こんばんは
[26500]BerryBlossomさん
外環道や圏央道など都市部を中心に用地取得などがなかなか進まないようです。
私が知っているのは武蔵野市の場合ですが、外環計画予定線上にある宅地は、木造建築(非堅固な建物)しか建てられず、鉄筋コンクリートなどの堅固な建物などは建てられないとのことです。
非堅固な建物の増改築でも建築申請が通常の宅地に比べて厳しいみたいです。
そのため建設予定線内に住んでる住民の中には、計画だけが生きていて、実際は本当に出来るか分からない今の状態よりは、逆に補償金をもらって立ち退いて外環を作ってもらったほうがいいという意見もあるのも事実です。
[26531]みかちゅうさん
道路用地の場合はその分の宅地が狭くなるために地権者の住宅の確保が難題です。少なくとも現住所とほぼ同じ場所には絶対住めないのですから。可能性としては地権者にいったん立ち退いてもらってトンネルを掘り、そのうえの用地に住宅を建てるぐらいでしょうね。そうでなかったら強制収用という手段に出るかでしょう。
都心の場合、必ずしも地権者が土地の権利を10割全て持っているとはいえない事が多い。
という事情も用地買収を難しくさせています。
地主から土地を借りて、借地上の建物は自分のものであるという場合は、土地の権利が○割を地主が持っていて、×割を建物所有者が持っているということになる為、双方の同意が必要になるためです。
その場合、地主は別の場所に住んでいるから、補償金を貰って土地の権利を売りたい。
でも建物所有者は、その土地に住んでいるわけですから、土地の権利(借地権)を売りたくない。
という図式になり用地買収が、ほとんど進まないというケースが多いのです。
長々と脈絡なく書いてしまいましたが・・・