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faithさんの記事が10件見つかりました

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[55060] 2006年 11月 11日(土)04:01:31【1】faith さん
「州都」
[55057] hiroroじゃけぇ さん

注:全ての中心地が一致するわけではないが、一致するのが望ましい
個人的な意見ですが、「州都」というものが、その「州」の全ての意味での中心都市となるべきものであれば、そんなものは岡山市にも広島市にも、中・四国のどこにも置かない方が良いと思います。
複数の極がある、というのは良いことです。経済発展というのであれば、そのような分散型の地域構造を保った形での発展を考えるべきであって、経済を発展させるためには1つの極以外は衰退しても良いというのであれば、経済発展って誰のためなの?と思ってしまうのは私だけでしょうか。

※後半を加筆
[55059] 2006年 11月 11日(土)03:39:01【4】faith さん
プロスポーツとしてのバスケットボール
実は1年前なのでニュースでもありませんが、日本でもプロのバスケットボールリーグである、bjリーグがスタートしており、今月から2年目のシーズンが開幕しました。
設立の経緯から、これまで日本のバスケットボールを統括していた協会とは折り合いが悪いようです。そのせいで、bjリーグの所属選手はオリンピックの日本代表からは締め出されたりされている状況を聞くにつけ、バスケットボールには門外漢ですが、bjリーグを応援したい気持ちになってきました。
もう一つ応援したくなる要素は、これまでプロスポーツに縁が遠かった富山県や香川県に本拠地を置くチームが加わっていることです。
今のところ、以下の8チームから構成されています。

チーム本拠地
仙台89ERS宮城県仙台市
新潟アルビレックスBB新潟県新潟市
富山グラウジーズ富山県富山市
埼玉ブロンコス埼玉県
東京アパッチ東京都
大阪エヴェッサ大阪府大阪市
高松ファイブアローズ香川県高松市
大分ヒートデビルズ大分県別府市

地方都市でもプロスポーツの市場が十分存在するということは、サッカーの新潟アルビレックスが実証したと言われています。(ところで、「新潟アルビレックス」という名称を持ったスポーツチームはいくつかありますが、資本関係はない緩やかな結びつきのようです。)
今度は新潟市よりもさらに都市規模が小さい高松市や富山市ですが、どのようなものでしょうか。

※表現を一部修正
※※チームのリストに1チーム抜けていたので追加
※※※脱字修正
[54551] 2006年 10月 23日(月)04:29:25faith さん
小型自動車競走法に残る6大都市
というほど大層なものではありませんが、この、オートレースなどを司る法律の第三条には
以下のようにあります。
(小型自動車競走の施行)
第三条  都道府県並びに京都市、大阪市、横浜市、神戸市、名古屋市、都のすべての特別区の組織する組合及びその区域内に小型自動車競走場が存在する市町村(以下「小型自動車競走施行者」という。)は、その議会の議決を経て、この法律により、小型自動車競走を行うことができる。
2  小型自動車競走施行者以外の者は、勝車投票券その他これに類似するものを発売して、小型自動車競走を行つてはならない。
ということで、都道府県以外に、オートレース開催のための「組合」を組織できるのは旧6大都市だけなのですね。もっともオートレース場があれば、そのほかの市町村でも(組合は組織できなくても)開催はできるわけで、結局どれほどの効力のある条文なのかは分かりませんが…
実際、現在オートレースを行なっているのは、いずれも旧6大都市以外のところですね。

