[73997]蒼の狼 さん
どのくらい減るんでしょうかね。
でないとお盆や年末年始に帰れなくなってしまいます。
(それは言いすぎ)
現在のマリンライナーに置き換わった時の編成に戻るというのが正解です。なので、最大9両編成だったものが7両編成に。最短は2両編成。日中は5両編成となります。ひょっとすると、多客期増結が再開されるかもしれませんが。
[73998]YASU さん
いつでも混んでいるイメージがあったのですが、減車しなくてはいけないほど深刻な事態になっているのですね。
以前は多客期の日中2運用は増結して9両の運転が普通でした(残りの3運用は増結なし)。しかし、1000円高速化以降は、多客期の増結もなくなっています。それどころか、そんな時期でも予備車が工場入りしてしまうほどで、増結する意思さえ感じられませんでした。
「マリンライナー」号の減車には、もっと深い理由がありそうです。「マリンライナー」号は本州・四国の連絡快速列車である為、1日に75本もの列車が運行されています。これを1日の瀬戸大橋の通過車両数になおすと、総計426両。ところが、減車後の編成だと総計354両となります。JRの瀬戸大橋使用料は通過車両数*使用料ですから、74*使用料分の支払いをする必要がなくなるのです。実際は、四国の車両ではなく西日本の車両を減車するのですが、四国にとっては大きな意味があるということなのです。また、西日本にとっても、関西地区に車両を返却できることで(6両編成*2本+4両編成*1本)、新快速の全12両化への推進と車両新製費の抑制が図られるので、その影響も大きいでしょう。
また、瀬戸中央道の利用台数を見てみても分かりやすいでしょう。利用台数の増加は誰の目から見ても、はっきりと分かります。実際、ほとんど見かけなかった自家用車が次々とかけっていきます。自分が高校生の時、帰りの「マリンライナー」から見る「瀬戸中央道」は、車の通らない開通前の道路の様相を呈していましたから。それが、今では土休日限定とはいえ、多くの車が通過していきます。地元住民としては、高速も鉄道も利用してもらわないと「橋」の維持ができないので、高速が鉄道を食う形になるのは、とてもじゃないけどいただけない形であるということは確かなのです。
3月改正では、JR四国の高松~多度津間でもワンマン運転が開始されますし、高松~松山の「いしづち」も減車が始まります。一方の岡山地区でも、土休日の列車運転取りやめが14本予定され、塗装代も削減される予定で黄色一色となる見込みです。
[74000]小松原ラガー さん
神戸電鉄粟生線の減車は、大都市圏部においても乗客が減少しているという現実を思い知らしてくれます。この路線は、神戸の中心部にまで乗り入れているにもかかわらず乗客が伸びない。そこがポイントでしょう。まぁ、確かに都心側ターミナルが新開地というのは、少し微妙というしかありません。それでも求心力は地方都市圏の中心市よりも大きいはずなので、なんとかなりそうな気もします。もし減車ということになれば、鈴蘭台駅での線内折り返し+有馬線への乗り換えが最も現実味があると思います。
各地で公共交通のあり方について見直し時期が来ているようです。空路も、日航問題の影響も受けて縮小が始まっており、地方都市間の関係も希薄となりそうです。特に、空路開設などで初めて結ばれた地方同士が、その空路廃止で縁が切れてしまうなんてこともありえそうで、とても残念な気がしています。それでも、高速道路無料開放は建設時からの目標であり、将来的にそうなることが分かっていたことです。それに対して、何も対策を打ってこなかったJRを代表とする鉄道会社、鉄道ばかりを敵対視していた高速バス会社。関係ないと高を括っていた航空会社。それら、企業自身にも問題があったのは確かだと思います。
74000件の書き込みを超えたようですね。次の75000までもう一息。再来月ぐらいになるのかなぁ。