都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
役チャンさんの記事が50件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[58236]2007年5月1日
役チャン
[58215]2007年4月30日
役チャン
[58066]2007年4月17日
役チャン
[57904]2007年4月10日
役チャン
[57874]2007年4月8日
役チャン
[57488]2007年3月31日
役チャン
[57373]2007年3月21日
役チャン
[57256]2007年3月13日
役チャン
[57246]2007年3月11日
役チャン
[57174]2007年3月5日
役チャン
[57165]2007年3月5日
役チャン
[57150]2007年3月4日
役チャン
[57069]2007年2月27日
役チャン
[57049]2007年2月26日
役チャン
[57015]2007年2月25日
役チャン
[56968]2007年2月22日
役チャン
[56836]2007年2月13日
役チャン
[56239]2007年1月15日
役チャン
[56233]2007年1月14日
役チャン
[56075]2007年1月8日
役チャン
[55784]2007年1月1日
役チャン
[55729]2006年12月30日
役チャン
[55719]2006年12月29日
役チャン
[55713]2006年12月28日
役チャン
[55710]2006年12月28日
役チャン
[55687]2006年12月26日
役チャン
[55675]2006年12月25日
役チャン
[55546]2006年12月16日
役チャン
[55435]2006年12月4日
役チャン
[55434]2006年12月3日
役チャン
[55212]2006年11月17日
役チャン
[55130]2006年11月13日
役チャン
[54612]2006年10月27日
役チャン
[53172]2006年8月8日
役チャン
[53170]2006年8月8日
役チャン
[51776]2006年6月15日
役チャン
[51717]2006年6月11日
役チャン
[51431]2006年5月22日
役チャン
[51341]2006年5月15日
役チャン
[51291]2006年5月12日
役チャン
[51215]2006年5月7日
役チャン
[50862]2006年4月17日
役チャン
[50789]2006年4月14日
役チャン
[50595]2006年4月9日
役チャン
[49924]2006年3月19日
役チャン
[49888]2006年3月17日
役チャン
[48757]2006年1月26日
役チャン
[48355]2006年1月14日
役チャン
[47481]2005年12月17日
役チャン
[46630]2005年11月13日
役チャン

[58236] 2007年 5月 1日(火)17:50:20役チャン さん
規制緩和と夜行バス
[58233] 小松原ラガー さん
利用者、旅行会社、バス会社の力関係で、やはりしわ寄せがバス会社に行っているとしか思えませんでした。

確かに多くの客を集めようとする旅行会社、バスの稼働率を高めようとするバス会社、所定賃金だけでは生活が苦しいので無理してでも時間外労働を厭わない運転手、競争社会でこのようなことが続くといつ大惨事が起きないとも限りません。

これは規制緩和が悪いのだとメディアなどが囃し立てることが多いのですが、私は規制緩和が一方的に悪いという意見に組みしたくはありません。むしろ規制緩和の時代に、安ければ何でも飛びつくという、消費者の行動そのものにもう少し配慮を求めるような論調があっても良いと思うのです。

そもそも長距離バスなど、どう考えてもそんなに安くできるわけがない。どこかで無理をしているのに違いない。またもともと東京・大阪間や仙台間の移動を、それほど安くしなければならない理由があるのだろうか、生活にとって必須のものなのだろうか、それが弱者を救済するものだろかと言いたくなります。

規制緩和による新規参入や競争により料金が下がったものは通信費や航空料金など数多くあり、それらは下がったというよりも適正になったのであり、これが規制緩和の成果だと思います。それが変に行き過ぎになりいびつな構造にさせないために必要なのは消費者のしっかりした判断でしょう。

人間がうっかりミスをしても殆どの場合はシステムが何らかのバックアップをしてくれて大事には至らないケースの多い飛行機や鉄道に比べて、バスの運転は一瞬のミスも許されない、おそらく現在の交通機関の中では最も過酷な職場なのではないでしょうか。そこが最も競争の脅威に晒されている事が問題です。

こう書くと、では金のない人は旅をするなということか、という話にすぐなります。青春18切符は提供者側が極端な無理をしなくても提供できるサービスです。それ以外にも家庭の事情などで旅をせざるを得ないが金がないという人に対しては、全く別な観点から補助が受けられる、というような仕組みを作るべきでしょう。とにかく安全を無視してまで低料金で提供するようなサービスは消費者が求めないから成り立たない、という社会になってほしいものです。

コスト構造を調べて、こういう料金では危ないから、このようなものは購入しない方がいい、というようなことを国民に知らせるのもメディアの役割ではないでしょうか。鬼の首をとったように規制緩和を批判するばかりではなく、このようなことを明らかにするのが公共交通の健全な維持、健全な社会の維持になるのだと思います。

ところで先日、東名夜行のプレミアム・ドリーム号を利用してみました。片道9310円というのは、通常8610円に比べてもたいした高さではなく、それにもかかわらず座席はゆったりしており、特に前後の間隔が広いので足を伸ばすこともできました。早割やネット割を使えば急行銀河B寝台の半額くらいで行けることになります。JRバスは途中の三ケ日で運転手が交代するので安心して眠ることもできました。
[58215] 2007年 4月 30日(月)09:27:14役チャン さん
夜行バス
[58191] 千本桜 さん
途中停車するバスは仙台東京間6,210円で、直行便は3,900円です。 

この夜行バスの運転手は途中で交代するのでしょうか。先日の長野県の貸切夜行バスの事故以来、格安夜行バスの安全性と原価構造が気になっています。
[58066] 2007年 4月 17日(火)08:59:39役チャン さん
島原鉄道遊湯券
[58041] 星野彼方 さん
 星野放浪記 九州北部編
諫早駅の券売機で購入したので、磁気券だったのですが、島原駅等で購入すると別の種類の切符になるのか確認できず。知ってる人います?
私は諌早駅の窓口(島鉄バス諌早営業所)で購入したのはお札の大きさくらいの紙のもので裏には利用できるホテル名と電話番号が書かれていました。切離し部分があり、これは温泉に入ったときに渡したと思うので、この部分が入浴券だったのだと思います。
[57904] 2007年 4月 10日(火)18:38:05役チャン さん
飛び地の村
[57891] hmt さん
望楼らしい塔屋があるという記述に接して、ピンと来たのは、地震が起きた際の津波への警戒体制です。
大変興味深いご説明をいただきありがとうございました。それにつけても私の市町村めぐりは極めて表面的なことしかしていないと恥じ入るばかりです。

今回青春18切符を使い4日間で和歌山県と三重県の28市町村役所・役場(平成の合併以前のものを含む)に行ってきたのですが、恥かきついでに飛び地村である和歌山県の北山村に行った報告をさせていただきます。

ここに行くには三重県の熊野市から三重交通のバスが3往復、北山村営のものが2往復ありますが、時間の都合で前者を利用しました。しかしこのバスは正確には北山村に行くというよりも北山川対岸の熊野市郁生地区に行くもので、北山村内の一部を通りますが村役場のある大沼地区には行きません。だから対岸の大沼口というところで降り橋を渡って行かなければならず、役場までの700メートルを帰りのバスが来るまで16分の間に往復しなければならなかったので半ば走るようにしました。尤もすれちがう人など皆無でしたから年寄りの醜態を晒すこともなかったと思いますが。

飛地となった理由は、村役場のHPによると97%が山林のこの村は昔から林業で栄え、伐採された木材は筏によって木材集積地の新宮まで運ばれていた。当時は人口の大半を筏師が占め、彼らは新宮の木材業者との結びつきが強く、明治4年の廃藩置県で新宮が和歌山県に編入されたときにも村民の要望により和歌山県に編入されたとのことです。江戸時代には和歌山藩新宮領に属していたそうです。

人口は570人、北山川が作る斜面に沿って走る国道169号線沿いのわずかな平坦地に小規模な集落が点在するだけでした。中心になるのが大沼地区で、ここに役場のほか郵便局や農協、さらには商店や旅館などがあり、小学校と中学校もあります。北山小学校のHPによれば、2006年度の児童数は27人で内10人が6年生、30年以上前に村内に3つあった小学校が統合されたが1950年には263人の児童がいたそうです。

私がこの北山村の土を踏んでいたのは僅か16分間だけでしたが、熊野市駅前からここまでのバスの車窓はなかなか変化に富み楽しかったです。北山川の流域に出るには急峻な山を越えなければならず、小型バスがやっと1台だけ通れる正に羊腸の小径という言葉がぴったりの道が続きました。滅多にすれ違う車はありませんでしたが、普通のドライバーにとってはかなり難儀しそうな道でした。特に高齢になってからの運転はかなりむずかしいと思います。

長いトンネルを抜け北山川に出ると七色ダムがあります。面白いのは天端(てんば)というダム堤体の最上部は車がやっと1台通れる狭い道路になっていて、バスもそこを渡り和歌山県側の北山村に入るのですが、この部分は国道169号線です。天端が道路というのはよくありますが、国道というのは珍しいそうです。ふと全国ダム天端渡りに挑戦している人も居るのではないかなどと思いました。

ちょうど桜の時期で途中の熊野市神上地区などは那智黒石の産地だそうですが、3千本あるという桜が満開でそれは見事でした。特に廃校となった中学校の校庭に咲き乱れる桜は、木造校舎とよく調和し、わが世の春を忘れさせまいとしているかのようでした。

今回も事前の調査不足で後悔が多々ありました。せっかくこのような珍しい村に来るのならばせめて一泊するなど工夫が必要でした。役場でもらったパンフレットによると、観光筏まで送迎してくれるバスがあり、更に瀞八丁のジェット船に乗り継げ新宮までバスで行くこともできたようです。紀伊半島の山奥は地形が複雑で川の流れにも変化があり、地理的にも、景観上も実に面白いところだということを知りました。そして桜の季節がお勧めです。

なお交通案内や観光筏については北山村のHPに載っていました。北山村HP
[57874] 2007年 4月 8日(日)11:50:02役チャン さん
(続)1枚の写真に2つの役場
やっと撮れました。

ちょうど1年前、長野県の豊丘村と高森町の両役場間は直線距離は2キロくらいで庁舎を相互に見ることができると記したことがあります。[50789]拙稿
珍しい例なので、2つの庁舎を1枚の写真に写せるのではないかと豊丘村のほうで撮影ポイントを探して見たのですが、残念ながら適当なアングルは見つけられませんでした。しかし旧庁舎跡地というのがすぐ横にあり、今は更地になっていますが門柱だけは残っていていました。安いデジカメで正面からこれを撮ると豊丘村役場と書かれた門柱のはるか先に高森町役場がかすかに写っていました。

先週和歌山県の湯浅町と広川町に行ってきました。
「落書き帳・測量部」[39426] 音無鈴鹿 さん によると近さランキングでは4位だそうですが、ここではじめて1枚の写真に両役場を収めることができました。

湯浅駅周辺の地図
この両町は紀勢本線のいずれも湯浅駅近くで、広川という小さな川を挟んで市街地は繋がっています。湯浅の庁舎は東京オリンピック前後に建てたと思われるかなり古いもので、4階建てですがその頃の流行だったのかどうか消防署の望楼のような更に4階分くらいの高い塔屋が建っていました。これに対して広川の方は平成になって建てられたと思われる人口規模を越えた豪華なものでした。広川町役場の正面から写真を撮ると左奥に湯浅の塔屋だけが写っていました。
なおこの両町は今回の合併でも影響されず今後もそれぞれ単独の道を進むようです。湯浅から広川へ歩いた途中の狭い道には熊野古道という表示が出ていました。
[57488] 2007年 3月 31日(土)11:01:49役チャン さん
海にいちばん近い市役所
[57476] みかちゅう さん
海にいちばん近い市役所はここでOKでしょうか?

