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[55173] 2006年 11月 15日(水)20:30:03【5】faith さん
色々な分かれ方があってもいいと思います
[55163] hiroroじゃけぇ さん
私は、「結びつきを強める」ために同じ州にすることはありだと思います。「結びつきを強めたい」地域同士が、同じ州になったことで更に交流が進むとなれば、それはまた良いことではないでしょうか。
一般論として、地域同士が同じ州に属したいと思っているのであれば、同じ州に入れば良いように思います。重要なのは当の住民がどう思っているかですね。
たとえば[55133] hiroroじゃけぇ さん
今、このようにして結びつきを高めようとしている4県を分離してしまうのも、なかなか納得できないものがあります。
ですが、この4県の県民はどう思っているのかが知りたいところですね。

[55133]hiroroじゃけぇ さんの
中四国が一緒になるからといって、必ずしも流動が活発になるとは思っていません。また、「マリンやくも」の失敗から考えれば、もっと交流しやすい環境でないとならないのも理解できます。だからこそ、新たな挑戦としてのブロックであってもいいと思います。
などを見ていて、先にも書いたとおり、まず「中国四国で1州をなすべき」という結論ありきで話をされているように見えるのが気になり、いろいろと口を挟んでしまいました。
私自身は「中国と四国が1州となるべきでない」とまで思っているわけではありません。当事者(どこかの知事とかではなく、各県の県民)が望んでいるようになればそれで良いと思っています。
ただし、道州制を都市間競争の切り札にする思惑が一部の都市にあるとすれば、個人的には気に入りません。道州制は、特定の都市や地域のために導入されるわけではないと思いますので。

再び[55163] hiroroじゃけぇ さん
faith さんの引用からすれば、基本的に受験地は決められていると捉えてもよいのではないでしょうか。例の家庭教師の先生の話は5年前のことですが、「全員四国で受けるから、試験はやりやすかった」とも言ってました。
結果的に同じことですが、高松市の方が広島市より近いからそこに出願しているだけのように思いますが…
下記によれば(単なる掲示板の情報ですが)どこで受けるのも可能なようです。
http://school5.2ch.net/test/read.cgi/doctor/1108262255/13-16

※一部表現修正
※※同上
※※※余計な改行を削除。漢数字をアラビア数字に修正(各1箇所)
※^4 誤字訂正
※^5 「嫌悪感」を少しやわらかい表現に変更
[55156] 2006年 11月 14日(火)21:43:03【1】faith さん
医師国家試験、中国四国厚生局
[55146] faith
受験者の居住地域と受験地の関係については分かりませんでしたが、お話の通りとすれば、岡山県が四国ブロックに入っていることに多少の意外さは感じるものの、岡山県の受験者にとっては広島県より香川県で受験した方が便利だろうと判断されてそうなっているのであれば、柔軟な措置という気がします。
これについては、[55146] に追記したように、事実誤認の可能性が高そうです。
少し調べてみると、試験地は居住地とは無関係に選択できそうです。中国四国厚生局:国家試験のお知らせ
には
試験地『広島県』(管理栄養士は『岡山県』)での受験を希望する場合は、中国四国厚生局から願書等記載要領を取寄せて、受験申込をしていただくことになります。
願書等記載要領の請求方法
その他の試験地での受験を希望される場合は、管轄する厚生局に申込をしていただくようになります。
要するに、どの試験会場で受験するかは各受験者の裁量に任されているということのようです。
hiroroじゃけぇさんの家庭教師をなさっていた方が言われていたのは、(制度や試験地が現状と同じだったとすれば)「岡山の医学生の多くは、医師国家試験を(広島ではなく)高松会場で受験している」ということだったのではないでしょうか。

一方、上でも分かるように、厚生労働省には中国四国厚生局という組織があり、hiroroじゃけぇさん式に?中国地方と四国地方を一体化しています。(ただし、四国地方には支局を置いているようです。)

