[37772] faith さん
「ヨドバシ」などは市に使えないわけですが、濁音が2つ入る力強さが印象に残るわけで、やはり社名としては合理性があるかも知れませんね。
しかし、「ヨドバシ」は、東京市淀橋区からの、地名というか「自治体名」由来の社名ですからね。(さらに元は橋の名前だけど)
なんか、谷川五原則の
(5)濁音を2つ以上使わない-。
は、合理性を欠く感じもありますね。
濁音が2つ入っていたからといって、特に聞き苦しいとか、呼び難い、ということはないと思いますし、
また、何の由来・根拠もなく、新たな市町村名に、わざわざ無理に濁音2字を付けようという発想も起こり得ないでしょうし。
釘を差しておく意味が、よくわからないですね。
たまたま「ヨド」から連想した、
東淀川区は濁音3つ入ってますが、特に、呼びにくさや、不快感は感じませんよね。
(東が付いてるから、谷川先生にはその時点で既にNGなのか?)
浄法寺町も、3つ濁音入ってますが、駄目だと言われても、凄く由緒ある名前だし。
皆さんがご存知だろう、著名どころだけを拾ってみても、既存の濁音2つ以上市町村名(政令指定都市の区名含む)には、
登別市
尾花沢市
会津坂下町
藪塚本町
行田市
袖ヶ浦市
江戸川区
国分寺市
保土ヶ谷区
鰍沢町
梓川村
郡上市
揖斐川町
藤枝市
御殿場市
長泉町
蒲郡市
西枇杷島町
甚目寺町
西淀川区
東淀川区
淀川区
富田林市
五條市
備前市
善通寺市
豊前市
太宰府市
豊後高田市
などなど、別に、違和感ないと思いますし、まさか谷川先生も「大宰府」が地名として良くない・・・と言い出すお積もりないと思うんですがね。
上記でもわかるように、「○×寺」や、「○×川」、「○×沢」なんかだと、比較的簡単に濁音2字は出現します。
濁音2文字にこだわると、宜野湾市はOKで、宜野座村はNG、という、線引きになるわけですが、特に両市村名の醸し出す印象に大差はないと思うんですがね。
沖縄地名を引き合いに出すのは、ちょっと普遍性を欠くかな・・・。
何を根拠に
(5)濁音を2つ以上使わない
方がよい、と思われた、きっかけは何なんでしょうね?
神石高原町を「悪例」と思われたのかな?
東かがわ市かな?
あるいは富士河口湖町か・・・?
「東○×」だと、上記以外にもまだまだ沢山あるんですけどね。くどいので列挙しませんでしたが。
市町村名でさえそうですから、字名レベルまでいけば、日本の伝統地名として、濁音2字地名は、ごく普通にあると思いますけどね。