都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
TGRSさんの記事が5件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[28770]2004年5月30日
TGRS
[28583]2004年5月24日
TGRS
[28578]2004年5月24日
TGRS
[28505]2004年5月22日
TGRS
[28405]2004年5月18日
TGRS

[28770] 2004年 5月 30日(日)12:58:13TGRS さん
食べ物話、と地下鉄の話
[28640]じゃごたろさん
とろろ昆布汁はせんべい汁のせんべいがとろろ昆布になったもの

なるほど。ご教示ありがとうございます。けっこうイケそうですね。ちなみに「味噌汁の具がとろろ昆布」は我が家ではよく食べていたのですが、手抜き料理扱いでした。入れれば即出来上がりですからね…。私の好きな具は「丸い豆腐の味噌汁」。青森のスーパーでは円柱状の充填豆腐が売られていて、なんか、イイんですよ。見た目が。

[28740]般若堂そんぴんさん
[28747]ryoさん
地下鉄の駅の番号(東京のソレは「駅ナンバリング」というそうです)

ryoさんの仰るとおり、今のところ、東京の地下鉄では延伸での問題はなさそうですね。溜池山王駅のような駅増設計画もないですし。
東京の地下鉄の番号は「原則として西または南から順に01、02、03、・・・と付番します。」だそうですが、大江戸線が新宿西口駅=01から時計回りに付番されているのがちょっと意外でした。もしかして光が丘から先の延伸を視野に入れているのかもしれません。
路線名のアルファベットを何にするかは難しいところですね。東京では、三田線が「MITA」のM=丸ノ内線、T=東西線、A=浅草線に取られてしまい、「I」になってしまったのがなんだかかわいそう。一番候補字数の少ない路線なのに。名古屋はあおなみ線がなぜ「A」でなく「AN」なのか気になります。出口の番号とかとの関係なのでしょうか。
出口の番号といえば、ryoさんの
地下鉄には、駅の出入口にも番号が振られています。1、2…はともかく、A1、A2…というつけられ方をしているところもあります。一方、都営浅草線に付与されたのも「A1、A2…」。混乱が起きるレベルではないのかもしれませんが、東京メトロはそこまで考えたのか、気になるところです。
については、「駅の番号はA-01、A-02だから区別できる」(駅番号の数字は0充填して2桁にする。出口の数字は1桁。)ということだと思うのですが、会話では「Aの1番」って言いますもんね。やっぱりややこしいです。

ちなみに元営団の地下鉄路線図
http://www.tokyometro.jp/network/pdf/network2.pdf
は、乗換駅の構造がよみとれて便利(例えば茅場町駅で東西線から日比谷線に乗り換えるには西船橋寄りの車両が便利ということがよみとれる)だったのですが、駅ナンバリング路線図
http://www.tokyometro.jp/network/pdf/rosen_j.pdf
になると、さすがにそこまで表現するのは難しくなりましたね…。
[28583] 2004年 5月 24日(月)22:25:14TGRS さん
2文字市
突然ですが、島根県の市は、すべて漢字が2字で、かな書きだと3字(「市」は除く)なのですね。表にするとすっきり収まってて気持ちいいです。(「市区町村プロフィール」の島根県をご覧ください。ブラウザのフォントを固定ピッチの種類に設定するとなお一層すっきり感が味わえます)

しかも、島根県の市名は、「漢字1文字目の読みが2字、漢字2文字目の読みが1字」になるのです。
 松江 まつ-え
 浜田 はま-だ
 益田 ます-だ
 大田 おお-だ
 安来 やす-ぎ
 江津 ごう-つ
 平田 ひら-た
ほら!

…実は1つ飛ばしてまして、出雲市。「どっちの字をどう読む」ということなく「漢字2文字で“いずも”」なのでしょうけど、「いずる+くも」ってことで、「いず-も」にしておいてください、ここは。「出石(いずし)」ってのもありますし。

「この県の市は全部2文字!」というのは新鮮な発見で(なんせ青森県には3文字市も4文字市もひらがな市もありますから)、クイズにしたら面白そうと思っていたら、すでにグリグリさんの都道府県十番勝負で出題されてました。ショボン。(ちなみに出題は[18704]、回答は[19245][19511]です)ちなみに現在ではこの「2文字市県」ではなくなった県がありますね。最後まで2文字市県なのは、鳥取県かな?

