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faithさんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[60665]2007年8月18日
faith
[60642]2007年8月17日
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[60587]2007年8月13日
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[60554]2007年8月11日
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[60506]2007年8月8日
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[60501]2007年8月7日
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[60453]2007年8月6日
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[57080]2007年2月28日
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[57075]2007年2月27日
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[55400]2006年11月30日
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[55230]2006年11月18日
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[55184]2006年11月16日
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[55173]2006年11月15日
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[55156]2006年11月14日
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[55146]2006年11月14日
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[55127]2006年11月13日
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[55088]2006年11月12日
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[55060]2006年11月11日
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[55059]2006年11月11日
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[54551]2006年10月23日
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[54132]2006年9月23日
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[54106]2006年9月21日
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[54084]2006年9月20日
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[54031]2006年9月18日
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[54028]2006年9月17日
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[54026]2006年9月17日
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[53956]2006年9月14日
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[53955]2006年9月13日
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[53908]2006年9月11日
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[53907]2006年9月11日
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[53902]2006年9月11日
faith
[53845]2006年9月6日
faith

[60665] 2007年 8月 18日(土)23:47:30【3】faith さん
政令指定都市の価値
[60650] 白桃 さん
[60648] hiroroじゃけぇ さん
例えば、静岡市。「パルコ」の進出は「政令指定都市」移行が条件であったことがわかります。そして、浜松市。「大丸」は人口100万人程度の商圏を持つ都市に今後も展開していくと発表しています。「政令指定都市」がブランドとして一人歩きしている感も否めませんが、多くの商業施設を呼び込みたい地方都市にとって、すがりたくなるようなブランドであることは確かでしょう。
小売業の情勢に詳しいわけではなく、何か見落としていたらお教え頂きたいのですが、これには少し疑問があります。
パルコ、さいたま市の「浦和パルコ」概要と全199店の出店テナントを発表
には
政令指定都市を中心とした都市部への出店戦略を成長の柱の一つとして据えております。
とありますが、よく読めば、パルコが興味があるのは、政令指定都市という「ブランド」ではなく、商圏人口であることが分かります。静岡市が政令指定都市に移行しなくても、商圏人口が十分と判断すれば出店したでしょう。(そのようなことが実際に起きているのかどうかも知りませんが、「政令指定都市」をパルコが静岡市で強調しているとしたら、一種のリップサービスでしょう。)
もし、行政側が「政令指定都市」というブランドが商業施設を呼び込めると思っているとしたら、その方が感覚がずれているように思います。(「政令指定都市」になってもそれによって商圏人口が増えるとは考えられません。)
特に今日では企業は余計な土地資産を持ちたがらないので、政令指定都市移行による、不動産の値上がりが仮にあったとしても、それも理由にならないと思われます。

(hiroroじゃけぇさんも以前書かれていたような)岡山市の交通の結節点としての存在や、宅地開発の余地の大きさなどを考えれば、小売業は今後も進出してくると思います。(逆に、行政が引きとめても、撤退するときは撤退します)
行政が寄与できるとしたら、もっと実質的な、「出店しやすい」環境づくりでしょう。(大型小売店舗の進出が地元にとって本当に良いことなのかどうかは別として)

※()内の「政令指定都市になっても…」の一文を追加。最後の2つのセンテンスに加筆。
※^2 加筆でリンクが消えてしまったので訂正
※^3「政令指定都市に指定されなくても」→「政令指定都市に移行しなくても」「静岡」→「静岡市」
[60642] 2007年 8月 17日(金)12:18:12【3】faith さん
Re: 岡山市はマンションの建設ラッシュ?
[60640] 白桃 さん
[60636] hiroroじゃけぇ さん
まぁ、現在岡山市はマンションの建設ラッシュですから、
これが、気になります。どのあたり(地区)なんでしょうか、お教えいただければ幸いです。
どれほど網羅的なものなのかは、現地にいない私には分かりませんが、たとえば下記が参考になるでしょうか。(意図的にURLはそのまま表示しています)
http://shinchiku.homes.co.jp/search/bukken/sk-3/pref-33/addr1-33201.html
全てではないにせよ、何割かは市外からの転入者の住居となると思われます。

「人口○万人を超えた→すわ、政令指定都市」という岡山市の姿勢には、その「鼻息の荒さ」とでも言うものに、個人的には多少違和感を感じないでもないですが、「県南100万都市構想」以来の宿願であることを思い起こすと、岡山市の関係者の喜びは理解できます。
広島市が政令指定都市に移行した時(1980年)の岡山市長のコメントに、「我々も人口50万人を超えたら政令指定都市を目指す」というのがあったのも思い出されます。

※余計な改行を削除
※^2 最終センテンスを追加。最終から2つ目のセンテンス(加筆前は最終)に加筆。
※^3 最終から2つ目のセンテンスの先頭の「なお」を削除
[60587] 2007年 8月 13日(月)01:27:02【3】faith さん
校名についての思いつき
[60571] Issie さん
[60556] 白桃 さん
八代東、掛川西、尼崎北、磐田南など、東西南北は高校所在地名(市名)の後に付くのが一般的ですが
例によって思いつきなのですが、この理由を考えてみました。
学校名とは、単に地名を表しているのではなく、その地域の学校という意味があったというのがこの命名感覚に関係していないでしょうか。

たとえば、明治18年1月の「大阪府和泉国大鳥郡公立小学校表」(「堺市教育100年のあゆみ」に所収)に出てくる小学校は全て村名と同じ校名を持っています。)

校名学校所在地
八田寺小学校大鳥郡八田寺村
深井小学校同郡深井村
土師小学校同郡土師村
土師新田小学校同郡土師新田
梅村小学校同郡梅村
船堂小学校同郡船堂村

※土師は「はぜ」と読みます。
土師新田には村が付きません。(このあたりの制度については実は良く知りません)

また、旧制中学校では、明治28年に開校した大阪府第二尋常中学校が明治34年より「大阪府堺中学校」を名乗ったように、多くの場合、学校はその地域に1つしかない、英語であれば定冠詞を冠して("the (middle) school"と)呼ばれるべきものであり、校名は地域名となるのが普通でした。
これが、複数の同一種の学校が同一自治体に存在するのが当然になった後年もまず地域名がきてその後に方角や番号(第一、第二, etc.)で区別するという命名を自然に受け入れる素地となった、というのはどんなものでしょうか。

※, ※^2推測に基づく一文を削除
※^3 誤字訂正、「冠して」の後の()を追加
[60554] 2007年 8月 11日(土)16:13:34【3】faith さん
相似文字の基準というか
[60553] きまぐれ さん
国の字は、囗(国構え)に玉であって、口(くち)に玉ではありません。
私も、このアイデア(「市の中の市」を探す遊び)が出てきたときに、どこまでを同じ形にして良いのか(例えば「座」は本当に「庄」に人を2つ入れたものなのか?)について多少気にならないでもありませんでした。
が、[60553] きまぐれさんのようなルールで認められる・認められないを論じるとすれば、部首として名前があるものは、部首名が同じかどうかによってパーツとして認められないこともあるが、名前がないものには制限が付かないという、はなはだ興を殺ぐ結果となり、この遊び自体、成り立たないのでは?

というかそんなに厳密でなくても良いのでは?遊びだし…と考えるのはきっとfaith がいい加減なせいでしょう(笑)。

※「このアイデア」の後に()で説明を付加、余計な改行を削除
※※誤字訂正
※^3 論旨を明確にするために加筆
[60506] 2007年 8月 8日(水)00:42:24【1】faith さん
名張市についていろいろ
[60490] 伊豆之国 さん
名張といえばやっぱり「赤目四十八滝」ですね。
無知なfaith の悲しさで、赤目四十八滝が名張市にあることは全く気がついておりませんでした(笑)。
私も10年以上前に赤目四十八滝を歩き通したことがあります。(関西ではメジャーなハイキングコースですね。)
団子も知りませんでしたが、「オオサンショウウオ」でも有名と聞きます。

[60473] 白桃 さん
大阪まできっと連絡船と急行「鷲羽」を乗り継いで行き、鶴橋から近鉄に乗ったのだと思います。
宇高連絡船も、「鷲羽」も今は失われた時代の象徴のような感じですね。私は「わしゅうざん」より前に「わしゅうやま」を覚えました。(プロ野球は見なくても、相撲は熱心に見ている小中学生時代でした)
確かに「桔梗が丘」という駅があり、「ま、なんと風流な・・・」という気持ちになったことを覚えています。
wikipedia の名張市の項にも
「桔梗が丘」「つつじが丘」をはじめ、花の名を冠する地名が目立つことが特徴である。
とあります。桔梗が丘の由来については[60470] ぺとぺと さんが解説なさっていますが、あまりありふれた名前でもありませんね。(「桜が丘」などと比較して)

[60470] ぺとぺと さん
意外かも知れませんが、近鉄が桔梗が丘住宅地の分譲を開始したのは、駅開業からわずか2ヵ月後の1964年12月とかなり古いのです(近鉄不動産の沿革参照)。
確かに意外です。私は、南海高野線の「林間田園都市」駅と、開業時期、駅の性格(私鉄系デベロッパーによる大規模な宅地開発に伴って開業、短期間で大半の列車が停車する駅に成長, etc.)とも似たものを考えていました。

