昨夜の深夜番組で、爆笑問題が明大教授を招聘し、固有の韻律を伴う日本語の言葉遊びの音読を楽しむ趣向を紹介していました。地理関連では 「その手は桑名の焼き蛤」 が御約束で登場しましたが、こうした ネタを全国規模で収集したら結構面白いでしょうね。(以前、「恐入谷の鬼子母神」 を紹介した記憶がありますが。)
[20409] 両毛人さん
「美」 のつかない名前の市や町へ移行する予定あるいは移行することがほぼ決まっている
冒頭に地元の美和村が来てしまいましたか。あそこは村中が谷間という雰囲気で、大宮を中心とした市への編入は自然な流れと感じる向きが多い様です。鷲子地区の国道 293号線沿道は地形的に多少開けた感じですが、ここまで来ると、烏山、延いては宇都宮の経済圏としての側面も少なくない様で、村から烏山の県立高校に越境通学する生徒は珍しくありません。以前にも紹介しましたが、上記合併で誕生する市の名称について、大宮、緒川、美和、山方のそれぞれ頭一文字を採って 「おおみや/大宮」 とする、半ば冗談めいた話も仄聞されます。合併検討枠には東茨城郡御前山村も含まれますが、郡が異なる事から、税務署などの役所の所轄や選挙区の調整も相まって、その去就はなお流動的と聞きます。(なお、御前山、緒川、美和の各村は完全な那珂川水系で、地形的に見ると、水郡線沿線域とは微妙に一線を画しています。)
「美」 絡みの村といえば、里美村も常陸太田市を核とした合併枠への参加で、自治体としての名称は無くなるのでしょうね。美和も里美も、かつて片想いを寄せた女性の名前だけに、ちと残念 ……… ゴフッ!(アンコウに ブン殴られる音) ……… 冗談です。(おお痛ぇ。) 余談ですが、「美」 は中国語では米合衆国の意味なんですよね。
合併予定の無い美浦村の人口密度が高いのが際立っています。
美浦といえば、JRAの トレセンが有名ですね。基本的に平坦地主体なので、既に市街形成が阿見町に及んでいる土浦市・つくば市の都市圏拡大が少しずつ浸透しているという事でしょうか。江戸崎町ですと竜ヶ崎市同様、常磐線佐貫駅における パーク&ライドを前提とした東京志向の住民が増えている様で、そうした流れもあるのでしょうね。
[20426] まがみさん
JR以外に福鉄とえちぜん鉄道の2社の私鉄が路線を持っており、人口25万程度の地方都市としては破格といえます。
人口十万人強で JR、東武鉄道、上毛電鉄、わたらせ渓谷鉄道の四路線が錯綜する桐生市も中々のものです。この各線、隣の大間々町にかけて、接続駅が分散しているのが特徴的ですね。(桐生と西桐生は接続駅と位置づけられているかな。) これが、千葉県鎌ヶ谷市の新鎌ヶ谷駅や名古屋市の金山総合駅よろしく、一点集中的な一大要衝を構えれば画期的な事になるのでしょうけど、路線網から考えて物理的に無理か。上毛電鉄が蚊帳の外になりますが、両毛線と東武線が交差する辺りはどうかなあ、等と妄想する深海魚でした。
[20430] スナフキんさん
ここを開通させた青梅鉄道 (当時は国鉄に買収される前、私鉄として開業しました) の本社が鎮座していたからです。
本社が置かれたという事は、青梅の街は元々、一帯の要衝だったという事でしょうか。
[20440] special-weekさん
福井は関西文化圏と言われると否定できませんが、富山や石川は関西文化圏ぽくないです。
名古屋、米原、大阪を発着する北陸線特急の運転体系を見ると、金沢、次いで富山で段落ちしています。これがある程度、古来よりの人的往来や物流を汲んだものと考えるなら、それ程乱暴な解釈ではないと感じます。現在、大阪-新潟の昼行直通運転は廃止されていますが、これは、富山県朝日町から新潟県上越市にかけて連続する急峻な海岸線という地形的障害も一部作用した結果でしょうね。