…そうか、逆に合併の結果、2文字市県ができるという可能性もあるのか!(←でもなんとなくありえなさそう)
[28578] 2004年 5月 24日(月)21:01:33TGRS さん
サイクル、ヘルツ、とろろ昆布
[28450]hmtさん 「九州周波数統一史」
こちらこそ、何度もhmtさんに文献を紹介していただいて、なおかつ図々しく発表させていただいております。ありがとうございます。
ついでに言うと、「サイクル」という呼び方に一昔前の話であることを実感します。
ヘルツの壁越えをして転居したことがないからか、皆さんの書き込み中の「Hz」が頭の中に入っておらず(頭の中では「50と60」とだけ考えていました)、この本の「サイクル」にも違和感を抱かず読んでおりました。しかも発表する時にも何の解説もつけずに。[28470]なおさんの素朴な疑問と、[28517]hmtさんでのフォロー、ありがとうございます。ちなみにこの本の中では「サイクル」を表す記号に「左下と右上が欠けた∞」が使われていまして、なんとなくこの記号に愛着がわきました。でも今は使ってないんですよね、この記号、多分。

[28509]じゃごたろさん
これと似たような食べ方に、とろろ昆布汁っていうのもやってました。
「せんべい汁のせんべいがとろろ昆布に置き換わったもの」という理解で合ってますか? 味噌汁の具がとろろ昆布ってのは、よくあったのですが…。
[28505] 2004年 5月 22日(土)13:19:24TGRS さん
醤油と食べ物関係
[28375]烏川碧碧さん
確か埼玉県内の100円ショップであったと記憶していますが、「ワダカン」の醤油を購入したことがあります。私も「真似してる!」と思ったのですが、青森の立派なメーカーだったのですね。
東京都内の100円ショップでも、ワダカンの醤油(商品名は「こんぶのおしょうゆ」)が購入できました。青森メーカーの「かねさ」の即席味噌汁もありまして。特に味にこだわりがあるわけではないんですが、地元メーカーの商品を見るとなんとなく嬉しいです。

[28382]EMMさん
茨城の土浦城(亀城)周辺の醤油醸造元が亀甲印のトレードマークを使い始め、それが全国に広がった、と言うことが書いてありました。
なるほど! それで醤油界にはキッコー印が多いんですね。勉強になりました。

[28429]なおさん
お気に入りに入れさせてもらいました。
このURLを紹介してくださったのは、[28395]たっくんのパパさんですよ~。
ちなみに地図にたどり着く前のトップページは以下より。
http://weekend.nikkei.co.jp/kiko/
現在の記事に、八戸の食事情が、ちょっとだけ触れられています。うまいですよ、せんべい汁。ちなみに青森で単に「せんべい」というと小麦粉のせんべいのことを指します。なので、そういうせんべい+汁だと思ってください。
[28405] 2004年 5月 18日(火)23:29:57TGRS さん
九州の50サイクル地区
[28255]hmtさんにご紹介いただいた、
また、「九州周波数統一史」(昭36 九州周波数統一協議会)という本もあるようです。
この本、読んできました。また都立中央図書館です。

《さっそく余談》都立中央図書館、今年の4月から平日の開館時間が21時までになりまして、非常に便利になりました。でも5月20日~6月3日は特別整理休館日ですので、お気をつけください。(昨日行っておいてよかった~)