※誤字訂正
[55146] 2006年 11月 14日(火)06:17:27【7】faith さん
境界を引く
[55133] hiroroじゃけぇ さん
逆に高等裁判所は、今後の一般市民の参加を促すために、これこそアクセスしやすいところに設置するのがよいと思います。
なるほど高等裁判所はそうですね。(ただそうなると、現在地でもアクセスが悪いというほどでもなく、そのままで良いということになってしまうかも知れませんが…)

さらに、鳥取-岡山-香川-高知というつながりでは「三海ライン」とういものがありまして、高速道路で米子から高知に到達できるようになってから、4県による交流活動が行われています。
今、このようにして結びつきを高めようとしている4県を分離してしまうのも、なかなか納得できないものがあります。
これまでだって「州」という裏づけがなくても4県がそのような交流をしてきたわけですから、中国地方と四国地方が同じ州になってもならなくても、そのような交流は今後も続くことでしょう。
結局、行政区画と実際の経済活動や人々の流動とは別だということだと思います。

もっと交流しやすい環境でないとならない
「結びつきが強いから」同じ州にするというのは分かりますが、「結びつきを強める」ことを目的として、そのために同じ州にするというのでは話が逆でしょう。
(そういうので良ければ、たとえば、鳥取県や徳島県は阪神地域との結びつきをさらに強める「ため」に「近畿州」に編入すべきだという議論だって成り立つわけです。)

さらにいえば、違う州に属する地域間の交流を阻害するような道州制では、経済活動にたちまち支障をきたしてしまいます。

### 「中国地方・四国地方を1つの州にすべき」という結論が先にあるということはないでしょうか。

以前、岡山大学の医学部にいた家庭教師の先生が、「国家医師試験で、岡山は四国4県と同じブロックだ」と言っていました。このような歪みも、道州制導入後は解消されるのでしょうか

厚生労働省:医師国家試験によれば
試験地 北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県及び沖縄県
ということです。
受験者の居住地域と受験地の関係については分かりませんでしたが、お話の通りとすれば、岡山県が四国ブロックに入っていることに多少の意外さは感じるものの、岡山県の受験者にとっては広島県より香川県で受験した方が便利だろうと判断されてそうなっているのであれば、柔軟な措置という気がします。(それの何が「歪んで」いるのでしょうか。)

→後に、現状では事実誤認を含んでいる可能性が高いことが判明。(別発言にて記載)

道州制が導入されても、「公的試験の会場は『州』に1箇所だけでなければならない」とか「会場は『州都』に置かなくてはならない」というものでもないでしょうし、「州」の境界や「州都」の位置とは無関係に、総合的にもっとも望ましいように試験地の配置をすればよいと思われます。
むしろ、「州」の境界や「州都」が社会のすみずみに登場するといろいろな面で不都合が出てくるということをこの例は暗示しているのではないでしょうか。

※少し加筆。第1段落を削除
※※一部のセンテンスの順序を入れ替え。誤字訂正
※※※一部のセンテンスを削除
※^4-5 分かりやすいように言葉を補った
※^6 「さらにいえば…」のセンテンスを追加
※^7 「後に、現状では事実誤認を…」の注記を追加
[55127] 2006年 11月 13日(月)00:36:37【2】faith さん
アルビレックス、米菓
[55124] 逆太郎 さん
種目は違いますが、これだけ似たような名前があるとややこしいような気もしますが・・・
あえて「新潟」統一ブランドとしているのでしょう。
[55084] futsunoおじ さんが言われている北信越BCリーグなる独立の野球リーグが立ち上がろうとしていることはごく最近知りました。
米国で"the Big Four"(野球/アメフト/バスケットボール/アイスホッケー)があるように、日本でも野球/サッカー/バスケットのフランチャイズが各地域に置かれる時代がくるのでしょうか。

あまり関係ないですが、サッカーのアルビレックスのスポンサーとなっている、亀田製菓は所在地の新潟県の亀田町(現在新潟市に編入)に由来するのですね。米菓は今でも主産地は新潟県ということ(他にも有名な米菓メーカーが所在)、考えてみれば原材料の調達にはこの方が合理的ですね。