尾道市役所の建物の一部は水面から数メートルしか離れていません。また尾道市と合併した旧因島市役所のすぐ裏も海でした。さぬき市は建物の一部と水面とが一番近いところで50メートルくらい離れているので、尾道が一番ではないでしょうか。今までそのような観点から市役所を見たことがないので自信はないのですが。
私は旧志度町役場へは1995年に行っていますが、そのときはもう少し駅近くにありました。

町村役場でしたら岸壁に建つというのがかなり多くありますが、これも合併で支所化したものが多いです。
[57373] 2007年 3月 21日(水)09:49:35役チャン さん
島原鉄道
[57363] なると金時 さん
[57362]星野彼方さん
第4日曜に島鉄に乗るのなら、1,500円のフリー切符を使えるかも。
他に「島原半島遊湯券」があるのがご存知と思いますが。3000円で島原鉄道の鉄道・バス・フェリーが1日乗り放題で、さらに指定された20箇所のホテルなどの温泉・入浴施設の中からひとつだけ選んで温泉に入れる入浴券が付いたものです。

何人か明らかに鉄道マニアがいました。
ここも鉄道廃止特需でしょうか。

私は昨年11月にこの切符を使い、諫早から島原まで反時計まわりに進み、14市町に行きました。(合併後は4市)
島原のホテルに荷物を置いてからこれの使える温泉ホテルを探し、1駅列車に乗った島鉄本社前近くの南風楼というホテルに行きました。街中を列車で温泉に行くなど坊ちゃんの気分でした。温泉ではこの「遊湯券」で来る客など滅多にいないのか対応に手間取り、私に待たせて迷惑をかけたと本来なら有料のバスタオルや浴衣をタダで貸してくれました。こちらは列車やバスを十二分に利用し、さらに温泉にも特段の配慮をしてもらい申し訳ない気持ちで一杯でした。
「遊湯券」のような企画キップは観光客が来てくれて、宿泊や食事や土産などに金を落として行ってくれるだろうということで売り出したはずなのに、私の場合は安いビジネスホテルに泊まり、駅前食堂で夕食を取り、土産も買わずに帰ったのだから地元も全くのあてはずれだったでしょう。限られた予算のなかでの市町村役場めぐりだから今回は許してもらうことにして、いつか家族とまともな旅行でいつかまた来てあげたいと思いました。私にそう思わせ、またこのようなことを皆さんにお知らせする気持にさせたことで、島鉄には効果があったのかも知れませんが。

島鉄の列車とバスは、ごく一部を除いては線路と国道は100メートルも離れておらず、ぴったりと寄り添うように並行しています。それぞれのダイヤは良く調整されており、両者が上手く補完しあってほぼ30分毎に鉄道かバスのどちらかが来るようになっています。諌早・島原間、島原・加津佐間とも所要時間に大差はなく、しかも「しまてつ便利帳」という100円で変える冊子には両方が一緒になった時刻表まで載っています。同じページに、時間順にバスは黒字、列車は青字で示されています。

加津佐から諫早へのバスは実は値段が鉄道より安い上に早いのは内緒。
個々の区間では料金はバスの方が若干高いと思いましたが、集落の多い市街地の中心を走りこまめに停まるというメリットがあるので納得が行きます。

しかし同じ会社が全く並行する区間にふたつの異なるシステムのものを走らせるということは経営資源の効率的投入という面では問題でしょう。昼間乗った限りでは、鉄道も小型車両1台だけで乗客もバス並みに少なく、島鉄の収入面では差はないでしょう。しかしコスト面では線路や信号、駅設備などのインフラを自前で維持保守を続けなければならない鉄道と、国が維持してくれる道路の利用料も払わずに国道上を走るバスとでは大幅な開きがあるはずです。
昨年11月の時点では島原以南の廃止のことは知らなかったのですが、ひょっとして島鉄は将来の鉄道廃止を見込んで徐々に、ダイヤ改正の度にバスの比率を高めて行き、鉄道がなくなっても平気だという既成事実を作って行こうとしているのではないのかと、その時は勘繰りたくなりました。

JR九州の車両はやはりいいです。羨ましくて悔しいくらい。
全く同感です。
[57256] 2007年 3月 13日(火)21:11:04役チャン さん
くりはら田園鉄道
この3月末に廃止となるくりはら田園鉄道に市町村役場めぐりを兼ね初乗車、及び乗り納めをして来ました。沿線には5つの町があり、大半は駅からも近いので役場めぐりには効率良い鉄道でした。但し2005年4月1日の合併で石越、若柳町は登米市に、金成、栗駒、鴬沢町は栗原市の一部になりましたが。

この鉄道は1993年に単独の私鉄から沿線自治体が大半を出資する第三セクターの鉄道となり、その後に電化からディーゼルに変更しています。だから今の車両は比較的新しい軽快型気動車で、床や内装には木材を多く使ったレトロ調で格調高い印象を受けました。また線路の保守状態はそれほど良いとは思われないのに乗り心地は悪くなかったです。まだ車齢も10年そこそこですから廃止後はどこかに転売となるのでしょうが、どこに行くのか楽しみでもあります。

金成役場最寄の沢辺駅は古い木造の駅舎に高齢の駅員が1人、列車交換時にはタブレットを手にホームの間を走って往復していました。平日にもかかわらず単行キハにはカメラを持った老若男女が乗っており、沿線から列車にカメラを向けている人も何人か見かけました。すでに土日は乗り切れないくらいの客だそうで、月末に向けさらに増えると思います。短期的には同社の収入増になり、おそらくJRやホテル、飲食店なども随分潤っているのではないでしょうか。鉄道廃止特需とでも言えましょうか、頭の良い人なら鉄廃ビジネスと称し、2~3年くらい前から地方私鉄の廃止届を出し、人を大勢呼んで適当に儲け、やはり廃止は止めましたというようなことを地域ぐるみで行うことを考えるかも知れない、などと余計なことを考えてしまいました。

何回かに分けて乗車したのですが、車庫のある若柳などでは大勢の下車客があり、ワンマンの精算をひとりづつが行い、料金が高いのでほとんどの客が千円札を両替してから運賃を支払らっていました。そのために列車はどんどん遅延して行きましたが、こういうのを見ていると、公共交通の運賃は百円単位にしても良いのではと思うほどでした。何百90円など、いかにも安くする努力を見てくれと言っているようですが、バスでもタクシーでも百円単位にすることによって停車時間を短縮し、交通流を円滑にすることができるかも知れません。尤も当社に関しては一過性のことで、ローカルのバスや鉄道では余計な心配事かも知れませんね。

なお鉄道廃止後は代替バスが運行されると思いますが、それについてのお知らせなどは駅や車内で見つけることが出来ませんでした。
[57246] 2007年 3月 11日(日)18:29:20役チャン さん
伊丹空港
[57231] 小松原ラガー さん
 
あれほど邪魔者扱いしていた空港が、いざ縮小だ、格下げだと国が方向転換したからといって「地元経済のためには存続」との考えで共生宣言とは、「なんやねん。こいつ。」と言いたくなります。
先日神戸空港から乗った羽田への便が離陸後10分近くも西に向かって上昇し続けたことを思い出すとともに、全く同感です。日本にはこのような話が他にも数多くありますが、伊丹のケースは中でも特にひどい話だと、地元に全く縁のない者には思われます。

なぜこのようなことになるのかを考えてみると、
(1)まず地元と一言で言いますが、それは誰のことなのか、住民なのか、商店の経営者達のことか、役所関係者や議員などいろいろあるわけで、どうもその時々で都合良く使い分けているのではないかということ。
(2)次に、なんでもとりあえず反対しておこう、金になるかも知れないから、という人がどこにでもいること。
(3)最後に反対する方に加担しがちなメディアの姿勢。

これらが合わさって、このような事態になるのではと思います。

国レベルの長期的なグランドデザインが欠けていることは確かですし、また国が地元を説得する力に欠けているというか、説得することから逃げていることも事実だと思います。
しかし、地元にも一旦主張したことを覆すことに恥じるような感覚が必要でしょう。メディアも国の無策を言うだけでなく、本来人間が持つべき見識というようなものについても語ってほしいと思います。

関空が開港する時に本来は廃止されるはずの大阪空港が存続し、結果、関空の利用率や経営そのものに影響を与え、今度は存続どころか「共生」ですか・・・どれもこれも、関西の空港政策および関連する対策は中途半端に見えるなぁ・・・

このような事をいつか断ち切らないと、社会全体のモラルが低下し経済がますます疲弊します。結局は国民一人ひとりが高い見識を持たなければならない、と思うのですが有り得ないことなのでしょうかね。
[57174] 2007年 3月 5日(月)22:55:55役チャン さん
都道府県庁所在地の経県値と通常の経県値
都道府県庁所在地の経県値は182点でした。
経県値の方は191点です。歳を重ねているせいかランキングでは5位でした。
経市町村値というのは、計画はないのでしょうか。
[57165] 2007年 3月 5日(月)09:32:26役チャン さん
港歴
2~3周遅れの役チャンです。
あまり記憶が定かではなく、証拠はと言われても困るのですが、私の港歴です。
やっとこれが出来たので、次ぎは経県値を計算します。

◎出発、到着とも利用、○出発のみ利用、●到着のみ利用、△着地のみ ▲寄航(上陸せず)

北海道函館○ 吉岡● 
青森 青森● 三厩○ 脇野沢○ 佐井●
千葉 金谷◎ 木更津◎
東京 東京◎ 大島◎ 三宅島錆ケ浜● 三宅島三池○ 御蔵島▲ 八丈島神湊◎
八丈島八重根◎ 青ヶ島◎、
神奈川久里浜◎ 川崎◎ 江ノ島○
新潟 新潟◎ 両津◎ 寺泊○ 赤泊●
静岡 沼津○ 戸田● 
愛知 伊良湖○
三重 鳥羽● 渡鹿野渡船場◎ 渡鹿野島◎
和歌山和歌山○
大阪 大阪○
兵庫 神戸◎ 津名◎ 姫路◎ 家島◎
鳥取 境港●
島根 七類○ 来居(知夫里島) ◎ 浦郷(西ノ島) ● 別府(西ノ島) ○ 菱浦(中ノ島) ● 海士(中ノ島) ○
岡山 宇野◎
広島 常石○ 福田(百島) ▲ 歌(向島) ● 金山(因島) ○ 赤崎(生口島) ● 瀬戸田○
三原● 竹原◎ 大長(大崎下島) ● 小長(大崎下島) ○ 木江(大崎上島) ● 
白水(大崎上島) ○ 豊浜(豊島) ◎ 田戸(上蒲刈島) ○ 宮脇(上蒲刈島) ● 呉◎ 
小用(江田島) ◎ 中田(能美島) ○ 宇品● 宮島口◎ 宮島◎
山口 下関唐戸○
香川 高松◎
徳島 小松島●
愛媛 今治○ 松山○
高知 高知◎
福岡 門司● 博多◎ 神湊◎ 大島◎ 能古渡船場◎ 能古島◎
佐賀 呼子◎
長崎 長崎◎ 佐世保◎ 大島○ 面高▲ 厳原◎ 芦辺(壱岐) ▲  郷ノ浦(壱岐) ◎
石田(壱岐) ◎ 田平◎ 平戸◎ 平(宇久島) ◎ 小値賀◎ 有川● 
郷首(中通島) ○ 若松● 福江◎ 玉之浦(福江島) ○ 荒川(福江島) ● 
奈留◎ 伊王島◎ 高島◎ 口之津○ 多比良○ 
熊本 長洲● 鬼池● 本渡○ 御所浦◎ 龍ヶ岳▲ 三角●
鹿児島鹿児島◎ 桜島◎ 串木野◎ 里(上甑島) ◎ 浜(下甑島) ◎
西之表(種子島) ● 島間(種子島) ○  宮之浦(屋久島) ◎  安房(屋久島) ●
沖縄 那覇泊◎ 本部◎ 運天◎ 粟国◎ 伊江◎ 伊是名◎ 伊平屋◎
西(南大東島) ◎ 西(北大東島) ● 江崎(北大東島) ○

中国 香港◎ マカオ◎ 九龍○ 蛇口● 
北米 シアトル○ ヴィクトリア◎ バンクーバー● 
イギリスカイル・オブ・ロハルシュ○ スカイ島◎ マレーグ● ストランラー○ ラーン(北アイルランド) ●
[57150] 2007年 3月 4日(日)11:53:22役チャン さん
島歴
書込み方法の件でオーナーに余計なお手間をとらせ恐縮しています。

さて私の島暦です。
鹿児島県の十島村と三島村には上陸したことがないばかりか、島影すら眺めたことがないのに、私の公式記録は両村とも訪問済みです。鹿児島市内にある村役場の写真を正面から撮っているからです。
今年の5月頃、奄美大島へ行くのに鹿児島から名瀬まで、十島村の村営船「フェリーとしま」を利用しようと思っています。

◎住んだ、○泊まった、●歩いた、△降り立った、▲通過した

主要四島 ○北海道 ◎本州 ○四国 ◎九州
千葉県  ●仁右衛門島
東京都  ○伊豆大島 ○三宅島 ▲御蔵島 ○八丈島 ○青ヶ島
神奈川県 ○江ノ島 ●城ヶ島
新潟県  ○佐渡島
静岡県  ▲弁天島
三重県  ○渡鹿野島 ●賢島
兵庫県  ○淡路島 ●家島
島根県  ○西ノ島 ●中ノ島 ●知夫里島 ▲大根島
広島県  ●田島 ●横島 ●向島 ●因島 ●生口島 ●大崎上島 ○大崎下島 ●豊島
●上蒲刈島 ●下蒲刈島 ●倉橋島 ●江田島・能美島 ○厳島
山口県  ●長島 ▲彦島
福岡県  ●大島 ●志賀島 ●能古島
長崎県  ○対馬島 ○壱岐島 ○平戸島 ●宇久島 ●小値賀島 △針尾島
●中通島 ●若松島 ○奈留島 ○福江島 ●伊王島 ●高島
熊本県 ●大矢野島 ●天草上島 ●御所浦島 ○天草下島
鹿児島県 ●上甑島 ○下甑島 ○屋久島
沖縄県 ○沖縄本島 ●伊是名島 ○伊平屋島 伊江島●平安座島 ●浜比嘉島 ●宮城島
●粟国島 ●南大東島 ○北大東島

