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伊豆之国さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[103575]2022年1月6日
伊豆之国
[103568]2022年1月6日
伊豆之国
[103567]2022年1月6日
伊豆之国
[103511]2022年1月5日
伊豆之国
[103507]2022年1月5日
伊豆之国
[103438]2022年1月3日
伊豆之国
[103426]2022年1月2日
伊豆之国
[103407]2022年1月1日
伊豆之国
[103328]2021年12月31日
伊豆之国
[103277]2021年12月14日
伊豆之国
[103231]2021年11月23日
伊豆之国
[103221]2021年11月18日
伊豆之国
[103210]2021年11月11日
伊豆之国
[103190]2021年11月2日
伊豆之国
[102824]2021年10月6日
伊豆之国
[102587]2021年9月26日
伊豆之国
[102576]2021年9月26日
伊豆之国
[102538]2021年9月24日
伊豆之国
[102520]2021年9月23日
伊豆之国
[102474]2021年9月22日
伊豆之国
[102444]2021年9月20日
伊豆之国
[102408]2021年9月19日
伊豆之国
[102366]2021年9月18日
伊豆之国
[102284]2021年8月27日
伊豆之国
[102231]2021年8月6日
伊豆之国
[102226]2021年8月3日
伊豆之国
[102225]2021年8月2日
伊豆之国
[102217]2021年7月31日
伊豆之国
[102204]2021年7月27日
伊豆之国
[102195]2021年7月24日
伊豆之国
[102177]2021年7月13日
伊豆之国
[102168]2021年7月8日
伊豆之国
[102129]2021年6月26日
伊豆之国
[102113]2021年6月22日
伊豆之国
[102111]2021年6月19日
伊豆之国
[102093]2021年6月13日
伊豆之国
[102089]2021年6月12日
伊豆之国
[102059]2021年6月2日
伊豆之国
[102047]2021年5月29日
伊豆之国
[102022]2021年5月22日
伊豆之国
[101989]2021年5月18日
伊豆之国
[101910]2021年5月11日
伊豆之国
[101885]2021年5月10日
伊豆之国
[101771]2021年5月7日
伊豆之国
[101751]2021年5月7日
伊豆之国
[101725]2021年5月6日
伊豆之国
[101706]2021年5月6日
伊豆之国
[101704]2021年5月6日
伊豆之国
[101680]2021年5月5日
伊豆之国
[101635]2021年5月3日
伊豆之国

[103575] 2022年 1月 6日(木)23:02:55伊豆之国 さん
十番勝負
問九:八街市
[103568] 2022年 1月 6日(木)22:37:34伊豆之国 さん
十番勝負
問十:富士宮市
[103567] 2022年 1月 6日(木)22:18:34伊豆之国 さん
十番勝負
問七:三島市

微妙?
[103511] 2022年 1月 5日(水)23:07:52伊豆之国 さん
十番勝負
問四:西宮市
[103507] 2022年 1月 5日(水)22:38:22伊豆之国 さん
十番勝負
問八:伊豆の国市
[103438] 2022年 1月 3日(月)00:30:12伊豆之国 さん
十番勝負
問一:三島市

…こういうことだったのか…
[103426] 2022年 1月 2日(日)21:42:48伊豆之国 さん
業務連絡
[103423] オーナー グリグリ様

問二ですが、[103407]で答えたのは「日南市」ではなく「日野市」です。
[103407] 2022年 1月 1日(土)21:56:11伊豆之国 さん
十番勝負
新年あけましておめでとうございます。

問二:日野市

想定解数が出ないと境界線を見つけるのに苦労します…
[103328] 2021年 12月 31日(金)00:02:58【3】訂正年月日
【1】2021年 12月 31日(金)00:17:35
【2】2021年 12月 31日(金)22:46:01
【3】2021年 12月 31日(金)22:48:58
伊豆之国 さん
Eye of the Tiger
来たる令和4年・2022年は「寅年」。そこで、毎年末恒例?の「来年の干支」ネタ。
「寅年」にまつわるネタは、一回り(12年)前に同様の記事を書き込んでいますが([73513])、今回はその「Remake」版になります。

「虎」の付く自治体は、「変遷情報」を見ると、過去に存在していたのは、奇しくも前回の寅年(2010年)の元日に長浜市との合併で消滅した滋賀県「虎姫町」のみ。「寅」の付く自治体は過去にも存在していなかったようです。

「虎・寅」の付く鉄道駅は、[73513]で次の5駅としていたのですが、

虎ノ門(東京メトロ銀座線・東京都港区)
虎姫(JR北陸本線・滋賀県長浜市)
虎杖浜(JR室蘭本線・北海道白老町)
古虎渓(JR中央本線・岐阜県多治見市)
幾寅(JR根室本線・北海道南富良野町)

現在では、東京メトロ日比谷線に昨年6月に「虎ノ門ヒルズ」駅が開業し、1駅増えています。
一方、根室線の「幾寅」駅は、かつて映画のロケが行われたことでも知られていますが、災害によりこの駅を含む区間が5年前から長期運休したままになっており、JR北海道の厳しい経営と現在の利用状況からから見て、そのまま復旧せず廃線になる可能性もあります。
中央(西)線の「古虎渓」駅の近くには、昔の旅館などと見られる廃墟建物が立ち並んでおり、「その筋のオタク」には有名な「心霊スポット」になっているそうな…。

「トラ」にゆかりのお寺というと、東京近辺では「寅さん」ゆかりの柴又帝釈天でしょうが(笑)、関西方面の代表と言えば、奈良県平群町の「信貴山朝護孫子寺」でしょうか。寺の縁起によると、聖徳太子が「寅年の寅の日の寅の刻」に目の前に現れた毘沙門天を祭ったことからとされ、その縁で境内にはいたるところに「虎」が鎮座しており、ケーブルカーにも「虎」の絵が。そのためか、特に阪神ファンの信仰が篤いとか…。

ところで、[73513]
梅田の阪神百貨店では「虎」の縁で信貴山の開運おみくじの付いた福袋を売り出すとのことです
と書き込んでいたのですが、現在の阪神百貨店のHPを見たところ、この「おみくじ付き福袋」のことは見つかりませんでした…。

さて、今年も昨年に続いて、ご承知のような状況では満足に外出ができない日々が続き、昨年同様、寒川神社参り([101327])と墓参、それと「実質神奈川県内」の町田市への通院・買い物ぐらいしか私的な外出がありませんでしたが、年末に近くになってようやく(結果的には一時的?)落ち着いて来たこともあり、近間の日帰りですがようやく「旅らしい旅」をすることができるようになりました。12日には、一昨年までは春の連休に毎年のように訪れていた鎌倉方面へ。長谷寺では、ご本尊造立1300年記念行事として、普段は12月18日の「観音会」の日のみに行われている、ご本尊の観音像の足に直接触れることができる「御足(みあし)参り」という行事が通年行われており、以前に足を痛めたことがある身としては、お参りしないわけには行きません。それから、鶴岡八幡宮参り。暴風雨で倒れた石段脇の大銀杏の根元からは、既に新しい幹がかなりの高さまで成長していました。最後は、夕暮れの江の島へ。橋を渡って島の中に入るのは十数年ぶり。島内を中心に繰り広げられているイルミネーションを見物。メイン会場の植物園は混雑が激しく入るのを諦めましたが、それでも色鮮やかな豪華な光の織り成す光景にはただ驚嘆…。
26日には、今年の大河ドラマの主人公・渋沢栄一ゆかりの町にちなんで、年明けの10日までイベントが行われている深谷市へ。近県ということもあり、一度は行きたいとは思いつつも、自身の多忙もあってなかなか行く機会がなく、予約制になっていた記念館の見学予約がようやく取れ、イベントに合わせて運行されている循環バスを利用して各施設を回ることに。大河ドラマ館、尾高惇忠生家と回り、そこからはバスの時間まで間があったので記念館を目指して歩くことに。その日は、前日までの暖かさから一転して真冬の厳しい寒さ。「赤城おろし」が吹きすさぶ中、渋沢家一族ゆかりの鹿島神社に立ち寄って、予約時刻より少し早く記念館に。じっくり見学した後、最後に、栄一の生誕地に明治中期に再建され、栄一自身も幾度か帰郷した際に寝泊まりした「中の家」を見学(内部は非公開で外側からのみ)して、深谷駅へ。自宅に着いたのは午後7時過ぎ、この日が最終回の大河ドラマの最終回にも十分間に合いました。
これで、今年の経県値は、昨年と同様、神奈川県が◎、東京都と埼玉県が●、計11点で終わることになりました。一方、「市の経県値」(認市度)は、深谷市が△(26年ほど前、群馬県藤岡市鬼石町の「冬桜」見物(こちら)に行ったとき、バスの出発する本庄駅に乗った特急が止まらなかったため、停車した深谷駅で鈍行に乗り換えた)から●へと1点増えました。

この結果、今年末時点での認市度(全国792市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年からの増減は下記のようになりました。
 ◎:3(±0)、○:123(±0)、●:270(+1)、△:54(-1)、▲:256(±0)、×:87(±0)
[103277] 2021年 12月 14日(火)20:47:21伊豆之国 さん
セイコーマートが茨城(と埼玉)にある謎
随分と遅レスですが…

外野席から見物([103190])しただけの「Challenge Trial」でしたが、おそらく参戦していたらもっとも苦戦したであろう、問六の共通項「セイコーマートがある市」。ほぼ発祥地の北海道限定のコンビニチェーン店が、道外で茨城と埼玉の2県のみ(そのうちほとんどは茨城県内)に出店しているという「謎」について、[103190]では
たぶん地場の小規模チェーン店を買収でもしたのでしょうか
と推測していたのですが、その「道外でほぼ茨城県だけにある深い理由」が書かれていた記事が、別件のネット検索をしているうちに、リンクをたどって行ったら見つかりました。なぜ本州のセイコーマートは茨城県にばかりあるのか
記事自体はかなりの長文なので、記事の初めの部分にある概要の部分をリンクしておきます。

・セイコーマートは元々取引先の酒屋をコンビニに変えるために酒問屋が作ったチェーンである。
・酒屋のコンビニ化の始祖と言う実績とノウハウを買われ、茨城県の酒問屋がセイコーマートに協力を仰ぎ茨城県内にコンビニを立ち上げた。
・早くから展開していた茨城県はそこそこうまくいったものの、その後同様の形態で進出した茨城県以外の各府県(埼玉県・滋賀県・京都府・兵庫県・鳥取県)はあんまりうまくいかなかった。
・さらに、茨城県には北海道からの航路もあったので物流面で有利であり、茨城県の店舗は維持しやすかった。
・そういうわけで、茨城県と、茨城県のお隣にあり比較的運びやすい位置にあった埼玉県の店舗を残し、他府県からは撤退した。
・現在の業務拡張は店舗網の拡大より自社ブランド製品の外部の小売への卸売がメインとなっており、敢えて茨城県以外に積極的に打って出る理由が無い。

