「守口門真市」の事について
[32223]音無鈴鹿 さん
企業の合併方式だとこういったネーミングはありますが、自治体名では新鮮ですね。ほかの例は…大網白里町くらいしか思いつきません。
[32226]じゃごたろ さん
市町村雑学「大湊田名部市って今は何市かな?」にも、過去にも似たような例がありますね。
[32251]中島悟 さん
もうじきなくなる佐賀県浜玉町も、合併直後は浜崎玉島町でした。駅名は今でも浜崎駅です。
むつ市の例にもあるように、長い名前は敬遠されたようです。
大網白里町や、他の長い町名に住む人は不便に感じてないのでしょうかね。
大阪府内でしたら千早赤阪村の例があります。それ以外にも、泉○○市、河内長野市、大阪狭山市などの接頭語付き名称など、長い名称の市町村がけっこうたくさんありますね。
これはわたしが勝手に想像したことなのですが、大阪の人にはこのような複合名称に対する耐性というか免疫というか耳に慣れたものがあって、それらを違和感として感じないということじゃないでしょうか?
似た例は大阪市営地下鉄の名称にも見られます。地下鉄は道路の下に建設されることが多いので、当然2つの町の境い目に駅が出来るケースが多い訳ですが、これらはことごとく複合名称になっております。後から複合名称になったものも含めて2つの地名の複合された駅名をざっと挙げると、
西中島南方、野江内代、関目高殿、千林大宮、太子橋今市、駒川中野、喜連瓜破、今福鶴見
とあるわけです。このほかにも、ランドマーク名との複合や単に長い名前もあります。
つまりは、2つの市名(千早赤阪は村名)に配慮して「じゃあふたつとも名のればええやん」ということに自然になったのかなということです。接頭語付き名称の自治体のケースはやや異なるお話なのですがそれも含めて、名前が長くなろうとも、そうすることで何のことかがいっぱつで理解できるのならばそうする、ということなんですね。実に合理的です(他の例が合理的ではない、というものではありませんが)。
ところが、今までこういう文化が少ない東京近辺では複合名称が違和感に感じる訳で。すると大網白里町のケースが目立ってしまう。そういう構図なのかなと。田無と保谷が合併する際、「田無保谷市」にはまず間違いなくならなかったでしょう。
まぁいずれにしても、守口と門真の人が納得いく結果なのであればこれが良い答えなんでしょうね。
ところで、おせっかいながら、京阪電車などの「守口市駅」「門真市駅」の行く末が気になります。単純に「市」が取れるんでしょうか?守口市駅の場合、地下鉄守口駅との兼ね合いもありますしね。