[15192]雑魚さん
国見ヶ丘を狭義の仙台と捉える感覚は頷けます。
去年、学校行事で学校から秋保温泉までの30キロあまりの道のりを歩くという行事があって、それで国見ヶ丘を通る機会がありました。坂道が多く、少しうつむき加減に歩いていると自分の目にマンホールが映りました。見慣れないマークがあったので注意してみてみると、旧宮城町の町章だったのです。国見ヶ丘はずっと仙台市域にあったものと思っていたので、少し驚いてしまいました。こういうところにも、旧自治体を知る遺産があるのだなと感じました。
新潟直通の急行 「あさひ」 にて初めて仙山線を利用した時、仙台を発車して僅か数分で、人家があまり無い比較的急峻な渓谷部分に差し掛かり、中央脊梁山脈を越える仙山線の何たるかを実感したものでした。
旧宮城町は雑魚さんが仙台にいらっしゃった時よりもニュータウンがあったりと変貌を遂げているかもしれませんが、まだ集落のないような場所も多く見られます。どこかの局のテレビ番組で、地井武男が仙台を旅するという企画がありました。それで、仙山線を使って作並温泉に向かったのですが、カメラに映し出された沿線風景に驚かずにはいられませんでした。仙台は広く、人が住めないような山もたくさんあることは分かっているつもりでしたが、実際にそういう風景を見ると驚いてしまうものです。作並温泉や秋保温泉には、近すぎる、混む、高いなどの理由でほとんど行ったことがないので、そういった所がどんなところなのかいまだに分かっていないのです。
それにしても、新潟直通の急行という画期的な列車があったんですね。今は、直通といえば高速バスくらいしかありません。この間、新潟から来た高速バスを仙台駅東口で見たのですが、平日のせいもあって乗客は10人もいませんでした。そういうことを考えると、仙台と新潟との結びつきはあまり強くなれない側面があるのかなと思いました。新潟は仙台から意外と近いと聞くので、是非とも一度行ってみたいものですが。
十和田市中心街出身の知人に拠れば、やはり 「三本木」 なる呼称を以て、市街周辺一帯を意味する感覚が強いそうです。単なる 「十和田」 だと、十和田湖町や 「十和田 I.C.」 「十和田南駅」 を擁する鹿角市まで含み得る事もあるのでしょうか。
前にも少し触れたことがあるのですが、十和田はある意味とても人気のある自治体名だったようです。十和田湖町も昔は十和田町を名乗っていました。しかし、当時の三本木市が十和田八幡平国立公園の玄関口として十和田市と改称。「十和田」という自治体が隣り合う結果となりました。現十和田湖町にとってはさぞかし迷惑だったように思います。
「十和田市」は今では定着したように思いますが、三本木台地のように今でも三本木の地名は残っています。個人的には三本木市でも十分良かったように思うのですが、なぜもともとの地名を捨ててしまったのか知りたいところです。
余談になりますが、案内標識は互いに十和田ですのではっきりさせなければなりません。鹿角市では十和田市方面に向かう国道(たぶん104号線だったと思うのですが)を十和田とせず「十和田市」と表記していました。少しややこしくなってしまいますね。
[15184]軒下提灯さん
~へ行くという言い方は議論をすると尽きないのはたしかですね。それにしても、軒下提灯さんはずいぶん柴田郡について詳しいのですね。柴田郡にお住まいでいらっしゃるのでしょうか?フォルテをご存じでいらっしゃるのがすごいです。自分は仙台市内の映画館が窮屈に感じて、家族でフォルテに行って映画をよく見ます。シネコンですので、家族が見たい映画でバラバラになることもできますし、とても便利ですよね。
あと、
[15083]で軒下提灯さんが花輪を挙げていらっしゃったのに気づかず、私の
[15173]で書いてしまいました。申し訳ありません。
[15180]ありがたきさん
横浜の解説、どうもありがとうございました。横浜に叔母が住んでいて、かつ学校の研修で横浜国立大学に行くことが決定しそうなので、これを機に横浜についてもっと深く勉強したいと思います。