♯業務連絡です。
「Challenge Trial」第一回の「傾向と対策」のタイトルが、「第五十八回全国の市十番勝負」になっています(こちら)。
至急ご訂正をお願いいたします。
[103231] 2021年 11月 23日(火)21:29:54伊豆之国 さん
糸魚川ジオパーク
[103218] あきごんさん
ジオパークと世界遺産
糸魚川や室戸、阿蘇などが世界ジオパークに認定されている
[103220] 勿来丸さん
ジオパークといえば、糸魚川、阿蘇あたりは結構有名ですよね
先週土曜日の「ブラタモリ」で、その糸魚川が放映されていました。日本列島を地形の上で大きく東西に分ける「糸魚川~静岡構造線」(以下「糸静線」)とその東側一帯の「フォッサマグナ」(私は最近まで両者を混同していました…)、今回タモリ氏一行が歩いたのは、市域南部の「根知」地区を中心とした一帯。「日本列島の成り立ち」という壮大なテーマから、東西の地形の違いがよく分かる場所、「糸静線」のちょうど上にある民家と、その敷地内の東西両側にある井戸水の水質の違いなどが映像に出ていました。糸魚川ジオパークのHPにある「枕状溶岩」、「砂岩泥岩互層」なども番組の中に出ていました。
今回の番組は「前編」で、次回に「後編」が予定され、東西の文化や方言をも分けるという天下の険「親不知」や、特産の「翡翠」などが出てくるようです。
[103221] 2021年 11月 18日(木)23:22:10伊豆之国 さん
大塚の北に南大塚、品川の南に北品川があるのは何故?
今晩のNHKの「お名前番組」のテーマは、「ややこしい住所地名」。最初に出てきたのは、文京区「大塚」の北に豊島区「南大塚」がある(→[95622]こちらでもちょこっと…)という現実から。映像に出てきたのは、「大塚」の地名の由来がかつての大名屋敷の中にあった古墳と思われるものからきているということ、「巣鴨村」にできた現在の山手線「大塚駅」の命名と現在の豊島区「南大塚・北大塚」の町名誕生の経緯、「元祖・大塚」住民と「後から大塚」住民の複雑な感情など。この「大塚」のケースは、まさに[95609] でうっかりじゅうべえさんがおっしゃっている
住居表示の実施により、あまり歴史的関連のない地域が「自治体越えの地名」風になっている例
典型的な例と言えるでしょうか。
同じく都内の例として、「品川駅の南にある北品川駅」も出てきましたが、番組で紹介されていた説明は、[38442] でhmtさんがおっしゃっている内容
「北品川」駅は、品川区の北品川一丁目にあり、それ自体は、少しもおかしな駅名ではありません
「北品川」より北の港区高輪にあるのに、なぜ「品川」駅なのでしょうか
品川駅は、明治5年(1872)に、日本最初の鉄道開通に際して設けられた駅です。
少し北に外れてはいるものの、東海道の第1宿として著名な「品川宿」の名を使ったものでしょう
とほぼ同じと見てよいでしょうか。

このあと、「同じ地域の同じ読みの地名で書き方が違う」例として、「アーカイブ」にもある島根県「邇摩郡仁摩町仁万町」が紹介され、「にま」の文字にいろいろな書き方があったこと、「昭和の大合併」で誕生した「仁摩町」の名称の由来など、こちらも「アーカイブ」にある[41861] のhmtさんの記事に書かれている通りになっていました。「邇摩郡仁摩町」は、「平成の大合併」で大田市の一部になりましたが、現在も「大田市仁摩町仁万」の住所が残り、地域内には邇摩高校、仁摩支所、仁万駅など、いろいろな「にま」表記が混在して見られます。
このほか、秋田県男鹿市「脇本」三重奏(!)ができた由来(以前は同様なのが「ご当地」にもありましたが…)や、宇都宮市「徳次郎」の読み方問題(SVの画像は古い(誤った)読み方。正しい読み方、わかりますか?…こちらに正解あり)も出てきました。
[103210] 2021年 11月 11日(木)22:03:58伊豆之国 さん
Re2:「十番勝負」問一に出そうで出ないクイズ
[103207] 白桃さん

多摩市も該当しますね。(「乙」タイプ)
寒川町のには毎年恒例で行っています。
尾張のには一昨年に行ってきました。
[103190] 2021年 11月 2日(火)22:05:04【1】伊豆之国 さん
外野席から見物させていただきました。【Challenge Trial】
「十番勝負・入門コース」の「復活版」といった形で「チャレンジコース」が始まりましたが、あくまで「新人・初心者対象」と銘打っていることもあり、既に「一般コース」に40回以上参戦し、「メダルがなかなか遠いスロースターター」とは言いながらも、「金」3個を含め20個のメダルを獲得している自分にとっては、「ノーハンディで参加できる」([102847] デスクトップ鉄さん)らしいとは言っても、やはり「のこのこと参加するのはちょっと…」、ということで、こちらのコースは「外野席」から「高見の見物」、という立場を取ることにしました。…とはいえ。問題を一目見たところ、「結構手ごたえがある」といった感じ。出題する側に立った各氏の「腕前」もかなりなもの、といった感想でした。最初の採点前に共通項が見えてきたのは、問四(「暑い町」)ぐらいなもの。それでも、解答が進んで行くうちに、「どこかで見たな」というような問題がいくつかあったのが見えてきました。問一は「中山道の宿場町」。一般コースでは第36回の問六で「中山道が通っている市」があって、その「関連記事」まで書き込んでいた([82767])…。「(旧)中山道は通っているが、宿場はその市域にない」市(戸田市、北本市など)が対象外となった結果、ただでさえ少なめの想定解が更に少なくなり、「売り切れ御免」の厳しい「時間との勝負」になったように見えました。問七の「中央が付く駅がある市」は、「過去ログにあったな」…。勿来丸さんが[98093]で出し、その答えが[98164]に出ていたのでした。一方、最後まで苦戦したと思ったのは、問六の「セイコーマート」と問十の「百名山の最高点」。「セイコーマート」が北海道が本拠というのは前から知っており、3年前の函館観光([96376])でも、五稜郭の近くにあったな、と記憶していましたが、「北海道限定」だと思っていて、北関東の限られた地域にもあったとは初耳でした。たぶん地場の小規模チェーン店を買収でもしたのでしょうか? 問十は、「市の最高点の標高」などといろいろ混乱し、たどり着くまでに相当苦労したのは必至でしょう。
お題の出し方ですが、問四では、熊谷市があったらもっと簡単になったでしょうし、問七では、横須賀市とか鹿児島市があれば共通項にたどり着くのがかなり早くなったでしょう。「初級問題」とは言っても、あえて「共通項が一瞬で丸見え」になるようにはしなかったところに、出題者の思いが見えたと思いましたが、いかがでしょうか?

ところで私ですが、以前にも何度か「残り1市を答えよ」といった想定解が極端に少ないものとか、町村を対象にしたといった「もどき問題」をいくつか作って公開しており、「やる気」そのものはありました。でも、やはり「想定解が何十市もある問題を作るのはさすがに自分には厳しい」と見て、「手を上げたい」とは思いつつも、今回は静観することにしたのですが、もしお声がかかったらどうするのか、それはそのときになって考えることになるでしょう。
[102824] 2021年 10月 6日(水)22:27:17【1】伊豆之国 さん
第58回十番勝負を振り返って~田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。今回も解答できた順に。
今回、「新しい趣向」も加わり、戸惑いもありましたが、次第にいつも通りにペースを取り戻してきました。

問五~芽吹く緑が水面に揺れる~
最初に分かったのがこの問五。新趣向の"Street View"に出てきた富岡市役所。お題の中の熊谷市と朝霞市の市長が共に「富岡さん」だったな、というのを思い出し、他の3市の市長の名を調べると、こちらもいずれも他の市名になっている。ここではっと思い出したのが、「4月4日の小平市長選挙で小林洋子氏が当選」([101504] ピーくんさん)、そして前回の問二の共通項「4月に市長選挙」。共通項らしきものが見えてきた。「東京都の総領主」の石高上積みを目指してこの小平市を取ることにしたが、この時点で「銀」圏内だったのが、確認作業の間に駿河の民さんに先を越され、銅メダルとなったが、これで6大会ぶりのメダルを手にすることができました。
ちなみに、小平市の前の市長も小林正則氏でしたが(現市長の洋子氏は正則氏の後継者として立候補したようです)、直接の血のつながりはないらしい?
後で未解答市を見たら、三島市(市長は豊岡氏)があり、この「三島市を取ってライバルを突き放す」という手もあったことに気づいたのですが、それを知っていたら、どちらを取るか相当悩ましい選択を強いられたかも…。
蛇足ですが、以前に類題(第47回・問十…市長名と同名の市)があり、この問で「NG市の提示が多すぎ」と苦言を申し上げたことがあったのですが([95297])、今回は「字体違い」(今回のは「読み」の異同は問わない)の提示のみであり、これくらいなら十分だと思います。

問九~広瀬川流れる岸辺~
お題に県庁所在地ばかり並んで「迷彩」が見え見えでしたが、SVの工事中の映像を見ると、地図に切り替えると加賀市になっており、それと、最近話題になった「斜張橋もどき」=エクストラドーズド橋。コレクションを見ると、その加賀市の「細坪橋梁」が「未使用だが完成している」とあり、想定解を調べるとどうやら合っていそうだ。ここは、「青葉城」の石高を更に積み増し。6位入賞でした。

問三~波の谷間に命の花が~
SVの「若洲橋」、橋の格好でもなさそうだし、両側の袂の周りを見てもこれといったヒントになりそうなのが見当たらない。解答が進んできて、ふとその「若洲橋」の遠方を見ると観覧車が見え、そこが「葛西臨海公園」らしい。その公園内には水族館がある。第53回の問十の「動物園」、根拠としたデータは動物園と水族館の両方のリストがある。共通項はその「水族館」のほうだ。「江ノ島」がある藤沢市がNGなのは、協会加盟ではない(脱退している)からだ…。残っていた市に「市盗り」に絡みそうなのがなく、未解答の市から選ぶことになり、リストにあり「絶対鉄板」の鳥羽市を。

…ノーヒントで答えられたのはここまで3問でした。

問二~田子の浦に打ち出でて見れば白妙の~
副題リンクに「白山」「白川郷」の文字が見え、「隣接関係」「共通文字」ではないか、とおおよその推測は付いていたのですが、共通項の「詰め」を慎重に見極める、ということに。「白山」と「白川」に気を取られ、白山市と白川村が隣接していることは頭に入っていたのですが、相手が「市」だけということが分かるまで少し時間がかかりました。白山市が勝山市と高山市と接していることに気づく。「隣接市と共通文字がある」…。ヒント前に回答することもできましたが、「もう少し解答の流れを見る」ことで第一ヒントが出てからに。「伊」の字絡みの「ご当地」3市から選ぶこともできたのですが、ここを取れば「領主盗り」になる富士市を。
この問二に意外にてこずった人が結構いた(私も?)のは、[102817]で勿来丸さんがおっしゃっていることと少し被りますが、お題の市に「隣接市と最初の字が同じ」というのが一つもなく、共通項を見つけにくかった、というのも原因なのでしょうか。