[60469] YSK さん
宿場町を基礎とした中心市街地であるようですが、郊外地域における大規模住宅団地等の開発の中、昔ながらの佇まいを残す名張の市街地の様子が想起されます。
同じものを見られても、faith より鋭い考察をなさったろうと思います。
今読むと、faithもいろいろと考察しながら街歩きをしたかのようですが、実際にはバイクですすすっと通り過ぎた感じでした(笑)。
べとべとさんも書かれていますが、名張市は、私の仕事関係の知り合いだけでも、何人か住んでいるほどの、大阪圏ではメジャーな住宅都市になりつつあります。

先日より道州制が話題になっていましたが、皆様も御存じの通り、名張市を含む三重県西部は、都道府県の再編成があれば、まず最初に候補に挙げられる内の1つと思われます。

※誤字、脱字訂正
[60501] 2007年 8月 7日(火)23:09:09faith さん
もう少し冷静になっていただけないでしょうか。
[60477] オーナー グリグリさん

YSKさんに悪意があったとはもちろん思えず、また、何度も謝罪なさっています。
グリグリさんもいささか冷静を欠いていらっしゃるように思えます。この件、もう幕引きというわけにはいかないでしょうか。
[60464] 2007年 8月 6日(月)21:26:45faith さん
我田引水
[60456] 矢作川太郎 さん
[60438] 白桃さん
区割りが好きなヒトには道州制は魅力的なテーマだと思いますが、事なかれ主義あるいは我田引水的なものがマカリ通ったらたまったものではありません。
恣意的な州都レースには飽き飽きしています。

私も似た印象を持っていますが、考えてみれば、州都に名乗りをあげているところで、我田引水的でないところなんてありませんよね(笑)。そんなところばかりではないかも知れませんが、個人的にはブロック内の二番手・三番手都市が筆頭都市と拮抗し、あわよくば逆転を図るための切り札になっているような感さえします。

多少の再編成はあっても良いと思いますが、100年以上続いて、日本人の生活に浸透している現在の(都道)府県の枠組みを効率的に運営して、かつ都道府県間のスムーズな連携を図ることで、道州制が可能にするとされていることの多くは可能になるのではないかと今は思っています。
[60453] 2007年 8月 6日(月)01:09:19【1】faith さん
名張市というところ
YSKさんのような本格的な調査ではもちろんありませんが(そのような訓練もありませんが)、最近思い立って、特に理由もなく奈良県道80号線を経由して名張市に行って見ました。
近鉄特急で素通りすることは何度もあったのですが、名張市に降り立ったのは初めてです。

名張というと、大阪の新しい住宅地というイメージがあるのですが、行ってみて感じたのは、「本来の名張はそんなに新しい街じゃないのね」という(当然の)ことでした。
近鉄の名張駅を中心としたエリアには、銀行の支店や商店が並んでいますが、休日でも人通りが少なく(自動車交通量は多いですが)、よくありそうな、観光地でもない地方小都市の駅前通りという感じで、やや活気を欠きます。
一方新しい住宅地というイメージは、お隣の桔梗が丘駅には感じられます。こちらには東口に近鉄百貨店などもあります。ただ、反対側の西口は、駅のすぐ前に住宅街が広がっており(今では名阪特急もいくらか停車するようになり、住民にとっては非常に便利ではありますが)、やや計画性を欠くように思いました。

私は、桔梗が丘駅は近年の近鉄による宅地造成に伴って開業した駅だと思いこんでいたのですが、帰ってから調べてみたところ、1964年から存在する駅だったのですね。(支線の廃止の代替として設けられたとのこと)
桔梗が丘駅から伊賀市(旧上野市)に向かう国道368号線沿いには、緑が広がっていたりして、宅地供給の余力はまだかなりありそうです。(ただし、一時は人口が急増していた名張市ですが、近年は頭打ちとのこと)

※表記の不統一を訂正
[60330] 2007年 7月 29日(日)02:32:17【2】faith さん
校名変更
[60325] k-ace さん

青藍泰斗だけでなく、校名変更や高校の統合でどこにあるのか分からない高校や元の何高校か分からない高校が続出です。
新しい校名についてはコメントしませんが、100年近く続いた校名をねえ… もったいない話です。

最近の高校名の変更や統合による新校名は、所在地よりも学校名に(かっこう)いいイメージ(ブランド)をもってもらい、入学してもらいたいという高校側の意図(私立、公立問わず)のうちの一つとも見えるような気がするのですが…。

こういう場合、地名は「大阪」などすでに記号化したもの以外、あまり使われませんね。

高校名が「市立咲くやこの花高校」なのには驚いた。
古今和歌集が出典ということは知りませんでしたが、おそらく大阪の多くの人は、この校名から、1990年の「花の万博」の「咲くやこの花館」を連想するのではないでしょうか。

なお、この夏の富山県の代表校である桜井高校の所在地が分からなかったのは、ただ単に私の勉強不足です(汗)。
これは地鉄の駅で知ってました。…と書こうとして今確認したら、あれ?電鉄桜井って、もうないの?
15年以上前に「電鉄黒部」になってたのですね。

※改行を一部削除
※※校名変更の実例に関する言及を削除
[59635] 2007年 7月 5日(木)01:41:26【1】faith さん
駅名改称論
[59631] 伊豆之国 さん

他の方も似たことを書かれていますが、この問題については、「何に重きを置くか」でいろいろな意見が言えることで、誰もを納得させるような力を持った、一般的な結論は出ないでしょう。
また、駅の性格によっても違うと思います。
たとえば、(例の2駅とは違いますが)広い地域からきた多くの乗客の乗換駅であれば、これまでの駅名との継続性が多くの場合重視されることでしょう。
例の2駅についても、「受験生が間違って降りる」ことの防止可能性を論拠にするのであれば、改称すべきという主張もできますし、駅名への地域住民の愛着や、改称にまつわるコストを論拠にするのであれば、改称すべきではない、という主張もできます。
いずれが論理的に正しいというものではないと思います。

※「防止を論拠に」→「防止可能性を論拠に」
[59528] 2007年 6月 30日(土)16:19:36faith さん
普通の公立小学校の校名がその地区の地名の由来になった例
[59523] MasAka さん
普通の公立小学校の校名がその地区の地名の由来になった例

公式の地名ではなく、通りの名称(京都市では地名のように使われることもありますが)ですが、京都市立紫明小学校も、校名が先行しているようです。
[59406] 2007年 6月 24日(日)17:07:21【1】faith さん
岡山は西と東がぶつかりあう地域
[59386] hiroroじゃけぇ さん
多くの企業が岡山で足止めを食らう中、中四国や九州に店舗網を拡大できた点は素晴らしいのではないでしょうか。実際、関西発の企業で岡山止まりには、「ニノミヤ」や「イズミヤ」などがありますし。かの「イトーヨーカ堂」でさえ、岡山店から福山店まで時間が少々かかりました

広島県まで行くと、広島や、さらに西からの企業が相当の勢力をなしており、たやすく進出できないということではないでしょうか。
家電では広島発祥のデオデオ(旧ダイイチ)や九州発祥のベスト電器があり、スーパーでは広島発祥のイズミや松山発祥のフジがありと、消費者が接する企業の顔ぶれも関西とは明らかに違います。(ダイエーは4店ほどありましたが、最近いずれも閉店しました)
距離的にも関西の続きとして進出できる限界が岡山ということかと。その代わり、上記の「西」発祥の企業も岡山県に進出しており、ちょうど両者がぶつかりあう地域となっています。(フジは岡山県にはありませんが)

ここでいう「フジ」はこれです

※イズミに関する言及を追加。
[59283] 2007年 6月 20日(水)00:56:07【2】faith さん
くろがね,etc.
[59189] 中島悟さん
[59181] Issieさん
[59179] じゃごたろさん

書きながら、そういえば銅は赤いなあと思ってたのですが、あかがねという言葉があったのですね。あをがねに至っては、考えたこともなかったのですが、確かに写真でみると鉛は青いです。
個々の単語の造語力が生きていたころのやまとことばには、世界をあっさりと表現する独特の趣がありますね。

古代の日本人は,黄色を独立した色彩としては区別せずに,赤の範囲に含めて把握していた。色名としての「黄」が確立するのは平安時代に入ってからのことらしい。
「黄色」という言葉で現代日本語では表現される範囲も「あか」で表現していたのですね。
(もっとも被験者が使用する言語にかかわらず色自体は識別可能という実験もあるので、区別が付かなかったのではないと思いますが)

「くろがね」といえば?という謎かけを身近な同世代の人間に試してみましたが、「デスク」もロボットアニメも出てきませんでした。
「デスク」の方のメーカーは今も健在のようです。
くろがね工作所

[59264] 油天神山さん他

広島では、「レンコンの天ぷら」が「ハスの天ぷら」と呼ばれていました。大きな葉を揚げた、それまで食べたことのないようなものが出てくるのかと期待した記憶があります。
もっとも、大阪育ちである、油天神山さんの奥様も「ハスの天ぷら」を使われていたとの由([59209])。私自身は関西でその言い方を聞いた記憶がないのですが、個人差もあるのかも知れません。