米菓というだけで、新潟とは関係ありませんが、鶯ボールって全国的に知られているお菓子だと思っていました。wikipedia の植垣製菓(製造元)の項を見ると
東日本や東北ではあまり知られていない。
とのことです。割と好きなんですが、関西以外ではあまり知られていませんか。
以前に回転焼(今川焼)の名称の分布が話題になったことがあるのを覚えていますが(今調べて見たところ、[21712]今川焼さん以降。ただしその前にも一旦話題になっていた模様)、この手のメーカー製のお菓子の地域分布、お菓子メーカーの勢力分布もそれなりに面白そうな話題ですね。(過去に話題になっていたらごめんなさい)

※誤字訂正、回転焼に関する話題の発言番号へのリンクを追加
※※その後の話題の盛り上がりも考慮して言及する発言番号を付け替え
[55088] 2006年 11月 12日(日)02:22:40【8】faith さん
州都、島根県と広島県の結びつき
[55083] hiroroじゃけぇ さん他
その良い例が島根県。松江からならば広島でも良いのに、岡山を経由するのが最も便利であること。それならば、いっそのこと大阪に行こうよとなってしまうのです。
そうでもないんじゃないでしょうか。
実際の統計を見てみると、島根県から広島県への流動は対岡山県、対大阪府を合わせたものの4倍となっています。国土交通省:交通機関別都道府県間流動表(年間)平成12年 (「全機関」のシートをご覧下さい。)しかもこの5年前と比べると、少なくとも島根県に対しては、広島県が持つ吸引力は相対的にも、絶対的にも大きくなっています。
島根県側も、広島県との繋がりが強いことを自覚しているようです。広島・島根の交流状況
こう見てくると、
ここは民主主義の考え方で、3対2で岡山の方がアクセスしやすい。
というのは怪しいと思います。(岡山県にそれほどアクセスしやすいのであれば、島根県の結びつきにおいて、広島県とここまで差がつかないでしょう。もちろん、ここで挙げた統計は都市間の流動の統計ではありませんが、大体の傾向はつかめると思います。)

つまり、人が集まらないと、経済を発展させることは大変困難なのです。
理想主義的な意見ですが、今更、人やモノやハコモノを引っ張ってくるような「州都」は作られるべきではないと思います。もちろん、一般市民が現在県庁で行えているような手続きは今まで通り各県で(あるいはネットによって各家庭で)行えるようにすべきで、一般市民が訪れる必要のあるような「州都」を今から建設すること自体、間違いだと思います。
所在地も既存の大都市ではなく、[55064] じゃごたろ さんが書かれているように三次市や庄原市(faith が他の例を出すとすれば高梁市)に、最小限の行政官庁と州議会(もしあれば)と高等裁判所ぐらいがあるような、静かで小さな州都で良いんじゃないかと思ってます。関西だと、京阪奈丘陵とか。
要するに、州都がどこであろうと、都市間の競争にも人々の生活にも影響しないようなものであるべきというのが私の意見です。

※誤字訂正
※※誤字訂正
※※※誤字訂正
※※※※最後のセンテンスを追加。語句を入れ替え。
※※※※※「もちろん、ここで挙げた統計は…」のセンテンスを追加
※x6/7 一部のセンテンスを論旨に関係ないと判断して削除。
[55060] 2006年 11月 11日(土)04:01:31【1】faith さん
「州都」
[55057] hiroroじゃけぇ さん

注:全ての中心地が一致するわけではないが、一致するのが望ましい
個人的な意見ですが、「州都」というものが、その「州」の全ての意味での中心都市となるべきものであれば、そんなものは岡山市にも広島市にも、中・四国のどこにも置かない方が良いと思います。
複数の極がある、というのは良いことです。経済発展というのであれば、そのような分散型の地域構造を保った形での発展を考えるべきであって、経済を発展させるためには1つの極以外は衰退しても良いというのであれば、経済発展って誰のためなの?と思ってしまうのは私だけでしょうか。