港暦もいずれお出ししたいと思います。
[57069] 2007年 2月 27日(火)22:01:45役チャン[役ちゃん] さん
メンバー登録についての質問です。
どちらにお聞きすれば良いのかわからないので、とりあえず質問させていただきます。

私は「役チャン」という名前でメンバー登録しているのですが、昨日から新規書込みができなくなっています。ニックネーム欄がブランクになるので「役チャン」と打ち込むと、既に他で使われているというメッセージとともにエラーになります。
仕方がないので、とりあえず「役ちゃん」という名前で書込みをしましたが、システム上は全くの別人になつているはずですね。

荒らしの影響もあるのでしょうか。
[57049] 2007年 2月 26日(月)19:31:56役チャン[役ちゃん] さん
空港歴の分析
57027] まがみ さん
役チャンさん[56968]については、空港名が明示されていなかったので分析から外しています。申し訳ありません。

私の方こそいい加減な情報で失礼しました。きちんとした報告をさせていただきます。

◎=出発、到着とも利用、○=出発のみ利用、●=到着のみ利用、△=トランジット

3点=利用したことがある空港
新千歳◎、旭川●、女満別○、釧路●、函館◎、青森◎、大館能代○、花巻○、秋田◎、仙台○、成田◎、羽田◎、名古屋◎、新潟◎、小松◎、伊丹◎、関西◎、神戸○、岡山◎、山口宇部●、鳥取●、米子◎、石見○、高松●、徳島◎、松山◎、高知●、福岡◎、佐賀◎、長崎◎、熊本◎、大分◎、宮崎◎、鹿児島◎、屋久島○、沖縄◎

2点=空港の建物を訪問したことがある
八丈島、壱岐、福江、粟国、

1点=敷地内に入ったことがある
青ヶ島(但しヘリポート、建物はありませんでした)

海外
利用したことがある空港
ソウル金浦◎、上海虹橋◎、上海浦東◎、香港(旧新)◎、マニラ◎、シンガポール◎、バンコック◎、デンパサール◎、シドニー◎、
ロンドンヒースロー◎、ベルファスト○、パリシャルルドゴール◎、アムステルダム○、フランクフルト◎、ベルリンテーゲル◎、ハンブルグ◎、チューリッヒ◎、バーゼル○、ウィーン●、プラハ●、
ホノルル◎、マウイ◎、ヒロ◎、NYケネディ◎、NYラガーディア◎、マイアミ◎、タンパ◎、デンバー◎、ロサンゼルス◎、ポートランド●、シアトル◎、トロント◎、モントリオール◎、ケベック○、セチール●、ラブラドルシティ◎、セントジョーンズ◎、ハリファックス◎


港や離島については別途報告させていただきます。
[57015] 2007年 2月 25日(日)09:59:47役チャン さん
空港までLRT?
[57007] 小松原ラガー さん
兵庫県側からのアクセスはJRの伊丹駅からなどのバスが主体となります。
私もこのバスには何度か乗りましたが結構便利ですし、路線バスの他にも三宮、西宮、尼崎、姫路などに空港バスを走らせているので特にこれ以上のものが必要とは思えないのですが。

どうせなら現在門真南から千里中央を経由して大阪空港まで来ているモノレールをそのまま伊丹まで伸ばせばよいのでは?
空港アクセスも兼ねながら、大阪の環状線として沿線住民などにとって利用価値があると私も思います。

それよりも不思議に思うのは、せっかく神戸空港を開業させておきながら、兵庫県としては県民を神戸空港の方に誘導しようという政策は取らないのでしょうか。本当に神戸空港の利用を増やしたいならば、敢えて伊丹へのアクセスを従来よりも不便にするくらいのことをしてもいいのでないかと、競争社会に置かれた民間会社育ちの私は思ってしまいます。
尤も神戸空港は神戸市の作ったもの、兵庫県は知ったことはない、とでも言うことなのでしょうか。
[56968] 2007年 2月 22日(木)22:45:17役チャン さん
空港から歩いて行った村役場
空港の話で盛り上がっているようですが、空港から歩いて行った村役場があります。

高知県の吉川村です。ターミナル・ビルから直線距離で2キロくらいだし、着陸直前の機上からはまるで空港内の施設かと見間違えそうな場所に見えました。しかし実際に歩いてみると、車がビュンビュン走る広い道を何度も直角に曲がるので31分要しました。ここの役場に最も近い鉄道駅は土佐くろしお鉄道ごめん奈半利線の吉川駅ですが、ここからも2キロくらいあります。空港からバス、鉄道を乗り継いで行くよりはずっと早かったはずです。

この辺には狭いところにジグゾーパズルのようにひしめく赤岡、香我美、野市、野洲の4町があり、昨年3月に吉川村と合わせ合併し香南市となりました。ごめん奈半利線はこの5町村内を走り、それぞれの名を冠した駅があるのですが、必ずしもすべてが中心街にあるとは限らず、列車やバスを待ったりしない方がいいことがわかり、吉川→赤岡→香我美→野市と反時計周りに歩いてしまいました。一面の田畑が続く中、子供のころ高知県での米の二期作を教わったことを思い出しました。しかし見渡す限り全国どこにでもある冬の田園風景で二期作などは忘れられたのでしょう。そのときの記録の抜粋です。

2005/1/17(月)
羽田空港 8:35 → 10:05高知空港ANA561
高知空港10:15 → 10:46吉川村役場(徒歩 約3Km)1540 吉川村
吉川村役場10:50 → 11:10赤岡町役場(徒歩 約2Km)1541 赤岡町
赤岡町役場11:15 → 12:10香我美町役場(徒歩 約5KM)1542 香我美町
香我美町役場12:20 → 13:15野市(徒歩 約4.5KM)1543 野市町


なお私は高齢で社会人生活も長かったので、空港暦としては未利用空港の方が少ないです。
(離島を除く未利用空港)
稚内、紋別、中標津、弟子屈、帯広、札幌丘珠、三沢、山形、福島、調布、松本、富山、能登、福井、中部国際、南紀白浜、但馬、岡南、広島、出雲、新北九州

このうち今後の役場めぐりでも利用しそうにないところは、弟子屈、札幌丘珠、三沢、山形、福島、調布、松本、福井、中部国際、広島あたりだと思います。
また空港から歩いて行った方が早そうだという役所・役場は今の所思い当たりません。

離島には船で行くことにしているので、屋久島以外は利用したことがありません。

海外の空港暦は30くらいだと思います。
[56836] 2007年 2月 13日(火)18:35:01役チャン さん
那珂湊でマイカーvs公共交通を考える
[56816] スナフキん さん
市街地に入るかなり前から、道路は車の大行列で面食らいます。(中略) 並んでいる車の、ナンバーがまた遠いところが多くてこれも度肝を抜かされます。
そうですか、そんな状況ですか。交通需要というものが高いということですね。

「自家用車に利用客を奪われた」の一言で済むのですが、じゃあ鉄道を残すためにマイカー利用をやめよ、と言ったって沿線住民は聞かないでしょう。
沿線住民に限らず、交通需要があるのに公共交通ではなくマイカーを利用するというのは、利便性から確かにそうなっているのですが、私は公共交通側の怠慢がまだまだあると思っています。普段マイカーばかり利用している人が、何らかの事情でたまたま列車やバスを利用せざるを得ない時があり、利用して見たら案外便利だったということに今はなっていないのです。

本数が少ない上に接続が悪いということもありますが、大きな荷物(と言っても最近はキャリーバックを持つ人が増えたようですが)を持っての移動も面倒です。バリアフリーというのは、お年寄りや障害を持つ人だけのためではなく、大きな荷物を持った客のためにももっと推進するべきです。何もエレベータやエスカレーターを設置せよというのではなく、スイスなどに多い地下道へのスロープ化や、列車本数の少ない所では跨線橋をやめて構内踏切に戻すことなども有効でしょう。またそのようなハードウエアだけでなく、同一ホームでの乗換や、JR四国に多い駅舎側ホームへ発着などソフトウエアでの改善もあるでしょう。

今は「環境」が確かに決め手になりそうですが、飲酒運転防止の徹底化など公共交通にとっては順風のはずです。敢えて言えば敵のエラーに備えて守備固めをしておく、というのがいま公共交通がとるべき戦略ではないでしょうか。それなのに、どうも公共交通側が戦意をなくしているように思われる例が多いような気がします。
もちろん全国どこもそうだと言うのではなく、先日乗った岡山県の宇野バスなどは、料金が安いのに赤字になったことがないそうで、事例研究する価値があるように思われます。
[56239] 2007年 1月 15日(月)17:52:37役チャン さん
市町村めぐり・岡山編
[56237]みかちゅう さん
岡山県内はあらかた片付きましたか? 
78市町村(2002年基準)中まだ13残っています。主として津山の北東方面なので苦労しそうです。

佐伯庁舎前 7:00 → 7:15 熊山庁舎前 和気町福祉バス 2144 熊山町(赤磐市) こんなバスがあるとは。両役場の前に停留所があるのでしょうか。
朝夕片道1本づつありました。宿屋の主人に教えてもらったものです。佐伯庁舎の裏庭のようなところから発車しポールなどはありませんでした。旧佐伯町内の2~3ヶ所に停まりそれぞれ数名を乗せ、25人程度の定員の小型バスが満席になりました。岡山市への通勤通学者のようです。この後熊山駅まで短絡する形でノンストップでしたが、役場に行きたいと言ったら途中の近くで降ろしてくれました。正規のバス停以外で降りるのは自ら決めた公共交通利用ルールに反するのですが、和気経由でバスとJRを利用する当初計画に対し次行程が変わったわけでもないので良しとしました。和気は既に訪問済みだったし、朝食を15分遅くでき、そして何よりも料金が100円だったことで大いに得をし嬉しくなりました。熊山駅前でもポールは見つけられませんでした。

[49507]で情報を仕入れ損ねた町苅田方面ともども情報があればお願いします。
気がつきませんでした。

周匠は「周匝(すさい)」です。千葉県の「匝瑳市」と同じ字ですが、どちらも間違えてかかれそうですね。
その通りです。いずれも知らない字でしたが不注意でした。ご指摘ありがとうございました。

[56236] hiroroじゃけぇ さん
高下 15:42 → 16:01 柵原役場前 中国バス 2142 柵原町(美咲町) となっておりますが、乗車されたのはおそらく「中鉄バス」ではないでしょうか。
これもその通りです。
私の道楽をきちんとチェックしていただきお礼を申し上げます。
[56233] 2007年 1月 14日(日)22:59:24役チャン さん
合併自治体めぐり・岡山編
[56197] みかちゅう さん
恒例の自治体訪問を正月明けにこなしてきました。(中略)そのついでに吉永支所にも立ち寄ってみました。
それは又奇遇ですね。私も公共交通による全国市町村役所・役場めぐりの旅で1/10(水)吉永支所に行きました。

瀬戸町(瀬戸駅から徒歩3分)駅からすぐなのでこれといって見るところもなく、あっさり訪問終了。
私が行ったのは前日の9日(火)で庁舎の写真を撮っただけというもっとあっさりしたものでした。この後赤磐市の市役所となった旧山陽町役場までの3.5キロほどを歩きました。路線バスはあったのですが、天気が良かったことと後行程の待時間などを考えたからです。

現在の自治体単位で訪問するにしても、県北は遠いのが悩みです。合併した自治体に比べれば比較的バスの本数も多そうなところが多いですが。新庄村は駅から遠い上に別のところへ抜けられないのでなかなか気乗りしないところではあります
新庄村へは一昨年行ってきました。[42077]

今回は3泊4日で岡山・兵庫の県境付近の3市26町2村の計31ヶ所(いずれも平成の合併以前)を回りました。
[55720] hiroroじゃけぇ さん
岡山の「宇野バス」では、全国でも3本の指に入るほど運賃が安いのに関わらず、きっちりと黒字経営をしているのです。
その宇野バスに乗って来ました。他社に比べ車両が悪いとか、運転手の対応が悪いというようなこともありませんでした。但し運賃の上がり方がほぼ10円単位という小刻みなものだったのが目立ちました。赤坂支所あたりまでは座席の半数程度が埋まっているという、ローカルバスにしては乗客が多かったように思いました。

