県庁所在地にある代表駅と、同一都道府県内にある他都市の駅で乗降者数が逆転しているところは
1.福島駅と郡山駅(福島県)
2.前橋駅と高崎駅(群馬県)
3.千葉駅と船橋駅・柏駅・西船橋駅。京成千葉駅と京成船橋駅・京成津田沼駅。(千葉県)
4.近鉄津駅と近鉄四日市駅(三重県)
5.大津駅と草津駅・南草津駅(滋賀県)
6.奈良駅と王寺駅(奈良県)
7.新山口駅と下関駅(山口県)
4以外はすべてJR線。
3の千葉県では、JR・京成ともに、船橋がトップ。乗り換え客が押し上げている格好です。
5の事例である滋賀県内では、草津駅・南草津駅の他、石山駅があるが、大津市内の駅のため除外。
6の事例である奈良県内の近鉄線では学園前駅が1位で、近鉄奈良駅は2位だが、両者とも奈良市なので除外。
とまぁ、この7県ぐらいでしょうか。1・4・7の事例は、県庁所在地よりも他の都市の方が人口が多い為。2・3・5は県庁所在地の駅よりも乗り換えなど利便性が高い。6は、乗り換えと、駅の分散度とかでしょうか?この内、唯一市の駅でない王寺駅が意外度NO.1でしょうか。元々、郡部における利用者が多い最大の駅だったのですが、県庁所在地の駅を上回るとは。驚きですね。
[67683]クハ221-1 さん
大津駅周辺は官庁街なので、平日の朝夕は結構乗降が多く、県庁所在地の駅としての貫禄は十分あると思います。
利用者の多くが通勤客なのか、駅構内はさっぱりした構成で、他の県庁所在地駅のように華やかさはないですよね。hiroroじゃけぇの 感覚として、駅は通勤や通学の定期利用の為だけではなく、定期外も十分に多いということが求められると思っています。いくら、通勤需要が多くても、周囲で経済活動が活発でなければ、淋しい感が漂う駅となってしまいます。強いて言えば、大津駅周辺には活発な「経済活動」が見受けられないことが問題だと思われるのです。その点で、草津駅や石山駅に及ばないと思わせる、そして実際に乗車人員が伸びていないのだと思います。
平日と休日の落差が大きい駅で、JRの発表している「乗降客数」はおそらく平日に取っているものと思いますが、休日にデータを取っていればもっと少ない数字が出ると思います。
記憶は定かではありませんが、10月の第3水曜日?に調査をしていたと思います。水曜日というのは平日の中で経済活動が最も控えめな日であり、安定した調査ができる日であるためだそうです。ですから、JR西日本管内の一部の路線では、「水曜日運休」の列車が設定されています。これは、乗客数が最も1週間の中で少なく、工事のために運休しても影響が少ないというのが理由だそうですよ。