さていよいよ「九州のうち50サイクルだったのはどこ?」について。
発電を始めた頃は、それこそいろいろなサイクルの電気があったそうです。それが、明治から大正にかけての群小電力会社の整理統合により、50サイクルと60サイクルの2種に統一されました。
 50サイクル : 九州水力電気、九州電気軌道、日本水電の供給区域に属する北九州・筑豊地区を含む東部及び南部
 60サイクル : 九州電燈鉄道、熊本電気、鹿児島電気の供給区域に属する西部
と書かれてありました。でもこれだとそれぞれの会社の供給区域がわからないとはっきりしませんよね。本文や付図によると、50サイクル地域は、大まかに以下の範囲です。(地名は本文に書かれているとおりに転記します)
 ・北九州 ・筑豊炭田 ・糟屋炭田 ・福岡市東部 ・大分県 ・宮崎県東海岸沿い ・鹿屋地区(大隅半島) ・水俣市周辺
福岡市-北九州-宮崎県までは連続していますが、鹿屋地区と水俣市周辺は、飛び地です。ちなみに電力会社の整理統合時、大分県と延岡地区のほとんどは60サイクル→50サイクルに変更しています。

さて、九州が60サイクルに統一されるまでの経緯をちょっとだけ。

九州で50サイクルと60サイクルとが混在していることの何が問題だったかというと、
 (1) 50サイクルの地域は炭鉱が多いので昼間に、60サイクルの地域は化学工業及び伝統が多いので初夜に電力消費のピークがあり、それぞれが融通し合えないこと。
 (2) 60サイクルは中国地方からの電力融通が受けられるが、50サイクルは受けられないこと。
 (3) 60サイクル地域が中国地方からの電力融通を受けるために北九州にも60サイクルの電線があったが、そのため50サイクル・60サイクルどちらの電線も“細い線”になり不安定であったこと。
なのだそうです。特に戦後すぐは電力が不足していたので、電力融通については大いに困っていたようです。特に北九州は工業地帯ですし。

また、福岡市東部では、かつて東邦電力と九州水力電気との競争地域で、50サイクルと60サイクルが錯雑しており、『九州周波数統一史』の「総論_1.はしがき」には、こんな泣けてくる文章がありました。
九州の電力系統も、日本の電力系統の縮図でもあるかのように東半の50サイクルと西半の60サイクルが殆んど伯仲していた。その中でも福岡県は又九州の縮図で東半は50サイクル、西半は60サイクルであり、福岡市は又その縮図で、東半が50サイクル西半は60サイクルであった。家庭用の電気時計や扇風機でさえ隣の町内へ引越す時には頭をひねったものである。

そこで、北九州地区周波数統一協議会が昭和24年7月に結成され、9月に関係官庁に陳情した結果、「九州に於ける電力の周波数は将来60サイクルに統一するものとする」と閣議決定(昭和24年12月13日)され、

第1期 (昭和26年度まで)
 福岡市の一部、北九州の一部(大分方面への海岸沿い)、大分、宮崎
第2期 (昭和35年6月まで)
 福岡糟屋炭田、筑豊炭田、北九州の大需要家(八幡製鉄、三菱化成等)、水俣地区

という順で60サイクルに統一されたのでした。(鹿屋地区は先行して昭和24年1月に60サイクル化)

なお、この時点でも旭化成延岡工場、新日本窒素肥料水俣工場の自家用送電系統設備は50サイクルで、これらは熊本宮崎の県境(高千穂の奥付近)で繋がっていました。

…というのが、九州が60サイクルに統一されるまでの経緯でした。

なお、九州以外にもサイクルの飛び地は存在していたようで、
 中部電力管内の長野地区 50→60(昭和36年3月までに変更)
 東北電力管内の常磐地区 60→50(昭和36年2月までに変更)
 東京電力管内の常磐地区 60→50(昭和36年5月現在準備中)
などのサイクル変更があったとのことです。

この本を読んで、日本に於ける周波数についての政府の考え方がいろいろ揺れていたという興味深いことも分かったのですが、落書き帳の本旨から外れるのもこの辺が限度だと思いますので、このへんで。(結局、60サイクルへの統一の経緯のほうが長くなってしまった…)

ちょっと落書き帳っぽいことを言いますと、この本が出版された昭和36年5月現在、北九州市は発足前なのですが、すでにこのあたりのことを「北九州」と呼んでいるんですね。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示