ご無沙汰しております。
[42515]kenさん
[43088]グリグリさん
「日本全10,000市町村うんちく話」のことが書かれていたので、つい。読むのがしんどそう、というお考えに私も賛成です。だいぶ前に買ったのにまだ読破できていません。
P37で著者の八幡氏が述べておられる、基本資料にしたという「全国町村合併現況図」(自治庁行政局振興課内 市町村自治研究会 昭和33年3月10日)を私も持っております。見開きの左が都道府県の合併図、右が人口、面積、関係自治体、施行日等の一覧表(昭和28年当時の市町村から昭和33年2月1日現在の市町村への変化、未返還の為沖縄は除く)というもので、いわゆる昭和の大合併(この時点の市町村数3,740ということは大合併の途中ですか?)が一目瞭然という優れものです。ただ、情報収集が甘かったのか、図・表ともに間違いが散見されるのが惜しいところです。今後、平成の大合併版が出されると良いのですが。総務省さん、お願い致します。
この本によれば、この時点で残った自治体のうち面積最小は大阪府泉北郡八坂町で0.35平方キロ、人口6,262人(昭和35年和泉市に編入)、明治22年以降で最小の自治体はどこかご存知の方おりませんか。かなり小さい部類に属すと思われる奈良県宇陀郡松山町は、大宇陀町史で見たとき0.0?(細かい数字覚えておらず)平方キロと極小で、二十万分一帝国図の「和歌山」で確認すると幅1mm,高さ5mmほど(200m×1,000m)なんですよね。
丸い道の件
静岡県藤枝市の田中城の跡もなかなか面白いですよ。こんな丸いお城が有ったのですね。