問八~Surfin’ USA~
お題に人口が減っていそうな市が並んでいたので、その方面かとも疑いましたが、大都市近郊の衛星都市が解答されたりしてこれではなさそうだ。第一ヒントで「市以外に該当なし」と出たので、ここで副題の「五島市役所」の意味が「定番?」のあの方面か、と。お題とここまで出てきた市をいくつか、まず「市盗り合戦の領主変遷」のページから当たってみると、「誤答なし」となっていたのだが、同様になっていた土岐市がNGになった意味は何なのか、と思ってみると、「十番勝負の問題市・解答市分析」のページに当たったら、その中に「誤答市ランキング」というのがあった。その表を見ると、誤答がなかった市を数えるとちょうど想定解数と合っている。土岐市がNGなのは、「市盗り」では「既出とお題を答えたのは誤答に計上しない」という「からくり」があったからだ…。領主になっている牧之原市の石高を積み上げ。
なお、この問の想定解にあった51市のうち、杵築市(お題を解答)と稲城市で今回誤答が出たので、今大会終了時点での該当市は2市減って49市になっています。
「副題」については、他の何人かの方もおっしゃっていますが、個人的には、こことかこことかでもよかったのでは、と思いましたが…

問四~金襴緞子の帯締めながら~
副題リンクの今帰仁村の画像を見ると、立て看板に「海岸」の字が見え、また「長浜」の字も見えたので、「海岸」関係であろうと見当はついたのですが、「海岸」に関する共通項をいくつか当たったもののその先に進めず。第二ヒントまで来て、EMMさんの金沢市が出たあたりから、「市の誕生当時は海に面していなかったのが、合併によって市域が海岸線に到達した」と見えてきました。この想定解探しに利用したのが、「市町村変遷パラパラ地図」。お題にあったいわき市と沖縄市の意味は、それぞれ最初に誕生した平市とコザ市の誕生日からの変遷を意味していたこと、「コザ市」が実は海に面していなかったこと(現在の沖縄市の海岸線は全て旧美里村)と、NGとされていた松阪市は、昭和8年の誕生時にすでに「わずかに海に面していた」ことは、初めて知りました。
答え選びにあたっては、面倒な検索を避けて「平成の大合併」で海に面するようになった市から選ぶこととし、色々と迷ったのですが、つい先日のTV番組で「最強の城」特集の中に出てきた、堀部(中山)安兵衛の故郷としても知られる新発田市を取ることにした。だいぶ前に答えたことがあり、2度目でしたが。

問七~逢いたい気持ちがままならぬ~
副題リンクの閑谷学校から、まず「学校」関係を疑い、以前に話題にしたことがある「古い木造校舎」([98751],[98756]hmtさん)とか、いくつか考えたのですがいずれも外れ。第二ヒントが「一番長い」と解けて、何の長さか、と思ったものの、しばらくして「距離ではなくて『時』の長さ」、つまり「一番古い」ということか。お題の魚津・鹿島など、意外な市がいくつかあったのは、「その県で誕生が最古の市が『リニューアル』していた」から、「最初の市制」から今まで続いている市が「その県内最古になるからだ」。想定解が47を大きく上回っているのは、「同時に複数の市が市制した」ことか…。未解答の県庁所在地を取ることもできたのですが、北海道で札幌などと同時に市制施行しており、ここを取れば「領主」返り咲きになる運河の町を。
この問の面白さは、「県庁所在地や県内最初に誕生した市が必ずしも該当せず、戦後に誕生した市など『意外な』市が該当している」ということにあったと思います。

問六~頭を雲の上に出し~
答えが早く進んでいるのに共通項が見えず、焦りの色が…という、このところ必ず1問出てくる「最悪パターン」。リンクの浜頓別の画像を見ても何がどうなのかさっぱり見えない。第二ヒントが「綺麗な形」と解けたが、何か「綺麗」なのか。しばらくするうちにようやく、最近話題になっていた「ラウンドアバウト」?…そこでコレクションを開くと、まさにその通りだ…。ここも富士宮市で領地石高積み増し。

問一~SAKURA ひらひら~
共通項を見つけるまでに大いに迷走し、苦しんだ問題でした。最初の映像「堀川通」では、正面のいくつかの張り紙ばかりが目に入り、道路の反対側や前後の方向を見ても何を意味するのか分からず。実はその店の左端の側壁に見えた「音」の字に視線が行かず、全く気づかなかったのでした…。第三ヒントの映像を見ると、初めに左端に見えたパチンコ屋の「777」(現在は廃業しているらしい)と右側のビルに見えた「美少女クラブ?」の看板が気になり、また突き当りに駒込駅が見え、この通りが豊島区と北区の境界線になっていることもあり、第二ヒントを解いた「まとまり単位」が何のまとまりなのか、色々迷って行き詰まり。再び「駒込駅前」の映像を見ると、「あかさたな」という修理屋さん?の看板が見えた。「ひょっとして?」と、「詳細検索」で「五十音順」で見ると、どうやら「読みの最初の文字ごとに、それぞれ人口が最多の市」を答えよ、「清音と濁音もそれぞれ別」だ。と。神奈川県で未解答だった2市のうちの一つ、海老名市が該当していた…。

問十~遥かな友に~
こちらも共通項を見つけるまでが遠かった問題でした。最初のリンク画像「最上川」からまず「最も上位」を連想し、第一ヒントで津幡町が出ると、その津幡町出身で先の「奥運会」([65923] hmtさん)で姉妹で金メダルを取ったレスリングの川井姉妹がまず浮かび、そちらの方面から離れず。お題の彦根市も水泳で「金」の大橋選手の出身地、ヒント直前に出てきた茅野市は平昌で金の小平選手…。「奥運会」に引き回されたのは、未開人さん([102807])と同じ。津幡町がヒントに出た時点で「十番勝負のほうではない」と思ってはいて(実は昨年夏に出された「全国の町十番勝負」で津幡町が問十で「金メダルを取っていた」のを、[102807]の記事を見て知った)、「奥運会」のほうも、津市(「倫敦」まで3連覇した「最強女子」レスリングの吉田沙保里選手の出身地)がNGになっていたこともあり、境界線をどこにとっても数が合いそうにないことから「それもない」とほぼ見当はついてはいたのですが…。第二ヒントは「変わらないもの」とすぐ解けましたが、何が「不変」なのかわからず。次の画像で伊豆下田の「千人風呂」が名物の金谷旅館が出ても、今度は「温泉」とか「遺産」の方に目が行って相変わらず迷走。実は「最上川」の映像、川下りの屋形船が出てきたのに気を取られ、「仙人堂」に気づかなかったのでした。これは問一のと同様、痛恨の見落とし。ようやく第四ヒント、「五年の変化」と解く。「前回国勢調査からの人口増減」か。昨年の国勢調査はまだ概算値しか出ていないので、この数字が最新の人口、それと前回国勢調査との増減比較、だと…。増減数で並べ替えると、お題とNGの市の境界が「±1000人」。その範囲内にあった市を数えるとちょうど想定解数と合っている。その中に、神奈川県で唯一の未解答市だった綾瀬市があった。これで既に全市正答を達成している静岡県に続いて、神奈川県からも全市正答となりましたが、こちらは総領主が絶対的に強すぎることもあり、「未解答市をなくした」ことでとりあえず「地元」となった県でのノルマは果たした、ということで、今後も「市盗り」につながらない範囲で答えることはあるくらいでしょうか(笑)…。

これで、今回もお手付きなしで10問完答、6大会ぶりのメダル獲得も果たし、総合順位も12位と、以前の「定位置」に戻した、という形になりましたが、若手のさらなる躍進に加え、新たな参加者も増えた中、「まだまだ若い衆には負けない」という気力を今後も維持できるか、厳しい勝負は続きそうです…。
今回は、Nさんの戦術大転換と怒涛の名古屋城一気攻め落とし、浜松城をめぐる壮絶な攻防戦など、見ごたえのある攻防も印象に残った大会だったと思いました。

♭今回の選曲は…
問五:「新こだいら音頭」の歌いだし(小平市HPより)。ちょっと時季外れですが…
問九:もちろん、この地・仙台を代表するご当地ソングの歌いだし。
問三:鳥羽と言えばイチローですが、既に歌いだしから歌詞もあやふや、「兄弟船」から後の歌詞はすっかり思い出せません…
問二:かの萬葉の名歌ですが、百人一首に載せられている、「新古今集」で改変されたバージョンのほう。タイトルの副題にしたのは、萬葉集にある元歌です。
問八:牧之原市の静波海岸は、先の「奥運会」で、USAの「波乗り隊」の合宿が行われていました。
問四:新発田市出身で、絵本・挿絵などで知られた「大正浪漫」の画家・蕗谷虹児が作詞した唱歌「花嫁人形」の歌いだし。
問七:「小樽」というと、やはりある年代以上の人にはこの歌ですね…。
問六:やはり富士山ですが、この歌の1番の3フレーズ目、「雷様を下に聞く」の意味が分かったのは、大人になってからでした。
問一:小田急海老名駅の発車メロディー。このトリオのメンバーの出身地ということからの縁で使われたそうです。
問十:これは全くの駄洒落…
[102587] 2021年 9月 26日(日)20:02:06伊豆之国 さん
十番勝負
問十:綾瀬市
[102576] 2021年 9月 26日(日)11:14:01伊豆之国 さん
十番勝負
問一:海老名市

…そういう意味ですか…
[102538] 2021年 9月 24日(金)17:30:49伊豆之国 さん
十番勝負
問六:富士宮市
[102520] 2021年 9月 23日(木)22:18:46伊豆之国 さん
十番勝負
問四:新発田市
問七:小樽市
[102474] 2021年 9月 22日(水)20:41:28伊豆之国 さん
十番勝負
問二:富士市
問八:牧之原市
[102444] 2021年 9月 20日(月)22:46:34伊豆之国 さん
十番勝負
問三:鳥羽市
[102408] 2021年 9月 19日(日)10:22:53伊豆之国 さん
十番勝負
問九:仙台市
[102366] 2021年 9月 18日(土)21:59:37伊豆之国 さん
十番勝負
問五:小平市
[102284] 2021年 8月 27日(金)22:20:42伊豆之国 さん
Woo-men & So-men
[102279] 千本桜さん
「三輪そうめん」と「白石うーめん」の味の違いが、よくわからない
[102280] 白桃さん
「三輪そうめん」との味の違いどころか、「うーめん」の味自体も殆ど記憶にありません
「揖保乃糸」でおなじみの「播州素麺」、地元の「小豆島素麺」、それから(中略)「島原素麺」は良く食べますが、どれも美味しいです。もっとも、私のお気に入りは隣県徳島は半田の「半田素麺」
[102281] オーナー グリグリさん
半田めんの正式名(?)は半田素麺みたいですが、私にはこれはどう見ても素麺とは言い難い
[102283] あきごんさん
「短い」のが最大の違いでしょうか。うーめんを調べたらそーめんの一種と書かれていました
県内最大手の「三輪そうめん山本」は販売量の多くは長崎県産(島原産)です