※「言語にかかわらず」→「被験者が使用する言語にかかわらず」「区別可能」→「識別可能」に表現を修正
※※"?"を"?"(半角)に変更
[59175] 2007年 6月 16日(土)19:24:45【3】faith さん
色の表現
[59143] Issie さん
したがって,日本語の極めて根源的なレベルにおける“色”の表現は極めて貧弱

古いラテン語でも、「青」を表す単語が実は存在せず、「ペルシャの」という形容詞("persus") で代用していたという話を思い出します。
少し時代が下がった"blavus"(フランス語の"bleu" もこれに由来)はゲルマン起源ですし、スペイン語やイタリア語の青("azul", "arurro")はペルシャ語に由来します。
フランスに Co^te d'Azur と呼ばれる地域がありますが、「青い海岸」ですね。(と何とか地理ネタに)

「茶色」のように、その色を持つものの名称で、色の名前に代えるパターンは多いですね。日本語では「金色」「銀色」「灰色」「山吹色」「肌色」(最後のは"PC"とは言えませんが)などいくつも挙げられますし、ラテン語の"persus" が青を指すのも、ペルシャ産の顔料から来たものらしいとのことなので、似たパターンといえそうです。
(この項「ロマンス語の話」(大学書林)を参考にしています)

根源的な色と思われている単語も、実は何か物の名称から端を発していることがあるのかも知れません。

金や銀は大和ことばでは「こがね」「しろがね」ですが、「こがね」については「こがねいろ」「こがねむし」など、多少の造語力を発揮していた痕跡が残っていますね。「しろがね」についてはスキーの歌に出てくるぐらいで、他に使われる場面や単語を作っている例を私は知りません。
鉄は「くろがね」ですが、私の世代では「くろがね」といえば、おそらく「デスク」と返ってくるものと思います(笑)。ロボットアニメの主題歌を思い出す人もいるかな。

誰ですか?「四輪駆動」とか言ってるのは。

※後半(「金や銀は…」以降)を追加。
※※「くろがね」の用例を加筆。
※^3 ラテン語に「古い」を付けた。
[58984] 2007年 6月 11日(月)01:44:51【1】faith さん
バスの町
[58883] みかちゅう さん
[58867] 敷守ほむらさん

オムニバスタウンという言葉自体、知りませんでした。(結局は「バスの町」ということですね)
ただ、このような「称号」を持っていてもいなくても、バスを便利にしようという考えは多くの都市にあるようで、

・料金均一(低廉)の、観光客も考慮した循環バス

みたいなものは良く見かけます。(例えば仙台とか鳥取とか)。

首都圏や関西圏では、事業者共通のICカードが路線バスで利用できるようになってきたので、乗客からすれば、いつも使っているICカードでバスに乗れることになりますね。
初めてのところにバスで行くときなど、最終的に料金がいくらになるかが目的地の直前まで分からず、小銭の用意がストレスになったりしますので、(バス事業者にとっては、当初は費用はかかりますが)、ICカードの導入は、乗客確保という意味ではプラスだろうと思っています。どうなることでしょうか。

※誤字・脱字訂正
[57870] 2007年 4月 8日(日)03:30:58【1】faith さん
いろいろレス
しばらく書き込みが途絶えていました。返すべきレスが返せておらずすみませんでした。

[57096] ぐりゅん さん
小学校付属?幼稚園
情報ありがとうございました。私は、このような「付属」というのは、教員を養成する機能を持つ教育機関に付属していることを表すのかと思っていましたが、そうでもない例も多くあるようですね。
設置者が同じ学校法人であることを表示しているにすぎないケース。(他にも多数例あり)
土浦日本大学高等学校付属幼稚園

教えて頂いたような、公立学校の場合、そのような表示を行う理由もないわけですが、小学校区ごとに幼稚園を配置して、初等教育の一部を受け持たせるという狙いを持っているところもあるようです。
久御山町:幼稚園

[57089]N-H さん
看板
文字の氾濫が嫌いというのではないのですが…
例えば、2~3階建てのビルの上に、1階分以上の高さで突き出た「○っぱえびせん」(特定企業がどうというのではなく)という看板などを醜悪と感じ、撤去すれば良いのにと思っています。(中小都市ほど、建物が小さくなるためなのか、目立ちます)

[57127] むっくん さん
字体の入れ替えについては、手を入れるべきでないところに手を入れたという感があります。

※誤字、脱字訂正
[57084] 2007年 2月 28日(水)02:04:20【5】faith さん
葛城市、韓国の鉄道の旅
遅い上にあまり本質的なことではありませんが

[56589] Issie さん
[56587] 今川焼 さん
「高等教育機関のない市」:葛城市
「“高等”学校」という呼称にだまされがちなのですが,教育行政や教育学の世界では現行の「高等学校」(←今さら「“新制”高校」もないですね)は,「後期中等教育課程」に分類されます。
「学校教育法第一条に定められた学校(一条校)は幼稚園、小学校、中学校以外に存在しない市」とでも書くと正確ですね。
ところで、名称だけの問題だと思いますが、ここには、市立小学校の附属幼稚園なるものがあります。
磐城小学校附属幼稚園

ちなみに、これはWindows Vista の入ったPCで書いているのですが、葛城市の「葛」が正字体で表示されています(下の部分がL+人)。正しい市名は「葛」の下の部分がヒである略字体なので(こういう書き方をしても訳が分かりませんが)、これから多少混乱の種となりそうですね。

ただ、「JIS X 0213:2004で正しく市名の字体が表現できない市」というのも葛城市をユニークに特定する条件となるかも知れません。(調べてません)

[57082] むっくん さん
[56991] 熊虎 さん

私も、ソウルから、東大邸を通って慶州まで鉄道で旅したことはあります。もう10年近く前なので、KTXはなく、ソウルから東大邸まではセマウル号でした。大陸らしい低いホームやアナウンスの前の、日本だったらジングルが流れるところで、行進曲が流れるところなど、細かいところに日韓の違いを感じました。

※韓国の鉄道の話を追加。それに伴ってタイトル変更。
※※「しか存在しない」→「以外に存在しない」(舌足らずなので修正) 「JISX」→「JIS X」(誤記を訂正)
※^3-5「となっています」→「で表示されています」(意味をより明確にするために修正)
[57080] 2007年 2月 28日(水)01:11:31【2】faith さん
半鐘なるもの3
[57076] YSK さん
私の居住する地区にも火の見櫓があり、半鐘が吊るされています。

そうですか。火の見櫓も私が住んだことのあるところでは見ないですね。
[57079] EMMさんの、茨城県のバス停に関する報告は実に興味深いですね。確かに私の住んだところでは、消防は消防署の人が行うことになっていて、地域の消防組織などはありませんでした。

少し話は違うのですが、谷内六郎さんの絵で、「お医者さんの赤いランプ」というのがあり、昔は赤い電球が開業医の家には付きものだったことを知ったことがあります。(今も少しは残っているようです。)
数十年前は普通に存在して、今は失われつつある物は多いのでしょうね。

ところで、話はまた飛びますが、奈良市では平城京遷都1300年記念事業ということで、大工事が行われています。特に、JR奈良駅近辺は、鉄道高架化をはじめとする様々な工事が進行中で、ひどく「散らかって」おり、遷都1300年となる2010年までに収拾が付くのか心配になるほどでした。
いつも思うのですが、日本の街って、建物の上方や前方に突き出た大きな看板が多いですよね。あれをなくすだけでも、景観は改善すると思われます。

特殊事情があった影響です。
了解しました。かなりの書き込みを消さなくてはならなかったのですね。ぐりぐりさんの苦労が偲ばれます。

※誤字訂正
※※表現訂正。[57079] EMMさんへの言及を追加。
[57075] 2007年 2月 27日(火)23:32:55faith さん
半鐘なるもの2
[57047] 油天神山 さん
地域性があるようなものではないと思いますね。
[57065] hmt さん
京の鐘楼 を見ると、竜安寺半鐘・金福寺半鐘が出ています。小型の梵鐘ですね。
神戸の「青木祭礼だんじり」のようなお祭の鳴り物としての半鐘も存在するようです。
ありがとうございました。関東ではポピュラーであるが、関西では知られていないのか?という私の想定は全く外れていたようですね。
大阪市消防局(消防の活動 消防の歴史 消防器具)というのも見つけました。ただ、まだ多く実用に供せられている地域とそうでない地域はあるのかも知れません。

銅鐸文化圏の関西こそ半鐘の故郷かもしれない
関西の出でありながら、半鐘という言葉さえ知らなかったfaith には
半鐘はいけないよ、おジャンになるから
という高尚なタイトルも理解できませんでした。情けないことです。

