[41642] 烏川
経県値&経県マップ
都道府県の塗り分け
詳しい説明は後で書き込みます。
以下、ちょっと説明が長くなってしまいましたが、とりあえず(4)(5)だけ読んでいただければ大丈夫だと思います。
(1)機能
日本地図の都道府県を、白・赤・黄・緑・シアン(薄い青)・青・マゼンタ(赤紫)・黒の8色、または、赤・黄・緑・シアン・青・マゼンタ・黒の7色のグラデーション(8階調)で塗り分けます。
(2)組み込み方
HTML 中に、Flash を表示させるのに必要なコードを記述します。このとき、Flash 本体 nuriwake.swf に対し、変数 color を与えることで、日本地図を塗り分けることができます(
nuriwake-map.html を参照)。
(3)塗り分けコード
変数 color には、0 ~ 7 の数字を 48 個ならべた文字列が入ります。とりあえず、この文字列を「塗り分けコード」と呼ぶことにします。
塗り分けコードの最初の数字は、「北海道を塗る色」を示します。2番目の数字は「青森県を塗る色」、3番目は岩手県。以下、宮城県・秋田県・山形県……と都道府県コード順にならんでいます。
それぞれの数字には、1: 白、2: 赤、3: 黄、4: 緑、5: シアン、6: 青、7: マゼンタ、8: 黒 の各色が割り当てられています。
つまり、最初の数字が 2 であれば、北海道が赤く塗られることになるわけです。
また、最後(48番目)の数字は、グラデーションの色を示します。ここに、1 ~ 7 の数字を置くことによって、それぞれ該当する色のグラデーションで塗り分けることができます(なお、このとき塗り分ける各色は、0 ~ 7 の順に濃くなっていきます)。グラデーションの色が 0 のときは、前述の8色による塗り分けです。
(4)簡単な使い方
HTML に Flash の表示を組み込まなくても、
nuriwake.html に対し、nuriwake.html?塗り分けコード のように塗り分けコードを与えることで、任意に塗り分けた日本地図を表示させることができます。
「落書き帳」にリンクを張ることもできます。
例1
村のない都道府県
例2
三重県は中部地方? 近畿地方?
例3
サクラの開花状況(イメージ)
nuriwake-map.html で、塗り分けの確認とリンク用ページの表示ができます。
(5)「経県値&経県マップ」
nuriwake.swf の利用例として、個人の経県値と経県マップを表示するページを作りました。
keiken-map.html
「リンク用URL」欄の URL を使用すれば、自分の経県値を地図付きで「落書き帳」に紹介することができます。
例4
私の経県です
また、このときの URL をどこかに記録しておけば、後日、その URL を「リンク用URL」欄に入力してから「適用」ボタンをクリックすることによって、そのときの状態を再現することができます(つまり、いわゆる「ふっかつのじゅもん」的な使い方です)。
(6)経県コード
上の例の場合、keiken.html? の後に、47 個の数字が並んでいます(とりあえず、「経県コード」と呼びます)。これは、前述の塗り分けコードとは異なり、各都道府県の経県値を順に並べただけのもので、比較的、視覚的に分りやすいものになっています。
keiken.html 内部では、JavaScript で経県コードを受け取り、あらかじめ決めておいた「何点は何色」というルールに従って、塗り分けコードを生成し、nruiwake.swf に送っています。
(7)応用編
表示用の HTML 内に塗り分けコードを生成するスクリプトを入れてやる手間はありますが、経県コードのように、表示目的に即した塗り分けの指示方法を用意することで、リンクを張るときなどの使い勝手が向上します(ちょっと分りにくい喩えかもしれませんが、アセンブラに対する高級言語の存在みたいな感じでしょうか)。
経県コードと塗り分けコードでは大差がないかもしれませんが、次の例は、一定の人口を有する都道府県を赤く塗るというものです。
例5
pref-pop.html?1000000 pref-pop.html?2000000
この場合、それぞれ、人口100万人超、人口200万人超の都道府県が赤く塗られます。
prefpop.html 内で、与えられた数字と、各都道府県の人口データを比較しているため、いちいち自分で各都道府県の人口を調べ、47都道府県の塗り分け色を指定していく必要がなくなっています。
別のフレームから、引数を変化させながらロードを繰り返すようにすれば、
[41653] 稚拙 さん のクリッカブルマップの遷移図と同様のこともできるでしょう。
(8)その他
せっかく作ったので、いろいろと利用してもらえれば嬉しいです。
リンクさせるのではなく、直接
nuriwake.swf や
nuriwake.html を持っていかれても構いません。欲しい方には、元の Flash ファイルも提供できます。もっとも、Flash 4 (1999 年頃のバージョン)で作っているので、最新版の Flash で適当に扱うことができるかどうかはわかりません。
(9)ついでに
わたしが普段つかっているブラウザが Opera なので、Opera で見たときが一番うつくしく表示されます。^^;
I.E. や Netscape でも確認はしているので、問題はないはずですが。