「素麺(ソーメン)」と「温麺(ウーメン)」の話題でにぎわっていますが…
まず、千本桜さんのクイズ([102273])、これは5年前の「みちのく独り旅」の道中([91505])がすぐ浮かび、簡単に解けました。ただ、「鯉が泳ぐ掘割」はこの時の道中では気づきませんでした(「鯉が泳ぐ水路」というと、思い出すのは31年前に訪れた「ソーメン」の本場の1つ「島原」でした…)。
本題の「ウーメン」と「ソーメン」の違いですが、これは「麺の長さ」のほか、もう一つは「ソーメン」は「氷で冷やし、冷たいつけ汁でいただく夏の味覚」、一方の「ウーメン」は「温麺」と書くように、「熱いかけ汁でいただく、どちらかというと涼しい・寒い季節の味覚」という(勝手な)イメージでした。
「ソーメン」の産地がいくつか挙げられていますが、すべて西日本で、東日本(東海・信越以東)の産地が浮かんでこないことを見ると、「細麺」文化は東日本では根付かなかった(白石温麺や稲庭うどんは例外?)のでしょうか。
阿波の「半田ソーメン」は、デパートの物産展で知り、買い求めたことも何度かありましたが、本当は麺の太さが「ソーメン」と呼ばれる基準よりも少し太く、「冷や麦」と呼ばれるサイズらしいのだけれど、「地元でずっとソーメンと呼ばれてきた」ということで、特別に「ソーメン」と呼ぶことを認められた、ということが、買った時にもらったパンフレットか何かで見たことがありました。最近は新聞広告にも出ることがあります。
奈良県内には、もう半世紀も昔の中学生時代より幾度となく訪れ、宿泊したことも多く、「三輪ソーメン」のお膝元・桜井市の多武峰のホテル([76112],[102217])に泊まったこともありましたが、この時にも召し上がった、この宿の名物料理が「義経鍋」という鍋料理であり、この時の付け合わせ?にソーメンが出てきたかどうか、既に記憶もはっきりしません…。最近も奈良県内宿泊が何度かありましたが、ほとんどシティホテルで、夕食は街に出てレストランで、ということになって、本場の三輪ソーメンを味わうこともなかった…。
[102231] 2021年 8月 6日(金)21:11:35伊豆之国 さん
金メダル空白県が消えました。
…と言っても、「十番勝負」「市盗り合戦」の話ではありません。とやかく言われながらもなんとかここまで無事にきた「奥運会」([65923] hmtさん)の話です。
今大会前まで、日本選手の金メダリストが出ていなかった県が2県ありました。鳥取県と沖縄県でした。今大会で、まず、鳥取県出身の女子ボクシング・入江聖奈選手が金メダルを獲得し、鳥取県から初めての金メダリストが誕生。そして最後に残った沖縄県から、新種目の空手で喜友名(きゆな)諒選手が金メダルを獲得。これで47都道府県全てに金メダリストがそろうことになりました(記事)。
[102226] 2021年 8月 3日(火)09:08:43伊豆之国 さん
第103回夏の全国高校野球出場校決定【西日本編】
前回([102225])に引き続き、今年の夏の甲子園出場校を。今回は西日本編(北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
富山高岡商業高岡市4桜トンネル高岡古城公園、瑞龍寺、雨晴海岸など
石川小松大谷小松市3EMM安宅関、那谷寺、粟津温泉
福井敦賀気比敦賀市4EMM気比神宮、気比の松原、金ヶ崎城跡
滋賀近江彦根市4ぺとぺと彦根城、玄宮園、佐和山城跡
京都京都国際京都市4深夜特急清水寺、金閣寺、伏見稲荷など所在地は東山区
大阪大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)三好長慶ゆかりの史跡(大東市HPより)
兵庫神戸国際大附属神戸市4桜トンネル北野異人館街、南京町、六甲山など所在地は垂水区
奈良智辯学園五條市4深夜特急新町通り(重要伝統的建造物群保存地区)、栄山寺賀名生(あのう)梅林(五條市HPより)
和歌山智辯和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
鳥取米子東米子市4桜トンネル皆生温泉、妻木晩田遺跡(注1)
島根石見智翠館江津市1ピーくん柿本人麻呂ゆかりの史跡有福温泉(江津市観光協会HPより)
岡山倉敷商業倉敷市4白桃美観地区(大原美術館など)、鷲羽山・瀬戸大橋、玉島・円通寺(良寛和尚ゆかりの寺)
広島広島新庄北広島町0対象外吉川氏居城跡(北広島町観光HPより)、芸北高原(地名コレクション「高原」より)
山口高川学園防府市1ソーナンス防府天満宮、毛利家本邸・毛利博物館、阿弥陀寺
徳島阿南光阿南市1桜トンネル蒲生田岬、牛岐城跡、四国21番札所・太龍寺(阿南市観光ブックより)
香川高松商業高松市4白桃栗林公園、高松城、屋島
愛媛新田松山市4がっくん松山城、道後温泉、子規記念博物館
高知明徳義塾須崎市1ぺとぺと横浪三里・浦の内湾、新荘川(須崎市観光協会HPより) (注2)
福岡西日本短大附属八女市0かぱぷう岩戸山古墳八女福島の白壁の街並
佐賀東明館基山町2対象外基肄(きい)城跡瀧光徳寺
長崎長崎商業長崎市3かぱぷう大浦天主堂、グラバー園、平和公園など
熊本熊本工業熊本市4さざ波熊本城、水前寺公園、江津湖所在地は中央区
大分明豊別府市3デスクトップ鉄別府温泉郷、ラクテンチ、城島高原
宮崎宮崎商業宮崎市4星野彼方宮崎神宮、青島、シーガイア
鹿児島樟南鹿児島市4ペーロケ仙巌園、城山、桜島など
沖縄沖縄尚学那覇市4白桃首里城、玉陵(たまうどぅん)、金城町石畳道

(注1) 妻木晩田遺跡は大山町にもまたがっている
(注2) 明徳義塾は土佐市にもキャンパスがある

決勝戦が同一市内の対決となった地区(県)は(学校名は準優勝校を示す)は次の15地区。

北北海道(帯広市…VS帯広大谷)、宮城(仙台市…VS仙台第三)、秋田(秋田市…VS秋田南)、山形(山形市…VS東海大山形)、神奈川(横浜市…VS横浜創学館)、富山(高岡市…VS高岡第一)、岐阜(岐阜市…VS市立岐阜商業)、静岡(静岡市…VS東海大静岡翔洋)、愛知(名古屋市…VS享栄)、京都(京都市…VS京都外大西)、和歌山(和歌山市…VS市立和歌山)、香川(高松市…VS英明)、愛媛(松山市…VS聖カタリナ学園)、熊本(熊本市…VS熊本北)、鹿児島(鹿児島市…VS鹿児島実業)
※南北海道で準優勝の札幌日大高校は札幌市になくて北広島市にあるので該当せず

初出場は5校、そのうち春夏通じて初出場は東北学院・鹿島学園・東明館の3校。一方、最多出場回数校は北海で39回目の出場。松商学園の37回が続きます。最多連続出場は、作新学院の10回連続(中止になった昨年は含まず)、春夏連続は13校。久しぶりの出場は、帯広農業の39年ぶり、小松大谷は36年ぶり、阿南光は、前身の新野(あらたの)が1996(平成8)年に出場して以来、25年ぶりとなりました。

一部の地域で悪天候などによりスケジュールが遅れた地区もあり、対戦相手の決定は出場全校が決定した翌日の、今日の夕方にリモートで行われることになっています。開幕は、9日の予定です。
[102225] 2021年 8月 2日(月)23:26:46【1】伊豆之国 さん
第103回夏の全国高校野球出場校決定【東日本編】
本日、第103回全国高校野球大会の出場全49校が決定しました(こちら)。
今回も、春の「選抜」に続いて、全出場校の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市区町村の経県値」を記し、今までの同様、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。
今日は、東日本(北海道・東北・関東・甲信越・東海)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
北北海道帯広農業帯広市0まつもとしろくま幸福駅・愛国駅、緑が丘公園・おびひろ動物園、白樺並木
南北海道北海札幌市4不在大通公園、時計台、藻岩山など所在地は豊平区
青森弘前学院聖愛弘前市3スカンデルベクの鷲弘前城、武家屋敷町、長勝寺
岩手盛岡大附属盛岡市3デスクトップ鉄盛岡城跡、石割桜、啄木記念館
宮城東北学院仙台市4伊豆之国仙台(青葉)城跡、瑞鳳殿、秋保温泉など所在地は宮城野区
秋田ノースアジア大明桜秋田市3EMM千秋公園、大森山動物園、竿燈祭り
山形日大山形山形市4桜トンネル蔵王山・蔵王温泉、立石寺(山寺)、山形城跡・霞城公園
福島日大東北郡山市3桜トンネル開成山公園、磐梯熱海温泉、猪苗代湖
茨城鹿島学園鹿嶋市4スカンデルベクの鷲鹿島神宮、カシマサッカースタジアム、潮騒はまなす公園
栃木作新学院宇都宮市3桜トンネル二荒山(ふたあらやま)神社(注)、宇都宮城跡、大谷観音・大谷資料館
群馬前橋育英前橋市3桜トンネル赤城山、敷島公園、ぐんまフラワーパーク
埼玉浦和学院さいたま市3不在さいたまスーパーアリーナ、埼玉スタジアム、鉄道博物館など所在地は緑区
千葉専修大松戸松戸市3Takashi矢切の渡し、本土寺(紫陽花寺)、戸定邸
東東京二松学舎大附属千代田区3対象外皇居、日比谷公園、秋葉原など
西東京東海大菅生あきる野市3U-4秋川渓谷、東京サマーランド
神奈川横浜横浜市4不在山下公園、中華街、ランドマークタワーなど所在地は金沢区
新潟日本文理新潟市4EMM萬代橋、朱鷺メッセ、北方文化博物館など所在地は西区
長野松商学園松本市4せいこう松本城、開智学校、上高地など
山梨日本航空甲斐市1デスクトップ鉄信玄堤、敷島総合公園神の湯温泉
静岡静岡静岡市4星野彼方駿府城跡、久能山東照宮、三保の松原など所在地は葵区
愛知愛工大名電名古屋市4不在名古屋城、熱田神宮、大須観音など所在地は千種区
岐阜県立岐阜商業岐阜市4勿来丸長良川の鵜飼い、岐阜城・金華山、長良川温泉
三重三重松阪市4松阪城跡・本居宣長記念館、豪商の屋敷、松阪牛の老舗