話は変わりますが、hmt さんの[57065]からのリンクは、index.html#xxxxx とあるべきところが57000.html#xxxx となっていて、引用発言に跳べないようですが、書き込み環境によってリンクのつき方が違うのでしょうか。(いずれ57000.html となるので問題は解消しそうですが)
[57033] 2007年 2月 25日(日)23:01:56faith さん
半鐘なるもの
ご無沙汰しております。
最近「半鐘」の盗難のニュースがいくつか報道されていますが、「半鐘」って地方によってはよく見かけるものなのでしょうか。関西ではあまり見ないような気がします。
というか、faith の無知と言われればそれまでですが、今回の事件まで実は「半鐘」という言葉さえ知りませんでした。
報道されている事件も茨城県・栃木県の例ばかりなので、もしかして関東では誰でもが知っているようなものなのか?とも思いましたが、実際はどうなのでしょう。
[55982] 2007年 1月 7日(日)01:12:39faith さん
道路特定財源
今年もよろしくお願いいたします。
[55675] 役チャン さん他「鉄道と道路」スレッドの皆様

自分から話題を出しておきながら、その後別のことで忙しくなってしまい、反応が遅れました。
その間に話題が発展して終わって?しまっているかも知れませんが、まとまりのない私見を。
ヨーロッパは鉄道の上下分離が進み、インフラは道路などと同じ公共財という考えのもとで国や地方自治体の経費負担による保守作業がきちんと行われています。これにより鉄道と道路との競争が、ある程度公平な条件のもとで行われることになります。
道路も、鉄道も同じように公が負担するというのであれば一定の公平性があると私も思いますが、道路特定財源で鉄道を整備するということが公平といえるかどうかは個人的には怪しいと思います。
道路特定財源を他に回すということについては議論はずっとあったと記憶しています。特に旧国鉄の債務を解消するのに用いるべきだという議論もありました。
今もそのような主張はなされることがあるようです。
政府・与党の道路特定財源の見直しについて(談話)
これが実現しなかったひとつの理由には、国鉄の債務を自動車ユーザーが負担することが「公平」ではない、と考えられたこともあるでしょう。

わが国では、道路特定財源の余剰分の一般財源化の議論があるものの、それを鉄道のインフラにまわすという議論が起きません。その理由はいくつか考えられますが、根本的なことはわが国が自動車工業国だからだと思いますが、いかがでしょうか。
 私は、これは当を得ないと思います。旧大蔵省は道路特定財源の一般財源化を望んできましたといわれます。
 それが実現しなかったのは、「道路族」と呼ばれる政治家の抵抗に直接の原因があるとは思いますが、彼らも全くの不正義を自己の利得のために主張しているというわけでもなく、ガソリン税などの自動車関連の税金が道路を整備するために使われるという「受益者負担の原則」にはそれなりの説得力があるのも事実です。
 有権者の多くが自動車ユーザーかその家族です。彼らが自動車税やガソリン税を自分が使うわけでもない遠い地方の鉄道の整備や補助に用いることを望んでいるか、問わなくても答えはあきらかでしょう。「道路整備に使わないんだったら税金を下げてほしい」というのが多くの自動車ユーザーの感覚だと思います。
 ただし、その地域の鉄道交通(たとえば、小田急の複々線化に、東京都(あるいはその一部)で徴収されたガソリン税を充てるとか、そういう切り口であればある程度の説得力も持ちえるでしょう。
 結局、一般の自動車ユーザーが納得できる形での使用方法を提示できなかったことが、これまで道路特定財源の公共交通整備への活用が実現しなかったことの大きな要因だと思うのですが、どんなものでしょうか。
[55673] 2006年 12月 25日(月)03:57:11【3】faith さん
新車の投入、道路と鉄道
[55671]hiroroじゃけぇ さん
[55661]小松原ラガー さん

個人的な趣味でいえば、国鉄時代からの車両がいろいろと手が入りながら使い続けられるということには肯定的です。資源の有効利用という意味もありますし、実際に結果をみてもなかなか悪くないと思っています。(103系のいわゆる「N40」とか)
(JR東日本で次々に投入される特急用車両のデザインを見るにつけ、このように30年、40年使われうるものなのか多少疑問が残ります)

とはいえ、利用する立場からいえば、新車に如くものはなく、hiroroじゃけぇさんが残念に思われるのは分かります。ただ、小松原ラガーさんも指摘されていたように、JR東日本とは経営状況も異なりますので、仕方ない面もあるのかと。(実際、「くろしお」でも381系が未だに主力のようです)

鉄道と道路の対抗ですが、いろいろな考え方はあるでしょうが、

[35267] 紫魔法師[あんどれ] さん
[35264] Issieさん
[35252] faith
[35250] sutekinaおじさん

などでも論じられているように、貨物に限ってもいまさら「鉄道」にモーダルシフトすることが現実的でないところまできており、道路整備自体はすすめざるを得ないのではないかと思います。
それに、ヒト・モノによらず、輸送需要の多くの部分を柔軟性の高い道路交通がまかなっていることで、人々が恩恵を受けている面は確実にあると思います。
(例えば、宅配便など、幹線もトラックでまかなっていなければあれほど便利なものにはならなかったでしょうし、列車を頻発させるほどの需要がない区間でも、バスであれば頻度を確保することができます)

結論を手短に言えば、「やくも」のリニューアルに期待しましょう、ということになりますか(笑)。
実は、関西の、特に大阪近辺からだと山陰に行くには智頭急行や播但線経由が多く、個人的にはあまり利用機会がないのですが。(ただし趣味的な理由で(伯備線ではありませんが)今はなき急行「砂丘」に乗車したことは何度かあります。)

※(伯備線ではありませんが)を追加
※※誤字訂正
※※※「近いことを言われていた」→「指摘されていた」、発言者名誤り訂正
[55643] 2006年 12月 23日(土)03:09:18【1】faith さん
ペーターゼン式
[55641] 小松原ラガー さん
それと大阪市で16年ぶり(延伸は除く?)の地下鉄の新線である8号線(今里筋線)ですが、こんな記事で叩かれています。確かに梅田も難波も通らないこと
大阪市営地下鉄の路線網のように、都心部は碁盤の目で、郊外に近づくと八方に広がるタイプをペーターゼン(Petersen)式というらしいですが、都心部をもともと通らない今里筋に地下鉄を引くにあたっても、この類型を比較的忠実に踏襲していますね。
分かりやすいのは良いと思います。
一方、東京に仕事で行って地下鉄で移動するときは、乗り換え案内サイトでも使わないとどう行くのが効率的なのか分からなかったりします。

どうでも良い個人的な趣味ですが、東京の地下鉄では、主要道路に沿って南北に走る都営浅草線に(標準軌ということもあり)親しみを感じてしまいます。

※誤字訂正
[55559] 2006年 12月 17日(日)02:29:14faith さん
堺市のLRT
[55537] 小松原ラガー さん他
堺市も尼崎市と似て、市内を縦断(横断)する鉄道が複数あり、それらを横断的(縦断的)に結ぶ公共交通機関がやや弱い
確かに、堺市の南北方向の交通は、大阪府南部、和歌山県と大阪市を結ぶ交通軸にあるため、鉄道路線だけでも阪堺線の他に、南海電鉄南海線、同高野線、JR阪和線と充実しています。
一方、東西方向の公共交通機関というとバスになり、堺駅と堺東駅との間の「シャトルバス」があるものの、南北方向に比べると弱体です。
ただし、これが東西方向の交通需要に見合ったものであるとも言えます。「シャトルバス」をLRT化したところで採算が取れるのか、多少ともこの地域になじみがある私は、素朴に疑問を持ってしまいます。

と書いたところで、いきなり採算性を無視した話ですが、堺市の計画でもなぜか無視されている(ような)のが、阪和線の堺市駅との連絡ですね。
[55402] 2006年 11月 30日(木)23:46:52faith さん
ぬれ煎餅
[55305] futsunoおじ さん
前社長が1億以上横領したとかで、資金不足で車両検査ができず、運行に支障がでるということです。
 そういう事情があったとは知りませんでした。
 私は銚電の「ぬれ煎餅」は知らないのですが、新潟県の「I 製菓」のものは近くのスーパーで手に入るので時々食べます。 大手の「K製菓」でも同類のものを出してますし、他にも製造している所は結構あるようですね。 でも、銚電が「元祖」ということでしょうか。
 銚子にはぬれ煎餅のメーカーが他にもあるようですので、「銚電」が元祖ではないかも知れません。銚子名物とのことですが、発祥の地も銚子なのでしょうか。
 実は、この記事を読むまでぬれ煎餅なるものを知りませんでした。早速(新潟の米菓メーカーの製品を)近所で買ってみました。私自身は悪くないなと思いましたが、友人に食べさせると「しけった煎餅みたい」とのことでした。というぐらい関西ではなじみのない食べ物ですね。
[55400] 2006年 11月 30日(木)23:27:47【1】faith さん
Time to Take the Keys Away?
[55390] N-H さん他
開発途上国でしたら、まあ元々あまり自宅から動かず、家族も大家族ということなのでしょうけど、たとえばアメリカなどはどうしてるんでしょうね。
都市部以外では老人だけの家族ってのは少ないんでしょうか。
 アメリカでは年老いた親(あるいは祖父母)にいつまで運転を許すかというのはそれなりに重要な問題らしく、タイトルのような記事や議論はネット上でもいくつも見つけることができます。
 かの国では、運転できる(自分で動ける)ということに精神的な意味を見出している老人が多いとも聞きます。