※後半を加筆
[55059] 2006年 11月 11日(土)03:39:01【4】faith さん
プロスポーツとしてのバスケットボール
実は1年前なのでニュースでもありませんが、日本でもプロのバスケットボールリーグである、bjリーグがスタートしており、今月から2年目のシーズンが開幕しました。
設立の経緯から、これまで日本のバスケットボールを統括していた協会とは折り合いが悪いようです。そのせいで、bjリーグの所属選手はオリンピックの日本代表からは締め出されたりされている状況を聞くにつけ、バスケットボールには門外漢ですが、bjリーグを応援したい気持ちになってきました。
もう一つ応援したくなる要素は、これまでプロスポーツに縁が遠かった富山県や香川県に本拠地を置くチームが加わっていることです。
今のところ、以下の8チームから構成されています。

チーム本拠地
仙台89ERS宮城県仙台市
新潟アルビレックスBB新潟県新潟市
富山グラウジーズ富山県富山市
埼玉ブロンコス埼玉県
東京アパッチ東京都
大阪エヴェッサ大阪府大阪市
高松ファイブアローズ香川県高松市
大分ヒートデビルズ大分県別府市

地方都市でもプロスポーツの市場が十分存在するということは、サッカーの新潟アルビレックスが実証したと言われています。(ところで、「新潟アルビレックス」という名称を持ったスポーツチームはいくつかありますが、資本関係はない緩やかな結びつきのようです。)
今度は新潟市よりもさらに都市規模が小さい高松市や富山市ですが、どのようなものでしょうか。

※表現を一部修正
※※チームのリストに1チーム抜けていたので追加
※※※脱字修正
[54551] 2006年 10月 23日(月)04:29:25faith さん
小型自動車競走法に残る6大都市
というほど大層なものではありませんが、この、オートレースなどを司る法律の第三条には
以下のようにあります。
(小型自動車競走の施行)
第三条  都道府県並びに京都市、大阪市、横浜市、神戸市、名古屋市、都のすべての特別区の組織する組合及びその区域内に小型自動車競走場が存在する市町村(以下「小型自動車競走施行者」という。)は、その議会の議決を経て、この法律により、小型自動車競走を行うことができる。
2  小型自動車競走施行者以外の者は、勝車投票券その他これに類似するものを発売して、小型自動車競走を行つてはならない。
ということで、都道府県以外に、オートレース開催のための「組合」を組織できるのは旧6大都市だけなのですね。もっともオートレース場があれば、そのほかの市町村でも(組合は組織できなくても)開催はできるわけで、結局どれほどの効力のある条文なのかは分かりませんが…
実際、現在オートレースを行なっているのは、いずれも旧6大都市以外のところですね。