(注)日光のは「ふたらさん」、宇都宮のは「ふたあらやま」

西日本編は次回に書き込むことにします。
[102217] 2021年 7月 31日(土)00:56:22伊豆之国 さん
天理軽便鉄道
[102215] あきごんさん
天理軽便鉄道は、大正4年に大阪方面からの天理教信者の輸送を見込んで、法隆寺から丹波市(たんばいち)(現 天理市)に建設されたナローゲージの鉄道です(中略) 後に東半分の平端~丹波市間が大阪電気軌道(現 近鉄)に譲渡されて、現在も近鉄天理線として残っています。新法隆寺~平端間は昭和20年に戦争の影響で運転停止
この「天理軽便鉄道」、「以前に私の書き込みで触れていたな」と過去ログを見たら、6年半ほど前の[87207]の書き込み、第40回十番勝負の問六の共通項「○○市駅」についての関連記事の中で、「番外編」のような形で書き込んでいたことがありました。
「国鉄編」の欄外記事として、天理駅(1965.9.1現駅名に改称)が一時期「天理市」駅を名乗った(1963.5.25に「丹波市(たんばいち)」より改称)ことが書かれています。この「天理駅」は、現在のJR天理駅が「奈良鉄道」の「丹波市駅」として開業(1898.5.11)の17年後、現在の近鉄天理線の前身にあたる「天理軽便鉄道」が1915年(大正4年)2月7日の開業当初から「天理」駅を名乗っていて、1965年の国鉄駅との統合により、国鉄の「天理市」駅も近鉄にあわせて「天理」駅に統一されています。余談になりますが、「天理軽便」は現在の近鉄奈良線などの前身「大阪電気軌道」への合併後に東側の平端-天理間が1435mmゲージに拡幅・電化され、橿原線との直通も行われるようになって現在に至っていますが、「軽便」・非電化のまま取り残された西側の新法隆寺-平端間は、戦時中に運休となり、そのまま廃線となっています(こちら)
この書き込みの前半は、1979(昭和54)年発行の「時刻表名探偵」(石野哲氏著)からの要約引用、後半の「余談」の部分は、私がもう半世紀も昔、鉄道雑誌を見て知ったことでした。リンクした記事は、19年ほど前に開催された安堵町の資料館での展示と、廃線跡のウォーキングの写真ですが、その中に出ている「軽便」の痕跡や沿線風景は、あれから19年を経た今、果たしてどうなったのでしょうか?
近鉄天理線は、今まで2度乗ったことを覚えており、最初は、やはり半世紀ほど昔、近鉄奈良から天理まで往復し、「石上神宮」をお参りしたと記憶していますが、その時のルートは、国鉄桜井線は本数が少ない上、奈良駅の位置が中心市街に西の端の方にあって、奈良公園や主な神社仏閣から遠く不便なこともあり、近鉄奈良からの往復で、どちらが行きでどちらが帰りか記憶は既にあいまいですが、片道をバス、片道は近鉄で2度の乗り換えで大回り、といったルートを取ったのは確かでした。
天理に行ったのは、それから20数年の時を経た、今から23年前。天理駅からタクシーで「山の辺の道」沿いの寺社をめぐり、桜井市の多武峰に宿を取った([76112])時で、このときもやはり近鉄天理線に乗りましたが、前に乗ったときは単線だった天理線がいつの間にか複線になっていたのにはびっくりしたものでした。

法隆寺~平端間も残していてくれていたらJRの乗換えが便利だったのに
法隆寺側が残らなかったのは、当時の関西線が単線で電化もされておらず本数が少なく不便だったこと、それと大阪方面からの天理教関係の大量輸送に対応することを重視していたからでしょうか?
[102204] 2021年 7月 27日(火)21:00:33伊豆之国 さん
秋の夕日に照る山もみじ(かなり気が早いですが…)
開幕前からご難続き、1年遅れの第参拾弐回「大江戸・夏季奥林匹克運動会」([65923] hmtさん)。ようやく開幕にこぎつけましたが、街角でも今市気分が盛り上がらず専ら「お家でTV観戦」という方が大半といった感じ。演出担当者の相次ぐ不祥事発覚で予定通り実施できるかも危ぶまれた開会式、私は大して興味もないのでスルーしましたが、入場行進の順番が前回(1964・昭和39年)の時の英語アルファベット順ではなくて、Issieさんが[65977] でご提案の
そのときには,ぜひ日本語表記の「50音順」で入場してもらいたいものです
になっていたことを、後で新聞記事を見て知りました。
ところで、昨日行われた新種目「スケートボード」の女子で、13歳11か月の西矢椛選手が金メダル獲得。これまで日本人最年少記録だった、29年前のバルセロナ大会・女子水泳の岩崎恭子さんの14歳0か月を抜いて、最年少記録を更新したということが話題になりました。
この「椛」という字、「もみじ」と読むそうです。この字を見て、「過去の自分の書き込みにあったな」と思いだしたのが、8年近く前の[83731]の記事。これは、オーナー グリグリさんが[83726]で、当時の岩手県滝沢村にあった「埖溜(ごみたまり)」という地名についての記事についてのレスで、「花」をつくりに持つ和製漢字(国字)の話を取り上げていたからでした。その中で、「椛」の字について
「花」をつくりに持つ字には、木へんの「椛」もあります。「椛」の字には「かば」と「もみじ」の二つの読みがあり、「かば」は「樺」のつくりの「華」を同じ意味の「花」に置き換えたもの、「もみじ」は木々に花が咲くような様子を表したものでしょうか
と書き込んでいました。
一方、この「椛」の字が付く苗字もいくつかありますが、こちらは、ほとんど「かば」と読むようで、その中で最も多いのは「椛島」(かばしま)さん(約4200人、福岡県に多い)、次いで「椛沢」(かばさわ)さん(約2700人、新潟県などに多い)、といったところのようです(こちら)。
スケボーの話に戻りますが、同じ競技で銅メダルを取ったのは、16歳の中山楓奈(ふうな)選手。「もみじ」に「かえで」、まだ暦の上での秋になるまでにも2週間近くありますが、なんか季節を先取りして紅葉見物気分…。
…蛇足ですが、JRのいくつかの駅の売店で、宮島名物の「もみじ饅頭」が並んでいました。「もみじ効果」で「もみじ饅頭」も果たして飛ぶように売れるのでしょうか?
[102195] 2021年 7月 24日(土)10:56:16伊豆之国 さん
「超地元」春夏連覇の夢が早くも消えました。
中まで腐ってとても食えない「ぼったくり男爵芋」を筆頭に不祥事も続発、「もう始まっていたのか」といった感じ。街角にも宣伝の旗も垂れ幕もほとんど見られず今市盛り上がらぬ「萬国大運動会」よりも、新聞のスポーツ面を見てまず目を通すのは、高校野球の地方予選の結果。星稜、福井商業など、部員の感染で出場辞退に追い込まれた強豪が続出、14大会連続を逃した聖光学院を初め、八戸学院光星、仙台育英、花咲徳栄、桐蔭学園、龍谷大平安など強豪の早々の敗退も相次ぎ、まさに波乱の様相。そんな中、今春の「選抜」の覇者・東海大相模高校が、部員の大量感染で神奈川県大会準々決勝を前に無念の出場辞退に。思わぬ形で春夏連覇の夢が消えました。
登録メンバー17人の新型コロナウイルスの陽性判定を受け、同校の野球部の活動が禁止となった
今夏限りでの退任を表明していた門馬敬治監督にとっても思わぬ形で最後の夏を迎えることになった
(記事)
[102177] 2021年 7月 13日(火)20:27:27伊豆之国 さん
青丹よし奈良の都 & サラダ記念日(若い市長・女性市長更新情報)
11日投開票の奈良市長選挙で、現職の仲川げん(本名・元庸)氏が、新人4名の挑戦を退け4選を果たしました。(奈良市HP)。

同じく11日に投開票が行われた、女性新人同士の対決となった徳島県三好市長選挙([102152] ピーくんさん)では、高井美穂氏が大差で初当選(三好市HP)。徳島県では、徳島市に続いて2人目の女性市長になりました。

♯余談ですが、高井氏の選挙第一声は「池田町サラダ」で上げたそうです(徳島新聞より)。この「サラダ」の話題、過去記事にも何度か出ていました(ex.[16581] 千本桜さん)…。
[102168] 2021年 7月 8日(木)23:47:04伊豆之国 さん
その手は桑名の…
「ご当地」のNさんを出し抜いて失礼いたします。

今晩の「ケンミンSHOW」で、10年前に放映されていた「ポークカレー」と「ビーフカレー」の東西境界線が「三重県桑名市の旧長島町にある」([76860])という「実地検証」の「リメイク版」が放映されていました。
10年前の調査結果と同様、長良川・揖斐川の西側にある旧桑名市域では「ビーフ」派が優勢、一方、木曽川の東側にある木曽岬町では「ポーク」派が優勢で、旧長島町ではほとんど互角、という状況は全く変わりありませんでしたが、10年前の放映後、桑名市にある食品製造会社が、その名も「天下分け目の桑名カレー」という名の、中に「ビーフ」と「ポーク」がそれぞれ1袋ずつ入ってそれで1人前、というレトルトカレーを販売し、それが大ヒット商品になった、という話が紹介されていました。
私は、「長島温泉」に2年前に行ったとき([97713])、売店にその「桑名カレー」があって、これを「お土産」として買ってきたことがあり、袋には「おいしい食べ方」の説明が書いてあったように覚えています。

この番組では、もう一つ「食べ物の東西境界線」として、「酢だこ」という料理について、大井川を境に東は「ある」、西は「ない」と分かれる、というのが出ていましたが、静岡県民のメンバーの方の反応もやっぱり「東」と「西」ではっきり分かれるのでしょうか?
[102129] 2021年 6月 26日(土)22:59:21【1】伊豆之国 さん
九州から上京すると…「アレ」にやられる?(経度による時差の問題)
ネット記事のリンクをたどってみたら、こんな記事を見つけました。
東京の人が九州や北海道に旅行に行くと、夕方遅くまで明るかったり、逆に早く日が暮れてしまって驚くことがあります
その記事に出ていた、投稿者の書き込みをいくつか紹介すると…

「九州出身者は関東のあまりにも早く訪れる夜にメンタルがやられるから注意しろ」という脅しが続々と寄せられている

8月から関東ですかぁ……
そのころだと、午後7時にはもうほとんど暗くなりますから、覚悟しておいてください。
それから、午後8時近くになってもそれとなく明るい なんて季節、そもそも関東地方には存在しませんから、それも覚悟しておいてください

その代わり九州は朝が来るのが遅いから冬は太陽光で眠気覚まし出来ないまま登校出勤になるんですよね

逆に、関東から九州に越してきた人の書き込みも。
逆に関東から福岡に越してきました。経度が10度違う⇒40分日の出日の入りがかわります。この時期の東京だと、4時前から空が明るくなってきます。緯度も5度くらい変わるので、夏冬は日照時間もぶれます(夏は北になるほど昼が長い)

北海道東部の日暮れの早さについての書き込みも。
地元道東なんだけど、学校で決められた秋冬の小学生の帰宅時刻16時だったし実際マジで薄暗かった

最後のほうにこの説明が書かれていました。
夏至の頃は昼の時間が長く、日の出が早くて日の入りが遅くなります。例えば、日本最西端の沖縄県与那国島の場合、7月1日〜7月7日の日の入りが19:41とのこと。暗さを感じるのは日没から約40分後、灯火なしで屋外の活動ができるのは日没から1時間30分程度と言われていますので、20:40ぐらいにようやく暗さを感じ、21時すぎまでは屋外で活動できるということでしょうか。東京とはかなり違いますね。
ちなみに北海道の根室では、12月4日〜14日までの日の入りが15:42とのことです。

