[34105]熊虎 さん
このほか、「town.kihoku.lg.jp」は輝北町、「town.tsuno.lg.jp」は都農町、「town.tsurugi.lg.jp」は鶴来町、「city.sakura.lg.jp」は佐倉市が取得しています。
いずれの市町村も都道府県名.jpドメインで開設していますが、鬼北町、津野町、つるぎ町、さくら市はそれぞれ、都道府県名.jpドメインで開設されることは間違いないですね。
先に同名の自治体が取得したとしても、LGWANに接続する自治体は必ずlgドメインを取得することが義務づけられていますので、ことはそう単純ではないと思います。
拙稿
[33765]で触れましたが、総務省は全ての地方公共団体を総合行政ネットワーク(Local Government Wide Area Network 通称LGWAN)に接続することを目標としています。
LGWANに接続するための専用ドメインとしてlg.jpが作られた経緯がありますので、自治体の公式HPはいずれlg.jpに収斂していくものと思われます。
また、ドメイン名を管理している(株)日本レジストリサービスが
「LGドメイン名登録等に関する技術細則」という文書を出しています。
少々長いですが引用します。
「同一の市区町村名が複数ある場合には、市区町村の名称を表す文字列の前に、都道府県名をヘボン式ローマ字(または、地方公共団体の発行物において実績のあるローマ字)で表記した文字列とハイフン("-")をつけることとする。同一都道
府県内に同一の町村名が複数ある場合には、町村の名称を表す文字列の前に、郡名をヘボン式ローマ字(または、地方公共団体の発行物において実績のあるローマ字)で表記した文字列とハイフン("-")をつけることとする。」
これによれば、さくら市は、city.tochigi-sakura.lg.jp になりますが、この細則は絶対ではなさそうなので、例外もありそうです。
また、自治体名.jpのURLをシステム上でlg.jpに読み替える等のワザもあるらしいので、なかなか複雑なことになっています。