宝くじ(当せん金付証票法)についてはどうか見てみましたが、こちらは
(都道府県等の当せん金付証票の発売)
第四条  都道府県並びに地方自治法 (昭和二十二年法律第六十七号)第二百五十二条の十九第一項 の指定都市及び地方財政法 (昭和二十三年法律第百九号)第三十二条 の規定により戦災による財政上の特別の必要を勘案して総務大臣が指定する市(以下これらの市を特定市という。)は…
ということで、都道府県政令指定都市であればどこでも、一応認められてはいるようです。(「戦災による…」は当然今では該当するところはないでしょう)
[54132] 2006年 9月 23日(土)00:28:07faith さん
名残 ~ 「立なし」公立高校、「県あり」私立高校
[54123]ezekiel さん
名残や痕跡の糸を辿ろうとする時に、
学校が基本的に文部省管轄になって、いわゆる“戦前の官立学校”
のイメージが出来上がる前の貌を浮き彫りにすることが第一歩では
ないかなあ~と考えた故です。明治19年以前(正確には明治17~8年
以前)の官立という言葉は、そういうニュアンスでの”あいまい”
だったのですが、私の言葉足らずだったようで
私が書いたようなことはとっくにご承知の上でのご発言だったのですね。
こちらこそ失礼しました。
確かに諸学校令以前には文部省以外が所管していた高等教育機関が多いですね。一方、当然かも知れませんが、この時期の府県立の学校の方が後の時期より独自性が強いと思います。
いずれにしろ、この時期の教育史に興味を持たれるとは、渋いというか、奥が深いですね。
[54106] 2006年 9月 21日(木)23:35:11【3】faith さん
「立なし」公立高校、「県あり」私立高校
[54099] ezekiel さん
でも創立が明治19年以前の学校では、官立という
表現でもあいまいですね。
この時期でも府県立、官立とも特にあいまい性はないと思いますよ。府県立、官立の師範学校や専門学校もすでにありました。(専門学校を規定する法律は、1903年(明治36年)の専門学校令を待たなくてはなりませんが)
 日本の教育に関してはもちろん昭和23年が大きな転換点ですが、
明治19年は、ひょっとしたらそれ以上の大きな意味があるのかな
あ~と。
おっしゃる通り、1886年(明治19年)は、森有礼文相が、「小学校令」「中学校令」「師範学校令」「帝国大学令」を出して、第二次大戦まで続く、学校制度の基を作った年です。この年以降をこれまでの「学制期」「教育令期」に対して「(第一次)学校令期」と呼ぶほどの、日本教育史上重要なできごとでした。

###でもなぜ明治19年の話に?


※「官立の専門学校や専門学校」の前に「府県立、」を追加
※※誤字訂正
※※※最後のセンテンスを2文に分離してにをは修正
[54084] 2006年 9月 20日(水)23:53:52faith さん
立あり、立なし 学校名
[54043] ezekiel さん
[54033] ぺとぺと さん

情報ありがとうございました。
戦前の旧制中等学校では“県名を県を含めて冠する"スタイル(県立の場合には「立なし」)
が、結構多かったのかなあ~
そのようです。ただ、「戦前」と言っても、[53908]にも書いたように、府県立中学校が一斉に改称されたりもしています。
推測ですが、(尋常)中学校は、当初は府県に設置が一校義務付けられ、当初は私立の中学校は認めていなかったため、「○○県中学校」で足りたのでしょう。(最後まで私立は認めていなかった(尋常)師範学校は、結局官立移管まで○○県師範学校であり、「立」は入りませんでした。)
山口県桜ヶ丘高等学校(周南市)
北海道栄高校(室蘭市)
香川県大手前高等学校(丸亀市)
香川県大手前高松高等学校(高松市)
広島県新庄高校
ここで挙げられた例については、[15834] 紅葉橋律乃介さんが紹介されている事情が関係していそうな北海道以外は、○○県がなければ、所在地が紛らわしいということが関係あるのかも知れませんね。
[54031] 2006年 9月 18日(月)00:04:47【2】faith さん
ひかりとのぞみ
[53980] ぐりゅん さん
[53853] 桜トンネル さん
をはじめとする「ひかりとのぞみ」スレッドの皆様

すっかり乗り遅れましたが、楽しく拝見していました。
[53958] グリグリさん
「あおば」ってもうないんですね...
[53941] YASU さん
JR東日本の例に倣い(近距離型(なすの、たにがわ)、遠距離型(やまびこ、とき)のように)、会社間にまたがるものは「のぞみ」、自社内運転は「ひかり」という定義にすれば
東北新幹線、上越新幹線も、開業したときは、東海道・山陽新幹線と同じ、
タイプ上越東北
速達あさひやまびこ
各駅停車ときあおば
という区分でした。(種別としてはみな特急ですが)
これが、東京への近距離速達列車(通勤列車など)としての機能(いわば「関東新幹線」としての使われ方)が比重を増す中で、東海道・山陽新幹線の列車愛称とは異なる発展を遂げたということではないでしょうか。
一方、吸引力が強い都市が相対的に均等に並ぶ東海道新幹線(およびその延長としての山陽新幹線)では、近距離型と遠距離形に分ける意義は相対的に小さく、当初のパターンを進化させた、速達型、各駅停車型、および近年のひかりのような「中間型」となっているのでしょう。