ここまでではただ記事の丸写しになってしまって書き込みの意味がないので、ここからいくつか「からくり」の説明を。
日の出・日の入りの時刻のずれは、まず経度によるもので、同一標準時の地域(日本では東経135度=兵庫県明石市などを通る)では、東の方か早く西に行くほど遅くなるのですが、これに緯度による差も出るので、「初日の出の時刻が根室より銚子のほうが早い」といった「逆転現象」が夏至の頃の日の入り時刻でも起こり、日の入りの時刻は東京よりも東にある札幌のほうが遅くなり、福岡よりも西にある那覇のほうが早くなる、という現象が起こります。また、地球の軌道のずれなどにより、緯度によっても若干違いがありますが、日の入りが最も遅いのは夏至の日よりも10日ほど後に、最も早いのは冬至の日よりも2週間ほど前になります。

日の入りから少し時間がたってもまだ空が明るい、というのを「薄明」というのですが、「暗さを感じる」という時刻は「常用薄明(市民薄明)が終わる」と言われるもので、道路や公園の街灯や、マンションの外廊下の電灯が一斉に自動で点灯する時刻は、天候によるその日の空の明るさによっても違いますが、この「常用薄明」の時間帯になっていることが多いようです。「灯火なしで屋外活動ができる」限界は、「航海薄明」が終わる時刻にあたるものと考えられるでしょう。ちなみに、もっと空が暗くなって、地平線上に出ている、肉眼で見える星が全部見える時刻を「天文薄明」が終わる、と言い、東京あたりではその時刻が夏至の頃では午後9時近くになり、高緯度になるほど「天文薄明」が終わる時間が遅くなって、北緯50度あたりより北になると、夏至の頃になるとその「天文薄明」が続いたままになって「暗い星や星雲などの観測が満足にできない」状態になり、さらに北に行くといわゆる「白夜」ということになるわけです。

私も九州に何度か行っており、正月休みか夏休みかそのどちらでしたが、夏休みに行ったときは、既にだいぶ日が短くなっている時期にもかかわらず、夜8時近くになっていてもまだ明るく、正月休みの時は、朝7時になってもまだ空が暗いことには、知識として知っていたこととはいえ、やはり「時差」の違いを実感したのでした。NHKTVで、朝6時前の全国の天気予報を見ることもよくあるのですが、中継している都市は確か福岡・広島・名古屋・仙台といったところで、東京ではとっくに夜が明けているのに、福岡ではまだ真っ暗、といった映像を見ることも多かったのでした。
[102113] 2021年 6月 22日(火)20:58:53伊豆之国 さん
若い市長(更新情報)
愛知県西尾市長選挙が20日に投開票が行われ、現職の中村健氏(42歳)が再選を果たしました。(CBCTV)
>オーナー グリグリ様へ
更新情報をお願いいたします。
[102111] 2021年 6月 19日(土)12:21:08伊豆之国 さん
今更ですが…駅名関係レス
[102094] ekinenpyouさん
「何を今更」といった感ですが…
官報. 1927年03月17日
開業からわずか10年余りで早くも廃線となり、それからもう80年以上経っているのに、今でもその路線跡がかなりの箇所に残っている「小浜鉄道(→雲仙鉄道)」…(HP1,HP2)、その開業許可の記事の右に、「南武鉄道」(現・JR南武線)の部分開業(川崎~登戸間と貨物支線)許可の記事があり、駅名が羅列されていますが、よ~く見ると、今は一大ターミナルとなっているあの駅がありません。その理由は? すぐ推測できると思いますが…。
官報. 1926年03月10日
こちらも拡大して見ると、「竪堀」の「竪」の字が、全て(よく誤記される似た字に)間違っていることに気づきます。しかも、もう一つの字まで間違っている箇所もあります。更に、フリガナも不鮮明で、違う読みに見えそうです。果たしてこれで信頼性は大丈夫なのか、と思ってしまいますが…

それと…
2000(H12)年以降の廃駅は? 「尾花沢市・長浜市、流山市・羽島市・富津市・本宮市」となります([102091])
「福津市」も入りますね(富津市と同じ駅)。
[102093] 2021年 6月 13日(日)15:50:35伊豆之国 さん
駅名クイズ・おまけ番外の答え
[102091] ekinenpyouさん
2000(H12)年以降の廃駅は? 「尾花沢市・長浜市、流山市・羽島市・富津市・本宮市」となります。
どの駅だったかおわかりでしょうか?(5駅のうち3駅は茨城県内にありました。)
茨城県の3駅は…
・2駅は、「市名(&超有名電機メーカー名)を名乗っていたが、その市の中心駅(市名と同名)まで到達できなかった電化私鉄」
・1駅は、「所在する市名と字体違いの神社を目指して?名乗ったが、湖を越えられず?遥か手前で止まったままだった非電化私鉄」
あとの2駅があったのは…
・「長浜市・流山市」→「羽島市」
・「富津市」→「その市と同名の駅が、つい最近まで隣の市にあった、九州の市」
  (蛇足:「富津」と書いて読み方が違う(こちらの方がまともな読み方)地名が、該当する駅があった市の別の隣接市にあり、そこには
  80年以上前に廃線になった路線の駅もあったという)

…こんなことでしょうか?
[102089] 2021年 6月 12日(土)00:10:26伊豆之国 さん
戦況激変!市盗り合戦
十番勝負・市盗り合戦の「改革論議」も、ひとまず収束に向かったということになりましたが、その「市盗り合戦」の様相が、導入当時とは大きく激変してきています。
「市盗り合戦」導入当時の「戦況」については、[87301]
上位にはずらり「西軍」のつわものどもがずらり顔を並べていることに気づきます。十傑の中で「東軍」に属すると見られるのは、いっちゃん殿(下野国の人、武蔵国在住)と、生国こそ摂津国であるものの、現在は相模国に本拠を構え、獲得領地の傾向からもその相模国で圧倒的な強みを見せていることから今は「東軍」と見られる、ぺとぺと殿の2名だけ。20傑まで広げても、やはり「西軍」が優位であることには変わりはなく、領国数や領民数の上位を見ても似た傾向にあって、「関ケ原合戦」とは逆の状況になっているのが面白いところです
と書き込んでいたのですが、導入から17回を経た今となっては、戦況は大激変。最新の第57回終了時点のランキングを見ると、領国数ランキングでは、2位に大躍進したスカンデルベクの鷲さんを初め、東軍に属する新鋭が次々と躍進。トップ10は東西両軍とも5名ずつ、20位まで(20位が3名タイなので22名)では、出身・居住地を明かしていないくはさんを除くと、東軍11名・西軍10名と逆転しています。領国石高ランキングでは、依然として5位までを西軍勢が独占していますが、領国で100万石以上獲得している14名中では、8名が東軍。領民数ランキングでも、大坂城と二条城(京都市)をがっちり押さえるなど関西で圧倒的な強さを誇る深夜特急さんがダントツの首位に立つなど、やはりトップ3は西軍勢ですが、領民数で100万人以上獲得している20位までを見ると、やはり東軍が過半数の11名を占めており、「本物」の関ケ原合戦と同様、すでに形勢は逆転して東軍の優勢がはっきり見えてきつつあるようで、不祥事で「退場」させられたいっちゃんさんの「穴」など全く感じさせない情勢になっています。

※「市盗り合戦」参加者の東軍・西軍の区分けについては、[87301]
東西の区分けは、まず関ケ原を中心として、北陸道5カ国(越後・佐渡を除く)と畿内・南海道以西、それと東山道のうち近江、東海道のうち伊賀を「西」、以東を「東」とし、各「武将」の領地獲得傾向と居住歴、郷土愛などを基に判断しました
と書き込んでいたのですが、先日NHKで放映されていた森岡氏の番組内容「苗字の東西境界線」に従い、次のように若干修正することにしました。

「東軍」:東海道各国(志摩・伊賀の2か国及び伊勢のうち松阪市以南を除く)、東山道各国(近江及び美濃のうち関ケ原町を除く)、北陸道のうち越後・佐渡の2か国、北海道
「西軍」:北陸道のうち越後・佐渡を除く5か国、東山道のうち近江及び美濃のうち関ケ原町、東海道のうち志摩・伊賀及び伊勢のうち松阪市以南、畿内・山陰道・山陽道・南海道・西海道の各国、琉球
[102059] 2021年 6月 2日(水)23:43:22伊豆之国 さん
相模原MAと厚木MAの境界はどこにあるか
このご時世、遠出ができないので近所ネタの「雑談」です。

相模原市民になってはや1年半余りが過ぎましたが、今の自宅があるマンションが座間市との境界線に近いため、以前から気になっていた「座間市にある相模原MA(042-7xxなど)」「相模原市にある厚木MA(旧・座間局、046-25xなど)」の区域([58933])。そのうち、自宅から身近で、座間市域にあるスーパーやドラッグストアなどで買い物をすることも多い、前者について「実地踏査」(少々大袈裟ですが)を含めて調べ上げたところ…。
総務省による「市外局番一覧」によると、「相模原MAの区域」について
東京都町田市(三輪町及び三輪緑山を除く。)、神奈川県相模原市(緑区(小原、小渕、佐野川、澤井、寸沢嵐、千木良、名倉、日連、牧野、吉野、与瀬、与瀬本町及び若柳に限る。)及び南区(磯部、新磯野一丁目及び三丁目から五丁目まで、新戸、相武台並びに相
武台団地に限る。)を除く。)、座間市(相模が丘一丁目及び五丁目に限る。)
とあります。でも、この区域分けに「不正確(というより不完全)なところがあるのではないか」と疑問に思ったのは、引っ越し前から継続して購読している日経新聞の最寄り販売店を調べてわかったことからでした。
まず、相模原市内にある販売店を調べ、自宅に近そうな店舗に電話したところ、「管轄外」と返事があり、次に地図で近そうな店舗を調べたところ、「座間市相模が丘三丁目」にあったのでこちらに電話すると、「ここです」と…。早速配達を頼むことにしたのでしたのですが、電話を掛ける前に驚いたのはそこの電話番号。「042-7xx…」。自宅からは市内局番から掛けられる。これはまさに相模原MAの番号。電話MA一覧は前から時折見ており、「相模が丘三丁目は厚木MAでは」と思っていたので、「MA一覧」と実際の境界線は違うのでは、と…。
それから、座間市域にあるスーパーなどに買い物に行ったとき、レシートの電話番号を見たり、実際に道路を歩いて看板に書かれている電話番号を見たり、地図を見て載っている店の電話番号を見たりしたところ、どうやら「座間市相模が丘」のうち、「相模原MA」に入っている区域は、どうやらこちらの道路から北西側、この緑道から北東側の範囲と思われ、逆に一丁目の南半分は座間市の大部分と同じ厚木MAであるようでした。これを住所で表すと、「相模が丘五丁目の全部と、一丁目~三丁目の各一部」とするのが正確だということになるのでしょう。
もっとも、「市外局番一覧」では、スペースの関係で、「番地」までいちいち表示するのは困難なので(例えば町田市では能ヶ谷町の一部に川崎MAがあるようです)、このような「大雑把なエリア表示」はやむを得ないと思うのですが、やはり正確な情報はNTTに確かめた方がよいのでしょう。「同じ市内の同じ町内なのに、すぐ隣の家に電話を掛けるのに市外局番から掛けないといけない」ということは、携帯・スマホが普及して需要が減ったとはいえ、「固定電話はやはり必要」という人にとっては大きな問題なのでしょうか。
[102047] 2021年 5月 29日(土)22:20:42伊豆之国 さん
Come Come Everybody
今晩の「ブラタモリ」は、勿来丸さんのお膝元・木更津。番組では、「木更津と江戸・東京との浅からぬ関係」がメインテーマになっていました。
「町歩き」では、「八剱八幡神社」から海へ向かう参道の眺め、民家の石垣などに面影を残す海岸の埋め立ての進展、花街の面影を留める芸者置屋とお稽古の風景、かの懐メロのもとになった歌舞伎の「お富与三郎」にまつわる話など、盛りだくさん。「本題」の木更津と江戸との深い関係では、木更津の漁師が江戸への舟運に関して「特権」を与えられ、それが実に「大坂の陣」の時の話にまで遡ることだったとは、驚きでした。
一方、現代では、木更津を中心とする房総半島中部が「山砂利」の産地として知られ、コンクリートの材料として東京方面などへ盛んに運ばれていること、それ自体は「袖ケ浦ナンバー」の大型ダンプを都心でもよく見かけることなどで前から知ってはいましたが、それが遠く数十万年も昔からの長い間の地形と地質の変化による産物だったこと、まさに目から鱗でした…。
番組には出てきませんでしたが、木更津というと思い浮かべるのは、童謡「ショージョー寺の狸囃子」。その歌の元となった「證誠寺」は、山の中にあると思い込んでいましたが、20年前に木更津を訪れたてそのお寺を見に行った時、観光ガイドを見て市街地のど真ん中にあると知ってびっくりしたものでした。ちなみに、狸は夜行性動物なので、日中に行っても姿を現すことはまずありません。