[55294] かぱぷう さんを始めとする「北部九州」スレッドの皆様
私の不用意な言葉遣いから、充実した議論になり(笑)、驚いています。皆さんの議論は参考になりました。

※最後のセンテンスを追加
[55287] 2006年 11月 22日(水)02:10:37faith さん
北部九州
[55239] 有明つばめ さん
少なくとも、大牟田市民から見れば下関市に親近感が湧くことはまずないです。
かといって、下関市と福岡市や北九州市との結びつきを否定するわけではありません。
というか、そもそも「北部九州」の定義からして曖昧なところがありますが‥‥。
すみません。「北九州市」を最初は考えたのですが、そこまで限定しなくても…と思って「北部九州」と見慣れない用語をでっちあげてしまいました。
まあ「北九州市およびその周辺」とでも読み替えてやって下さい。

私が望むのは、都道府県合併というよりは都道府県再編ですね。
私も、合併と平行して、「線の引きなおし」も行えば良いと思います。例えば(あくまでも例です)福井県と富山県が合併する際に、福井県南部は滋賀県に合併するとか。

全然関係ないですが、銚子電気鉄道が、「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。ぬれ煎餅を買ってください」と呼びかけています。
[55230] 2006年 11月 18日(土)14:52:05【6】faith さん
Re:道州制の区割り
[55056]みかちゅう さん
せっかく都道府県の枠組みを越えた道州制の議論をするのですから、従来の都道府県の枠にとらわれない区割りはできないものでしょうか。
[55215] ryo さん
県単位」でのブロックまとめにしか考えられていないのはおかしなことです。
現状の枠を外すことも考えてこそ、道州制の意義が深まってくるように思います。

この意見に賛成です。同じ府県内でも、地域によって他府県との結びつき方も、その相手も異なるのは当然で、現在の府県の枠組みを前提にしてしまうと、異論が数多く出ることでしょう。
ただし、他地方との結びつきが強い、ということで分離していくと、最終的には吸引力の強い大都市を中心とした円を欠き取った残りのようないびつな「州」ができてしまいますが…

[55224] 有明つばめ さん
大牟田市の例は遠い地域の人間には気が付きにくい例ですね。
[55094]のN-H さんの
岡山と香川の結びつき以上に山口と福岡の結びつきは強いのでは?
という意見に関しては、そうなのかな?という感じですし。
これも県単位で言い切ることに無理があるのかな、と感じています。
下関市と北部九州であれば、岡山市と高松市と同じような緊密な結びつきがあってもおかしくないし、逆に岩国市は広島圏の都市であって北部九州との結びつきはほとんどありません。岡山県でも、津山市が、高松市と同じ生活圏に属するとは言いがたいと思います。
したがって、例えば「岡山市と高松市は一体の生活圏」→「岡山県と香川県は切り離せない」→「四国と中国は一体に」というのは実は2段階の飛躍があるわけですね。(hiroroじゃけぇさんの持論を殊更にあげつらっているのではなく、一例です)
[55094] N-H さんも似たことをすでに指摘されています。

[55188] ペーロケ さんの
逆に言えば、近隣と全く交流がない地域の方が珍しいと言えます。しかし、道州制は、ネットワーク間に強引に線を引いて分断する作業、とも言えます。
に結局は帰着してしまいますし、その分断が、人々の生活や経済活動を阻害するものであれば、そのような「道州制」は有害なものでしかないと思います。

もちろん、そのような問題が少ない都道府県同士の組み合わせもあることでしょうし、都道府県の境界を越えた人々の流動や経済活動は普通に行われています。
そのように考えていると、[55130] 役チャン さんの言われるように、都道府県合併から始めるので良いのではないかという気がしてきました。もっといえば、「(道州制はやめてしまって)都道府県合併だけで良いのでは?」という気もしています。強制力はありませんが、ある程度の効率化は図れますし、ネットワークの分断も少なくて済むと思います。

※最後の段落に加筆、「2段階の飛躍」の後の()に「殊更に」を挿入
※※さらに加筆
※^3 「位置によって」→「地域によって」「切り取った」→「欠き取った」
※^4 [55094] N-H さんへの言及を追加。改行を削除(1箇所)
※^5 「同じことをすでに」→「似たことをすでに」
※^6 「都道府県合併だけで」の前の()を追加。「必ずと言っていいほど異論が出ます」→「異論が数多く出ることでしょう」
[55184] 2006年 11月 16日(木)00:11:27faith さん
米沢九湯
[55183] 般若堂そんぴん さん
もし米沢にいらっしゃるのでしたら,是非,声をお掛け下さい.時間が許せば,運転手ぐらい
そんな畏れ多い…
でも、暖かいお言葉、ありがとうございます。私、「米沢ファン(笑)」なので般若堂そんぴんさんの書き込みを参考にさせて頂いております。

因みに,米沢市民で「米沢八湯」に親しんでいる人はあまりいないのではないか,と思います.「米沢九湯」の方が一般的のようです.
笠松鉱泉は知りませんでした。「鉱泉」というと、つげ義春氏の旅日記を想起します。
[55177] 2006年 11月 15日(水)21:53:45faith さん
米沢八湯
[55175] 般若堂そんぴん さん
[54517] かすみさん

米沢八湯という言い方は知らなかったのですが、そのうちの二湯(姥湯・新高湯)には入ったことがあります。
他の「六湯」も含めて、もっと頻繁に行きたいところです。前にも書きましたが、米沢やその近くの方が羨ましいです。
[55173] 2006年 11月 15日(水)20:30:03【5】faith さん
色々な分かれ方があってもいいと思います
[55163] hiroroじゃけぇ さん
私は、「結びつきを強める」ために同じ州にすることはありだと思います。「結びつきを強めたい」地域同士が、同じ州になったことで更に交流が進むとなれば、それはまた良いことではないでしょうか。
一般論として、地域同士が同じ州に属したいと思っているのであれば、同じ州に入れば良いように思います。重要なのは当の住民がどう思っているかですね。
たとえば[55133] hiroroじゃけぇ さん
今、このようにして結びつきを高めようとしている4県を分離してしまうのも、なかなか納得できないものがあります。
ですが、この4県の県民はどう思っているのかが知りたいところですね。

[55133]hiroroじゃけぇ さんの
中四国が一緒になるからといって、必ずしも流動が活発になるとは思っていません。また、「マリンやくも」の失敗から考えれば、もっと交流しやすい環境でないとならないのも理解できます。だからこそ、新たな挑戦としてのブロックであってもいいと思います。
などを見ていて、先にも書いたとおり、まず「中国四国で1州をなすべき」という結論ありきで話をされているように見えるのが気になり、いろいろと口を挟んでしまいました。
私自身は「中国と四国が1州となるべきでない」とまで思っているわけではありません。当事者(どこかの知事とかではなく、各県の県民)が望んでいるようになればそれで良いと思っています。
ただし、道州制を都市間競争の切り札にする思惑が一部の都市にあるとすれば、個人的には気に入りません。道州制は、特定の都市や地域のために導入されるわけではないと思いますので。

再び[55163] hiroroじゃけぇ さん
faith さんの引用からすれば、基本的に受験地は決められていると捉えてもよいのではないでしょうか。例の家庭教師の先生の話は5年前のことですが、「全員四国で受けるから、試験はやりやすかった」とも言ってました。
結果的に同じことですが、高松市の方が広島市より近いからそこに出願しているだけのように思いますが…
下記によれば(単なる掲示板の情報ですが)どこで受けるのも可能なようです。
http://school5.2ch.net/test/read.cgi/doctor/1108262255/13-16

※一部表現修正
※※同上
※※※余計な改行を削除。漢数字をアラビア数字に修正(各1箇所)
※^4 誤字訂正
※^5 「嫌悪感」を少しやわらかい表現に変更
[55156] 2006年 11月 14日(火)21:43:03【1】faith さん
医師国家試験、中国四国厚生局
[55146] faith
受験者の居住地域と受験地の関係については分かりませんでしたが、お話の通りとすれば、岡山県が四国ブロックに入っていることに多少の意外さは感じるものの、岡山県の受験者にとっては広島県より香川県で受験した方が便利だろうと判断されてそうなっているのであれば、柔軟な措置という気がします。
これについては、[55146] に追記したように、事実誤認の可能性が高そうです。
少し調べてみると、試験地は居住地とは無関係に選択できそうです。中国四国厚生局:国家試験のお知らせ
には
試験地『広島県』(管理栄養士は『岡山県』)での受験を希望する場合は、中国四国厚生局から願書等記載要領を取寄せて、受験申込をしていただくことになります。
願書等記載要領の請求方法
その他の試験地での受験を希望される場合は、管轄する厚生局に申込をしていただくようになります。
要するに、どの試験会場で受験するかは各受験者の裁量に任されているということのようです。
hiroroじゃけぇさんの家庭教師をなさっていた方が言われていたのは、(制度や試験地が現状と同じだったとすれば)「岡山の医学生の多くは、医師国家試験を(広島ではなく)高松会場で受験している」ということだったのではないでしょうか。