宝くじ(当せん金付証票法)についてはどうか見てみましたが、こちらは
(都道府県等の当せん金付証票の発売)
第四条  都道府県並びに地方自治法 (昭和二十二年法律第六十七号)第二百五十二条の十九第一項 の指定都市及び地方財政法 (昭和二十三年法律第百九号)第三十二条 の規定により戦災による財政上の特別の必要を勘案して総務大臣が指定する市(以下これらの市を特定市という。)は…
ということで、都道府県政令指定都市であればどこでも、一応認められてはいるようです。(「戦災による…」は当然今では該当するところはないでしょう)
[54132] 2006年 9月 23日(土)00:28:07faith さん
名残 ~ 「立なし」公立高校、「県あり」私立高校
[54123]ezekiel さん
名残や痕跡の糸を辿ろうとする時に、
学校が基本的に文部省管轄になって、いわゆる“戦前の官立学校”
のイメージが出来上がる前の貌を浮き彫りにすることが第一歩では
ないかなあ~と考えた故です。明治19年以前(正確には明治17~8年
以前)の官立という言葉は、そういうニュアンスでの”あいまい”
だったのですが、私の言葉足らずだったようで
私が書いたようなことはとっくにご承知の上でのご発言だったのですね。
こちらこそ失礼しました。
確かに諸学校令以前には文部省以外が所管していた高等教育機関が多いですね。一方、当然かも知れませんが、この時期の府県立の学校の方が後の時期より独自性が強いと思います。
いずれにしろ、この時期の教育史に興味を持たれるとは、渋いというか、奥が深いですね。
[54106] 2006年 9月 21日(木)23:35:11【3】faith さん
「立なし」公立高校、「県あり」私立高校
[54099] ezekiel さん
でも創立が明治19年以前の学校では、官立という
表現でもあいまいですね。
この時期でも府県立、官立とも特にあいまい性はないと思いますよ。府県立、官立の師範学校や専門学校もすでにありました。(専門学校を規定する法律は、1903年(明治36年)の専門学校令を待たなくてはなりませんが)
 日本の教育に関してはもちろん昭和23年が大きな転換点ですが、
明治19年は、ひょっとしたらそれ以上の大きな意味があるのかな
あ~と。
おっしゃる通り、1886年(明治19年)は、森有礼文相が、「小学校令」「中学校令」「師範学校令」「帝国大学令」を出して、第二次大戦まで続く、学校制度の基を作った年です。この年以降をこれまでの「学制期」「教育令期」に対して「(第一次)学校令期」と呼ぶほどの、日本教育史上重要なできごとでした。

###でもなぜ明治19年の話に?


※「官立の専門学校や専門学校」の前に「府県立、」を追加
※※誤字訂正
※※※最後のセンテンスを2文に分離してにをは修正
[54084] 2006年 9月 20日(水)23:53:52faith さん
立あり、立なし 学校名
[54043] ezekiel さん
[54033] ぺとぺと さん

情報ありがとうございました。
戦前の旧制中等学校では“県名を県を含めて冠する"スタイル(県立の場合には「立なし」)
が、結構多かったのかなあ~
そのようです。ただ、「戦前」と言っても、[53908]にも書いたように、府県立中学校が一斉に改称されたりもしています。
推測ですが、(尋常)中学校は、当初は府県に設置が一校義務付けられ、当初は私立の中学校は認めていなかったため、「○○県中学校」で足りたのでしょう。(最後まで私立は認めていなかった(尋常)師範学校は、結局官立移管まで○○県師範学校であり、「立」は入りませんでした。)
山口県桜ヶ丘高等学校(周南市)
北海道栄高校(室蘭市)
香川県大手前高等学校(丸亀市)
香川県大手前高松高等学校(高松市)
広島県新庄高校
ここで挙げられた例については、[15834] 紅葉橋律乃介さんが紹介されている事情が関係していそうな北海道以外は、○○県がなければ、所在地が紛らわしいということが関係あるのかも知れませんね。
[54031] 2006年 9月 18日(月)00:04:47【2】faith さん
ひかりとのぞみ
[53980] ぐりゅん さん
[53853] 桜トンネル さん
をはじめとする「ひかりとのぞみ」スレッドの皆様

すっかり乗り遅れましたが、楽しく拝見していました。
[53958] グリグリさん
「あおば」ってもうないんですね...
[53941] YASU さん
JR東日本の例に倣い(近距離型(なすの、たにがわ)、遠距離型(やまびこ、とき)のように)、会社間にまたがるものは「のぞみ」、自社内運転は「ひかり」という定義にすれば
東北新幹線、上越新幹線も、開業したときは、東海道・山陽新幹線と同じ、
タイプ上越東北
速達あさひやまびこ
各駅停車ときあおば
という区分でした。(種別としてはみな特急ですが)
これが、東京への近距離速達列車(通勤列車など)としての機能(いわば「関東新幹線」としての使われ方)が比重を増す中で、東海道・山陽新幹線の列車愛称とは異なる発展を遂げたということではないでしょうか。
一方、吸引力が強い都市が相対的に均等に並ぶ東海道新幹線(およびその延長としての山陽新幹線)では、近距離型と遠距離形に分ける意義は相対的に小さく、当初のパターンを進化させた、速達型、各駅停車型、および近年のひかりのような「中間型」となっているのでしょう。

※誤字、脱字訂正
※※東北新幹線、上越新幹線の機能に関する表現を変更
[54028] 2006年 9月 17日(日)23:32:17faith さん
北海道の県道
[53965] じゃごたろ さん

