101989])。
問四:これはもうお分かりでしょうね…。
問七:鉄道唱歌・東海道編の16番の歌いだし。当時の三島駅は、まだ御殿場回りだったころの、現在の下土狩駅でした([94655])。
問十:ご存じの唱歌、「頭を雲の上に出し」の次のフレーズ。
問九:八街市の特産品にちなんで。ある年代以上の方には、その意味がすぐお判りでしょうね(笑)…
問六:函館市出身「灰色楽隊」の、故郷の冬景色を歌った名曲より([86710])。
問三:いわき市を代表する観光施設ですが、実は私はまだ行ったことがありません…。
問五:またまた超ワンパターン…
[103641] 2022年 1月 7日(金)22:35:55伊豆之国 さん
十番勝負
問五:伊豆市

第三ヒントの画像に惑わされました…
[103602] 2022年 1月 7日(金)12:59:09伊豆之国 さん
十番勝負
問三:いわき市
[103581] 2022年 1月 6日(木)23:34:29伊豆之国 さん
十番勝負
問六:函館市

境界線が不明ですが、あそことかあそことかがOKなら…


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