※誤字、脱字訂正
※※東北新幹線、上越新幹線の機能に関する表現を変更
[54028] 2006年 9月 17日(日)23:32:17faith さん
北海道の県道
[53965] じゃごたろ さん

関西でも風が強くなってきました。西の方では大きな損害が出ているようで気になります。
この場合の「県道」とは、そこまで深い意味がないものと思います。
ちょっと大仰なことを書いてしまったかも知れません。
ここで問題となるのは、すでに「府」というものがあるにもかかわらず、「縣道」という分類しかないことです。
このあたり、ある意味少し「いいかげん」ですよね。「(表現は)不正確だが、言いたいことは分かる」と学生時代に数学の先生に言われていたことを思い出します。
「戦前は島の名前に過ぎなかった」と言われている「北海道」が学校の設置主体になり得るように読める件と言い、かつての「北海道」(この例はそれだけではありませんが)の法令上での扱われ方は結構微妙なところがありますね。
[54026] 2006年 9月 17日(日)23:12:38faith さん
県名を冠する私立高校について
[54010] ezekielさん
[53981] 逆太郎さん 他

結構あるものですね。あと、
[22968] faith
[17261] まるちゃんさん
[17221] 委員長殿
などでも取り上げられている山口県鴻城高等学校などもそうですね。
このような名称を自ら私立学校が選択する理由は個人的には良く分からないところがあります。
兵庫県播磨高等学校の沿革によれば、ezekielさんもおっしゃるように、戦中に「兵庫県播磨女子商業学校」と改称したのが始めのようですが、「播磨女子商業学校」だけでも兵庫県の学校というのは明らかですし、県名を冠することにどういう意味があったのでしょうか。
[53956] 2006年 9月 14日(木)00:18:48【5】faith さん
まだまだ北海道地方費(&たくぎん)
[53950] hmt さん
また、「北海道地方費令」(勅令第18号)では、次のように記されています。
第1条 北海道地方費に関する行政は、北海道庁長官これを担任す。
第2条 北海道庁長官は、北海道地方費の行政に関し、その職権に属する事務の一部を部下の官吏または区町村吏員に委任し、または区町村吏員をして補助執行せしむることを得。
これこそ私が求めていた説明ですね。ありがとうございます。

(地方自治団体としての北海道は「北海道地方費」と呼ばれていた。)
の部分には、いささか疑問を感じます。
というか、ここまでくると、これが「諸悪の根源」という感じさえします(笑)。
「北海道地方費」は、本来の意味は予算上の名目であるが、法令の条文では、「府県」のような「地方公共団体」としても解釈できるような文脈で使われることがあった用語、とぐらいに思っておいた方が良いような気さえします。
(地方自治団体としての北海道は「北海道地方費」と呼ばれていた。)
はむしろ、当時の法令の条文を今見ると、このようにも解釈しうる、ということであって、当時の人々の実感からはおそらくかけ離れているのではないかと想像します。

“同名の銀行(愛称・たくぎん)は、一応は別の銀行です。”の「一応は」の部分にご注目ください。
こんなことを書くと負け惜しみみたいですが(笑)、hmtさんはご存知で書いておられるのだとは思っていました。
ただ、[53577]のように書かれると、「1997年に破綻した北海道拓殖銀行は、戦前に存在した北海道拓殖銀行とは同名であるが無関係なのだな」と誤解する人もいるのでは?と思いました。
(ちょうど、北海道拓殖銀行に吸収された戦前の北海道銀行と、1951年に設立された北海道銀行のように)