さらに以下の陸海空視察もしてきました。
陸: 旧片上鉄道、旧国鉄高砂線廃線跡、智頭急行線初乗車(但し上郡・西粟倉間各停のみ)、山陽電鉄網干・飾磨間初乗車
海: 家島航路初乗船
空: 神戸空港初利用 離陸便は上昇時は西に向かうのですね。10分近く姫路の先ぐらいまで行ってから東に旋回しました。伊丹や関空との空域の関係でしょうか。随分勿体無いという感じですが、エアラインの減便のねらいもこんなところにもあるのでしょうか。

スペースを多くとって恐縮ですが、ご参考までに行程を以下に表示させていただきます。
発地着地交通機関通算市町村
1/9(火)  
羽田空港 7:52 → 9:10岡山空港ANA651
岡山空港 9:21 → 9:57岡山駅前岡電バス
岡山10:51 → 11:07瀬戸 JR山陽本線2137瀬戸町
瀬戸11:15 → 11:50下市上徒歩(3.4Km)2138山陽町(赤磐市)
下市上12:52 → 13:02赤坂支所前宇野バス2139赤坂町(赤磐市)
赤坂支所前13:17 → 13:48吉井中学校前宇野バス2140吉井町(赤磐市)
周匠14:48 → 14:55福本宇野バス2141英田町(美作市)
福本15:33 → 15:37高下宇野バス
高下15:42 → 16:01柵原役場前中国バス2142柵原町(美咲町)
柵原役場前16:05 → 16:35吉ケ原徒歩(3.1Km)
吉ケ原17:35 → 18:00矢田備前バス2143佐伯町(和気町)
1/10(水)
佐伯庁舎前 7:00 → 7:15熊山庁舎前和気町福祉バス2144熊山町(赤磐市)
熊山 8:15 → 8:25吉永JR山陽本線2145吉永町(備前市)
吉永 8:55 → 9:11上郡JR山陽本線2146上郡町
上郡10:30 → 11:36西粟倉智頭急行2147西粟倉村
西粟倉12:05 → 12:09大原智頭急行2148大原町(美作市)
大原13:36 → 13:44太田神姫バス2149東粟倉村(美作市)
太田14:03 → 14:11大原神姫バス
大原14:24 → 14:41佐用智頭急行2150佐用町(佐用町)
佐用14:50 → 15:35播磨徳久3.9Km2151南光町(佐用町)  
播磨徳久16:15 → 16:45播磨新宮JR姫新線   
播磨新宮16:57 → 17:08本龍野JR姫新線2152龍野市(たつの市)
龍野橋東詰18:10 → 18:45山崎神姫バス
1/11(木)
山田(山崎) 6:35 → 6:54一宮町市民局前神姫バス2153一宮町(宍粟市)
曲里 7:45 → 7:59斉木口神姫バス2154波賀町(宍粟市)
斉木口 9:17 → 9:55山崎神姫バス2155山崎町(宍粟市)
山崎10:25 → 11:23千種市民局前神姫バス2156千種町(宍粟市)
Aちくさ12:30 → 13:15山崎神姫バス
山崎13:30 → 13:43安志神姫バス2157安富町(姫路市)
安富高速14:34 → 14:41夢前高速JR西日本バス2158夢前町(姫路市)
夢前高速15:42 → 15:49福崎インター神姫バス2159福崎町
福崎16:57 → 17:01甘地JR播但線2160市川町
甘地17:31 → 18:05姫路JR播但線
1/12(金)
姫路 6:41 → 6:58香呂JR播但線2161香寺町(姫路市)
香呂 7:25 → 7:43姫路JR播但線
姫路 8:20 → 8:37姫路港姫路市営バス
姫路港 9:00 → 9:27真浦高速いえしま2162家島町(姫路市)
真浦10:00 → 10:25姫路港高速いえしま
姫路港10:31 → 10:40飾磨工業高校前姫路市営バス
山電飾磨10:59 → 11:14山電網干山陽電鉄
山電網干11:35 → 11:45釜屋神姫バス2163御津町たつの市)
釜屋11:50 → 13:05鵤(いかるが)徒歩(6.9Km)2164太子町
13:34 → 14:08姫路神姫バス
姫路14:13 → 14:23加古川JR山陽本線2165加古川市
加古川市役所14:50 → 15:20尾上の松徒歩(2.3Km)
尾上の松15:33 → 15:40伊保山陽電鉄2166高砂市
荒井16:05 → 16:17播磨町山陽電鉄2167播磨町
播磨町16:25 → 16:45土山徒歩(2.1Km)
土山17:16 → 17:55三宮JR山陽本線
三宮18:52 → 19:10神戸空港ポートライナー
神戸空港21:05 → 22:15羽田空港 ANA414
時刻はダイヤ所定のものではなく、実際の乗降した時刻です。
[56075] 2007年 1月 8日(月)11:21:12役チャン さん
道路特定財源
[55982] faith さん
一般の自動車ユーザーが納得できる形での使用方法を提示できなかったことが、これまで道路特定財源の公共交通整備への活用が実現しなかったことの大きな要因だと思うのですが、どんなものでしょうか。
正にその通りだと思います。この問題は実に奥が深いものだと認識しています。皆さんのご意見を聞かせていただいたおかげで、私の考えも多少整理されてきたかなと思っている次第です。
まず私の基本的な認識は以下の通りです。

(1)そもそも目的税のひとつである揮発油税などからなる道路特定財源はあくまでもその目的に使用するものであり、これは公平性など税の基本理念に照らせば余剰が生じたから他に転用して良いというものではない。余剰が生じるならば減額(減税)するべきものである。
(2)しかし税のもう一方の役割である国策を遂行するための手段、良い悪いは別として関税のように、ある方向に社会全体を誘導する手段として使うことは許される。もちろんその為の事前説明がしっかりなされコンセンサスを得るという手続きが必要であるということは言うまでもない。
(3)道路特定財源についても、余ったから一般財源に回すということではなく、今後のわが国の交通体系というものをどのようなものにするのかの国民的合意を得て、その方向に向かうような支出にまわすべきである。

 このうちの「今後のわが国の交通体系というものをどのようなものにするのかの国民的合意」というものがわが国にはなく、その議論すら行われていないのは何故なのだろうかというのが私の素朴な疑問です。
 交通体系というのは、例えば公共交通と私交通へのそれぞれの依存度をどの程度とするかということであり、もっと具体的に言えば地方では当たり前になった一家に複数台の車を持たせることを前提とするのか、一家に一台を前提にするのかなどが基本でしょう。この辺りが今は曖昧であり、特に高齢化に伴う運転不適正者が今後増えて来ることからもやはりそのような議論が必要になるはずです。
 例えば高齢者に対しては路線バスなど公共交通網の拡充で対処するのか、タクシー利用に補助金を出すのか、自動運転ができるような車の開発やインフラへの投資をするのか、それとも青森市などがはじめたような高齢者そのものを都心に移住させるかなど選択肢がいくつかあるはずで、いずれにせよ金がかかることであり取捨選択ないしは優先順位づけを急がなければならないはずです。

 しかしこれには、自動車の台数を減らすのかどうかという議論を避けて通るわけには行かないでしょう。それでなくとも昨年は自動車の新車販売数が20年ぶりの低水準になったそうです(1/6付日経新聞)。これ以上の販売減をもたらすような政策に自動車業界が簡単に同意するでしょうか。一自動車業界と言えども、それが今やわが国を代表する基幹産業であり、間接部門を含めるとこの業界の盛衰はわが国経済全体にとって非常に大きな影響を与えます。政治的にも労使含めて強大な勢力です。

 また一方道路族とは誰かと言うと、実は国民の大多数が道路族なのではないのでしょうか。自動車産業はもちろん建設業やその背後にいる鉄鋼、電気などの関連メーカーだけでなく、工事が行われることによって旅館や飲食店などがなんとか持っている地元、そして何よりも利用者、私も良く車を利用しますが渋滞などに合うと道路行政の不手際だとつい非難をしたくなってしまいますからそんなときは私も道路族です。

 だからこのような国策にかかわるような議論を始めると、それこそわが国の産業構造を根本から覆すような議論になり収集がつかなくなる、いままで隠れていた諸々の矛盾などが白日の下に晒されるパンドラの箱を開けるようなことになり、だから誰もここに近づこうとしないのではないのかと思うのです。

 最早国全体では解決困難なことかも知れません。地方単位でならば可能なのかも知れず、ひょっとして道州制というのはこんなことまでも考えられているのではないかと期待したりしています。

 以上が私見ですが、公共交通への取り組み方がわが国よりはずっと進んでいるドイツも同じ自動車産業国であるなど、まだまだ私自身認識不足の面があると思っています。
長くなり恐縮していますが、引き続きご意見を聞かせていただければと思っています。
[55784] 2007年 1月 1日(月)15:09:30役チャン さん
(続)公共交通を良くしよう
あけましておめでとうございます。
今年も公共交通に頑張ってもらいたく、いろいろと意見を述べさせていただきたいと思います。

[55743]みかちゅう さん
普通に運賃が加算されていくバスは「基準賃率(1kmあたりの運賃)35円、5kmまでは賃率の1.5倍、5~30kmは賃率通り、30km以上は賃率の8割」といった指定がなされています。
そのようなことは知りませんでした。ありがとうございました。
1月から山武市の旧4町村を回る無料の巡回バスが新設されるので、こちらもぜひどうぞ。
旧山武町役場まで成東駅前から千葉交通バスに390円払って乗車し、帰りは総武線の日向駅まで約2.3キロを歩いてしまいました。1カ月遅らせれば良かったと残念に思っています。

[55720]hiroroじゃけぇさん
[55743]みかちゅう さん
軌道法上もたしか「軌道は道路中央に敷設する」という条件があったはずです
どこに線路を引こうが乗り易くさえすれば良いと思います。
長崎の市内電車(長崎電気軌道)は全線100円均一で本数も多くどの電車にも乗客が多く私の大好きな電車なのですが、一部の電停に行くのに歩道橋か地下しか利用できない、すなわち横断歩道すらないのが残念です。昨年11月に見た時は、諏訪神社前から蛍茶屋までの長崎街道上の電停である新大工町、新中川町は歩道橋のみ、諏訪神社前は地下道のみでした。少々車の流れが悪くなっても横断歩道と信号はつけるべきだと思うのですが。
まず開業済みのものを更に良くしてほしいですね。

[55741]いっちゃん さん
乗務員の報酬の違いが影響している場合も結構あることを付け加えたいです。(中略)地方側の乗務員の年収はせいぜい300万~400万円であるのに対し、共同運行相手の大都市側が1000万円前後といった例が結構あります。
大手私鉄に勤める友人から、バスの運転手の年収は公営、私鉄大手、私鉄中小で順に3:2:1であり、都バスの運転手には1000万プレーヤーが大勢いるという話を聞いたことがあります。
[55729] 2006年 12月 30日(土)19:39:18役チャン さん
わからないバス料金の算出根拠
[55720] hiroroじゃけぇ さん
[55721] みかちゅう さん

公共交通の運賃については、少々高すぎる感じがします。
バス料金の算出根拠というのが全くわかりませんね。というよりも基準なんかないのかも知れないと思いたくなりました。
12月27日、役場まわり納めとして千葉県へ青春18切符で行ってきました。芝山鉄道(初乗り)の芝山千代田から町役場のある芝山文化センターまで乗ったバスが空港シャトルバスと言って距離に関係なく1乗車200円でした。 http://www.town.shibayama.chiba.jp/syoukai/access/accessfame.html
成田空港から旧蓮沼村役場のある蓮沼中央まで、およそ15キロを乗っても同額で(以遠になると300円)、バスはリムジン・タイプの豪華車です。朝方乗車した時は空港周辺企業への通勤者が結構乗車していました。千葉交通が運行していましたが、誰が補助金を出しているのでしょうか。

これは特殊な例かも知れませんが一方でこんな安い例もありますから、今やバス料金はコスト積み上げよりも政策的に決まったものの方が多いかも知れませんね。
[55719] 2006年 12月 29日(金)23:22:27役チャン さん
鉄道か道路か(大都市中心部編)
[55715] みかちゅう さん
依然として道路が混雑しつづけるのはなぜなのでしょうか。それは中心部を頻繁に動き回る商用車などでも十分に混雑しうるだけの台数があるからでしょう。
その通りです。都会では時間指定の宅配便、コンビニの少量多頻度仕入に見られるように産業界のみならず個人までがジャスト・イン・タイムを求めるようになってきているからです。このためには必要以上に車を走らせなければならず、この傾向は競争がある限りますます悪化して行くでしょう。どこかで車線が増えてもすぐにそれが埋まってしまうのはこれが当然と皆が思っているからで、このあたりを消費者も含め皆が自制するようになれば少しは変わってくると思います。

そこで逆説的に自動車が不便になるような措置をとるわけです。
我国が自動車産業国であるという現実からなかなか困難ではありますが、実は徐々にそれが始まっていると言えないでしょうか。飲酒運転の罰則強化や駐車違反の取締り強化を含めた道路交通法改正などは、安全のためという大義名分ながら実は自動車の無秩序な増大を憂いている一部の英明な人たちが少しずつ手を打ち始めた、と言ったら楽観的に過ぎるでしょうか。

