十番勝負の改革についていろいろ議論が行われていますが、私は
i)初心者が参入しやすくするために参加障壁を低くする
ii)参加してもらった人を離さないために、市盗りの領主石高を削って領主になりやすくする
iii)常連を飽きさせないためにも、なるべく新人にも解きやすく新鮮な共通項から出題する
この3つのことをしたいのだととらえています。
まず現状行われている「新鮮な共通項」ですが、私は良い試みだと思っています。前回の「おおざと・こざと」の問題では、正答がなかなか出なかったにも関わらず3回目の参加となるサヌカイトさんが銀メダルを獲得されており、斬新で面白い共通項だと思いました。(今回問十もですが、日本語系の問題で線引きに議論が生まれてしまうのは仕方ないことだと思います)
残り2つですが、1つ目は私の周りからも「参加はしたいが、問題が難しくハードルが高い」といった声は聞かれるので割と急務なのかなとは思います。先に出ていた
[101981]未開人さんの「新人戦」はいいアイデアだと思います。作問や進行に負担が生じるなら、参加資格のない常連に一部の業務を委託してもいいと思います。(私もそうですが作問側に回ってみたいという人は多いのではないでしょうか)
2つ目は、「十番勝負に長期間参加していない人に限り、メダル獲得によるボーナス石高を没収する(ただし復活した場合は戻す)」というシステムを提案します。初期に十番勝負への注目が今ほどなくメダルが取りやすかった時代に複数のメダルを同じ市で獲得してずっとそのままである、という市が一定数存在するように見受けられます。(ex:豊田市)昔の人の領国でも、土佐市や平戸市など何度も正解している領主のところは交代が起きないなどバランスもとれていて、「こういった時代の努力を否定しない」かつ「領主石高を減らす」という面で優れていると思うのですがいかがでしょうか。
ここからは完全に話が変わります。
今回の十番勝負はメダル占有度が非常に高かったようです。もし金メダルを寡占しているおがちゃんさん、桜トンネルさん、勿来丸さんを「名誉参加者」としてメダル争いに加えなかった場合(笑)、どれほどメダルランキングに変化がおきるのか調べてみました。
問題番号 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル |
問一 | 駿河の民 | さざ波 | Takashi |
問二 | なると金時 | 駿河の民 | スカンデルベクの鷲 |
問三 | ぺとぺと | 白桃 | N |
問四 | 深夜特急 | N | 白桃 |
問五 | ぺとぺと | スカンデルベクの鷲 | 白桃 |
問六 | デスクトップ鉄 | 駿河の民 | 未開人 |
問七 | 未開人 | ぺとぺと | N |
問八 | ぺとぺと | N | 未開人 |
問九 | かぱぷう | 白桃 | N |
問十 | 未開人 | ぺとぺと | 鳴子こけし |
(敬称略)
という結果になりました。メダルの枚数では桜トンネルさんも上回っていたぺとぺとさんが強さを発揮、金3枚・銀1枚を獲得する結果となりました。メダルを獲得した人は14名となり、現実から1名プラスとなりました。3名を入れても入れなくてもメダル獲得人数があまり変わらないのは興味深いです。しかし金メダルの枚数で見るとぺとぺとさん3、未開人さん2、駿河の民・なると金時さん・深夜特急さん、デスクトップ鉄さん・かぱぷうさん3とばらけているので、「5着くらいに入る人はある程度固定されているが、その中での順位にはばらつきがある」ということでしょうか。(解答時間なども調べるともっといい感じなのかもしれませんが、そこまでの余裕がなく微妙な記事になってしまいました。すみません)