[103255] 白桃さん
2020年国勢調査の人口集中地区人口を閲覧することができました。ありがとうございました。
仙南地域は町が強くて市が弱いのが特徴。人口集中地区人口は予想していた通り、柴田町と大河原町が増加し、白石市と角田市が減少しています。しかし、増減幅は予想より小幅でした。
かわいそうなのは気仙沼。あの大都会気仙沼市(三陸地方では大都会の1つ)の人口集中地区人口が、たったの5,790人。嘘でしょうという感じ。人口集中地区人口を基にして都市の大きさを量るのは止めようかと思う気持ちが強くなります。問題は基本単位区の設定の仕方にあるのではないでしょうか。
大仙市(大曲)と薩摩川内市(川内)の人口集中地区人口も受け入れがたい。境界地図がまだ公表されていないので、はっきりしたことは分かりませんが、大曲は1つの市街地に見えるのに2つの人口集中地区に分離され、、川内も2つに分離されています。大曲は川幅100m足らずの丸子川を境に、川内は川幅200mちょっとの川内川を境に l と ll に分離されたものと推測します(予想が間違っていたらごめんなさい)。
この程度の川幅で人口集中地区が分離され、細切れにされると困惑します。都市の規模が見えなくなるように思います。静岡市の人口集中地区などは川幅600mの安倍川にも分断されることなく、丸子や用宗あたりまで伸びています。和歌山市も同じです。市街地を川幅500mの紀ノ川が横断していますが、人口集中地区は分離されません。
もし、静岡市や和歌山市と同じ考えで人口集中地区を設定するなら、幅200mちょっとの海峡で隔てられた尾道と向島の人口集中地区を1つに統合したい。結局なんだかんだ言っても、国と私では人口集中地区に求めるものが異なるので、埒があかないことなのでしょう。