それにしても、こんなに絶好球が飛んで来ているのに公共交通側の無策には歯がゆい思いがします。このようなときにバスの増便をするとか、割引切符を出すなど公共交通側が何か手を打ったでしょうか。いままで車ばかり使っていた人が、仕方なく公共交通を使ってみたら意外に便利に思った、というようにすることが必要なのです。制限を加えることにはさまざまな抵抗があるでしょうが、自動車が不便になるような措置をときには公共交通側が受け入れ体制を取るということがあってはじめてそのような政策に効果が出てくるのだと思います。

違法駐車を一掃すれば従来どおり2車線分が確保できるはずです。
これは上記の改正道交法の運用を徹底すれば可能なはずです。そして次に採る手はある特定地域内への一般車の乗り入れ禁止、例えばモール街の推進でしょうか。これとて抵抗があるでしょうから、大義名分は安全と環境破壊防止とし、例えば乗り入り可能なのは業務用でかつハイブリッドなどの低公害車に限るとしたら良いかも知れません。そして公共交通側がそのチャンスを逃さないように、例えば無料にする必要はありませんが丸の内シャトルのようなものは有効だと思います。 http://www.hinomaru.co.jp/metrolink/marunouchi/

青森市などがコンパクトシティ化を推進しているようですが、こういうところで実験的に実施してくれたら良いと思います。
私はまだ絶望することはないと思っています。
[55713] 2006年 12月 28日(木)23:02:59役チャン さん
(続)鉄道か道路か
[55691] みかちゅう さん
[55692] hiroroじゃけぇさん

私の変な問いかけにご意見をいただきありがとうございます。

政治家が地元経済の発展をもくろんで路線を引っ張ろうとする点も共通しています。
正にその通りで、今でも新しい路線や新駅を作るという話になると政治家は俄然張り切ります。新幹線が良い例です。しかし既存路線の安全と快適のための維持保守費用を公が負担するという話には誰も動こうとしません。

道路は公のもの、線路は企業(私)のもの
だから鉄道事故が起きるとマスコミはいつも、儲けに走って線路の維持を怠った鉄道会社が悪いと非難の合唱をはじめます。

私は今後ますます鉄道が不利になって行くと思います。道路整備は何だかんだと言っても今後ますます進むでしょうから定時性に弱いと言われている自動車の欠点が小さくなり、人気取り政策を採ろうとする政権の下ではいずれは自動車関連税や高速道路代が下がると思うからです。そうなるとますます鉄道が不利になります。

「車社会」で食っている人は(中略)相当数に上るのは間違いないでしょう。(中略)あえて自動車関連に不利になる政策をとることなどありえないことです。
私は日本という国が、例えば都市交通について公共交通を生かすのか、私的交通中心で行くのか、或いはそれをうまくバランスさせて行くのかという交通全般に関する基本方針がなく、だから道路(バス)と鉄道とをどう共存させるかの議論も進まないのだと思います。
しかし案外こんなことは皆わかっていることで、ただしその議論をすることは我が国の産業構造を根底から覆すようなことになるのでタブーとして触れないのかも知れませんね。もともと資源に乏しい我が国が、本当にいつまでもこのような経済構造を続けられるのか、いつまでもその問題を避けて通れるのだろうか、と心配ではありますが。

なおこの議論はよほど論点を絞らないとすぐに発散してしまう恐れがあります。公共交通対私的交通か、道路対鉄道か、都市圏の議論か地方の議論かなど対象を常に意識して話さないと議論がかみ合わなくなります。自分で問題を投げかけておきながらみなさんを混乱させご迷惑になっているのではないかとの危惧を抱きはじたところです。
[55710] 2006年 12月 28日(木)18:41:23役チャン さん
(続)頑張れJR九州
[55689] かぱぷう さん
長崎線の普通列車817系のことではないかと思いますがいかがでしょう?
その通りです。私の間違いでした。自ら鉄チャンでもあると言っていただけにお恥ずかしい限りです。その817系に先月、長崎本線の小長井から佐賀まで乗りました。多くの駅や信号場で交換や追い越され待ちで停車するので特急では45分前後のところが1時間34分かかりました。これも一部の曲線改修や部分複線化などをすれば随分良くなると思います。

座面のシートが薄すぎて30分も座っていると尻が痛くてしょうがない。
私にはそんなことはありませんでした。人によるのでしょうか?

「特急乗れって暗に言いよるんやないと」
特急の方が各停より安い場合があるのでこれもそうとは言えません。例えば博多・佐賀間の場合、運賃は1,080円ですが、2枚切符という回数券を買えば運賃+自由席特急券で1枚当たり1,000円になりますし、4枚切符だと900円です。この区間の高速バスは1,000円で、こちらもいろいろな割引があるのでどちらが安いかは一概に言えませんが、要はJRを利用させようということであって必ずしも特急利用を促進させようというのではと思います。
この切符はかなりの人が利用しているようで、私がJR九州は特急料金を廃止してもいいのではと思う根拠もここにあります。指定席は別途、列車種別に関係なく、それも今よりも割高なものを設定すれば良いのです。
それにしても良く頑張っていると思います。
[55687] 2006年 12月 26日(火)18:21:19役チャン さん
頑張るJR九州
[55677] ペーロケ さん
JRの中ではJR九州が一番車両にお金をかけているような気がするのは何故でしょう?おそらく、新幹線が主力じゃないから、特急の車両にもお金をかけられるんでしょうね。

JR九州は特急だけでなく一般の車両にも力を入れています。長崎本線を走る普通電車(815系)などは性能、アコモデーション、デザインに優れ、近郊型電車の中で私は日本一だと思っています。このように独自のサービスに力を入れられるのが分割民営化の良い面であると言ってもいいでしょう。

その背景は高速道路との厳しい競争で、マイカーだけでなく高速バスの脅威にも晒されているからです。特に1万円で3日間九州内の高速バスを含むすべての路線バスに乗り放題というSUNQパス  https://www.rakubus.jp/service/sunq.html が売り出されますます不利になっています。車両と運転手だけ用意すれば後は高速料金を払うだけでビジネスができるバスと、線路や信号などすべてのインフラを自前で用意し維持保守しなければならない鉄道とでは公平な競争になっているとは言えません。

鉄道のインフラも公道と同じようなものだから、その維持保守は道路と同じように国や地方自治体が費用を負担し公平な競争をさせた上で利用者に選択させる、というのが最近の欧米の考え方です。

そうなっていないわが国で、JR九州のひたむきな企業努力には頭が下がる思いがします。JR九州は、面積がほぼ同じで都市の分散具合も似ているオランダやスイスの鉄道を参考にしているのでしょう、等時隔でかつ乗換の利便性を考えたダイヤを作るなど車両以外にも利用者を増やす努力をしています。しかし今の線路状況では完璧なものは作れず、これ以上良くするには曲線改良や部分複線化、軌道強化などインフラ部分の改良を待つしかないと思われます。

だから道路特会の一部をこれにまわすべきだと思うのですが、しつこくなるのでここでは止めておきましょう。JR九州は支線も含めた完全な等時隔ダイヤを作り、特急料金も廃止するなどしてオランダ、スイス並みの高サービスの鉄道になってほしいと思います。また九州新幹線全通後は小倉以西もJR九州に移管し九州内で自己完結的なビジネスをしてほしいと思います。

頑張れJR九州、エールを送りたい気持ちです。
[55675] 2006年 12月 25日(月)20:52:44役チャン さん
鉄道と道路
[55673] faithさん
鉄道と道路の対抗ですが、いろいろな考え方はあるでしょうが、

最近ヨーロッパの鉄道(特にドイツ、スイス、オーストリア)に比べ日本の鉄道、なかでも幹線はともかく亜幹線の乗り心地が際立って悪くなっているような気がします。車両は悪くなさそうなので、どうやら線路の保守に問題があるのではと思います。

ヨーロッパは鉄道の上下分離が進み、インフラは道路などと同じ公共財という考えのもとで国や地方自治体の経費負担による保守作業がきちんと行われています。これにより鉄道と道路との競争が、ある程度公平な条件のもとで行われることになります。

わが国では、道路特定財源の余剰分の一般財源化の議論があるものの、それを鉄道のインフラにまわすという議論が起きません。その理由はいくつか考えられますが、根本的なことはわが国が自動車工業国だからだと思いますが、いかがでしょうか。

自動車の競争相手とは、飛行機や船ではなく鉄道です。自動車の販売量を維持するために、自動車で移動するということが鉄道よりも不利となるような政策をわが国では採るわけがない。自動車産業に従事する人の数は、関連産業も含めると夥しいものになり、政治勢力としても最強なのではないのだろうか、と思うのです。

LRTの議論が、総論で賛成だが個別にはなかなか実現しないというのも、地元や建設業が大型工事を望むからということもありますが、自動車の利用が減るという恐れを持つ人々の抵抗も(もちろんそれとわかるような行動はとらないでしょうが)大きいのではと思います。

私は上記のように考えるのですが、ドイツだって自動車工業国ではないかとか、アメリカだってLRTの開業が進んでいるではないか、と言われると自信がありません。

私が鉄道が好きだからということだけでなく、エネルギーや環境問題を考えたときに、やはり鉄道というものは捨てられないと思うので、私は道路特定財源に関するこのような議論が起きない真の理由を知りたいのです。皆さんのお考えをお聞かせいただければ幸いです。
[55546] 2006年 12月 16日(土)11:12:51役チャン さん
全国市町村要覧
市町村自治研究会というところが編集し、第一法規より毎年出版されている同書についてはご存知の方が多いと思います。
全市町村の面積、人口、役所・役場の所在地、合併の経緯などがコンパクトにまとめられており私もほぼ毎年購入しています。

このほど平成18年版を入手したのですが、当然ながら収録している市町村数は大幅に減っています。それなのに1冊4000円と料金が変わっていないことにはなはだ疑問を感じています。合併によるコストの削減というのは、当該自治体だけのことでなく、このような関連分野にも波及させるべきことだと思うのですが。一般企業や個人が買うようなものではないので市場を見ていないということなのかも知れませんね。

ちなみに同書のここ数年の変遷を示します。

収録市町村数総頁数市町村資料部分頁数その他部分頁数価格
平成13年版32246084072013,700円
平成16年版31005483961523,700円
平成17年版22165924371554,000円
平成18年版18205314001314,000円

平成17年版からは市町村資料部分の各県毎の地図がそれまで1枚だったものが合併前後の2枚となっています。それで増えた分は47ページです。
その他部分は全体統計や参考資料となっています。
[55435] 2006年 12月 4日(月)00:13:16役チャン さん
香港の公共交通機関
[55390] N-H さん
ここ香港は公共交通機関の見本市のようなところで、じつに様々な交通機関が低運賃で頻繁に運転され、よく利用されています。

私も3週間ほど前、20年ぶりに香港に行って来ました。香港は正に公共交通のお手本のような都会だと思いました。欧米の各都市にあるような交通連合によるゾーン体系による料金制度には至っていませんが、オクトパスというICカードが実に良く普及していました。これは地下鉄、郊外電車、バス、路面電車すべてで使え、都度キャッシュで購入するのにくらべほぼ10%安に設定してありました。来年にはタクシーでも使えるようになるそうです。
わが国の首都圏でもJRのイオカードの仕様を今後私鉄やバスに展開するとのことなので、そろそろ割引を考えてもいい頃ではないでしょうか。

また地下鉄の乗換が、どの方面に行くのにも必ず同一ホームでできる、すなわち階段の上下がないという、これも実に良く工夫されているし、案内も解り易いです。後から出来ただけあって世界中の地下鉄の問題点を研究したのかも知れません。地下鉄とバスの乗換も便利です。

香港のように人口が密集した狭い場所を動くには、自家用車なんかよりも公共交通に頼らずを得ないということがあるのかも知れませんが、どの路線もいつも混んでいます。いくつかの私企業により運行されていますが、市や国からの援助があるとは聞いておらず、公共交通はエレベーターや動く歩道のような都会のインフラなのだから行政が積極的に補助するのは当然という欧米とは違うようです。
[55434] 2006年 12月 3日(日)23:42:49役チャン さん
DMVの可能性について
[55394] hiroroじゃけぇ さん
[55395] みかちゅう さん
[55425] むっくん さん

DMVの話題を楽しく拝見しています。

今のDMVはまだテスト段階のものですが、本格採用時には10~20両の総括制御が可能なことや鉄軌道上では最高100キロくらいまでのスピードが出せること、更にバッテリーを持ったハイブリッドにすることに成功すれば、公共交通の切り札になる可能性ありと思います。