たまたま戦後の体制変換期となった50年後の昭和25年に、日本勧業銀行などと共に準拠法が廃止され、「銀行法」による普通銀行に転換しました。
補足しますと、日本興業銀行のように、普通銀行ではない、債券発行銀行となる道もありましたが、すでに債券発行を中止しており、資金の大半を預金に仰いでいた拓銀は普通銀行に転換することを選択したとのことです。(参考文献 「日本地方金融史」日本経済新聞社)

[53953] 北の住人 さん
「地方費道」以前は「假定縣道」「縣道二假定ス」
これも不思議ですね。こういう表現しか取れない理由があったのでしょうか。当時の北海道を「縣」と表現するのは、政府にとっては、(府県なみの)自治権の要求を促進しかねない、避けたいことのように思えるのですが。

※北海道地方費について加筆
※※「假定縣道」などへの言及を追加
※※※参照発言番号が間違っていたので修正
※※※※拓銀関連の言及の真意について表現修正
※※※※※「北海道地方費」という用語についての解釈の表現を修正
[53955] 2006年 9月 13日(水)23:43:06faith さん
立が付かない校名
[53909] ひぃ さん
ちなみに長野県の公立高校も「長野県立」ではなくて「長野県○○高校」ですね。
情報ありがとうございます。
宮城県、長野県、北海道が、道県立の高等学校の校名に「立」が入らないようですね。
さらに「市町村立」でも「北海道~高等学校」なので、設立主体は正式名称からは分からないのが特徴です。
戦後一旦は他の多くの府県と同じように~立をつけていたのを1950年に一斉に改称しています。(このあたりの事情については[15834] 紅葉橋律乃介さんが解説されています。)
[53908] 2006年 9月 11日(月)02:58:01faith さん
県→県立
[53907]faith
中学校や師範学校の校名には「立」が入らないなど、校名に「立」が入らない公立学校は中等教育あるいはそれ以降ではむしろ普通でした。
師範学校は官立移管まで「○○県師範学校」というような校名だったようですが、府県立の中学校の校名には1901年に(ざっとみたところ)多くの府県で一斉に「立」が入っていますね。(宮城県も同様)
「中学校令施行規則」の改正が関係あるのでしょうか。
[53907] 2006年 9月 11日(月)02:15:33【5】faith さん
「北海道地方費」について
[53601][53577]hmtさん
「北海道庁」と呼ばれたことは聞いていましたが、「北海道地方費」という地方自治体があったとは初耳であり、かつ意外でした。
でも、やっぱりおかしいな…というのが、率直な気持ちです。
詳細なご解説をありがとうございました。
実は私も、「北海道地方費」が今の「北海道」と同じように使われていたとは思っていません。(もしそんな使われ方をしていたら、「北海道地方費」という用語自体、「東京府」と同じように今でももっと知られていて良いはずです。)
どちらかというと「意外でしょ?」という驚きを皆様と共有したかったというところもあります。

その性格は府県とやや異なり、経費支弁団体としての性格が強かった。
そのくだりは私も読んでいましたが、実はこの文章の意味が良く分からなかったのです。
職員などの実体を持たない、予算上の区分ということなのか?それとも経費支弁「団体」なのだから、やはり「団体」、すなわち、職員を持つような「組織」なのか?

要するに、2面性を備えた組織「北海道庁」の中で、国の機関としてフロンティア開拓を進めるための費用が「北海道拓殖費」、そして、開拓をした結果として民政の段階に移り、本州以南の府県に準じた地方団体としての統治を行なうための費用が「北海道地方費」です。
なるほど、そういう観点で
ご紹介頂いた
北海道拓殖費に関する昭和二十二年度予算編成上の措置
を読むと、「北海道地方費」は、予算上の区分のようにも、読めますね。