一方、上でも分かるように、厚生労働省には中国四国厚生局という組織があり、hiroroじゃけぇさん式に?中国地方と四国地方を一体化しています。(ただし、四国地方には支局を置いているようです。)

※誤字訂正
[55146] 2006年 11月 14日(火)06:17:27【7】faith さん
境界を引く
[55133] hiroroじゃけぇ さん
逆に高等裁判所は、今後の一般市民の参加を促すために、これこそアクセスしやすいところに設置するのがよいと思います。
なるほど高等裁判所はそうですね。(ただそうなると、現在地でもアクセスが悪いというほどでもなく、そのままで良いということになってしまうかも知れませんが…)

さらに、鳥取-岡山-香川-高知というつながりでは「三海ライン」とういものがありまして、高速道路で米子から高知に到達できるようになってから、4県による交流活動が行われています。
今、このようにして結びつきを高めようとしている4県を分離してしまうのも、なかなか納得できないものがあります。
これまでだって「州」という裏づけがなくても4県がそのような交流をしてきたわけですから、中国地方と四国地方が同じ州になってもならなくても、そのような交流は今後も続くことでしょう。
結局、行政区画と実際の経済活動や人々の流動とは別だということだと思います。

もっと交流しやすい環境でないとならない
「結びつきが強いから」同じ州にするというのは分かりますが、「結びつきを強める」ことを目的として、そのために同じ州にするというのでは話が逆でしょう。
(そういうので良ければ、たとえば、鳥取県や徳島県は阪神地域との結びつきをさらに強める「ため」に「近畿州」に編入すべきだという議論だって成り立つわけです。)

さらにいえば、違う州に属する地域間の交流を阻害するような道州制では、経済活動にたちまち支障をきたしてしまいます。

### 「中国地方・四国地方を1つの州にすべき」という結論が先にあるということはないでしょうか。

以前、岡山大学の医学部にいた家庭教師の先生が、「国家医師試験で、岡山は四国4県と同じブロックだ」と言っていました。このような歪みも、道州制導入後は解消されるのでしょうか

厚生労働省:医師国家試験によれば
試験地 北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県及び沖縄県
ということです。
受験者の居住地域と受験地の関係については分かりませんでしたが、お話の通りとすれば、岡山県が四国ブロックに入っていることに多少の意外さは感じるものの、岡山県の受験者にとっては広島県より香川県で受験した方が便利だろうと判断されてそうなっているのであれば、柔軟な措置という気がします。(それの何が「歪んで」いるのでしょうか。)

→後に、現状では事実誤認を含んでいる可能性が高いことが判明。(別発言にて記載)

道州制が導入されても、「公的試験の会場は『州』に1箇所だけでなければならない」とか「会場は『州都』に置かなくてはならない」というものでもないでしょうし、「州」の境界や「州都」の位置とは無関係に、総合的にもっとも望ましいように試験地の配置をすればよいと思われます。
むしろ、「州」の境界や「州都」が社会のすみずみに登場するといろいろな面で不都合が出てくるということをこの例は暗示しているのではないでしょうか。

※少し加筆。第1段落を削除
※※一部のセンテンスの順序を入れ替え。誤字訂正
※※※一部のセンテンスを削除
※^4-5 分かりやすいように言葉を補った
※^6 「さらにいえば…」のセンテンスを追加
※^7 「後に、現状では事実誤認を…」の注記を追加
[55127] 2006年 11月 13日(月)00:36:37【2】faith さん
アルビレックス、米菓
[55124] 逆太郎 さん
種目は違いますが、これだけ似たような名前があるとややこしいような気もしますが・・・
あえて「新潟」統一ブランドとしているのでしょう。
[55084] futsunoおじ さんが言われている北信越BCリーグなる独立の野球リーグが立ち上がろうとしていることはごく最近知りました。
米国で"the Big Four"(野球/アメフト/バスケットボール/アイスホッケー)があるように、日本でも野球/サッカー/バスケットのフランチャイズが各地域に置かれる時代がくるのでしょうか。

あまり関係ないですが、サッカーのアルビレックスのスポンサーとなっている、亀田製菓は所在地の新潟県の亀田町(現在新潟市に編入)に由来するのですね。米菓は今でも主産地は新潟県ということ(他にも有名な米菓メーカーが所在)、考えてみれば原材料の調達にはこの方が合理的ですね。

米菓というだけで、新潟とは関係ありませんが、鶯ボールって全国的に知られているお菓子だと思っていました。wikipedia の植垣製菓(製造元)の項を見ると
東日本や東北ではあまり知られていない。
とのことです。割と好きなんですが、関西以外ではあまり知られていませんか。
以前に回転焼(今川焼)の名称の分布が話題になったことがあるのを覚えていますが(今調べて見たところ、[21712]今川焼さん以降。ただしその前にも一旦話題になっていた模様)、この手のメーカー製のお菓子の地域分布、お菓子メーカーの勢力分布もそれなりに面白そうな話題ですね。(過去に話題になっていたらごめんなさい)

※誤字訂正、回転焼に関する話題の発言番号へのリンクを追加
※※その後の話題の盛り上がりも考慮して言及する発言番号を付け替え
[55088] 2006年 11月 12日(日)02:22:40【8】faith さん
州都、島根県と広島県の結びつき
[55083] hiroroじゃけぇ さん他
その良い例が島根県。松江からならば広島でも良いのに、岡山を経由するのが最も便利であること。それならば、いっそのこと大阪に行こうよとなってしまうのです。
そうでもないんじゃないでしょうか。
実際の統計を見てみると、島根県から広島県への流動は対岡山県、対大阪府を合わせたものの4倍となっています。国土交通省:交通機関別都道府県間流動表(年間)平成12年 (「全機関」のシートをご覧下さい。)しかもこの5年前と比べると、少なくとも島根県に対しては、広島県が持つ吸引力は相対的にも、絶対的にも大きくなっています。
島根県側も、広島県との繋がりが強いことを自覚しているようです。広島・島根の交流状況
こう見てくると、
ここは民主主義の考え方で、3対2で岡山の方がアクセスしやすい。
というのは怪しいと思います。(岡山県にそれほどアクセスしやすいのであれば、島根県の結びつきにおいて、広島県とここまで差がつかないでしょう。もちろん、ここで挙げた統計は都市間の流動の統計ではありませんが、大体の傾向はつかめると思います。)

つまり、人が集まらないと、経済を発展させることは大変困難なのです。
理想主義的な意見ですが、今更、人やモノやハコモノを引っ張ってくるような「州都」は作られるべきではないと思います。もちろん、一般市民が現在県庁で行えているような手続きは今まで通り各県で(あるいはネットによって各家庭で)行えるようにすべきで、一般市民が訪れる必要のあるような「州都」を今から建設すること自体、間違いだと思います。
所在地も既存の大都市ではなく、[55064] じゃごたろ さんが書かれているように三次市や庄原市(faith が他の例を出すとすれば高梁市)に、最小限の行政官庁と州議会(もしあれば)と高等裁判所ぐらいがあるような、静かで小さな州都で良いんじゃないかと思ってます。関西だと、京阪奈丘陵とか。
要するに、州都がどこであろうと、都市間の競争にも人々の生活にも影響しないようなものであるべきというのが私の意見です。

※誤字訂正
※※誤字訂正
※※※誤字訂正
※※※※最後のセンテンスを追加。語句を入れ替え。
※※※※※「もちろん、ここで挙げた統計は…」のセンテンスを追加
※x6/7 一部のセンテンスを論旨に関係ないと判断して削除。
[55060] 2006年 11月 11日(土)04:01:31【1】faith さん
「州都」
[55057] hiroroじゃけぇ さん

注:全ての中心地が一致するわけではないが、一致するのが望ましい
個人的な意見ですが、「州都」というものが、その「州」の全ての意味での中心都市となるべきものであれば、そんなものは岡山市にも広島市にも、中・四国のどこにも置かない方が良いと思います。
複数の極がある、というのは良いことです。経済発展というのであれば、そのような分散型の地域構造を保った形での発展を考えるべきであって、経済を発展させるためには1つの極以外は衰退しても良いというのであれば、経済発展って誰のためなの?と思ってしまうのは私だけでしょうか。

※後半を加筆
[55059] 2006年 11月 11日(土)03:39:01【4】faith さん
プロスポーツとしてのバスケットボール
実は1年前なのでニュースでもありませんが、日本でもプロのバスケットボールリーグである、bjリーグがスタートしており、今月から2年目のシーズンが開幕しました。
設立の経緯から、これまで日本のバスケットボールを統括していた協会とは折り合いが悪いようです。そのせいで、bjリーグの所属選手はオリンピックの日本代表からは締め出されたりされている状況を聞くにつけ、バスケットボールには門外漢ですが、bjリーグを応援したい気持ちになってきました。
もう一つ応援したくなる要素は、これまでプロスポーツに縁が遠かった富山県や香川県に本拠地を置くチームが加わっていることです。
今のところ、以下の8チームから構成されています。

チーム本拠地
仙台89ERS宮城県仙台市
新潟アルビレックスBB新潟県新潟市
富山グラウジーズ富山県富山市
埼玉ブロンコス埼玉県
東京アパッチ東京都
大阪エヴェッサ大阪府大阪市
高松ファイブアローズ香川県高松市
大分ヒートデビルズ大分県別府市

