[25434] ゆう さん
他の地名・自治体名にも一般化できることなのではないかと考えてます。
ええ、そうなんですよ。なので、深い問題だなあ、と、考えてるわけですが。
で、
ゆうさんの
「東広島」は「西条」を置き換えるものではない。
は、東広島では、実態としてそうですが、本来、の「べき論」としても、そうだったのか?
為政者もそう思っていたのか?
という点も難しいです。
旧田無市民、保谷市民の中には、
お住まいは?に対し、苦笑しながら「(例の、というニュアンスを言外に)西東京市なんですよ」といってたりしますね。
サンプルが1例なので、参考になりませんが。
私の知人の上記1例のサンプルは、旧田無市民ですが、居所を問われて、「田無です」とは最近言ってませんね。「あの、西東京市(必ず『市』は付く)という・・・」くらいまで言うと、相手が「ああ、保谷と田無が合併した・・・」と反応するので、「そうです」
と答えている、そのやり取りを、耳を皿のようにして、興味深く観察しているものが傍いるとは、ツユ知らず。
これは実例を知らないので、想像で書いてますが、小名浜の方も、平の人でさえも、「(福島の)いわきに住んでます」と言うように思うし、谷田部の人も「つくばに住んでます」と言うように思うのです。
小名浜も、谷田部も地域としては雲散霧消してしまったわけではありませんが。
習志野市の人は「津田沼」に住んでます。というでしょう。
が、旧津田沼町と、現習志野市は、旧幕張町の一部実籾地区、大和田町の一部などが合流してますが、主要地区は同じなんですよね。広域に合併したというより、津田沼村・町からの名称変更
の要素の方が大きい。
これは駅名に引っぱられていることと、区域としての「習志野」が、船橋市に多く及んでいるためなんでしょうね。
津田沼も元々あった地名ではありませんからね。
津田沼町の合成名の構成要素の谷津、久々田、鷺沼、のうち久々田は住居表示としても消滅してますが、谷津、鷺沼は現存してますがここの人も、津田沼に住んでいるというかもしれません。
浦安の人が、いきなり「猫実に住んでいます」とは、もう絶対言わないと思うんです。
八千代も同様。
後から無理やりつけた「自治体名」も絶対に、地名になり得ないか、というとそうでもないと、言う気がするんです。
合併の時期とか、駅名がどうなっているか、構成旧町村の連接度(距離)、宅地の連続性など都市近郊と、それ以外では、事情は違うかもしれません。
結果としての自治体名の語呂や風合いも結構、定着度に影響すると思ってます。
私も、ゆうさんのおっしゃるように、自治体名が地名になる必要があるとは思っていません。
でも実際には、地名になったり、ならなかったりする現象がある。
この運命を分ける要因は何なのか。
できることなら、自治体名=地名になるような名前をつけることができるなら、その方が良いんじゃないか。
既存の地名を利用すべきという論ではないですよ。
浦安は既存の地名ではありませんから。
何が良いか、と問い詰められると、窮しますが、何となくやはり、できることならそうした(そうなった)方が良いんじゃないか。
今次平成合併を考える上でも、枠組みとか、名称の問題とかの根幹に関わってくる問題のように思います。
以前に、区名の適正不適正論議で、東京の区で、「○○区に住んでます」の「区」を取って言える区は?。という話題になったことがありますが、これも地名:自治体名問題という意味では同根の問題かもしれません。
杉並は、元々あった地名ではなく、合併時に天から降って付けた名前ですが、「杉並に住んでます」は、「区」を付けなくても言える。
地名になり得る自治体名とは。。。
敢えて発散させて、皆さんのご意見をお待ちしたいと思います。
【1】津田沼に関わる事実誤認を訂正、誤字訂正