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ありがたきさんの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[19539]2003年9月2日
ありがたき
[19470]2003年8月31日
ありがたき
[19182]2003年8月22日
ありがたき
[19154]2003年8月20日
ありがたき
[19085]2003年8月17日
ありがたき

[19539] 2003年 9月 2日(火)22:21:45ありがたき さん
鉄の町のお話
[19528]夜鳴き寿司屋 さん

夜鳴き寿司屋さんの問いの
法人が勝手に実際にはない地名を名乗っている事があるのでしょうか?
からは脱線してしまうのですが、

広島県福山市にある製鉄所の住所は「鋼管町」で以前は企業名に即したものでしたが「エヌ・ケー・ケー」を経て現在では「JFEスチール」となったので、製鉄所行きバス路線の表記が「鋼管町 For JFE行き」になっておりました。さすがに地名が変更はされてはいなかったのですが、現在の地名とは乖離しているのでフォローのサブタイトルがついていました。
の件について、旧日本鋼管にちなんだ地名とバス停の関係で同様の例を紹介します。
神奈川県は川崎市川崎区に「鋼管通1~5丁目」があります。ここの場合は、「鋼管通」という町にではなく、第一京浜国道から見て海に向かって鋼管通という道路を通り、産業道路とJR鶴見線浜川崎駅を越えたところにある南渡田町に工場があります。一方のバス停ですが、臨港バスのものが存在し、鋼管通と産業道路の交差点の箇所にちょうどJFEの正門があり、バス停名は企業名と同時に「NKK前」から「JFE前」に改称されています。また、この周辺にはかなり広範囲にJFEの施設があるため、同様に「NKK○○前」といったバス停名も全て「JFE○○前」に差し替わっているものと思われます。
ちなみに、鋼管通と産業道路の交差点の名前はいまだに「鋼管通り」(こちらは送り仮名あり)のままです。

ところで企業名の「JFEスチール」ですが、2002年秋にNKK(元の日本鋼管)と川崎製鉄が合併して新しく誕生したものですから、旧NKKにちなんだものだけでなく、旧川崎製鉄にちなんだものの例もあります。
例えば、千葉市中央区「川崎町」は旧川崎製鉄千葉製鉄所にちなんだ町名です。福山や川崎のNKKの例と同様に、企業が位置する町名は「川崎町」のまま、最寄のバス停(千葉中央バス)は「川鉄前」から「JFEスチール」に変更されています。名称変更のバス停は他にもあり、「川鉄体育館」は「JFE体育館」、「川鉄寮前」は「水道局」などがあります。一方で、川鉄病院は名前が変わらなかったと見えて、バス停名も温存されています。

ちょっと横道にそれちゃいましたね(汗;
[19470] 2003年 8月 31日(日)21:17:37ありがたき さん
種市町の免許証表記を見てみたい
[19408]スナフキん さん
何と岩手県種市町には、ほとんど大字・小字名がないのです。その代わりにあるのがおびただしい量の「第○地割」の数々…。

[19438]yamada さん
「第○地割」は岩手県だけだったのですね。「地割」は当たり前のように使われているので、意外に思いました。

会社の後輩で久慈市(種市町のすぐ南隣ですね)出身者がいまして、彼の免許証の本籍地欄にて「地割」と初めて遭遇しました。

と、ちょっと「地割」で調べてみると、岩手日報ニュースのバックナンバーで面白い記事を発見しました。これは1998年12月16日とちょっと古いものですが、参考になれば。

=====以下引用=====

湯田町の地名分かりやすく数字だけの表示を改善


 町名がなく、数字だけが続く湯田町の地名表示が、来年4月1日から地域名が付いた分かりやすい表示に変わる。15日に開かれた12月定例町議会で「字(あざ)の名称変更議案」を可決、「数字だけの住所は不親切」として高まっていた見直し要望にこたえた。例えば町役場の住所はこれまでの「湯田町40地割40の71」から「湯田町川尻40割40の71」へと変わる。

 内陸南部の町村では最も面積が広く、売り物の温泉が点在する同町は、数字だけの地名表示のため「町のどこなのかさっぱり分からない」と町内外から不評を買っていた。同日の本会議で菅原信夫町長は、議案審議に先立ち「利便性を高めることに主眼を置きたい」と説明した。

 質疑では「温泉の町だし、歴史があり有名な『湯本』や『湯川』は『湯本温泉』『湯川温泉』としてはどうか」との声も。

 同町長は本会議休憩中に「町内のどこからも温泉が出るので、バランスを考慮して、限られた地区だけに『温泉』を付けられなかった。町名自体をいっそのこと『湯田温泉町』と変更する考え方もある」と冗談とも本気とも取れるコメントを繰り出し、議案は全会一致で可決した。

 同町企画情報課によると数字だけの地名表示は明治時代中ごろからずっと続いてきたという。

 変更は、これまでの1-80地割の前に「左草」「湯本」「川尻」といった地域で親しまれてきた35の集落名を加える。同課は「地理が分からない人に『29地割のあたり』と言っても説明にならないが『湯本』と言えば伝わる」という。行政区については従来通りで、変更しない。

 地名表示の変更は、数年前から検討会などを重ね準備を進めてきた。同課は「行政の簡略化の流れから考えると、数字だけの表示はむしろ先進的なことだが、観光が主幹産業のわが町の場合は親切で分かりやすいことが最善」とする。