例えば10方面くらいからのバスを集め1本の列車として鉄軌道上を走らせることによって、かなりきめの細かいサービスを効率良く提供できるかも知れません。
また都心を鉄道、周辺部をバスということを中心に考えているようですが、逆に鉄軌道上を走ってきたものを都心でまた分割して市内中心部まで乗客を乗換なしに運ぶという、カールスルーエ・モデル(路面電車がドイツ鉄道の本線に乗入れている)のようなことも、エンド・トゥ・エンドが実現でき、ある程度の規模の地方都市などでは効果的と思われます。

また鉄軌道上は自走ということに捉われず機関車牽引とすることも良いかも知れません。いずれにせよ夢の広がる乗物です。鉄道と自動車の縦割り行政の弊害が阻害要因にならなければいいと思いますが。
[55212] 2006年 11月 17日(金)09:57:34役チャン さん
道州制のテストケースは北海道から
[55153]むっくん さん
そもそも国が北海道開発庁を作って無理矢理権限を北海道から奪い取りました。(途中略)如何に北海道庁が動こうとも国側の反応は鈍いままで大勢には影響しないのではないかと考えられるのではないでしょうか。

全く同感です。現在の道庁の力が特に弱いということでなく、普通にやっていたのではこの問題はいっこうに前進しないだろうというのが私の考えです。ですから北海道開発庁の機能をすべて道の傘下にもって行くような強い政治力が働かないとまず無理でしょう。それには閣僚級の、できれば総裁選に出馬するくらいの実力者が知事になる必要があると思います。

そして新しい枠組みでの北海道(北海州?)で数々の特区的な施策を行い、本当に道州制が住民メリットになり国の行政コストの削減につながるのかどうかをテストする、その上で全国への展開を考える、ということが必要なのではないのでしょうか。

今回のような市町村合併が更に2~3回あれば、いよいよ今度は都道府県の合併ということが現実のものとなって来るでしょうから、それも見据えた北海道での先行テストは大いに価値のあることだと思います。

そんなことを考えると、道州制は50年~100年のプロジェクトかも知れませんね。
[55130] 2006年 11月 13日(月)09:46:56役チャン さん
道州制は都道府県合併から
私は区割案や州都の問題はかなり奥が深く、地理の話題としは大変面白く、また興味の尽きないものだと思っています。しかし実際問題としていきなり道州制にもって行くのはかなり難しいのではないか、たとえ客観的な地理上の問題として解決したとしても、抵抗勢力の力や政治的な思惑などで実現となると現実的にはかなりむずかしいと思っています。

私は市町村合併が進んだ後の次のステップとして都道府県合併という話しが出てくるのではないか、すなわち「なしくずし式」に道州制への移行するのが現実的ではないか思っています。
(1)市町村合併の結果自治体数が少なくなった隣接する複数県が合併する。
(2)ある程度広域で規模の大きくなった県は政令指定県とし、国の権限や機能の一部を移管する。
(3)政令指定県の方が通常の県よりも住民にとってメリットが大きくなれば、いずれすべてがそうなり道州制が導入されたことと同じことになる。

市町村合併も後50年くらいの間に2度くらい平成の合併規模のものがあれば、全国が政令都市だらけになり、現行の都道府県の位置づけもかなり変わって来て、合併や政令指定県といった話しも浮上するでしょう。そのくらい息の長い話しだとも思います。

また政令指定県の知事には大物になってもらう必要があるでしょう。例えば総裁選に出馬するくらいの実力者が知事になる必要があると思いす。国の権限や機能を移管するテストケースとして、北海道が特区としてせっかくのチャンスを与えられているのに、道側の力不足で進んでいるようには見えません。石原都知事のような強烈なリーダーが地方側にいないと、この問題はなかなか進まないと思います。

以前も同じようなことを書込みしましたが、県同士の合併からのスタートと大物知事、これしか無いように思っています。しかし地域割りや州都の話しは大変面白く、これからも楽しく拝見させていただきます。
[54612] 2006年 10月 27日(金)10:55:58役チャン さん
札幌 VS 名古屋 
[54611]デスクトップ鉄さん
[54609]般若堂そんぴんさん
ところで、日本シリーズが開催された札幌市と名古屋市って、似ていると思いませんか?

札幌駅・名古屋駅 駅ビル
新札幌駅・千種駅 特急停車  都心に行く人がここで降りる
大通・栄     地下鉄でしか行けない、地下鉄がクロスしている 100メートル道路、テレビ塔

以上、これもかなりこじつけです
[53172] 2006年 8月 8日(火)10:26:13役チャン さん
岩泉線
青春18切符で岩手県の岩泉線に乗ってきました。
1日に3往復(他に途中折返しのものが1往復)だけという超ローカル線で、全線通しで乗車していたのは数名、それも全員が鉄道マニアのようでした。終点の岩泉では岩泉線の利用促進を目指したキャンペーンと称して町の観光協会が缶コーヒーと絵葉書を配っていました。たいした経費ではないでしょうが、こんなことを続けていてもマニアが利用するだけの線路の先行きは非常に厳しいものと思います。
キハ52という、かつては全国どこでも見ることができたディーゼルカーが1両、旧国鉄色の塗装でした。冷房はなく、窓から顔に風を受けての山越え路線は、はるか昔の学生時代を思いださせるものでした。特に峠越えの約3キロのトンネルに入ると、急に冷凍室に入ったような空気の冷たさでした。

多分これで私の旧国鉄線未乗区間は八戸線の八戸・種市間34.2キロだけになったと思います。

役所・役場めぐりの方は、前後の予定から盛岡からの日帰にしたのですが、宮古と岩泉、それに途中の川井村(陸中川井)と新里村(茂市)の4件をまわろうとすると、山田線・岩泉線の閑散ダイヤではどうやってもJRだけでは不可能で、途中で一部106バスを利用せざるを得ませんでした。公共交通による市町村役所・役場めぐりの岩泉町が2069件目でした。
[53170] 2006年 8月 8日(火)09:43:01役チャン さん
日本の低い山の高さベスト10
[53044]ハル さん
今回は低い山の高さのベスト10を発表します。

秋田県八郎潟を干拓してできた大潟村へ行ったときに日本一低い山を謳い文句としている大潟富士という山があったことを思いだしました。高さが4メートル弱ですが、村全体が海より低く、頂上がちょうど海抜ゼロメートルとなっているとのことでした。人工の山だから統計には載らないのでしょう。

ところで山の定義というのはあるのでしょうか。
[51776] 2006年 6月 15日(木)23:16:25役チャン さん
23区役所早回り
[51730]みかちゅうさん
よろしければ実行したときのレポートをお願いします。

昨日(6/14)実行してきました。
朝4:25に川崎市の自宅を出て5:19に第1番目の大田区役所に行き、17:46に23番目の世田谷区役所に着きました。大田区役所からは12時間27分でした。
この間休憩らしきものは、東武伊勢崎線梅島駅前の立ち食い蕎麦屋とJR中野駅構内のカレースタンドで各10分くらい食事だけです。

各区役所では正面玄関と思われる場所の写真を撮り、5分間そこに留まることにしました。夕方になるとかなり疲れが出てきて、一番厳しかったのは22番目の渋谷区役所に行くときで、公園通りの上り坂をブラブラト歩く大勢の歩行者にペースを合わせなければならなかったときでした。一度に長距離を歩くことはなかったのですが、それでも帰宅時歩行計は45,600歩を指していました。

確実性を重視し、なるべく軌道系を利用したのですが葛飾、足立、世田谷などは区役所前がバス・ターミナルになっていて各方面へのバスが頻発していたことから、バスを上手く利用すれば更に時間短縮ができたかも知れません。

ご存知かと思いますが、東京23区内のJR、メトロ、都営地下鉄・バス・都電に1日乗り放題という「東京フリーきっぷ」(1,580円)というものがあり、これは便利でお得です。これと私鉄の分を合わせても交通費の総額は3,820円と、とにかく高効率の一日でした。
先日5日間で5万円以上かけ同じ東京都の青ヶ島村、八丈町、三宅村とたった3ヶ所しかまわれなかったのがこれで挽回できた気分です。

私の役所・役場めぐりは基礎的自治体ということで東京の23区を市町村と同レベルで扱っていますので当然カウント対象です。これで累計2026としました。
23区の区役所の英語表示はいずれもCity Officeとなっていました。規模から言えば十分に市であり、世田谷区(766千人)のような政令都市並みのものもありますから。

[51730]みかちゅうさん
落書き帳のメンバーで所要時間を競ってみるのも面白そうです。

是非私の記録を破っていただきたいと思います。

それにはルールが必要と思いますが、私が勝手に考えたのは以下のようなものです。
1. 1番目の区役所に着いた時間から23番目の区役所に着くまでの時間を競う。
2. 公共交通のみを利用する。
3. 途中走らないこと(常に片方の足が設置していること)。スポーツ選手だと走ってまわることもできるので。
4. 各役所の正面玄関に行くこと。最低5分間そこに留まること。
  なお5分間の滞留は8番目の葛飾区から思い立ったことです。それ以前はすぐに戻ったケースもあるので、私のも参考記録となるでしょう。サラリーマン時代の私は土日しかしていなかったので庁舎の中に入るということはもともと考えていませんが、封筒やサインなどをもらうのはもちろん自由。
5. 途中で食事を摂るかどうは自由、但し食事時間はマイナスしない。いかに早く食べるかも競  技の対象。

とまあこんなところですが、皆さんで良く考えてみてください。
首都圏在住の方にとっては適度なスポーツでありゲームであると思いますので実践をお勧めします。土日でもダイヤが極端に疎になることもなさそうです。

以下が昨日の行程です。
 乗車駅(地点)   降車駅(地点)  利用交通機関      区役所(到着時間)  
久地     4:44 → 5:07 川崎   南武線
川崎     5:12 → 5:17 蒲田   京浜東北線       1 大田区(05:19)   
蒲田     5:30 → 5:36 大井町  京浜東北線       2 品川区(05:44)   
大井町    5:54 → 6:06 浜松町  京浜東北線       3 港区(06:13)    
大門     6:24 → 6:28 東銀座  都営浅草線       4 中央区(06:36)    
築地     6:47 → 6:50 茅場町  メトロ日比谷線
茅場町    6:55 → 7:01 東陽町  メトロ東西線      5 江東区(07:08)    
江東区役所前 7:13 → 7:24 錦糸町  都バス(東22)                 
錦糸町    7:27 → 7:31 新小岩  総武線                    
新小岩    7:40 → 7:45 江戸川区役所前 都バス      6 江戸川区(07:45)   
区役所前   7:51 → 7:57 新小岩  都バス(新小22)                
新小岩    7:59 → 8:12 浅草橋  総武線  *注1
浅草橋    8:18 → 8:23 本所吾妻橋 都営浅草線      7 墨田区(08:27)    
本所吾妻橋  8:34 → 8:43 立石   京成押上線       8 葛飾区(08:53)   
お花茶屋   9:09 → 9:13 関屋   京成上野線                 
牛田     9:18 → 9:25 梅島   東武伊勢崎線 *注2   9 足立区(09:40)   
梅島    10:06 → 10:23 上野   メトロ日比谷線    10 台東区(10:28)   
上野    10:38 → 10:42 三ノ輪  メトロ日比谷線    11 荒川区(10:58)    
荒川二丁目 11:12 → 11:33 王子駅前 都電荒川線      12 北区(11:43)     
王子    12:00 → 12:11 後楽園  メトロ南北線     13 文京区(12:16)    
春日    12:31 → 12:43 板橋区役所前 都営三田線    14 板橋区(12:45)    
大山    13:00 → 13:06 池袋   東武東上線      15 豊島区(13:14)   
池袋    13:27 → 13:41 練馬   西武池袋線      16 練馬区(13:45)   
練馬    14:03 → 14:11 東中野  都営大江戸線                 
東中野   14:22 → 14:25 中野   中央線        17 中野区(14:28)    
中野    14:50 → 14:54 阿佐ヶ谷 中央線        18 杉並区(15:02)    
南阿佐ヶ谷 15:08 → 15:21 新宿三丁目 メトロ丸の内線   19 新宿区(15:26)    
新宿三丁目 15:46 → 15:53 九段下  都営新宿線      20 千代田区(15:58)   
九段下   16:12 → 16:22 表参道  メトロ半蔵門線
表参道   16:23 → 16:25 渋谷   メトロ銀座線                 
渋谷    16:30 → 16:33 中目黒  東急東横線      21 目黒区(16:38)   
中目黒   16:49 → 16:53 渋谷   東急東横線      22 渋谷区(17:05)   
渋谷    17:25 → 17:29 三軒茶屋 東急田園都市線               
三軒茶屋  17:34 → 17:41 松蔭神社 東急世田谷線     23 世田谷区(17:46)  
松蔭神社  17:59 → 18:05 山下   東急世田谷線                
豪徳寺   18:12 → 18:31 登戸   小田急本線      
( )内は区役所の正面玄関に到着した時間
*注1:幕張駅信号故障で定時に非ず  *注2:草加駅にて車両故障で定時に非ず     
[51717] 2006年 6月 11日(日)13:27:29役チャン さん
公共交通機関による全国市町村役所・役場めぐり 2000件達成
私事で恐縮ですが、私のライフワークである公共交通機関による市町村役所・役場めぐりの2000件達成を報告させていただきます。達成場所は二千に因んだ名前の市町村を探し、語感の似ている福島県の二本松市役所としました。

