お久しぶりです。3週間強ぶりの桜通り十文字です。
[74000]小松原ラガーさん
[74002]播磨坂さん
[74003]k-aceさん
私が去年の8月、一人で神戸市に向かった際に乗車したのは粟生線ではなく有馬線の方でしたが、新開地駅で目の前を発車していく粟生行きの列車はガラガラだった記憶があります。私はそのあとの鈴蘭台行き準急に乗りましたが、乗り合わせた車両がたまたま女性専用車で、乗っていた人(数人でしたが)から妙な目で見られた記憶があります。(笑)しかし、有馬線にしてもかなりガラガラだったのは事実で、このままで神鉄の経営は大丈夫なのかと不安になりました。もし、神鉄が会社清算という事態に陥った場合は三木市だけではなく、鈴蘭台や藤原台、小野市や三田市といった沿線の諸都市に大きな影響があると思われますし、ラッシュ時の輸送に鉄道が欠かせないのも事実だと思います。それでも、昼間、神鉄電車にあまり人が乗っていないのはk-aceさんが指摘された神姫バスの影響というのも強いと思われますが、神鉄の運賃が高いことにも原因があると思われます。初乗りは170円と、今すんでいる早稲田を走る東京メトロや都電とあまり変わらず(160円)、阪急線や京阪線も初乗りは150円なのでそれはそれでいいのですが(地下鉄よりは安い)、たとえば、湊川から鈴蘭台までの7.5キロを乗ると、運賃は340円に跳ね上がります。ちなみに、同じ距離だけ神戸市営地下鉄に乗ると、運賃は260円と、初乗り200円に対して神鉄と運賃が逆転してしまいます。また、湊川から新開地まで(0.4キロ)列車に乗ってしまうと、別に120円運賃がかかり、また、谷上から三宮まで向かうと、その区間だけで550円かかってしまうなど、乗り継ぐ相手の私鉄の運賃が高めで、一駅ごとに初乗り運賃をとられてしまうことにも、神鉄に割高感を与えてしまう原因のひとつといえそうです。その一方で、鈴蘭台から神戸都心部へ向かうときの山を越えるために、昔の技術でカーブだらけになっており、その結果、新神戸トンネル経由の神姫バスに比べて、高い、遅いといったイメージ低下といったようないくつもの要因が重なって現在の廃線の危機といった諸問題に直面しているのではないのかと思われます。このまま粟生線が廃線にならないためにも、神鉄や、沿線自治体、そして神鉄粟生線を今日まで使い続けてきた皆様は、たくさんの努力をしなければならなくなると、そして、利用者増のための具体的な対策を一刻も早く考案し、神鉄をみらいへ託していく必要性があると思っています。より、多くの人に利用してもらえるために神鉄粟生線は新しい一歩を踏み出さなければいけない時期であると思います。神鉄がまた、息を吹き返す。そして、人々に身近な公共交通機関となる未来へと向かって・・・・・・。
長々と失礼いたしました。また、最後になりますが、神鉄粟生線が廃線という事態に陥らないよう心から願うばかりです。
余談 この書き込みで文字数が40000字を超えたようです。