関西でも風が強くなってきました。西の方では大きな損害が出ているようで気になります。
この場合の「県道」とは、そこまで深い意味がないものと思います。
ちょっと大仰なことを書いてしまったかも知れません。
ここで問題となるのは、すでに「府」というものがあるにもかかわらず、「縣道」という分類しかないことです。
このあたり、ある意味少し「いいかげん」ですよね。「(表現は)不正確だが、言いたいことは分かる」と学生時代に数学の先生に言われていたことを思い出します。
「戦前は島の名前に過ぎなかった」と言われている「北海道」が学校の設置主体になり得るように読める件と言い、かつての「北海道」(この例はそれだけではありませんが)の法令上での扱われ方は結構微妙なところがありますね。
[54026] 2006年 9月 17日(日)23:12:38faith さん
県名を冠する私立高校について
[54010] ezekielさん
[53981] 逆太郎さん 他

結構あるものですね。あと、
[22968] faith
[17261] まるちゃんさん
[17221] 委員長殿
などでも取り上げられている山口県鴻城高等学校などもそうですね。
このような名称を自ら私立学校が選択する理由は個人的には良く分からないところがあります。
兵庫県播磨高等学校の沿革によれば、ezekielさんもおっしゃるように、戦中に「兵庫県播磨女子商業学校」と改称したのが始めのようですが、「播磨女子商業学校」だけでも兵庫県の学校というのは明らかですし、県名を冠することにどういう意味があったのでしょうか。
[53956] 2006年 9月 14日(木)00:18:48【5】faith さん
まだまだ北海道地方費(&たくぎん)
[53950] hmt さん
また、「北海道地方費令」(勅令第18号)では、次のように記されています。
第1条 北海道地方費に関する行政は、北海道庁長官これを担任す。
第2条 北海道庁長官は、北海道地方費の行政に関し、その職権に属する事務の一部を部下の官吏または区町村吏員に委任し、または区町村吏員をして補助執行せしむることを得。
これこそ私が求めていた説明ですね。ありがとうございます。

(地方自治団体としての北海道は「北海道地方費」と呼ばれていた。)
の部分には、いささか疑問を感じます。
というか、ここまでくると、これが「諸悪の根源」という感じさえします(笑)。
「北海道地方費」は、本来の意味は予算上の名目であるが、法令の条文では、「府県」のような「地方公共団体」としても解釈できるような文脈で使われることがあった用語、とぐらいに思っておいた方が良いような気さえします。
(地方自治団体としての北海道は「北海道地方費」と呼ばれていた。)
はむしろ、当時の法令の条文を今見ると、このようにも解釈しうる、ということであって、当時の人々の実感からはおそらくかけ離れているのではないかと想像します。

“同名の銀行(愛称・たくぎん)は、一応は別の銀行です。”の「一応は」の部分にご注目ください。
こんなことを書くと負け惜しみみたいですが(笑)、hmtさんはご存知で書いておられるのだとは思っていました。
ただ、[53577]のように書かれると、「1997年に破綻した北海道拓殖銀行は、戦前に存在した北海道拓殖銀行とは同名であるが無関係なのだな」と誤解する人もいるのでは?と思いました。
(ちょうど、北海道拓殖銀行に吸収された戦前の北海道銀行と、1951年に設立された北海道銀行のように)

たまたま戦後の体制変換期となった50年後の昭和25年に、日本勧業銀行などと共に準拠法が廃止され、「銀行法」による普通銀行に転換しました。
補足しますと、日本興業銀行のように、普通銀行ではない、債券発行銀行となる道もありましたが、すでに債券発行を中止しており、資金の大半を預金に仰いでいた拓銀は普通銀行に転換することを選択したとのことです。(参考文献 「日本地方金融史」日本経済新聞社)

[53953] 北の住人 さん
「地方費道」以前は「假定縣道」「縣道二假定ス」
これも不思議ですね。こういう表現しか取れない理由があったのでしょうか。当時の北海道を「縣」と表現するのは、政府にとっては、(府県なみの)自治権の要求を促進しかねない、避けたいことのように思えるのですが。

※北海道地方費について加筆
※※「假定縣道」などへの言及を追加
※※※参照発言番号が間違っていたので修正
※※※※拓銀関連の言及の真意について表現修正
※※※※※「北海道地方費」という用語についての解釈の表現を修正


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