今年になって懸案だった南北大東島を3月に、青ヶ島を5月にいずれも15時間以上の船旅で訪問し、帰った時点では1990件でした。その後日帰りで神奈川県央7市町村をまわり1997件としました。なおこれで神奈川県は鳥取、静岡に次ぐ全県踏破となりました。

6月6日(火)東北本線の鈍行電車をまず2駅手前の本宮で降り本宮町、大玉村に行きリーチとした後二本松市行きました。駅から徒歩10分くらいの、駅裏の小高い丘の上にある市役所は平成3年に建てられた6階建の立派なもので、エントランスのロビーはシティホテルのそれを思わせる広くて豪華なものでした。

なおこの二本松市は昨年12月に周辺の東和町、岩代町、安達町と合併し人口65千人となりました。このうち旧東和町には1997年に行っているので、今回はこの後旧岩代、旧安達町の役場(支所)にも行ってきました。

平成の合併以前のものを対象としており、とりあえず最終目標を3259件(1992.4.1現在)としています。この中には東京23区も基礎的自治体ということで含めています。なお近日中に「一日でまわる東京23区役所」というものに挑戦するつもりです。

ゲームだとか単なる道楽に過ぎないとも言われていますが、私自身は真面目に取り組んでいる積りであり、これからも公共交通と市町村の現状を見つめながら、自ら作ったルールを破ることなく続けて行きたいと思っております。
[51431] 2006年 5月 22日(月)00:39:40役チャン さん
過疎地の公共交通と自家用車
[51378]YASU さん
[51367]YSK さん
[51363]みかちゅう さん
[51351]みかちゅう さん
[51347]地球人 さん
[51344]花笠カセ鳥 さん
[51342]YSK さん

皆さんのご意見を楽しく拝見させていただいております。
そしてもう少し私の考えを述べさせていただきます。

全くの私の推測ではありますが、地方の過疎地であっても適切な代替手段があれば自家用車の利用が減るのではないかと思っています。

自家用車の利便性は数えきれないほどありますが、逆に車を使うことの問題点もあります。地域全体の環境問題などは別にして、利用者からすればガソリン代、酒が飲めない、交通事故の確率が高い、都会へ行ったときの駐車場の費用などでしょうが、それよりも大きいのは皆さんもご指摘の通り車を持つことの固定的経費、すなわち家計への負担が大きいことです。1家に最低1台の車は必要としても、父さんが使っているときは母さんはバスに乗る、と言えるくらいの代替手段が用意されていれば無理して2台目を買わないのではないか。逆に今は1家に複数台の車を持たなければならないほどに公共交通が期待されていない、と言えるのではないかと思うのです。

仮に1時間に1本程度のバスが走り、しかも自分の家から2~300メートル以内にバス停があればどの家も果たして2台目、3台目の車を買うでしょうか。私が自家用車に対して競争力のある公共交通というのは、最低でも1時間に1本程度の頻度が必要と述べたのはこういうことからです。しかしこれは全くの推測であり、本当にそうかどうか、どこかである一定期間実験をしてみたらどうかと思うのです。

候補地はいくらでもあります。先日行った長野県南部、飯田市郊外に阿智村、浪合村(2006.1.1阿智村と合併)、平谷村、根羽村の旧4村で共同運行している西部コミュニティ・バスという自治体バスがあります。阿智村・根羽村間片道50分ほどの路線に2台のバスを平日は5往復走らせています。仮に航空機やフェリー並みの稼働率で運行させれば理論的にはこの2台で1時間ヘッドのダイヤは組めます。運転手の休憩時間などを考慮しなくてはいけませんが、燃料代、運転手の人件費という追加の変動費のみで多頻度運転の実験ができると思います。

なお、このバスにはもうひとつ驚かされたことがありました。料金は距離に関係なく1乗車200円です。最長距離の阿智村・根羽村間は民間バス時代は1300円くらいしていたそうです。運転手の話によればそれでも最大に乗車する区間・時間帯でも通学生が20人もいないということで、これだけ低料金にしても利用されない、ということでした。この事実を知ると実験などを考えるのも虚しくなってきます。

それでも車庫で寝ている時間の多い稼働率の低いバスというのを他でも何度も見ていますので、どこかが手を挙げてくれればいいがと思います。

[51385]みかちゅう さん
1世帯に2台以上車を所有している場合、ぜいたくなので自動車税を5倍にする
5倍はともかく税制で交通の最適化を促すという政策も考えられますが、わが国が自動車生産国であり自動車の販売台数がGDPを押し上げ、それにより関連業界も含めて雇用が保たれていることも一方で事実ですから、自動車台数を減らすことがマクロ経済上正しいことかどうかという別の角度からの議論もあるでしょう。ですからここは強制的に自家用車を減らすということではなく、自家用車を複数台持たなくても済むような、公共交通側からの最後の働きかけが必要だと思います。どこかで2~3年、実験だけでもを行なってみる価値は十分あると思っています。
[51341] 2006年 5月 15日(月)22:07:07役チャン さん
市町村役場・役所と公共交通
[51323]N-Hさん
[51322]YSKさん
[51316]みかちゅうさん
[51314]ケン(地理好き) さん
[51313]miki さん
[51305]inakanomozart さん
[51302]N-H さん
[51301]YSK さん
[51300]みかちゅう さん

私の投げかけたテーマに対し皆さんで議論をしていたただき恐縮しています。

私は役場へ行くのに公共交通機関が利用可能かどうかを客観的に見ているだけで、そのことの善悪を言っているつもりはないのですが「○△×」と表記した以上そう思われても仕方がないと自省している次第です。実際路線があっても時間帯が合わず10キロ近くを楽しみながら歩いたことも何度かあります。

私は趣味で全国の市町村に行こうとしているのですが、何をもって行ったことにするかについていろいろと考えました。最低そこに一泊すれば完璧ですがそれは不可能なので役所・役場の前に行って庁舎の写真を撮ることだけにしました。そして以下のような仮説を立ててみました。
1.役所・役場本庁舎はどんな市町村にも必ずひとつだけある。(多分これは正しい)
2.それは通常はその市町村の中心部、人口集中部、地理的な中心にある。
(これは必ずしも正しくなく、当該町村外にあるものすらあるが、経験的に8割くらいは正しいと思われる)
3.そこへは(私の家から)公共交通機関だけで行くことができる。

そのようなことからはじめた役場・役所めぐりですが、このゲームを始めてみると早回りの面白さにだんだんとのめり込み、一方で従来からの鉄チャン的気分も抜けず公共交通との関係につい興味が向いてしまうのは事実です。私は役所・役場について研究しているのではなく、あくまでも市町村の地理を研究しているつもりなのですが、自ら「役チャン」と名乗ったことからも誤解を招いたかも知れません。

過疎地の公共交通について、自治体バスにせよ民間のものにせよ、中途半端なものはやめた方がいいというのが私の考えです。実際にいくつかの地域で聞いた話ですが、住民は何らかの理由で自家用車が使えないときは隣人に乗せてもらうとかタクシーを利用する、たまたま時間が合うときのみバスを利用するというのが実情のようで、住民の意識のなかで移動にバスを使うというのは優先順位の最も低いことのようです。自家用車に対して競争力のある公共交通というのは、最低でも1時間に1本程度の頻度が必要というのが私の持論で、そうでないところではタクシー利用に自治体が補助金を出すような方法で対応した方が中途半端なバスを走らせるよりもずっと経済的であると考えています。

また市町村合併は公共交通復活のひとつのチャンスだと思っています。合併前、隣接する自治体がそれぞれ独自に持っていた車両や運転手を供出し、余剰分をカットすることでコストダウンをはかるよりも、余剰分を増便に使いサービス・レベルを向上するようなところが出てくることを期待しています。山梨県の北杜市などテスト的に試行してみたらどうかと思います。

役場の退庁時間に職員は皆車で帰宅し、役場前というバス停から私だけが乗車するという体験をもう何度もしています。職員すら利用しないバスにどうやって住民に乗ってもらうのか、自治体が本当に公共交通を残したいと考えているのか。全国をまわっていると考えさせられることが多々あります。
[51291] 2006年 5月 12日(金)11:51:03役チャン さん
判定基準
[51219]じゃごたろさん
判定基準が理解できません。
私は逆に、「まがりなりにも公共交通機関で行ける役場」と理解できるですが・・・

私が勝手に作った判定基準です。365日いつでも公共交通機関で行けるものを○、土日などは行けないものを△、すなわち「準行けない」、絶対に行けないものを×としているだけのことです。

なお昨日青ヶ島から帰ってきました。八丈島・青ヶ島間の定期船「還住丸」の年間欠航率は60%、9人乗りのヘリコプター(アイランド・シャトル)も私が行ったときは有視界飛行のため欠航でした。船はもともと日曜日は欠航ですが、ヘリの方は毎日就航を建前としていますので、青ヶ島については実態はともかく、形式上は○と判断しようかと思っています。

まあこんな例もあるし、土日は行けるが正月3が日はダメというどこかのATMのようなもがあったりすとどう判断すべきか迷ってしまいます。

貴重なご意見ありがとうございました。
[51215] 2006年 5月 7日(日)16:33:04役チャン さん
(準)公共交通機関では行けない役場
 便数の多少にかかわらず定期に運行されている公共交通機関はあるが土日などは運休となり行くことができないという役場はかなりあります。それらについて順次紹介をして行こうと思います。

 愛知県の豊根村の役場に行くには飯田線の東栄駅から東栄町営バスで同町中心部の本郷というところまで行き、そこから豊根村営バスに乗換えます。前者は土日も運行していますが村営バスの方は運休です。だから私は豊根村を「準公共交通機関では行けない役場」と判定しました。
 
 このふたつのバスにはその他にも面白い違いがあります。町営バスの料金は距離に関係なく1乗車あたり100円なのに対し、村営バスの方は乗車距離に応じた変動制で、本郷・豊根村役場間は680円でした。財政力の違いからでしょうか。前者が約10分、後者が約30分の乗車でした。
 さらに混乱を呼びそうなことがあります。村営バスは1日に4往復あるのですが、帰りに乗ったのは本郷ではなく豊根村役場にずっと近い、すなわち東栄町から見れば更に奥地とも言える古戸というところが乗継場所でした。変動料金の村営バスは役場・古戸間は430円、それにそこからの町営バスの1乗車分100円を加えて合計530円、すなわち同じ区間なのに乗車する時間帯によって料金が違っていました。以前岐阜県関市で同じ区間を走る市営バスと岐阜バスとで料金が異なっていたのを思い出しました。

 なおこの豊根村ですが、ご存知の通り昨年11月に日本一人口の少ない村(離島を除く)として有名な富山村と合併しています。合併後でも人口が1600人少々と,平成の合併の中で最も規模の小さいものでしょう。旧富山村にも村営バスがあり村の集落と飯田線の大嵐駅との間を結んでいますが、ふたつの庁舎間を結ぶ路線などもちろんありません。険しい峠で隔てられ、車で往来するのも難渋しそうです。私はその間を飯田線と前述の町営および村営バスを乗り継いで行きました。同じ村の支所から本庁舎に行くのに他県の、それも浜松市を通って行かねばならないことが面白かったです。このような例は他にあるでしょうか。
[50862] 2006年 4月 17日(月)09:25:15役チャン さん
今度トライしてみます
[50848]futsunoおじさん様
最短はおそらく、吉田町役場(今年3月に、「燕市役所」)と弥彦村役場の2.25kmになります

一方の燕市役所と弥彦村役場ですが
(中略)
弥彦山の中腹以上から眺めれば2つの庁舎が同方向に見えると思いますし、写真にも撮れるでしょう。

貴重な情報をありがとうございます。
吉田町と弥彦村には行っているのですが、燕市役所は未だです。移転したのですね。
写真の方は今度行くときにトライしてみます。

私の役所・役場めぐりは平成の合併前の旧庁舎も対象にしていますので、旧白根市と味方村にもそのうちに行かねばならないと思っています。
[50789] 2006年 4月 14日(金)12:10:03役チャン さん
1枚の写真に2つの役場 
ちょうど1年くらい前のことですが
市町村役場間の距離が最短の場所はどこか
[39426]音無鈴鹿さん