♯タイトルは、戦後間もないころ、平川唯一先生による英会話番組のタイトルソングになった、「ショージョー寺~」の替え歌でした。
「猫の目」なんぞは、「オジサン」には全く眼中にありまへん…。
[102022] 2021年 5月 22日(土)18:26:38伊豆之国 さん
北陸新幹線「越前たけふ」駅 & 十番勝負改革レス
3年後の開業を目指し工事が進んでいる北陸新幹線の延長区間(金沢~敦賀)間に設置予定の各駅のうち、唯一北陸本線の駅と離れた別の場所に設置される、福井県越前市内の「仮称・南越駅」の名称について、JR西日本はこのほど「越前たけふ」とすることを決定しました。(記事)
ここで問題になるのは、既に市内の別の場所に福井鉄道の「越前武生」駅があること。この駅名の改称は必至と思われますが、ひょっとして、長年親しまれてきた元の駅名「武生新」に逆戻り?

[102019] オーナー グリグリさん
[101989] で提案し、勿来丸さんも[102018] でちょこっと触れられている「入門コース」の復活については、「出題者の負担が多くなるので難しい」とのことですが、必ずしも十番勝負の「本番」と同じ日程にせず、臨時の「特別企画大会」として、参加資格も「新人限定」若しくはそれに準ずる者に制限し、出題数も絞り「市盗り」とも無関係にして別個に行う、というのは「有り」でしょうか([101981] で未開人さんがご提案の「新人戦」とは少し違いますが、似たようなもの?)。
既存領主の石高の「剥奪」と「保全」については、難しい問題です。「端数」をつけるようようなのは煩雑でわかりにくくなってやはり無理筋だと思いますが、「有効期限を設ける」というのは、例えばスーパーや量販店などで使われている「ポイントカード」で「たまったポイントを一定期限内に使い切らないとポイントは無効」というのと同じような理屈で、面白い考えとは思います。しかし、頻繁に使うポイントカードと違い、このような方式を解答チャンスが限られる十番勝負に適用するのは、特に「有効期限」を「10回」([101933] デスクトップ鉄さん)とか極端に短くしてしまうほど、「領主」の側から見ると「ここまで営々と築いてきた地位と努力を無にするのはいかがなものか」といった反発・不快感や、また[101989] で書いたように、かえって「ここでこの市を答えないと領主から転落する」といった「防衛意識」を呼び起こさせ、かえって「挑戦者」にとって「障壁」をどんどん高くしてしまう「逆効果」を生じる可能性があります。また、同じ石高、例えば10万石でも「金メダル2個獲得で一気に領主を奪取」したのと「メダルに無縁でも、コツコツ1問=1万石ずつ積み重ねて到達した」のとで「重み」は同じなのか、というのも気になりだすと(特に初期の参加者が少ない初期のころのは)…。
「長期間不在の領主の石高没収」については、特にその人が落書き帳自体にも長らく顔を見せていない場合、「ただ顔を見せていないだけで、ROMはやっている」のか、「本当に既に落書き帳自体にも興味がなくなって久しい」のか、「個人情報」にもなってこれも判断が簡単にはできず、こちらも適用するのにはかなりな困難が伴いそうです。
[101989] 2021年 5月 18日(火)00:46:58【3】伊豆之国 さん
第57回十番勝負を振り返って~沼津食わずに汽車の旅~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。今回も解答できた順に。
解答者のレベルアップが著しくなってきことと、誤答リスクを避けることもあり、結局「模様眺め」ということから、ここのところ取ることが多くなっている「第一回採点が出るまで待つ」という戦術を取ることになりました。

問二~Strawberry Fields Forever~
お題にあった小平・宝塚(女性市長)、磐田(若い市長)、名古屋、それとここまで出てきた答えの流れから「4月中の選挙」と見当は付きましたが、想定解と照らし合わせるために使った「4月の知事・市長選挙結果一覧」が出ていた新聞記事と照らし合わせると、「無投票も含む」ことはわかったのですが、お題の大仙市が載っていなかったので、大仙市のHPを開いたところ、「3月28日の立候補受付で現職1人しか立候補せず無投票当選」と分かり、「本当の投票日は4月4日だった」と。一方、宍粟市がNGになっていたのは、その新聞記事を見ると「4月25日に無投票当選」とあり、本当の投票日は5月2日だったとわかって、その「線引き」が見えた。となると、やはり「ご当地」で「領主」でもあり、しかも自分で話題にしていた伊豆の国市([101537])を答えぬわけには参りません。

問一~お腰につけた吉備団子~
銚子・彦根・下関から、やはりまず「気象」関係だろうと想像は付いたのですが、ここで少し引っかかった「別海」の可能性。「市内の高校の甲子園の出場回数」、白桃さんの([96368])の記事。3年近く前のものなので現在とは様相が変わっていますが、銚子・彦根・下関、いずれも入っている、想定解が49なのは「同率でトップタイ」のところがある…。結局、稚内や函館が出てきたのでやはり「本命」の気象関係だ、と見えたのですが、やはり問二と同様採点待ち。直感通り「気象関係」と分かったのですが、「なぜ福岡がNGで名古屋はOKなのか」が呑み込めず、気象庁のHPから「気象台」を調べたところ、こちらのページに一覧表があり、福岡は「管区気象台」に、名古屋は「地方気象台」の欄にある。そして「地方気象台」の数を数えて行くと、「市」にない南大東を除くとちょうど想定解と一致。どこを選ぶか迷いましたが、県庁所在地の中で未解答であり、今後答える機会もなさそうな岡山市を。
結局、ノーヒントで答えられたのはこの2問だけでした。

問十~沼津食わずに汽車の旅~
第一ヒントで「阿武町」が出てもしばらくわからなかったのですが、ここまで出てきた答えをじっと眺めているうちに、ふと「市名に含まれている母音が『あ』と『う』の2種類だけ」、これをローマ字で表すと「母音の字が"A"と"U"の2種類」だ、ということに気づいた。そこでここまで出てでてきた市を頭の中でローマ字に置き換えると、いずれもそのようになっている。八幡浜と福津がNGなのは、それぞれ「Aだけ」「Uだけ」だからだ…。そのような市が「準・ご当地」にあった。既に「王手」をかけていた沼津市で領主盗り。
ところで、この問の想定解をめぐっていくつかやり取りがありましたが、
[101960] デスクトップ鉄さん
問十の未答市に羽生市ははいりませんか。母音は「a」と「u」だけですが
[101961] Nさん
羽生市が入るなら、日向市も入りますね
自分は羽生、日向inで、山武、白山、雲南outだと思ってました
[101966] オーナー グリグリさん
少なくとも「ん」は母音ではないのははっきりしているようなので、山武市、白山市、雲南市は想定解に入れました。羽生市と日向市の「にゅ」「ひゅ」が母音かどうかという点は曖昧だったので、とりあえず外しました
私の個人的意見としては、デスクトップ鉄さん・Nさんの認識のほうに軍配を上げたいと思っています。
この方面は特別詳しくはないのですが、日本語には特有な「音韻」の認識として、西洋式の「音節」とは別に日本語独特の「拍」というのがあります(金田一春彦氏著「日本語」(岩波新書)より)。例えば、英語の「sun」は1音節、中国語の「三」も1音節と数えますが、「三」は日本語では「サ/ン」と2音、つまり2拍と認識するのが日本人として一般的な見方と考えられるでしょう。つまり「ん」には母音はなくても、立派な1拍=「1音」として見られていると認識されているわけです。この問十では、促音(っ)を含む「福生」もOKとなっていましたが、この「っ」は単独では発音できませんが、こちらも「1拍=1音」として数えているとされているのです。一方、「羽生」に含まれる「にゅ」のような小文字の「ゃ」「ゅ」「ょ」が入る「拗音」は、カナでは2文字ですが、こちらも2文字で「1拍」という数え方をしています。「羽生」は、「は/にゅ/う」と3拍になり、「にゅ」で1拍、と数えられるのです。実際の発音に従えば、最後の「う」は伸ばす音なので、「HANYUU」と「U」をもう一つ加える(いわゆる「ワープロ式」もこの形を採用)にするのがより正確でしょうか。「Y」の字は、日本語のローマ字表記では、どの方式でも母音には使われず(いわゆる「半母音」であり、「子音」扱いになる)、また拗音の場合は「拍」に入らない要素にもなっているので、母音字は「A」と「U」だけなので、該当すると考えられ、「母音を含まない『拍』がある」白山や福生よりも合理性があるように思えます。ただ、福生をOKとし、未解答であった白山などもOKとするのであれば、「曖昧領域」を避ける意味でも羽生と日向はOKとするのが無難でしょう。
この問については、「ローマ字表記で母音を表す文字が"A"と"U”の2種類からなる市」とした方が、よりすっきりしたように思えます。
♯この感想文をWordで下書きし、推敲している間に、鳴子こけしさん([101985])から詳しい解説があり、Nさんからもフォロー([101986])がありました。お二方、ご解説をありがとうございました。