府県は明治の初期から存在するものであって、(hmtさんもご指摘の通り)地方三新法の制定後は、府県は中央政府に属する地方官庁でありながら、地方自治団体でもあるという二面性を次第に帯びるようになりました。このことには概念的困難はありません。一方、「三県を廃止して北海道庁を置く」という1886年(明治19年)1月26日の布告まで存在しなかった、地方官庁「北海道庁」はそのまま1946年まで存続し、一方地方自治団体(経費支弁団体)としては(「北海道地方費法」以降)「北海道地方費」と呼ばれたという構造が、hmtさんのご解説で少し背景はクリアにはなりつつも、どうもfaith にはつかめていないところがあります。

「立」の字を使わないと言えば
そういえば、公立学校の校名に「○○立」と付けるのはいつごろから広まったのでしょうか。
例えば明治初期に石川県が設立した高等教育機関は「石川県専門学校」「石川県医学校」と呼ばれていましたし、他の府県でも中学校や師範学校の校名には「立」が入らないなど、校名に「立」が入らない公立学校は中等教育あるいはそれ以降ではむしろ普通でした。設置が府県に義務づけられていたことが関係あるのでしょうか。
今でも宮城県立の高等学校の校名には「立」は入っていませんね。
簡単な観察では「市」が設立したものには、「立」が入っていたことが比較的多いように思われます。

戦後、普通銀行として営業し、1997年に銀行破綻のさきがけとなった同名の銀行(愛称・たくぎん)は、一応は別の銀行です。
言われていることを誤解しているかも知れませんが、「北海道拓殖銀行」という特殊銀行が戦後普通銀行に転換した、という意味で「同じ銀行」と言えるのではないかと思います。(日本勧業銀行や横浜正金銀行(東京銀行)のように)

※より文意が明確になるように「戦後まで」を「1946年まで」と訂正
※※公立学校の校名についての記述の表現を修正
※※※その他表現を修正
※※※※公立学校の校名についての記述の表現をより簡潔にした
※※※※※公立学校の校名についての記述にさらに手を入れた
[53902] 2006年 9月 11日(月)01:06:02faith さん
きざみうどん, etc.
[53877] むっくん さん
「きざみうどん」は大阪では一般的なメニューですが京都では珍しいと思います(単に私が知らないだけ?)。
え?そうなんですか。個人的にはきざみうどんはとても好きです。だしにほどよくからんだ細切りのおあげとからむ麺が… あぁ食べたい。

[53869]小松原ラガー さん
もっと要件を緩和して、地方のそれなりの都市がジャンジャンと自治というか、権限強化が出来るようにしたら、今よりも地方が活性化するのではないでしょうか。
自治体の権限強化(地方政府が中央の許可なしにやれることを増やす)も良いですが、地方の活性化のためには、企業や個人の自由度を高めることが重要なのではないかという気がしています。
多くの企業の実質上の本社が東京に移っている理由の1つに、監督官庁など、中央政府との連携の必要性が挙げられます。
かつて繊維業界団体の多くは大阪にありましたが、旧通産省が、対米折衝の関連で半ば強制的に東京に移転させたという話を思い出します。(1960年代の話であって、戦前、戦中の話ではありません。念のため)

[53884] 白桃さん
[53865] 油天神山さん
[53846] YSKさん
[53645] みやこ♂さん
[53476] k-aceさん
[53475] 88さん
[53474] 稲生さん
[53463] 般若堂そんぴん さん

あらためてお気遣いありがとうございます。こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。
[53845] 2006年 9月 6日(水)22:56:34【2】faith さん
ご連絡
白桃さんをはじめ、お気を遣わせてしまった皆様、申し訳ありませんでした。
書き込みしたくなることは当然予想できたので、落書き帳を覗くことも自分に禁じており、お返事すべき書き込みにも反応できませんでした。

[53462]の「書き込みを今後は行わない」宣言は過剰反応のようなので、取り下げます。
今後ともよろしくお願い致します。
(新企画もあるようですし、)しばらくはキャッチアップに努めます。

[53846]YSKさん
あちらでのYSKさんのコメントを見てこちらを見に来る気になれました。お気遣いありがとうございました。あちら同様、こちらでもよろしくお願いします。

※未来へのコメントを追加
※※表現修正


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