が話題になったことがありました。

飯田線の市田駅を挟んだ東西それぞれ1キロくらいのところに豊丘村と高森町の役場があります。
西側の高台にある高森町役場庁舎の裏からは天竜川横にある豊丘村役場の庁舎が見降ろせます。また8年前に建ったという豪華な豊丘村庁舎の正面からは山の中腹に高森町庁舎が見えます。相互の直線距離は2キロくらいで、これよりも近いところは20くらいあり、私もそれらを随分歩いていますが、このように相互に見ることができたという記憶は他にはありません。

珍しい例なので、2つの庁舎を1枚の写真に写せるのではないかと豊丘村のほうで撮影ポイントを探して見たのですが、残念ながら適当なアングルは見つけられませんでした。しかし旧庁舎跡地というのがすぐ横にあり、今は更地になっていますが門柱だけは残っていていました。安いデジカメで正面からこれを撮ると豊丘村役場と書かれた門柱のはるか先に高森町役場がかすかに写っていました。

首都圏や中京圏からそう遠いところではありません。どなたか高級カメラで試してみてはいかがでしょうか。
[50595] 2006年 4月 9日(日)11:13:44役チャン さん
公共交通機関では行けない市町村役所・役場
長野県泰阜村の村役場へ行く公共交通機関はない、と私は判定しました。

事前に役場に電話で問い合わせ、飯田線の唐笠駅からタクシー利用が最も近いということだったので唐笠駅に降りましたが、タクシーはいないどころか会社の電話番号もどこにも貼ってありません。ここは天竜下りの船の終着点で駅周辺にはそのためのボートハウスのような建物1棟と立派なトイレがあるだけでした。その建物に人がいたのでタクシー会社の電話番号を聞こうとしたところ、そこの奥さんが丁度商工会に行くところなので乗せてあげるということで、思わず助けてもらいました。

上り坂の続く6.3キロの道を進むことおよそ10分、役場の周辺は体育館と若干の村関係の建物があった他は集落はなし、なぜこんなところに役場を建てたのか不思議に思いました。この村は19の集落が天竜川河畔から山奥まで450メートルの標高差に点在しているそうで、だからそのような場所が村民にとっては都合がいいのかも知れません。

役場で村政要覧をもらい歩いて帰りましたが下りの連続だったので比較的楽で70分ほどで唐笠駅に着きました。特急も停まる温田駅周辺は大きな集落があり、役場の支所もあったのでこちらを本庁にすれば良かったと思ったりしたのですが。

なお同じ唐笠駅から天竜川の橋を渡った反対側3.9キロのところに下條村役場がありますが、ここは国道151号線を飯田・温田間のバスが1日に2往復走っているので公共交通機関で行くことができます。(私は歩いて行きましたが)

公共交通機関では行けない市町村役所・役場については、これからも私の体験談を載せて行こうと思っています。
[49924] 2006年 3月 19日(日)11:15:46役チャン さん
ご挨拶&三角線
このたびメンバー登録いただきました役チャンです。
公共交通機関による市町村役所・役場めぐりを続けており現在1949件に達しています。(平成の合併以前を基準にしています) 経県値はともかく、経市町村値ではトップ・グループに入るのではとひそかに思っています。今後もこの関係の書き込みをさせていただければと思っています。

さて今回は挨拶代わりに、私は役チャン以上に鉄チャンでもありますのでこのところ楽しく拝見している三角線の海外版について、鉄道ネタとなってしまいますがレポートさせていただきます。

鉄道の三角線は海外には数多くあり、ヨーロッパの大半の終端型ターミナルなどには必ずといっていいほど短絡線である三角線があります。
ターミナルではない通常の駅で最も面白いと思うのはドイツのローゼンハイムです。ここはドイツ南部、バイエルン州の駅なのですが、オーストリアの国内列車が多数通ります。ザルツブルクとインスブルック間は国境線の関係で、オーストリア国内を通るよりもいったんドイツに入る経路を取るほうが距離的にも、時間的にも有利なため、この間を結ぶ直通列車は大半がこちらを通ります。
その途中、ミュンヘン方面との分岐駅であるローゼンハイムに停まる列車は線型の関係でスイッチ・バックとなりますが、通過列車は短絡線(三角線)を走ります。近鉄の伊勢中川の鳥羽方面がミュンヘン、難波方面がザルツブルク、名古屋方面がインスブルックといった感じです。しかし実際には三角の中が広い貨物ヤードや倉庫群などになっていて短絡線上からは駅は見えず、伊勢中川というよりはかつて急行「つくばね」が走った小山駅の短絡線(貨物線)といった印象でした。
なおザルツブルクからインスブルックに行くには、オーストリア国内路線を行ったほうが車窓ははるかに素晴らしいことを申し添えます。

海外の鉄道の話などご迷惑だったかも知れませんが、三角線であること、また同一県内の路線なのにいったん他県を通る例の海外版としてレポートしました。
[49888] 2006年 3月 17日(金)11:19:57役チャン さん
役場めぐりに用意したいもの
[49818]みかちゅうさん
[49810]左右府さん
役場めぐりに用意したいもの
私のことを参照いただき恐縮です。
役場めぐりに用意したいものについては概ねみかちゅうさんの挙げられたものでOKですが、当然ながらこれにメモ帳も必要でしょう。私の場合はB5版のノートを使っているのですが、常にこれに記入することは困難なので、小型のメモ紙をポケットに入れメモをしては時間のある時、例えばバスを待つ間などにノートに転記するということをしています。

行程にコンビニすらないという場合も珍しくありません
全くその通りです。コンビニどころか店さえないこともよくあります。
事前に「オニギリ」や「ペットボトル」を調達しておくと良いでしょう。

鉄道並行区間でも時間が合えばバスで動いて効率を重視するという方法も
これも有効な方法です。このほか効率良くまわる方法として、必ずしも一方向に進まない、2歩進んで1歩後退する方法も列車やバスの本数が少ない場合には有効です。私はこの方法を「ジグザグ方式」と名づけましたが、その後「稲妻方式」と言い換えました。このほうがスピード感があるからです。
この方法を使ったのは列車では、
広島県 三好→吉舎→三良坂→甲奴(JR福塩線)
福島県 富岡→双葉→大野(大熊町)→浪江(常磐線)
バスでは、
岩手県 沼宮内駅→山形村→葛巻町→久慈駅(JRバス)
長崎県対馬 美津島町→峰町→豊玉町→上県町(対馬交通)
などです。
ただし料金が余計にかかりますから、青春18切符やゾーン切符などが有効です。三陸海岸のゾーン切符がなくなったのは痛いです。

なお私は公共交通機関だけで全国の市町村役場(平成の合併前基準)に行けるかどうか検証しながらまわっているのですが、その判定が実はなかなかむずかしいです。
定期的に運行されている公共の交通機関の駅なり停車場から概ね2キロ以上又は30分以上歩かないと行けない、というところを×と判定しようとしているのですがいろいろなケースにぶつかります。

愛媛県の河辺村(現大洲市)の場合村営バスは休日は全便運休でした。
また離島の役場は最寄の空港や港からは車しかないのが大半ですがこれで×としてしまうのはどうか。つい先日1941番目として行ってきた沖縄県の伊平屋村では、村営フェリーが日に2往復運航され村役場は港のすぐ目の前にあるのですが、本島側本部半島にある運天港へ行くバスがありません。今帰仁村役場近くのバス停から歩いて30分以上要す、これをどう判定しようかと未だに迷っています。伊是名村も同様です。なお伊平屋村泊まった翌日は波高4メートルを越えフェリーは終日欠航となり島に閉じ込められてしまいました。
同じくり沖縄県の南大東村と北大東村のケースでは天候によって港が異なるのでこれも判定に迷います。

そんななかでも確実に×と判定したのは岡山県中和村(現真庭市)、徳島県美馬町(現美馬市)です。

他にもあったと思いますが、今データを再整理しているところです。
[48757] 2006年 1月 26日(木)14:25:33役チャン さん
県越路線
[48749]みかちゅうさん
[48735]有明つばめさん


「県外へ出るバス路線はあるのに、県外を通らずに県内他市町村へ向かうバス路線は無い」パターンの市町村は、全国には他にどれくらいあるでしょうか。

和歌山県の飛地の村である北山村へ行くには三重県の熊野市からのバスしかないはずです。
かつてはJRバスだったのが現在は村営バスになっています。

私は今まで約1900の市町村役場に公共交通機関だけで行っていますが、半分近くはバスでしか行くことができませんでした。しかしその中で、ご指摘のようなケースがあったかどうかは俄かには思い出せません。
今度行こうと思っている北山村について調べていたらそのようなことがわかりました。
もっとも飛地であれば当然でしょうが。
[48355] 2006年 1月 14日(土)16:42:42役チャン さん
道州制は県の合併から
政府の地方制度調査会で検討を進めている道州制の骨子が明らかになったことを新聞で読みました。都道府県を8から11の道州にする3案を併記した答申を小泉首相に提出するとのことです。

市町村合併が進んだ後の次のステップとしては道州制の実施ということになるでしょう。都道府県を集約し地方行政の効率化やコスト削減を図り、かつ国からの権限や機能を移管し地方分権を加速することは大変結構なことだと思います。
しかし今回の区割案などは地理の話題として面白いのですが、私は実際問題としていきなり道州制にもって行くのはかなり難しいと思っています。抵抗勢力の力は余程大きいと思います。

私が現実的だと思う道州制への移行方法は「なしくずし方式」です。
(1)市町村合併の結果自治体数が少なくなった隣接する複数県が合併する。
(2)ある程度広域で規模の大きくなった県は政令指定県とし、国の権限や機能の一部を移管する。
(3)政令指定県の方が通常の県よりも住民にとってメリットが大きければ、いずれすべてがそうなり道州制が導入されたことと同じことになる。

また政令指定県の知事には大物になってもらう必要があります。例えば自民党の総裁選に出馬するくらいの実力者が知事になる必要があります。国の権限や機能を移管するテストケースとして、北海道が特区としてせっかくのチャンスを与えられているのに、道側の力不足で一向に進んでいません。石原都知事のような強烈なリーダーが地方側にいないと、この問題はなかなか進まないでしょう。

県同士の合併からのスタートと大物知事、皆さんはいかがお考えですか。
[47481] 2005年 12月 17日(土)12:13:54役チャン さん
地図バザール
渋谷の近くにある財団法人日本地図センターで12/16~18まで地図バザールというのを行っており行ってみました。展示物も豊富でなかなか面白く、古い地図など買うことができました。
ご存知の方も多いと思いますが、ご参考まで

http://www.jmc.or.jp/event/bazar05/index.html
[46630] 2005年 11月 13日(日)18:09:28役チャン さん
私も気にかかります
[46618]山中鹿次さん
山鹿市に泊まりました。
三加和町に行きましたが、ここも菊水町と合併して和水町になるそうです

私も公共交通による全国市町村役所・役場めぐりの旅で先週この辺りに行きました。鹿北、鹿本、鹿央、菊鹿という「鹿」のつく町がすべて山鹿市と合併したのが面白いですね。一方菊池市の方は菊鹿を山鹿に取られた他菊水町、菊陽町がともに隣接していないこともあり「菊」のつかない七城町、泗水町、旭志村との合併になっています。

それはともかく、現地で買った熊本日日新聞で熊本市の周辺市町村との合併がすべて相手にされずひとつも実現しなかったとあったのを読みました。人口65万7千人の中核市ではあるが、このままでは政令都市にもなれず、将来道州制となったときの九州の中心にはなれない。とくに熊本よりも人口の少なかった新潟や浜松が合併により政令都市になるなど両市に遅れをとり焦りがあるとのことでした。
実際の熊本の市街地は市域を越えて広がっており、周辺の植木町、菊陽町、益城町などいずれも3万人台の人口だしその他の隣接する町を加えれば80万人くらいとなり政令都市になれでしょう。さらに宇土市や今回合併して大きくなった山鹿市や菊池市まで含めれば優に100万を超えます。隣接する西合志町と合志町の合併など、熊本市だけをボイコットするように周辺市町村で合併が進んだのは何か特別な理由でもあったのでしょうか。

そんななかもうひとつ気になる記事がありました。熊本市電の乗客が雪崩を打って減り続けているとのことです。1999年の約1087万人をピークに2003年は前年比4.8%減の969万人、2004年は更に4.5%減の925万人だそうです。熊本市交通局は全国で初めて冷房車や超低床車を導入しラッシュ時は2~3分おきに電車を運行するなど健闘してきたのは良く知られているだけに気になります。

ついでにもうひとつ、市の中心部下通りアーケード街のダイエーの8階にラーメン城下町というのがあり夕方6時頃行ってみました。新横浜のラーメン博物館に似せた昭和30年代の町並みを復元したところに7軒のラーメン屋が営業していたのですが、客は全体で5人くらいで実に閑散としていました。というよりも薄暗いレトロ調は気味悪くさえありました。

合併が進まないことといい、市電の乗客減少といい、今熊本市は逆風に晒されているといえるのでしょうか?


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示