 同町の変更により、県内で数字の地名表示は種市町の一部だけになる。同町は町制施行以前の村当時から地割で表示し、昭和26年4月の町制施行後も地割表示は変わっていない。同町内でも種市町と30年2月に合併した旧中野村(中野、有家、小子内3地区)については字名が付けられている。不統一ともいえる表示だが、下大沢武志町総務課長は「字名を全域につけようという話題は出ていない」と話している。

=====引用終わり=====

この内容によれば、岩手県内で数字の地名表示は種市町にのみ残っているとありますね。「地割」という名称は県内で多用されているようですが、字名が無いのが種市町のみというのがわかりましたね。

実は、職場に種市町出身の上司がいますので、免許証を見せてもらおうかと思います。本籍地が変わっていなければいいのですが。(と、旧中野村地区だとがっかりですね…)
[19182] 2003年 8月 22日(金)00:35:10ありがたき さん
生きている言葉、生きている掲示板、生きているサイト
[19160]魚熊 さん

言語学などとはさらさら縁のない理科系人間ですので、記憶が誤っている可能性もあります。
いずれにせよ、ありがたきさんを非難する意図は全くありませんので、その点はご了解ください。

フォロー方ありがとうございます。わたし個人の意見ですが、当落書き帳も含めた情報系サイトの掲示板の意義としては、持ち寄った情報を複数の目で見て、より知識を深めたり補完し合ったりと、総合的なレベル向上が究極目的と思ってますので、むしろそういったご意見をいただけるのは大歓迎だと思っております。

うどんのきつねとたぬきについて、特にあんかけに関してはわたしは初めて知った情報でして興味深さがさらに増したところです。
黒板消しの「ラーフル」も、正式名称というか商品名(商標?)というかであることは知ってましたが、その名称を一般的に使っているのが鹿児島・大分・愛媛の一部と限られているという点が今回例に挙げた所以です。

多岐にわたる言い分けとなると、どちらかといえば方言の範疇に食い込むのであまり手広く出来ませんが、今後もこういった話題が出きればと思うところであります。
[19154] 2003年 8月 20日(水)23:58:53ありがたき さん
モノの呼び名の地域差、あるいは都道府県差
冷麺と冷やし中華の諸書き込みを代表して
最新書き込み[19152]まるちゃん さん

西日本のどこが境界線かは,分かりませんが,少なくとも山口では,「冷やし中華」のことを「冷麺」と呼ぶことがあります.
「冷やし中華」といえば,冷やした中華そばに卵やキュウリやハムなどがのっている,食べ物のみを指しますが,「冷麺」は,「冷やし中華」と混同して日常会話で使われていますね.

岩手出身の母親もその昔(20年ちょい前でしょうか)、大阪の中華料理屋さんでいわゆる「冷やし中華」のつもりで「冷麺」を頼んで、いわゆる冷麺が出てきでびっくり事件を体験しております。
もっとも、昨今では岩手で冷麺といえば「盛岡冷麺」が連想される程ですから、当時の感覚とは異なるんでしょうが。

日本を大きく東西もしくは南北で二分する勢力で呼び名が違うものもあれば、例えば北海道だけとか沖縄だけとか四国だけとかの比較的限られた地域のみの呼び名だったり、ある県のみの呼び名だったり。

・うどんやそばの「きつね」と「たぬき」
・カレーに普通入っている肉が「ビーフ」か「ポーク」か

あたりは、大きく二分のパターンでしょうし、

・数字を丸で囲んだものの呼び名が「まるいち、まるに…」か「いちまる、にまる…(山形地方)」か
・黒板消しの呼び名が「ラーフル(鹿児島、愛媛の一部等)」

あたりは、限られた呼び名の類でしょう。

データ化しにくいテーマですが、同じ傾向のひとつとして、あるいは他の都道府県との違いをもって、というのが意識できることが、数値や歴史といったデータをより楽しく読み取れることへ繋がればと思います。こういうの、他にもいろいろ知りたいですね。
[19085] 2003年 8月 17日(日)10:43:22ありがたき さん
大通り≒ゼロ条?
[19006][19066]太白 さん

「無番地」とか「番外地」「地先」というのは聞いたことがありますが、「0番地」「0丁目」というのはありませんよね?

「0丁目」「0番地」と、ゼロを見て座標を連想し、さらに連想して札幌市の地図が思い浮かびました。
元々「丁目」は1から始まって数字が増えていくものですが、札幌をはじめとした条丁目を使った座標式の住所の場合は、その独特の条丁目の数字の振り方からして東西や南北の境目があるにゼロの可能性を連想したくなりますよね。
それをふまえて、札幌市の場合「大通り」という住所は、北1条と南1条の間にあるので、xyの2軸座標とすると、yに相当するのかなって感じがしてきます。
対するx軸はどうだろう?と思って地図を見ると、大通り公園や札幌駅近辺で確認できるところによると、東1丁目と西1丁目の間、2本の道路に挟まれた創成川がx軸のゼロに相当しそうな感じですが。
では、その「東1丁目と西1丁目の間にある2本の道路に挟まれたブロック」は、住所的にはどうなんでしょうか?東1丁目か西1丁目のどちらかに属するのか、はたまた「大通り」のごとく独立した住所なのか?もしや「0丁目」なのか!?川だから住所がないとか?どなたかご存知でしたら教えてください。

東京都区内の首都高速高架下テナントに見られる「地先」の例を思い出せば、「川で住所がない」説もありそうな気も…


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