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inakanomozartさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[76623]2010年11月3日
inakanomozart

[76623] 2010年 11月 3日(水)14:47:57【1】inakanomozart さん
「せいせい」と「せいしん」
[76597] 2010 年 11 月 2 日 (火) 20:55:16【2】 ぺとぺと さん
静清(せいせい)合併
を見て、一瞬おやっと思いました。私も以前は「せいせい」が一般的な呼び名だと思っていたのですが、静清バイパスと静清信用金庫がともに「せいしん」と知って以来、「せいしん」が一般的な呼び名なのだと認識を改めていたからです。
静清を「せいしん」という言い方が公的なものに採用されたのは、昭和になって開通した静清国道(せいしんこくどう=現在は国道1号という言い方の方が主流)からだと思われます。(確証はありませんが)
また、戦後の1948年から現静清信用金庫が「せいしん」の名称を使い始めています。
この当時までは、両市を表すときは「せいしん」が主流だったのでしょう。

一方、1960年代後半から静岡市と清水市の合併の話が出始め、当時は「静清(せいせい)100万都市」というような
言い方をされていました。(当時の人口増加率からすると100万都市は容易に実現できると思われていた。)
「せいしん」ではなく「せいせい」が使われたのは、「清」を「しん」という読み方が当用漢字(現常用漢字)の音訓になく、身近にもあまりないこと(余談ながら「清水商業高校」の地元での略称は「きよしょう」)、
さらには静岡市と清水市の対等性を強調したいことから行政現場では「せいせい」が優先的に使われ始めたのだと思われます。
(Ex:1976年設置の「一部事務組合」である「静清卸売市場」は、「せいせい・・・」でした。〔現在は「静岡市卸売市場」〕)

つまり市や、合併を推進させる立場の県では、なかば意図的に「せいせい」が用いられ(主観的な見方です)、その結果一般にも「せいせい」が主流になったのだと思われます。
御指摘の「静清(せいしん)バイパス」は、「静清(せいしん)国道」のバイパスであることから「せいしん」が採用されたのか、あるいは国の道路なので市や県の意向は特に配慮されなかったのかのどちらかだと思われます。

また、現在は藤枝市にある「静清(せいせい)高校」は、かつては「静清(せいしん)国道」沿いにあった学校なので、ちょっとちぐはぐな感もありますが語感のよい「せいせい」が選択されたのかもしれません。

追記:静岡市内には静清を冠する民間事業所がけっこう存在しますが、「せいしん」の方がやや優勢のようです。ただ新しい事業所では「せいせい」が多い傾向が見受けられます。


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