現在、JR東日本の各駅(関東限定?)には宇都宮線開業120周年と書かれたポスターが貼ってありますが、
宇都宮線(東北本線)の大宮・宇都宮間が日本最初の私鉄である日本鉄道の路線として開業したのが1985(明治18年)年7月16日で、昨日で開業120周年を迎えたとのことです。
上野-大宮-熊谷間は1983(明治16)年に開業しているのですが(当初は大宮駅は未開設)、この時は、東西両京を結ぶ鉄道幹線となる予定だった中山道鉄道(現高崎線)としての開業であり、東北本線の歴史は1985(明治18年)年7月16日の大宮・宇都宮間の開業から始まるとされているようです。
1887年1月1日現在の鉄道路線図を見るとよく分かりますが、関東においては宇都宮線(東北本線上野-黒磯間)は東海道線の横浜以西よりも歴史がある路線です。
[東北本線の歴史]
1983(明治16). 7.28 | 上野-熊谷間開業 | 中山道鉄道(現高崎線)として開業 |
1985(明治18). 7.16 | 大宮-宇都宮間開業 |
1986(明治19).10. 1 | 宇都宮-那須(現西那須野)間開業 |
1986(明治19).12. 1 | 那須(現西那須野)-黒磯間開業 |
1987(明治20). 7.16 | 黒磯-郡山間開業 |
1987(明治20).12.15 | 郡山-仙台-塩竃(現塩釜港)間開業 |
1990(明治23). 4.16 | 岩切-一ノ関間開業 |
1990(明治23).11. 1 | 一ノ関-盛岡間開業 |
1991(明治24). 9. 1 | 盛岡-青森間開業 |