[42023]inakanomozartさん
例えば、静岡市の「呉服町一、二丁目(住居表示未実施)」は、「呉服町一丁目」「呉服町二丁目」それぞれひとつの町名とされ、「呉服町」と「○丁目」間に階層は介在しておらず、行政上は別の町とされています。
(もちろん、地番は両町とも1番地からあります。)
なるほどなるほど…と思いました。このような例は他にもあるのでしょうか?
地番は両町とも1番地からあったとしても、「丁目」は住居表示実施前と実施後で厳密に区別されるのが慣習になっています。
「○○自一丁目至三丁目」といった表記を目にされたことはないでしょうか?「○○」内に一・二・三丁目があることを意味しています。階層があるのです。「○○一丁目」「○○二丁目」「○○三丁目」の「○○」という共通部分を纏めて一・二・三丁目があるという意味ではありません。住居表示実施前までこの表記方法で示されるのが慣習です。住居表示実施後「○○一丁目」「○○二丁目」「○○三丁目」と個別に示されます。
ただし、自治体になる直前の集落は住居表示実施後のように個別に示されるのがこれもまた慣習です。
でも地図で「○○(一)」と表記されたり、固有名詞である地名が漢数字で「○○一丁目」と表記されなければならないところを、算用数字で「○○1丁目」としている交通信号の表示など、表記方法はさまざまですね…
交通信号や案内板は運転しながら瞬時に判断しなければなりませんから、漢数字よりも算用数字(アラビア数字)での表記が良いと思うのですよ。
私のように地名をリスト化する際には、無視できない慣習と理解していただけないでしょうか。
今回の静岡市の例が他にもあるようでしたら、教えていただけると嬉しいです。