[23533]ありがたき さん
「ふざけるな」という意味で「ふざけろ」と使いますね。「おい、お前ふざけろよ」
これは初めて聞きました。私など「ふざけろよ」といわれたらふざけてしまいそう(根がふざけておりますので)。
よく聞くのは「嘘つくな」の意味で「嘘つけ」というケースですね。これはかなりポピュラーじゃないですか。私は何で「嘘つけ」なのか常々不思議に思っていました。「ふざけろ」もきっと同じ使われ方ですね。
[ついでに]
私はかつて「かたす」を使っていました。埼玉生まれ・埼玉育ちですが、父は滋賀の生まれ、母(埼玉生まれ)の両親も滋賀なので、家では時々関西風の言葉やアクセントが使われていました。でも「かたす」は、小学校でみんな使っていましたから、滋賀とは関係ないと思います。
大学時代、友人の家で4人で徹夜で遊んだあと、「そろそろ、かたそう」と言ったら、東京生まれ・東京育ちの2人に「かたそうって分からないけど、片付けようということみたいだから、片付けようか」と言われました。この2人、別にヤナ奴じゃないんですけど、この時はちょっと馬鹿にされたような気がしたので、よく覚えています。残る1人は、神奈川生まれ・神奈川育ち(中・高は東京に通学、祖父の代は兵庫)は、「かたすって分かるよ、でも普段使わない」と言いました。それ以来、私の辞書から「かたす」が消え、「片付ける」だけになりました。
辞書といえば、両毛人さんがかかれているように、広辞苑に、方言としてでなく載ってますね。今、私のまわりでは「かたす」は聞かないですね。