地方都市でもプロスポーツの市場が十分存在するということは、サッカーの新潟アルビレックスが実証したと言われています。(ところで、「新潟アルビレックス」という名称を持ったスポーツチームはいくつかありますが、資本関係はない緩やかな結びつきのようです。)
今度は新潟市よりもさらに都市規模が小さい高松市や富山市ですが、どのようなものでしょうか。

※表現を一部修正
※※チームのリストに1チーム抜けていたので追加
※※※脱字修正
[54551] 2006年 10月 23日(月)04:29:25faith さん
小型自動車競走法に残る6大都市
というほど大層なものではありませんが、この、オートレースなどを司る法律の第三条には
以下のようにあります。
(小型自動車競走の施行)
第三条  都道府県並びに京都市、大阪市、横浜市、神戸市、名古屋市、都のすべての特別区の組織する組合及びその区域内に小型自動車競走場が存在する市町村(以下「小型自動車競走施行者」という。)は、その議会の議決を経て、この法律により、小型自動車競走を行うことができる。
2  小型自動車競走施行者以外の者は、勝車投票券その他これに類似するものを発売して、小型自動車競走を行つてはならない。
ということで、都道府県以外に、オートレース開催のための「組合」を組織できるのは旧6大都市だけなのですね。もっともオートレース場があれば、そのほかの市町村でも(組合は組織できなくても)開催はできるわけで、結局どれほどの効力のある条文なのかは分かりませんが…
実際、現在オートレースを行なっているのは、いずれも旧6大都市以外のところですね。

宝くじ(当せん金付証票法)についてはどうか見てみましたが、こちらは
(都道府県等の当せん金付証票の発売)
第四条  都道府県並びに地方自治法 (昭和二十二年法律第六十七号)第二百五十二条の十九第一項 の指定都市及び地方財政法 (昭和二十三年法律第百九号)第三十二条 の規定により戦災による財政上の特別の必要を勘案して総務大臣が指定する市(以下これらの市を特定市という。)は…
ということで、都道府県政令指定都市であればどこでも、一応認められてはいるようです。(「戦災による…」は当然今では該当するところはないでしょう)
[54132] 2006年 9月 23日(土)00:28:07faith さん
名残 ~ 「立なし」公立高校、「県あり」私立高校
[54123]ezekiel さん
名残や痕跡の糸を辿ろうとする時に、
学校が基本的に文部省管轄になって、いわゆる“戦前の官立学校”
のイメージが出来上がる前の貌を浮き彫りにすることが第一歩では
ないかなあ~と考えた故です。明治19年以前(正確には明治17~8年
以前)の官立という言葉は、そういうニュアンスでの”あいまい”
だったのですが、私の言葉足らずだったようで
私が書いたようなことはとっくにご承知の上でのご発言だったのですね。
こちらこそ失礼しました。
確かに諸学校令以前には文部省以外が所管していた高等教育機関が多いですね。一方、当然かも知れませんが、この時期の府県立の学校の方が後の時期より独自性が強いと思います。
いずれにしろ、この時期の教育史に興味を持たれるとは、渋いというか、奥が深いですね。
[54106] 2006年 9月 21日(木)23:35:11【3】faith さん
「立なし」公立高校、「県あり」私立高校
[54099] ezekiel さん
でも創立が明治19年以前の学校では、官立という
表現でもあいまいですね。
この時期でも府県立、官立とも特にあいまい性はないと思いますよ。府県立、官立の師範学校や専門学校もすでにありました。(専門学校を規定する法律は、1903年(明治36年)の専門学校令を待たなくてはなりませんが)
 日本の教育に関してはもちろん昭和23年が大きな転換点ですが、
明治19年は、ひょっとしたらそれ以上の大きな意味があるのかな
あ~と。
おっしゃる通り、1886年(明治19年)は、森有礼文相が、「小学校令」「中学校令」「師範学校令」「帝国大学令」を出して、第二次大戦まで続く、学校制度の基を作った年です。この年以降をこれまでの「学制期」「教育令期」に対して「(第一次)学校令期」と呼ぶほどの、日本教育史上重要なできごとでした。

###でもなぜ明治19年の話に?


※「官立の専門学校や専門学校」の前に「府県立、」を追加
※※誤字訂正
※※※最後のセンテンスを2文に分離してにをは修正
[54084] 2006年 9月 20日(水)23:53:52faith さん
立あり、立なし 学校名
[54043] ezekiel さん
[54033] ぺとぺと さん

情報ありがとうございました。
戦前の旧制中等学校では“県名を県を含めて冠する"スタイル(県立の場合には「立なし」)
が、結構多かったのかなあ~
そのようです。ただ、「戦前」と言っても、[53908]にも書いたように、府県立中学校が一斉に改称されたりもしています。
推測ですが、(尋常)中学校は、当初は府県に設置が一校義務付けられ、当初は私立の中学校は認めていなかったため、「○○県中学校」で足りたのでしょう。(最後まで私立は認めていなかった(尋常)師範学校は、結局官立移管まで○○県師範学校であり、「立」は入りませんでした。)
山口県桜ヶ丘高等学校(周南市)
北海道栄高校(室蘭市)
香川県大手前高等学校(丸亀市)
香川県大手前高松高等学校(高松市)
広島県新庄高校
ここで挙げられた例については、[15834] 紅葉橋律乃介さんが紹介されている事情が関係していそうな北海道以外は、○○県がなければ、所在地が紛らわしいということが関係あるのかも知れませんね。
[54031] 2006年 9月 18日(月)00:04:47【2】faith さん
ひかりとのぞみ
[53980] ぐりゅん さん
[53853] 桜トンネル さん
をはじめとする「ひかりとのぞみ」スレッドの皆様

すっかり乗り遅れましたが、楽しく拝見していました。
[53958] グリグリさん
「あおば」ってもうないんですね...
[53941] YASU さん
JR東日本の例に倣い(近距離型(なすの、たにがわ)、遠距離型(やまびこ、とき)のように)、会社間にまたがるものは「のぞみ」、自社内運転は「ひかり」という定義にすれば
東北新幹線、上越新幹線も、開業したときは、東海道・山陽新幹線と同じ、
タイプ上越東北
速達あさひやまびこ
各駅停車ときあおば
という区分でした。(種別としてはみな特急ですが)
これが、東京への近距離速達列車(通勤列車など)としての機能(いわば「関東新幹線」としての使われ方)が比重を増す中で、東海道・山陽新幹線の列車愛称とは異なる発展を遂げたということではないでしょうか。
一方、吸引力が強い都市が相対的に均等に並ぶ東海道新幹線(およびその延長としての山陽新幹線)では、近距離型と遠距離形に分ける意義は相対的に小さく、当初のパターンを進化させた、速達型、各駅停車型、および近年のひかりのような「中間型」となっているのでしょう。

※誤字、脱字訂正
※※東北新幹線、上越新幹線の機能に関する表現を変更
[54028] 2006年 9月 17日(日)23:32:17faith さん
北海道の県道
[53965] じゃごたろ さん

関西でも風が強くなってきました。西の方では大きな損害が出ているようで気になります。
この場合の「県道」とは、そこまで深い意味がないものと思います。
ちょっと大仰なことを書いてしまったかも知れません。
ここで問題となるのは、すでに「府」というものがあるにもかかわらず、「縣道」という分類しかないことです。
このあたり、ある意味少し「いいかげん」ですよね。「(表現は)不正確だが、言いたいことは分かる」と学生時代に数学の先生に言われていたことを思い出します。
「戦前は島の名前に過ぎなかった」と言われている「北海道」が学校の設置主体になり得るように読める件と言い、かつての「北海道」(この例はそれだけではありませんが)の法令上での扱われ方は結構微妙なところがありますね。
[54026] 2006年 9月 17日(日)23:12:38faith さん
県名を冠する私立高校について
[54010] ezekielさん
[53981] 逆太郎さん 他

結構あるものですね。あと、
[22968] faith
[17261] まるちゃんさん
[17221] 委員長殿
などでも取り上げられている山口県鴻城高等学校などもそうですね。
このような名称を自ら私立学校が選択する理由は個人的には良く分からないところがあります。
兵庫県播磨高等学校の沿革によれば、ezekielさんもおっしゃるように、戦中に「兵庫県播磨女子商業学校」と改称したのが始めのようですが、「播磨女子商業学校」だけでも兵庫県の学校というのは明らかですし、県名を冠することにどういう意味があったのでしょうか。
[53956] 2006年 9月 14日(木)00:18:48【5】faith さん
まだまだ北海道地方費(&たくぎん)
[53950] hmt さん
また、「北海道地方費令」(勅令第18号)では、次のように記されています。
第1条 北海道地方費に関する行政は、北海道庁長官これを担任す。
第2条 北海道庁長官は、北海道地方費の行政に関し、その職権に属する事務の一部を部下の官吏または区町村吏員に委任し、または区町村吏員をして補助執行せしむることを得。
これこそ私が求めていた説明ですね。ありがとうございます。

