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蘭丸さんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[7623]2003年1月12日
蘭丸

[7623] 2003年 1月 12日(日)17:23:50蘭丸 さん
東京特別区の改革・再編
[7409]ヒロオ さん
[7425],[7439]ken さん
[7582]松戸 さん

 私も、全国的に市町村合併の動きの盛んなこのご時世で、東京特別区だけがその潮流に取り残されていることが、とても不自然に思えてなりません。過去には東京都の内部団体であった特別区ではありますが、今では基礎的な地方公共団体として、曲がりなりにも「自治体」の体裁を整えているわけですから、「“特別”区」とはいえ、いつまでも治外法権でいるわけにはいかないと思います。

 しかし、実際に、成立当初とはまったく別の姿になってしまった東京23区の処遇をどうするかということになると、どのように手を付けていいのか窮してしまうのが現実です。それでも、東京23区が、大都市行政の一手段として「特別区」であることを考えれば、何らかの改革や再編が必要なことは事実だと思います。

私が考える都区制度の改革方法は次のようなものです。

1.東京都を廃止し、東京府および東京市(23区部分)を復活させる。
2.特別区の千代田、中央、港、新宿、文京の中心部5区を切り離し、新たに特別区として、それ以外を市に移行させる。(「特別区」という形態を首都機能集中地区に限定する。)あるいは、中心部のみで東京市を形成し、周辺を東京市とは別の複数の市に移行させる。
3.東京都を、23区あるいは中心部5区のみとして、その他を別に東京府とする。(東京都が府県と市の両方の機能を備える特殊な構造を廃止する。)
4.東京都、東京市いずれの概念も採らず、現在の23区の区域を全面的に(複数の)市に移行する。それによりできた市が政令市や中核市に移行することや、他市と合併することは、他の市と同様に当該市の自由な判断で行われる。
5.現行の東京都-特別区の関係はそのままにして、人口分布の実態に合った区の再編を行う。

これでも、まだまだ小手先の改革案でしかないと思います。私は、ken さんのような進歩的な発想を試みると、どうもうまくまとめられなくなってしまいそうなので、とりあえず、この程度のことしか考えられません。

●特別区再編の場合の(妄想)試案
世田谷区世田谷区、太子堂区、駒沢区、成城区、玉川区
練馬区練馬区、大泉区、石神井区、光が丘区
大田区大森区、蒲田区、洗足区、丸子区
江戸川区小岩区、瑞江区、船堀区、葛西区
足立区千住区、大師区、竹の塚区、花畑区
杉並区杉並区、荻窪区、高井戸区
板橋区板橋区、志村区、高島区
葛飾区金町区、高砂区、堀切区
江東区深川区、城東区
品川区品川区、荏原区
北区飛鳥区、赤羽区
中野区中野区、鷺宮区
新宿区牛込区、淀橋区
千代田区+中央区  千代田区

これらは人口データを参照したわけではなく、単に地図上で適当にまとまりのある地域を区分したものです。ほんのお遊びということでご了承ください。ただ、現行の区から分割後の区は、一応、1区当たり15万人をおおよその基準としています。

 それにしても、今の23区の人口集積は異常といってもいいでしょう。仮に、この試案で特別区トータルの数を出すと、実に49区に上ります。


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