問五~あらたふと青葉若葉の日の光~
第二ヒントを「周りと比較」と解けて、お題とここまでの流れから「隣接するすべての市町村より面積が広い」と。全国の市町村で3位・関東では断トツの1位、「絶対的安全牌」であり、かつ領主争いも緊迫している日光市の領地防衛を。

問六~伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つ~
こちらも第二ヒントから。「釣り合うところ」→「人口重心」だと。人口重心が「市」になかったり、中には海上にある県もあったので、想定解数「36」に納得。これが過去に「クイ図」で出ていたことを思い出した。第一回の問五。その時に答えたのは津市。当時の位置から少し移動していたが、同じ市内だったので、今度も。

問三~何ぞこの子のここだ愛(かな)しき~
ここも第二ヒントから。「その市の最高点の海抜が県内で最も低い」。ヒントの大阪市福島区の最高点が「0m」だということ、「やはり」という市が多い中にあって、お題にあった「幸之助さん」のおひざ元のように、意外にも?内陸の平野部にある市がいくつかあったことも結構新たな知識を得たような気がした。ここもどれを選ぶか迷いましたが、東京都の初代領主の地位固めから、前々回の問九に続いて、都内で最高点が最も低い狛江市を。

問八~から衣着つつ慣れにし妻しあれば~
お題の愛知県の隣接3市から、まず「男性が多い」ことはまず考えましたが、この根拠となる資料が以前は簡単に見つかっていたのに、今では見つけにくくなっていて([101681] 深夜特急さん)、先へ進めない状況になっていました。実際、過去に第30回・問十の「順位問題」で出ていて、その時は「生活ガイド.com」から検索できたのが、今では会員登録しないとリンクできなくなっており、パスワードだの七面倒な手続きが嫌でGive up。次にGoogle検索で「市町村 男女比」で検索したところ、最初に出てきたのは、何と当サイトのcash、「2005年国勢調査時の男性比率が高い市ランキング」。これだと、男性上位の市の数は122。想定解の94位までだと、切りのいい数字にはならず、「これはさすがに使えない」と。次に出てきたのは「男だけの街ランキング・ベスト10」。「市」単位でなくて政令市は「区」単位であるなど、こちらも到底使い物にならない「代物」でしたが、お題の愛知県3市と南相馬市もしっかり入っている。この中にあって、まだ答えられなかった市の中から、お題の愛知県3市の近所であり、やはり「トヨタ」関係の従業員が多いことだろうと推測できた、東海道五十三次の「池鯉鮒宿」を。

問九~田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ~
こちらも第二ヒントで共通項がほぼつかめましたが、「想定解数がもっとあるのでは」、と半信半疑で調べるのに時間をかけたため、結局次の第三ヒントが出てから解答する、ということになりました。どうやら「新設合併でリニューアルしていた場合はその最新の新設合併以降、それ以外は市制=市の誕生以降、『町』だけを編入している」、と見えました。該当する市の数を改めて指折り数えてみると、どうやら合っている。静岡県に5市もあり、全国の該当市の1割近くを占めていることには驚きました。ここで選んだのは、ここを取ればその市の市盗りと、「静岡県内百万石」のダブルリーチを掛けられる、富士市。

…ここからの2問は、解答の出足も全体的に遅く、多くの参加者が苦闘された難問。

問七~Bohemian Rhapsody~
ヒントに惑わされて迷走に迷走を重ね、ここ数回の大会で最も苦しめられたといってよい問題でした。第二ヒントは「5本まとめて」と解け、まず「五差路」と見てコレクションをあたったものの外れ、次に一文字ヒントで「国」が出たところで、「5本→指」からの連想で「国指定の史跡関連」だとかをあたったりとか「国の統計」に出ている何かの「指数」とか、あらぬ方向に。第4ヒントも「数値皆以下」などと「数値」に思考回路を遮られ行き詰まり、その間に残りの想定解は減って行く。ようやく第五ヒントの「道」で、「国」と合わせて「国道」か。解けなかった第4ヒントも「回数ちなみ」だったか、と見え、そこで「国道一覧」をwikiで見ると、「そうか、57号・157号・257号・357号・457号と、『下二桁が57』の国道が通る」か。「5本まとめて」とは、「下二桁57の国道が計5本ある」ということか、と。そして、お題の市が北から南へのコード順に並んでおらず、実はこれがこの問を解く大きなヒントになっていたのだったのでした。この時点で残りは12市に減っており、「近間」では357号線が通っている千葉県の市がまだいくつか残っている。前に一度答えた市であったが、前日が「母の日」だったこともあり、「ママ(真間)」の地名がある市川市に。とにかく、[101885]に書き込んだ通り、「鬼門」の道路問題だったとわかって、溜息と徒労感が一気に溢れ出てきたのでした…。

問四~歌はちゃっきり節 男は次郎長~
最初に誤答続きだったうえ、ヒントの意味を誤解していたりしてこちらも大いに苦闘を強いられた、今回最大の難問。初め「合併」「隣接」関係ばかりを考えていて、頭から離れられず、これがこの問での苦闘の原因でした。まず「一部を除く」から、NGとされていた高島市の前身の各町の過去の変遷履歴を調べると、「高島町と志賀町の境界変更」があったのが見つかり、「境界変更していたから…」と一瞬思ったものの、他には当てはまらなさそうだ。次に第4ヒントが「内側を取る」とは、「県内の町村とだけ」かと思ったが、県外と隣接していない市がいくつも出てきてこちらも行き詰まり、動き出した解答ラッシュについて行けません。ようやく共通項が分かったのは、第6ヒントの参考ページ。「内側を取る」というのは、「市名の読みの真ん中のほうにある1文字か連続する複数の文字を除く」ことで、これで「町村名になる」ということか…。まだ出ていなかった静岡市のよみから真ん中の2文字を取って最初と最後だけにすると、石川県「志賀町」になることが見つかる。これで、静岡県の総領国石高を百万石の大台に乗せることになったのでした…。

これで、今回もノーミス完答となりましたが、最終順位は、ここ10回の中では最低の20位に転落、「入賞」も一つもなく、問五と問八の11位が最高という成績。今後の戦いはますます厳しくなって行きそうです…。

ところで、[101691] でのオーナー グリグリさんの「妄想」から始まった「改革論議」、デスクトップ鉄さんからの[101933])を始めいくつかの反応があり、私もいくつか賛否や別案を少し深く掘り下げて書こうかと思ったのですが、一度立ち返って考えてみると、(1)と(2)は過去例もあり、あまり問題なく受け入れられると思いますが、(3)については、「領主税」とか「石高の期限付き」については、「石高を守ろうとする領主の『防衛意識』を高める要素になって、かえって逆効果になる」恐れがあるようにも思え、他にも、例えば1万石のところに20万石以上取っているような、必要石高に比べ異常に過剰な石高を取っている領主に「永世領主」の称号を与えて「祭り上げ」、その市の市盗りから退いてもらい、他の参加者で改めて「新領主」を争う、といったことも思いつきましたが、いずれにせよ、「領主の名誉」にもかかわることになり、また「都道府県の総領主」争いとの関係をどうするかなど、各方面に影響が及び、相当困難な「障壁」がありそうで、短期間で実行に移すのはやはり無理がありそうに思え、やはり今の段階では「妄想」の域を出ないような気がします。むしろ、「入門コース」を復活し、初心者が参加しやすい環境を作ることも考えたらどうでしょうか。その場合、入門コースへの「上級者」の参加を厳しく制限し(例えば一般コースで一定数以上正答している者の参加禁止など)、また「入門コース」は開催していた時と同様に「市盗り」の対象としない(「市盗り合戦」のエスカレートに「嫌気」がさして十番勝負に参加しなくなり、中には落書き帳自体からも遠ざかっている「反戦主義者?」も複数いらっしゃるようですので…)とするなど、「原点」に立ち返って純粋に「クイズを楽しむ」と言う「場」を設けることも考えてはいかがでしょうか。

♭今回の選曲は…「レトロ」でまとめました。
問二:伊豆の国市の特産の1つ、「苺」にちなんで。市内には「苺狩り」の温室などがいくつかありますが、今年は疫病禍で客が遠ざかり、また春先の気温が高めで、「旬」も例年より早かったとか。
問一:言うまでもなく「桃太郎」ですが、岡山市民の「桃太郎熱愛」の激烈さは、TV番組でも放映されていました。
問十:その昔よく聞かれた駄洒落([75051])。
問五:芭蕉が日光で詠んだ、ちょうど今頃の時季にふさわしい名句。
問六:藤堂氏32万石の城下町として、また伊勢街道の重要な宿場として栄えた三重県の県庁所在地、2年前に訪れたのですが、今となっては市街地の繁栄度でも四日市に大差をつけられた印象で、人口でも、大規模合併をしたにもかかわらず四日市の後塵を拝したままで、もはや「伊勢は津で持たなくなって」久しいのでしょう。
問三:前回狛江市を答えた時に引用した萬葉の東歌([100760])、今回はその下の句を。
問八:知立市にある、在原業平の「伊勢物語」ゆかりの史跡、「かきつばた」の名所としても知られる「八橋」(知立市HPより)。物語の中に出てくる、「かきつばた」の5文字を読み込んだ和歌。
問九:ご存じの超有名な萬葉の和歌。「百人一首」で改変されていない元歌のほうを。
問七:つい最近、映画の公開でリバイバルヒットした、「女帝」という名のバンドの名曲。"Mama~"で始まるフレーズが続いているのが印象的な曲でした。市川市にある「ママ」(真間)の地名([97693])にこじつけた「駄洒落」での選曲でした。
問四:この歌は、現在の静岡鉄道(新静岡~新清水)のコマーシャルソングとして作られたとか。
[101910] 2021年 5月 11日(火)19:38:23伊豆之国 さん
十番勝負
問四:静岡市

ヒントの意味があまりにも漠然過ぎて…
[101885] 2021年 5月 10日(月)19:50:08伊豆之国 さん
十番勝負
問七:市川市

いやぁ~参りました。
超苦手方面たったか…
[101771] 2021年 5月 7日(金)20:46:33伊豆之国 さん
十番勝負
問九:富士市

「もっと多いのでは」と思ったけれど、案外少なかった…
[101751] 2021年 5月 7日(金)17:41:46伊豆之国 さん
十番勝負
問八:知立市
[101725] 2021年 5月 6日(木)21:55:55伊豆之国 さん
十番勝負
問三:狛江市
[101706] 2021年 5月 6日(木)19:24:50伊豆之国 さん
十番勝負
問六:津市
[101704] 2021年 5月 6日(木)19:14:45伊豆之国 さん
十番勝負
問五:日光市
[101680] 2021年 5月 5日(水)22:15:01伊豆之国 さん
十番勝負
問十:沼津市
[101635] 2021年 5月 3日(月)09:08:24伊豆之国 さん
十番勝負
問一:岡山市

福岡がNGで名古屋がOKの意味がやっと分かりました。


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