(地方自治団体としての北海道は「北海道地方費」と呼ばれていた。)
の部分には、いささか疑問を感じます。
というか、ここまでくると、これが「諸悪の根源」という感じさえします(笑)。
「北海道地方費」は、本来の意味は予算上の名目であるが、法令の条文では、「府県」のような「地方公共団体」としても解釈できるような文脈で使われることがあった用語、とぐらいに思っておいた方が良いような気さえします。
(地方自治団体としての北海道は「北海道地方費」と呼ばれていた。)
はむしろ、当時の法令の条文を今見ると、このようにも解釈しうる、ということであって、当時の人々の実感からはおそらくかけ離れているのではないかと想像します。

“同名の銀行(愛称・たくぎん)は、一応は別の銀行です。”の「一応は」の部分にご注目ください。
こんなことを書くと負け惜しみみたいですが(笑)、hmtさんはご存知で書いておられるのだとは思っていました。
ただ、[53577]のように書かれると、「1997年に破綻した北海道拓殖銀行は、戦前に存在した北海道拓殖銀行とは同名であるが無関係なのだな」と誤解する人もいるのでは?と思いました。
(ちょうど、北海道拓殖銀行に吸収された戦前の北海道銀行と、1951年に設立された北海道銀行のように)

たまたま戦後の体制変換期となった50年後の昭和25年に、日本勧業銀行などと共に準拠法が廃止され、「銀行法」による普通銀行に転換しました。
補足しますと、日本興業銀行のように、普通銀行ではない、債券発行銀行となる道もありましたが、すでに債券発行を中止しており、資金の大半を預金に仰いでいた拓銀は普通銀行に転換することを選択したとのことです。(参考文献 「日本地方金融史」日本経済新聞社)

[53953] 北の住人 さん
「地方費道」以前は「假定縣道」「縣道二假定ス」
これも不思議ですね。こういう表現しか取れない理由があったのでしょうか。当時の北海道を「縣」と表現するのは、政府にとっては、(府県なみの)自治権の要求を促進しかねない、避けたいことのように思えるのですが。

※北海道地方費について加筆
※※「假定縣道」などへの言及を追加
※※※参照発言番号が間違っていたので修正
※※※※拓銀関連の言及の真意について表現修正
※※※※※「北海道地方費」という用語についての解釈の表現を修正
[53955] 2006年 9月 13日(水)23:43:06faith さん
立が付かない校名
[53909] ひぃ さん
ちなみに長野県の公立高校も「長野県立」ではなくて「長野県○○高校」ですね。
情報ありがとうございます。
宮城県、長野県、北海道が、道県立の高等学校の校名に「立」が入らないようですね。
さらに「市町村立」でも「北海道~高等学校」なので、設立主体は正式名称からは分からないのが特徴です。
戦後一旦は他の多くの府県と同じように~立をつけていたのを1950年に一斉に改称しています。(このあたりの事情については[15834] 紅葉橋律乃介さんが解説されています。)
[53908] 2006年 9月 11日(月)02:58:01faith さん
県→県立
[53907]faith
中学校や師範学校の校名には「立」が入らないなど、校名に「立」が入らない公立学校は中等教育あるいはそれ以降ではむしろ普通でした。
師範学校は官立移管まで「○○県師範学校」というような校名だったようですが、府県立の中学校の校名には1901年に(ざっとみたところ)多くの府県で一斉に「立」が入っていますね。(宮城県も同様)
「中学校令施行規則」の改正が関係あるのでしょうか。
[53907] 2006年 9月 11日(月)02:15:33【5】faith さん
「北海道地方費」について
[53601][53577]hmtさん
「北海道庁」と呼ばれたことは聞いていましたが、「北海道地方費」という地方自治体があったとは初耳であり、かつ意外でした。
でも、やっぱりおかしいな…というのが、率直な気持ちです。
詳細なご解説をありがとうございました。
実は私も、「北海道地方費」が今の「北海道」と同じように使われていたとは思っていません。(もしそんな使われ方をしていたら、「北海道地方費」という用語自体、「東京府」と同じように今でももっと知られていて良いはずです。)
どちらかというと「意外でしょ?」という驚きを皆様と共有したかったというところもあります。

その性格は府県とやや異なり、経費支弁団体としての性格が強かった。
そのくだりは私も読んでいましたが、実はこの文章の意味が良く分からなかったのです。
職員などの実体を持たない、予算上の区分ということなのか?それとも経費支弁「団体」なのだから、やはり「団体」、すなわち、職員を持つような「組織」なのか?

要するに、2面性を備えた組織「北海道庁」の中で、国の機関としてフロンティア開拓を進めるための費用が「北海道拓殖費」、そして、開拓をした結果として民政の段階に移り、本州以南の府県に準じた地方団体としての統治を行なうための費用が「北海道地方費」です。
なるほど、そういう観点で
ご紹介頂いた
北海道拓殖費に関する昭和二十二年度予算編成上の措置
を読むと、「北海道地方費」は、予算上の区分のようにも、読めますね。

府県は明治の初期から存在するものであって、(hmtさんもご指摘の通り)地方三新法の制定後は、府県は中央政府に属する地方官庁でありながら、地方自治団体でもあるという二面性を次第に帯びるようになりました。このことには概念的困難はありません。一方、「三県を廃止して北海道庁を置く」という1886年(明治19年)1月26日の布告まで存在しなかった、地方官庁「北海道庁」はそのまま1946年まで存続し、一方地方自治団体(経費支弁団体)としては(「北海道地方費法」以降)「北海道地方費」と呼ばれたという構造が、hmtさんのご解説で少し背景はクリアにはなりつつも、どうもfaith にはつかめていないところがあります。

「立」の字を使わないと言えば
そういえば、公立学校の校名に「○○立」と付けるのはいつごろから広まったのでしょうか。
例えば明治初期に石川県が設立した高等教育機関は「石川県専門学校」「石川県医学校」と呼ばれていましたし、他の府県でも中学校や師範学校の校名には「立」が入らないなど、校名に「立」が入らない公立学校は中等教育あるいはそれ以降ではむしろ普通でした。設置が府県に義務づけられていたことが関係あるのでしょうか。
今でも宮城県立の高等学校の校名には「立」は入っていませんね。
簡単な観察では「市」が設立したものには、「立」が入っていたことが比較的多いように思われます。

戦後、普通銀行として営業し、1997年に銀行破綻のさきがけとなった同名の銀行(愛称・たくぎん)は、一応は別の銀行です。
言われていることを誤解しているかも知れませんが、「北海道拓殖銀行」という特殊銀行が戦後普通銀行に転換した、という意味で「同じ銀行」と言えるのではないかと思います。(日本勧業銀行や横浜正金銀行(東京銀行)のように)

※より文意が明確になるように「戦後まで」を「1946年まで」と訂正
※※公立学校の校名についての記述の表現を修正
※※※その他表現を修正
※※※※公立学校の校名についての記述の表現をより簡潔にした
※※※※※公立学校の校名についての記述にさらに手を入れた
[53902] 2006年 9月 11日(月)01:06:02faith さん
きざみうどん, etc.
[53877] むっくん さん
「きざみうどん」は大阪では一般的なメニューですが京都では珍しいと思います(単に私が知らないだけ?)。
え?そうなんですか。個人的にはきざみうどんはとても好きです。だしにほどよくからんだ細切りのおあげとからむ麺が… あぁ食べたい。

[53869]小松原ラガー さん
もっと要件を緩和して、地方のそれなりの都市がジャンジャンと自治というか、権限強化が出来るようにしたら、今よりも地方が活性化するのではないでしょうか。
自治体の権限強化(地方政府が中央の許可なしにやれることを増やす)も良いですが、地方の活性化のためには、企業や個人の自由度を高めることが重要なのではないかという気がしています。
多くの企業の実質上の本社が東京に移っている理由の1つに、監督官庁など、中央政府との連携の必要性が挙げられます。
かつて繊維業界団体の多くは大阪にありましたが、旧通産省が、対米折衝の関連で半ば強制的に東京に移転させたという話を思い出します。(1960年代の話であって、戦前、戦中の話ではありません。念のため)

[53884] 白桃さん
[53865] 油天神山さん
[53846] YSKさん
[53645] みやこ♂さん
[53476] k-aceさん
[53475] 88さん
[53474] 稲生さん
[53463] 般若堂そんぴん さん

あらためてお気遣いありがとうございます。こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。
[53845] 2006年 9月 6日(水)22:56:34【2】faith さん
ご連絡
白桃さんをはじめ、お気を遣わせてしまった皆様、申し訳ありませんでした。
書き込みしたくなることは当然予想できたので、落書き帳を覗くことも自分に禁じており、お返事すべき書き込みにも反応できませんでした。

[53462]の「書き込みを今後は行わない」宣言は過剰反応のようなので、取り下げます。
今後ともよろしくお願い致します。
(新企画もあるようですし、)しばらくはキャッチアップに努めます。

[53846]YSKさん
あちらでのYSKさんのコメントを見てこちらを見に来る気になれました。お気遣いありがとうございました。あちら同様、こちらでもよろしくお願いします。

※未来へのコメントを追加
※※表現修正


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